JP2008084271A - 歩数計 - Google Patents

歩数計 Download PDF

Info

Publication number
JP2008084271A
JP2008084271A JP2006266627A JP2006266627A JP2008084271A JP 2008084271 A JP2008084271 A JP 2008084271A JP 2006266627 A JP2006266627 A JP 2006266627A JP 2006266627 A JP2006266627 A JP 2006266627A JP 2008084271 A JP2008084271 A JP 2008084271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection signal
running
walking
band
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006266627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4885676B2 (ja
Inventor
Kazuo Kato
一雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2006266627A priority Critical patent/JP4885676B2/ja
Priority to US11/903,139 priority patent/US7747411B2/en
Priority to EP07253800A priority patent/EP1906150A1/en
Publication of JP2008084271A publication Critical patent/JP2008084271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4885676B2 publication Critical patent/JP4885676B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C22/00Measuring distance traversed on the ground by vehicles, persons, animals or other moving solid bodies, e.g. using odometers, using pedometers
    • G01C22/006Pedometers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Abstract

【課題】 歩行時と走行時に歩数を測定する場合、測定モードの選択操作が不要で、高精度な歩数測定を可能にすること。
【解決手段】 センサ101から出力された歩行や走行に対応する検出信号は、増幅回路102、通過周波数帯域が可変なフィルタ回路103、増幅回路104、波形整形回路105を介してCPU113に入力され、歩数計数が行われる。歩行状態において、検出信号S2の信号レベルが所定レベル以上であると電圧比較回路1110が判断すると共に走行用の帯域に設定されたフィルタ回路103からの検出信号S2が所定範囲内の周期のとき、CPU113は移動動作が歩行から走行に変わったと判断し、周波数切替回路108はフィルタ回路103の通過周波数帯域を走行用の帯域に設定した状態に維持すると共に、増幅回路104を走行用の利得に設定維持し、フィルタ回路103を通過した検出信号S1に基づいて歩数を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人体の歩行や走行を検出して歩数測定を行う歩数計に関し、特に、歩行時と走行時の歩数測定機能を有する歩数計に関する。
従来から、歩行時と走行時の歩数を測定することが可能な歩数計が開発されている。
例えば、特許文献1、2には、腕時計の本体に内蔵した圧電素子が歩行振動を検出し、増幅回路とフィルタ回路により、歩行検出に必要な信号を増幅して、歩数を計数する。
しかしながら、フィルタ回路の特性が歩行時の歩数計測に最適化されているため、走行時には着地衝撃による信号ではなく腕振りの信号しか検出できず、走行時の歩数を正確に測定することができないという問題がある。
特許文献3には、同調回路と選局回路を切替えて、予め設定されている周波数でかつ最も電界の強い電波を検出し、この検出した電波に含まれる時刻情報に基づいて時刻修正を行うようにした電波修正時計が開示されており、受信する電波に応じてフィルタ回路を切り替えるようにした発明が開示されている。しかしながら、特許文献3には歩行測定や走行測定といった歩数計との関連性には何等記載されていないため、単純に歩数計に適用することはできない。
一方、特許文献4〜6には、歩行や走行等の複数の移動動作を検出して歩数測定を行うようにした発明が開示されている。しかしながら、特許文献4〜6に記載された発明は、移動動作に応じて単に増幅回路の利得を制御する等の機能しか有していないため、測定精度に問題がある。
また、特許文献7には、移動動作の種類に応じて歩数の算出処理を変えるように構成しているが、外部操作によって移動動作の種類を設定するため、操作が煩雑になるという問題がある。
特開2004−101346号公報(段落[0019]〜[0032]、図4〜図6) 特開2005−283340号公報(段落[0023]〜[0040]、図1〜図4) 特開平5−142363号公報(段落[0008]〜[0016]、図1、図2) 特許第2712269号公報(第3頁〜第4頁、図4〜図6) 特開平8−77322号公報(段落[0011]〜[0023]、図9、図13) 特開平7−144039号公報(段落[0013]〜[0016]、図1、図3) 実開平2−612号公報(第1頁、図4、図5)
本発明は、歩行時と走行時に歩数を測定する場合、測定モードの選択操作が不要で、高精度な歩数測定を可能にすることを課題としている。
本発明によれば、被測定者の移動動作を検出して対応する検出信号を出力するセンサと、前記センサからの検出信号が入力されると共に通過周波数帯域が可変なフィルタ手段と、前記フィルタ手段の通過周波数帯域を歩行用の帯域と走行用の帯域のいずれかに切り替えるフィルタ制御手段と、前記フィルタ手段を通過した検出信号に基づいて歩数を算出する歩数算出手段と、前記フィルタ手段を通過した検出信号のレベルを判断する信号レベル判定手段と、前記検出信号の信号レベルが所定レベル以上であると前記信号レベル判定手段が判断すると共に走行用の帯域に設定された前記フィルタ手段からの検出信号が所定範囲内の周期になったとき、前記移動動作が歩行から走行に変わったと判断する移動動作判定手段とを備え、前記移動動作判定手段が走行と判断したとき、前記フィルタ制御手段は前記フィルタ手段の通過周波数帯域を走行用の帯域に設定した状態に維持し、前記歩数算出手段は前記フィルタ手段を通過した検出信号に基づいて歩数を算出することを特徴とする歩数計が提供される。
移動動作判定手段が走行と判断したとき、フィルタ制御手段はフィルタ手段の通過周波数帯域を走行用の帯域に設定した状態に維持し、歩数算出手段は前記フィルタ手段を通過した検出信号に基づいて歩数を算出する。
ここで、前記移動動作判定手段は、前記通過周波数帯域が走行用の帯域のときに前記フィルタ手段から出力される検出信号の周期が、歩行用の帯域のときに前記フィルタ手段から出力される検出信号の周期の半分になったとき、前記移動動作が歩行から走行に変わったと判断するように構成してもよい。
また、前記移動動作判定手段は、前記半分の周期の検出信号が第1所定時間継続して得られたとき、前記移動動作が歩行から走行に変わったと判断するように構成してもよい。
また、前記歩数算出手段は、前記検出信号の信号レベルが所定レベル以上であると前記信号レベル判定手段が判断すると共に前記フィルタ手段からの検出信号が前記所定範囲内の周期のときに、前記検出信号に基づいて第2所定時間の間予備的な歩数測定を行い、前記フィルタ制御手段は、前記第2所定時間の間前記所定範囲内の周期の検出信号が継続して得られたとき、前記フィルタ手段の通過周波数帯域を歩行用の帯域から走行用の帯域に設定するように構成してもよい。
また、前記歩数算出手段は、前記第2所定時間の予備的な歩数測定において検出した各検出信号を2歩として計数し、前記第2の所定時間外において検出した各検出信号を1歩として計数するように構成してもよい。
また、前記移動動作判定手段は、前記フィルタ手段からの検出信号が第3所定時間継続して検出されなくなったとき前記移動動作が走行から歩行に変わったと判断し、前記フィルタ制御手段は、前記移動動作判定手段が走行から歩行に変わったと判断したとき前記フィルタ手段の通過周波数帯域を走行用の帯域から歩行用の帯域に変更するように構成してもよい。
本発明によれば、歩行時と走行時に歩数を測定する場合、測定モードの選択操作が不要で、高精度な歩数測定が可能になる。
また、移動動作が変わった場合でも歩行検出と走行検出の手動切替操作を行う必要がなく操作性が向上するという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る歩数計のブロック図である。
図1において、歩数計は、被測定者の移動動作を検出する毎に対応する検出信号を出力するセンサ(本実施の形態では加速度センサ)101、センサ101からの検出信号を増幅して出力する増幅回路102、増幅回路102からの信号中の所定通過周波数帯域の信号を通過すると共に通過周波数帯域が可変なフィルタ回路103、フィルタ回路103からの検出信号を増幅して出力すると共にその利得が可変な増幅回路104、増幅回路104からのアナログ信号形式の検出信号を波形整形してデジタル信号形式の検出信号に変換して出力する波形整形回路105を備えている。
また、歩数計は、所定周波数の信号を発生する発振回路106、計時動作の基準となる時計信号や中央処理装置(CPU)113のクロック信号を出力する分周回路107、CPU113からの指示に基づいてフィルタ回路103の通過周波数帯域を切替設定する周波数切替回路108、CPU113からの指示に基づいて増幅回路104の利得を切替設定する利得切替回路109、増幅回路104からのアナログ信号形式の検出信号の信号レベルを検出する電圧比較回路110、測定した歩数や現在時刻等を表示する表示手段111、CPU113の制御に応答して表示手段111を駆動する表示駆動回路112、読み出し専用メモリ(ROM)115に記憶したプログラムを実行することによって後述する処理を行うCPU113、歩数測定の開始・終了や表示内容の切替等の外部操作を行う入力回路114、CPU113のプログラム等を記憶したROM115、測定した歩数データ等を記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)116を備えている。
ここで、フィルタ回路103はフィルタ手段を構成し、CPU113は歩数算出手段及び移動動作判定手段を構成し、電圧比較回路110は信号レベル判定手段を構成し、入力回路114は操作手段を構成している。周波数切替回路108及びCPU113はフィルタ制御手段を構成している。利得切替回路109及びCPU113は利得切替手段を構成している。また、ROM115及びRAM116は記憶手段を構成している。
図2及び図3は、本実施の形態に係る歩数計の処理を示すフローチャートであり、主としてCPU113がROM115に記憶したプログラムを実行することによって行う処理を示している。
図4〜図6は、本実施の形態に係る歩数計の信号波形図で、図4は歩行時の信号波形図、図5及び図6は走行時の信号波形図である。
以下、図1〜図6を用いて、本実施の形態に係る歩数計の動作を説明する。
歩数を測定する場合、被測定者は歩数計を腕に装着し、入力回路114から歩数測定開始の指示を行うことにより、CPU113は歩数測定動作を開始する。
CPU113は、周波数切替回路108を制御することによってフィルタ回路103の通過周波数帯域を歩行用の帯域(例えば、中心周波数が1〜2Hzで所定帯域幅)に設定すると共に、利得切替回路109を制御することによって増幅回路104の利得を歩行用利得に設定し(図2の処理ステップS201)、歩行状態の歩数を測定する歩行測定モードに入る。
この状態で、センサ101は歩行に対応する検出信号を出力する。前記検出信号は増幅回路102によって増幅され、フィルタ回路103を通過した後、増幅回路104によって増幅され、アナログ信号形式の検出信号S2として波形整形回路105及び電圧比較回路110に出力される。
波形整形回路105は、アナログ信号形式の検出信号S2をデジタル信号形式の検出信号S1に変換してCPU113に出力する。このとき、波形整形回路105の閾値は、図4に示すように、ヒステリシス特性を持つように設定されており、増加する方向に変化する検出信号S2は高レベルの閾値V2、減少する方向に変化する検出信号S2は低レベルの閾値V3によって波形整形される。検出信号S1は、歩行時の着地動作に同期した信号であり、立ち上がり部分が1歩を表している。
CPU113は、波形整形回路105から検出信号S1を受信したか否かを判断し(ステップS202)、検出信号S1を所定時間受信しなかった場合には処理を終了する(ステップS207)。
電圧比較回路110の閾値V1は図3に示すように、歩行時に検出される検出信号S2の信号レベル以上の値に設定されており、電圧比較回路110は、検出信号S2が前記閾値V1を超えない限り、検出信号S2が歩行中の信号であることを示す比較結果信号S3をCPU113に出力する。一方、電圧比較回路110は、検出信号S2が前記閾値V1を超える場合、検出信号S2が走行中の信号であることを示す比較結果信号S3をCPU113に出力する。
CPU113は、処理ステップS202において、検出信号S1を受信したと判断した場合、電圧比較回路110からの比較結果信号S3に基づいて、検出信号S2の信号強度が所定レベル以上か否かを判断し(ステップS203)、検出信号S2の信号レベルが前記閾値V1以下の場合には、検出信号S1が所定の歩行周期の信号か否かを判断する(ステップS204)。
歩行周期の場合、CPU113は、波形整形回路105からの検出信号S1に基づいて歩数を算出し(ステップS205)、算出した歩数をRAM116に順次記憶すると共に表示手段111に累積歩数等を表示し(ステップS206)、処理ステップS202に戻って処理を繰り返す。歩行周期でない場合、CPU113は処理ステップS202へ戻る。
次に、移動動作が前記歩行状態から走行状態に移行した場合に、歩数計の測定モードを歩行測定モードから走行時の歩数を測定する走行測定モードに切り替える際の動作を説明する。
移動動作が歩行から走行に切り替わった場合、図5に示すように、腕振り動作によって検出信号S2の信号レベルが電圧比較回路110の閾値V1を超えるようになる(P)。電圧比較回路110は、検出信号S2が閾値V1を超えるため、検出信号S2が走行中の信号であることを示す比較結果信号S3をCPU113に出力する。また、着地による信号(Q)は低レベルになるため、結果として、検出信号S1は腕振りの周期と同じ信号になり、各検出信号S1は2歩に対応する信号となる。
CPU113は、処理ステップS203において、電圧比較回路110からの比較結果信号S3に基づいて、検出信号S2の信号レベルが閾値V1を超える大きな信号と判断した後、検出信号S1が所定範囲内の周期(例えば、走行時に得られる信号周期の2倍の周期)の信号か否かを判断する(ステップS208)。
CPU113は前記所定範囲内の周期と判断すると、所定時間だけ予備的な歩数計数動作を行った後(ステップS209)、第2所定時間経過したか否かを判断し(ステップS210)、第2所定時間経過していなければ処理ステップS202に戻り、第2所定時間経過していれば、周波数切替回路108を制御してフィルタ回路103の通過周波数帯域を走行用の帯域(中心周波数が2〜4Hzで所定帯域幅)に切り替え設定する(ステップS211)。
走行している場合、フィルタ回路103の通過周波数帯域を走行用の帯域に切り替えることにより、図6に示すように、検出信号S2は着地時に生じる信号(Q)が大きな信号レベルで検出されるため、検出信号S1の周期は、前記予備的歩数計数動作を行った際に得られた検出信号S1の半分の周期になる。即ち、フィルタ回路103の特性が切り替わることにより、検出信号S2は腕振りによる信号が若干抑えられると共に着地衝撃時の信号が大きく現れる。これにより、CPU113には走行時の着地及び腕振り動作に同期した検出信号S1が入力され、検出信号S1の周期がフィルタ回路103切替え前の半分となる。
次にCPU113は、検出信号S1の有無を判断し(ステップS212)、検出信号S1が所定時間検出されない場合には処理ステップS201に戻り(ステップS220)、検出信号S1が検出された場合には、その周期が前記所定周期(処理ステップS208において判断した周期)の半分か否かを判断する(ステップS213)。CPU113は検出信号S1の周期が前記所定周期の半分でない場合には処理ステップS201へ戻る。
CPU113は、処理ステップS212において検出信号S1を受信したと判断すると共に、処理ステップS213において検出信号が前記所定周期の半分であると判断する処理を、第1所定時間継続して繰り返した場合に走行中と判断する。
CPU113は、前記の如くして走行中と判断すると、前記第2所定時間の予備的歩数計数動作によって計数した歩数(予備的歩数)を2倍して正規の歩数を算出し、RAM116に記憶している歩数データに加算して累積の歩数を算出した後(ステップS214)、算出した歩数をRAM116に記憶すると共に表示手段111に累積歩数等を表示する(ステップS215)。尚、前記第2所定時間の予備的歩数測定において検出した検出信号は各々2歩として歩数算出するが、前記第2所定時間以外の時間に検出した検出信号については1歩として歩数算出する。
このようにして、歩行測定モードから走行測定モードへの移行時における過渡的な歩数測定動作(即ち前記予備的歩数計数動作)を正確に行うことができる。
次にCPU113は、検出信号S1の有無を判別して(ステップS216)、検出信号S1を所定時間受信できない場合には処理ステップS201に戻り(ステップS221)、検出信号S1を受信したときは、検出信号S1の周期が走行に対応する所定周期(走行周期)か否かを判断する(ステップS217)。CPU113は、走行周期でない状態が所定時間継続した場合には処理ステップS201へ戻る(ステップS222)。
CPU113は、検出信号S1が走行周期の場合、検出信号S1に基づいて歩数計数を行い、RAM116に記憶している歩数データと加算して累積歩数を算出し(ステップS218)、前記算出した歩数をRAM116に順次記憶すると共に表示手段111に歩数等を表示した後(ステップS219)、処理ステップS216に戻って前記処理を繰り返す。これにより、走行時の正確な歩数測定が行われる。
このように、走行状態において、検出信号S2の信号レベルが所定レベル以上であると電圧比較回路1110が判断すると共に走行用の帯域に設定されたフィルタ回路103からの検出信号S2が所定範囲内の周期のとき、CPU113は移動動作が歩行から走行に変わったと判断して、フィルタ回路103の通過周波数帯域を走行用の帯域に設定した状態に維持すると共に、増幅回路104を走行用の利得に設定維持し、フィルタ回路103を通過した検出信号S1に基づいて歩数を算出するようにしている。
即ち、歩行状態、走行状態を検出信号S2に基づいて判断して、フィルタ回路103の特性を適切な設定に切替えるため、歩行から走行へ移動動作が変化しても、歩数測定を正確に行うことができる。
一方、被測定者が走行をやめて歩行を開始すると、検出信号S2が波形整形回路105の閾値V1を下回り、CPU113に入力される検出信号S1は無信号となり、処理ステップS216において検出信号S1が受信されなくなる。あるいは検出信号S1の周期が所定周期より長くなる。
前記無信号状態が所定時間継続すると(ステップS221、S222)、CPU113は、周波数切替回路108を制御して、フィルタ回路103の通過周波数帯域を歩行用の帯域(例えば、中心周波数が1〜2Hzで所定帯域幅)に設定させると共に、利得切替回路109を制御することによって増幅回路104の利得を歩行用利得に設定する(図2の処理ステップS201)。
フィルタ回路103のフィルタ特性が歩行用に切り替わることにより、歩行時の着地に同期した検出信号S1がCPU113に入力される。
CPU113は、処理ステップS202において、検出信号S1を受信したと判断した場合、電圧比較回路110からの比較結果信号S3に基づいて、検出信号S2の信号強度が所定レベル以上か否かを判断し(ステップS203)、検出信号S2の信号レベルが閾値V1以下の場合には、検出信号S1が所定の歩行周期の信号か否かを判断する(ステップS204)。
CPU113は、処理ステップS202において検出信号S1を受信したと判断すると共に、処理ステップS203において検出信号が所定レベル(即ち、閾値V1以下のレベル)で、検出信号S1の周期が歩行周期の状態が第3所定時間継続して繰り返した場合に歩行中と判断する。
CPU113は、前記の如くして歩行中と判断すると、検出信号S1に基づいて算出した歩数をRAM116に記憶している歩数データに加算して累積の歩数を算出した後(ステップS205)、算出した歩数をRAM116に順次記憶すると共に表示手段111に累積歩数等を表示し(ステップS206)、処理ステップS202へ戻って前記歩行測定モードでの歩数測定を行う。
このように、歩行状態、走行状態を検出信号S2に基づいて判断して、フィルタ回路103の特性を適切な設定に切替えるため、走行から歩行へ移動動作が変化しても、歩数測定を正確に行うことができる。
以上述べたように、本実施の形態に係る歩数計によれば、移動動作が歩行と走行のいずれの場合にも、正確に歩数測定を行うことが可能になる。
また、被測定者は、移動動作を変えた場合でも、歩数計に対して手動操作によって測定モードを変更する必要がないため、操作性が向上するという効果を奏する。
尚、前記実施の形態では、被測定者の腕に装着して使用する腕時計型の歩数計の例で説明したが、腰に装着して使用する方式の歩数計、バッグ等に収納して保持した状態で使用する方式の歩数計、時計機能を内蔵する歩数計等、各種の歩数計に適用可能である。
腕に装着して使用する方式の歩数計、腰に装着して使用する方式の歩数計、バッグ等に収納して保持した状態で使用する方式の歩数計、時計機能を内蔵する歩数計等、各種の歩数計に適用可能である。
本発明の実施の形態に係る歩数計のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る歩数計の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る歩数計の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る歩数計の信号波形図である。 本発明の実施の形態に係る歩数計の信号波形図である。 本発明の実施の形態に係る歩数計の信号波形図である。
符号の説明
101・・・センサ
102、104・・・増幅回路
103・・・フィルタ手段を構成するフィルタ回路
105・・・波形整形回路
106・・・発振回路
107・・・分周回路
108・・・フィルタ制御手段を構成する周波数切替回路
109・・・利得切替手段を構成する利得切替回路
110・・・信号レベル判定手段を構成する電圧比較回路
111・・・表示手段
112・・・表示駆動回路
113・・・歩数算出手段、移動動作判定手段、フィルタ制御手段及び利得切替手段を構成するCPU
114・・・操作手段を構成する入力回路
115・・・記憶手段を構成するROM
116・・・記憶手段を構成するRAM

Claims (6)

  1. 被測定者の移動動作を検出して対応する検出信号を出力するセンサと、前記センサからの検出信号が入力されると共に通過周波数帯域が可変なフィルタ手段と、前記フィルタ手段の通過周波数帯域を歩行用の帯域と走行用の帯域のいずれかに切り替えるフィルタ制御手段と、前記フィルタ手段を通過した検出信号に基づいて歩数を算出する歩数算出手段と、前記フィルタ手段を通過した検出信号のレベルを判断する信号レベル判定手段と、前記検出信号の信号レベルが所定レベル以上であると前記信号レベル判定手段が判断すると共に走行用の帯域に設定された前記フィルタ手段からの検出信号が所定範囲内の周期になったとき、前記移動動作が歩行から走行に変わったと判断する移動動作判定手段とを備え、
    前記移動動作判定手段が走行と判断したとき、前記フィルタ制御手段は前記フィルタ手段の通過周波数帯域を走行用の帯域に設定した状態に維持し、前記歩数算出手段は前記フィルタ手段を通過した検出信号に基づいて歩数を算出することを特徴とする歩数計。
  2. 前記移動動作判定手段は、前記通過周波数帯域が走行用の帯域のときに前記フィルタ手段から出力される検出信号の周期が、歩行用の帯域のときに前記フィルタ手段から出力される検出信号の周期の半分になったとき、前記移動動作が歩行から走行に変わったと判断することを特徴とする請求項1記載の歩数計。
  3. 前記移動動作判定手段は、前記半分の周期の検出信号が第1所定時間継続して得られたとき、前記移動動作が歩行から走行に変わったと判断することを特徴とする請求項2記載の歩数計。
  4. 前記歩数算出手段は、前記検出信号の信号レベルが所定レベル以上であると前記信号レベル判定手段が判断すると共に前記フィルタ手段からの検出信号が前記所定範囲内の周期のときに、前記検出信号に基づいて第2所定時間の間予備的な歩数測定を行い、
    前記フィルタ制御手段は、前記第2所定時間の間前記所定範囲内の周期の検出信号が継続して得られたとき、前記フィルタ手段の通過周波数帯域を歩行用の帯域から走行用の帯域に設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の歩数計。
  5. 前記歩数算出手段は、前記第2所定時間の予備的な歩数測定において検出した各検出信号を2歩として計数し、前記第2の所定時間外において検出した各検出信号を1歩として計数することを特徴とする請求項4記載の歩数計。
  6. 前記移動動作判定手段は、前記フィルタ手段からの検出信号が第3所定時間継続して検出されなくなったとき前記移動動作が走行から歩行に変わったと判断し、
    前記フィルタ制御手段は、前記移動動作判定手段が走行から歩行に変わったと判断したとき前記フィルタ手段の通過周波数帯域を走行用の帯域から歩行用の帯域に変更することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の歩数計。
JP2006266627A 2006-09-29 2006-09-29 歩数計 Expired - Fee Related JP4885676B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006266627A JP4885676B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 歩数計
US11/903,139 US7747411B2 (en) 2006-09-29 2007-09-20 Pedometer
EP07253800A EP1906150A1 (en) 2006-09-29 2007-09-26 Pedometer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006266627A JP4885676B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 歩数計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008084271A true JP2008084271A (ja) 2008-04-10
JP4885676B2 JP4885676B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=38828611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006266627A Expired - Fee Related JP4885676B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 歩数計

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7747411B2 (ja)
EP (1) EP1906150A1 (ja)
JP (1) JP4885676B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026722A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Sharp Corp 歩数測定装置
JP2013114486A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Seiko Epson Corp 状態検出装置、電子機器及びプログラム
JP2014048239A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Seiko Instruments Inc 電子機器およびプログラム
US8712508B2 (en) 2012-03-15 2014-04-29 Seiko Epson Corporation State detection device, electronic apparatus, measurement system and program
JP2015106389A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 株式会社東芝 歩数計
JP2016198512A (ja) * 2012-01-19 2016-12-01 ナイキ イノベイト シーブイ エネルギー消費
WO2017085770A1 (ja) * 2015-11-16 2017-05-26 富士通株式会社 電子機器、歩数計測方法および歩数計測プログラム
JP2017195443A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 京セラ株式会社 携帯機器、制御方法及び制御プログラム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010013745A1 (ja) * 2008-07-29 2010-02-04 京セラ株式会社 携帯電子機器
US20130085711A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Apple Inc. Techniques for improved pedometer readings
ITTO20120833A1 (it) 2012-09-26 2014-03-27 St Microelectronics Srl Dispositivo contapassi dotato di funzionalita' di raccolta di energia e metodo di conteggio dei passi
US9285388B2 (en) 2013-04-12 2016-03-15 International Business Machines Corporation Analysis of pedestrian congestion
US10352724B1 (en) 2013-05-03 2019-07-16 Apple Inc. Calibration factors for step frequency bands
US20150260542A1 (en) * 2014-03-13 2015-09-17 Stmicroelectronics S.R.L. Energy scavenging step-counter device and related step-counting method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07144039A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 運動測定装置
JPH0877322A (ja) * 1994-09-06 1996-03-22 Seiko Instr Inc 歩数計測装置
JP2712269B2 (ja) * 1988-04-18 1998-02-10 カシオ計算機株式会社 歩数表示制御装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4962469A (en) * 1988-04-18 1990-10-09 Casio Computer Co., Ltd. Exercise measuring instrument
JPH022612A (ja) 1988-06-16 1990-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多結晶シリコンの製法
JPH05142363A (ja) 1991-11-26 1993-06-08 Seikosha Co Ltd 電波修正時計
JP2004101346A (ja) 2002-09-09 2004-04-02 Otax Co Ltd 歩数計
JP3801163B2 (ja) * 2003-03-07 2006-07-26 セイコーエプソン株式会社 体動検出装置、ピッチ計、歩数計、腕時計型情報処理装置、制御方法及び制御プログラム
JP4476667B2 (ja) 2004-03-30 2010-06-09 セイコーインスツル株式会社 歩数計
EP1612518A3 (en) 2004-06-30 2007-01-17 Motorola, Inc. A wireless communication device
DE102005019924A1 (de) * 2005-04-27 2006-11-09 Trium Analysis Online Gmbh Aktivitätsmeßvorrichtung
JP4785553B2 (ja) 2006-02-16 2011-10-05 セイコーインスツル株式会社 歩数測定装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2712269B2 (ja) * 1988-04-18 1998-02-10 カシオ計算機株式会社 歩数表示制御装置
JPH07144039A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 運動測定装置
JPH0877322A (ja) * 1994-09-06 1996-03-22 Seiko Instr Inc 歩数計測装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026722A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Sharp Corp 歩数測定装置
JP2013114486A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Seiko Epson Corp 状態検出装置、電子機器及びプログラム
US9996660B2 (en) 2012-01-19 2018-06-12 Nike, Inc. Energy expenditure
US11990220B2 (en) 2012-01-19 2024-05-21 Nike, Inc. Energy expenditure
US11081207B2 (en) 2012-01-19 2021-08-03 Nike, Inc. Energy expenditure
JP2016198512A (ja) * 2012-01-19 2016-12-01 ナイキ イノベイト シーブイ エネルギー消費
US10734094B2 (en) 2012-01-19 2020-08-04 Nike, Inc. Energy expenditure
US8712508B2 (en) 2012-03-15 2014-04-29 Seiko Epson Corporation State detection device, electronic apparatus, measurement system and program
JP2014048239A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Seiko Instruments Inc 電子機器およびプログラム
US9909900B2 (en) 2013-12-02 2018-03-06 Tdk Corporation Pedometer
JP2015106389A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 株式会社東芝 歩数計
WO2017085770A1 (ja) * 2015-11-16 2017-05-26 富士通株式会社 電子機器、歩数計測方法および歩数計測プログラム
JP2017195443A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 京セラ株式会社 携帯機器、制御方法及び制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4885676B2 (ja) 2012-02-29
US20080114565A1 (en) 2008-05-15
US7747411B2 (en) 2010-06-29
EP1906150A1 (en) 2008-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4885676B2 (ja) 歩数計
JP4898514B2 (ja) 歩数計
JP4785640B2 (ja) 歩数計
JP4885665B2 (ja) 歩数計
JP2009266071A (ja) 歩数計
JP4604808B2 (ja) 活動量計
JP4995513B2 (ja) 歩数計
JP4885664B2 (ja) 歩数計
JP5014023B2 (ja) 歩数計
JP4800782B2 (ja) 生体情報測定装置
EP1659371B1 (en) Apparatus and method for measuring a number of footsteps
JP2008292294A (ja) 速度計
JP2008058010A (ja) 歩数計
JP4476667B2 (ja) 歩数計
JP2013196442A (ja) 歩数計測装置
JP5001669B2 (ja) 歩数計
JP4939963B2 (ja) 歩数計
JP2008292295A (ja) 速度計
JP4995594B2 (ja) 歩数計
JP4939962B2 (ja) 歩数計
JP5111261B2 (ja) 電子機器
JP4945258B2 (ja) 歩数計
JP4990735B2 (ja) 歩数計
JP5113644B2 (ja) 歩数計
JP5006169B2 (ja) 歩数計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090417

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091105

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees