JP2008083099A - 光走査装置 - Google Patents

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秀樹 樫村
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Abstract

【課題】樹脂成型やダイカスト成型により形成される光走査装置の筐体の剛性の低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】光走査装置10では、筐体型抜き方向と直交する直交面62を、ミラー34と回転多面鏡32との間においてビームBが偏向走査される偏向走査面60に対して傾斜し、偏向走査面60と直交面62との角度の絶対値|α0|、ミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α1|、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α2|が、下記(1)式を満足する。
|α0|≧|α1|≧|α2|>0…(1)
【選択図】図5

Description

本発明は、光走査装置に関する。
光走査装置の筐体を樹脂成型やダイカスト成型により形成する際、ミラー位置決め部材等の筐体の底面に形成される部材の形状と筐体の型抜き方向との関係で、アンダーカットと呼ばれる型抜き用の貫通孔を筐体の底面に形成しなければならない場合がある(例えば、特許文献1参照)。このアンダーカットを筐体の底面に形成した場合、筐体の底面の剛性が低下し、筐体の底面に形成される部材の寸法精度が低下し、以って、ミラー等の光学素子の位置精度が低下する。
ここで、図12に示すように、ミラー34、35の位置精度を確保するために、ミラー34、35の反射面34A、35Aをそれぞれミラー位置決め部材52、56に形成されたデータム面52A、56Aに当接させることが一般的に行われている。このため、ミラー34、35の反射面34A、35Bの法線Lを筐体50の型抜き方向(図中矢印Y方向)下流側へ傾斜させた場合には、データム面52A、56Aの筐体底面50A側に型抜きのための空間を形成しなければならず、この空間を形成するために、筐体底面50Aにアンダーカット51を形成する必要がでてくる(例えば、特許文献2参照)。なお、図13に示すように、アンダーカット51を形成する場合、金型4の構成要素として、固定型5と可動型6とに加えてスライダ7も必要となり、金型のコストが上昇するという問題もある。
また、ミラーを筐体に形成された取付孔に取付ける構成も考案されている(例えば、特許文献3参照)。この構成では、ミラー位置決め部材が形成されないので筐体の底面にアンダーカットを形成する必要は無いが、筐体の底面に貫通孔が形成されることに変わりは無く、筐体の底面の剛性が低いのに変わりは無い。
特開平11−249051号公報 特開2004−37716号公報 実開平3−114853号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、樹脂成型やダイカスト成型により形成される光走査装置の筐体の剛性の低下を抑制することを目的とする。
請求項1に記載の光走査装置は、樹脂成型またはダイカスト成型により形成された筐体と、前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ反射して偏向走査する偏向手段と、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記偏向手段によって偏向走査された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側へ折返す第1のミラーと、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記第1のミラーによって折返された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側又は上流側へ折返す第2のミラーと、を備え、前記第1のミラーと前記偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、前記第1のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α1|と、前記第2のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α2|とが、下記(1)式を満足することを特徴とする。
|α0|≧|α1|≧|α2|>0…(1)
請求項1に記載の光走査装置では、樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体内に光源及び偏向手段が配設され、第1のミラー及び第2のミラーが筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させた状態で位置決めされており、光源から射出された光線が、偏向手段によって副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ反射されて偏向走査された後、第1のミラーによって副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ折返され、さらにその後、第2のミラーによって副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側又は上流側へ折返される。
なお、副走査方向とは光走査装置の偏向器による光線の偏向方向と直交する方向、すなわち偏向走査面と直交し、偏向器回転軸に平行な方向を示している。また前記偏向方向を主走査方向と称する。ここで、第1のミラーと偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、第1のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α1|と、第2のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α2|とが、上記(1)式を満足することによって、第1のミラー及び第2のミラーの反射面の法線が、副走査方向において筐体型抜き方向上流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
これによって、第1のミラー及び第2のミラーの反射面が当接する位置決め部の筐体底面側に型抜きのための空間を形成する必要が無いので、筐体の底面から位置決め部を形成するためのアンダーカットを無くすことができる。従って、筐体の剛性の低下を抑制でき、位置決め部の寸法精度の低下を抑制でき、以って、第1のミラー、第2のミラーの位置精度の低下を抑制できる。
請求項2に記載の光走査装置は、請求項1に記載の光走査装置であって、前記角度|α0|、前記入射角度|α1|が下記(2)式を満足することを特徴とする。
2×|α1|>|α0|…(2)
請求項2に記載の光走査装置では、第1のミラーと偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、第1のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α1|とが、上記(2)式を満足することによって、第2のミラーの法線を、副走査方向に対し筐体型抜き方向上流側へ傾斜させ、又は筐体型抜き方向と直交させた上で、第2のミラーから副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ光線を進行させることが可能となる。
請求項3に記載の光走査装置は、請求項2に記載の光走査装置であって、前記角度|α0|、前記入射角度|α1|、前記入射角度|α2|が、下記(3)式を満足することを特徴とする。
2×|α1|−|α0|≧|α2|…(3)
請求項3に記載の光走査装置では、第1のミラーと偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、第1のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α1|と、第2のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α2|とが、上記(3)式を満足することによって、第2のミラーで反射されて下流側のミラーへ進行する光線の副走査方向に対する筐体型抜き方向下流側への傾きを抑制できる。これは、α0はα1の2分の1以下の角度で、かつα0とα2を足した角度より第一ミラーの開き角である2×α1を大きく設定することは、筐体の底面と第2ミラー法線を副走査方向に対し平行乃至筐体底面側に傾けることになり、偏向器から第2ミラーまでの型抜き方向に沿った長さ短くするとともに、第2ミラーを反射した光線と筐体底面との角度を小さくすることになる。これによって、第2のミラーの光線進行方向下流側に配設されたミラーの筐体の底面からの高さを抑制できるので、筐体を薄型化(底面から天面までの高さを低く)できる。
請求項4に記載の光走査装置は、樹脂成型またはダイカスト成型により形成された筐体と、前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を副走査方向に対し筐体型抜き方向上流側へ反射して偏向走査する偏向手段と、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記偏向手段によって偏向された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向上流側へ折返す第1のミラーと、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記第1のミラーによって折返された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向上流側へ折返す第2のミラーと、を備え、前記第1のミラーと前記偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、前記第1のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α1|と、前記第2のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α2|とが、下記(4)式を満足することを特徴とする。
|α2|≧|α1|≧|α0|>0…(4)
請求項4に記載の光走査装置では、樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体内に光源及び偏向手段が配設され、第1のミラー及び第2のミラーが筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させた状態で位置決めされており、光源から射出された光線が、偏向手段によって副走査方向に対し筐体型抜き方向上流側へ反射されて偏向走査された後、第1のミラーによって副走査方向に対し筐体型抜き方向上流側へ折返され、さらにその後、第2のミラーによって副走査方向に対し筐体型抜き方向上流側へ折返される。
ここで、第1のミラーと偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、第1のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α1|と、第2のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α2|とが、上記(4)式を満足することによって、第1のミラー及び第2のミラーの反射面の法線が、副走査方向において筐体型抜き方向上流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
これによって、第1のミラー及び第2のミラーの反射面が当接する位置決め部の筐体底面側に型抜きのための空間を形成する必要が無いので、筐体の底面から位置決め部を形成するためのアンダーカットを無くすことができる。従って、筐体の剛性の低下を抑制でき、位置決め部の寸法精度の低下を抑制でき、以って、第1のミラー、第2のミラーの位置精度の低下を抑制できる。
請求項5に記載の光走査装置は、請求項4に記載の光走査装置であって、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記光源から射出された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向上流側へ折返して前記偏向手段へ入射させる偏向前ミラーを有し、前記偏向前ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|γ|と、前記角度|α0|とが、下記(5)式を満足することを特徴とする。
|γ|=|α0|/2…(5)
請求項5に記載の光走査装置では、筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させた状態で位置決めされた偏向前ミラーによって、光源から射出された光線が、筐体型抜き方向上流側へ折返され、偏向手段へ入射される。
ここで、偏向前ミラーへの光線の筐体型抜き方向の入射角度|γ|と、前記角度|α0|とが、上記(5)式を満足することによって、光源から偏向前ミラーへ進行する光線と筐体型抜き方向とが直交するので、筐体型抜き方向と平行である筐体の側壁の外側に光源を取付けることが可能となる。従って、光源の位置調整を筐体の外側から行うことが可能となるので、光源の位置調整が容易になる。
請求項6に記載の光走査装置は、樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体と、前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ反射して偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段の光線進行方向下流側において光線進行方向に沿って配列され、各々が、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側へ折返すk(kは2以上の整数)個のミラーと、を備え、k個の前記ミラーの中で最も光線進行方向上流側に配設されたミラーと前記偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、k個の前記ミラーの中で光線進行方向上流側からn(1≦n<k)番目に配設された前記ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n)|と、k個の前記ミラーの中で光線進行方向上流側から(n+1)番目に配設された前記ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n+1)|とが下記(6)式を満足することを特徴とする。
|α0|≧|α(n)|≧|α(n+1)|>0…(6)
請求項6に記載の光走査装置では、樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体内に光源及び偏向手段が配設され、偏向手段の光線進行方向下流側において、k個(2個以上)のミラーが光線進行方向に沿って配列されている。各ミラーは、筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させた状態で位置決めされており、光源から射出され偏向手段により偏向走査された光線を、副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ折返す。
ここで、k個のミラーの中で最も光線進行方向上流側に配設されたミラーと偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、k個のミラーの中で光線進行方向上流側からn(1≦n<k)番目に配設されたミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n)|と、k個のミラーの中で光線進行方向上流側から(n+1)番目に配設されたミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n+1)|とが、上記(6)式を満足することによって、k個全てのミラーの反射面の法線が、副走査方向において筐体型抜き方向上流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
これによって、k個全てのミラーの反射面が当接する位置決め部の筐体底面側に型抜きのための空間を形成する必要が無いので、筐体の底面から位置決め部を形成するためのアンダーカットを無くすことができる。従って、筐体の剛性の低下を抑制でき、位置決め部の寸法精度の低下を抑制でき、以って、k個全てのミラーの位置精度の低下を抑制できる。
請求項7に記載の光走査装置は、樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体と、前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ反射して偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段の光線進行方向下流側において光線進行方向に沿って配列され、各々が、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側へ折返すk(kは2以上の整数)個のミラーと、を備え、前記偏向手段への光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|β|と、k個の前記ミラーの中で光線進行方向上流側からn(1≦n<k)番目に配設された前記ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n)|と、k個の前記ミラーの中で光線進行方向上流側から(n+1)番目に配設された前記ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n+1)|とが下記(7)式を満足することを特徴とする。
|β|≧|α(n+1)≧|α(n+2)|>0…(7)
請求項7に記載の光走査装置では、樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体内に光源及び偏向手段が配設され、k個(2個以上)のミラーが光線進行方向に沿って配列されている。各ミラーは、筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させた状態で位置決めされており、光源から射出され偏向手段により偏向走査された光線を、筐体型抜き方向下流側へ折返す。
ここで、偏向手段への光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|β|と、k個のミラーの中で光線進行方向上流側からn(1≦n<k)番目に配設されたミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n)|と、k個のミラーの中で光線進行方向上流側から(n+1)番目に配設されたミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n+1)|とが、上記(7)式を満足することによって、k個全てのミラーの反射面の法線が、副走査方向において筐体型抜き方向上流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
これによって、k個全てのミラーの反射面が当接する位置決め部の筐体底面側に型抜きのための空間を形成する必要が無いので、筐体の底面から位置決め部を形成するためのアンダーカットを無くすことができる。従って、筐体の剛性の低下を抑制でき、位置決め部の寸法精度の低下を抑制でき、以って、k個全てのミラーの位置精度の低下を抑制できる。
請求項8に記載の光走査装置は、樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体と、前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を偏向走査する偏向手段と、光線進行方向に沿って配列され、各々が、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側又は上流側へ折返す複数のミラーと、を備え、各ミラーの反射面の法線が、副走査方向に対し筐体型抜き方向上流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交することを特徴とする。
請求項8に記載の光走査装置では、樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体内に光源及び偏向手段が配設され、複数のミラーが光線進行方向に沿って配列されている。各ミラーは、筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させた状態で位置決めされており、光源から射出され偏向手段により偏向走査される前又は偏向走査された後の光線を、副走査方向において筐体型抜き方向下流側又は上流側へ折返す。
ここで、各ミラーの反射面の法線が、副走査方向において筐体型抜き方向上流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。このため、全てのミラーの反射面が当接する位置決め部の筐体底面側に型抜きのための空間を形成する必要が無いので、筐体の底面から位置決め部を形成するためのアンダーカットを無くすことができる。従って、筐体の剛性の低下を抑制でき、位置決め部の寸法精度を向上でき、以って、全てのミラーの位置決め精度を向上できる。
本発明は上記構成にしたので、樹脂成型やダイカスト成型により形成される光走査装置の筐体の剛性の低下を抑制できる。
以下に図1乃至図12を参照しながら本発明の実施形態について説明する。ここで、副走査方向とは光走査装置の偏向器による光線の偏向方向と直交する方向、すなわち偏向走査面と直交し、偏向器回転軸に平行な方向を示しており、特に断りがない限り、本実施形態の説明において使用する角度ならびに方向は、副走査方向に対してのものとする。なお、図中矢印Y方向は筐体50を金型から抜出す方向である筐体型抜き方向を、図中矢印X方向はビームBの主走査方向を示している。また、図2(A)、(B)に示すように、副走査方向に対するビームB又はミラーMの反射面の法線Lの反時計回り方向側の座標、時計回り方向側の座標をそれぞれ、正(+)、負(−)として、ビームBのミラーMへの入射角度等を説明する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態の光走査装置10を備えるレーザビームプリンタ12では、感光体14の周囲に、感光体14の回転方向(図中時計回り方向)に順に帯電ユニット16、現像ユニット18、転写ユニット20、クリーナユニット22が配置されている。感光体16と転写ユニット20との間には中間転写ベルト24が搬送される。また、帯電ユニット16は感光体14の上方に配置されている。光走査装置10は、この帯電ユニット16の上方に配置されており、帯電ユニット16と現像ユニット18との間から感光体14へビームBを射出する。
このレーザプリンタ12では、まず、感光体14が帯電ユニット16によって一様に帯電され、感光体14の帯電面が光走査装置10によってビームBで走査されて潜像が形成される。そして、感光体14の潜像が現像ユニット18によってトナーで現像され、感光体14上のトナー像が転写ユニット20によって中間転写ベルト24に転写される。そして、中間転写ベルト24に転写されずに感光体14に残留した未転写残留トナーがクリーナユニット22によって感光体14から除去される。
また、図3乃至図5に示すように、光走査装置10の筐体50内には、レーザダイオード等の光源26と、光源26から射出されたビームBを平行光に変換するコリメータレンズ28と、コリメータレンズ28を通過したビームBを折返すミラー29と、ミラー29によって折返されたビームBを副走査方向に収束させるシリンドリカルレンズ30と、シリンドリカルレンズ30を通過したビームBを偏向走査する偏向手段としての回転多面鏡32と、回転多面鏡32によって偏向されたビームBを主走査方向に収束させる球面レンズ33と、球面レンズ33を通過したビームBの進行方向に沿って配列され、ビームBを筐体型抜き方向下流側へ折返す第1のミラーとしてのミラー34、第2のミラーとしてのミラー35と、ミラー35によって折返されたビームを主走査方向及び副走査方向に収束させるトロイダルレンズ36と、トロイダルレンズ36を通過したビームを筐体型抜き方向上流側へ折返して感光体14に入射させるミラー37と、ミラー37と感光体14との間に配置され、ミラー37で折返されたビームBが通過するカバーガラス38と、が備えられている。
また、図5に示すように、ミラー34は、球面レンズ33の反回転多面鏡32側且つ筐体型抜き方向下流側に配設されており、回転多面鏡32とミラー34との間には、ビームBが偏向走査される偏向走査面60が形成される。また、ミラー35は、回転多面鏡32の反ミラー34側且つミラー34の筐体型抜き方向下流側に配設され、ミラー37は、回転多面鏡32とミラー34との間且つミラー35の筐体型抜き方向下流側に配設されている。
図6(A)に示すように、ミラー34は、筐体底面50Aに形成されたミラー位置決め部材52と、位置決め部材52に取付けられた板バネ54とによって長手方向端部を狭持されている。ミラー位置決め部材52は、柱状部材で、筐体底面50Aから筐体型抜き方向下流側へ突出している。また、板バネ54は、L字状をしており、長手方向一端部をミラー位置決め部材52の上面にネジ止めされ、長手方向他端部をミラー位置決め部材52の反回転多面鏡32側の側面に対向させている。
また、ミラー位置決め部材52の板バネ54の長手方向他端部と対向する側面には、位置決め部としてのデータム面52Aが形成されており、ミラー34は、反射面34Aをデータム面52Aに対向させた状態で板バネ54とデータム面52Aとの間に配設され、板バネ54の付勢力を受けて反射面34Aをデータム面52Aに当接させている。これによって、ミラー34の位置(反射面34Aの筐体型抜き方向の向き)が決まる。
また、図6(B)に示すように、ミラー35は、筐体底面50Aに形成されたミラー位置決め部材56と、位置決め部材56に取付けられた板バネ54とによって長手方向端部を狭持されている。ミラー位置決め部材56は、柱状部材で、筐体底面50Aから筐体型抜き方向下流側へ突出している。また、板バネ54は、長手方向一端部をミラー位置決め部材56の上面にネジ止めされ、長手方向他端部をミラー位置決め部材56の反回転多面鏡32側の側面に対向させている。
また、ミラー位置決め部材56の板バネ54の長手方向他端部と対向する側面には、位置決め部としてのデータム面56Aが形成されており、ミラー35は、反射面35Aをデータム面56Aに対向させた状態で板バネ54とデータム面56Aとの間に配設され、板バネ54の付勢力を受けて反射面35Aをデータム面56Aに当接させている。これによって、ミラー35の位置(反射面35Aの筐体型抜き方向の向き)が決まる。
また、図6(C)に示すように、ミラー37は、筐体底面50Aに形成されたミラー位置決め部材58と、位置決め部材58に取付けられた板バネ54とによって長手方向端部を狭持されている。ミラー位置決め部材58は、柱状部材で、筐体底面50Aから筐体型抜き方向下流側へ突出している。また、板バネ54は、長手方向一端部をミラー位置決め部材58の上面にネジ止めされ、長手方向他端部をミラー位置決め部材58の反回転多面鏡32側の側面に対向させている。
また、ミラー位置決め部材58の板バネ54の長手方向他端部と対向する側面には、位置決め部としてのデータム面58Aが形成されており、ミラー37は、反射面37Aをデータム面58Aに対向させた状態で板バネ54とデータム面58Aとの間に配設され、板バネ54の付勢力を受けて反射面37Aをデータム面58Aに当接させている。これによって、ミラー37の位置(反射面37Aの筐体型抜き方向の向き)が決まる。
ここで、ミラー34、35、37の反射面34A、35A、37Aをそれぞれ、データム面52A、56A、58Aに当接させることによって、ミラー34、35、37を位置決めしたので、ミラー34、35、37の厚さの誤差に起因するミラー34、35、37の位置精度の低下を防止できる。
また、筐体型抜き方向と直交する面(以下、直交面という)62が、筐体底面50Aに対して傾斜しており、直交面62の筐体底面50Aに対する角度が、所定角度+α0(<+π/2)となっている。また、回転多面鏡32は、筐体底面50Aと直交する回転軸回りに回転可能となっている。さらに、光源26から射出されたビームBの回転多面鏡32への筐体型抜き方向の入射角度は0°となっている。このため、直交面62の偏向走査面60に対する角度が、所定角度+α0となっている。また、ミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度が所定角度−α1、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度が所定角度+α2となっている。また、ミラー37は、反射面37Aの法線Lが筐体型抜き方向上流側へ傾斜するように、ミラー位置決め部材58によって位置決めされており、ビームBを筐体型抜き方向上流側へ折返す。
なお、レーザビームプリンタ12の筐体底面50Aが取付けられるフレーム48は、水平面に対して傾斜しており、水平面のフレーム48に対する角度が、所定角度+α0となっている。即ち、筐体50は、筐体底面50Aが、水平面に対して所定角度−α0だけ傾斜した状態でレーザビームプリンタ12に搭載されている。
ここで、偏向走査面60と直交面62との角度の絶対値|α0|、ミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α1|、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α2|が、下記(1)式を満足している。
|α0|≧|α1|≧|α2|>0…(1)
ミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α1|を、偏向走査面60と直交面62との角度の絶対値|α0|より小さくすることによって、ミラー34の反射面34Aの法線Lが型抜き方向上流側へ傾斜し、また、絶対値|α1|と絶対値|α0|とを等しくすることによって、ミラー34の反射面34Aの法線Lが型抜き方向と直交する。これによって、ミラー位置決め部材52のデータム面52Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
ところで、図7に示すように、筐体50は、樹脂成型又はダイカスト成型、即ち、金型1の固定型2と可動型3との間に樹脂やダイカストを流し込み、樹脂やダイカストが硬化した後、まず、可動型3を固定型2及び成型品である筐体50から外し、次に、筐体50を固定型2から外すという成型法によって形成されている。このため、上述したように、筐体底面50Aに形成された部材の側壁の法線が筐体型抜き方向上流側を向いているような場合には、成型時に、筐体底面50A上の部材の筐体底面50A側に、可動型3を筐体50から取外すための空間を形成しなければならず、筐体底面50Aにアンダーカットを形成する必要がでてくる。
しかし、本実施形態では、ミラー位置決め部材52のデータム面52Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は筐体型抜き方向と直交し、また、ミラー位置決め部材52のその他の側面の法線が筐体型抜き方向下流側へ傾斜するように、ミラー位置決め部材52が形成されている。このため、成型時に、ミラー位置決め部材52の筐体底面50A側に、可動型3を筐体50から取外すための空間を形成する必要が無く、筐体底面50A上のミラー位置決め部材52の周囲にアンダーカットを形成する必要が無い。従って、筐体底面50Aのミラー位置決め部材52の周囲の剛性の低下を抑制でき、ミラー位置決め部材52の寸法精度の低下を抑制でき、以って、ミラー34の位置精度の低下を抑制できる。
また、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α2|をミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α1|より小さくすることによって、ミラー35の反射面35Aの法線Lが型抜き方向上流側へ傾斜し、また、絶対値|α2|と絶対値|α1|とを等しくすることによって、ミラー35の反射面35Aの法線Lが型抜き方向と直交する。これによって、ミラー位置決め部材56のデータム面56Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。また、ミラー位置決め部材56のその他の側面の法線が筐体型抜き方向下流側へ傾斜するように、ミラー位置決め部材56が形成されている。このため、成型時に、ミラー位置決め部材56の筐体底面50A側に、可動型3を筐体50から取外すための空間を形成する必要が無く、筐体底面50A上のミラー位置決め部材56の周囲にアンダーカットを形成する必要が無い。従って、筐体底面50Aのミラー位置決め部材56の周囲の剛性の低下を抑制でき、ミラー位置決め部材56の寸法精度の低下を抑制でき、以って、ミラー35の位置精度の低下を抑制できる。
また、例えば、回転多面鏡32がビームBを筐体型抜き方向と直交する方向へ反射する場合には、ミラー34の反射面34Aの法線Lを筐体型抜き方向下流側へ傾斜させない限り、ミラー34から筐体型抜き方向下流側へビームBを進行させることは不可能である。しかし、本実施形態では、回転多面鏡32がビームBを筐体型抜き方向下流側へ反射するので、ミラー34の反射面34の法線Lを筐体型抜き方向上流側へ傾斜させたり、筐体型抜き方向と直交させたりする場合でも、ミラー34から筐体型抜き方向下流側へビームBを進行させることが可能である。
また、|α0|、|α1|、|α2|は、下記(2)式を満足している。
2×|α1|>|α0|…(2)
即ち、ミラー34によるビームBの折返し角度(入射角度+反射角度)の絶対値(2×|α1|)を回転多面鏡32によるビームBの反射角度の絶対値|α0|より大きくしている。これによって、ミラー34の反射面34Aの法線Lを筐体型抜き方向下流側へ傾斜させ、また、筐体型抜き方向に直交させた上で、ミラー34で反射されたビームBを、筐体型抜き方向下流側に配設されたミラー35へ進行させることができる。
また、|α0|、|α1|、|α2|は、下記(A)式を満足している。
2×|α2|≧2|α1|−|α0|…(A)
即ち、ミラー35によるビームBの筐体型抜き方向の折返し角度の絶対値(2×|α2|)が、ミラー35へ入射するビームBと直交面62との筐体型抜き方向の角度の絶対値(2|α1|−|α0|)より大きくなっている。これによって、ミラー35の反射面35Aの法線Lを筐体型抜き方向下流側へ傾斜させ、また、筐体型抜き方向に直交させた上で、ミラー35で反射されたビームBを、筐体型抜き方向下流側に配設されたミラー37へ進行させることができる。
また、|α0|、|α1|、|α2|は、下記(3)式を満足している。
2×|α1|−|α0|≧|α2|…(3)
即ち、ミラー35へ入射するビームBと直交面62との筐体型抜き方向の角度の絶対値(2|α1|−|α0|)が、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α2|以上となっている。
これはα0はα1の2分の1以下の角度で、かつα0とα2を足した角度より第一ミラーの開き角である2×α1を大きく設定することは、筐体の底面と第2ミラー法線を副走査方向に対し平行乃至筐体底面側に傾けることになり、偏向器から第2ミラーまでの型抜き方向に沿った長さ短くするとともに、第2ミラーを反射した光線と筐体底面との角度を小さくすることになる。
これによって、ミラー35からミラー37へ進行する光線の筐体型抜き方向下流側への傾きを抑制でき、ミラー37の筐体底面50Aからの高さを抑制できるので、筐体50を薄型化(底面に対する天面の高さを低く)できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する、なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図8に示すように、光走査装置100では、筐体74内において、回転多面鏡32が、光源26の筐体型抜き方向上流側に配設され、偏向前ミラー72が、回転多面鏡32のビーム進行方向上流側に配設されている。偏向前ミラー72は、反射面72Aの法線Lが筐体型抜き方向上流側へ傾斜するように配設されており、光源26から射出されたビームBを、筐体型抜き方向上流側へ折返して回転多面鏡32へ入射させる。ここで、偏向前ミラー72へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度は、所定角度+γとなっている。
また、回転多面鏡32へのビームBの入射角度は、所定角度+α0となっている。ここで、回転多面鏡32の鏡面の法線Lが筐体型抜き方向と直交している。このため、直交面62の偏向走査面60に対する角度が、所定角度−α0となっている。
また、筐体底面74Aと直交面62、筐体側壁74Bと筐体型抜き方向とが平行になっており、筐体底面74Aと筐体側壁74Bとが直交している。また、回転多面鏡32の鏡面の法線Lと筐体底面74Aとが平行になっている。
また、ミラー34は、球面レンズ33の反回転多面鏡32側且つ筐体型抜き方向上流側に配設されている。また、ミラー35は、ミラー34の回転多面鏡32側且つミラー34の筐体型抜き方向上流側に配設されている。
また、ミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度が所定角度+α1、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度が所定角度−α2となっている。
なお、レーザビームプリンタ12の筐体底面74Aが取付けられるフレーム48は、水平面になっており、筐体74は、筐体底面74Aが水平になった状態でレーザビームプリンタ12に搭載されている。
ここで、偏向走査面60と直交面62との角度の絶対値|α0|、ミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α1|、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α2|が、下記(4)式を満足している。
|α2|≧|α1|≧|α0|>0…(4)
ミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α1|を、偏向走査面60と直交面62との角度の絶対値|α0|より大きくすることによって、ミラー34の反射面34Aの法線Lが型抜き方向上流側へ傾斜し、また、絶対値|α1|と絶対値|α0|とを等しくすることによって、ミラー34の反射面34Aの法線Lが型抜き方向と直交する。これによって、ミラー位置決め部材52のデータム面52Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。また、ミラー位置決め部材52のその他の側面の法線が筐体型抜き方向下流側へ傾斜するように、ミラー位置決め部材52が形成されている。
このため、成型時に、ミラー位置決め部材52の筐体底面74A側に、可動型3を筐体74から取外すための空間を形成する必要が無く、筐体底面74A上のミラー位置決め部材52の周囲にアンダーカットを形成する必要が無い。従って、筐体底面74Aのミラー位置決め部材52の周囲の剛性の低下を抑制でき、ミラー位置決め部材52の寸法精度の低下を抑制でき、以って、ミラー34の位置精度の低下を抑制できる。
また、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α2|をミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α1|より大きくすることによって、ミラー35の反射面35Aの法線Lが型抜き方向上流側へ傾斜し、また、絶対値|α2|と絶対値|α1|とを等しくすることによって、ミラー35の反射面35Aの法線Lが型抜き方向と直交する。これによって、ミラー位置決め部材56のデータム面56Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。また、ミラー位置決め部材56のその他の側面の法線が筐体型抜き方向下流側へ傾斜するように、ミラー位置決め部材56が形成されている。
このため、成型時に、ミラー位置決め部材56の筐体底面74A側に、可動型3を筐体74から取外すための空間を形成する必要が無く、筐体底面74A上のミラー位置決め部材56の周囲にアンダーカットを形成する必要が無い。従って、筐体底面74Aのミラー位置決め部材56の周囲の剛性の低下を抑制でき、ミラー位置決め部材56の寸法精度の低下を抑制でき、以って、ミラー35の位置精度の低下を抑制できる。
ところで、偏向前ミラー72へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|γ|と、直交面62と偏向走査面60との角度の絶対値|α0|とは下記(5)式を満足している。
|γ|=|α0|/2…(5)
これによって、光源26から偏向前ミラー72へ進行するビームBと筐体型抜き方向とが直交するので、筐体型抜き方向と平行である筐体側壁74Bの外面に、ビームBの射出方向が筐体側壁74Bの法線方向と平行になるように取付けることによって、上記(4)式が満足されるように、ビームBを回転多面鏡32へ入射させることができる。
従って、光源26の位置調整を、筐体74の外側から行うことが可能となるので、光源26の位置調整が容易になり、光源26の位置精度を向上できる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第1、第2実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図9に示すように、光走査装置200では、筐体64内の回転多面鏡32のビーム進行方向下流側において、k個(kは2以上の整数で本実施形態では2)のミラー66がビーム進行方向に沿って配列されている。各ミラー66は、反射面66Aをミラー位置決め部材68のデータム面68Aに当接させた状態で位置決めされており、ビームBを筐体型抜き方向下流側へ折返す。
ここで、直交面62が、筐体底面64Aに対して傾斜しており、直交面62の筐体底面64Aに対する角度が、所定角度+α0(<+π/2)となっている。また、回転多面鏡32は、筐体底面64Aと直交する回転軸回りに回転可能となっている。さらに、光源26から射出されたビームBの回転多面鏡32への筐体型抜き方向の入射角度は0°となっている。このため、直交面62の偏向走査面60に対する角度が、所定角度+α0となっている。また、k個のミラー66の中でn(1以上k未満の整数)番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値が|α(n)|、k個のミラー66の中で(n+1)番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値が|α(n+1)|となっている。
なお、レーザビームプリンタ12の筐体底面50Aが取付けられるフレーム48は、水平になっており、筐体50は、筐体底面50Aが水平になった状態でレーザビームプリンタ12に搭載されている。
ここで、偏向走査面60と直交面62との角度の絶対値|α0|、n番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n)|、(n+1)番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n+1)|が、下記(6)式を満足している。
|α0|≧|α(n)|≧|α(n+1)|>0…(6)
n番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n)|を、偏向走査面60と直交面62との角度の絶対値|α0|より小さくすることによって、n番目のミラー66の反射面66Aの法線Lが型抜き方向上流側へ傾斜し、また、絶対値|α(n)|と絶対値|α0|とを等しくすることによって、n番目のミラー66の反射面66Aの法線Lが型抜き方向と直交する。これによって、n番目のミラー66を位置決めするミラー位置決め部材68のデータム面68Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
また、(n+1)番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n+1)|を、n番目に配設されたミラー66へのビームBの型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n)|より小さくすることによって、(n+1)番目のミラー66の反射面66Aの法線Lが型抜き方向上流側へ傾斜し、また、絶対値|α(n+1)|と絶対値|α(n)|とを等しくすることによって、(n+1)番目のミラー66の反射面66Aの法線Lが型抜き方向と直交する。これによって、(n+1)番目のミラー66を位置決めするミラー位置決め部材68のデータム面68Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
また、k個全てのミラー位置決め部材68のその他の側面の法線が筐体型抜き方向下流側へ傾斜するように、k個全てのミラー位置決め部材68が形成されている。このため、成型時に、k個全てのミラー位置決め部材68の筐体底面64側に、可動型3を筐体64から取外すための空間を形成する必要が無く、筐体底面64A上のk個全てのミラー位置決め部材68の周囲にアンダーカットを形成する必要が無い。従って、筐体底面64Aのk個全てのミラー位置決め部材68の周囲の剛性の低下を抑制でき、k個全てのミラー位置決め部材68の寸法精度の低下を抑制でき、以って、k個全てのミラー66の位置精度の低下を抑制できる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、第1乃至第3実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図10に示すように、光走査装置300では、光源26が型抜き方向に対して傾斜した筐体側壁76Bに支持されている。この筐体側壁76Bの法線は筐体型抜き方向下流側へ傾斜しており、光源26から射出されたビームBは、筐体型抜き方向下流側へ傾斜して回転多面鏡32へ進行する。
また、筐体76内の回転多面鏡32のビーム進行方向下流側において、k個(kは2以上の整数で本実施形態では2)のミラー66がビーム進行方向に沿って配列されている。各ミラー66は、反射面66Aをミラー位置決め部材68のデータム面68Aに当接させた状態で位置決めされており、ビームBを筐体型抜き方向下流側へ折返す。
ここで、回転多面鏡32へのビームBの入射角度の絶対値|β|と、n番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n)|、(n+1)番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n+1)|が、下記(7)式を満足している。
|β|≧|α(n)≧|α(n+1)|>0…(7)
n番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n)|を、回転多面鏡32へのビームBの入射角度の絶対値|β|より小さくすることによって、n番目のミラー66の反射面66Aの法線Lが型抜き方向上流側へ傾斜し、また、絶対値|α(n)|と絶対値|β|とを等しくすることによって、n番目のミラー66の反射面66Aの法線Lが型抜き方向と直交する。これによって、n番目のミラー66を位置決めするミラー位置決め部材68のデータム面68Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
また、(n+1)番目に配設されたミラー66へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n+1)|を、n番目に配設されたミラー66へのビームBの型抜き方向の入射角度の絶対値|α(n)|より小さくすることによって、(n+1)番目のミラー66の反射面66Aの法線Lが型抜き方向上流側へ傾斜し、また、絶対値|α(n+1)|と絶対値|α(n)|とを等しくすることによって、(n+1)番目のミラー66の反射面66Aの法線Lが型抜き方向と直交する。これによって、(n+1)番目のミラー66を位置決めするミラー位置決め部材68のデータム面68Aの法線が、筐体型抜き方向下流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交する。
また、k個全てのミラー位置決め部材68のその他の側面の法線が筐体型抜き方向下流側へ傾斜するように、k個全てのミラー位置決め部材68が形成されている。このため、成型時に、k個全てのミラー位置決め部材68の筐体底面76A側に、可動型3を筐体76から取外すための空間を形成する必要が無く、筐体底面76A上のk個全てのミラー位置決め部材68の周囲にアンダーカットを形成する必要が無い。従って、筐体底面76Aのk個全てのミラー位置決め部材68の周囲の剛性の低下を抑制でき、k個全てのミラー位置決め部材68の寸法精度の低下を抑制でき、以って、k個全てのミラー66の位置決め精度の低下を抑制できる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。なお、第1乃至第4実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図11に示すように、光走査装置400では、ミラー35へ入射するビームBの入射角度が所定角度−α2となっている。ここで、偏向走査面60と直交面62との角度の絶対値|α0|、ミラー34へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α1|、ミラー35へのビームBの筐体型抜き方向の入射角度の絶対値|α2|が、上記(1)式及び下記(8)式を満足している。
2×|α1|≦|α0|…(8)
即ち、ミラー34によるビームBの折返し角度(入射角度+反射角度)の絶対値(2×|α1|)を回転多面鏡32によるビームBの反射角度の絶対値|α0|以下としている。これによって、ミラー34で反射されたビームBが、型抜き方向上流側へ傾斜し、又は型抜き方向と直交する。また、ミラー35は、回転多面鏡32より筐体型抜き方向下流側に配設されたミラーへビームBを折返す。
また、ミラー37はミラー34よりも偏向器に近い配置としている。
これにより、ミラー3537が、ミラー34より筐体下側且つ回転多面鏡32の筐体上側に収容されていることによって、筐体76が薄型化されている。
以上、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、本実施形態は、本発明の光走査装置をレーザビームプリンタに適用したが、医療機器等にも適用可能である。
第1実施形態の光走査装置を備えるレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。 (A)、(B)は、座標を説明するための図である。 第1実施形態の光走査装置を示す斜視図である。 図3の光走査装置を示す平面図である。 図4の5−5断面図である。 (A)〜(C)は、図3の光走査装置におけるミラーの位置決め構造を示す断面図である。 図3の光走査装置の筐体の製造時の状態を示す断面図である。 第2実施形態の光走査装置を示す断面図である。 第3実施形態の光走査装置を示す断面図である。 第4実施形態の光走査装置を示す断面図である。 第5実施形態の光走査装置を示す断面図である。 従来の光走査装置を示す断面図である。 図12の光走査装置の筐体の製造時の状態を示す断面図である。
符号の説明
10 光走査装置
14 感光体(被走査体)
26 光源
32 回転多面鏡(偏向手段)
34 ミラー(第1のミラー)
34A 反射面
35 ミラー(第2のミラー)
35A 反射面
50 筐体
50A 筐体底面(筐体の底面)
52A データム面(位置決め部)
56A データム面(位置決め部)
60 偏向走査面(光線が偏向走査される面)
62 直交面(筐体型抜き方向と直交する面)
64 筐体
64A 筐体底面(筐体の底面)
66 ミラー
66A 反射面
68A データム面(位置決め部)
72 偏向前ミラー
72A 反射面
74 筐体
74 筐体底面(筐体の底面)
76 筐体
76A 筐体底面(筐体の底面)
100 光走査装置
200 光走査装置
300 光走査装置
400 光走査装置
B ビーム(光線)
L 法線

Claims (8)

  1. 樹脂成型またはダイカスト成型により形成された筐体と、
    前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、
    前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ反射して偏向走査する偏向手段と、
    前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記偏向手段によって偏向走査された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側へ折返す第1のミラーと、
    前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記第1のミラーによって折返された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側又は上流側へ折返す第2のミラーと、を備え、
    前記第1のミラーと前記偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、
    前記第1のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α1|と、
    前記第2のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α2|とが、下記(1)式を満足することを特徴とする光走査装置。
    |α0|≧|α1|≧|α2|>0…(1)
  2. 前記角度|α0|、前記入射角度|α1|が下記(2)式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
    2×|α1|>|α0|…(2)
  3. 前記角度|α0|、前記入射角度|α1|、前記入射角度|α2|が、下記(3)式を満足することを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
    2×|α1|−|α0|≧|α2|…(3)
  4. 樹脂成型またはダイカスト成型により形成された筐体と、
    前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、
    前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を副走査方向に対し筐体型抜き方向上流側へ反射して偏向走査する偏向手段と、
    前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記偏向手段によって偏向された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向上流側へ折返す第1のミラーと、
    前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記第1のミラーによって折返された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向上流側へ折返す第2のミラーと、を備え、
    前記第1のミラーと前記偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、
    前記第1のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α1|と、
    前記第2のミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α2|とが、下記(4)式を満足することを特徴とする光走査装置。
    |α2|≧|α1|≧|α0|>0…(4)
  5. 前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、前記光源から射出された光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向上流側へ折返して前記偏向手段へ入射させる偏向前ミラーを有し、
    前記偏向前ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|γ|と、前記角度|α0|とが、下記(5)式を満足することを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
    |γ|=|α0|/2…(5)
  6. 樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体と、
    前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、
    前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ反射して偏向走査する偏向手段と、
    前記偏向手段の光線進行方向下流側において光線進行方向に沿って配列され、各々が、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側へ折返すk(kは2以上の整数)個のミラーと、を備え、
    k個の前記ミラーの中で最も光線進行方向上流側に配設されたミラーと前記偏向手段との間において光線が偏向走査される面と、筐体型抜き方向と直交する面との副走査方向角度|α0|と、
    k個の前記ミラーの中で光線進行方向上流側からn(1≦n<k)番目に配設された前記ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n)|と、
    k個の前記ミラーの中で光線進行方向上流側から(n+1)番目に配設された前記ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n+1)|とが下記(6)式を満足することを特徴とする光走査装置。
    |α0|≧|α(n)|≧|α(n+1)|>0…(6)
  7. 樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体と、
    前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、
    前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を副走査方向に対し筐体型抜き方向下流側へ反射して偏向走査する偏向手段と、
    前記偏向手段の光線進行方向下流側において光線進行方向に沿って配列され、各々が、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側へ折返すk(kは2以上の整数)個のミラーと、を備え、
    前記偏向手段への光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|β|と、
    k個の前記ミラーの中で光線進行方向上流側からn(1≦n<k)番目に配設された前記ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n)|と、
    k個の前記ミラーの中で光線進行方向上流側から(n+1)番目に配設された前記ミラーへの光線の筐体型抜き方向の副走査方向入射角度|α(n+1)|とが下記(7)式を満足することを特徴とする光走査装置。
    |β|≧|α(n)≧|α(n+1)|>0…(7)
  8. 樹脂成型又はダイカスト成型により形成された筐体と、
    前記筐体内に配設され、光線を射出する光源と、
    前記筐体内に配設され、前記光源から射出された光線を偏向走査する偏向手段と、
    光線進行方向に沿って配列され、各々が、前記筐体の底面に設けられた位置決め部に反射面を当接させ、光線を副走査方向に対して筐体型抜き方向下流側又は上流側へ折返す複数のミラーと、を備え、
    各ミラーの反射面の法線が、副走査方向に対し筐体型抜き方向上流側へ傾斜し、又は、筐体型抜き方向と直交することを特徴とする光走査装置。
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