JP2008090914A - 記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ記録開始から記録終了までの間に生成される一つの記録単位(又は再生単位)で記録素材を扱うことができる。
【解決手段】カメラ一体型記録再生装置の記録制御部14は、データが記録されるときに、データを再生するために必要なメディアプロファイルを取得する情報取得部32と、クリップがリムーバブルメディアのファイルシステムの記憶容量の制限を超えるか否かを判断し、制限を超えたとき順次次のクリップを生成し、リムーバブルメディアへのデータ記録開始から記録終了までの間に、制限を超えて順次生成された複数のクリップを単一のテイクとして生成するテイク生成部34と、生成された単一のテイクをメディアプロファイルに記録することによりメディアプロファイルを更新するメディアプロファイル更新部35と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、カメラ一体型記録再生装置に適用される記録再生装置及び記録再生方法に関するものである。
近年、データの書き込みや消去を繰り返し行うことができるCD-RW(Compact Disc-ReWritable)、DVD-RW(Digital Versatile Disc-ReWritable)などの記録媒体が、その低価格化に伴い普及しつつある。
これらのディスク状の記録媒体においては、ユニバーサルディスクフォーマット(UDF:Universal Disk Format)に準拠してデータが記録されている。UDFに基づいて記録されたディスク状の記録媒体は、所定のデータへのランダムアクセスが可能であり、画像データや音声データなどのデータがコンテンツとして書き込まれたり、書き込まれたコンテンツが消去されたりする。このようにして、記録媒体に書き込まれたコンテンツの情報は、コンテンツ管理ファイル内のコンテンツ管理テーブルなどに一括管理されていることが多い。
コンテンツ管理テーブルには、例えば、コンテンツが記録されている位置を示す「コンテンツ」へのポインタ、記録日時、変更日時、またはプロテクトの情報などからなる属性情報、コンテンツのサムネイル(画像)、および、コンテンツのタイトル名などのテキスト情報などが管理されている。
したがって、記録媒体に記録されているコンテンツを再生する場合、コンテンツ管理テーブルの「コンテンツ」へのポインタが示す位置に基づいて、コンテンツのデータにアクセスし、データそのもの、またはデータの一部からコンテンツを再生するための再生情報(例えば、コンテンツを構成するデータのコーデックの種類、データの解像度など)を取得し、取得した再生情報に基づいて、データを再生していた。
また、半導体メモリなどの記録媒体からなるリムーバブルメディアでは、FAT(File Allocation Tables)ファイルシステムが採用されているものがある。このFATファイルシステムでは、大容量のリムーバブルメディアが増えるにつれてファイルの書き込みの効率が悪くなってきた上、4GBを超えるサイズのリムーバブルメディアでは必ず複数のパーティションに分割して使わなければならないといった制限がある。これにより、リムーバブルメディアを小さな単位に分割して同じ領域を繰り返し使用しないように分散して管理するため、ファイルが破損する恐れを最小限に留め、効率よく利用できるようになった。
また、データをスムーズに再生することができるようにする映像プログラム制作支援システムが本出願人(共同出願人)から提案されている(特許文献1参照)。この映像プログラム制作支援システムでは、クリップ生成部は、情報取得部からのパラメータ情報に基づいて、データ生成部により生成された各エッセンスデータを再生するために必要な、各エッセンスデータの属性情報が記述されたクリップインフォメーションファイルを生成する。メディアプロファイル更新部は、光ディスクから読み出され、RAMに記憶されているメディアプロファイルに、情報取得部からのパラメータ情報に基づいて、生成されたクリップに対応する、クリップを再生するために必要なクリップの属性情報が記述されたクリップ要素を生成し、メディアプロファイルを更新する。
特開2005−4850号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術により生成されたクリップをリムーバブルメディアに記録しようとした場合には、以下のような問題が生じる。すなわち、上述したファイルシステム上のファイルサイズの制約があるため、データ記録開始から記録終了までの間に生成されるファイル(クリップ)が一つとならずに複数のファイル(クリップ)が生成されてしまう。このため、動画像を撮像するカメラ一体型記録再生装置を使用する際に基本となる、データ記録開始から記録終了までの間に生成される一つの記録単位(又は再生単位)で記録素材を扱うことができないという課題が発生する。
このような複数のファイル(クリップ)をまとめて一つの記録単位(又は再生単位)とする方法として、上述した特許文献1に記載の技術のようにエディットリストを用いる方法が考えられる。しかし、このエディットリストは編集目的で用いられるため、カメラ一体型記録再生装置の実装上不都合が発生する。例えば、エディットリストを用いた場合にはデータ再生時に編集された個々のファイル(クリップ)のサムネイル画像を複数個まとめて表示してしまう。この場合、リムーバブルメディアに記録されている一つの記録単位(又は再生単位)を表すデータ記録開始時の一つのサムネイル画像(例えば先頭シーンの画像)が表示されることが要求されるのに対して、他の不必要なサムネイル画像が含まれて表示されることとなるためである。
そこで、本発明は、データ記録開始から記録終了までの間に生成される一つの記録単位(又は再生単位)で記録素材を扱うことができる記録再生装置及び記録再生方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の記録再生装置は、データが記録されるときに、データを再生するために必要な管理情報を取得する情報取得手段と、記録媒体へのデータ記録開始から記録終了まで動作を制御する記録制御手段と、データの記録ファイルが記録媒体のファイルシステムの記憶容量の制限を超えるか否かを判断し、制限を超えたとき順次次の記録ファイルを生成する記録ファイル生成判断手段と、記録制御手段により制御された記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの間に、記録ファイル生成判断手段により制限を超えて順次生成された複数の記録ファイルを単一の記録再生単位として生成する記録再生単位生成手段と、記録再生単位生成手段により生成された単一の記録再生単位を管理情報に記録することにより管理情報を更新する管理情報更新手段と、を備えるものである。
これによれば、まず、情報取得手段は、データが記録されるときに、データを再生するために必要な管理情報を取得し、記録制御手段は、記録媒体へのデータ記録開始から記録終了まで動作を制御する。ここで、記録ファイル生成判断手段は、データの記録ファイルが記録媒体のファイルシステムの記憶容量の制限を超えるか否かを判断し、制限を超えたとき順次次の記録ファイルを生成する。これにより、記録再生単位生成手段は、記録制御手段により制御された記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの間に、記録ファイル生成判断手段により制限を超えて順次生成された複数の記録ファイルを単一の記録再生単位として生成する。さらに、管理情報更新手段は、記録再生単位生成手段により生成された単一の記録再生単位を管理情報に記録することにより管理情報を更新する。
また、本発明の記録再生方法は、データが記録されるときに、データを再生するために必要な管理情報を取得する情報取得ステップと、記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの動作を制御する記録制御ステップと、データの記録ファイルが記録媒体のファイルシステムの記憶容量の制限を超えるか否かを判断し、制限を超えたとき順次次の記録ファイルを生成する記録ファイル生成判断ステップと、記録制御ステップにより制御された記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの間に、記録ファイル生成判断ステップにより制限を超えて順次生成された複数の記録ファイルを単一の記録再生単位として生成する記録再生単位生成ステップと、記録再生単位生成ステップにより生成された単一の記録再生単位を管理情報に記録することにより管理情報を更新する管理情報更新ステップと、を含むものである。
これによれば、まず、情報取得ステップでは、データが記録されるときに、データを再生するために必要な管理情報が取得され、記録制御ステップでは、記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの動作が制御される。ここで、記録ファイル生成判断ステップでは、データの記録ファイルが記録媒体のファイルシステムの記憶容量の制限を超えるか否かが判断され、制限を超えたとき順次次の記録ファイルが生成される。これにより、記録再生単位生成ステップでは、記録制御ステップにより制御された記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの間に、記録ファイル生成判断ステップにより制限を超えて順次生成された複数の記録ファイルが単一の記録再生単位として生成される。さらに、管理情報更新ステップでは、記録再生単位生成ステップにより生成された単一の記録再生単位を管理情報に記録することにより管理情報が更新される。
本発明によれば、記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの間に、制限を超えて順次生成された複数の記録ファイルを単一の記録再生単位として生成し、さらに、生成された単一の記録再生単位を管理情報に記録することにより管理情報を更新することにより、動画像を撮像するカメラ一体型記録再生装置を使用する際に基本となる、データ記録開始から記録終了までの間に生成される一つの記録単位(又は再生単位)で記録素材を扱うことができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜21を参照して説明する。
図1は、本実施の形態例のカメラ一体型記録再生装置が適用されるシステム構成例を示している。
図1において、映像プログラム制作支援システム8は、例えば、テレビジョン信号を放送するテレビジョン放送局や、ビデオや映画等の映像コンテンツの制作会社等において設けられるシステムであり、テレビジョン番組や映画等の映像作品である映像プログラムを制作するためのシステムである。この映像プログラム制作支援システム8は、映像プログラムの制作を分担する複数の部署間で、電子ファイル形式で構成される、映像プログラムに付加されたメタデータ等を一貫して利用できるようにし、映像プログラムを効率よく作成するためのシステムである。
映像プログラム制作支援システム8は、図1に示されるように、映像プログラムの企画を行う企画用端末装置6、企画用端末装置6が接続されたネットワーク5、ネットワーク5に接続された取材用端末装置4、取材用端末装置4を構成するカメラ一体型記録再生装置1およびフィールドPC/PDA(Personal Computer/Personal Digital Assistants)2(以下、フィールドPC2と称する)、同様に、ネットワーク5に接続される編集用端末装置7、並びに、記録媒体であるリムーバブルメディア3により構成される。
企画用端末装置6は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置およびその周辺装置等により構成され、映像プログラムの企画が行われる企画構成部署等に設けられる。この企画構成部署は、映像プログラムの制作全体を統括する部署であり、制作する映像プログラムの企画および構想を行って、映像プログラムのシナリオ(筋書き)を作成するとともに、後述する取材部署および編集部署等の他部署に制作作業内容を指示する部署である。企画用端末装置6は、例えば、映像プログラムのシナリオに対応する政策指示情報等を含む、電子ファイル形式の構成表メタデータを映像プログラム毎に作成する等の処理を行う。企画用端末装置6は、生成した構成表メタデータを、ネットワーク5を介して取材用端末装置4等に供給する。これにより、企画構成部署は、取材部署等に対して、取材または撮影すべき場面や内容の指示を行う。
取材用端末装置4は、取材を行う取材部署によって用いられる端末装置群であり、例えば、カメラ一体型記録再生装置1とフィールドPC2により構成される。この取材部署は、例えば、企画構成部署からの制作指示やシナリオに従って、制作現場で実際に取材を行う部署であり、映像プログラムを構成する各場面の映像を撮影するとともに、撮影状況を取材する部署である。
カメラ一体型記録再生装置1は、例えば、カムコーダ(登録商標)等のビデオカメラであり、放送用のニュース番組の取材や、スポーツ等の試合の模様、映画などの映像コンテンツの撮影に使用される装置である。このカメラ一体型記録再生装置1は、ネットワーク5に接続されており、例えば、上述した企画用端末装置6から、ネットワーク5を介して構成表メタデータを取得する。そして、カメラ一体型記録再生装置1は、その取得した構成表メタデータを所定の表示部等に表示し、カメラマン等の撮影スタッフに撮影すべき内容を認識させる。また、カメラ一体型記録再生装置1は、撮影スタッフに操作され、取得した構成表メタデータの制作指示情報に基づいて、映像プログラムを構成する各場面の撮影を行う。
カメラ一体型記録再生装置1は、撮影により得られた画像データや音声データをリムーバブルメディア3等の記録媒体に記録する。このとき、カメラ一体型記録再生装置1は、1回の撮像処理を示す単位であるクリップに対応する画像データや音声データ等を含む映像コンテンツに関するデータを、まとめて1つのクリップとしてリムーバブルメディア3に記録し、管理する。
また、カメラ一体型記録再生装置1は、例えば、撮像により得られた画像データであるオリジナルの画像データだけでなく、例えば、ローレゾリューション(low resolution:低解像度)画像データ(以下、ローレゾデータと称する)も、クリップに含めてリムーバブルメディア3に記録し、管理することができる。オリジナルの画像データは、データ量が大きいが、高画質な画像データであるので、映像プログラムの完成品に用いられる。一方、ローレゾデータは、オリジナルの画像データから各フレームの画素数が間引かれること等によって生成された、画素数の少ないフレームの画像に対応する画像データである。このローレゾデータは、オリジナルの画像データと比較して低画質であるが、データ量が小さいので、送信や再生など処理の負荷が軽く、主に粗編集処理等に利用される。また、このローレゾデータは、サムネイル画像などに用いることができる。
カメラ一体型記録再生装置1により、リムーバブルメディア3に記録された複数のクリップは、複数のクリップを一括管理するメディアプロファイル(図5を参照して後述する)と、クリップを構成する画像データや音声データ等をクリップ毎に管理するクリップインフォメーションファイル(図6を参照して後述する)により管理される。
カメラ一体型記録再生装置1は、メディアプロファイルまたはクリップインフォメーションファイルに基づいて、このリムーバブルメディア3に記録されたクリップの画像データなどを所定の表示部等に表示させ、制作指示情報に応じた撮影ができたか否かを撮影スタッフに確認させる。また、カメラ一体型記録再生装置1は、メディアプロファイルまたはクリップインフォメーションファイルを参照して、リムーバブルメディア3に記録された複数のクリップの画像データを連続して、あたかもテープに記録された画像データを連続して再生するかのように、所定の表示部等に表示させ、撮影された複数の場面を連続して撮影スタッフに確認させることもできる。
なお、クリップは、FATファイルシステムの制限(4GB)を超えない場合には、1回の撮像処理だけでなく、その撮像処理の撮像開始から撮像終了までの時間を示す単位でもあり、その撮像処理により得られた各種のデータの長さを示す単位でもあり、その撮像処理により得られた各種のデータのデータ量を示す単位でもある。さらに、クリップは、その各種のデータの集合体そのものも示す場合もある。
カメラ一体型記録再生装置1により、映像コンテンツとして、複数のクリップ(画像データや音声データ等)が記録されたリムーバブルメディア3は、例えば、後述する編集部署やフィールドPC2等に搬送され、利用される。しかしながら、リムーバブルメディア3の搬送にはある程度の時間を要するため、カメラ一体型記録再生装置1は、ネットワーク5を介して、企画用端末装置6、フィールドPC2、または編集用端末装置7等に、画像データを供給できるようにしてもよい。その場合、カメラ一体型記録再生装置1は、転送時間を短縮するために(転送処理の負荷を軽減するために)、撮像により得られた画像データの代わりに、その画像データに対応する、データ量の小さいローレゾデータを供給するようにするのが望ましい。
なお、カメラ一体型記録再生装置1によるローレゾデータの転送処理は、どのようなタイミングで行うようにしてもよく、撮像処理と並行して行うようにしてもよいし、撮像処理の終了後に一括して行うようにしてもよい。
このように、リムーバブルメディア3の搬送に先駆けて、ローレゾデータを転送することにより、編集部署は、搬送されたリムーバブルメディア3が到着していなくても、比較的早い段階で(例えば、撮像処理と同時並行して)、編集作業を行うことができるので、映像プログラムの制作効率を高めることができる。なお、上述のように、ローレゾデータがネットワーク5を介して伝送される場合、カメラ一体型記録再生装置1は、たとえば、オリジナルの画像データや音声データのみをリムーバブルメディア3に記録するようにしてもよい(ローレゾデータをリムーバブルメディア3に記録しないようにしてもよい)。
なお、カメラ一体型記録再生装置1が映像コンテンツ等を記録する記録媒体としては、上述したリムーバブルメディア3の例に限定されず、FATファイルシステムを適用するものであればどのような記録媒体であってもよい。例えば、フラッシュメモリ等を含む半導体メモリに限らず、他のディスク状記録媒体であってもよい。
フィールドPC2は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータやPDA等の携帯可能な情報処理装置および周辺装置などで構成される。このフィールドPC2は、カメラ一体型記録再生装置1と各種の有線または無線回線等により接続されており、例えば、構成表メタデータや映像コンテンツなどをカメラ一体型記録再生装置1と共有することができる。
このフィールドPC2は、例えば、ネットワーク5を介して、企画用端末装置6から構成表メタデータを取得したり、カメラ一体型記録再生装置1から構成表メタデータを取得したりする。フィールドPC2は、取得した構成表メタデータを所定の表示部に表示し、取材部署担当者に取材、撮影すべき内容を認識させる。
さらに、フィールドPC2は、ユーザである取材部署担当者の入力に基づいて、取材・撮影状況に関する情報である撮影状況情報を生成し、生成した撮影状況情報を構成表メタデータ内の該当欄に追加する。この撮影状況情報は、例えば、データ記録開始から記録終了までの間に生成される一つの記録単位(又は再生単位)を示すテイクごとや取材場所ごとに多様な観点で記載されたテキストデータ等であり、後段の編集処理時に有用となる情報である。このように、フィールドPC2は、撮影状況情報を書き込むことにより、構成表メタデータを編集する。また、フィールドPC2は、撮影状況情報をメタデータとしてカメラ一体型記録再生装置1に供給し、カメラ一体型記録再生装置1において得られた画像データや音声データに付加させる。
編集用端末装置7は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置および周辺装置により構成され、映像コンテンツの編集処理を行う編集部署に設けられる。編集部署は、企画構成部署による制作指示やシナリオ、取材部署における取材状況を反映した構成表メタデータ等に基づいて、カメラ一体型記録再生装置1により得られた画像データや音声データを編集し、映像プログラムを完成させる部署である。
編集用端末装置7は、例えば、カメラ一体型記録再生装置1から、ネットワーク5を介して、構成表メタデータやローレゾデータを取得する。また、編集用端末装置7は、カメラ一体型記録再生装置1においてクリップ(画像データや音声データ)が記録されたリムーバブルメディア3より、オリジナルの画像データや音声データを取得する。さらに、編集用端末装置7は、企画用端末装置6またはフィールドPC2等より、ネットワーク5を介して、直接制作指示(編集に関する指示)を取得することも可能である。
編集用端末装置7は、以上のように取得した構成表メタデータに基づいて、取得した映像コンテンツを好適に再生して表示する。例えば、編集用端末装置7は、ユーザに操作され、ネットワーク5を介して取得したローレゾデータや、リムーバブルメディア3に記録されているオリジナルの画像データや音声データを、シナリオに従った順序で連続的に表示したり、リムーバブルメディア3に記録されているすべてのクリップのオリジナルの画像データや音声データを連続的に表示したり、所望のクリップの画像データのみを表示したりする。なお、リムーバブルメディア3に記録されているオリジナルの画像データを再生する場合、編集用端末装置7は、ディスク装置等を利用して、リムーバブルメディア3に記録されているデータを読み出したり、リムーバブルメディア3にデータを書き込んだりする。また、その際には、リムーバブルメディア3に記録されているデータを管理するメディアプロファイルまたはクリップインフォメーションファイルが参照される。
また、編集用端末装置7は、例えば、構成表メタデータに基づいて必要な画像データ等を好適な順序で再生し、表示するだけでなく、取材により得られた画像データ等の編集処理を行う。この編集処理としては、粗編集処理と本編集処理がある。
粗編集処理は、画像データや音声データに対する簡易的な編集処理である。例えば、編集用端末装置7は、粗編集処理において、例えば、クリップを複数取得した場合に、それらのクリップの中から、本編集で使用すべきクリップを選択し、選択されたクリップのデータの中から、さらに必要な映像部分を選択(Logging)し、その選択された映像部分に対応する編集開始位置(In点)および編集終了位置(Out点)を例えば、タイムコード等を利用して設定し、上述したクリップのデータの中から、対応する部分を抽出(Ingesting)する。
本編集処理は、粗編集処理が施された各クリップを構成する画像データを繋ぎ合わせ、その画像データに対して、最終的な画質調整等を行い、番組などで放送するためのデータである完全パッケージデータを作成する処理である
さらに、編集用端末装置7は、例えば、ネットワーク5を介して、または、他の記録媒体などから取得された画像データや音声データを、カメラ一体型記録再生装置1と同様に、まとめて1つのクリップとしてリムーバブルメディア3に記録することもできる。
なお、上述した企画用端末装置6、カメラ一体型記録再生装置1、フィールドPC2、編集用端末装置7等の各装置は、それぞれ、複数台により構成されるようにしてもよい。例えば、複数台のカメラ一体型記録再生装置1において得られた画像データ等を、1台の編集用端末装置7がリムーバブルメディア3やネットワーク5を介して取得し、そのデータに対して編集処理を行うようにしてもよいし、1台のカメラ一体型記録再生装置1より供給されたデータが、複数台の編集用端末装置7により編集されるようにしてもよい。
逆に、上述した企画用端末装置6、カメラ一体型記録再生装置1、フィールドPC2、および編集用端末装置7等の各装置は、それぞれ、別体として構成されるように説明したが、これに限らず、各装置の機能の一部または全部が互いに一体化して構成されるようにしてもよい。
また、映像プログラム制作支援システム8は、例えば、上述した企画用端末装置6、カメラ一体型記録再生装置1、フィールドPC2、および編集用端末装置7とは別に、ネットワーク5に接続されたセンタサーバ(図示せず)を設け、企画用端末装置6、カメラ一体型記録再生装置1、フィールドPC2、および編集用端末装置7等をクライアントとした、クライアント/サーバ(Client/Server)システムとして構成するようにしてもよい。
図2は、図1のカメラ一体型記録再生装置1の詳細な構成例を示している。図2において、カメラ一体型記録再生装置1のCPU(central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータやプログラムなどが適宜記憶される。
記録制御部14は、エンコーダ/デコーダ部16より供給される画像データ、音声データおよびローレゾデータなどを、または、記憶部24に記憶されている画像データ、音声データおよびローレゾデータなどを、図5を参照して後述するリムーバブルメディア3のファイルシステムに基づいて、ドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する制御を行う。
再生制御部15は、リムーバブルメディア3のファイルシステムに基づいて、ドライブ27を制御し、リムーバブルメディア3に記録されている画像データ、音声データまたはローレゾデータなど読み出し、リムーバブルメディア3から読み出された画像データ、音声データまたはローレゾデータなどを、エンコーダ/デコーダ部16に供給する。
エンコーダ/デコーダ部16は、カメラ部28又は入力部22より入力された画像データ、音声データを所定のコーデックで符号化し、記憶部24または記録制御部14に供給する。さらに、必要な場合は、エンコーダ/デコーダ部16は、入力部22より入力された画像データを、例えば、MPEG4方式で符号化し、ローレゾデータとして、記憶部24または記録制御部14に供給し、入力部22より入力された音声データを、例えば、ITU-T G.711 A-Law方式で符号化し、ローレゾデータとして、記憶部24又は記録制御部14に供給する。
また、エンコーダ/デコーダ部16は、再生制御部15より供給された画像データ、音声データまたはローレゾデータを、出力部23を構成するモニタまたはスピーカなどに出力する。
CPU11、ROM12、RAM13、記録制御部14、再生制御部15及びエンコーダ/デコーダ部16は、バス17を介して相互に接続されている。また、このバス17には入出力インタフェース20も接続されている。
入出力インタフェース20は、キーボードやマウスから構成される操作部21が接続され、操作部21に入力された信号をCPU11に出力する。また、入出力インタフェース20には、被写体を撮像し、撮像した画像データを入力するカメラ部28、音声データを入力するマイクロフォンなどにより構成される入力部22、CRT(Cathode Ray Tube) 、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるモニタ、並びにスピーカなどよりなる出力部23、ハードディスクやEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などから構成される記憶部24、通信部25、ドライブ26、ドライブ27が接続されている。
通信部25は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394ポートや、USB(Universal Serial Bus)ポート、LAN(Local Area Network)接続用のNIC(Network Interface Card)、あるいは、アナログモデムや、TA(Terminal Adapter)およびDSU(Digital Service Unit)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム等で構成され、例えば、インターネットやイントラネット等のネットワーク5を介して、編集用端末装置7などと、データをやりとりする。
ドライブ27には、リムーバブルメディア3を着脱することができるようになっている。ドライブ27は、そこに装着されたリムーバブルメディア3を駆動することにより、リムーバブルメディア3に対して、画像データや音声データを記録したり、記憶されている画像データや音声データを再生する。ドライブ26は光ディスク9用である。
カメラ部28は、CCD(Charge Coupled Devices)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像手段を備え、各種レンズからなる光学系を経て入力された被写体画像を電気信号、すなわち画像データに変換する。その画像データは、CPU11の制御の下、入出力インターフェース20及びバス17を解してエンコーダ/デコーダ部16に入力される。
リムーバブルメディア3は、例えば、本出願人が提唱・製造している、フラッシュメモリタイプのメモリースティック(登録商標)と呼ばれる記録メディアが適用される。サイズは例えば縦21.5×横50×厚さ2.8mmの板状の小型・軽量で、パーソナルコンピュータやディジタルカメラ、携帯ディジタルオーディオプレーヤーなどの記録メディアとして利用されている。リムーバブルメディア3は、数十GBから数百GBの記憶容量のもので、転送速度を高速化したものでよい。
リムーバブルメディア3に記録された画像データや音声データ等は、まとめて複数のクリップ(ファイル)として、図5を参照して後述するファイルシステムにより管理されている。ここで、リムーバブルメディア3に記録される画像データや音声データ等がFATファイルシステムの制限(4GB)を超えると順次次のクリップ(ファイル)が生成される。また、制限(4GB)を超えない場合には一つのクリップ(ファイル)が生成される。
そして、記録開始から記録終了までにFATファイルシステムの制限(4GB)を超えて順次生成された複数のクリップ(ファイル)をまとめて一つの記録単位(又は再生単位)であるテイクが生成される。
このファイルシステムにおいては、リムーバブルメディア3に記録されている複数のクリップ及びテイクは、メディアプロファイルにより管理されている。メディアプロファイルは、リムーバブルメディア3に記憶されているクリップとクリップをまとめたテイクのすべてを一覧表に記述して管理する管理ファイルである。
メディアプロファイルは、ドライブ27にリムーバブルメディア3が装着されると、リムーバブルメディア3から読み出され、RAM13に展開される。クリップインフォメーションファイルは、再生するクリップが指示されたときなどにリムーバブルメディア3から読み出され、RAM13に展開される。なお、以降、クリップを構成する画像データや音声データ、ローレゾデータなどをエッセンスデータと総称する。
入出力インタフェース20には、また、必要に応じて、ドライブ26がさらに接続される。ドライブ26は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどの記録媒体9よりデータを読み出したり、データを書き込んだりするときに用いられる。
図3は、図2の記録制御部14の構成例を示している。図3の例において、記録制御部14は、データ取り込み部31、情報取得部32、データ生成部33、テイク生成部34、メディアプロファイル更新部35、データ記録部36及びテーブル記録部37により構成される。
データ取り込み部31は、エンコーダ/デコーダ部16又は記憶部24より画像データ、音声データ及びローレゾデータなどを取り込み、データ生成部33に供給する。情報取得部32は、CPU11によりデータの記録開始が指示されると、RAM13に記憶されているパラメータ情報を、RAM13から取得し、データ生成部33、テイク生成部34及びメディアプロファイル生成部35に供給する。パラメータ情報とは、入力部22が画像データ及び音声データを入力(撮像及び録音)するためのカメラ一体型記録再生装置1の設定情報であり、入力される画像データ及び音声データの解像度の情報、コーデック(符号化方法)の種類など、画像データ及び音声データを再生するときに、必要とされる再生情報である。パラメータ情報は、カメラ一体型記録再生装置1に予め設定されているか、又は、操作部21を介して、撮影スタッフなどにより設定され、RAM13に記憶されている。
データ生成部33は、情報取得部32からのパラメータ情報に基づいて、データ取り込み部31から供給された画像データ、音声データ及びローレゾデータなどから、所定のフォーマット(いまの場合、MP4であるが、MXF(Material Exchange Format)でもよい)の各エッセンスデータ(画像データ、音声データ及びローレゾデータ)をそれぞれ生成し、データ記録部36に出力する。また、データ生成部33は、情報取得部32からのパラメータ情報などに基づいて、メタデータなども、所定のフォーマットでそれぞれ生成し、データ記録部36に出力する。
なお、上記エッセンスデータとしては、その他、MP4ファイルなどの種々のファイルを適用できる。MP4ファイルは、MPEG(Moving Picture Experts Group)-4形式の圧縮動画データを格納するファイル形式の一つであり、ISO/IEC 14496規格のPart 14の項で規定されている。MPEG-4形式の動画だけでなくMPEG-2やMPEG-1の動画を保存することもでき、また、AAC(Advanced Audio Coding)やMP3などの音声、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やPNG (Portable Network Graphics)などの静止画などを多重化して格納することができるため、どのような形式のデータが入っているかは内部を解析してみないと分からない。
テイク生成部34は、情報取得部32からパラメータ情報が入力されると、入力されるデータ用の新しいクリップをまとめたテイクを生成するために、テイクディレクトリを生成する。また、テイク生成部34は、情報取得部32からのパラメータ情報に基づいて、データ生成部33により生成されたテイクを構成するクリップの各エッセンスデータを再生するために必要な、各エッセンスデータの属性情報が記述されたクリップインフォメーションファイルを生成し、生成したクリップインフォメーションファイルをテーブル記録部37に出力する。
メディアプロファイル更新部35は、リムーバブルメディア3から読み出され、RAM13に展開されているメディアプロファイルに、情報取得部32からのパラメータ情報に基づいて、生成されたテイクを構成するクリップに対応したクリップ要素を生成し、メディアプロファイルを更新する。生成されたテイクを構成するクリップ要素には、クリップを再生するために必要なクリップの属性情報が記述されている。メディアプロファイル更新部35は、更新されたメディアプロファイルをテーブル記憶部37に出力する。
データ記録部36は、データ生成部33により生成されたデータをドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する。テーブル記録部37は、テイク生成部34により生成されたテイクディレクトリ及びクリップインフォメーションファイルなど、並びに、メディアプロファイル更新部35により更新されたメディアプロファイルを、ドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する。
図4は、図2の再生制御部15の構成例を示している。図4の例において、再生制御部15は、クリップ再生部41、テイクサムネイル生成部42、メディアプロファイル情報取得部43及びテイク情報取得部44により構成される。再生制御部15のテイク再生部41及びテイクサムネイル生成部42は、CPU11からのテイク再生開始又はテイクサムネイル生成開始の指示に基づいて、メディアプロファイル情報取得部43又はテイク情報取得部44を制御し、リムーバブルメディア3からデータを読み出す。
ここで、テイクサムネイル生成とは、クリップサムネイル再生が、各々1つのクリップのサムネイルを別々に再生するのに対して、リムーバブルメディア3に記録されているテイクを構成するすべてのクリップの中で、記録されたテイクの先頭シーンのサムネイル画像をあたかも親指大の画像を表示するかのように、生成して表示するためのテイクサムネイル生成処理のことをいう。
テイク再生部41は、CPU11からテイク再生開始の指示を入力した場合、メディアプロファイル情報取得部43又はテイク情報取得部44を制御し、対応するテイクを構成するクリップを再生するための情報を取得させ、取得された情報に基づいて、ドライブ27を制御し、リムーバブルメディア3に記録されている画像データ、音声データ又はローレゾデータなど読み出し、リムーバブルメディア3から読み出された画像データ、音声データ又はローレゾデータなどを、エンコーダ/デコーダ部16に供給する。
テイクサムネイル生成部42は、CPU11からテイクサムネイル生成開始の指示を入力した場合、メディアプロファイル情報取得部43又はテイク情報取得部44を制御し、対応するテイクを構成するすべてのクリップの中で、記録されたテイクの先頭シーンのサムネイル画像を再生するための情報を取得させる。そして、取得された情報に基づいて、ドライブ27を制御し、リムーバブルメディア3に記録されている画像データ、音声データ又はローレゾデータなど読み出し、リムーバブルメディア3から読み出された画像データ、音声データ又はローレゾデータなどを、エンコーダ/デコーダ部16に供給する。すなわち、テイクサムネイル生成部42は、メディアプロファイル情報取得部43より取得されたメディアプロファイルの登録されたテイクの先頭シーンのサムネイル画像を再生するための情報を読み出し、出力する。
メディアプロファイル情報取得部43は、テイク再生部41又はテイクサムネイル生成部42の制御のもと、RAM13のメディアプロファイルから対応するテイクを構成するクリップを再生するための情報とテイクの先頭シーンのサムネイル画像を再生するための情報を取得し、テイク再生部41又はテイクサムネイル生成部42に出力する。
テイク情報取得部44は、テイク再生部41又はテイクサムネイル生成部42の制御のもと、リムーバブルメディア3からドライブ27を介して、対応するテイクを構成するクリップのクリップインフォメーションファイルを読み出し、RAM13に展開する。また、テイク情報取得部44は、RAM13のクリップインフォメーションファイルから対応するテイクを構成するクリップを再生するための情報を取得し、テイク再生部41又はテイクサムネイル生成部42に出力する。
次に、リムーバブルメディア3に記録されているデータを管理するファイルシステム、並びにファイルシステムにおけるディレクトリ構造およびファイルについて説明する。このファイルシステムにおいては、リムーバブルメディア3に記録されたデータは図5に示されるようなディレクトリ構造及びファイルにより管理される。
図5は、リムーバブルメディア3のファイルシステムの構成例を示す。図5において、ルートディレクトリ(ROOT)51には、画像データや音声データ等のエッセンスデータに関する情報等が、下位のディレクトリに配置されるBPAVディレクトリ52が設けられる。なお、ルートディレクトリ51には、図示は省略するが、構成表データ等も設けられる。
BPAVディレクトリ52には、リムーバブルメディア3に記録されているすべてのエッセンスデータに対するタイトルやコメント、さらに、リムーバブルメディア3に記録されているすべての画像データの代表となるフレームである代表画に対応する画像データのパス等の情報を含むファイルであるボリュームメタファイル(VOLMETA.XML)55、リムーバブルメディア3に記録されているすべてのクリップと対応するテイクを管理するための管理情報等を含むメディアプロファイル(MEDIAPRO.XML)53、及びメディアプロファイル(MEDIAPRO.BUP)54が設けられている。なお、メディアプロファイル54は、メディアプロファイル53を複製したものであり、2つのファイルを用意することにより、信頼性の向上が図られている。
BPAVディレクトリ52には、さらに、リムーバブルメディア3に記録されているデータ全体に対するメタデータであり、例えば、メディア属性、再生開始位置、又はReclnhi等の情報を含むファイルであるキューアップインフォメーションファイル(CUEUPINFO.XML)56及びキューアップインフォメーションファイル(CUEUPINFO.BUP)57が設けられている。なお、キューアップインフォメーションファイル57は、キューアップインフォメーションファイル56を複製したものであり、2つのファイルを用意することにより、信頼性の向上が図られている。ただし、これらの情報を更新する場合、キューアップインフォメーションファイル56のみを更新するようにしてもよい。
また、BPAVディレクトリ52には、上述したファイル以外にも、クリップのデータが下位のディレクトリに設けられるクリップルートディレクトリ(CLPR)58、及び、テイクのデータが下位のディレクトリに設けられるテイクルートディレクトリ(TAKR)59が設けられる。テイクルートディレクトリ(TAKR)59は、従来のエディットルートディレクトリ(EDTR)のフォルダ構成の表記と同様であるが、これとは別に設けられる。この理由は、エディットルートディレクトリ(EDTR)は、カメラ一体型記録再生装置1外の編集目的に用いられるのに対して、テイクルートディレクトリ(TAKR)59は、カメラ一体型記録再生装置1内のリムーバブルメディア3に対する映像素材の記録再生目的に用いられるためである。
ここでは、エディットルートディレクトリ(EDTR)は省略してあるが、詳細は、上述した特許文献1の図5を参照されたい。
クリップルートディレクトリ58には、リムーバブルメディア3に記録されているクリップのデータが、クリップ毎に異なるディレクトリに分けて管理されており、例えば、図5の場合、2つのクリップのデータが、クリップディレクトリ(200709.0001.01)61、クリップディレクトリ(200709.0001.02)62の2つのディレクトリに分けられて管理されている。すなわち、リムーバブルメディア3に記録された最初のクリップの各データは、クリップディレクトリ61の下位のディレクトリのファイルとして管理され、2番目にリムーバブルメディア3に記録されたクリップの各データは、クリップディレクトリ62の下位のディレクトリのファイルとして管理される。
なお、各クリップディレクトリは、書き換え、削除禁止属性情報を有しており、各クリップディレクトリの下位のディレクトリとして管理される各データの書き換え及び削除禁止属性は、その上位のクリップディレクトリが有する書き換え、削除禁止属性情報に基づいて管理される。
また、テイクリストルートディレクトリ59には、リムーバブルメディア3に記録されているテイクリストが、カメラ一体型記録再生装置1内のリムーバブルメディア3に対する映像素材の記録再生処理毎に異なるディレクトリに分けて管理されており、例えば、図5の場合、1つのテイクリストが、テイクリストディレクトリ(200709.0001)63の1つのディレクトリに管理されている。
すなわち、リムーバブルメディア3に記録されたテイクの1回目の記録開始から記録終了までに生成されたクリップをまとめた結果を示すテイクリストは、テイクリストディレクトリ63の下位のディレクトリのファイルとして管理される。以下、同様にして、2回目以降の記録開始から記録終了までに生成されたクリップをまとめた結果を示すテイクリストは、追加されるテイクリストディレクトリの下位のディレクトリのファイルとして管理される。
上述したクリップルートディレクトリ58に設けられるクリップディレクトリ61の下位のディレクトリには、最初にリムーバブルメディア3に記録されたクリップの各データが、図6に示されるようなファイルとして設けられ、管理される。
図6は、図5のクリップディレクトリ61の構成例を示す。図6の場合、クリップディレクトリ61のサブディレクトリ(200709_0001_01 )には、このクリップを管理するファイルであるクリップインフォメーションファイル(200709_0001_01.SMI)71、このクリップの画像データ及び各チャンネルの音声データを含むファイルである画像データファイル(200709_0001_01.MP4)72、このクリップのエッセンスデータに対応する、例えば、LTC(Linear Time Code)とフレーム番号を対応させる変換テーブル等の、リアルタイム性を要求されないメタデータであるクリップメタデータを含むファイルであるクリップメタデータファイル(200709_0001_01M01.XML)73、このクリップのエッセンスデータに対応する、例えばLTC等の、このクリップの画像データに対応するローレゾデータを含むリアルタイム性を要求されるメタデータであるフレームメタデータを含むファイルであるフレームメタデータファイル(200709_0001_01R01.BIM)74、並びに、画像データファイル72のフレーム構造(例えば、MPEG等におけるピクチャ毎の圧縮形式に関する情報や、ファイルの先頭からのオフセットアドレス等の情報)が記述されたファイルであるピクチャポインタファイル(200709_0001_01I01.PPN)75等のファイルが設けられる。なお、上述したように、これらのファイルの書き換え、削除禁止属性は、クリップディレクトリ61が有する書き換え、削除禁止属性情報に基づいて管理される。
図6の場合、再生時にリアルタイム性を要求されるデータである、画像データ、ローレゾデータ、およびフレームメタデータは、それぞれ1つのファイルとして管理され、読み出し時間が増加しないようになされている。
また、音声データも、再生時にリアルタイム性を要求されるが、7.1チャンネル等のような音声の多チャンネル化に対応するために、8チャンネル用意され、それぞれ、画像データと同じファイルとして管理されている。すなわち、音声データは8つのファイルとして管理されるように説明したが、これに限らず、音声データに対応するファイルは、7つ以下であってもよいし、9つ以上であってもよい。
同様に、画像データ、ローレゾデータ、およびフレームメタデータも、場合によって、それぞれ、2つ以上のファイルとして管理されるようにしてもよい。
また、図6において、リアルタイム性を要求されないクリップメタデータは、リアルタイム性を要求されるフレームメタデータと異なるファイルとして管理される。これは、画像データ等の通常の再生中に必要の無いメタデータを読み出さないようにするためであり、このようにすることにより、再生処理の処理時間や、処理に必要な負荷を軽減することができる。
なお、クリップメタデータファイル73は、汎用性を持たせるためにXML(eXtensible Markup Language)形式で記述されているが、フレームメタデータファイル74は、再生処理の処理時間や処理に必要な負荷を軽減させるために、XML形式のファイルをコンパイルしたBIM形式のファイルである。
図6に示されるクリップディレクトリ61のファイルの構成例は、リムーバブルメディア3に記録されている各クリップに対応するすべてのクリップディレクトリにおいて適用することができる。すなわち、図5に示される、クリップディレクトリ61の他のサブディレクトリ(200709_0001_02 )62や、その他のクリップディレクトリにおいても、図6に示されるファイルの構成例を適用することができるので、その説明を省略する。
以上において、1つのクリップに対応するクリップディレクトリに含まれる各ファイルについて説明したが、ファイルの構成は上述した例に限らず、各クリップディレクトリの下位のディレクトリに、そのクリップに対応するクリップメタデータファイルが存在すれば、どのような構成であってもよい。
次に、図5のテイクルートディレクトリ59の下位のディレクトリにおけるファイルの構成例について説明する。上述したテイクリストルートディレクトリ59に設けられるテイクリストディレクトリ63の下位のディレクトリには、リムーバブルメディア3に記録されたテイクの各データの1回目の記録開始から記録終了までに生成されたクリップをまとめた結果に関する情報であるテイクリストのデータが、図7に示されるようなファイルとして設けられ、管理される。
図7は、図5のテイクリストディレクトリ(200709_0001)63の構成例を示す。図7の場合、テイクリストディレクトリ(200709_0001)63には、この記録開始から記録終了までに生成されたクリップをテイクとしてまとめた結果(テイクリスト)を管理するファイルであるテイクインフォメーションファイル(200709_0001.SMI)91、この記録開始から記録終了までに生成されたクリップをまとめてテイクとした後のエッセンスデータ(記録中に用いられた全クリップのエッセンスデータの内、記録終了後のデータとして抽出された部分)に対応するテイクメタデータ、又は、そのクリップメタデータに基づいて新たに生成されたリアルタイム性を要求されないテイクメタデータを含むファイルであるテイクリスト用テイクメタデータファイル(200709_0001M01.XML)92等のファイルが設けられる。ここでは、記録開始から記録終了までに生成されたクリップとは、クリップディレクトリ(200709.0001_01)61及びクリップディレクトリ(200709.0001_02)62の2つクリップという。
図7において、リアルタイム性を要求されないテイクメタデータは、リアルタイム性を要求されるフレームメタデータと異なるファイルとして管理される。これは、画像データ等を再生中に(記録開始から記録終了までに生成されたクリップをテイクとしてまとめた結果の再現中に)、必要の無いメタデータを読み出さないようにするためであり、このようにすることにより、再生処理の処理時間や、処理に必要な負荷を軽減することができる。
テイクリスト用テイクメタデータファイル92は、記録開始から記録終了までに生成されたクリップをテイクとしてまとめた結果に基づいて、テイクに使用されたクリップのクリップメタデータ(クリップルートディレクトリ58の下位のディレクトリに存在するクリップメタデータファイル)に基づいて生成された新たなクリップメタデータを含むファイルである。このテイクリスト用テイクメタデータファイルは、記録開始から記録終了毎に生成される。なお、このテイクリスト用テイクメタデータファイル92は、汎用性を持たせるために、XML形式で記述される。
図7に示されるテイクリストディレクトリ63のファイルの構成例は、すべてのテイクリスト(記録開始から記録終了までのテイク生成結果)において適用することができる。すなわち、図5に示されない、その他のテイクリストディレクトリにおいても、図7に示されるファイルの構成例を適用することができるので、その説明を省略する。
以上において、1回の記録開始から記録終了までのテイク生成作業に対応するテイクリストディレクトリに含まれる各ファイルについて説明したが、ファイルの構成は上述した例に限らず、各テイクリストディレクトリの下位のディレクトリに、その記録開始から記録終了までのテイク生成に対応するテイクリスト用テイクメタデータファイルが存在すれば、どのような構成であってもよい。
次に、リムーバブルメディア3のファイルシステムのメディアプロファイルについて説明する。上述したように、メディアプロファイルは、リムーバブルメディア3に記録されているすべてのクリップを構成するテイクを一括管理するファイルであり、独自のスキーマによるXML形式で管理されている。
図8は、図5のメディアプロファイル53の例を示す。なお、図8において、各行頭の数字と、コロン記号(:)は、説明の便宜上付加したものであり、コードの一部ではない。後述する図9及び図14でも同様である。
第1行目の<?xml version=”1.0” encoding=”UTF−8” ?>は、第2行目以下に記述されるメディアプロファイル53が、XML形式のバージョン”1.0”で記述されており、UTF−8でエンコードされていることを表している。そして、図8の例においては、第2行目乃至第4行目の<MediaProfile xmlns=” http://xmlns.sony.net/pro/metadata/mediaprofile”createdAt="2006-12-01T14:43:30+09:00" version="1.00">までの間に、最上位要素<MediaProfile xmlns=”・・・>と、最上位要素の属性"createdAt="、" version="を有していることを示している。"createdAt="は、メディアプロファイル53の作成日時を示し、" version="は、メディアプロファイル53のスキーマバージョンを示している。ここまでの第1行目乃至第4行目は、メディアプロファイル53を作成したカメラ一体型記録再生装置1及びこれに装着されたリムーバブルメディア3の属性を示している。
第5行目の乃至第34行目<Contents>は、カメラ一体型記録再生装置1に装着されたリムーバブルメディア3の素材の一覧を示す要素である。なお、素材が存在しない場合は、この要素は生成しない。第7行目乃至第10行目の<Material>は、<Contents>の子要素である。videoType、audioType、aspectRatio属性を除いてすべて必須記述要素である。第7行目の<Material uri>属性は、対応するクリップ(200709.0001_01.SMI)のディレクトリ階層上の位置を示す。第10行目の<umid>属性は、このクリップ(200709.0001_01.SMI)に設定される、ワールドワイドで唯一の識別子を示す。
第11行目の<Component>は、<Material>要素に対応するクリップ(200709_0001_01.MP4)そのものを記述した要素である。第15行目乃至第17行目の<RelevantInfo>は、このクリップ(200709.0001_01.SMI)に関連する要素であり、ノンリアルタイム及びリアルタイムメタデータ並びにピクチャポインタに関する情報を示す。
同様に、第20行目乃至第23行目の<Material>は、<Contents>の子要素である。videoType、audioType、aspectRatio属性を除いてすべて必須記述要素である。第20行目の<Material uri>属性は、対応するクリップ(200709.0001_02.SMI)のディレクトリ階層上の位置を示す。第23行目の<umid>属性は、このクリップ(200709.0001_02.SMI)に設定される、ワールドワイドで唯一の識別子を示す。
第24行目の<Component>は、<Material>要素に対応するクリップ(200709_0001_02.MP4)そのものを記述した要素である。第28行目乃至第30行目の<RelevantInfo>は、このクリップ(200709.0001_02.SMI)に関連する要素であり、ノンリアルタイム及びリアルタイムメタデータ並びにピクチャポインタに関する情報を示す。
第33行目乃至第34行目の<Material>は、<Contents>の子要素であると同時に、第7行目乃至第10行目の<Material>に記述したクリップ(200709.0001_01.SMI)と、第20行目乃至第23行目の<Material>に記述したクリップ(200709.0001_02.SMI)とをまとめたテイクに関する要素である。第33行目の<Material uri>属性は、対応するテイク(200709.0001.SMI)のディレクトリ階層上の位置を示す。第34行目の<umid>属性は、このテイク(200709.0001.SMI)に設定される、ワールドワイドで唯一の識別子を示す。第35行目の<RelevantInfo>は、このテイク(200709.0001.SMI)に関連する要素であり、ノンリアルタイムメタデータに関する情報を示す。
ここで、第37行目乃至第40行目の<Component>は、<Material>要素に対応するテイク(200709.0001.SMI)を構成する2つのクリップ(200709.0001_01.SMI)とクリップ(200709.0001_02.SMI)そのものを記述した要素である。
図9は、テイクインフォメーションファイルの記述例を示すものである。図9は、図7に示したテイクインフォメーションファイル(200709_0001.SMI)91の記述例であり、図8のメディアプロファイル53の記述例に合わせたものである。
すなわち、図5に示したように、クリップルートディレクトリ(CLPR)58の下に、2つのクリップ(200709_0001_01) と( 200709_0001_02)があって、テイクルートディレクトリ(TAKR)59の下の、テイク(200709_0001)63は、この2つのクリップ(200709_0001_01) と( 200709_0001_02)で構成している場合である。このときの、テイクインフォメーションファイル、つまり(200709_0001.SMI)の中身が以下のXMLファイルである。
第1行目の<?xml version=”1.0” encoding=”UTF−8” ?>は、第2行目以下に記述されるテイクインフォメーションファイルが、XML形式のバージョン”1.0”で記述されており、UTF−8でエンコードされていることを表している。そして、図9の例においては、第2行目乃至第6行目の<smil xmlns="urn:schemas-$C:edl:takeInfo", umid="060A2B340101010501010D431300000064F5000013360597080046FFFF21D90E", xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" ,xsi:schemaLocation="urn:schemas-$C:edl:takeInfo, edl_takeInfo.xsd">の間に、テイクインフォメーションファイルのスキーマが"$C:edl:takeInfo"であることを示している。
ここで、第9行目の<!-- Clip1 --> の下の第10行目の" ref src= "で第11行目の"umid "で指定しているファイルがクリップインフォメーションファイル(200709_0001_01.SMI)であり、また、第12行目の<!-- Clip2 --> のの下の第13行目の" ref src= "で第14行目の"umidで指定しているファイルが クリップインフォメーションファイル(200709_0001_02.SMI )であることを示している。
なお、上述した例においては、MP4形式で1つのファイルの中に画像データ及び音声データを形成した例を示したが、これに限らず、他のクリップサブディレクトリを作って、この中に、MP4以外にも、例えば、MXF形式で画像データ、音声データ、メタデータ等をいくつかファイルに分けて作るようにしてもよい。
次に、図10のフローチャートを参照して、カメラ一体型記録再生装置1にリムーバブルメディア3が装着された場合に実行されるメディアプロファイルの読み出し処理を説明する。
撮影スタッフは、カメラ一体型記録再生装置1を用いて、撮影により得られる画像データや音声データを記録するために、又は、リムーバブルメディア3に記録されている画像データや音声データを再生するために、リムーバブルメディア3をドライブ27に装着する。
CPU11は、ステップS1において、ドライブ27にリムーバブルメディア3が装着されるまで待機しており、ドライブ27にリムーバブルメディア3が装着されたと判断した場合、ステップS2に進み、ドライブ27を制御し、リムーバブルメディア3からメディアプロファイル(例えば、メディアプロファイル53)を読み出させ、RAM13に展開(ロード)し、メディアプロファイル読み込み処理を終了する。
このようにして、カメラ一体型記録再生装置1においては、リムーバブルメディア3が装着された時点で、メディアプロファイルがリムーバブルメディア3から読み出され、RAM13に展開される。そして、これ以降の処理においては、RAM13に展開されたメディアプロファイルに基づいて、リムーバブルメディア3に対して、データ書き込みや読み出しの処理が実行される。これにより、リムーバブルメディア3に記録されているデータへのアクセスを早くすることができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、カメラ一体型記録再生装置1のテイク生成処理を説明する。なお、いまの場合、カメラ一体型記録再生装置1にリムーバブルメディア3が装着され、図10を参照して上述したメディアプロファイル読み出し処理が実行され、RAM13には、メディアプロファイル(例えば、メディアプロファイル53)が展開されている。後述する図15乃至図16の処理においても同様である。
撮影スタッフは、ステップS11において、カメラ一体型記録再生装置1を用いて、カメラ部28での撮影により入力される画像データや音声データをリムーバブルメディア3に記録するために、操作部21を構成する録画ボタンを操作し、リムーバブルメディア3へのデータの記録を指示する。操作部21は、CPU11にデータの記録の指示信号を出力する。CPU11は、操作部21よりデータの記録の指示信号が入力された場合、入力部22、エンコーダ/デコーダ部16、記録制御部14に、リムーバブルメディア3へのデータの記録開始を指示する。また、このとき、RAM13には、撮影スタッフにより操作部21を介して設定された(又は、カメラ一体型記録再生装置1で予め設定されている)画像データ及び音声データのパラメータ情報(解像度の情報や、コーデックの種類など)が記憶されている。
入力部22は、CPU11からの指示に基づいて、カメラにより撮像された画像データおよびマイクロフォンにより集音された音声データを入力し、エンコーダ/デコーダ部16に供給する。エンコーダ/デコーダ部16は、入力部22から供給された画像データ及び音声データを、それぞれ、RAM13に記憶されているパラメータ情報に基づいて、それぞれ符号化し、符号化された画像データ、音声データ及びローレゾデータをデータ取り込み部31に供給する。
記録制御部14の情報取得部32は、図11のステップS11において、CPU11から記録開始が指示されるまで待機しており、CPU11からデータの記録開始が指示されたと判断した場合、RAM13に記憶されているパラメータ情報を取得し、データ生成部33、テイク生成部34及びメディアプロファイル更新部35に供給する。また、このとき、データ取り込み部31は、エンコーダ/デコーダ部16からの画像データ、音声データ及びローレゾデータをデータ生成部33に供給する。
テイク生成部34は、情報取得部32から、パラメータ情報が入力されると、ステップS12に進み、カメラ一体型記録再生装置1に入力された画像データ、音声データ及びローレゾデータデータをクリップとして管理するためのクリップディレクトリ(例えば、クリップディレクトリ61)を生成する。
ここで、テイク生成部34は、ステップS13において、リムーバブルメディア3に記録される画像データや音声データ等がFATファイルシステムの制限(4GB)を超えるか否かを判断する。判断ステップS13でFATファイルシステムの制限(4GB)を超えないときは、ステップS14に進み、テイク生成部34は、CPU11からデータの記録終了が指示されたか否かを判断する。判断ステップS14でデータの記録終了が指示されたときは、テイク生成部34は、記録開始から記録終了までに一つのクリップ(ファイル)を生成する。
判断ステップS13でFATファイルシステムの制限(4GB)を超えるときは、ステップS15に進み、テイク生成部34は、次のクリップ(ファイル)を生成するか否かを判断する。判断ステップS15で次のクリップ(ファイル)を生成するときは、ステップS12に戻って、ステップS12のクリップ生成、ステップS13のFATファイルシステムの制限(4GB)を超えるか否かの判断、及びステップS15の次のクリップ(ファイル)を生成するか否かの判断を繰り返す。
判断ステップS15で次のクリップ(ファイル)を生成しないときは、ステップS16に進み、テイク生成部34は、CPU11からデータの記録終了が指示されたか否かを判断する。判断ステップS16でデータの記録終了が指示されたときは、ステップS17に進み、テイク生成部34は、記録開始から記録終了までにFATファイルシステムの制限(4GB)を超えて順次生成された複数のクリップ(ファイル)をまとめて一つの記録単位(又は再生単位)であるテイクを生成する。
このとき、テイク生成部34は、記録開始から記録終了までに生成されたクリップをまとめて生成してテイクとして管理するためのテイクディレクトリ(例えば、テイクディレクトリ64)を生成する。
この場合、テイク生成部34は、上記のステップS12のクリップ生成処理で生成されたクリップディレクトリ、及びステップS17のテイク生成処理で生成されたテイクディレクトリをテーブル記録部37に出力し、テーブル記録部37は、テイク生成部34からのクリップディレクトリ及びテイクディレクトリをドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する。
なお、上述したクリップディレクトリ及びテイクディレクトリの記録後において、データ生成部33は、情報取得部32からのパラメータ情報に基づいて、データ取り込み部31からのエッセンスデータのヘッダ及びフッタを生成し、生成されたヘッダ、フッタ及びボディ(エッセンスデータ)からなるMP4のエッセンスデータファイル(例えば、画像データファイル72、ノンリアルタイム及びリアルタイムメタデータファイル73乃至74)を生成し、生成された各エッセンスデータファイルをデータ記録部36に出力する。データ記録部36は、データ生成部33からのエッセンスデータファイルをドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する。
データ生成部33は、情報取得部32からのパラメータ情報及びデータ取り込み部31からの画像データ及び音声データに基づいて、フレームメタデータデータファイル(例えば、フレームメタデータデータファイル)を生成し、生成されたフレームメタデータデータファイルをデータ記録部36に出力する。データ記録部36は、データ生成部33からのフレームメタデータデータファイルをドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する。
データ生成部33は、情報取得部32からのパラメータ情報及びデータ取り込み部31からの画像データ及び音声データに基づいて、クリップメタデータデータファイル(例えば、クリップメタデータデータファイル)を生成し、生成されたクリップメタデータデータファイルをデータ記録部36に出力する。データ記録部36は、データ生成部33からのクリップメタデータデータファイルをドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する。
データ生成部33は、情報取得部32からのパラメータ情報及びデータ取り込み部31からの画像データに基づいて、ピクチャポインタファイル(例えば、ピクチャポインタファイル75)を生成し、生成されたピクチャポインタファイルをデータ記録部36に出力する。データ記録部36は、データ生成部33からのピクチャポインタファイルをドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する。
テイク生成部34は、情報取得部32からのパラメータ情報に基づいて、クリップインフォメーションファイル(例えば、クリップインフォメーションファイル71)、及びテイクインフォメーションファイル(例えば、テイクインフォメーションファイル91)を生成する。具体的には、テイク生成部34は、データ生成部33により生成された各エッセンスデータに基づいて記述されるエッセンスデータを管理するための属性情報(例えば、図9の第3行目の「umid=" 060A2B340101010501010D431300000064F5000013360597080046FFFF21D90E"など)、並びに、情報取得部32からのパラメータ情報に基づいて記述されるエッセンスデータを再生するために必要なスキーマ属性情報(例えば、図9の第4行目の「xsi:schemaLocation="urn:schemas-$C:edl:takeInfo」など)が記述されたテイクインフォメーションファイルを生成する。
また、テイク生成部34は、テイクを構成するクリップをまとめたテイクインフォメーションファイルを生成し、生成されたクリップインフォメーションファイル及びテイクインフォメーションファイルをテーブル記録部37に出力する。テーブル記録部37は、テイク生成部34からのクリップインフォメーションファイル及びテイクインフォメーションファイルをドライブ27を介して、リムーバブルメディア3に記録する。
ここで、テイク生成部34により単一の記録再生単位として生成されたテイクは、複数の記録ファイルであるクリップに対する編集情報editlistと別の名前空間で別に定義される。名前空間とは、XMLファイルの書式を識別するための概念であって、個別のURL毎に割り振られるものである。図12において、名前空間の定義110を示すように、URLに識別子:edlを付したもの111が、共通の編集情報editlistの名前空間を示す。これに対して、「URLに識別子:edlを付したもの111」にさらに識別子:clipinfoを付したもの112が、ユニークなクリップインフォの名前空間を示す。そして、「URLに識別子:edlを付したもの111」に「識別子:clipinfoを付して112」さらに「識別子:takeinfoを付したもの113」が、ユニークなテイクインフォの名前空間を示す。これらの名前空間は、例えば、メーカーや申請人毎に特定の規格管理者や規格管理団体が割り振るものである。
上述した例では、MPEG-4形式の圧縮動画データを格納するファイル形式であるMP4ファイル形式の画像データ、音声データ及びローレゾデータなどに対する例を示したが、これに限らず、他のフォーマット、例えば、MXFファイル形式の画像データ、音声データ及びローレゾデータなどに対しても適用することができる。
図13は、MP4ファイル形式の画像データ等に対するリムーバブルメディア3のファイルシステムの実装を考慮した構成例を示す。図13において、図5に対応する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。また、図13において、プラス記号(+)が付加されているものは、その行に子要素があることを示すものであり、ディレクトリの一部ではない。
図13において、BPAVディレクトリ52には、リムーバブルメディア3に記録されているすべてのクリップと対応するテイク及びテイクリストを管理するための管理情報等を含むメディアプロファイル(MEDIAPRO.XML)53、及びリムーバブルメディア3に記録されているデータ全体に対するメタデータであり、例えば、メディア属性、再生開始位置、又はReclnhi等の情報を含むファイルであるキューアップインフォメーションファイル(CUEUPINFO.XML)56が設けられている。
また、BPAVディレクトリ52には、上述したファイル以外にも、クリップのデータが下位のディレクトリに設けられるクリップルートディレクトリ(CLPR)58、及び、テイクリストのデータが下位のディレクトリに設けられるテイクリストルートディレクトリ(TAKR)59が設けられる。
クリップルートディレクトリ58には、リムーバブルメディア3に記録されているクリップのデータが、クリップ毎に異なるディレクトリに分けて管理されており、例えば、図13の場合、6つのクリップのデータが、データを記録したカメラ一体型記録再生装置1のシリアルナンバーを用いたものとして、クリップディレクトリ(200709.0001.01)121、クリップディレクトリ(200709.0002.01)122、クリップディレクトリ(200709.0003.01)123、及びクリップディレクトリ(200709.0003.02)124の4つのディレクトリに分けられて管理されている。
記録開始直後からFATファイルシステムの制限(4GB)を超えるまでのクリップのクリップディレクトリ(200709.0003.01)123には、このクリップを管理するファイルであるクリップインフォメーションファイル(200709.0003.01.SMI)131、このクリップの画像データ及び音声データを含むファイルである画像データファイル(200709.0003.01.MP4)132、このクリップのエッセンスデータに対応する、例えば、LTC(Linear Time Code)とフレーム番号を対応させる変換テーブル等の、リアルタイム性を要求されないメタデータであるクリップメタデータを含むファイルであるノンリアルタイムメタデータファイル(200709.0003.01M01.XML)133、このクリップのエッセンスデータに対応する、例えばLTC等の、このクリップの画像データに対応するローレゾデータを含むリアルタイム性を要求されるメタデータであるフレームメタデータを含むファイルであるリアルタイムメタデータファイル(200709.0003.01R01.BIM)134、並びに、画像データファイル142のフレーム構造(例えば、MPEG等におけるピクチャ毎の圧縮形式に関する情報や、ファイルの先頭からのオフセットアドレス等の情報)が記述されたファイルであるピクチャポインタファイル(200709.0003.01I01.PPN)135等のファイルが設けられる。
また、FATファイルシステムの制限(4GB)を超えてから記録終了直前までのデータのクリップディレクトリ(200709.0003.02)124には、このクリップを管理するファイルであるクリップインフォメーションファイル(200709.0003.02.SMI)141、このクリップの画像データ及び音声データを含むファイルである画像データファイル(200709.0003.02.MP4)142、このクリップのエッセンスデータに対応する、例えば、LTC(Linear Time Code)とフレーム番号を対応させる変換テーブル等の、リアルタイム性を要求されないメタデータであるクリップメタデータを含むファイルであるノンリアルタイムメタデータファイル(200709.0003.02M01.XML)143、このクリップのエッセンスデータに対応する、例えばLTC等の、このクリップの画像データに対応するローレゾデータを含むリアルタイム性を要求されるメタデータであるフレームメタデータを含むファイルであるリアルタイムメタデータファイル(200709.0003.02R01.BIM)144、並びに、画像データファイル142のフレーム構造(例えば、MPEG等におけるピクチャ毎の圧縮形式に関する情報や、ファイルの先頭からのオフセットアドレス等の情報)が記述されたファイルであるピクチャポインタファイル(200709.0003.02I01.PPN)145等のファイルが設けられる。
さらに、カメラ一体型記録再生装置1外のPC等で記録されたデータに関するものであることを示すためにカメラ一体型記録再生装置1のシリアルナンバーから「FUJI」に変更したものとして、クリップディレクトリ(FUJI0004-01)125、及びクリップルートディレクトリ(CLPR)58直下のクリップ(Kampake.MP4)146が記録されている。
すなわち、リムーバブルメディア3に記録された最初のクリップディレクトリ(200709.0001.01)121及び2番目にリムーバブルメディア3に記録されたクリップディレクトリ(200709.0002.01)122のクリップ(ファイル)は、FATファイルシステムの制限(4GB)を超えないで、記録開始から記録終了までに一つのクリップ(ファイル)として生成されたものである。
これに対して、3番目のクリップディレクトリ(200709.0003.01)123、及び4番目のクリップディレクトリ(200709.0003.02)124のクリップ(ファイル)は、記録開始から記録終了までにFATファイルシステムの制限(4GB)を超えて順次生成された2つのクリップ(ファイル)である。
また、テイクリストルートディレクトリ59には、リムーバブルメディア3に記録されているテイクリストが、カメラ一体型記録再生装置1内のリムーバブルメディア3に対する映像素材の記録再生処理毎に異なるディレクトリに分けて管理されており、例えば、図13の場合、1つのテイクリストが、テイクリストディレクトリ(200709.0003)151として管理されている。
すなわち、リムーバブルメディア3に記録されたテイクの1回目の記録開始から記録終了までに生成された3番目のクリップディレクトリ(200709.0003.01)123及び4番目のクリップディレクトリ(200709.0003.02)124のクリップ(ファイル)をまとめた結果を示すテイクリストは、テイクリストディレクトリ(200709.0003)151の下位のディレクトリの一つの記録単位(又は再生単位)のテイクとして生成されたファイルとして管理される。
テイクリストディレクトリ(200709.0003)151には、この記録開始から記録終了までに生成されたクリップをテイクとしてまとめた結果(テイクリスト)を管理するファイルであるテイクインフォファイル(200709.0003.SMI)161、この記録開始から記録終了までに生成されたクリップをまとめてテイクとした後のエッセンスデータ(記録中に用いられた全クリップのエッセンスデータの内、記録終了後のデータとして抽出された部分)に対応するリアルタイム性を要求されないテイクメタデータ、又は、そのクリップメタデータに基づいて新たに生成されたテイクメタデータを含むファイルであるテイクリスト用ノンリアルタイムメタデータファイル(200709.0003.M01.XML)162等のファイルが設けられる。
次に、上述したように図13で生成されたテイクリストファイル(200709.0003.SMI)161をメディアプロファイルに書き込んでメディアプロファイルを更新する処理を説明する。
図14に示すメディアプロファイルの素材の一覧を示すコンテンツ欄の1行目から20行目までには、マテリアル項目として、図13に示したクリップルートディレクトリ(CLPR)58の下位のクリップディレクトリ(200709.0001.01)121、クリップディレクトリ(200709.0002.01)122、クリップディレクトリ(200709.0003.01)123、及びクリップディレクトリ(200709.0003.02)124の各ファイルのディレクトリ階層上の位置が示されている。
また、21行目から25行目までには、マテリアル項目として、図13に示したクリップルートディレクトリ(CLPR)58の下位のクリップディレクトリ(FUJI0004-01)125、及びクリップルートディレクトリ(CLPR)58直下のクリップ(Kampake.MP4)146の各ファイルのディレクトリ階層上の位置が示されている。
さらに、26行目から31行目までには、マテリアル項目として、図13に示したテイクリストディレクトリ(200709.0003)151の各ファイルのディレクトリ階層上の位置が示されている。ここで、28行目から29行目までには、マテリアル項目にさらにコンポーネント項目を設け、このコンポーネント項目として、テイクインフォファイル(200709.0003.SMI)161を構成する中身の情報としてクリップインフォメーションファイル(200709.0003.01.SMI)131及びクリップインフォメーションファイル(200709.0003.02.SMI)141の各ファイルのディレクトリ階層上の位置及び各ファイルの中身そのものを記録する。
図15に、上述した図14に示したメディアプロファイルを更新する処理のフローチャート示す。図15において、まず、ステップS21で、図3に示したメディアプロファイル更新部35は、メディアプロファイルのコンテンツ欄のマテリアル項目の下に、コンポーネント項目を設ける。具体的には、メディアプロファイル更新部35は、図14に示したメディアプロファイルのコンテンツ欄の2行目から25行目までのマテリアル項目の下に、28行目から29行目までコンポーネント項目を設ける。
次に、ステップS22において、メディアプロファイル更新部35は、マテリアル項目に追加されたテイクを記述する。具体的には、メディアプロファイル更新部35は、図14に示したメディアプロファイルのコンテンツ欄の26行目から27行目までのマテリアル項目に、追加して生成されたテイクインフォファイル(200709.0003.SMI)161及びテイクリスト用ノンリアルタイムメタデータファイル(200709.0003.M01.XML)162の各ファイルのディレクトリ階層上の位置を記録する。
そして、ステップS23において、メディアプロファイル更新部35は、ステップS21で設けられたコンポーネント項目に、ステップS22で追加されたテイクが構成されるクリップを記述する。具体的には、メディアプロファイル更新部35は、図14に示したメディアプロファイルのコンテンツ欄のマテリアル項目に設けられた28行目から29行目までのコンポーネント項目に、追加されたテイクインフォファイル(200709.0003.SMI)161を構成する中身の情報としてクリップインフォメーションファイル(200709.0003.01.SMI)131及びクリップインフォメーションファイル(200709.0003.02.SMI)141の各ファイルのディレクトリ階層上の位置及び各ファイルの中身そのものを記録する。
以上のようにして、メディアプロファイルにテイクが構成されるクリップを記述するようにしたので、リムーバブルメディア3に記録されたデータを再生する際には、メディアプロファイルのデータだけでテイクが構成されるクリップのデータを再生することができる。これにより、直接個別にクリップのデータを読み出す必要がなくなり、再生の処理時間が短縮される。
次に、図16のフローチャートを参照して、カメラ一体型記録再生装置1における追加されたテイクの再生処理を説明する。図16においては、メディアプロファイルに基づいて、テイクが構成されるクリップが再生される場合を説明する。
撮影スタッフは、撮影したクリップを確認するために、操作部21のボタンなどを操作して、所望のクリップの再生を指示する。操作部21は、CPU11にクリップ再生の指示信号を出力する。CPU11は、操作部21を介して、クリップ再生の指示信号が入力された場合、再生制御部15に、リムーバブルメディア3からのクリップの再生開始を指示する。
まず、再生処理に先立って、図16のステップS30において、テイクサムネイル生成部42は、テイクの一つのサムネイル画像を生成して出力部23のLCDなどの表示部に表示する。
テイクサムネイル生成部42は、CPU11からテイクサムネイル生成開始の指示を入力した場合、メディアプロファイル情報取得部43又はテイク情報取得部44を制御し、対応するテイクを構成するすべてのクリップの中で、記録されたテイクの先頭シーンのサムネイル画像を再生するための情報を取得させる。
そして、取得された情報に基づいて、ドライブ27を制御し、リムーバブルメディア3に記録されている画像データ、音声データ又はローレゾデータなど読み出し、リムーバブルメディア3から読み出された画像データ、音声データ又はローレゾデータなどを、エンコーダ/デコーダ部16に供給する。そして、テイクサムネイル生成部42は、メディアプロファイル情報取得部43より取得されたメディアプロファイルの登録されたテイクの先頭シーンの一つのサムネイル画像を再生するための情報を読み出し、LCDなどの表示部に出力する。ユーザは、LCDなどの表示部に表示されたテイクの先頭シーンの一つのサムネイル画像により素材内容を確認した後に操作部21により再生指示を行う。
テイク再生部41は、ステップS31において、CPU11からテイクの再生開始が指示されるまで待機しており、CPU11からテイクの再生開始が指示されたと判断した場合、ステップS32に進み、テイク情報取得部44を制御し、ドライブ27を介して、メディアプロファイルの追加されたテイクインフォメーションファイル(例えば、テイクインフォメーションファイル91)を構成するクリップインフォメーションファイル(例えば、クリップインフォメーションファイル71)をリムーバブルメディア3から読み出させる。テイク情報取得部44は、読み出された追加されたテイクインフォメーションファイルを構成するクリップインフォメーションファイルをRAM13に展開(ロード)し、ステップS33に進む。
テイク再生部41は、テイク情報取得部44を制御し、ステップS33において、RAM13の追加されたテイクインフォメーションファイルを構成するクリップ要素から、再生するエッセンスデータのユーミッド((例えば、図9の第11行目の「umid:060A2B340101010501010D43130000000000000013360597080046FFFF21D90E」)及び第14行目の「umid:060A2B340101010501010D43130000005A69000013360597080046FFFF21D90E」など)を取得させる。テイク再生部41は、メディアプロファイル情報取得部43を制御し、取得されたユーミッドに対応するファイル名(例えば、図8の第37行目の「200709_0001_01.SMI」及び「200709_0001_02.SMI「)などのクリップ要素を、RAM13のメディアプロファイルの<Component>より取得させる。
テイク再生部41は、テイク情報取得部44により取得された属性情報及びファイル名に基づいて、ドライブ27、エンコーダ/デコーダ部16及び出力部23を制御し、リムーバブルメディア3に記録されているエッセンスデータを再生させ、テイク再生処理を終了する。具体的には、ドライブ27は、テイク再生部41の制御のもと、ファイル名に対応するエッセンスデータをリムーバブルメディア3から読み出し、エンコーダ/デコーダ部16に供給する。エンコーダ/デコーダ部16は、テイク再生部41からの属性情報に基づいて、エッセンスデータをデコードし、デコードされたデータを、出力部23を構成するモニタやスピーカに出力させる。
以上のように、テイクを再生するために必要なテイクの先頭シーンの一つのサムネイル画像により素材内容を確認した後にテイクの再生指示を行うことができ、これにより、メディアプロファイルのテイクインフォメーションファイルを構成するクリップインフォメーションファイルからテイクを構成するクリップの再生を行うことができる。
本発明を適用した映像プログラム制作支援システムの構成例を示す図である。 図1のカメラ一体型記録再生装置の構成例を示すブロック図である。 図2の記録制御部の構成例を示すブロック図である。 図2の再生制御部の構成例を示すブロック図である。 図1のリムーバブルメディアのファイルシステムの構成例を示す図である。 図5のクリップディレクトリの構成例を示す図である。 図5のテイクディレクトリの構成例を示す図である。 図5のメディアプロファイルの例を示す図である。 図7のテイクインフォメーションファイルの例を示す図である。 図1のカメラ一体型記録再生装置のメディアプロファイルの読み出し処理を説明するフローチャートである。 図1のカメラ一体型記録再生装置のテイク生成処理を説明するフローチャートである。 編集情報、クリップインフォ及びテイクインフォの名前空間の区別を示す図である。 MP4ファイル形式の画像データ等に対するリムーバブルメディアのファイルシステムの実装を考慮した構成例を示す図である。 メディアプロファイルの素材の一覧を示すコンテンツ欄を示す図である。 図1のカメラ一体型記録再生装置のメディアプロファイルの更新処理を説明するフローチャートである。 図1のカメラ一体型記録再生装置のメディアプロファイルに追加されたテイクの再生処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…カメラ一体型記録再生装置,2…フィールドPC,3…リムーバブルメディア,4…取材用端末装置,5…ネットワーク,6…企画用端末装置,7…編集用端末装置,8…映像プログラム制作支援システム,14…記録制御部,15…再生制御部,16…エンコーダ/デコーダ部,27…ドライブ,28…カメラ部、31…データ取り込み部,32…情報取得部,33…データ生成部,34…テイク生成部,35…メディアプロファイル更新部,36…データ記録部,37…テーブル記録部,41…テイク再生部,42…テイクサムネイル生成部,43…メディアプロファイル情報取得部,44…テイク情報取得部,53…メディアプロファイル,71…クリップインフォメーションファイル

Claims (6)

  1. カメラ部で撮像されて記録媒体に記録されているデータを再生可能に管理する記録再生装置において、
    前記データが記録されるときに、前記データを再生するために必要な管理情報を取得する情報取得手段と、
    前記記録媒体へのデータ記録開始から記録終了まで動作を制御する記録制御手段と、
    前記データの記録ファイルが前記記録媒体のファイルシステムの記憶容量の制限を超えるか否かを判断し、前記制限を超えたとき順次次の記録ファイルを生成する記録ファイル生成判断手段と、
    前記記録制御手段により指示された前記記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの間に、前記記録ファイル生成判断手段により前記制限を超えて順次生成された複数の記録ファイルを単一の記録再生単位として生成する記録再生単位生成手段と、
    前記記録再生単位生成手段により生成された前記単一の記録再生単位を前記管理情報に記録することにより前記管理情報を更新する管理情報更新手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記記録再生単位生成手段により生成される前記単一の記録再生単位は、前記複数の記録ファイルに対する編集情報と同様のフォルダ構成で別に定義される
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記記録再生単位生成手段により生成される前記単一の記録再生単位は、前記複数の記録ファイルに対する編集情報と別の名前空間で別に定義される
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 前記管理情報更新手段により前記管理情報を更新する際に、前記単一の記録再生単位と共に前記単一の記録再生単位が構成される前記複数の記録ファイルを併せて前記管理情報に追加する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 前記単一の記録再生単位を再生する際に、前記単一の記録再生単位の単一のサムネイル画像を表示すると共に前記単一の記録再生単位の再生が指示されたときに、前記管理情報に記録されている前記単一の記録再生単位が構成される前記複数の記録ファイルを再生する
    ことを特徴とする請求項4に記載の記録再生装置。
  6. カメラ部で撮像されて記録媒体に記録されているデータを再生可能に管理する記録再生方法であって、
    前記データが記録されるときに、前記データを再生するために必要な管理情報を取得する情報取得ステップと、
    前記記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの動作を制御する記録制御ステップと、
    前記データの記録ファイルが前記記録媒体のファイルシステムの記憶容量の制限を超えるか否かを判断し、前記制限を超えたとき順次次の記録ファイルを生成する記録ファイル生成判断ステップと、
    前記記録制御ステップにより制御された前記記録媒体へのデータ記録開始から記録終了までの間に、前記記録ファイル生成判断ステップにより前記制限を超えて順次生成された複数の記録ファイルを単一の記録再生単位として生成する記録再生単位生成ステップと、
    前記記録再生単位生成ステップにより生成された前記単一の記録再生単位を前記管理情報に記録することにより前記管理情報を更新する管理情報更新ステップと、
    を含むことを特徴とする記録再生方法。
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