JP2008091094A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムにおいて、燃料電池システム内の状況が異なっていても、一旦着火した燃焼部が吹き消えた場合、その燃焼部を確実に再着火する。
【解決手段】燃料電池システムは、燃料供給源Sfから供給される燃料を改質して改質ガスを生成して燃料電池10の燃料極11に供給する改質部21と、燃料供給源Sf、改質部21および燃料電池10の燃料極11からの各可燃ガスが供給可能であり、これら可燃ガスのうち何れか少なくとも一つを燃焼しその燃焼ガスを改質部21の加熱に利用した後で外部に排出する燃焼部25と、一旦着火した燃焼部25が吹き消えた場合、燃焼部25を再着火する再着火制御を当該燃料電池システム内の状況に応じて変更する制御装置と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムの一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図4に示されているように、燃料電池システムは、起動時において、燃焼用空気の供給を開始し、燃焼用空気の供給を開始した時点から第1の短時間だけ経過した時点から第1の短時間だけ点火トランスによって放電させ、放電開始の直後から第3の短時間だけ燃焼用燃料ガスを供給し、第3の短時間だけ経過した時点にて燃焼用燃料ガスが未着火であるか否かを判定し、未着火である場合には燃焼用空気のみの供給、点火トランスによる放電、燃焼用燃料ガスの供給、および未着火の判定を予め設定された回数を上限として繰り返し実行する。
特開2004−116934号公報
上述した特許文献1に記載の燃料電池システムにおいては、燃料電池システムの起動させる際に、バーナ(燃焼部)が未着火である場合には燃焼用空気のみの供給、点火トランスによる放電、燃焼用燃料ガスの供給、および未着火の判定を予め設定された回数を上限として繰り返し実行するようになっているが、一旦着火した燃焼部が消火した場合に再着火の具体的な方法についての検討が十分に実施されていなかった。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、燃料電池システムにおいて、燃料電池システム内の状況が異なっていても、一旦着火した燃焼部が消火した場合、その燃焼部を確実に再着火し、ひいては着火性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、燃料供給源から供給される燃料を改質して改質ガスを生成して燃料電池の燃料極に供給する改質部と、燃料供給源、改質部および燃料電池の燃料極からの各可燃ガスが供給可能であり、これら可燃ガスのうち何れか少なくとも一つを燃焼しその燃焼ガスを改質部の加熱に利用した後で外部に排出する燃焼部と、一旦着火した燃焼部が消火した場合、燃焼部を再着火する再着火制御を当該燃料電池システム内の状況に応じて変更する制御装置と、を備えたことである。
また請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、再着火制御は、燃焼部が消火したと判定された時点以降に可燃ガスの燃焼部への供給停止を開始するとともに非可燃ガスによる燃焼部のパージを開始するパージ制御と、燃焼部のパージが完了した後に同パージを停止し可燃ガスの前記燃焼部への供給を開始するとともに前記燃焼部に着火する着火制御とを含むことである。
また請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または請求項2において、状況は、燃焼部に供給されている可燃ガスは燃料供給源からの燃料であるか、改質部からの改質ガスであるか、または燃料電池の燃料極からのオフガスであることである。
また請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項3の何れか一項において、状況は、燃料電池の燃料極に改質ガスが供給されていることかまたは供給されていないことであることである。
また請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項2乃至請求項4の何れか一項において、非可燃ガスは、燃焼部に供給される燃焼用酸化剤ガスであることである。
また請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請求項2乃至請求項5の何れか一項において、状況が発電モードである場合、パージ制御は、燃焼部が消火したと判定された時点以降に可燃ガスの燃焼部への供給停止を開始し燃焼部のパージを開始するとともに、改質部への燃料の供給を停止することなく燃料の供給を継続することである。
また請求項7に係る発明の構成上の特徴は、パージ制御は、燃焼部が消火したと判定された時点以降に可燃ガスの燃焼部への供給停止を開始し燃焼部のパージを開始するとともに、改質部への燃料の供給を停止することなく燃料の供給を継続するのに加えて、さらに燃料電池の発電出力を増大させることを特徴とする燃料電池システム。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、制御装置が、一旦着火した燃焼部が消火した場合、燃焼部を再着火する再着火制御を当該燃料電池システム内の状況に応じて変更するので、燃料電池システム内の状況が異なっていても、一旦着火した燃焼部が消火した場合、その燃焼部を確実に再着火することができる。ひいては着火性を向上することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、請求項1に係る発明において、再着火制御は、燃焼部が消火したと判定された時点以降に可燃ガスの燃焼部への供給停止を開始するとともに非可燃ガスによる燃焼部のパージを開始するパージ制御と、燃焼部のパージが完了した後に同パージを停止し可燃ガスの前記燃焼部への供給を開始するとともに前記燃焼部に着火する着火制御とを含む。これにより、燃焼部に残留している可燃ガスを確実にパージした後に再着火するので、安定した再着火を実施することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、請求項1または請求項2に係る発明において、状況は、燃焼部に供給されている可燃ガスが燃料供給源からの燃料であるか、改質部からの改質ガスであるか、または燃料電池の燃料極からのオフガスであるので、燃焼部に供給されている可燃ガスの種類が異なっても確実かつ安定した再着火を実施することができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、請求項1乃至請求項3の何れか一項に係る発明において、状況は、燃料電池の燃料極に改質ガスが供給されていることかまたは供給されていないことであるので、燃料電池に改質ガスが供給されていてもいなくても確実かつ安定した再着火を実施することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、請求項2乃至請求項4の何れか一項に係る発明において、非可燃ガスは、燃焼部に供給される燃焼用酸化剤ガスである。これにより、必要以上に改質部を冷却させることなく、かつ当該燃料電池システムに既に供給されているガスを使用して、燃焼部をパージするので、エネルギー効率よくかつ低コスト再着火を実施することができる。
上記のように構成した請求項6に係る発明においては、状況が発電モードである場合、パージ制御は、燃焼部が消火したと判定された時点以降に可燃ガスの燃焼部への供給停止を開始し燃焼部のパージを開始するとともに、改質部への燃料の供給を停止することなく燃料の供給を継続する。これにより、再着火の準備が実施される一方で改質部の温度が触媒の活性温度以上であれば燃料電池の燃料極には改質ガスが供給されるので、燃料電池の発電が継続されつつ確実に再着火することが可能となる。
上記のように構成した請求項7に係る発明においては、パージ制御は、燃焼部が消火したと判定された時点以降に可燃ガスの燃焼部への供給停止を開始し燃焼部のパージを開始するとともに、改質部への燃料の供給を停止することなく燃料の供給を継続するのに加えて、さらに燃料電池の発電出力を増大させるので、燃料電池の発電出力の増大により改質ガス中の水素の消費量も増大するため、再着火制御中において改質部や燃料電池の燃料極の内圧が上昇するのを確実に抑制することができる。
以下、本発明による改質装置を適用した燃料電池システムの一実施形態について説明する。図1はこの燃料電池システムの概要を示す概要図である。この燃料電池システムは燃料電池10とこの燃料電池10に必要な水素ガスを含む改質ガスを生成する改質装置20を備えている。
燃料電池10は、燃料極11と酸化剤極である空気極12と両極11,12間に介在された電解質13を備えており、燃料極11に供給された改質ガスおよび空気極12に供給された酸化剤ガスである空気(カソードエア)を用いて発電するものである。なお、空気の代わりに空気の酸素富化したガスを供給するようにしてもよい。
改質装置20は、燃料を水蒸気改質し、水素リッチな改質ガスを燃料電池10に供給するものであり、改質部21、蒸発部22、一酸化炭素シフト反応部(以下、COシフト部という)23および一酸化炭素選択酸化反応部(以下、CO選択酸化部という)24およびバーナ(燃焼部)25から構成されている。燃料としては天然ガス、LPGなどの気体燃料、灯油、ガソリン、メタノールなどの液体燃料があり、本実施形態においては天然ガスにて説明する。また、燃料のうち改質部21に供給されるものを改質用燃料と言い、バーナ25に供給されるものを燃焼用燃料と言っている。
改質部21は、燃料供給源Sf(例えば都市ガス管)から供給された改質用燃料に蒸発部22からの水蒸気(改質水)を混合した混合ガスを改質部21に充填された触媒(例えば、Ru、Ni系の触媒)により改質して水素ガスと一酸化炭素ガスを生成している(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気を水素ガスと二酸化炭素とに変成している(いわゆる一酸化炭素シフト反応)。これら生成されたガス(いわゆる改質ガス)はCOシフト部23に導出される。
改質部21には、燃料供給源Sfからの改質用燃料が改質用燃料供給管31を介して供給されている。改質用燃料供給管31には、上流から順番に一対の燃料バルブ32,32、燃料ポンプ33、脱硫器34、および改質用燃料バルブ35が設けられている。燃料バルブ32および改質用燃料バルブ35は制御装置60の指令によって改質用燃料供給管31を開閉する電磁開閉弁である。燃料ポンプ33は、制御装置60の指令に応じて燃料供給源Sfからの燃料供給量を調整するものである。脱硫器34は改質用燃料中の硫黄分(例えば、硫黄化合物)を除去するものである。
また、改質用燃料供給管31の改質用燃料バルブ35と改質部21との間には水蒸気供給源である蒸発部22に接続された水蒸気供給管41が接続されており、蒸発部22からの水蒸気が改質用燃料に混合されて改質部21に供給されている。また、水蒸気供給管41には、改質部21へ供給される水蒸気の状態である温度を検出する水蒸気状態検出手段である温度センサ41aが設けられている。温度センサ41aからの信号は制御装置60に送信されている。
蒸発部22には改質水供給源である水タンクSwに接続された給水管42が接続されている。給水管42には、上流から順番に改質水ポンプ43、改質水バルブ44が設けられている。改質水ポンプ43は水タンクSwからの改質水を蒸発部22に供給し、制御装置60の指令に応じて改質水供給量を調整するものである。改質水バルブ44は制御装置60の指令によって給水管42を開閉する電磁開閉弁である。蒸発部22は、燃焼ガス流路56を流通する燃焼ガス(または、改質部21、COシフト部23などの排熱)によって加熱されており、これにより圧送された改質水を水蒸気化する。
COシフト部23は、改質部21からの改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気をその内部に充填された触媒(例えば、Cu、Zn系の触媒)により反応させて水素ガスと二酸化炭素ガスとに変成している。これにより、改質ガスは一酸化炭素濃度が低減されてCO選択酸化部24に導出される。また、COシフト部23には、触媒の温度を検出する温度センサ23aが設けられている。温度センサ23aからの信号は制御装置60に送信されている。
CO選択酸化部24は、改質ガスに残留している一酸化炭素とCO酸化用空気供給管38から供給されたCO酸化用の空気(エア)とをその内部に充填された触媒(例えば、Ru系またはPt系の触媒)により反応させて二酸化炭素を生成している。これにより、改質ガスは一酸化炭素濃度がさらに低減されて(10ppm以下)燃料電池10の燃料極11に導出される。
CO酸化用空気供給管38上には、上流から順番に酸化用空気ポンプ38aおよび酸化用空気バルブ38bが設けられている。酸化用空気ポンプ38aは、空気供給源である大気からのCO酸化用空気をCO選択酸化部24に供給し、制御装置60の指令に応じてCO酸化用空気供給量を調整するものである。酸化用空気バルブ38bは制御装置60の指令によってCO酸化用空気供給管38を開閉する電磁開閉弁である。
燃料電池10の燃料極11の導入口には改質ガス供給管51を介してCO選択酸化部24が接続されるとともに、燃料極11の導出口にはオフガス供給管52を介してバーナ25が接続されている。バイパス管53は燃料電池10をバイパスして改質ガス供給管51およびオフガス供給管52を直結するものである。改質ガス供給管51にはバイパス管53との分岐点と燃料極11の導入口との間に第1改質ガスバルブ51aが設けられている。オフガス供給管52にはバイパス管53との合流点と燃料極11の導出口との間にオフガスバルブ52aが設けられている。バイパス管53には第2改質ガスバルブ53aが設けられている。
起動運転時には、CO選択酸化部24から一酸化炭素濃度の高い改質ガスを燃料電池10に供給するのを回避するため、第1改質ガスバルブ51aおよびオフガスバルブ52aを閉じ第2改質ガスバルブ53aを開いている。定常運転時には、CO選択酸化部24からの改質ガスを燃料電池10に供給するため、第1改質ガスバルブ51aおよびオフガスバルブ52aを開き第2改質ガスバルブ53aを閉じている。
また、燃料電池10の空気極12の導入口には、カソード用空気供給管54が接続されており、空気極12内に空気(カソードエア)が供給されるようになっている。さらに、燃料電池10の空気極12の導出口には、排気管55が接続されており、空気極12からの空気(カソードオフガス)が外部に排出されるようになっている。
また、上述した改質用燃料供給管31、改質ガス供給管51およびオフガス供給管52から第1ラインL1が構成されている。第1ラインL1は、燃料供給源Sfを改質部21を経由してバーナ25に連通するラインである。すなわち、燃料電池10を経由しない、改質用燃料供給管31、改質ガス供給管51、バイパス管53およびオフガス供給管52の経路も第1ラインL1であり、燃料電池10を経由する、改質用燃料供給管31、改質ガス供給管51およびオフガス供給管52の経路も第1ラインL1である。
バーナ(燃焼部)25は、供給された燃焼用燃料を供給された燃焼用酸化剤ガスにより燃焼してその燃焼ガスによって改質部21を加熱するものであり、すなわち水蒸気改質反応に必要な熱を供給するための燃焼ガスを生成するものである。このバーナ25は、燃料供給源Sf、改質部21および燃料電池10の燃料極11からの各可燃ガスが供給可能であり、これら可燃ガスのうち何れか少なくとも一つを燃焼用酸化剤ガスである燃焼用空気で燃焼するものである。
バーナ25には、燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給管57が接続されるとともに、脱硫器34と改質用燃料バルブ35との間にて改質用燃料供給管31から分岐した燃焼用燃料供給管36が燃焼用空気供給管57を介して接続されている。
燃焼用空気供給管57上には、上流から順番に燃焼用空気ポンプ57aおよび燃焼用空気バルブ57bが設けられている。燃焼用空気ポンプ57aは空気供給源である大気から供給される燃焼用空気をバーナ25に供給し、制御装置60の指令に応じて燃焼用空気供給量を調整するものである。燃焼用空気バルブ57bは制御装置60の指令によって燃焼用空気供給管57を開閉する電磁開閉弁である。燃焼用燃料供給管36上には、燃焼用燃料バルブ36aが設けられている。燃焼用燃料バルブ36aは制御装置60の指令によって燃焼用燃料供給管36を開閉する電磁開閉弁である。
これにより、システム起動開始した時点から改質部21に改質用燃料の供給が開始されるまでの間は、バーナ25には燃料供給源Sfからの燃焼用燃料が燃焼用燃料供給管36を通って供給され、改質部21への改質用燃料の供給開始以降から定常運転(発電)開始までの間は、バーナ25にはCO選択酸化部24からの改質ガスが燃料電池10を通らないで直接供給され、そして、定常運転(発電)中においてはバーナ25には燃料電池10の燃料極11からのアノードオフガス(燃料電池10の燃料極11に供給され使用されずに排出された水素を含んだ改質ガスや未改質の改質用燃料)が供給される。なお、定常運転中においては、改質ガスやオフガスの不足分を燃焼用燃料供給管36を通って供給される燃焼用燃料で補っている。
バーナ25から導出される燃焼ガスは、燃焼ガス流路56を流通して外部に排出される。燃焼ガス流路56は改質部21や蒸発部22を加熱するように配設され、燃焼ガスは改質部21の触媒の活性温度域となるように加熱し、蒸発部22を水蒸気生成するために加熱する。
バーナ25は、可燃ガスに点火する点火電極(図示省略)を有している。また、バーナ25は、その着火・吹き消え(消火)を検出するための燃焼状態検出(火炎検出)センサ25aを有している。燃焼状態検出センサ25aからの信号は制御装置60に送信されている。この燃焼状態検出センサ25aは、燃焼炎中のイオン電流値を検出するフレームロッド方式でもよいし、酸素濃度センサでもよいし、温度センサでもよいし、火炎からの紫外線を検出する紫外線センサでもよいし、圧力センサでもよい。
また、上述した各温度センサ23a,41a、燃焼状態検出センサ25a、各バルブ32,35,36a,38b、44,51a,52a,53a,57b、各ポンプ33,43,38a,57a、およびバーナ25は制御装置60に接続されている(図2参照)。制御装置60はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続された入出力インターフェース、CPU、RAMおよびROM(いずれも図示省略)を備えている。CPUは、図3〜図7のフローチャートに対応したプログラムを実行して、燃料電池システムを起動し、発電するように制御している。RAMは同プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶するものであり、ROMは前記プログラムを記憶するものである。
次に、上述した燃料電池システムの基本的な作動について図3に示すフローチャートおよび図8に示すタイムチャートを参照して説明する。図示しない起動スイッチがオンされると、制御装置60は、改質装置20の運転開始指示ありと判定し(ステップ102にて「YES」)、起動運転を開始する(時刻t1)。
制御装置60は、ステップ104において、燃焼用空気バルブ57bを開き燃焼用空気ポンプ57aを駆動して、バーナ25へ燃焼用空気を規定流量C1(NL/min)だけ供給する。制御装置60は、バーナ25に内蔵のイグナイタ(図示省略)を通電する(イグナイタの代わりにグロープラグでもよい)。なお、燃焼用空気の供給とイグナイタの通電の順番は逆でもよい。そして、制御装置60は、改質用燃料バルブ35および第1改質ガスバルブ51aおよびオフガスバルブ52aを閉じたまま、燃料バルブ32および燃焼用燃料バルブ36aならびに第2改質ガスバルブ53aを開き、燃料ポンプ33を駆動して、バーナ25へ燃焼用燃料を規定流量B1(NL/min)だけ供給する。これにより、バーナ25は着火する。さらに、制御装置60は、着火検知またはイグナイタ通電した時点から所定時間経過後にイグナイタ通電を停止する。なお、ここでは正常に着火したとする。このようにバーナ25で燃焼が開始されると、その燃焼ガスが燃焼ガス流路56を通る際に、改質部21、蒸発部22を加熱して昇温する。
なお、このとき、改質用燃料バルブ35は閉じられており、改質部21への改質用燃料の供給は停止されている。また、第1改質ガスバルブ51aおよびオフガスバルブ52aも閉じられている。
制御装置60は、ステップ106において、フラグFaを1に設定する。フラグFaは燃料電池システムの運転モードを表すものであり、フラグFaが1である場合、蒸発部22を暖機する運転モード(蒸気生成待ちモード)であることを表し、フラグFaが2である場合、改質部21、COシフト部23、CO選択酸化部24などの触媒を有する構成要素を暖機するモード(改質器暖機モード)であることを表し、フラグFaが3である場合、発電モードであることを表している。
制御装置60は、バーナ25の着火時点からタイマTm1経過後に(ステップ108)、改質水バルブ44を開き改質水ポンプ43を駆動して、改質水を蒸発部22に供給する(ステップ110)。蒸発部22から導出される水蒸気の温度T2が所定温度T2a(例えば、100℃)以上となると、制御装置60は、蒸発部22からの水蒸気が改質部21に供給され始めたと判定する(ステップ112で「YES」)。そして、制御装置60は、改質用燃料バルブ35を開き燃料ポンプ33を駆動して、改質用燃料を改質部21に供給開始する(ステップ114)。そして、制御装置60は、ステップ116において、フラグFaを2に設定する。
なお、このとき、燃焼用燃料バルブ36aは開かれており、バーナ25への改質用燃料の供給は継続されている。また、第1改質ガスバルブ51aおよびオフガスバルブ52aは閉じられ、第2改質ガスバルブ53aは開かれているので、CO選択酸化部24からの改質ガスは燃料電池10を通らないでバーナ25へ供給されている。
また、制御装置60は、燃焼用燃料バルブ36aの開度を徐々に減少し改質用燃料バルブ35の開度を徐々に増大して、バーナ25への燃焼用燃料を規定流量B1より小さい規定流量B2(NL/min)だけ供給し、改質部21への改質用燃料を規定流量A1(NL/min)だけ供給する。
このように改質用燃料が投入されると、改質部21では上述した水蒸気改質反応および一酸化炭素シフト反応が生じて改質ガスが生成され、CO選択酸化部24から改質ガスが導出されるが、まだ一酸化炭素が多いので、燃料電池10をバイパスしてバーナ25に供給される。また、改質用燃料の投入と同時に、酸化用空気バルブ34bが開かれて酸化用空気ポンプ34aが駆動され予め設定されている供給量がCO選択酸化部24に供給される。改質ガスはCO選択酸化部24にて一酸化炭素をさらに低減されてCO選択酸化部24から導出される。
上述したように改質部21がバーナ25の燃焼によって昇温し、COシフト部23、CO選択酸化部24が自らの発熱反応によって昇温する。そして、温度センサ23aによって測定されるCOシフト部23の触媒温度T3が所定温度T3a(例えば、200℃)以上となると、制御装置60は、改質ガス中の一酸化炭素濃度が所定値より低くなったと判定し、すなわち起動運転(改質器暖機)が終了したと判定する(ステップ118で「YES」)。
起動運転が終了すると、制御装置60は、第1改質ガスバルブ51aおよびオフガスバルブ52aを開き第2改質ガスバルブ53aを閉じて、CO選択酸化部24からの一酸化炭素濃度が低減された改質ガスを燃料電池10に供給して、燃料電池10の発電を開始する(ステップ120)。
制御装置60は、ステップ122において、発電運転(定常運転)を実施する。制御装置60は、定常運転中において、所望の出力電流(負荷装置で消費される電流・電力)となるように改質用燃料、燃焼用燃料、燃焼用空気、酸化用空気、カソードエアおよび改質水を供給するように制御する。改質用燃料の供給量(例えばA2(NL/min))は、所望の出力電流に応じた供給量に設定されている。燃焼用燃料の供給量(例えばB3(NL/min))は、改質部21に必要な熱量に対する改質ガスやオフガスの不足分を補う量に設定されている。燃焼用空気の供給量および改質水の供給量は、改質用燃料の供給量に応じて決定されている。そして、制御装置60は、ステップ124において、フラグFaを3に設定する。
制御装置60は、停止スイッチが押されるなど運転停止指示があるまでは、ステップ126にて「NO」と判定し続けて定常運転を継続する。運転停止指示があると、ステップ126にて「YES」と判定し、プログラムをステップ128に進めて燃料電池システムの運転を停止すべく規定の停止運転を実施する。この停止運転には、バーナ25の消火処理も含まれている。また、フラグFaを0に設定する。
このように作動する燃料電池システムにおいて、バーナ25が一旦正常に着火した時点から燃料電池システムの運転停止するまでにおいては、制御装置60は、図4に示すフローチャートに沿って着火検知(火炎検知)も並行して実施している。制御装置60は、燃焼状態検出センサ25aからの信号に基づいてバーナ25が着火しているか否かを判定し(ステップ202)、着火していれば着火と判定しフラグFbを1に設定する(ステップ204)。着火していなければ吹き消えと判定しフラグFbを0に設定する(ステップ206)。
フラグFbは、バーナ25が着火であるか吹き消えであるかを表すフラグであり、フラグFbが0である場合、バーナ25が吹き消えであることを表し、フラグFbが1である場合、バーナ25が着火であることを表す。
また、上述したように作動する燃料電池システムにおいては、バーナ25が一旦正常に着火した時点から燃料電池システムが運転停止するまでの間に、バーナ25が吹き消えた場合、例えば前述したように吹き消えを検出した場合、制御装置60は、吹き消えたときの燃料電池システムの状況に応じて再着火制御を変更している。
上述した燃料電池システムの3つの運転モードの場合に分けて再着火制御について詳述する。まず、蒸気生成待ちモードで吹き消えた場合について図5に示すフローチャートと図9に示すタイムチャートを参照して説明する。制御装置60は、図3に示すフローチャートに沿った処理中に吹き消えを検出すると、図5〜図7に示すフローチャートに沿った割り込み処理を実施する。蒸気生成待ちモードで吹き消えを検出した場合、フラグFa,Fbはそれぞれ1,0であるので、制御装置60は、図5のフローチャートに沿ったプログラムを実施し、図6および図7のフローチャートに沿ったプログラムを実施しない。
具体的には、制御装置60は、ステップ302,304でそれぞれ「YES」と判定し、図3に示すフローチャートの進行を一旦停止する。制御装置60は、ステップ306〜316の割り込み処理すなわち再着火制御を実施する。制御装置60は、吹き消えを検出した時点(時刻t11)に、燃焼用燃料バルブ36aを閉じ、燃料ポンプ33を停止して、バーナ25への燃焼用燃料の供給を停止する(ステップ306)。
制御装置60は、燃焼用空気ポンプ57aの供給量を規定流量C1からこの規定流量C1より多い規定流量C2(NL/min)に増加するように燃焼用空気ポンプ57aを制御する(ステップ308)。制御装置60は、タイマTm2だけ規定流量C2で燃焼用空気をバーナ25に供給する。規定流量C2とタイマTm2は、バーナ25が燃焼用空気で十分パージされるように設定されている。これにより、可燃ガスが残っていないのでバーナ25は安定した再着火が行われる。
制御装置60は、時刻t11からタイマTm2経過後にすなわち時刻t12に(ステップ310)、バーナ25を再着火する。具体的には、制御装置60は、燃焼用空気ポンプ57aの供給量を規定流量C2から元の規定流量C1に減少するように燃焼用空気ポンプ57aを制御する(ステップ312)。制御装置60は、バーナ25に内蔵のイグナイタ(図示省略)を通電する(ステップ314)。なお、燃焼用空気の供給とイグナイタの通電の順番は逆でもよい。そして、制御装置60は、燃焼用燃料バルブ36aを開き、燃料ポンプ33を駆動して、バーナ25への燃焼用燃料の供給を元の規定流量B1で再開する(ステップ316)。これにより、バーナ25は再着火する。さらに、制御装置60は、着火検知またはイグナイタ通電した時点から所定時間経過後にイグナイタ通電を停止する(ステップ318)。
そして、制御装置60は、ステップ318の処理が終了してプログラムをステップ320に進めて本フローチャートを終了する。そして、停止している図3に示すフローチャートの進行を再び開始する。
次に改質器暖機モードで吹き消えた場合について図6に示すフローチャートと図10に示すタイムチャートを参照して説明する。改質器暖機モードで吹き消えを検出した場合、フラグFa,Fbはそれぞれ2,0であるので、制御装置60は、図6のフローチャートに沿ったプログラムを実施し、図5および図7のフローチャートに沿ったプログラムを実施しない。
具体的には、制御装置60は、ステップ402,404でそれぞれ「YES」と判定し、図3に示すフローチャートの進行を一旦停止する。制御装置60は、ステップ406〜426の割り込み処理すなわち再着火制御を実施する。制御装置60は、吹き消えを検出した時点(時刻t21)に、燃焼用燃料バルブ36aを閉じ、燃料ポンプ33を停止して、バーナ25への燃焼用燃料の供給を停止する(ステップ406)。制御装置60は、改質用燃料バルブ35を閉じ、改質部21への改質用燃料の供給を停止する(ステップ408)。制御装置60は、第2改質ガスバルブ53aを閉じ、閉状態である第1改質ガス51aとオフガスバルブ52aと合わせてCO選択酸化部24とバーナ25との間を遮断する(ステップ410)。これにより、バーナ25には、燃焼用燃料も改質ガスも供給されない。
制御装置60は、燃焼用空気ポンプ57aの供給量を規定流量C1からこの規定流量C1より多い規定流量C2(NL/min)に増加するように燃焼用空気ポンプ57aを制御する(ステップ412)。制御装置60は、タイマTm3だけ規定流量C2で燃焼用空気をバーナ25に供給する。規定流量C2とタイマTm3は、バーナ25が燃焼用空気で十分パージされるように設定されている。これにより、可燃ガスが残っていないのでバーナ25は安定した再着火が行われる。
制御装置60は、時刻t21からタイマTm3経過後にすなわち時刻t22に(ステップ414)、第2改質ガスバルブ53aを開き(ステップ416)、バーナ25を再着火する。具体的には、制御装置60は、燃焼用空気ポンプ57aの供給量を規定流量C2から元の規定流量C1に減少するように燃焼用空気ポンプ57aを制御する(ステップ418)。制御装置60は、バーナ25に内蔵のイグナイタ(図示省略)を通電する(ステップ420)。なお、燃焼用空気の供給とイグナイタの通電の順番は逆でもよい。そして、制御装置60は、燃焼用燃料バルブ36aを開き、燃料ポンプ33を駆動して、バーナ25への燃焼用燃料の供給を元の規定流量B1で再開する(ステップ422)。これにより、バーナ25は再着火する。さらに、制御装置60は、着火検知またはイグナイタ通電した時点から所定時間経過後にイグナイタ通電を停止する(ステップ424)。
制御装置60は、時刻t22からタイマTm4経過後にすなわち時刻t23に(ステップ426)、改質用燃料バルブ35を開き、燃料ポンプ33の供給量を調整して、改質部21への改質用燃料の供給を再開する(ステップ428)。そして、制御装置60は、燃焼用燃料バルブ36aの開度を徐々に減少し改質用燃料バルブ35の開度を徐々に増大して、バーナ25への燃焼用燃料を規定流量B1より小さい規定流量B2(NL/min)に調整し、改質部21への改質用燃料を規定流量A1(NL/min)に調整する。なお、燃焼用燃料バルブ36aと改質用燃料バルブ35は同時に開くようにしてもよい。
そして、制御装置60は、ステップ428の処理が終了してプログラムをステップ430に進めて本フローチャートを終了する。そして、停止している図3に示すフローチャートの進行を再び開始する。
さらに発電モードで吹き消えた場合について図7に示すフローチャートと図11に示すタイムチャートを参照して説明する。発電モードで吹き消えを検出した場合、フラグFa,Fbはそれぞれ3,0であるので、制御装置60は、図7のフローチャートに沿ったプログラムを実施し、図5および図6のフローチャートに沿ったプログラムを実施しない。
具体的には、制御装置60は、ステップ502,504でそれぞれ「YES」と判定し、図3に示すフローチャートの進行を一旦停止する。制御装置60は、ステップ506〜524の割り込み処理すなわち再着火制御を実施する。制御装置60は、吹き消えを検出した時点(時刻t31)に、燃焼用燃料バルブ36aを閉じて、バーナ25への燃焼用燃料の供給を停止する(ステップ506)。制御装置60は、オフガスバルブ52aを閉じ、燃料電池10の燃料極11からのオフガスがバーナ25へ供給されるのを停止する(ステップ508)。このとき、第2改質ガスバルブ53aは閉状態であるので、バーナ25には燃焼用燃料も改質ガスも供給されない。
制御装置60は、改質用燃料バルブ35の開状態を維持し、燃料ポンプ33の供給量を減少させて改質用燃料の規定流量A2をこの規定流量A2より少ない規定流量A3に減少させる(ステップ510)。これにより、改質部21の温度が触媒の活性温度以上であれば燃料電池10の燃料極11には改質ガスが供給されるので、燃料電池10の発電が継続される。このとき、燃料電池10の発電出力を増大させるようにしてもよく、これによれば、燃料電池10の発電出力の増大により改質ガス中の水素の消費量も増大するため、再着火制御中において改質部21や燃料電池10の燃料極11の内圧が上昇するのを確実に抑制することができる。
発電時の再着火処理中に改質器20の温度が低下し改質ガス中のCO濃度が上昇した場合には、改質ガスの燃料電池10への供給を停止し、各バルブを遮断し、フラグFaを2に設定し、その後の再着火制御はフラグFaが2である場合の制御(図6に示す再着火制御)を実行する。発電時の再着火処理中に改質器20の温度が低下しなければ、引き続き本発電モードでの再着火処理を実行する。なお、CO濃度の上昇判定は、改質部22、COシフト部23、CO選択酸化部24のいずれかの温度が、各部ごとに決められた所定温度以下になることによって判定する。なお、CO濃度センサによる判定も可能である。
制御装置60は、燃焼用空気ポンプ57aの供給量を規定流量C1からこの規定流量C1より多い規定流量C2(NL/min)に増加するように燃焼用空気ポンプ57aを制御する(ステップ512)。制御装置60は、タイマTm5だけ規定流量C2で燃焼用空気をバーナ25に供給する。規定流量C2とタイマTm5は、バーナ25が燃焼用空気で十分パージされるように設定されている。これにより、可燃ガスが残っていないのでバーナ25は安定した再着火が行われる。
制御装置60は、時刻t31からタイマTm5経過後にすなわち時刻t32に(ステップ514)、バーナ25を再着火する。具体的には、制御装置60は、燃焼用空気ポンプ57aの供給量を規定流量C2から元の規定流量C1に減少するように燃焼用空気ポンプ57aを制御する(ステップ516)。制御装置60は、バーナ25に内蔵のイグナイタ(図示省略)を通電する(ステップ518)。なお、燃焼用空気の供給とイグナイタの通電の順番は逆でもよい。そして、制御装置60は、燃焼用燃料バルブ36aを開き、燃料ポンプ33を駆動して、バーナ25への燃焼用燃料の供給を元の規定流量B1で再開する(ステップ520)。これにより、バーナ25は再着火する。さらに、制御装置60は、着火検知またはイグナイタ通電した時点から所定時間経過後にイグナイタ通電を停止する(ステップ522)。
制御装置60は、時刻t32からタイマTm6経過後にすなわち時刻t33に(ステップ524)、オフガスバルブ52aを開き、燃料ポンプ33の供給量を調整して、改質部21への改質用燃料の供給を再開する(ステップ526)。そして、制御装置60は、燃焼用燃料バルブ36aの開度を徐々に減少し改質用燃料バルブ35の開度を徐々に増大して、バーナ25への燃焼用燃料を規定流量B1より小さい規定流量B2(NL/min)に調整し、改質部21への改質用燃料を規定流量A2(NL/min)に調整する。
そして、制御装置60は、ステップ526の処理が終了してプログラムをステップ528に進めて本フローチャートを終了する。そして、停止している図3に示すフローチャートの進行を再び開始する。
上述の説明から明らかなように、この実施形態においては、制御装置60が、一旦着火した燃焼部であるバーナ25が吹き消えた場合、燃焼部25を再着火する再着火制御(ステップ306〜318、406〜428、506〜526)を当該燃料電池システム内の状況(運転モード)に応じて変更するので、燃料電池システム内の状況が異なっていても、一旦着火した燃焼部25が吹き消えた場合、その燃焼部25を確実に再着火することができる。ひいては着火性を向上することができる。
また、再着火制御は、燃焼部25が吹き消えたと判定された時点(時刻t11、t21、t31)以降に可燃ガスの燃焼部25への供給停止を開始するとともに非可燃ガスによる燃焼部25のパージを開始するパージ制御(ステップ306〜310、406〜414、506〜514)と、燃焼部25のパージが完了した後に同パージを停止し可燃ガスの燃焼部への供給を開始するとともに燃焼部に着火する着火制御(ステップ312〜318、418〜424、516〜522)とを含む。これにより、燃焼部25に残留している可燃ガスを確実にパージした後に再着火するので、安定した再着火を実施することができる。
また、上記した状況は、燃焼部25に供給されている可燃ガスが燃料供給源Sfからの燃料であるか、改質部21からの改質ガスであるか、または燃料電池10の燃料極11からのオフガスであることが好ましい。これによれば、燃焼部25に供給されている可燃ガスの種類に応じて再着火制御が変更されるので、燃焼部25に供給されている可燃ガスの種類が異なっても確実かつ安定した再着火を実施することができる。
また、上記した状況は、燃料電池10の燃料極11に改質ガスが供給されていることかまたは供給されていないことであることが好ましい。これによれば、燃料電池10の燃料極11に改質ガスが供給されている否かに応じて再着火制御が変更されるので、燃料電池10に改質ガスが供給されていてもいなくても確実かつ安定した再着火を実施することができる。
また、バーナ25の吹き消え検出後にバーナ25をパージする非可燃ガスは、燃焼部25に供給される燃焼用酸化剤ガスである。これにより、必要以上に改質部21を冷却させることなく、かつ当該燃料電池システムに既に供給されているガスを使用して、燃焼部25をパージするので、エネルギー効率よくかつ低コストで再着火を実施することができる。なお、パージ用の非可燃ガスとしては、当該燃料電池システムに既に供給されている、酸化用空気や水蒸気を使用するようにしてもよい。
また、上記した状況が発電モードである場合、パージ制御は、燃焼部25が吹き消えたと判定された時点以降に可燃ガスの燃焼部25への供給停止を開始し燃焼部25のパージを開始するとともに、改質部21への燃料の供給を停止することなく燃料の供給を継続する(ステップ506〜514)。これにより、再着火の準備が実施される一方で改質部21の温度が触媒の活性温度以上であれば燃料電池10の燃料極11には改質ガスが供給されるので、燃料電池10の発電が継続されつつ確実に再着火することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、バーナ25に燃焼用燃料を直接供給する追い炊きライン(燃焼用燃料供給管36)がある場合の燃料電池システムを説明したが、追い炊きラインがない場合にも、本発明を適用することができる。この場合、図12に示すように、燃焼用燃料供給管36に代えて、第1ラインL1に並設されて改質部21をバイパスして燃料電池10の燃料極11を経由してバーナ25に連通する第2ラインL2である燃焼用燃料供給管37が設けられている。燃焼用燃料供給管37は、改質用燃料供給管31の脱硫器34と改質用燃料バルブ35との間から分岐し、改質ガス供給管51の第1改質ガスバルブ51aと燃料電池10との間に接続されている。燃焼用燃料供給管37上には、第1燃焼用燃料バルブ37aが設けられている。第1燃焼用燃料バルブ37aは制御装置60の指令によって燃焼用燃料供給管37を開閉する電磁開閉弁である。これにより、燃料供給源Sfからの燃料(燃焼用燃料)が第2ラインL2、燃料電池10を通ってバーナ25に供給可能である。
システム起動開始した時点から改質部21に改質用燃料の供給が開始されるまでの間は、燃焼用燃料バルブ37aを開き、第2改質ガスバルブ53aを閉じ、オフガスバルブ52aを開く点が上述した実施形態と異なり、バーナ25には燃料供給源Sfからの燃焼用燃料が第2ラインL2を介して改質部21を通らないで燃料電池10の燃料極11を通って供給される。改質部21への改質用燃料の供給開始以降から定常運転(発電)開始までの間は、燃焼用燃料バルブ37aを閉じる点が上述した実施形態と異なり、バーナ25にはCO選択酸化部24からの改質ガスが燃料電池10を通らないで直接供給される。そして、定常運転(発電)中においては、燃焼用燃料バルブ37aを閉じる点が上述した実施形態と異なり、バーナ25には燃料電池10の燃料極11からのアノードオフガス(燃料電池10の燃料極11に供給され使用されずに排出された水素を含んだ改質ガスや未改質の改質用燃料)が供給される。
また、図1に示すバーナ25に燃焼用燃料を直接供給する追い炊きライン(燃焼用燃料供給管36)も、図12に示す第2ラインL2である燃焼用燃料供給管37もない場合(図13参照)にも、本発明を適用することができる。この場合、起動時には燃料は改質器20に供給され、そのまま改質器20から導出されて、バイパス路53または燃料電池10を通って燃料のままバーナ25に供給される。
また、上述した実施形態において、気体を供給するポンプにおいてはポンプの代わりにブロアを使用するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態においては、燃焼状態検出センサ25aの検出結果に基づいてバーナ25の消火(吹き消え)を判定したが、燃焼状態検出センサ25aの検出結果に因らないでバーナ25への制御信号に基づいてバーナ25の消火を判定するようにしてもよい。消火には、吹き消えと制御信号による消火が含まれている。「制御信号による消火」は、バーナ25以外のトラブル、その他制御装置60が消火すべきと判定した場合を想定している。消火すべきと判定した原因を自動的に検査し再着火可能と判定したときに再着火制御に移る。
本発明による燃料電池システムの一実施形態の概要を示す概要図である。 図1に示す燃料電池システムを示すブロック図である。 図2に示した制御装置にて実行される制御プログラムのフローチャートである。 図2に示した制御装置にて実行される制御プログラムのフローチャートである。 図2に示した制御装置にて実行される制御プログラムのフローチャートである。 図2に示した制御装置にて実行される制御プログラムのフローチャートである。 図2に示した制御装置にて実行される制御プログラムのフローチャートである。 本発明による燃料電池システムの基本動作を示すタイムチャートである。 本発明による燃料電池システムの蒸気生成待ちモードにおける再着火動作を示すタイムチャートである。 本発明による燃料電池システムの改質器暖機モードにおける再着火動作を示すタイムチャートである。 本発明による燃料電池システムの発電モードにおける再着火動作を示すタイムチャートである。 本発明による燃料電池システムの他の実施形態の概要を示す概要図である。 本発明による燃料電池システムの他の実施形態の概要を示す概要図である。
符号の説明
10…燃料電池、11…燃料極、12…空気極、20…改質装置、21…改質部、22…蒸発部、23…一酸化炭素シフト反応部(COシフト部)、23a…温度センサ、24…一酸化炭素選択酸化反応部(CO選択酸化部)、25…バーナ(燃焼部)、25a…燃焼状態検出センサ、31…改質用燃料供給管、32…燃料バルブ、33…燃料ポンプ、34…脱硫器、35…改質用燃料バルブ、36,37…燃焼用燃料供給管、36a,37a…燃焼用燃料バルブ、38…CO酸化用空気供給管、38a…酸化用空気ポンプ、38b…酸化用空気バルブ、41…水蒸気供給管、41a…温度センサ、42…給水管、43…改質水ポンプ、44…改質水バルブ、51…改質ガス供給管、51a…第1改質ガスバルブ、52…オフガス供給管、52a…オフガスバルブ、53…バイパス管、53a…第2改質ガスバルブ、54…カソード用空気供給管、55…排気管、56…燃焼ガス流路、57…燃焼用空気供給管、57a…燃焼用空気ポンプ、57b…燃焼用空気バルブ、60…制御装置、L1…第1ライン、L2…第2ライン、Sf…燃料供給源、Sw…水タンク。

Claims (7)

  1. 燃料供給源から供給される燃料を改質して改質ガスを生成して燃料電池の燃料極に供給する改質部と、
    前記燃料供給源、前記改質部および前記燃料電池の燃料極からの各可燃ガスが供給可能であり、これら可燃ガスのうち何れか少なくとも一つを燃焼しその燃焼ガスを前記改質部の加熱に利用した後で外部に排出する燃焼部と、
    一旦着火した前記燃焼部が消火した場合、前記燃焼部を再着火する再着火制御を当該燃料電池システム内の状況に応じて変更する制御装置と、を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1において、前記再着火制御は、前記燃焼部が消火したと判定された時点以降に前記可燃ガスの前記燃焼部への供給停止を開始するとともに非可燃ガスによる前記燃焼部のパージを開始するパージ制御と、前記燃焼部のパージが完了した後に同パージを停止し前記可燃ガスの前記燃焼部への供給を開始するとともに前記燃焼部に着火する着火制御とを含むことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2において、前記状況は、前記燃焼部に供給されている可燃ガスが前記燃料供給源からの前記燃料であるか、前記改質部からの前記改質ガスであるか、または前記燃料電池の燃料極からのオフガスであることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項において、前記状況は、前記燃料電池の燃料極に前記改質ガスが供給されていることかまたは供給されていないことであることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項2乃至請求項4の何れか一項において、前記非可燃ガスは、前記燃焼部に供給される燃焼用酸化剤ガスであることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項2乃至請求項5の何れか一項において、前記状況が発電モードである場合、前記パージ制御は、前記燃焼部が消火したと判定された時点以降に前記可燃ガスの前記燃焼部への供給停止を開始し前記燃焼部のパージを開始するとともに、前記改質部への燃料の供給を停止することなく前記燃料の供給を継続することを特徴とする燃料電池システム。
  7. 請求項6において、前記パージ制御は、前記燃焼部が消火したと判定された時点以降に前記可燃ガスの前記燃焼部への供給停止を開始し前記燃焼部のパージを開始するとともに、前記改質部への燃料の供給を停止することなく前記燃料の供給を継続するのに加えて、さらに前記燃料電池の発電出力を増大させることを特徴とする燃料電池システム。
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