JP2008087194A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 サブタンクの小型化にすることなく、サブタンク搭載幅寸法を小型化にする。
【解決手段】 サブタンク121の断面形状を瓢箪形状として、複数個のサブタンク121のうち隣り合うサブタンク121が、搬送方向視において、少なくとも一部が重なるように配列する。これにより、サブタンク121を小さくすることなく、サブタンク121搭載幅寸法を小型にすることができる。
【選択図】図2
【解決手段】 サブタンク121の断面形状を瓢箪形状として、複数個のサブタンク121のうち隣り合うサブタンク121が、搬送方向視において、少なくとも一部が重なるように配列する。これにより、サブタンク121を小さくすることなく、サブタンク121搭載幅寸法を小型にすることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録ヘッドユニット(キャリッジ)に搭載されたサブタンク、及びサブタンクに補充供給されるインクが充填されたメインタンクを本体側に備えるインクジェットプリンタに関するもので、特に、サブタンク側とメインタンク側とが離接可能であり、インクをメインタンクからサブタンクに供給するときにサブタンク側とメインタンク側とを接続するステーション供給方式に適用して有効である。
記録ヘッドユニットに搭載されている複数個のサブタンクは、通常、インクジェットプリンタの前面から見て、隣り合うサブタンクが重なることなく、単純に記録ヘッドユニットの走査方向に沿って並んで配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-240039号公報
ところで、記録ヘッドユニットのうち走査方向と平行な部位の寸法を小型化するには、サブタンクの搭載スペースのうち走査方向と平行な部位の寸法(以下、この寸法を、サブタンク搭載幅寸法という。)も小型化する必要がある。
そして、特許文献1に記載の発明では、複数個のサブタンクが単純に走査方向に沿って直列配置されているので、サブタンク搭載幅寸法を小型化するには、サブタンクそれ自体を小型化する必要がある。
しかし、サブタンクを小型化すると、サブタンクで貯留可能なインク量が少なくなるので、メインタンクからサブタンクにインクを頻繁に供給する必要があり、サブタンクを有していないインクジェットプリンタと同様となってしまい、サブタンクを設けた意義が没却してしまう。
本発明は、上記点に鑑み、サブタンクの小型化にすることなく、サブタンク搭載幅寸法を小型化にすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、被記録媒体に向けてインクを噴射する記録ヘッド及び複数個のサブタンクを有し、被記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に往復運動する記録ヘッドユニットとを備え、複数個のサブタンクのうち隣接するサブタンクは、主走査方向と平行な方向及び搬送方向と平行な方向のいずれの方向視からでも、少なくとも一部が重なるように配列されていることを特徴とする。
そして、請求項1に記載の発明では、複数個のサブタンクのうち隣接するサブタンクは、搬送方向と平行な方向視から見ても、少なくとも一部が重なるように配列されているので、サブタンクを小さくすることなく、サブタンク搭載幅寸法を小型にすることができる。
さらに、請求項1に記載の発明では、複数個のサブタンクのうち隣接するサブタンクは、主走査方向と平行な方向視から見ても、少なくとも一部が重なるように配列されているので、サブタンクを小さくすることなく、サブタンク搭載スペースのうち搭載幅寸法と直交する方向の寸法、つまり奥行き寸法も小型にすることができる。
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の発明では、サブタンクを小さくすることなく、サブタンク搭載スペースを小型にすることができる。
なお、請求項1に記載の発明のように複数個のサブタンクを配置するにあたっては、請求項2に記載の発明のごとく、各サブタンクは、主走査方向及び搬送方向と直交する方向視において、主走査方向又は搬送方向と平行な仮想線に対して線対称な形状となっていることが望ましい。
なお、請求項1に記載の発明のように複数個のサブタンクを配置するにあたっては、請求項2に記載の発明のごとく、各サブタンクは、主走査方向及び搬送方向と直交する方向視において、主走査方向又は搬送方向と平行な仮想線に対して線対称な形状となっていることが望ましい。
また、各サブタンクが、請求項3に記載の発明のごとく、主走査方向及び搬送方向と直交する方向視において、互いに相似な形状に形成されていると、更に望ましい。
なお、請求項3における「互いに相似な形状」とは、合同形状も含む意味である。
なお、請求項3における「互いに相似な形状」とは、合同形状も含む意味である。
そして、請求項4に記載の発明では、複数個のサブタンクは、主走査方向に千鳥状に配列されていることを特徴としている。
これにより、複数個のサブタンクが、主走査方向及び搬送方向のいずれの方向から見ても、少なくとも一部が重なるように1例に配列された場合(図8参照)に比べて、サブタンク搭載スペースのうち、特に、奥行き寸法を小型にすることができる。
これにより、複数個のサブタンクが、主走査方向及び搬送方向のいずれの方向から見ても、少なくとも一部が重なるように1例に配列された場合(図8参照)に比べて、サブタンク搭載スペースのうち、特に、奥行き寸法を小型にすることができる。
また、複数個のサブタンク各々は、請求項5に記載の発明のごとく、主走査方向及び搬送方向と直交する方向視において、外周部に凹部及び凸部を有する形状に形成されていることが望ましい。
そして、請求項6に記載の発明のごとく、凹部に隣り合うサブタンクの凸部が嵌り込むように、複数個のサブタンクが主走査方向に千鳥状に配列されていると、より一層効果的にサブタンク搭載スペースを小型にすることができる。
また、請求項7に記載の発明では、サブタンクに補充供給されるインクが充填されたメインタンクを備え、メインタンク側からサブタンク側にインクを供給するときにメインタンク側とサブタンク側とを接続するステーション供給手段と、メインタンク側とサブタンク側とが接続されたときに、サブタンクを主走査方向及び搬送方向と直交する方向に押圧する押圧手段とを備えており、各サブタンクは、主走査方向及び搬送方向と直交する方向に伸縮可能な蛇腹状に形成されていることを特徴とする。
ところで、サブタンクが蛇腹状に形成され、かつ、サブタンクの断面形状が略長方形状に構成されていると、サブタンクを押圧して圧縮する際に、サブタンクの伸縮方向略中央部が膨らむ、又はサブタンクが座屈変形する等の異形変形が発生し易いので、サブタンクを押圧(圧縮)する際に隣り合うサブタンクが干渉してしまうといった問題が発生するおそれが高い。
この問題に対しては、例えば、サブタンクのうち主走査方向と平行な部位の寸法(以下、この寸法をサブタンクの幅寸法という。)を大きくしてサブタンクの断面積を大きくすれば、異形変形を抑制することができるものの、この手段では、サブタンク搭載幅寸法が大型化してしまう。
さらに、サブタンクの異形変形を抑制するための補強ガイドを設けるといった手段も考えられるが、この手段では、部品点数が増加してしまうので、インクジェットプリンタの製造工数及び製造原価の上昇を招いてしまう。
これらに対して、例えば、外周部に凹部及び凸部を有するサブタンクの容積と、外周部に凹凸の無い形状(例えば、楕円断面形状や矩形断面形状等)のサブタンクの容積とが同一であって、かつ、伸縮方向の寸法も同一の場合には、外周部に凹部及び凸部を有するサブタンクの最大幅寸法は、外周部に凹凸の無いサブタンクの最大幅寸法に比べて大きくなる。したがって、請求項7に記載の発明では、サブタンクが圧縮される際に、サブタンクが異形変形してしまうことを抑制できる。
さらに、請求項7に記載の発明では、凹部に隣り合うサブタンクの凸部が嵌り込むように、複数個のサブタンクが主走査方向に千鳥状に配列されているので、サブタンク搭載幅寸法を効果的に小型にすることができる。
したがって、請求項7に記載の発明では、インクジェットプリンタの製造工数及び製造原価の上昇、並びにサブタンクが圧縮される際に異形変形してしまうことを抑制しつつ、サブタンク搭載スペースの搭載幅寸法を小型にすることができる。
請求項8に記載の発明では、複数個のサブタンクのうちブラックインクが供給されるサブタンクは、他のサブタンクに比べて容積が大きいことを特徴とする。
これにより、請求項8に記載の発明では、消費量が比較的大きいブラックインク(黒色インク)を多くサブタンクで蓄えることができるので、ブラックインクの補充供給回数を低減することができる。
これにより、請求項8に記載の発明では、消費量が比較的大きいブラックインク(黒色インク)を多くサブタンクで蓄えることができるので、ブラックインクの補充供給回数を低減することができる。
本実施形態は、本発明に係るインクジェットプリンタをステーション供給方式のインクジェットプリンタに適用したものである。以下、本発明の実施形態に係るステーション供給方式のインクジェットプリンタを図面と共に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタの画像形成部を上方側から見た模式図であり、図2は複数個のサブタンク121を上方側から見た図であり、図3(a)、図4(a)、図5はインクの補充供給作動を示す作動説明図であり、図3(b)、図4(b)はインクの補充供給作動時におけるジョイントバルブの作動を示す作動説明図である。
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタの画像形成部を上方側から見た模式図であり、図2は複数個のサブタンク121を上方側から見た図であり、図3(a)、図4(a)、図5はインクの補充供給作動を示す作動説明図であり、図3(b)、図4(b)はインクの補充供給作動時におけるジョイントバルブの作動を示す作動説明図である。
インクジェットプリンタは、周知のごとく、微小なインク滴を記録用紙等の被記録媒体(以下、用紙という。)に向けて噴射することにより用紙に画像を形成していくものである。そして、カラー画像を形成するに場合には、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック等の基本色を重ね合わせることにより様々な色彩の画像を形成する。
また、ステーション供給方式とは、後述するサブタンク121にインクを供給するときには、後述するメインタンクユニット130側とサブタンク121側とを接続し、一方、画像形成時等のサブタンク121にインクを補充供給していないときには、メインタンクユニット130側とサブタンク121側とを離間させた状態とするものである。
そして、本実施形態では、サブタンク121内の残留インク量が所定量以下となったときに、メインタンクユニット130側とサブタンク121側とを接続させてサブタンク121にインクを補充供給し、一方、サブタンク121内の残留インク量が所定量より多いときには、メインタンクユニット130側とサブタンク121側とを離間させた状態とする。
1.記録ヘッドユニット
図1中、記録ヘッドユニット(キャリッジ)100は、用紙にインク滴を噴射する記録ヘッド110、及び記録ヘッド110にインクを供給するサブタンクユニット120等を有して構成されたもので、この記録ヘッドユニット100は、画像形成時に、用紙の搬送方向と直交する方向であって用紙の記録面と平行な方向(図1の左右方向)、つまり主走査方向に走査(往復運動)される。
図1中、記録ヘッドユニット(キャリッジ)100は、用紙にインク滴を噴射する記録ヘッド110、及び記録ヘッド110にインクを供給するサブタンクユニット120等を有して構成されたもので、この記録ヘッドユニット100は、画像形成時に、用紙の搬送方向と直交する方向であって用紙の記録面と平行な方向(図1の左右方向)、つまり主走査方向に走査(往復運動)される。
なお、記録ヘッド110のうち搬送されて来る用紙と対向する面には、各基本色を噴射するためのノズル(図示せず。)が基本色毎に複数個設けられているとともに、これらのノズルは、基本色毎に用紙の搬送方向と平行な方向に列状に並んでいる。
サブタンクユニット120は、主走査方向に直列に並んだ複数個のサブタンク121C、121M、121Y、121Bk、及び各サブタンク121C、121M、121Y、121Bkを押圧する押圧レバー122C、122M、122Y、122Bk等を有して構成されている。
因みに、サブタンク121Cにはシアン(C)インクが充填され、サブタンク121Mにはマゼンタ(M)インクが充填され、サブタンク121Yにはイエロー(Y)インクが充填され、サブタンク121Bkにはブラック(Bk)インクが充填されている。
なお、以下、サブタンク121C、121M、121Y、121Bkは、充填されているインクが異なるのみで、その他同一であるので、以下これらのサブタンクを総称するときは、サブタンク121と記す。また、押圧レバー122C、122M、122Y、122Bkは、押圧するサブタンク121が異なるのみであるので、以下、これらの押圧レバーを総称するときは、押圧レバー122と記す。
また、サブタンク121は、主走査方向及び用紙の搬送方向と直交する方向(本実施形態では、上下方向)に弾性(伸縮)変形可能に構成されており、具体的には、図3(a)に示すように、蛇腹状のベローズにて構成されている。
また、これらサブタンク121は、主走査方向及び搬送方向と直交する方向(以下、この方向をサブタンク121の伸縮方向という。)視において、図2に示すように、外周部に凹部121A及び凸部121Bを有する瓢箪状に形成されているとともに、各サブタンク121は、凹部121Aに隣り合うサブタンク121の凸部121Bが嵌り込むように、主走査方向に千鳥状に配列されている。
なお、「凹部121Aに隣り合うサブタンク121の凸部121Bが嵌り込むように」とは、凹部121Aに凸部121Bが完全に嵌り込む場合は勿論のこと、隣り合うサブタンク121の凹部121Aと凸部121Bとが、凹部121A及び凸部121Bの凹凸方向(図2では主走査方向)に直列に並んでいる状態、又は主走査方向から見て凹部121Aに対応する部位に隣り合うサブタンク121の凸部121Bが位置するような状態をいう。
また、本実施形態に係るサブタンク121各々は、その伸縮方向(図2の紙面鉛直方向)視において、主走査方向又は搬送方向(例えば、搬送方向)と平行であって、かつ、伸縮方向と直交する断面形状の図心Gを通る仮想線Lに対して線対称な形状に形成されているとともに、複数個のサブタンク121各々は、その断面形状が互いに相似な形状(本実施形態では、合同形状)に形成されている。因みに、図心とは、断面形状を表す図形において、その面積モーメントが釣り合う点をいう。
そして、隣り合うサブタンク121間のピッチ寸法Pが、サブタンク121の最大幅寸法(凸部121Bの部分の幅寸法)Wより小さく設定されているので、本実施形態では、複数個のサブタンク121のうち隣り合うサブタンク121は、主走査方向及び搬送方向のいずれの方向から見ても、少なくとも一部が重なるように配列された状態となっている。
また、押圧レバー122は、図3(a)に示すように、一端側122Aがサブタンク121の上端部に回転可能に連結され、他端122Bが記録ヘッドユニット100の外縁部より外側まで延びる押圧手段であり、この押圧レバー122の長手方向一端側122Aと他端側122Bとの間には、押圧レバー122を揺動可能に支持する支持部122Cが設けられている。なお、支持部122Cは、記録ヘッドユニット100の本体部に固定されている。
2.メインタンクユニット
メインタンクユニット130は、図3(a)に示すように、各サブタンク121に補充供給するためのインクが充填されている複数個のインクカートリッジ131、及びこれらのインクカートリッジ131が着脱可能に組み付けられたカートリッジケーシング132等から構成されている。
メインタンクユニット130は、図3(a)に示すように、各サブタンク121に補充供給するためのインクが充填されている複数個のインクカートリッジ131、及びこれらのインクカートリッジ131が着脱可能に組み付けられたカートリッジケーシング132等から構成されている。
そして、インクカートリッジ131は、その幅寸法が他の方向に比べて小さい扁平立方体形状に形成されているとともに、幅方向が水平方向と略一致するように水平方向に並んだ状態でカートリッジケーシング132に装着されている。
3.ステーション型インク供給機構
3.1.ステーション型インク供給機構の概略構造
ステーション型インク供給機構(以下、インク供給機構と記す。)140は、図3(a)に示すように、サブタンク側ジョイントバルブ150、メインタンク側ジョイントバルブ160、押圧レバー122の他端側122Bを押圧するプッシュロッド170、及びメインタンク側ジョイントバルブ160及びプッシュロッド170を作動させるスライドカム180等を有して構成されている。
3.1.ステーション型インク供給機構の概略構造
ステーション型インク供給機構(以下、インク供給機構と記す。)140は、図3(a)に示すように、サブタンク側ジョイントバルブ150、メインタンク側ジョイントバルブ160、押圧レバー122の他端側122Bを押圧するプッシュロッド170、及びメインタンク側ジョイントバルブ160及びプッシュロッド170を作動させるスライドカム180等を有して構成されている。
なお、サブタンク側ジョイントバルブ150、メインタンク側ジョイントバルブ160、プッシュロッド170及びスライドカム180等は、サブタンク121毎にそれぞれ設けられており、それらは全て同一構造であるので、以下、ブラックインクが充填されているサブタンク121用のインク供給機構140を例に説明する。
サブタンク側ジョイントバルブ150は、記録ヘッドユニット100の本体部に固定されてサブタンク121に連通する接続用バルブである。そして、図3(b)に示すように、略円筒状のバルブハウジング151のメインタンク側ジョイントバルブ160側には、弁口152(図4(b)参照)が形成されたバルブキャップ153が液密に組み付けられており、弁口152は、バルブハウジング151の内側に変位可能に配設された弁体154により閉塞されている。
なお、本実施形態に係るバルブキャップ153は、エラストマー等の弾性材料にて構成されているとともに、そのメインタンク側ジョイントバルブ160側には、弁口152の周囲を囲むようにメインタンク側ジョイントバルブ160側に突出した環状の突起部153Aが設けられている。
コイルバネ155は、弁口152を閉じる向きに弁体154を内側から押圧する弾性手段であり、このコイルバネ155は、バルブハウジング151内の圧力によって弁体154を閉じる向き押圧する押圧力F1とコイルバネ155による弁体154の押圧力F2との和(=F1+F2)が、大気圧が弁体154を開く向きに押圧する押圧力F3と略等しくなるか、又は僅かに大きくなるように、初期加重及びバネ定数が設定されている。
そして、本実施形態では、サブタンク側ジョイントバルブ150とサブタンク121とは、サブタンク121の上方側で連通し、サブタンク121と記録ヘッド110とは、サブタンク121の下方側に連通している。
また、メインタンク側ジョイントバルブ160は、インクをサブタンク121に補充供給する際に、サブタンク側ジョイントバルブ150と接続されてサブタンク121とインクカートリッジ131とを連通させるものである。なお、メインタンク側ジョイントバルブ160は、図3(a)に示すように、配管やチューブ166等のインク供給管を介してインクカートリッジ131に連通している。
そして、図3(b)に示すように、略円筒状のバルブハウジング161のバルブキャップ153側には、弁口162が設けられており、この弁口162は、バルブハウジング161の内側に変位可能に配設された弁体163により閉塞される。
コイルバネ164は、弁口162を閉じる向きの押圧力を弁体163に作用させる弾性手段である。プッシュロッド165は、サブタンク側ジョイントバルブ150側に突出してサブタンク側ジョイントバルブ150の弁体154を押圧して弁口152を開口させるためのものであり、このプッシュロッド165は、弁体163に一体化されて弁体163と一体的に変位する。
スライドカム180は、プッシュロッド170及びメインタンク側ジョイントバルブ160(バルブハウジング161)の長手方向端部に接触して、これら170、180をその長手方向(本実施形態では、上下方向)に移動させるカム面181が形成されたものである。
そして、本実施形態では、プッシュロッド170及びメインタンク側ジョイントバルブ160を上方側に移動させる場合には、後述する排紙ローラ190から駆動力を得てスライドカム180を図3(a)の左側に移動させる。
一方、プッシュロッド170及びメインタンク側ジョイントバルブ160を下方側に移動させる場合には、排紙ローラ190からの駆動力の伝達を遮断してリターン用バネ182の弾性力にてスライドカム180を図3(a)の右側に移動させる。
また、各サブタンク121用のスライドカム180は、ベース板183にて一体化されており、ベース板183のうち排紙ローラ190側には、図1に示すように、ラックギヤ183Aが設けられている。
そして、排紙ローラ190の長手方向端部に設けられたギヤ190Aからラックギヤ183A(ベース板183)に駆動力を伝達するピニオンギヤ184は、ラックギヤ183Aと噛み合う位置とラックギヤ183Aからずれてラックギヤ183Aと噛み合わない位置との間を移動可能に配設されており、このピニオンギヤ184は、図示しない電磁ソレノイド等のアクチュエータにてその位置が切り換えられる。
なお、排紙ローラ190は、画像形成が終了した用紙を排出口(図示せず。)側に搬送するための搬送手段であり、用紙は、左右一対のフレーム191間を搬送されて排出される。
3.2.インク供給機構の概略作動
インク供給機構140は、サブタンク121内のインク残量が所定量以下となったときにサブタンク側ジョイントバルブ150とメインタンク側ジョイントバルブ160とを接続し、インクをサブタンク121に補充供給するステーション供給手段である。
インク供給機構140は、サブタンク121内のインク残量が所定量以下となったときにサブタンク側ジョイントバルブ150とメインタンク側ジョイントバルブ160とを接続し、インクをサブタンク121に補充供給するステーション供給手段である。
なお、本実施形態では、記録ヘッド110から噴射されたインクの噴射回数(パージ処理用の噴射回数も含む。)が、前回サブタンク121にインクを補充供給した時から計時して所定回数に到達したときにサブタンク121内のインク残量が所定量以下となったものと推定している。
そして、インクジェットプリンタの作動を制御する制御装置(図示せず。)は、サブタンク121内のインク残量が所定量以下となったと判定すると、ピニオンギヤ184をラックギヤ183Aと噛み合う位置に移動させるとともに、排紙ローラ190を回転させる。
これにより、スライドカム180が、図4(a)に示すように、紙面左側に移動するため、スライドカム180に押圧されてプッシュロッド170及びメインタンク側ジョイントバルブ160が上方側に移動する。
このため、図4(b)に示すように、メインタンク側ジョイントバルブ160が上方に移動して、メインタンク側ジョイントバルブ160のプッシュロッド165がサブタンク側ジョイントバルブ150の弁体154を押し上げるので、弁口152が開く。
これと同時に、メインタンク側ジョイントバルブ160の弁体163は、プッシュロッド165を介して弁口162を開く向きの押圧力を受けるため、弁体163が下方側に変位して弁口162が開き、サブタンク121とインクカートリッジ131とが連通した状態となる。
一方、プッシュロッド170の先端側が押圧レバー122の他端側122Bを上方側に押し上げるので、図4(a)に示すように、押圧レバー122の一端側122Aが下方側に下がってサブタンク121が押し潰されるように圧縮変形する。このため、サブタンク121に残留しているインクは、一旦、インクカートリッジ131に戻る。
なお、メインタンク側ジョイントバルブ160とサブタンク側ジョイントバルブ150とが接続される前にサブタンク121が圧縮されると、メインタンク側ジョイントバルブ160とサブタンク側ジョイントバルブ150とが接続される時に、接続部でインクが漏れる可能性が高いので、本実施形態では、サブタンク側ジョイントバルブ150とメインタンク側ジョイントバルブ160との接続が完了した後に、サブタンク121の圧縮が開始されるようにカム面181の形状及びスライドカム180の作動方向が設定されている。
また、サブタンク121を圧縮する際の圧縮圧力が過度に大きいと、記録ヘッド110の噴射口に形成されているメニスカスが破壊されるおそれがあるので、カム面181の形状及びスライドカム180の作動速度は、メニスカスが破壊されない程度の圧力(例えば、4kPa以下)でサブタンク121を圧縮するように設定されている。
そして、制御装置は、ピニオンギヤ184をラックギヤ183Aと噛み合う位置に移動させて排紙ローラ190を回転させた時から所定時間が経過したとき、又は排紙ローラ190の総回転量が所定総回転量に到達したときに、サブタンク121の圧縮が完了したものと見なして、ピニオンギヤ184をラックギヤ183Aと噛み合わない位置まで移動させるとともに排紙ローラ190の回転を停止させる。
これにより、図5に示すように、スライドカム180は紙面右側に移動し始めてプッシュロッド170が下方側に変位するとともに、サブタンク121が自身の復元力により膨張拡大していくため、インクカートリッジ131内のインクがサブタンク121に吸引されて補充供給される。
そして、スライドカム180が更に紙面右側に移動すると、図3に示すように、プッシュロッド170が押圧レバー122から離隔するとともに、サブタンク側ジョイントバルブ150とメインタンク側ジョイントバルブ160との接続状態が解除されて、サブタンク側ジョイントバルブ150及びメインタンク側ジョイントバルブ160が閉じる。
なお、プッシュロッド170と押圧レバー122とが接触している状態でサブタンク側ジョイントバルブ150とメインタンク側ジョイントバルブ160との接続状態が解除されると、接続部からインクが漏れ出るおそれが高いので、本実施形態では、プッシュロッド170が押圧レバー122から離隔した後に、サブタンク側ジョイントバルブ150とメインタンク側ジョイントバルブ160との接続状態が解除されるようにカム面181の形状及びスライドカム180の作動方向が設定されている。
ところで、画像形成時においては、図3に示すように、サブタンク側ジョイントバルブ150とメインタンク側ジョイントバルブ160との接続状態が解除されて、サブタンク側ジョイントバルブ150及びメインタンク側ジョイントバルブ160が閉じているが、サブタンク121内のインクが消費されると、サブタンク121が縮小するように弾性変形するので、サブタンク121内の圧力が低下し、この低下したサブタンク121内の圧力(負圧)により記録ヘッド110に形成されたメニスカスが維持される。
このとき、サブタンク121内のインクが多量に消費されてサブタンク121内の圧力が過度に低下すると、大気圧とサブタンク121内圧力との圧力差が過度に大きくなってメニスカスが破壊されてしまうおそれがある。
しかし、本実施形態では、コイルバネ155は、バルブハウジング151内の圧力によって弁体154を閉じる向き押圧する押圧力F1とコイルバネ155による押圧力F2との和(=F1+F2)が、大気圧が弁体154を開く向きに押圧する押圧力F3と略等しくなるか、又は僅かに大きくなるように、初期加重及びバネ定数が設定されているので、サブタンク121内の圧力が過度に低下すると、サブタンク側ジョイントバルブ150が開き、サブタンク121内の圧力が上昇する。
そして、大気圧とサブタンク121内圧力との圧力差がコイルバネ155の押圧力に相当する圧力差まで小さくなると、サブタンク側ジョイントバルブ150が閉じて、サブタンク121内の圧力がメニスカスを維持するために適正な圧力に維持される。
つまり、本実施形態では、大気圧とサブタンク121内圧力との圧力差がコイルバネ155の押圧力に相当する圧力差に維持されるように、サブタンク側ジョイントバルブ150が機械的に自動開閉制御される。
4.本実施形態に係るインクジェットプリンタの特徴
本実施形態に係るインクジェットプリンタでは、複数個のサブタンク121のうち隣り合う(隣接する)サブタンク121は、搬送方向から見ても、すなわち搬送方向と平行な方向視において、少なくとも一部が重なるように配列されているので、サブタンク121を小さくすることなく、サブタンク121搭載幅寸法を小型にすることができる。
本実施形態に係るインクジェットプリンタでは、複数個のサブタンク121のうち隣り合う(隣接する)サブタンク121は、搬送方向から見ても、すなわち搬送方向と平行な方向視において、少なくとも一部が重なるように配列されているので、サブタンク121を小さくすることなく、サブタンク121搭載幅寸法を小型にすることができる。
さらに、本実施形態に係るインクジェットプリンタでは、複数個のサブタンク121のうち隣り合う(隣接する)サブタンク121は、主走査方向から見ても、すなわち主走査方向と平行な方向視において、少なくとも一部が重なるように配列されているので、サブタンク121を小さくすることなく、サブタンク121搭載スペースのうち搭載幅寸法と直交する方向の寸法、つまり奥行き寸法も小型にすることができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るインクジェットプリンタでは、サブタンク121を小さくすることなく、サブタンク121搭載スペースを小型にすることができる。
また、本実施形態に係るインクジェットプリンタでは、凹部121Aに隣り合うサブタンク121の凸部121Bが嵌り込むように、複数個のサブタンク121が主走査方向に千鳥状に配列されているので、複数個のサブタンク121が、主走査方向及び搬送方向のいずれの方向視においても、少なくとも一部が重なるように1例に配列された場合(図8参照)に比べて、サブタンク搭載スペースのうち奥行き寸法をより一層小型にすることができる。
ところで仮に、サブタンク121が蛇腹状に形成され、かつ、サブタンク121の断面形状が略長方形状に構成されていると、サブタンク121を押圧して圧縮する際に、サブタンク121の伸縮方向略中央部が膨らむ、又はサブタンク121が座屈変形する等の異形変形が発生し易いので、サブタンク121を押圧(圧縮)する際に隣り合うサブタンク121が干渉してしまうといった問題が発生するおそれが高い。
この問題に対しては、例えば、サブタンク121のうち主走査方向と平行な部位の寸法(以下、この寸法をサブタンク121の幅寸法という。)を大きくしてサブタンク121の断面積を大きくすれば、異形変形を抑制することができるものの、この手段では、サブタンク搭載幅寸法が大型化してしまう。
さらに、サブタンク121の異形変形を抑制するための補強ガイドを設けるといった手段も考えられるが、この手段では、部品点数が増加してしまうので、インクジェットプリンタの製造工数及び製造原価の上昇を招いてしまう。
これらに対して、例えば、外周部に凹部121A及び凸部121Bを有するサブタンク121の容積と、外周部に凹凸の無い形状(例えば、楕円断面形状や矩形断面形状等)のサブタンク121の容積とが同一であって、かつ、伸縮方向の寸法も同一の場合においては、外周部に凹部121A及び凸部121Bを有するサブタンク121の最大幅寸法は、外周部に凹凸の無いサブタンク121の最大幅寸法に比べて大きくなる。
したがって、本実施形態に係るインクジェットプリンタでは、サブタンク搭載幅寸法が大型化、及びインクジェットプリンタの製造工数及び製造原価の上昇を防止しつつ、サブタンク121が圧縮される際に、サブタンク121が異形変形してしまうことを抑制できる。
5.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、インク供給機構140が特許請求の範囲に記載されたステーション供給手段に相当し、メインタンクユニット130が特許請求の範囲に記載されたメインタンクに相当し、押圧レバー122が特許請求の範囲に記載された押圧手段に相当する。
本実施形態では、インク供給機構140が特許請求の範囲に記載されたステーション供給手段に相当し、メインタンクユニット130が特許請求の範囲に記載されたメインタンクに相当し、押圧レバー122が特許請求の範囲に記載された押圧手段に相当する。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、全てのサブタンク121が同一の大きさ(合同)であったが、本実施形態は、図6に示すように、ブラックインク(黒色インク)が供給されるサブタンク121Bkを他のサブタンク121に比べて容積を大きくしたものである。因みに、図6は複数個のサブタンク121を上方側から見た図である。
上述の実施形態では、全てのサブタンク121が同一の大きさ(合同)であったが、本実施形態は、図6に示すように、ブラックインク(黒色インク)が供給されるサブタンク121Bkを他のサブタンク121に比べて容積を大きくしたものである。因みに、図6は複数個のサブタンク121を上方側から見た図である。
これにより、本実施形態に係るインクジェットプリンタでは、消費量が比較的大きいブラックインクを多くサブタンク121Bkで蓄えることができるので、ブラックインクの補充供給回数を低減することができる。
なお、図6では、サブタンク121Bkの断面積を大きくすることにより、サブタンク121Bkの容積を大きくしたが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば断面積を他のサブタンク121と同一としたまま、高さ寸法を大きくする、又は断面積及び高さ寸法の両者を大きくする等してもよい。
(第3実施形態)
上述の実施形態では、サブタンク121の断面形状を瓢箪形状としたが、本実施形態は、図7に示すように、サブタンク121の断面形状を瓢箪形状以外の形状としたものである。
上述の実施形態では、サブタンク121の断面形状を瓢箪形状としたが、本実施形態は、図7に示すように、サブタンク121の断面形状を瓢箪形状以外の形状としたものである。
なお、図7(a)はサブタンク121の断面形状を矩形状(菱形又は正方形)とした例であり、図7(b)はサブタンク121の断面形状を略S字状として外周部に凹部121A及び凸部121Bを設けた例であり、図7(c)はサブタンク121の断面形状を円形とした例であり、図7(d)はサブタンク121の断面形状を略I(H)状とした例である。
そして、本実施形態においても、複数個のサブタンク121のうち隣り合う(隣接する)サブタンク121は、主走査方向と平行な方向及び搬送方向と平行な方向のいずれの方向視からでも、少なくとも一部が重なるように配列されている。
(第4実施形態)
上述の実施形態では、複数個のサブタンク121を千鳥状に配列したが、本実施形態は、図8に示すように、主走査方向と平行な方向及び搬送方向と平行な方向のいずれの方向視からでも、少なくとも一部が重なるように、複数個のサブタンク121を1例に配列したものである。
上述の実施形態では、複数個のサブタンク121を千鳥状に配列したが、本実施形態は、図8に示すように、主走査方向と平行な方向及び搬送方向と平行な方向のいずれの方向視からでも、少なくとも一部が重なるように、複数個のサブタンク121を1例に配列したものである。
そして、本実施形態では、主走査方向と平行な方向及び搬送方向と平行な方向のいずれの方向視からでも、複数個のサブタンク121の少なくとも一部が重なっているので、サブタンク121を小さくすることなく、サブタンク搭載スペースを小型にすることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、全てのサブタンク121の断面形状が相似形状であったが、本発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態では、全てのサブタンク121の断面形状が相似形状であったが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、全てのサブタンク121の断面形状が仮想線Lについて線対称形状であったが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、記録ヘッド110のメニスカスを維持するために、サブタンク側ジョイントバルブ150をサブタンク121内の圧力に応じて開閉制御したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスポンジやフォーム等の多孔質体が発生する毛細管吸引力を利用してメニスカスを維持するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、記録ヘッド110のメニスカスを維持するために、サブタンク側ジョイントバルブ150をサブタンク121内の圧力に応じて開閉制御したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスポンジやフォーム等の多孔質体が発生する毛細管吸引力を利用してメニスカスを維持するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、蛇腹状のベローズにてサブタンク121を構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば体積変化しない構造のタンクやシリンダとピストンとから構成された体積変化可能な構造のタンク等にてサブタンク121を構成してもよい。
また、上述の実施形態では、インクの噴射回数に基づいてサブタンク121内のインク残量を推定したが、本発明はこれに限定されるものでではなく、例えばサブタンク121内の電気抵抗値の変化に基づいてサブタンク121内のインク残量を推定してもよい。
また、上述の実施形態では、サブタンク121にインクを補充供給する際に、サブタンク121を圧縮してサブタンク121内のインクをインクカートリッジ131側に戻した後、インクを補充したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、サブタンク側ジョイントバルブ150とサブタンク121とは、サブタンク121の上方側で連通し、サブタンク121と記録ヘッド110とは、サブタンク121の下方側に連通していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、これとは逆に、サブタンク側ジョイントバルブ150とサブタンク121とをサブタンク121の下方側で連通させ、サブタンク121と記録ヘッド110とをサブタンク121の上方側で連通させてもよい。
また、上述の実施形態では、スライドカム180にてメインタンク側ジョイントバルブ160及びプッシュロッド170を変位させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電磁ソレノイド等の電気アクチュエータにてメインタンク側ジョイントバルブ160及びプッシュロッド170を変位させてもよい。
また、上述の実施形態では、ステーション供給方式のインクジェットプリンタに本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、例えば、メインタンクユニット130からサブタンク121に可撓性を有するチューブにてインクを供給する方式のインクジェットプリンタにも適用することができる。
また、上述の実施形態では、弁体163と弁口162の外縁部とを直接的に接触させていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、弁口162の外縁部と弁体163との接触部にOリング等のシール手段を配設してもよい。
また、本発明に係るインクジェットプリンタは、パソコンに接続されて使用されるプリンタは勿論、例えばファクシミリ装置のプリンタ部にも採用することができる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
100…記録ヘッドユニット、110…記録ヘッド、120…サブタンクユニット、
121…サブタンク、122…押圧レバー、130…メインタンクユニット、
131…インクカートリッジ、131A…インク供給口、
132…カートリッジケーシング、140…インク供給機構、
150…サブタンク側ジョイントバルブ、151…バルブハウジング、
152…弁口、153…バルブキャップ、153A…突起部、154…弁体、
155…コイルバネ、160…メインタンク側ジョイントバルブ、
161…バルブハウジング、162…弁口、163…弁体、164…コイルバネ、
164…プッシュロッド、165…プッシュロッド、170…プッシュロッド、
180…スライドカム、181…カム面、182…リターン用バネ、
183…ベース板、183A…ラックギヤ、184…ピニオンギヤ、
190…排紙ローラ。
121…サブタンク、122…押圧レバー、130…メインタンクユニット、
131…インクカートリッジ、131A…インク供給口、
132…カートリッジケーシング、140…インク供給機構、
150…サブタンク側ジョイントバルブ、151…バルブハウジング、
152…弁口、153…バルブキャップ、153A…突起部、154…弁体、
155…コイルバネ、160…メインタンク側ジョイントバルブ、
161…バルブハウジング、162…弁口、163…弁体、164…コイルバネ、
164…プッシュロッド、165…プッシュロッド、170…プッシュロッド、
180…スライドカム、181…カム面、182…リターン用バネ、
183…ベース板、183A…ラックギヤ、184…ピニオンギヤ、
190…排紙ローラ。
Claims (8)
- 被記録媒体に向けてインクを噴射する記録ヘッド及び複数個のサブタンクを有し、被記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に往復運動する記録ヘッドユニットと
を備え、
前記複数個のサブタンクのうち隣接するサブタンクは、前記主走査方向と平行な方向及び前記搬送方向と平行な方向のいずれの方向視からでも、少なくとも一部が重なるように配列されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記各サブタンクは、前記主走査方向及び前記搬送方向と直交する方向視において、前記主走査方向又は前記搬送方向と平行な仮想線に対して線対称な形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記各サブタンクは、前記主走査方向及び前記搬送方向と直交する方向視において、互いに相似な形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記複数個のサブタンクは、前記主走査方向に千鳥状に配列されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
- 前記各サブタンクは、前記主走査方向及び前記搬送方向と直交する方向視において、外周部に凹部及び凸部を有する形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
- 前記複数個のサブタンクは、前記凹部に隣り合う前記サブタンクの凸部が嵌り込むように、前記主走査方向に千鳥状に配列されていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記サブタンクに補充供給されるインクが充填されたメインタンクを備え、前記メインタンク側から前記サブタンク側にインクを供給するときに前記メインタンク側と前記サブタンク側とを接続するステーション供給手段と、
前記メインタンク側と前記サブタンク側とが接続されたときに、前記サブタンクを前記主走査方向及び前記搬送方向と直交する方向に押圧する押圧手段とを備えており、
前記各サブタンクは、前記主走査方向及び前記搬送方向と直交する方向に伸縮可能な蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記複数個のサブタンクのうちブラックインクが供給されるサブタンクは、他のサブタンクに比べて容積が大きいことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
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