JP2008084886A - 基板の測定方法、プログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び基板の測定システム - Google Patents

基板の測定方法、プログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び基板の測定システム Download PDF

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Abstract

【課題】製品ウェハの処理のスループットを低下させずに製品ウェハの測定を行う。
【解決手段】塗布現像処理システムにおいて処理されたウェハ面の例えば36箇所の線幅を測定するにあたり、36箇所の測定点Qを分割し、例えば6枚のウェハW〜Wを用いて総ての測定点Qの線幅を測定する。この際、各ウェハW〜Wでは、互いに異なるウェハ領域R〜Rにある6箇所の測定点Q〜Qの線幅が測定される。その後、各ウェハW〜Wの測定点Q〜Qの線幅測定結果が合成され、最終的にウェハ面の36箇所の測定点Qの線幅が検出される。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板の測定方法、プログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び基板の測定システムに関する。
例えば半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィー工程では、例えばウェハ上にレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布工程、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光工程、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる加熱工程(ポストエクスポージャーベーキング)、露光されたレジスト膜を現像する現像工程などの複数の工程が順次行われて、ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。これらの一連の処理は、各種処理装置やウェハの搬送装置などを搭載した塗布現像処理システムで行われ、この塗布現像処理システムでは、例えば同じレシピの複数枚のウェハが連続的に搬送されて処理されている。
ところで、上述の塗布現像処理システムでは、上記一連の処理の例えばウェハの面内処理傾向を把握するため、ウェハ処理後にレジストパターンの線幅などのウェハの処理状態を測定する必要がある。このウェハの測定は、例えば塗布現像処理システムにおいて製品ウェハの処理前にテストウェハの処理を行い、例えば塗布現像処理システムに搭載された測定装置により、そのテストウェハ面の複数の測定点の処理状態を測定することにより行われている(特許文献1、2参照)。
特開2006-128572号公報 特開2003−209093号公報
しかしながら、このようにテストウェハを用いてウェハの処理状態を測定する場合、製品ウェハの処理開始までに長時間を要する。このため、製品ウェハを用いて直接処理状態を測定することが考えられている。
しかし、製品ウェハは、塗布現像処理システムにおいてロット毎に複数枚ずつ連続的に搬送されて処理されている。このため、例えば一の製品ウェハが最後の工程を終了した後にその一の製品ウェハを多数点に亘り測定すると、その測定に時間がかかるため、後の製品ウェハに待ち時間が生じる。この結果、連続搬送されている製品ウェハの渋滞を招き、ウェハ処理のスループットが低下してしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、スループットを低下させずに、連続搬送される製品ウェハの測定を行うことをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、複数の基板が連続的に搬送され、当該各基板に対して処理が行われ、その処理の終了した基板の処理状態を測定する方法であって、基板面内の複数の測定点の基板の処理状態を測定する工程を有し、当該複数の測定点の測定にあたり、予め基板面内の前記複数の測定点を分割しておき、当該分割された各測定点の測定を当該各測定点毎に異なる基板を用いて行い、当該各基板の測定点の測定結果を合成することを特徴とする。
本発明によれば、基板面内の複数の測定点を分割し、当該分割された各測定点の測定を当該各測定点毎に異なる基板を用いて測定し、当該各基板の測定点の測定結果を合成するので、各基板の測定時間が短縮できる。この結果、複数の基板が連続的に搬送され処理されている場合において、前の基板の測定により後の基板が待たされて基板の搬送に渋滞が生じることを防止できる。したがって、基板の処理のスループットを低下させることなく、製品基板の測定を行うことができる。
前記各基板の測定点には、基板間で共通の測定点が設けられていてもよい。また、前記共通の測定点の測定結果に基づいて、基板間の測定誤差を補正してもよい。
前記処理内の特定の工程を行う処理装置が複数台あり、前記連続的に搬送される複数の基板が前記各処理装置に振り分けられて処理される場合には、同一の処理装置で処理された複数の基板を用いて前記分割された各測定点の測定を行い、当該複数の基板の測定点の測定結果を合成してもよい。
前記処理内には、基板を熱処理板上に載置して熱処理する熱処理工程が含まれ、前記熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度設定可能であり、前記熱処理板の区画パターンに対応するように、前記基板面内の複数の測定点が分割されてもよい。
前記処理内には、基板を熱処理板上に載置して熱処理する熱処理工程が含まれており、前記熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度設定可能であり、前記基板の処理状態の測定は、前記熱処理板の各領域の設定温度を調整するために行われ、前記基板面内の複数の測定点の測定結果に基づいて、前記熱処理板の各領域の設定温度の補正値を算出するようにしてもよい。
別の観点による本発明によれば、上記基板の測定方法を、コンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
また、別の観点による本発明によれば、上記基板の測定方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
別の観点による本発明は、複数の基板が連続的に搬送され、当該各基板に対して処理が行われ、その処理の終了した基板の処理状態を測定する基板の測定システムであって、基板面内の複数の測定点の基板の処理状態を測定する測定部と、前記測定部による複数の測定点の測定にあたり、予め基板面内の複数の測定点を分割しておき、当該分割された各測定点の測定を当該各測定点毎に異なる基板を用いて行わせ、当該各基板の測定点の測定結果を合成する制御部と、を有することを特徴とする。
前記各基板の測定点には、基板間で共通の測定点が設けられていてもよい。また、前記制御部は、前記共通の測定点の測定結果に基づいて、基板間の測定誤差を補正するようにしてもよい。
前記処理内の特定の工程を行う処理装置が複数台あり、前記連続的に搬送される複数の基板が前記各処理装置に振り分けられて処理される場合には、同一の処理装置で処理された複数の基板を用いて前記分割された各測定点の測定を行い、当該複数の基板の測定点の測定結果を合成するようにしてもよい。
前記処理内には、基板を熱処理板上に載置して熱処理する熱処理工程が含まれ、前記熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度設定可能であり、前記熱処理板の区画パターンに対応するように、前記基板面内の複数の測定点が分割されるようにしてもよい。
前記処理内には、基板を熱処理板上に載置して熱処理する熱処理工程が含まれており、前記熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度設定可能であり、前記基板の処理状態の測定は、前記熱処理板の各領域の設定温度を調整するために行われ、前記制御部は、前記基板面内の複数の測定点の測定結果に基づいて、前記熱処理板の各領域の設定温度の補正値を算出するようにしてもよい。
本発明によれば、スループットを低下させずに、製品基板の測定を行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる基板の測定方法が行われる塗布現像処理システム1の構成の概略を示す平面図であり、図2は、塗布現像処理システム1の正面図であり、図3は、塗布現像処理システム1の背面図である。
塗布現像処理システム1は、図1に示すように例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部から塗布現像処理システム1に対して搬入出したり、カセットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットステーション2と、フォトリソグラフィー工程の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各種処理装置を多段に配置している処理ステーション3と、この処理ステーション3に隣接して設けられている図示しない露光装置との間でウェハWの受け渡しをするインターフェイスステーション4とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション2には、カセット載置台5が設けられ、当該カセット載置台5は、複数のカセットCをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在になっている。カセットステーション2には、搬送路6上をX方向に向かって移動可能なウェハ搬送体7が設けられている。ウェハ搬送体7は、カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z方向;鉛直方向)にも移動自在であり、X方向に配列された各カセットC内のウェハWに対して選択的にアクセスできる。
ウェハ搬送体7は、Z軸周りのθ方向に回転可能であり、後述する処理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属する温調装置60やトランジション装置61に対してもアクセスできる。
カセットステーション2に隣接する処理ステーション3は、複数の処理装置が多段に配置された、例えば5つの処理装置群G1〜G5を備えている。処理ステーション3のX方向負方向(図1中の下方向)側には、カセットステーション2側から第1の処理装置群G1、第2の処理装置群G2が順に配置されている。処理ステーション3のX方向正方向(図1中の上方向)側には、カセットステーション2側から第3の処理装置群G3、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5が順に配置されている。第3の処理装置群G3と第4の処理装置群G4の間には、第1の搬送装置10が設けられている。第1の搬送装置10は、第1の処理装置群G1、第3の処理装置群G3及び第4の処理装置群G4内の各処理装置に選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。第4の処理装置群G4と第5の処理装置群G5の間には、第2の搬送装置11が設けられている。第2の搬送装置11は、第2の処理装置群G2、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5内の各処理装置に選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。
図2に示すように第1の処理装置群G1には、ウェハWに所定の液体を供給して処理を行う液処理装置、例えばウェハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布装置20、21、22、露光処理時の光の反射を防止する反射防止膜を形成するボトムコーティング装置23、24が下から順に5段に重ねられている。第2の処理装置群G2には、液処理装置、例えばウェハWに現像液を供給して現像処理する現像処理装置30〜34が下から順に5段に重ねられている。また、第1の処理装置群G1及び第2の処理装置群G2の最下段には、各処理装置群G1、G2内の液処理装置に各種処理液を供給するためのケミカル室40、41がそれぞれ設けられている。
例えば図3に示すように第3の処理装置群G3には、温調装置60、ウェハWの受け渡しを行うためのトランジション装置61、精度の高い温度管理下でウェハWを温度調節する高精度温調装置62〜64及びウェハWを高温で加熱処理する高温度熱処理装置65〜68が下から順に9段に重ねられている。
第4の処理装置群G4では、例えば高精度温調装置70、レジスト塗布処理後のウェハWを加熱処理するプリベーキング装置71〜74及び現像処理後のウェハWを加熱処理するポストベーキング装置75〜79が下から順に10段に重ねられている。
第5の処理装置群G5では、ウェハWを熱処理する複数の熱処理装置、例えば高精度温調装置80〜83、露光後で現像前のウェハWの加熱処理を行う複数のポストエクスポージャーベーキング装置(以下「PEB装置」とする。)84〜89が下から順に10段に重ねられている。
図1に示すように第1の搬送装置10のX方向正方向側には、複数の処理装置が配置されており、例えば図3に示すようにウェハWを疎水化処理するためのアドヒージョン装置90、91が下から順に2段に重ねられている。図1に示すように第2の搬送装置11のX方向正方向側には、例えばウェハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置92が配置されている。
インターフェイスステーション4には、例えば図1に示すようにX方向に向けて延びる搬送路100上を移動するウェハ搬送体101と、バッファカセット102が設けられている。ウェハ搬送体101は、上下移動可能でかつθ方向にも回転可能であり、インターフェイスステーション4に隣接した図示しない露光装置と、バッファカセット102及び第5の処理装置群G5に対してアクセスしてウェハWを搬送できる。
例えばカセットステーション2には、ウェハW上のレジストパターンの線幅を測定する測定部としての線幅測定装置110が設けられている。線幅測定装置110は、例えば図4に示すようにウェハWを水平に載置する載置台120と、光学式表面形状測定計121を備えている。載置台120は、例えばX−Yステージになっており、水平方向の2次元方向に移動できる。光学式表面形状測定計121は、例えばウェハWに対して斜方向から光を照射する光照射部122と、光照射部122から照射されウェハWで反射した光を検出する光検出部123と、当該光検出部123の受光情報に基づいてウェハW上のレジストパターンの寸法を算出する算出部124を備えている。本実施の形態にかかる線幅測定装置110は、例えばスキャトロメトリ(Scatterometry)法を用いてレジストパターンの線幅を測定するものであり、算出部124において、光検出部123により検出されたウェハ面内の光強度分布と、予め記憶されている仮想の光強度分布とを照合し、その照合された仮想の光強度分布に対応するレジストパターンの線幅を求めることにより、レジストパターンの線幅を測定できる。
また、線幅測定装置110は、光照射部122及び光検出部123に対してウェハWを相対的に水平移動させることによって、ウェハ面内の複数個所、例えば図5に示すような複数の測定点Qにおける線幅を測定することができる。線幅測定装置110の測定結果は、例えば算出部124から後述する制御部130に出力できる。
以上のように構成された塗布現像処理システム1で行われるウェハ処理は、例えば図1に示す制御部130によって制御されている。制御部130は、ウェハWの線幅測定も制御している。制御部130は、例えばCPUやメモリなどを備えた汎用コンピュータにより構成され、記憶されたプログラムPを実行してウェハ処理や線幅測定を制御できる。なお、制御部130のプログラムPは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体により制御部130にインストールされたものであってもよい。
なお、本実施の形態においては、例えば制御部130と線幅測定装置110により基板の測定システムが構成されている。
次に、以上のように構成された塗布現像処理システム1におけるウェハの処理プロセスと、ウェハ面内の線幅測定プロセスについて説明する。先ず、図1に示すウェハ搬送体7によって、カセット載置台5上のカセットC内から同じレシピの複数枚の製品用のウェハWn(nは、1以上の自然数)が一枚ずつ取り出され、処理ステーション3の第3の処理装置群G3に属する温調装置60に順次搬送される。温調装置60に搬送されたウェハWnは、所定温度に温度調節され、その後第1の搬送装置10によって順次ボトムコーティング装置23に搬送され、反射防止膜が形成される。反射防止膜が形成されたウェハWnは、第1の搬送装置10によって高温度熱処理装置65、高精度温調装置70に順次搬送され、各装置で所定の処理が施される。その後ウェハWnは、レジスト塗布装置20に順次搬送され、ウェハWn上にレジスト膜が形成された後、第1の搬送装置10によってプリベーキング装置71に搬送されてプリベーキングが施される。続いてウェハWnは、第2の搬送装置11によって周辺露光装置92、高精度温調装置83に順次搬送されて、各装置において所定の処理が施される。その後ウェハWnは、インターフェイスステーション4のウェハ搬送体101によって図示しない露光装置に搬送され、露光される。
露光処理の終了したウェハWnは、ウェハ搬送体101によって例えばPEB装置84に搬送され、ポストエクスポージャーベーキングが施された後、第2の搬送装置11によって高精度温調装置81に搬送されて温度調節される。その後、ウェハWnは、現像処理装置30に搬送され、ウェハWn上のレジスト膜が現像される。その後ウェハWnは、第2の搬送装置11によってポストベーキング装置75に搬送されポストベーキングが施される。その後ウェハWnは、高精度温調装置63に搬送され温度調節される。そしてウェハWnは、第1の搬送装置10によってトランジション装置61に搬送され、ウェハ搬送体7によってカセットCに戻されて、一連のウェハ処理が終了する。
一連のウェハ処理が終了した各ウェハWnは、引き続きウェハ搬送体7によって順次カセットステーション2の線幅測定装置110に搬送される。
例えば先ず、複数枚のウェハWnのうちの最初のウェハWが線幅測定装置110に搬送され、図4に示すように載置台120上に載置される。次に、ウェハW表面の所定部分に光照射部122から光が照射され、その反射光が光検出部123により検出され、算出部124においてウェハW上のレジストパターンの線幅が算出される。この線幅測定装置110では、光照射部122及び光検出部123に対しウェハWが水平移動され、図5に示すようにウェハ面内に均等に配置された例えば36箇所の測定点Qのうちの一部の測定点Qの線幅が測定される。本実施の形態では、例えばウェハ面を扇状に6等分したうちの一つのウェハ領域Rの6箇所の測定点Qの線幅が測定される。このウェハWに対する線幅測定結果は、制御部130に出力される。
ウェハWの線幅測定が終了すると、次のウェハWが線幅測定装置110に搬送され、ウェハWと異なる図5に示すウェハ領域Rの6箇所の測定点Qの線幅が測定される。このウェハWに対する線幅測定結果は、制御部130に出力される。ウェハWの線幅測定が終了すると、次のウェハWが線幅測定装置110に搬送され、ウェハW、Wと異なる図5に示すウェハ領域Rの6箇所の測定点Qの線幅が測定される。このウェハWに対する線幅測定結果は、制御部130に出力される。このようにして次のウェハW、ウェハW、ウェハWも順次線幅測定装置110に搬送され、図5に示す互いに異なるウェハ領域R、R、Rの各6箇所の測定点Q、Q、Qの線幅が測定される。各ウェハW〜Wの線幅測定結果は、制御部130に出力される。こうして、6枚のウェハW〜Wの各ウェハ領域R〜Rの測定点の線幅を別個に測定することにより、ウェハ面内の総ての測定点Q(Q=Q+Q+Q+Q+Q+Q)の線幅測定が行われる。
線幅測定の終了した各ウェハW〜Wは、順次カセットステーション2のカセットCに戻される。
線幅測定結果が出力された制御部130では、例えば図6に示すように各ウェハW〜Wの測定点Q〜Qの線幅測定結果が加算され合成されて、ウェハ全面における36箇所の測定点Qの線幅測定結果が求められる。
以上の実施の形態によれば、ウェハ面内の36箇所の線幅測定が6枚のウェハW〜Wを用いて分割して行われるので、1枚のウェハを用いて36箇所の線幅測定を行う場合に比べて、各ウェハW〜Wの測定時間が短くなる。このため、複数枚のウェハWnが連続搬送されるウェハ処理において、前のウェハWnの線幅測定に時間がかかり後のウェハWnに待ち時間が生じることを防止でき、ウェハWnの渋滞を防止できる。この結果、製品ウェハを用いて一連の処理と線幅測定を行っても、ウェハ処理のスループットが低下することがない。
以上の実施の形態では、ウェハW〜W同士で互いに異なる測定点のみで線幅を測定していたが、ウェハW〜W間で共通の測定点を設けてもよい。かかる場合、例えば図7に示すようにウェハWの中心に共通の測定点Qが設けられる。そして、上述した各ウェハW〜Wの線幅測定の際に、各ウェハW〜W毎に共通の測定点Qの線幅が測定される。各ウェハW〜Wの測定点Qの線幅測定結果は、制御部130に出力される。制御部130では、例えば図8に示すような各ウェハW〜Wの測定点Qの線幅測定値p1、p2、p3、p4、p5、p6を用いて、それらの平均値paが算出される。そしてその平均値paと各ウェハW〜Wの線幅測定値p1〜p6との差Δp1、Δp2、Δp3、Δp4、Δp5、Δp6が算出される。その後上述の各ウェハW〜Wの各測定点Q〜Qの測定値が、差Δp1〜Δp6分だけ補正されて、ウェハ面内の測定点Qの線幅測定結果が補正される。かかる場合、ウェハW〜W間で生じる測定誤差を補正できるので、より正確にウェハ面内の線幅測定を行うことができる。なお、共通の測定点Qの位置は、中心に限られず、ウェハ面内の他の位置であってもよい。また、共通の測定点は、複数点あってもよい。
以上の実施の形態において、同じ処理工程に用いられる複数台の処理装置があり、連続搬送されるウェハWnがその複数台の処理装置に振り分けられて処理される場合には、同一の処理装置で処理された複数のウェハWnを用いて、上述の分割された各測定点Q〜Qの線幅測定を行い、当該ウェハWnの測定結果同士を合成するようにしてもよい。例えば上述したようにPEB装置84〜89が6台あり、図9に示すように例えば36枚以上のウェハWnがPEB装置84〜89に順に振り分けられる場合には、同じPEB装置で処理された6枚置きの合計6枚のウェハWn(例えばPEB装置84については、ウェハW、W、W13、W19、W31)が順に各測定点Q、Q、Q、Q、Q、Qで線幅測定される。そして、それらの同じPEB装置で処理された合計6枚のウェハWnの測定点Q〜Qの測定結果同士が合成されて、各PEB装置毎のウェハ面内の線幅測定結果が得られる。かかる場合、例えばPEB装置同士の線幅測定結果を比較することにより、各PEB装置毎の処理特性を把握できる。なお、PEB装置の台数やPEB装置へのウェハWnの搬送順は、この例に限られるものではない。また、この例は、PEB装置以外の処理装置にも適用できる。
以上の実施の形態で記載したウェハ面内の線幅測定は、例えば熱処理装置の熱処理板の設定温度の調整のために行うようにしてもよい。この例を説明するために、先ず熱処理装置としての例えばPEB装置84の構成について説明する。
PEB装置84は、図10及び図11に示すように筐体150内に、ウェハWを加熱処理する加熱部151と、ウェハWを冷却処理する冷却部152を備えている。
加熱部151は、図10に示すように上側に位置して上下動自在な蓋体160と、下側に位置してその蓋体160と一体となって処理室Sを形成する熱板収容部161を備えている。
蓋体160の天井部の中央には、排気部160aが設けられており、処理室S内の雰囲気を排気部160aから均一に排気できる。
熱板収容部161の中央には、ウェハWを載置して加熱する熱処理板としての熱板170が設けられている。熱板170は、厚みのある略円盤形状を有している。
熱板170は、図12に示すように複数、例えば6つの熱板領域J、J、J、J、J、Jに区画されている。熱板領域J〜Jは、例えば平面から見て扇型状に熱板170を6等分するように区画されている。
熱板170の各熱板領域J〜Jには、給電により発熱するヒータ171が個別に内蔵され、各熱板領域J〜J毎に加熱できる。各熱板領域J〜Jのヒータ171の発熱量は、例えば温度制御装置172により調整されている。温度制御装置172における温度設定は、例えば制御部130により行われている。
図10に示すように熱板170の下方には、ウェハWを下方から支持して昇降する第1の昇降ピン180が設けられている。第1の昇降ピン180は、昇降駆動機構181により上下動できる。熱板170の中央部付近には、熱板170を厚み方向に貫通する貫通孔182が形成されている。第1の昇降ピン180は、熱板170の下方から上昇して貫通孔182を通過し、熱板170の上方に突出できる。
熱板収容部161は、熱板170を収容して熱板170の外周部を保持する環状の保持部材190と、その保持部材190の外周を囲む略筒状のサポートリング191を有している。サポートリング191の上面には、処理室S内に向けて例えば不活性ガスを噴出する吹き出し口191aが形成されている。この吹き出し口191aから不活性ガスを噴出することにより、処理室S内をパージすることができる。また、サポートリング191の外方には、熱板収容部191の外周となる円筒状のケース192が設けられている。
加熱部151に隣接する冷却部152には、例えばウェハWを載置して冷却する冷却板200が設けられている。冷却板200は、例えば図11に示すように略方形の平板形状を有し、熱板170側の端面が外側に凸の円弧状に湾曲している。図10に示すように冷却板200の内部には、例えばペルチェ素子などの冷却部材200aが内蔵されており、冷却板200を所定の設定温度に調整できる。
冷却板200は、加熱部151側に向かって延伸するレール201に取付けられている。冷却板200は、駆動部202によりレール201上を移動し、加熱部151側の熱板170の上方まで移動できる。
冷却板200には、例えば図11に示すようにX方向に沿った2本のスリット203が形成されている。スリット203は、冷却板200の加熱部151側の端面から冷却板200の中央部付近まで形成されている。このスリット203により、加熱部151側に移動した冷却板200と熱板170上に突出した第1の昇降ピン180との干渉が防止される。図10に示すように冷却板200の下方には、第2の昇降ピン204が設けられている。第2の昇降ピン204は、昇降駆動部205によって昇降できる。第2の昇降ピン204は、冷却板200の下方から上昇しスリット203を通過して冷却板200の上方に突出できる。
図11に示すように冷却板200を挟んだ筐体150の両側壁には、ウェハWを搬入出するための搬入出口210が形成されている。
以上のように構成されたPEB装置84では、先ず、搬入出口210からウェハWが搬入され、冷却板200上に載置される。続いて冷却板200が移動して、ウェハWが熱板170の上方に移動される。冷却板200上のウェハWは、第1の昇降ピン180に受け渡され、その第1の昇降ピン180によって熱板170上に載置されて、ウェハWが加熱される。そして、所定時間経過後、ウェハWが再び熱板170から冷却板200に受け渡され冷却され、当該冷却板200から搬入出口210を通じてPEB装置84の外部に搬出されて一連の熱処理が終了する。
以上のように構成されたPEB装置84の熱板170の設定温度の調整は、例えば上述の制御部130を用いて行われる。例えば制御部130は、例えば図10及び図12に示すように熱板170の温度制御装置172に接続されている。
次に、上述の線幅測定結果を用いたPEB装置84の温度設定プロセスについて説明する。
先ず、上述したように例えば線幅測定装置110における6枚のウェハW〜Wの線幅測定結果が制御部130に出力され、制御部130においてそれらの線幅測定結果が合成されて、ウェハ面内の36箇所の線幅が検出される。次に、制御部130では、例えば熱板領域J〜Jの区画パターンに対応する各ウェハ領域R〜Rにおける平均線幅測定値CD、CD、CD、CD、CD、CDが算出される。この平均線幅測定値CD〜CDは、各ウェハ領域R〜Rの各測定点Q〜Qの線幅測定値を平均することにより求められる。その後、ウェハ領域R〜Rの各平均線幅測定値CD〜CDに基づいて、次の関係式(1)
ΔCD=M・ΔT ・・・・・(1)
により、各熱板領域J〜Jの最適温度補正値ΔTが算出される。ΔCDは、平均線幅測定値CD〜CDと、予め設定されている所定の目標線幅との差である線幅変化量である。Mは、予め求められた線幅変化量ΔCDと最適温度補正値ΔTとの相関から作成された相関モデルである。そして、制御部130では、関係式(1)を用いて、各平均線幅測定値CD〜CDから各熱板領域J〜Jの温度補正値ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔTが算出される。
その後、各温度補正値ΔT〜ΔTの情報が制御部130から温度制御装置172に出力され、温度制御装置172における熱板170の各熱板領域R〜Rの設定温度が変更され、新たな設定温度に調整される。
この例では、製品ウェハの線幅測定結果を、線幅に影響を与えるPEB装置84の熱板170の設定温度の調整に用いることができるので、例えばスループットを低下させずに製品ウェハの線幅を測定しつつ、さらにその線幅を改善することができる。
また、この例では、設定温度を調整する熱板領域J〜Jの区画パターンと、複数の測定点Qが分割されるウェハ領域R〜Rが対応しているので、各ウェハ領域R〜Rで測定された線幅測定結果をそのまま各熱板領域J〜Jの温度補正値の算出に用いることができ、熱板170の設定温度の調整を容易に行うことができる。
なお、この例は、ウェハ面内の線幅測定結果に基づいて、PEB装置84の熱板170の設定温度の調整を行う例であったが、プリベーキング装置やポストベーキング装置などにある他の熱処理を行う熱板の設定温度の調整や、ウェハWを冷却する冷却処理装置の冷却板の設定温度の調整を行う場合にも本発明は適用できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施の形態において、ウェハ面内の複数の測定点Qを6つのウェハ領域R〜Rに対応するように分割していたが、その分割の数は、任意に選択できる。またウェハ領域R〜Rの区画パターンも他のパターンであってもよい。また必ずしもウェハ領域に区画して測定点を分割する必要はなく、ウェハ面内の複数の測定点をランダムに抽出し分割してもよい。
また、以上の実施の形態では、ウェハ面内の線幅を測定していたが、ウェハ面内の他の処理状態、例えばレジストパターンの溝の側壁の角度(サイドウォールアングル)やレジストパターンの膜厚を測定してもよい。さらに、本発明は、ウェハ以外の例えばFPD(フラットパネルディスプレイ)などの他の基板を測定する場合にも適用できる。
本発明は、製品基板の処理のスループットを低下させずに、製品基板の測定を行う際に有用である。
塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図である。 図1の塗布現像処理システムの正面図である。 図1の塗布現像処理システムの背面図である。 ウェハ面内の複数の測定点の分割領域を示す説明図である。 線幅測定装置の構成の概略を示す縦断面図である。 6枚のウェハの測定結果を合成する例を示す説明図である。 ウェハ面内の中心の共通の測定点を示す説明図である。 6枚のウェハの共通の測定点の測定値を示すグラフである。 各PEB装置に搬入されるウェハを示す表である。 PEB装置の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 PEB装置の構成の概略を示す横断面の説明図である。 PEB装置の熱板の構成を示す平面図である。
符号の説明
1 塗布現像処理システム
110 線幅測定装置
130 制御部
〜R ウェハ領域
〜Q 測定点
Wn ウェハ

Claims (14)

  1. 複数の基板が連続的に搬送され、当該各基板に対して処理が行われ、その処理の終了した基板の処理状態を測定する方法であって、
    基板面内の複数の測定点の基板の処理状態を測定する工程を有し、
    当該複数の測定点の測定にあたり、予め基板面内の前記複数の測定点を分割しておき、当該分割された各測定点の測定を当該各測定点毎に異なる基板を用いて行い、当該各基板の測定点の測定結果を合成することを特徴とする、基板の測定方法。
  2. 前記各基板の測定点には、基板間で共通の測定点が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の基板の測定方法。
  3. 前記共通の測定点の測定結果に基づいて、基板間の測定誤差を補正することを特徴とする、請求項2に記載の基板の測定方法。
  4. 前記処理内の特定の工程を行う処理装置が複数台あり、前記連続的に搬送される複数の基板が前記各処理装置に振り分けられて処理される場合には、同一の処理装置で処理された複数の基板を用いて前記分割された各測定点の測定を行い、当該複数の基板の測定点の測定結果を合成することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の基板の測定方法。
  5. 前記処理内には、基板を熱処理板上に載置して熱処理する熱処理工程が含まれ、
    前記熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度設定可能であり、
    前記熱処理板の区画パターンに対応するように、前記基板面内の複数の測定点が分割されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の基板の測定方法。
  6. 前記処理内には、基板を熱処理板上に載置して熱処理する熱処理工程が含まれており、
    前記熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度設定可能であり、
    前記基板の処理状態の測定は、前記熱処理板の各領域の設定温度を調整するために行われ、
    前記基板面内の複数の測定点の測定結果に基づいて、前記熱処理板の各領域の設定温度の補正値を算出することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の基板の測定方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の基板の測定方法を、コンピュータに実現させるためのプログラム。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の基板の測定方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 複数の基板が連続的に搬送され、当該各基板に対して処理が行われ、その処理の終了した基板の処理状態を測定する基板の測定システムであって、
    基板面内の複数の測定点の基板の処理状態を測定する測定部と、
    前記測定部による複数の測定点の測定にあたり、予め基板面内の複数の測定点を分割しておき、当該分割された各測定点の測定を当該各測定点毎に異なる基板を用いて行わせ、当該各基板の測定点の測定結果を合成する制御部と、を有することを特徴とする、基板の測定システム。
  10. 前記各基板の測定点には、基板間で共通の測定点が設けられていることを特徴とする、請求項9に記載の基板の測定システム。
  11. 前記制御部は、前記共通の測定点の測定結果に基づいて、基板間の測定誤差を補正することを特徴とする、請求項10に記載の基板の測定システム。
  12. 前記処理内の特定の工程を行う処理装置が複数台あり、前記連続的に搬送される複数の基板が前記各処理装置に振り分けられて処理される場合には、同一の処理装置で処理された複数の基板を用いて前記分割された各測定点の測定を行い、当該複数の基板の測定点の測定結果を合成することを特徴とする、請求項9〜11に記載の基板の測定システム。
  13. 前記処理内には、基板を熱処理板上に載置して熱処理する熱処理工程が含まれ、
    前記熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度設定可能であり、
    前記熱処理板の区画パターンに対応するように、前記基板面内の複数の測定点が分割されることを特徴とする、請求項9〜12のいずれかに記載の基板の測定システム。
  14. 前記処理内には、基板を熱処理板上に載置して熱処理する熱処理工程が含まれており、
    前記熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度設定可能であり、
    前記基板の処理状態の測定は、前記熱処理板の各領域の設定温度を調整するために行われ、
    前記制御部は、前記基板面内の複数の測定点の測定結果に基づいて、前記熱処理板の各領域の設定温度の補正値を算出することを特徴とする、請求項9〜13のいずれかに記載の基板の測定システム。
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