JP2008082844A - 特徴点座標算出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特徴点のイメージ座標をより正確に算出できる特徴点座標算出装置を提供すること。
【解決手段】特徴点座標算出装置1は、横帯パターン画像、縦帯パターン画像および斜め帯パターン画像などのように、重ね合わせると特徴点を表す複数のマーカ画像を切り替えて表示装置4に表示させる動的マーカ表示手段2と、表示装置4に表示された複数のマーカ画像がカメラ5によってそれぞれ撮像されたカメラ画像を重ね合わせることにより、カメラ画像における特徴点の座標を算出する特徴点座標算出手段とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】特徴点座標算出装置1は、横帯パターン画像、縦帯パターン画像および斜め帯パターン画像などのように、重ね合わせると特徴点を表す複数のマーカ画像を切り替えて表示装置4に表示させる動的マーカ表示手段2と、表示装置4に表示された複数のマーカ画像がカメラ5によってそれぞれ撮像されたカメラ画像を重ね合わせることにより、カメラ画像における特徴点の座標を算出する特徴点座標算出手段とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、カメラ校正に用いられる特徴点座標算出装置に関するものである。
近年、工業分野において、カメラによる監視や物体検出を行うため、カメラから撮像対象物までの距離およびカメラの方向を求めるカメラ校正技術が開発されている。
カメラ校正の目的は、2次元座標で表現できるカメラ画像とカメラが撮像している3次元座標で表現できる実空間との関係を示す外部カメラパラメータ、および、焦点距離などのカメラ固有の内部カメラパラメータを求めることである。
これらのカメラパラメータは、カメラ画像内にある複数の点(以下、特徴点とする。)のカメラ画像における2次元座標(以下、イメージ座標とする。)を算出し、各特徴点のイメージ座標と実空間での3次元座標(以下、世界座標とする。)とを対応付けることにより、算出することができる。
図14は、このようなカメラ校正技術において用いられ、特徴点のイメージ座標を算出する従来の特徴点座標算出装置を説明する図である。
図14において、従来の特徴点座標算出装置は、特徴点座標算出手段81を備え、カメラ84に接続されている。また、カメラ84は、特徴点82を表す静的マーカ画像83を撮像する位置および方向に固定されて設置されている。ここで、静的マーカ画像83としては、例えば格子パターン画像など、特徴点82の座標を算出しやすいパターンを表す画像が採用され、イメージ座標と世界座標との対応付けを容易にするためのパターン85が描画されていることもある。また、各特徴点82の実空間における世界座標(Xw、Yw、Zw)は既知である。
このような従来の特徴点座標算出装置は次のように動作する。まず、静的マーカ画像83がカメラ84によって撮像されると、特徴点座標算出手段81は、撮像されたカメラ画像86をカメラ84から取得する。次に、特徴点座標算出手段81は、カメラ画像86に対して、例えば、直線検出処理および直線の交点算出処理などを実施して特徴点82のイメージ座標(Xf、Yf)を算出することにより特徴点画像87を生成する。次に、特徴点座標算出手段81は、特徴点画像87における特徴点82のイメージ座標の並び順およびパターン85との位置関係に基づいて、算出したイメージ座標と既知の世界座標とを表88のように対応付ける。
しかし、このような従来の特徴点座標算出装置では、カメラ画像86の明度によっては全ての特徴点のイメージ座標を算出できない場合があり、カメラパラメータを算出するために必要な数の特徴点のイメージ座標が算出できるまで撮像空間の照明などの環境を設定変更する試行錯誤が必要になる。このような試行錯誤を不要にするため、他の従来の特徴点座標算出装置では、カメラによって逐次的に撮像されるカメラ画像をカメラから取得し、最新のカメラ画像から算出できた特徴点のイメージ座標を逐次記憶するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−334393号公報
しかしながら、これらの従来の特徴点座標算出装置では、図15に示すカメラ画像89のように特徴点82の位置がぼやけることにより、算出した特徴点のイメージ座標が正確でないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、特徴点のイメージ座標をより正確に算出できる特徴点座標算出装置を提供することを目的とする。
本発明の特徴点座標算出装置は、重ね合わせると特徴点を表す複数のマーカ画像を切り替えて表示装置に表示させる動的マーカ表示手段と、前記表示装置に表示された前記複数のマーカ画像がカメラによってそれぞれ撮像されたカメラ画像を重ね合わせることにより、前記カメラ画像における前記特徴点の座標を算出する特徴点座標算出手段とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の特徴点座標算出装置は、重ね合わせると特徴点を表す複数のマーカ画像にそれぞれ対応する複数のカメラ画像を重ね合わせることにより、カメラ画像における特徴点の座標を算出するので、1つの画像で特徴点を表すマーカ画像を用いるのに比べて、特徴点の座標を正確に算出することができる。
また、前記動的マーカ表示手段は、前記複数のマーカ画像を前記表示装置に表示させた後、重ね合わせると前記特徴点とは異なる特徴点を表す他の複数のマーカ画像を切り替えて前記表示装置に表示させてもよい。
この構成により、本発明の特徴点座標算出装置は、1つの画像で特徴点を表すマーカ画像を用いるのに比べて特徴点の数を増加させることができ、本発明の特徴点座標算出装置を適用するカメラ校正装置によって求められるカメラパラメータの精度を向上させることができる。
また、前記複数のマーカ画像のうち2以上のマーカ画像は互いに異なる特徴点を含む図形をそれぞれ表し、前記動的マーカ表示手段は、前記複数のマーカ画像を所定の順序に従って切り替えて前記表示装置に表示させ、前記特徴点座標算出手段は、前記表示装置に表示された前記各特徴点の実空間における座標をあらかじめ記憶しておき、前記カメラ画像における各特徴点の座標を算出した後、算出した座標と前記実空間における座標とを、前記複数のマーカ画像が表示された順序に基づいて対応付けてもよい。
この構成により、本発明の特徴点座標算出装置は、算出した各特徴点のカメラ画像における座標が、記憶しておいた実空間における座標のうちのいずれに対応するものであるかを、複数のマーカ画像が表示された順序に基づいて特定することができるので、特徴点のカメラ画像における座標と実空間における座標とを容易に対応付けることができ、本発明の特徴点座標算出装置を適用するカメラ校正装置によって求められるカメラパラメータの精度を向上させることができる。
本発明は、特徴点のイメージ座標をより正確に算出できるという効果を有する特徴点座標算出装置を提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る特徴点座標算出装置1を図1に示す。
本発明の第1の実施の形態に係る特徴点座標算出装置1を図1に示す。
図1において、特徴点座標算出装置1は、動的マーカ表示手段2と、特徴点座標算出手段3とを備え、表示装置4およびカメラ5に接続されている。
動的マーカ表示手段2および特徴点座標算出手段3は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)およびハードディスク装置などの記憶装置によって構成される。
動的マーカ表示手段2は、ROMまたは記憶装置に記憶されたプログラムをRAMに読み込んでCPUに実行させることにより、記憶装置に記憶されたマーカ画像を表示装置4に表示させるようになっている。また、動的マーカ表示手段2は、表示装置4に表示させるマーカ画像を切り替えたことを表す情報を特徴点座標算出手段3に伝達するようになっている。
動的マーカ表示手段2を構成する記憶装置には、図2に示すような、横帯パターン11、縦帯パターン12、および、斜め帯パターン13をそれぞれ表すマーカ画像があらかじめ記憶され、パターン11〜13を重ね合わせると各パターンの線の交点が特徴点を表すようになっている。ここで、表示装置4上に表される各特徴点の世界座標(Xw,Yw,Zw)は既知であるものとする。
表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどによって構成され、動的マーカ表示手段2の制御に応じて画像を表示するようになっている。
カメラ5は、表示装置4に表示されたマーカ画像を撮像可能な位置および方向に固定されて設置され、撮像したマーカ画像をカメラ画像として記憶するようになっている。
特徴点座標算出手段3は、ROMまたは記憶装置に記憶されたプログラムをRAMに読み込んでCPUに実行させることにより、カメラ5を制御するとともに、カメラ5からカメラ画像を取得するようになっている。
以上のように構成された特徴点座標算出装置1について、図3を用いてその動作を説明する。
まず、動的マーカ表示手段2によって、記憶装置に記憶されたマーカ画像のうちの1枚が表示装置4に表示される(S1)。
表示装置4の画像が切り替わったことを表す情報が動的マーカ表示手段2によって伝達されると、特徴点座標算出手段3によって、カメラ5が制御されて表示装置4に表示されたマーカ画像が撮像される(S2)。
次に、特徴点座標算出手段3によって、カメラ5からカメラ画像が取得される(S3)。
次に、動的マーカ表示手段2によって、ステップS1でマーカ画像が表示装置4に表示されてから所定の時間経過したと判断されると(S4でYES)、記憶装置に記憶されたマーカ画像でまだ表示装置4に表示されていないものがあれば(S5でYES)、ステップS1〜S4が再度実行される。
このようにして、動的マーカ表示手段2によって、記憶装置に記憶されたマーカ画像が全て表示装置4に表示されたと判断されると(S5でNO)、特徴点座標算出手段3によって、取得された各カメラ画像が微分され、図4に示すような微分画像14〜16が生成される(S6)。
次に、特徴点座標算出手段3によって、微分画像14〜16を重ね合わせた交点画像17が生成され、各特徴点18のイメージ座標(Xf、Yf)が算出される(S7)。
次に、特徴点座標算出手段3によって、算出したイメージ座標(Xf、Yf)と既知の世界座標(Xw、Yw、Zw)とが、イメージ座標の並び順に基づいて図4の表19のように対応付けられる(S8)。
このような本発明の第1の実施の形態に係る特徴点座標算出装置1は、複数のマーカ画像がそれぞれ撮像されたカメラ画像を微分した微分画像を重ね合わせた交点画像を生成し、交点画像が表す線の交点の座標を特徴点のイメージ座標として求めることができるので、特徴点のイメージ座標をより正確に得ることができる。
なお、本実施の形態において、特徴点座標算出装置1は、パターン11〜13をそれぞれ表すマーカ画像を用いるものとして説明したが、重ね合わせると特徴点を表す複数のマーカ画像であれば他のパターンを表すマーカ画像を用いてもよい。
また、本実施の形態において、特徴点座標算出装置1は、横帯パターン11を表すマーカ画像に替えて、図5に示すような横帯パターン31および32をそれぞれ表すマーカ画像を用いてもよい。ここで、横帯パターン31および32の横帯を表す図形は、互いに異なる座標の特徴点を含むようになっている。
この場合、動的マーカ表示手段2は、各マーカ画像を表示させる順序を、例えば、パターン31、パターン32、パターン12、パターン13といった順にあらかじめ定めておく。特徴点座標算出手段3は、算出された各特徴点のイメージ座標が横帯パターン31および32のいずれの横帯を表す図形に含まれるかを、各パターンに対応するカメラ画像を取得した順序に基づいて判別することができ、世界座標との対応付けを容易に行うことができる。
また、本実施の形態において、特徴点座標算出装置1は、図6に示すように、立体的に配置された複数の表示装置4に接続されてもよい。この場合、動的マーカ表示手段2は記憶装置に記憶された各マーカ画像を、各表示装置4に同時に表示させるようにする。この構成により、特徴点座標算出装置1は、世界座標上で一平面上にない複数の特徴点のイメージ座標を算出することができ、このような特徴点座標算出装置1を適用するカメラ校正装置によって算出されるカメラパラメータの精度をより向上させることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る特徴点座標算出装置21を図7に示す。なお、図7において、特徴点座標算出装置21を構成する各要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る特徴点座標算出装置1を構成する各要素と同一なものには同一の符号を付し、説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態に係る特徴点座標算出装置21を図7に示す。なお、図7において、特徴点座標算出装置21を構成する各要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る特徴点座標算出装置1を構成する各要素と同一なものには同一の符号を付し、説明を省略する。
図7において、特徴点座標算出装置21は、動的マーカ表示手段22および特徴点座標算出手段23とを備え、表示装置4およびカメラ5に接続されている。
動的マーカ表示手段22は、動的マーカ表示手段2と同様に構成されるが、動的マーカ表示手段22を構成する記憶装置には、図8に示すように、動的マーカ表示手段2の記憶装置に記憶されたものと同一なパターン11〜13をそれぞれ表すマーカ画像の第1のセットに加えて、横帯パターン24、縦帯パターン25および斜め帯パターン26をそれぞれ表すマーカ画像の第2のセットが記憶されている。パターン24〜26を重ね合わせると各パターンの線の交点が、パターン11〜13を重ね合わせて表される特徴点とは異なる特徴点を表すようになっている。ここで、表示装置4上に表された各特徴点の世界座標(Xw,Yw,Zw)は既知であるものとする。
特徴点座標算出装置23は、特徴点座標算出手段3と同様に構成されるが、ROMおよび記憶装置に記憶されたプログラムが異なる。
以上のように構成された特徴点座標算出装置21について、図9を用いてその動作を説明する。なお、図9において、本発明の第1の実施の形態に係る特徴点座標算出装置1の動作と同一なステップについては同一の符号を付して説明を省略する。
まず、動的マーカ表示手段22および特徴点座標算出手段23によって、動的マーカ表示手段22の記憶装置に記憶されたマーカ画像のうち、第1のセットに含まれる各マーカ画像について、ステップS1〜S4が繰返し実行される。
動的マーカ表示手段22によって、このセットに含まれるマーカ画像が全て表示装置4に表示されたと判断されると(S15でNO)、特徴点座標算出手段23によって、ステップS6〜S7が実行されて、取得されたカメラ画像を重ね合わせた交点画像が生成される。
次に、動的マーカ表示手段22によって、記憶装置に他のマーカ画像のセットがあると判断されると(S16でYES)、動的マーカ表示手段22および特徴点座標算出手段23によって、他のマーカ画像のセットに含まれる各マーカ画像について、ステップS1〜S4、S15、S6〜7が繰返し実行される。
このようにして、マーカ画像の第1のセットおよび第2のセットにそれぞれ基づいて、図10(a)および(b)に示すような交点画像が生成される。
次に、動的マーカ表示手段22によって、記憶装置に他のマーカ画像のセットがないと判断されると(S16でNO)、特徴点座標算出手段23によって、交点画像17および27を重ね合わせた特徴点画像29が生成され、各特徴点のイメージ座標(Xf、Yf)が算出される(S17)。
次に、特徴点座標算出手段23によって、算出されたイメージ座標(Xf、Yf)と既知の世界座標(Xw、Yw、Zw)とが、イメージ座標の並び順に基づいて対応付けられる(S7)。
このような、本発明の第2の実施の形態に係る特徴点座標算出装置21は、重ね合わせると特徴点を表すマーカ画像のセットとして、各セットによって表される特徴点が異なるものを2つ用いることにより、算出可能な特徴点の数を増加させることができ、特徴点座標算出装置21を適用するカメラ校正装置によって算出されるカメラパラメータの精度をより向上させることができる。
なお、本実施の形態において、特徴点座標算出装置21は、重ね合わせると特徴点を表すマーカ画像のセットを2つ用いるものとして説明したが、各セットによって表される特徴点が異なるものであれば、マーカ画像のセットを3以上用いてもよい。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る特徴点座標算出装置41を図11に示す。なお、図11において、特徴点座標算出装置41を構成する各要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る特徴点座標算出装置1を構成する各要素と同一なものには同一の符号を付し、説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態に係る特徴点座標算出装置41を図11に示す。なお、図11において、特徴点座標算出装置41を構成する各要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る特徴点座標算出装置1を構成する各要素と同一なものには同一の符号を付し、説明を省略する。
図11において、特徴点座標算出装置41は、動的マーカ表示手段42と特徴点座標算出手段43とを備え、表示装置44およびカメラ5とに接続されている。
表示装置44は、複数の照明45および円パターンをそれぞれ表す複数の半透明ガラス46によって構成され、照明45がオンになると対応する半透明ガラス46の表す円パターンが表示されるようになっている。また、各半透明ガラス46は異なる世界座標位置に配置され、それぞれが表す円パターンの重心の世界座標は既知であるものとする。
動的マーカ表示手段42は、動的マーカ表示手段2と同様に構成されるが、ROMまたは記憶装置に記憶されたプログラムが異なり、各照明45をオンまたはオフにするよう制御するとともに、照明45をオンにしたことおよびオンにした照明45を特定する情報を特徴点座標算出手段43に伝達するようになっている。
特徴点座標算出手段43は、特徴点座標算出手段3と同様に構成されるが、ROMまたは記憶装置に記憶されたプログラムが異なる。
以上のように構成された特徴点座標算出装置41について、図12を用いてその動作を説明する。
まず、動的マーカ表示手段42によって照明45の1つがオンにされる(S41)。
次に、動的マーカ表示手段42によって、照明45がオンにされたことおよびオンにされた照明45を特定する情報が特徴点座標算出手段43に伝達されると、特徴点座標算出手段43によってカメラ5が制御されて表示装置44が撮像され、図13(a)、(b)または(c)などに示すようなカメラ画像がカメラ5に記憶される(S42)。
次に、特徴点座標算出手段43によって、カメラ5からカメラ画像が取得され(S43)、カメラ画像内の円パターンの重心を特徴点としてそのイメージ座標が算出される(S44)。
次に、特徴点座標算出手段43によって、ステップS42で伝達された、オンにされた照明45を特定する情報に基づいて、算出した特徴点のイメージ座標と既知の世界座標とが対応付けられる(S45)。
次に、動的マーカ表示手段42によって、ステップS41で照明45がオンにされてから所定の時間経過したと判断されると(S46でYES)、照明45がオフにされる(S47)。
次に、動的マーカ表示手段42によって、まだ一度もオンにされていない他の照明45があると判断されると(S48でYES)、ステップS41〜S47が再度実行される。
このような本発明の第3の実施の形態の特徴点座標算出装置41は、特徴点の数を数百以上にも増加させることができるとともに、各特徴点のイメージ座標と世界座標とを確実に対応付けることができるので、特徴点座標算出装置41を適用するカメラ校正装置によって算出されるカメラパラメータの精度をより向上させることができる。
以上のように、本発明に係る特徴点座標算出装置は、特徴点のイメージ座標をより正確に算出できるという効果を有し、カメラ校正に用いられる特徴点座標算出装置等として有用である。
1、21、41 特徴点座標算出装置
2、22、42 動的マーカ表示手段
3、23、43、81 特徴点座標算出手段
4、44 表示装置
5、84 カメラ
2、22、42 動的マーカ表示手段
3、23、43、81 特徴点座標算出手段
4、44 表示装置
5、84 カメラ
Claims (3)
- 重ね合わせると特徴点を表す複数のマーカ画像を切り替えて表示装置に表示させる動的マーカ表示手段と、
前記表示装置に表示された前記複数のマーカ画像がカメラによってそれぞれ撮像されたカメラ画像を重ね合わせることにより、前記カメラ画像における前記特徴点の座標を算出する特徴点座標算出手段とを備えたことを特徴とする特徴点座標算出装置。 - 前記動的マーカ表示手段は、前記複数のマーカ画像を前記表示装置に表示させた後、重ね合わせると前記特徴点とは異なる特徴点を表す他の複数のマーカ画像を切り替えて前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の特徴点座標算出装置。
- 前記複数のマーカ画像のうち2以上のマーカ画像は互いに異なる特徴点を含む図形をそれぞれ表し、
前記動的マーカ表示手段は、前記複数のマーカ画像を所定の順序に従って切り替えて前記表示装置に表示させ、
前記特徴点座標算出手段は、前記表示装置に表示された前記各特徴点の実空間における座標をあらかじめ記憶しておき、前記カメラ画像における各特徴点の座標を算出した後、算出した座標と前記実空間における座標とを、前記複数のマーカ画像が表示された順序に基づいて対応付けることを特徴とする請求項1に記載の特徴点座標算出装置。
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