JP2008087446A - インクジェットプリンタのヘッドワイピング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ノズル近傍の拭き圧力を高め、回復効率を高める。横拭き時のブレードからのインク飛び散りを防ぐ。
【解決手段】 ブレード固定で、ヘッド移動軌跡を曲線にし、ブレード位置がノズル近傍の時、移動速度を落とし、拭き圧を高めるような溝カム構成にする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ブレード固定で、ヘッド移動軌跡を曲線にし、ブレード位置がノズル近傍の時、移動速度を落とし、拭き圧を高めるような溝カム構成にする。
【選択図】 図1
Description
本発明はインクジェットプリンタのフルマルチ(FM)のヘッドのブレードワイピング装置に関するものである。
1.横拭きワイピング(ノズル列に直角)
ブレード(ブレードはノズル列長さより長くなる。)をオリイフィス平面と平行に移動。駆動源はキャップ移動の駆動源と同じ。
ブレード(ブレードはノズル列長さより長くなる。)をオリイフィス平面と平行に移動。駆動源はキャップ移動の駆動源と同じ。
2.縦拭きワイピング(ノズル列に平行)
略ヘッド厚み幅の小ブレードをノズル列長さ+αストロークで移動させる。駆動源は縦拭き用に独立して設けてある。
略ヘッド厚み幅の小ブレードをノズル列長さ+αストロークで移動させる。駆動源は縦拭き用に独立して設けてある。
3.1と2の並用
従来例としては、例えば特許文献1と特許文献2をあげることが出来る。
特開平08−058115号公報
特開2000−198211号公報
従来例としては、例えば特許文献1と特許文献2をあげることが出来る。
1.横拭き。ブレード進入量一定でオリイフィス面に突入する為、突入時駆動源負荷が急激に増加。一般に数個のヘッドへ長尺幅で同時に突入させる為大容量モータが必要となる。
ブレードがヘッド稜部に長尺幅でぶち当る為、ヘッドが正位置から動いたり、ブレードが傷んだり、オリイフィス面以外のゴミ等付着物をワイピング時捲き込み易い。ブレードがオリイフィス面より抜け去る時、弾性復元が急激な為、拭いインクを周辺に飛び散す。
2.縦拭き。長尺多ノズル分の拭いインクを保水させる装置の容量が小さいと溢れる恐れがある。一般に装置(ブレード貯留拭いインクを廃インク容器に移す装置)が複雑で、専用モータが必要となる。ワイピング時間が長い。
3.横拭き+縦拭き
装置が複雑大型化し、ワイピング時間が長くなる。
装置が複雑大型化し、ワイピング時間が長くなる。
一般に縦拭き時の拭いインク量を減らす為に、横拭きでおおかたのインクを拭うのに並用されている。
・縦拭きを止め、横拭きのみとし、ブレードが長尺幅でヘッド稜部にぶち当たらない様にすれば良い。
・ブレードがオリイフィス面より離れる前に、ブレード弾性力を働かさないようにすればインクは飛び散らない。
・ブレードの適正進入量は、ノズル近傍部だけにし拭き速度を落とし、その分移動駆動力を高めれば良い。(直流モータの特性を移用する)
・ヘッドキャッピング操作時、ヘッドがキャップ位置迄往復する途中にブレードを固定で配設すれば往復ピンタ式の2度拭きができる。
・ヘッドキャッピング操作時、ヘッドがキャップ位置迄往復する途中にブレードを固定で配設すれば往復ピンタ式の2度拭きができる。
・ヘッド移動軌跡を上記手段対応にすればよい。カム溝形状のみで対応可能。
以上説明したように、本発明によれば、案内溝の形状により、ワイピング条件を決定することが可能となった。
ワイピング条件
・ブレード進入量
・ブレードの押圧力
・ブレードの拭きスピード
・ブレードの拭き途中の進入量変化
・ブレードの拭き途中の押圧力変化
・ブレードの拭き途中の拭きスピード変化
・ブレードのヘッド衝突力制御(緩入開始)
・ブレードの拭きインクの飛び散り制御(離脱時)
・ブレード進入量
・ブレードの押圧力
・ブレードの拭きスピード
・ブレードの拭き途中の進入量変化
・ブレードの拭き途中の押圧力変化
・ブレードの拭き途中の拭きスピード変化
・ブレードのヘッド衝突力制御(緩入開始)
・ブレードの拭きインクの飛び散り制御(離脱時)
(第1実施例)
請求項(1)〜(5)を含む実施例を図1〜3に示す。図2に於いて矢曲線Aは1a〜dのヘッドノズル位置の移動軌跡を示す。すなわち1a〜dがキャップ5内にインク予備吐出した後、初期印字位置迄移行する時、4のサイドフレームにA曲線を描くように配設してある案内溝4aに沿って、3のカムフォロアが6,7のスイングレバーにより移動させられる途中にブレード11が固定配置されていればワイピングが行われる。図3に於けるアーム長Lが最も短くなる位置がブレード進入量がノズル近傍に最も大となり、ノズルを最も強く押圧し、速度が遅いワイピングがなされる。ワイピング移行間でLが長くなる時の負荷増は5の弾性力が負荷減方向に働く為、移動駆動障害を起こすことはない。
請求項(1)〜(5)を含む実施例を図1〜3に示す。図2に於いて矢曲線Aは1a〜dのヘッドノズル位置の移動軌跡を示す。すなわち1a〜dがキャップ5内にインク予備吐出した後、初期印字位置迄移行する時、4のサイドフレームにA曲線を描くように配設してある案内溝4aに沿って、3のカムフォロアが6,7のスイングレバーにより移動させられる途中にブレード11が固定配置されていればワイピングが行われる。図3に於けるアーム長Lが最も短くなる位置がブレード進入量がノズル近傍に最も大となり、ノズルを最も強く押圧し、速度が遅いワイピングがなされる。ワイピング移行間でLが長くなる時の負荷増は5の弾性力が負荷減方向に働く為、移動駆動障害を起こすことはない。
(第2の実施例)
請求項(1)、(4)、(5)を含む実施例を図4に示す。4aが直線案内。
請求項(1)、(4)、(5)を含む実施例を図4に示す。4aが直線案内。
(第3の実施例)
ブレード位置をずらすことにより請求項(6)、(7)が実施できる。
ブレード位置をずらすことにより請求項(6)、(7)が実施できる。
1a〜d FMヘッド
2 ヘッド枠
3 カムフォロア
4 サイドフレーム
4a 案内溝
5 キャップ
6,7 スイングレバ
8 コンロッド
9 ピニオン
10 モータ
11 ブレード(ワイピングブレード)
21 紙吸着ベルトユニット
2 ヘッド枠
3 カムフォロア
4 サイドフレーム
4a 案内溝
5 キャップ
6,7 スイングレバ
8 コンロッド
9 ピニオン
10 モータ
11 ブレード(ワイピングブレード)
21 紙吸着ベルトユニット
Claims (1)
- ノズル列に対し直交する方向に弾性ブレードにてワイピングするヘッドのワイピング装置であって、(1)ブレードは固定であってヘッドがワイピング移動し、(2)ブレード進入量がノズル列に向かう時漸時増加し、(3)ノズル列より離れる時は漸時減少し、(4)ブレードはノズル列に向かう時漸時ワイピング速度が低くなり、押圧力が増加し、(5)ノズル列より離れる時漸時ワイピング速度が高くなり押圧力が低下し、(6)ブレード進入量が漸時増加する途中にノズル列が存在するようにまたは(7)ブレード進入量が漸時減少していく途中にノズル列が存在することを特徴としたワイピング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006274137A JP2008087446A (ja) | 2006-10-05 | 2006-10-05 | インクジェットプリンタのヘッドワイピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006274137A JP2008087446A (ja) | 2006-10-05 | 2006-10-05 | インクジェットプリンタのヘッドワイピング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008087446A true JP2008087446A (ja) | 2008-04-17 |
Family
ID=39372076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006274137A Withdrawn JP2008087446A (ja) | 2006-10-05 | 2006-10-05 | インクジェットプリンタのヘッドワイピング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008087446A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013028043A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Kyocera Document Solutions Inc | インクジェット記録装置 |
US11338584B2 (en) | 2019-01-31 | 2022-05-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus |
-
2006
- 2006-10-05 JP JP2006274137A patent/JP2008087446A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013028043A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Kyocera Document Solutions Inc | インクジェット記録装置 |
US9227405B2 (en) | 2011-07-28 | 2016-01-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Inkjet recording apparatus |
US11338584B2 (en) | 2019-01-31 | 2022-05-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100105 |