JP2008087831A - 容器の注出口部 - Google Patents

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Abstract


【課題】 油−水2相の内容液の注出口において2相を一定の注出量の比率に近づけることができ、かつ開封が容易かつ円滑で、開封動作が油相に衝撃を与えることがない容器の注出口部の構造を提供すること
【解決手段】 油相14と液相との2相をもつ内容液12を充填する容器11から容器ノズル部を通して内容液12を注出する注出口13aをもつ容器11の注出口部であって、注出口部の開口面積はノズルの通液路の断面積の5〜40%である
【選択図】 図1

Description

この発明は容器の注出口部の構造、特に溶け合わない2相、例えば油−水2相をもつ内容物を充填する容器の注出口部の構造に関するものである。
市販のセパレートタイプドレッシングは容器内に油相と水相の2相に分離した状態で充填されていて、容器を正立させた状態においては比重の差により油相は上層、水相は下層になっている。
容器11を傾けて内容液12であるドレッシングを注出口部10の注出口13から注出する場合に、図10(a)に示すように、油相14は上層にあって下層の水相15よりも注出口13に近い位置にあるために、油相14の方が水相15よりも早く注出口13に達すること、また早く流れる油相14の流れが容器11の胴部16よりも断面積が減少する肩部17及びノズル部18で絞られて、水相15を注出口13から周辺部に押し除ける状態となり、油相14の注出量比率(以下油相比率と称する)が水相15の注出量比率(以下水相比率と称する)よりも大きくなくなる傾向がある。この傾向は容器内に未だ内容液が充分に入っていて、油相が注出口に接近している初回の注出において顕著である。
ところがドレッシングの賞味の点からは製品毎に水相−油相比が設定され、例えば図11のグラフで×印で示すように、水相比率は約55%と、水相と油相の比が近いものが理想である場合があり、油相比率が極端に大きいことは望ましくない。このようなことから、油相と水相との注出量比率を一定に保ち若しくは近づける技術の開発が望まれている。
内容物の注出状態を制御する技術としては、容器の口部の形状を異形状にしたり(特許文献1参照)、口部の開口を複数個設けたりする(特許文献2参照)工夫は従来からされている。
実開昭59−181056号 実用新案登録第3057946号
しかし、これらの技術はいずれも単相の内容液の流れを注出口の部分で制御するもので、2相の内容液の相間の注出量比率を調整する考え方は存在せず、また注出口をもつ栓体の構造を複雑にしている。
また、従来の注出口部若しくはそれをもつ栓体では図12に示すように注出口がスコア28で区画された遮蔽板27で閉じられていて、開口に際しては遮板に設けたプルリング32を引き上げてスコア28を切って開口させるのであるが、この開口に大きな力を必要として、必ずしも開封が容易でない。また開封時に内容液の2相に乱れが生じる場合は、一定の注出量比率を実現を図るためには障害となり得る。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであって、油−水2相の内容液の注出において2相を一定の注出量の比率に近づけることができ、かつ開封が容易かつ円滑で、開封動作が油相に衝撃を与えることがない容器の注出口部の構造を提供することを目的とするものである。
この目的に対応して、この発明の容器の注出口部は、溶け合わない2相をもつ内容液を充填する容器から容器ノズル部を通して内容液を注出する注出口をもつ容器の注出口部であって、前記注出口の開口面積はノズルの通液路の断面積の5〜40%であることを特徴としている。
容器開封後の初回の注出及びそれに続くまた2相内容液が充分に容器内に残っている状態での注出では油−水2相の内容液を容器から注出しようとして容器を傾けると、上層の油相が先に容器上部に達し、これが減径している容器肩部及び容器ノズル部からの影響を受けて絞られて注出口に達し、その結果、水相を注出口から押し除け、水相比率が小さくなることが従来技術の傾向であるが、この発明では注出口を小さくして、開封力が小さなスコアに集中するようにして、スコアの開封を容易にし、内容液に衝撃が発生することを防いで、内容液を安定させるとともに、小さな注出口による流れ抵抗を油相に与えて、油相のみの流出を抑制し、水相との注出量比率を制御し、かつ内容液の流れを制限するミキサーを容器内に延長させて、油相と水相の割合を内容液が注出口に達するより前の油相に対する容器肩部やノズル部の影響が小さい領域において安定して注出口に導くことによって、油−水2相の注出量比率を理想値に近づける。
すなわち請求項1に記載した発明では注出口の大きさをノズル断面の5〜40%にして良好な抵抗を油相に与えて、注出内容液中の水相比率を向上させることができ、また実用可能な流出速度を確保できる。請求項2に記載した発明により、注出口の形成位置の選択が自由となる。請求項3に記載した発明により特に良好な抵抗を油相に与えることができる。請求項4に記載した発明によりミキサーを使用して2相の注出量比率の制御が可能になる。請求項5に記載した発明により、注出量比率の制御が一層、精確かつ容易になる。
請求項6に記載した発明では、2相の注出量比率を一層理想値に近づけることができる。
請求項7に記載した発明では、内容液の流れを乱すことで、内容液を自動で攪拌、分散する効果がある。
請求項8に記載した発明では内容液が具入りの場合、具を通過させて、具の分散を阻害することがない。
以下、この発明の実施の形態を示す図面について説明する。
図1は中栓が開口された状態で容器に装着された図であり、図2は開口前の中栓の図である。この図1及び図2において、10aはこの発明の注出口部であり、容器11に装着される中栓21aに形成される。容器11は油−水2相が分離した状態のドレッシング、すなわちセパレートタイプドレッシングを充填する容器で、胴部16の上端に肩部17を介してノズル部18を連設している。胴部16の径が最も大きく、ノズル部18の径が最も小さく、肩部17は径を漸減させて胴部16からノズル部17に達している。胴部16の内径はD2であり、ノズル部18の内径はD4であり、肩部17の内径はD2からD4に漸減している。ノズル部18の上端には中栓21aが嵌着により装着されている。中栓21aは外側の下半部に設けられた脚筒22でノズル部18の上端に液密に嵌合し、外側の上半部には螺合筒23が設けられている。この螺合筒23はカバーキャップ(図示せず)を螺合させるための筒体である。
中栓21aの注出口部10aの中央部には注出案内筒24が設けられている。注出案内筒24の内面が注出口13aから流出する内容液の流れを案内する案内面25を構成する。注出案内筒24の下端部には基板26が注出案内筒24を横断して設けられている。基板26の中央寄りの部分が開口している注出口13aであり、この注出口13aは遮蔽板27で閉じられており、遮蔽板27は切断可能な薄肉のスコア28を介して基板26に連設されていて、この遮蔽版27をスコア28で切り取って除去すると注出口13aが開口する。基板26の裏面にはスコア28の外縁に沿って短筒状の補強リング31が容器11の内方に向かって延出して設けられている。この補強リング31はスコア28を切り取る時に基板26に剛性を与えてスコア28の切り取りを安定させて容易にする。注出口13aについては特にその大きさが重要であって、注出口13aは内容液12(図10参照)を通過させると同時に、ノズル部18内を流れる内容液12に抵抗を与える機能を有している。
この内容液12に抵抗を与える機能を持ち、かつ周囲のスコア28に引き裂きに作用する力を集中させ、また、引き裂く方向を引き上げる方向に近づけるために注出口13aの面積はノズル部18の流路断面積の5〜40%、特に直径D1が8〜15mmであることが好ましく、直径が10〜12mmで特に望ましい抵抗を発揮することができる。しかもこの大きさの注出口13aを形成しているスコア28の長さも短いので、プルリング32を通して作用させる引張力が短いスコア28に集中して作用し、しかもスコア28の直近外側を一周して補強リング31を設けることでスコア28の切断、注出口13aの開封を安定して円滑かつ容易に実行させることができる。
注出口13aの形状と大きさと位置及びプルリング32の形状及び位置については次のような考慮すべき点がある。注出口13aは円形に近い方が、注出流に方向性を与えない点で望ましい。注出口13aの位置はノズル部18と同心状に配置するのが注出流に方向性を与えない点で望ましいが、取り合いの都合でノズル部18の中心線に対して偏心させることがある。
一方、注出口13aを開口させる遮蔽板27にはプルリング32が取り付けられる。プルリング32の指掛け穴は一般には円形であるが、注出口13aと注出案内筒24が小径の場合、円形のプルリング32を指が入るくらい十分大きくすると注出口13aの位置との関係では注出案内筒24と干渉する配置になることがある。そこで注出口13a及び遮蔽板27をノズル部18と同心状に配置した場合でもそれに取り付けたプルリング32を注出案内筒24との干渉を避けるために、プルリング32を平面視D型とすれば退避部分で注出案内筒24との干渉を避けながら、指を挿入するリングの開口面積を十分稼ぐことができる。以上の注出口13aの形状と大きさと位置及びプルリング32の形状及び位置についての事情は次の第2の実施態様の注出口部10bについても同様であるので、第2の実施態様の注出口部10bの説明において詳述する。
このように構成された注出口部10aをもつ容器11内にセパレートタイプのドレッシングのように液面を接した油相と水相の2相をなす内容液12を充填し、かつ、それから注出する場合に図10bに示すように、プルリング32を引き上げてスコア28を切り注出口13aを開口してから、所定の注出角度θだけ容器11を傾ける。
図10bに示すように容器11を常用の注出角θだけ傾けると、上層の油相14が先に容器上部に達し、これが減径している容器の肩部17及びノズル部18からの影響を受けて絞られて注出口13aに達し、その結果、水相15を注出口13aから押し除けようとするが、注出口13aが小さく絞られているので、先に到達する油相14の流れに抵抗を与えて減速させる。
その結果、後進の水相15も油相の流量が少ないうちに注出口13aに達して、注出口13aでは油相14と水相15が混在する状態となり、2相の注出量比率を理想値に近づけることができる。
なお以上説明した第1の実施態様は注出口部10aを容器ノズル部に装着される中栓に設けているが、中栓を用いない容器の場合は、注出口部を容器のノズル部に直接形成してもよい。このことは後述する他の実施態様についても同様である。
図3から図9には、この発明の第2の実施形態に係る注出口部10bが示されている。この注出口部10bではミキサー35を使用する点で注出口部10aと異なっている。すなわち注出口部10bでは中栓21bを使用している。中栓21bは下方の液相すなわち第1実施形態と同様であれば水相を、注出口へ導きやすくなる。ミキサー35を使用し、かつこのミキサー35で第1の実施形態に係る注出口部10aにおける補強リング31の機能と同等の機能を行わせる点で中栓21aと相違している。
すなわち、中栓21bでは図3及び図4に示すように、注出口13bの周辺部からノズル部18の内側にスコア28の直近外側を一周またはほぼ一周して容器11の内方に向かって基板26の裏面から基板26と一体をなすミキサー35が延出している。このミキサー35は油相14の注出口13bに達する流れのうちの一部分を邪魔して制限しまたは流れに抵抗を与えて流量または流れ速度に制限を与えるもので、その形状の好適例の一例としては図5及び図6に示すように、容器11のノズル部18と同心状の仮想の筒状面に沿って配置される筒状体からなるミキサー35a(図5及び図6)、或いは樋状に分割された2個の樋状片36a、36bを向かい合わせに配置して全体として筒状体をなすミキサー35b(図7)の形態をなしている。この中栓21bではミキサー35が先の実施形態の中栓21aにおける補強リング31としての機能をもつので、補強リング31は省略してある。
前述した注出口13bの形状と大きさと位置及びプルリング32の形状と位置については次のように構成するのが好適である。
注出口13bは円形に近い方が、注出流に方向性を与えない点で望ましいことは前述の通りであるが、スコア28の切り取りを容易にするために初期開口用の尖端部37をスコア28に設けてもよい(図4参照)。注出口13bの位置についても注出案内筒24と同心状に配置するのが、注出流に方向性を与えない点で望ましいが、取り合いの都合で、注出案内筒24の中心線に対して偏心させてもよい(図4参照)。一方、注出口13bを開口させる遮蔽板27にはプルリング32が取り付けられる。プルリング32の指掛け穴は一般には円形であって、図4に示すように、注出口13bを偏心させればプルリング32は注出案内筒24内に同心状に配置することができる。しかし、図8に示すように、円形のプルリング32は注出口13bの位置との関係では注出案内筒24と若干干渉する配置になる。
注出口13b及び遮蔽板27をノズル部18と同心状に配置した場合でも、それに取り付けたプルリング32を注出案内筒24との干渉を避けるために、図9に示すように、プルリング32を平面視D形とすれば、D形の直線状の退避部分で注出案内筒24との干渉を避けることができる。
このように構成された注出口部10bでは、プルリング32を引き上げてスコア28を切り、注出口13bを開口させてから、図10cに示すように、所定の注出角度θだけ容器11を傾けると、油相14が注出口13bに向かって流れ、後れて水相15が注出口13bに向かって流れるが、油相14と水相15が共に容器11の肩部17、ノズル部18からの影響を受ける前に、油相14及び水相15が共にミキサー35によって切り分けられて注出口13bまで導かれるのである。すなわち、油相14は注出口13bに向かって流れるが、小径の注出口13bによって油相14の流れに抵抗を与えられて流れ速度が抑制され、相対的に水相15の流れが促進され、これに加えて油相14は縮径する肩部17及びノズル部18からの影響を受ける前に、ミキサー35の開口に直面した部分だけが、ミキサー35に取り込まれる。一方、水相15も肩部17及びノズル部18からの影響を受ける前で油相14から押し除けられる前の大きな流れ断面をもった状態のままミキサー35の開口に直面した部分がミキサー35に取り込まれる。その結果、油相14、水相15が共に所定の流量比率で注出口13bに達し、注出口13bで油相14と水相15が混在する状態となり、2相の注出量比率を理想値に近づけることができる。
なお図3においてミキサー35の高さは容器11の充填室高さHの2〜30%であることが望ましい。2%未満ではミキサーとして充分効果を奏さず、30%超では注出のために分離したときに先端の油相のみがつかるため水相比が下がる。また図6、図7においてミキサー35にあけられている穴38は液の流れを乱すことで内容液を自動で攪拌、分散する効果があり、内容液が具入りの場合、具を通過できる大きさであることが好ましい。
(実験例)
容器:内径D2 φ48mm 内容液充填室高さ153mm
内容積275ml
容器ノズル内径で(図1のD4に相当)がφ28の容器において、従来のφ16の大径の注出口を有する注出口部10、この発明のφ12の小径の注出口を有する注出口部10a、及びこの発明のφ12の小径の注出口と高さ10mmのミキサーを有する注出口部10bについて比較した。
1.セパレートタイプドレッシング、油相と水相の常温での体積比45:55、を収容した容器から初回に注出角度30°で注出した注出量(50ml/回、30ml/回、15ml/回)とその時の注出液中の水相比率(V%)を測定して比較した。
理想値は各初回注出量とも一定の約55%であるのに対し
(1)現行注出口部10はいずれも水相比が10%を上回ることはなかった。
これに対し
(2)この発明の注出口部10aでは66%から10%で、理想値に近づいているのがわかった。
(3)この発明の注出口部10bでは70%から25%で、理想値に一層近づいているのがわかった。
2.次に2相の混合状態を目視観察した。

Figure 2008087831
その結果、注出口が少量であるほど従来の注出口部10に比較してこの発明の注出口部10a、10bはミキサー効果が大きいことがわかった。
3.ミキサーの有無による項目比較

次のことがわかった。
Figure 2008087831
4.この発明の注出口部10bにおいて、市販のセパレートタイプドレッシングの初回注出量15ml/回について、注出角度(°)と注出口径(φ)と油相・水相比率とを比較した。

Figure 2008087831
とくにφ10〜φ12では、理想体積比45:55に近づくため、より好ましい。
(結論)
以上の説明から明らかな通り、この発明によれば、油−水2相の内容液の注出において、2相を一定の注出量の比率に近づけることができ、かつ開封が容易でかつ円滑で、開封動作が油相に衝撃を与えることがない容器の注出口部の構造を得ることができる。
容器に装着した開封した状態の第1の実施態様の中栓を示す縦断面図。 第1の実施態様の中栓を示す図で(a)は平面図、(b)は縦断面図。 容器に装着した開封した状態の第2の実施態様の中栓を示す縦断面図。 第2の実施態様の中栓を示す図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)はスコアの平面図。 ミキサーの縦断面説明図。 図5に示すミキサーの斜視説明図。 他のミキサーの斜視説明図。 第2の実施態様の他の中栓を示す図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)はスコアの平面図。 第2の実施態様の他の中栓を示す図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)はミキサーとスコアの平面図、(d)は図(a)におけるA−A部断面図、(e)はスコアの平面図。 容器の各種の注出口部の内容液の状態を示す説明図。 初回注出量と水相比率を示すグラフ。 従来の中栓を示す図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図。
符号の説明
10、10a、10b 注出口部
11 容器
12 内容液
13、13a、13b 注出口
14 油相
15 水相
16 胴部
17 肩部
18 ノズル部
21a、21b 中栓
22 脚筒
23 螺合筒
24 注出案内筒
25 案内面
26 基板
27 遮蔽板
28 スコア
31 補強リング
32 プルリング
35、35a、35b ミキサー
36a、36b 樋状片
37 尖端部
D2 胴部16の内径
D4 ノズル部18の内径

Claims (8)

  1. 溶け合わない2相をもつ内容液を充填する容器から容器ノズル部を通して内容液を注出する注出口をもつ容器の注出口部であって、前記注出口の開口面積はノズルの通液路の断面積の5〜40%であることを特徴とする容器の注出口部。
  2. 前記注出口部は前記容器ノズル部に直接形成され、または前記容器ノズル部に装着される栓体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の容器の注出口部。
  3. 前記注出口部の開口面積はほぼ円形であって直径が8〜15mm、より好ましくは直径が10〜12mmであることを特徴とする請求項1及び2のいずれか1に記載の容器の注出口部。
  4. 前記注出口の周辺部から前記容器ノズル部の内側に前記容器の内方に向かって延出する筒状体、若しくは協働して略筒状体を構成する複数の樋状体であるミキサーを配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の容器の注出口部。
  5. 前記ミキサーは前記容器ノズル部と同心状の仮想の筒状面に沿って形成されていることを特徴とする請求項4記載の容器の注出口部。
  6. 前記ミキサーの高さが前記容器の充填室高さの2〜30%であることを特徴とする、請求項4〜5のいずれかに記載の容器の注出口部
  7. 前記ミキサーの肉厚方向に貫通する穴を設けていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の容器の注出口部
  8. 前記穴は前記内容液が具を含んでいるものの場合の前記具を通過させることが可能な大きさであることを特徴とする請求項7記載の容器の注出口部
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