JP2006128572A - 露光条件補正方法、基板処理装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

露光条件補正方法、基板処理装置およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 レジストパターンの形状測定結果から最適な露光条件を露光装置に設定することができる露光条件補正方法、この露光条件補正方法を実行するための基板処理装置およびコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】 ウエハWにレジスト膜形成、現像処理を行うレジスト塗布/現像処理システム1と露光処理を行う露光装置14を用い、ウエハWにレジスト膜を形成し、このレジスト膜の異なる位置を同一パターンでフォーカス値を変えて逐次露光し、現像する。レジスト塗布/現像処理システム1は、得られたレジストパターンの線幅をスキャテロメトリ技術により測定し、得られた線幅と対応するフォーカス値との関係から最適フォーカス値を決定し、露光装置14へ人手を介することなくデータ通信により露光装置14のフォーカス値を補正するためのデータを送信し、露光装置14はそのデータに基づいてフォーカス値を補正する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、半導体ウエハやフラットパネルディスプレイ(FPD)用基板に形成されたレジスト膜を露光する際の露光条件を最適に設定することができる露光条件補正方法、当該露光条件補正方法を実行するための基板処理装置、当該露光条件補正方法を実行するためのコンピュータプログラムに関する。
例えば、半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、ウエハの表面にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、このレジスト膜を所定のパターンで露光し、現像処理することにより、レジスト膜にパターンを形成している。ここで、形成されたレジストパターンが所望の線幅、形状を有しているかを確認するために、レジストパターンの線幅やLER(Line Edge Roughness)を、定期的に測定している。
このようなレジストパターンの線幅等の測定には、SEMが一般的に使用されているが、SEMによる観察は、レジストパターンを直視することができる利点はあるが、測定に長い時間を要すること、装置操作や形状観察に経験が求められること、観察者の主観が入りやすいこと、LERのために線幅の信頼性を維持することが困難になっていること等の欠点がある。そこで、近年、SEMに代えて、スキャテロメトリ(Scatterometry)技術を用いた方法が用いられるようになってきている。
このスキャテロメトリ技術とは、任意のパターン形状に対して回折光強度分布を計算して、例えば、予めライブラリを作成しておき、測定対象のパターンに光を入射し、回折光強度の角度方向分布を検出し、その検出結果と上記のライブラリとのパターンマッチングにより測定対象のパターンの幅、高さ等を推定するものである(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、スキャテロメトリによる測定結果を、例えば、現像時間、現像温度をフィードフォワード制御したり、露光時間および露光量を制御したりすることができると記載されている(特許文献1の段落0041参照)。
しかしながら、特許文献1には、現像条件や露光条件を制御する具体的な制御方法は何ら開示されていない。
また、半導体製造装置の分野では、レジスト膜を形成する装置および露光処理されたウエハを現像する装置を製造するメーカーと、露光装置を製造するメーカーとは、その技術的内容が全く異なるために、異なっているのが現状である。このため、レジスト膜形成・現像装置の制御と露光装置の制御は、ウエハの搬送についてはそれが滞りなく行われるように、インターフェースを介して調整されているが、レジスト膜形成・現像装置が、露光装置による露光条件を制御することは行われていない。そのため、露光条件を変更する場合には、所定のテストパターンで露光量とフォーカス値を変化させて露光されたレジストパターンをSEMで観察し、装置オペレータが露光装置にその露光条件を入力している。
しかし、このように人手を介してデータを入力すると、正負号の逆入力、小数点の位置違い等の入力ミスが発生し、製品とならない無駄な処理が行われたり、製品の品質が低下する等の問題が生じる。
特開2002−260994号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされてものであり、レジストパターンの形状測定結果から、入力ミスがないように、最適な露光条件を露光装置に設定することができる露光条件補正方法を提供することを目的とする。また、本発明は、この露光条件補正方法を実行するための基板処理装置およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、基板にレジスト膜を形成する工程と、
前記レジスト膜の異なる位置を同一パターンで露光パラメータを変えて逐次露光する工程と、
前記露光後の基板を現像する工程と、
現像により形成されたレジストパターンの形状をスキャテロメトリ技術により測定する工程と、
測定された形状データと用いられた露光パラメータとの関係から最適露光パラメータを決定し、以後の基板が前記最適露光パラメータで露光されるように露光条件を補正する工程と、
を有することを特徴とする露光条件補正方法、が提供される。
本発明の第2の観点によれば、基板にレジスト膜を形成するレジスト膜形成部と、
基板に形成されたレジスト膜を所定のパターンで露光する露光処理部と、
露光処理された基板を現像する現像処理部と、
現像されたレジストパターンの形状をスキャテロメトリ技術により測定するパターン形状測定部と、
前記レジスト膜形成部と、前記現像処理部と、前記パターン形状測定部と、を制御する第1制御部と、
前記露光処理部を制御する第2制御部と、
基板にレジスト膜を形成し、このレジスト膜の異なる位置を同一パターンで露光パラメータを変えながら逐次露光し、現像し、形成されたレジストパターンの形状をスキャテロメトリ技術により測定し、測定された形状データと用いられた露光パラメータとの関係から最適露光パラメータを決定し、以後の基板が決定された最適露光パラメータで露光されるように露光条件を補正する処理が実行されるように、前記第1制御部と前記第2制御部との間でデータ通信を行うためのインターフェースと、
を具備することを特徴とする基板処理装置、が提供される。
本発明に第3の観点によれば、基板にレジスト膜を形成する塗布膜形成部と、基板に形成されたレジスト膜を所定のパターンで露光する露光処理部と、露光処理された基板を現像する現像処理部と、現像されたレジストパターンの形状データをスキャテロメトリ技術により測定するパターン形状測定部と、を有する基板処理装置を用い、
(a)基板にレジスト膜を形成し、(b)前記レジスト膜の異なる位置を同一パターンで露光パラメータを変えて逐次露光し、(c)露光後の基板を現像し、(d)現像により形成されたレジストパターンの形状をスキャテロメトリ技術により測定し、(e)測定された形状データと用いられた露光パラメータとの関係から最適露光パラメータを決定し、以後の基板をその最適露光パラメータで露光するために露光条件を補正する処理が実行されるように、コンピュータが前記基板処理装置を制御するソフトウェア、を含むコンピュータプログラム、が提供される。
本発明では、露光処理において補正の対象とする露光パラメータは露光量とフォーカス値であり、第1の方法では、露光量を一定としてフォーカス値を変化させて最適フォーカス値を求め、第2の方法では、露光量とフォーカス値をそれぞれ変化させて最適露光量と最適フォーカス値を求める。両方法に共通して、スキャテロメトリ技術によるレジストパターンの形状測定は、基板における露光の1ショット領域内の決められた位置関係にある複数のポイントに所定波長の光を照射し、そのポイント毎に分光反射スペクトルを測定し、得られた分光反射スペクトルを、予め作成された分光反射スペクトルとレジストパターンの線幅とを対比させて構成されるライブラリと照合することにより、そのポイントにおけるレジストパターンの線幅を求めることにより、好適に行われる。例えば、第1の方法の場合、得られた線幅をY軸に、用いられたフォーカス値をX軸にそれぞれ取って、これらの関係を調べると、線幅の値が極大値または極小値を有する曲線となるので、例えば、各ポイントでの極大値または極小値を与えるフォーカス値の平均を最適フォーカス値とすることができる。このような計算は、コンピュータで自動的に行い、計算された最適フォーカス値は、人手によって露光装置に入力されるのではなく、コンピュータから直接に露光装置にデータ転送されることが好ましく、露光装置においてその制御部が露光条件を補正する。
本発明によれば、露光条件の補正に人為的なミスが介入することを防止することができる。また、スキャテロメトリ技術を用いることによって補正条件を短時間で計算することができるので、従来よりも頻繁に露光条件のチェックを行うことが可能となる。こうして製品の品質を高く保持することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、レジスト膜の形成,露光後の基板の現像を行うレジスト塗布/現像処理システム1の概略構成を示す平面図であり、図2はその正面図であり、図3はその背面図である。図1には、レジスト塗布/現像処理システム1と露光装置14とを組み合わせた構成を示している。
このレジスト塗布/現像処理システム1は、搬送ステーションであるカセットステーション11と、複数の処理ユニットを有する処理ステーション12と、処理ステーション12に隣接して設けられる露光装置14と処理ステーション12との間でウエハWを受け渡すためのインターフェイスステーション13とを有している。
カセットステーション11において、複数枚(例えば、25枚)のウエハWが収容されたウエハカセット(CR)の搬入出が行われる。カセット載置台20上には、ウエハカセット(CR)を載置するための位置決め突起20aが、X方向に沿って1列に複数(図1では5個)設けられている。ウエハカセット(CR)はウエハ搬入出口を処理ステーション12側に向けて載置される。
カセットステーション11は、ウエハ搬送用ピック21aを有するウエハ搬送機構21を備えている。このウエハ搬送用ピック21aは、いずれかのウエハカセット(CR)に対して選択的にアクセスでき、また、後述する処理ステーション12の第3処理ユニット群Gに設けられたトランジションユニット(TRS−G)にアクセスできるようになっている。
処理ステーション12は、システム背面側(図1上方)に、カセットステーション11側から順に、第3処理ユニット群G、第4処理ユニット群Gおよび第5処理ユニット群Gを備えている。また第3処理ユニット群Gと第4処理ユニット群Gとの間に第1主搬送部Aが設けられ、第4処理ユニット群Gと第5処理ユニット群Gとの間に第2主搬送部A設けられている。さらにシステム前面側(図1の下側)に、カセットステーション11側から順に、第1処理ユニット群Gと第2処理ユニット群Gが設けられている。
第3処理ユニット群Gでは、ウエハWに加熱処理を施す高温度熱処理ユニット(BAKE)、高精度でウエハWの温調を行う高精度温調ユニット(CPL−G)、温調ユニット(TCP)、カセットステーション11と第1主搬送部A1との間でのウエハWの受け渡し部となるトランジションユニット(TRS−G3)が、例えば10段に重ねられている。
第4処理ユニット群Gでは、例えば、レジスト塗布後のウエハWに加熱処理を施すプリベークユニット(PAB)、現像処理後のウエハWに加熱処理を施すポストベークユニット(POST)、高精度温調ユニット(CPL−G)が、例えば10段に重ねられている。第5処理ユニット群Gでは、例えば、露光後現像前のウエハWに加熱処理を施すポストエクスポージャーベークユニット(PEB)、高精度温調ユニット(CPL−G)が、例えば10段に重ねられている。
第1主搬送部Aの背面側には、アドヒージョンユニット(AD)と、ウエハWを加熱する加熱ユニット(HP)とを有する第6処理ユニット群Gが設けられている。また、第2主搬送部Aの背面側には、ウエハWのエッジ部を選択的に露光する周辺露光装置(WEE)と、レジストパターンの線幅をスキャテロメトリ技術により測定する線幅測定装置(ODP)と、をレジスト膜厚を測定する膜厚測定装置(FTI)とを有する第7処理ユニット群Gが設けられている。
第1処理ユニット群Gでは、レジスト膜を成膜する3つのレジスト塗布ユニット(COT)と、反射防止膜を成膜するボトムコーティングユニット(BARC)が計5段に重ねられている。なお、図1に示される‘CP’はコーターカップを、‘SP’はスピンチャックを示している。第2処理ユニット群Gでは、現像ユニット(DEV)が5段に重ねられている。
第1主搬送部A1には第1主ウエハ搬送装置16が設けられている。この第1主ウエハ搬送装置16は、ウエハWを保持する3本のアームを備えており、これらのアームは、一体的にZ軸回りに回転し、Z軸方向に昇降し、別々に水平方向(X−Y面内)で伸縮自在である。これにより第1主ウエハ搬送装置16は、第1処理ユニット群G、第3処理ユニット群G、第4処理ユニット群Gと第6処理ユニット群Gの各ユニットに選択的にアクセス可能である。第2主搬送部A2には、第1主ウエハ搬送装置16と同様の構造を有する第2主ウエハ搬送装置17が設けられており、第2主ウエハ搬送装置17は、第2処理ユニット群G、第4処理ユニット群G、第5処理ユニット群G、第7処理ユニット群Gの各ユニットに選択的にアクセス可能である。
第1処理ユニット群Gとカセットステーション11との間および第2処理ユニット群Gとインターフェイスステーション13との間にはそれぞれ、第1,第2処理ユニット群G,Gに処理液を供給する液温調ポンプ24,25と、レジスト塗布/現像処理システム1外の空調器からの清浄な空気を各処理ユニット群G〜Gの内部に供給するためのダクト28,29が設けられている。
第1および第2処理ユニット群G,Gのそれぞれの最下段には、これらに薬液を供給するケミカルユニット(CHM)26,27が設けられている。また、カセットステーション11の下側には、レジスト塗布/現像処理システム1全体を制御する第1制御部31が設けられている。
処理ステーション12の背面側のパネルおよび第1処理ユニット群G〜第7処理ユニット群Gは、メンテナンスのために取り外しが可能となっている。
インターフェイスステーション13は、処理ステーション12側の第1インターフェイスステーション13aと、露光装置14側の第2インターフェイスステーション13bとから構成されている。第1インターフェイスステーション13aには第5処理ユニット群Gの開口部と対面するように第1ウエハ搬送体18が配置され、第2インターフェイスステーション13bにはX方向に移動可能な第2ウエハ搬送体19が配置されている。
第1ウエハ搬送体18の背面側には、上から順に、周辺露光装置(WEE)、露光装置14に搬送されるウエハWを一時収容するイン用バッファカセット(INBR)、露光装置14から搬出されたウエハWを一時収容するアウト用バッファカセット(OUTBR)が積み重ねられた、第8処理ユニット群Gが設けられている。第1ウエハ搬送体18の正面側には、上から順に、トランジションユニット(TRS−G)と、2段の高精度温調ユニット(CPL−G)が積み重ねられた、第9処理ユニット群Gが設けられている。
第1ウエハ搬送体18は、ウエハ受け渡し用のフォーク18aを有している。このフォーク18aは、第5処理ユニット群G、第8処理ユニット群G、第9処理ユニット群Gの各ユニットに対してアクセスし、各ユニット間でウエハWを搬送する。また、第2ウエハ搬送体19は、ウエハ受け渡し用のフォーク19aを有している。このフォーク19aは、第9処理ユニット群Gの各ユニットと、露光装置14のインステージ14aおよびアウトステージ14bに対してアクセス可能であり、これら各部の間でウエハWを搬送する。
なお、露光装置14のインステージ14aにはウエハWを搬入可/不可を示すランプ等が、アウトステージ14bにはウエハWを搬出可/不可を示すランプ等がそれぞれ設けられており、第2インターフェイスステーション13bにはこれらのランプの表示状態を認識するセンサが設けられており、ウエハWを保持したフォーク19aはこのセンサの認識結果にしたがってインステージ14aにウエハWを搬入し、空のフォーク19aはこのセンサの認識結果にしたがってアウトステージ14bにアクセスしてウエハWを搬出する構成となっている。
このように構成されるレジスト塗布/現像処理システム1においては、ウエハカセット(CR)から取り出された1枚のウエハWは、例えば、処理ステーション12のトランジションユニット(TRS−G)に搬送され、温調ユニット(TCP)での温調、アドヒージョンユニット(AD)でのアドヒージョン処理、ボトムコーティングユニット(BARC)での反射防止膜の形成、加熱ユニット(HP)における加熱処理、高温度熱処理ユニット(BAKE)におけるベーク処理、高精度温調ユニット(CPL−G)での温調、レジスト塗布ユニット(COT)でのレジスト液の塗布処理、プリベークユニット(PAB)でのプリベーク処理、周辺露光装置(WEE)での周辺露光処理を経て、露光装置14内に搬送される。そして、ウエハWは、露光装置14での露光後、トランジションユニット(TRS−G)への搬送、ポストエクスポージャーベークユニット(PEB)でのポストエクスポージャーベーク処理、現像ユニット(DEV)での現像処理、ポストベークユニット(POST)でのポストベーク処理を経て、ウエハカセット(CR)へ戻される。
次に、レジスト塗布/現像処理システム1と露光装置14の制御系について図4を参照しながら説明する。レジスト塗布/現像処理システム1は第1制御部31により制御され、露光装置14は第2制御部32により制御される。
第1制御部31は、第1プロセスコントローラ(CPU)35と、工程管理者がレジスト塗布/現像処理システム1を管理するためにコマンド入力操作等を行うキーボードやレジスト塗布/現像処理システム1の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等を有する第1データ入出力部36と、レジスト塗布/現像処理システム1で実行される各処理条件を第1プロセスコントローラ(CPU)35の制御にて実行するための制御プログラム38aおよび制御プログラム38aを実行するためのデータであるレシピ38bならびに線幅測定装置(ODP)において測定された分光反射スペクトルを解析するための解析プログラム39aおよびライブラリ(データベース)39bが記録された第1記録部37と、を有している。なお、図4では、第1制御部31が制御する一部の処理ユニット等を例示しており、全ての制御対象を図示してはいない。
第2制御部32は、第2プロセスコントローラ(CPU)41と、工程管理者が露光装置14を管理するためにコマンド入力操作等を行うキーボードや露光装置14の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等を有する第2データ入出力部42と、露光装置14で実行される各処理条件を第2プロセスコントローラ(CPU)41の制御にて実行するための制御プログラム44aおよびレシピ44bが記録された第2記録部43と、を有している。第2プロセスコントローラ(CPU)41から露光装置14内の駆動部(例えば、フォーカスを調整するためのウエハWの位置またはレンズ位置を調整する機構、光量のしぼり調整等を行うための機構等)へ制御信号が送られる。
露光装置14における露光パラメータを補正するための処理を行うために、第1制御部31と第2制御部32との間で露光処理に関するデータの双方向通信がインターフェース33を介して行われるようになっている。これについては、後に詳細に説明する。
レジスト塗布/現像処理システム1と露光装置14を用いて、製品となるウエハWを処理するにあたって、その前にダミーウエハを用いてレジスト膜形成、テストパターンでの露光、現像処理を行い、得られた現像パターンの線幅(CD)を測定して露光条件を確認し、露光条件が不適切であると判断される場合には露光条件を補正する。次に、レジスト塗布/現像処理システム1と露光装置14による露光装置14の露光条件の補正方法について説明する。
図5に、露光パラメータの1つである露光量を固定し、別の露光パラメータであるフォーカス値を補正する方法のフローチャートを示す。まず、ダミーウエハWの表面にレジスト膜を形成する(ステップ1)。ダミーウエハWとしては、できるだけ厚みが均一で平坦度の高いものを用いる。これは、ダミーウエハWそのものの表面に凹凸があったり、厚みが不均一で表面が傾斜していると、正確な露光条件を決定することができないからである。
次いで、ダミーウエハWに形成されたレジスト膜を、テストパターンでフォーカス値を変えて逐次露光する(ステップ2)。このステップ2では、露光量は、生産現場で最も製造余裕のない条件、例えば、65nmL/Sが形成可能な露光量(以下「露光量E」とする)に固定する。
一方、フォーカス値は、製品製造のために設定されているフォーカス値(以下「フォーカス値F」とする)を中心として、例えば、図6に示すように縦横に設定された複数の露光エリアSを一筆書きで移動させながら、フォーカス値F±0.5μmの範囲で0.05μmずつフォーカス値をずらして、露光エリアS毎に1ショットの露光を行う。ここで、露光エリアSの面積は、露光装置14の最大フィールドサイズに合わせることが好ましい。
続いて、こうして露光が終了したウエハWを現像処理する(ステップ3)。これによりレジスト膜にパターンが形成されるので、このレジストパターンの線幅を線幅測定装置(ODP)を用いて測定する(ステップ4)。この線幅測定装置(ODP)における線幅測定は、概略、次のようにして行われる。すなわち、まず図7に示すように、1つの露光エリアS内に複数の測定点、例えば、中央と四隅の合計5点(P〜P)を定める。次に、点Pに所定波長の光をあてて、分光反射スペクトルを測定する。そして、得られた分光反射スペクトルに最も形の近いスペクトルをライブラリ39bの分光反射スペクトルから検索することによって、点Pでのレジストパターンの線幅を求める。点P〜Pについても同様の処理を行い、1点毎にレジストパターンの線幅を求める。さらに、このような分光反射スペクトルの測定と線幅の決定を各露光エリアSに対して行う。
なお、ライブラリ39bは、任意のパターン形状に対して回折光強度分布をコンピュータシミュレーションにより求め、その分光反射スペクトルとレジストパターンの形状とをリンクさせたデータベースである。このライブラリ39bに記録されているデータは、実際に所定の条件によりレジスト膜をパターニングし、そのパターンの分光反射スペクトルを測定すると共に、SEM観察により形状が確認され、これにより信頼性が高められていることが好ましい。但し、これはSEM観察で良好に観察が行える線幅に限られる。
次に、第1制御部31は、解析プログラム39aを用いて、各露光エリアSに設定された点P〜Pのレジストパターンの線幅と各露光エリアSを露光した際に用いられたフォーカス値との関係を求める(ステップ5)。これにより図8に示すグラフが得られる。このステップ5のために、露光装置14の第2制御部32から各露光エリアSでの露光条件がインターフェース33を介して第1制御部31へ送られる。
例えば、ポジ型レジストの場合には、レジスト膜において露光された部分が現像時に溶解するために、フォーカス値が適切でないと、露光される範囲が拡がってしまい、これにより溝幅が広くなって、線幅は狭くなる。したがって、図8に示すように、点P〜P毎に、フォーカス値が適切な部分で線幅が極大を示すような曲線が描かれる。なお、ネガ型レジストの場合には、フォーカス値が適切な部分で線幅が極小を示すような曲線が描かれる。
第1制御部31は、点P〜P毎に得られる計5本の曲線の極大値を与えるフォーカス値の最低値Fminと最高値Fmaxの平均値を最適フォーカス値Fとして決定する(ステップ6)。なお、点P〜P毎に得られる計5本の曲線の極大値を与える各フォーカス値の平均値を最適フォーカス値Fとして決定してもよい。こうして決定された最適フォーカス値Fとフォーカス値Fとの差f(絶対値)が、予め設定されている許容差δ(絶対値)の範囲内であれば、フォーカス値の修正は行わないものとし、この場合にはフォーカス値Fで製品としてのウエハWの露光が行われることとなる(ステップ7a)。
一方、最適フォーカス値Fとフォーカス値Fとの差fが許容差δより大きく、ダミーウエハWの一連の処理に異常があると推測される範囲である警告範囲δ(絶対値)未満の場合には、製品たるウエハWの露光を行う際のフォーカス値をフォーカス値Fとするように、露光装置14を補正する(ステップ7b)。この露光装置14におけるフォーカス値の補正は、第1制御部31から第2制御部32にフォーカス値の補正信号がインターフェース33を介して直接送信され、第2制御部32はこの補正信号に基づいて露光装置14における露光条件を補正する。露光装置14においてフォーカス値が補正されたら、製品としてのウエハWの露光が行われる(ステップ7a)。
さらに、最適フォーカス値Fとフォーカス値Fとの差fが警告範囲δ(絶対値)よりも大きい場合には、第1制御部31は警報(例えば、音、光、第1データ入出力部36でのディスプレイ表示等)を発して、工程管理者にシステムの異常を警告する(ステップ7c)。工程管理者は、この警報を受けてレジスト塗布/現像処理システム1と露光装置14とを点検し(ステップ7d)、その後に、再びステップ1からの最適フォーカス値を決めるために、ダミーウエハWの処理を開始する。
従来は、露光装置とレジスト塗布/現像処理システムとの間で露光条件に関するデータの送受信は行われていなかったために、工程管理者は、各露光エリアのフォーカス値を露光装置から読み取って、そのデータをレジスト塗布/現像処理システムに入力し、その結果得られた最適フォーカス値を読み取って、露光装置に入力しなければならなかった。このため、データ入力作業等において正負号の逆入力、小数点の位置違い等の入力ミスが発生し、露光装置が適切に補正されず、製品不良が発生する問題があった。しかし、上述したように、レジスト塗布/現像処理システム1と露光装置14との間でダイレクトに露光条件に関するデータを送受信させて露光条件を補正することにより、前述の問題の発生を防止することができ、ひいては製品不良の発生等を防止することができる。
上述した露光装置14の露光パラメータの補正方法では、フォーカス値のみを補正の対象としたが、露光量とフォーカス値をそれぞれ補正の対象とすることもできる。その方法について以下に説明する。まず、厚みが均一で平坦度の高いダミーウエハWの表面にレジスト膜を形成し、このレジスト膜をテストパターンで露光量とフォーカス値を変えて逐次露光する。ここでは、図9に示すようにダミーウエハWに縦横に分割された露光エリアSを設け、横方向では製品製造のために設定されている露光量Eを中心として、例えば、露光量E−3〜E+3で露光量を変化させる。また、縦方向ではフォーカス値Fを中心としてフォーカス値F−4〜F+4の範囲でフォーカス値を変化させる。
続いて、露光が終了したウエハWを現像処理する。これによりレジスト膜にパターンが形成されるので、例えば、各露光エリアの中心におけるレジストパターンの線幅を線幅測定装置(ODP)を用いて、先に説明した測定方法に準じて測定し、露光量E−3〜E+3毎に線幅とフォーカス値との関係を求める。これにより、図10に示すグラフが得られる。
図10では曲線E−3〜E+3がそれぞれ露光量E−3〜E+3に対応している。曲線E−3〜E+3の中からフォーカス値の変化に対して線幅(CD)の変化が緩やかであり、かつ、所望の線幅Wに近接する曲線(図10では、曲線E+1)の露光量を最適露光量Eに決定する。また、この曲線E+1の極小値(選ばれた曲線が上に凸の場合には極大値となる)を与えるフォーカス値を最適フォーカス値Fに決定する。
なお、LERが大きくなると、SEMによる測定では、例えば図10に示すグラフを得ようとすると、各曲線がギザギザした線となるので、各曲線の極大、極小値が判別し難く、そのために最適フォーカス値を決定し難くなる。一方、スキャテロメトリ技術によれば、LERには殆ど感度がないのでその影響を受けず、精度の高い、例えば図10に示したような滑らかなグラフを得ることができるので、最適フォーカス値の決定が容易となる。
こうして決定された最適フォーカス値Fとフォーカス値Fとの差fが許容差δの範囲内であればフォーカス値の修正は行わず、最適フォーカス値Fとフォーカス値Fとの差fが許容差δより大きく、警告範囲δ未満の場合には、第1制御部31から第2制御部32にフォーカス値の補正信号がインターフェース33を介して直接送信され、第2制御部32はこの補正信号に基づいて露光装置14のフォーカス値を最適フォーカス値Fに補正し、最適フォーカス値Fとフォーカス値Fとの差fが警告範囲δよりも大きい場合には、第1制御部31は警報を発する。また、上記例では、最適露光量Eは当初の設定露光値Eではないために、第1制御部31から第2制御部32に露光値の補正信号がインターフェース33を介して直接送信され、第2制御部32はこの補正信号に基づいて露光装置14における露光条件を補正する。勿論、最適露光量Eが当初の設定露光値Eの場合には露光量の補正は行われない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、上記説明においては、レジストパターンの線幅を露光パラメータである露光量とフォーカス値の補正の指標としたが、スキャテロメトリ技術を用いると、図11に示すように、線幅(CD)だけでなく、レジストパターンの底幅(CD′)、傾斜角θ、レジスト膜厚(D)をも測定することができるので、例えば、ある一定の線幅(CD)が得られるフォーカス値の範囲を定め、そのフォーカス値の範囲の中で、次に傾斜角θが良好であるものを逐次選び出して、それらの中でフォーカス値の中心値を選び、それを最終的に最適フォーカス値Fとして決定するようにしてもよい。
また図8に示す結果からは、露光処理時のウエハWのチルト状態を検出することもできるので、その結果を露光装置14にフィードバックして、露光条件が補正される構成とすることもできる。さらにまた、露光量とフォーカス値をそれぞれ変化させて得られたレジストパターンから露光量とフォーカス値を補正する場合には、図10の曲線E−3〜E+3毎に極大値または極小値を与えるフォーカス値を算出し、それらの平均値を最適フォーカス値Fとしてもよい。露光量を補正する場合には、各変形照明条件によって異なる結果が得られることが予想されるので、変形照明条件毎に露光条件を検証することが好ましい。
上記説明においては基板として半導体ウエハを取り上げたが、FPD(フラットパネルディスプレイ)用のガラス基板におけるフォトリソグラフィー技術にも本発明を適用することができる。線幅測定装置(ODP)は、ウエハ搬送機構21がアクセスできるように、レジスト塗布/現像処理システム1のX方向側面に取り付けてもよい。
本発明は、半導体装置の製造、FPDの製造に好適である。
レジスト塗布/現像処理システムの概略構成を示す平面図。 レジスト塗布/現像処理システムの概略構成を示す正面図。 レジスト塗布/現像処理システムの概略構成を示す背面図。 レジスト塗布/現像処理システムと露光装置の制御系を示す図。 露光量を固定し、フォーカス値を補正する方法のフローチャート。 ウエハにおける露光エリアの設定形態と露光順序を示す図。 露光エリアにおける線幅測定点の設定例を示す図。 レジストパターンの線幅とフォーカス値との関係を示すグラフ。 ウエハにおける露光エリア、露光値、フォーカス値の設定形態を示す図。 露光量毎に線幅とフォーカス値との関係を示すグラフ。 スキャテロメトリ技術により測定可能なレジストパターンのパラメータを示す図。
符号の説明
1;レジスト塗布/現像処理システム
14;露光装置
31;第1制御部
32;第2制御部
33;インターフェース
35;第1プロセスコントローラ(CPU)
36;第1データ入出力部
37;第1記録部
39a;解析プログラム
39b;ライブラリ
41;第2プロセスコントローラ(CPU)
42;第2データ入出力部
43;第2記録部
ODP;線幅測定装置

Claims (13)

  1. 基板にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の異なる位置を同一パターンで露光パラメータを変えて逐次露光する工程と、
    前記露光後の基板を現像する工程と、
    現像により形成されたレジストパターンの形状をスキャテロメトリ技術により測定する工程と、
    測定された形状データと用いられた露光パラメータとの関係から最適露光パラメータを決定し、以後の基板が前記最適露光パラメータで露光されるように露光条件を補正する工程と、
    を有することを特徴とする露光条件補正方法。
  2. 前記露光パラメータは、露光量とフォーカス値であり、
    前記逐次露光工程では、露光量を一定として、フォーカス値を変化させることを特徴とする請求項1に記載の露光条件補正方法。
  3. 前記露光パラメータは、露光量とフォーカス値であり、
    前記逐次露光工程では、露光量とフォーカス値をそれぞれ変えることを特徴とする請求項1に記載の露光条件補正方法。
  4. 前記スキャテロメトリ技術によるレジストパターンの形状測定は、
    前記基板における露光の1ショット領域内の決められた位置関係にある複数のポイントに所定波長の光を照射し、そのポイント毎に分光反射スペクトルを測定し、
    得られた分光反射スペクトルを、予め作成された分光反射スペクトルとレジストパターンの線幅とを対比させて構成されるライブラリと照合することにより、そのポイントにおけるレジストパターンの線幅を求めることにより行われることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の露光条件補正方法。
  5. 前記最適露光パラメータに関するデータは、前記最適露光パラメータを決定する演算手段から人手を介することなく露光処理を行う装置の制御部へ通信されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の露光条件補正方法。
  6. 基板にレジスト膜を形成するレジスト膜形成部と、
    基板に形成されたレジスト膜を所定のパターンで露光する露光処理部と、
    露光処理された基板を現像する現像処理部と、
    現像されたレジストパターンの形状をスキャテロメトリ技術により測定するパターン形状測定部と、
    前記レジスト膜形成部と、前記現像処理部と、前記パターン形状測定部と、を制御する第1制御部と、
    前記露光処理部を制御する第2制御部と、
    基板にレジスト膜を形成し、このレジスト膜の異なる位置を同一パターンで露光パラメータを変えながら逐次露光し、現像し、形成されたレジストパターンの形状をスキャテロメトリ技術により測定し、測定された形状データと用いられた露光パラメータとの関係から最適露光パラメータを決定し、以後の基板が決定された最適露光パラメータで露光されるように露光条件を補正する処理が実行されるように、前記第1制御部と前記第2制御部との間でデータ通信を行うためのインターフェースと、
    を具備することを特徴とする基板処理装置。
  7. 前記露光パラメータは、露光量とフォーカス値であり、
    前記第2制御部は、露光量を一定とし、フォーカス値を変化させて逐次露光が行われるように前記露光処理部を制御することを特徴とする請求項6に記載の基板処理装置。
  8. 前記露光パラメータは、露光量とフォーカス値であり、
    前記第2制御部は、露光量とフォーカス値をそれぞれ変化させて逐次露光が行われるように前記露光処理部を制御することを特徴とする請求項6に記載の基板処理装置。
  9. 前記第1制御部は、線幅が既知のレジストパターンに所定波長の光を当てて得られる分光反射スペクトルとその線幅とを対比させて構成されるライブラリが記録された記録部を備え、前記基板における露光の1ショット領域内の決められた位置関係にある複数のポイントに所定波長の光を当て、そのポイント毎に分光反射スペクトルを測定するように前記パターン形状測定部を制御し、さらにこれにより得られた分光反射スペクトルを前記ライブラリと照合することにより各ポイントにおけるレジストパターンの線幅を求め、こうして求められた線幅と前記第2制御部から送られた露光パラメータとの関係から最適露光パラメータを決定し、決定された最適露光パラメータに関するデータを第2制御部へフィードバックし、
    前記第2制御部は、前記第1制御部から送信された最適露光パラメータに関するデータに基づいて、前記露光処理部での露光条件を補正することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の基板処理装置。
  10. 基板にレジスト膜を形成する塗布膜形成部と、基板に形成されたレジスト膜を所定のパターンで露光する露光処理部と、露光処理された基板を現像する現像処理部と、現像されたレジストパターンの形状データをスキャテロメトリ技術により測定するパターン形状測定部と、を有する基板処理装置を用い、
    (a)基板にレジスト膜を形成し、(b)前記レジスト膜の異なる位置を同一パターンで露光パラメータを変えて逐次露光し、(c)露光後の基板を現像し、(d)現像により形成されたレジストパターンの形状をスキャテロメトリ技術により測定し、(e)測定された形状データと用いられた露光パラメータとの関係から最適露光パラメータを決定し、以後の基板をその最適露光パラメータで露光するために露光条件を補正する処理が実行されるように、コンピュータが前記基板処理装置を制御するソフトウェア、を含むコンピュータプログラム。
  11. 前記露光パラメータは、露光量とフォーカス値であり、
    前記逐次露光は、露光量を一定としてフォーカス値を変化させることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記露光パラメータは、露光量とフォーカス値であり、
    前記逐次露光は、露光量とフォーカス値をそれぞれ変化させることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記スキャテロメトリ技術によるレジストパターンの形状測定は、(A)基板における露光の1ショット領域内の決められた位置関係にある複数のポイントに所定波長の光を当て、そのポイント毎に分光反射スペクトルを測定し、(B)得られた分光反射スペクトルを、予め作成された分光反射スペクトルとレジストパターンの線幅とを対比させて構成されるライブラリと照合し、各ポイントにおけるレジストパターンの線幅を求める、ことにより行われることを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
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