JP2016163104A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度よく装置本体の傾斜角度を調整でき、かつ高画質の画像を取得する。【解決手段】画像を表示する表示部8と、前記画像内の第1の部分領域の画像および前記第1の部分領域と異なる第2の部分領域の画像を並べて表示する制御部4とを備え、前記制御部は、前記第1の部分領域に含まれる画像の特徴に対応する画像を含む領域を前記第2の部分領域とする。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関するものである。
従来、姿勢センサにより計測した装置本体の傾斜角度を表示部に表示する撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この撮像装置において、操作者は、表示部に表示された傾斜角度を視覚的に把握しながら撮像装置の傾斜角度を調整することができる。
また、この撮像装置においては、撮像された画像の画像データを傾斜方向と逆方向に回動させる画像処理を行うことにより、傾いていない画像を取得することも可能である。
特開2006−165941号公報
ところで、この撮像装置においては、姿勢センサにより計測された傾斜角度と実際の傾斜角度との間に誤差が生じた場合等において、正確に撮像装置の傾斜角度を調整できない場合がある。
本発明の撮像装置は、画像を表示する表示部と、前記画像内の第1の部分領域の画像および前記第1の部分領域と異なる第2の部分領域の画像を並べて表示する制御部とを備え、前記制御部は、前記第1の部分領域に含まれる画像の特徴に対応する画像を含む領域を前記第2の部分領域とする。
実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るデジタルカメラのLCD表示部に表示されたライブビュー画像を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラのLCD表示部に拡大表示される一部の領域を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラにおいて一部の領域を左側に移動させた状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラにおいて一部の領域を更に下側に移動させた状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラにおける水平確認モードの処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面を左右に分割した状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラのLCD表示部に拡大表示される第1部分領域、及び第2部分領域を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラにおいて第1部分領域を左側に移動させ、かつ第2部分領域を右側に移動させた状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラにおいて第1部分領域、及び第2部分領域を更に下側に移動させた状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの傾きに関する情報の表示処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係るライブビュー画像における基点位置及び測定位置を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面に補助線、水平線を表示した状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面にライブビュー画像を拡大表示した状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラにおいてピーキング処理を行った状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面を4分割した状態を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面を4分割した状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係るデジタルカメラについて説明する。図1は、実施の形態に係るデジタルカメラ2の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ2は、CPU4を備え、CPU4には、操作部6、LCD表示部8の表示制御を行う表示制御部10、LCD表示部8の表示画面が指等でタッチされたことを検出するタッチパネル12、被写体光を撮像して撮像信号を生成する撮像素子14、撮像素子14からの撮像信号に基づく画像データを一時的に記憶する画像記憶部16、デジタルカメラ2の傾斜角度を計測する加速度センサ18、画像データに輪郭強調処理やピーキング処理等の画像処理を行う画像処理部22、撮影された画像に含まれる形状を認識する形状認識部23、及び画像データを記憶するメモリカード26を装着するメモリカードスロット28が接続されている。
ここで、操作部6には、電源ボタン(図示せず)、レリーズボタン(図示せず)、メニューボタン(図示せず)、LCD表示部8に表示されたメニューの選択等を行うマルチセレクタ(図示せず)、LCD表示部8に表示されているライブビュー画像の一部の領域を拡大して表示させる拡大ボタン(図示せず)、デジタルカメラ2の傾斜角度を測定する測定ボタン(図示せず)等が含まれている。なお、マルチセレクタは、右ボタン、左ボタン、上ボタン、下ボタン及びOKボタンの5つの操作領域から構成されている。
次に、実施の形態に係るデジタルカメラ2のLCD表示部8にライブビュー画像を拡大して表示する処理について、左右対称の形状を有する建物を撮影する場合を例に説明する。まず、操作者により、建物の中央正面において、デジタルカメラ2が図示しない三脚に固定される。次に、電源がオンにされると、CPU4は、撮像素子14によりライブビュー画像の撮影を開始する。
ライブビュー画像の撮影が開始されると、CPU4は、撮像素子14により撮像された建物の画像データを順次画像記憶部16に記憶する。次に、画像記憶部16から画像データを読み出し、図2に示すように、画像データに基づくライブビュー画像をLCD表示部8に表示する。
次に、操作者によりメニューボタンが操作されると、LCD表示部8にメニュー画面が表示される。次に、マルチセレクタの操作により、メニューの中から「ライブビュー拡大」が選択されると、CPU4は、「通常」、または「水平確認」の何れかを選択する選択画面をLCD表示部8に表示する。
ここで、「通常」が選択された場合、CPU4は、ライブビュー画像を通常の方法で拡大表示する通常拡大モードに移行する。通常拡大モードにおいてCPU4は、拡大ボタンが操作される毎に、ライブビュー画像の一部の領域を段階的に拡大し、図3(a)に示す領域30を図3(b)に示すように、LCD表示部8に拡大表示する。
次に、操作者がマルチセレクタの左ボタンを操作すると、CPU4は、図4(a)に示すように、LCD表示部8に拡大表示される領域30の位置を順次左側に移動させ、図4(b)に示すように、領域30の拡大画像をLCD表示部8に表示する。
次に、操作者がマルチセレクタの下ボタンを操作すると、CPU4は、図5(a)に示すように、LCD表示部8に拡大表示される領域30の位置を順次下側に移動させ、図5(b)に示すように、領域30の拡大画像をLCD表示部8に表示する。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、実施の形態に係るデジタルカメラ2において、「水平確認」が選択された場合の処理を説明する。「水平確認」が選択された場合、CPU4は、水平面に対するデジタルカメラ2の傾きを確認できるようにライブビュー画像を拡大表示する水平確認モードに移行し、LCD表示部8の表示画面を左右の領域に分割する(ステップS1)。例えば、CPU4は、図7に示すように、LCD表示部8の上側縁部の中央8aとLCD表示部8の下側縁部の中央8bとを結ぶ垂直線40を分割の際の基準線として設定する。次に、表示画面を、垂直線40よりも左側に位置する左領域42と、垂直線40よりも右側に位置する右領域44とに分割する。
次に、CPU4は、左領域42、または右領域44の何れか一方を、操作者による操作の対象となるアクティブ領域として指定する(ステップS2)。例えば、左領域42が操作者によりタッチされた場合、CPU4は、左領域42をアクティブ領域として指定し、左領域42の周囲に枠50を表示する。
次に、拡大ボタンが操作されると、CPU4は、図8(a)に示すように、まず、ライブビュー画像において、左領域42(アクティブ領域)に拡大表示させる第1部分領域46を決定する(ステップS3)。次に、CPU4は、第1部分領域46と垂直方向の位置が同一の位置であり、かつ垂直線40を対称軸として第1部分領域46と線対称となる領域を第2部分領域48として決定する(ステップS4)。
次に、CPU4は、画像記憶部16に記憶されている画像データから第1部分領域46の領域画像データを抽出する。そして、画像処理部22により、領域画像データに対して輪郭強調処理を施した上で、図8(b)に示すように、領域画像データに基づく第1部分領域46のライブビュー画像を左領域42に拡大して表示する(ステップS5)。
同様に、CPU4は、画像記憶部16に記憶されている画像データから第2部分領域48の領域画像データを抽出して被写体の輪郭強調処理を施し、領域画像データに基づく第2部分領域48のライブビュー画像を右領域44に拡大して表示する。
なお、この時点において、左領域42と右領域44とは隣接しているため、左領域42に画像と右領域44の画像は、隣接部において連続した画像として見えるように表示される。また、隣接部において第1部分領域46と第2部分領域48とが重複することはない。
次に、操作者がマルチセレクタの左ボタンを操作すると、CPU4は、図9(a)に示すように、LCD表示部8に表示される領域である第1部分領域46の位置を順次左側に移動させる(ステップS6)。一方、CPU4は、垂直線40を対称軸として第1部分領域46と対称となる領域を逐次第2部分領域48として指定し、LCD表示部8に表示される領域である第2部分領域48の位置を第1部分領域46の位置の移動方向と反対方向である右側に移動させる(ステップS7)。
また、CPU4は、第1部分領域46、及び第2部分領域48の位置をそれぞれ移動させながら、画像記憶部16に記憶されている画像データから第1部分領域46、及び第2部分領域48の領域画像データを抽出し、図9(b)に示すように、第1部分領域46、及び第2部分領域48のライブビュー画像をLCD表示部8に拡大して表示させる(ステップS8)。
即ち、左領域42がアクティブ領域である場合に操作者がマルチセレクタの左ボタンを操作した場合、左領域42に表示されている第1部分領域46のライブビュー画像が左側に移動すると共に、右領域44に表示されている第2部分領域48のライブビュー画像が右側に移動する。
なお、マルチセレクタの上ボタンまたは下ボタンが操作された場合、第1部分領域46、及び第2部分領域48は、同一方向に移動する。例えば、更に操作者がマルチセレクタの下ボタンを操作した場合、CPU4は、図10(a)に示すように、第1部分領域46、及び第2部分領域48の位置をそれぞれ下側に移動させながら、図10(b)に示すように、第1部分領域46、及び第2部分領域48のライブビュー画像を左領域42、右領域44に拡大して表示させる。
これにより、操作者は、LCD表示部8に表示される左領域42と右領域44のずれを視認し、傾いていない建物の画像を撮影できるか否かを的確に確認することができる。また、第1部分領域46、及び第2部分領域48にはそれぞれ輪郭強調処理が施され、建物の輪郭が明確に表示されるため、操作者は、左領域42に表示された建物と右領域44に表示された建物とがずれているか否かを的確に認識することができる。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、実施の形態に係るデジタルカメラ2の傾きに関する情報の表示処理について説明する。まず、操作者は、図9(b)に示すように、第1部分領域46、第2部分領域48をそれぞれ左側、右側に移動させて建物の左角52、右角54をLCD表示部8に拡大して表示させる。次に、操作者が測定ボタンを操作すると、CPU4は、「基点となる測定点の位置を指定してください」というメッセージをLCD表示部8に表示する。
次に、操作者がカーソル等の操作またはタッチ操作により建物の左角52を指定すると、CPU4は、左角52をデジタルカメラ2の傾斜角度を算出する際の基点となる一方の測定点として特定する(ステップS11)。次に、CPU4は、「他の測定点の位置を指定してください」というメッセージをLCD表示部8に表示する。ここで、操作者がカーソル等の操作またはタッチ操作により建物の右角54を指定すると、CPU4は、右角54を他方の測定点として特定する(ステップS12)。
次に、CPU4は、図12(a)に示すように、一方の測定点である左角52と他方の測定点である右角54とを結ぶ補助線58を生成する。ここで、デジタルカメラ2が傾いて三脚に固定されている場合、図12(b)に示すように、垂直線40の位置で分断され、かつ傾斜した補助線58がLCD表示部8に表示される(ステップS13)。
次に、CPU4は、図13(a)に示すように、LCD表示部8の上側縁部及び下側縁部と平行な水平線60を左角52上に重ねて表示させる(ステップS14)。また、左領域42に表示されている補助線58aを右側に延長させた延長線58bを右領域44に表示させる(ステップS15)。
次に、CPU4は、水平線60と補助線58aとの間の角度αを算出する(ステップS16)。まず、CPU4は、撮像素子14からの撮像信号に基づいて、図13(b)に示すように、左角52と右角54とを含むライン領域62について全画素読み出しした画像データに基づいて、例えば、水平線60上における左角52から垂直線40までの水平方向の画素数を算出し、垂直線40上における水平線60から補助線58aまでの高さ方向の画素数を算出する。そして、水平方向の画素数及び高さ方向の画素数とを用いて水平線60と補助線58aとの間の角度αを算出し、算出した角度αを左角52の近傍に表示する(ステップS17)。
ここで、操作者は、LCD表示部8に表示された水平線60、補助線58a、延長線58b、及び角度αを目視しながら、建物が水平に表示されるように、三脚に固定されているデジタルカメラ2の傾斜角度を調整する。例えば、補助線58a及び延長線58bが水平線60と重なり、かつ角度αが0°になるようにデジタルカメラ2の傾斜角度を調整する。
本実施の形態に係るデジタルカメラ2によれば、LCD表示部8の左領域42と右領域44にそれぞれ建物の角を含む領域のライブビュー画像を拡大表示させた状態で、水平線60、補助線58a、角度α等のデジタルカメラ2の傾きに関する情報を表示するため、操作者は的確に現在のデジタルカメラ2の傾斜角度を認識することができ、精度よくデジタルカメラ2の傾斜角度を調整することができる。また、画像の傾きを修正するための手段として画像データを回動させる画像処理を行わないため、操作者は高画質の画像を取得することができる。
また、水平線60、補助線58a、角度αをLCD表示部8に表示するため、操作者が、補助線58cと水平線60との間の角度β(図13(b)参照)を現在のデジタルカメラ2の傾斜角度と誤認することを防止することができる。これにより、操作者が傾斜角度をオーバーして調整しないようにすることができる。
また、デジタルカメラ2の傾きを測定する場合には、画像データの水平方向及び高さ方向の画素数を用いるため、高い精度で角度αを算出することができる。なお、画像データの横幅(水平方向)の画素数が4000画素の場合、縦方向1画素分の傾斜角度は0°0´51.57´´である。
なお、上述の実施の形態において、垂直線40の位置を操作者の操作により変更できるようにしてもよい。例えば、カーソル等の操作またはタッチ操作により、垂直線40の位置を表示画面の右方向、または左方向に移動できるようにする。この場合、水平確認モードに移行した時点で垂直線40の位置が所望の分割位置からずれていても、垂直線40が所望の分割位置に位置するように調整することができる。
また、上述の実施の形態においては、第1部分領域46の位置を左側に移動させた場合、垂直線40を対称軸として第1部分領域46と線対称となる領域を第2部分領域48として指定しているが、他の方法により第2部分領域48を指定してもよい。例えば、第1部分領域46が指定された場合、CPU4は、第1部分領域46の画像データに建物の角の形状が含まれているか否かを判定する。ここで、建物の角の形状については、一般的に用いられるパターンマッチング等により検出する。
第1部分領域46の画像データに建物の角の形状が含まれていた場合、CPU4は、ライブビュー画像の画像データにおいて、垂直線40の右側の領域に、第1部分領域46に含まれる建物の角を左右反転させた形状が含まれているか否かを判定する。第1部分領域46に含まれる建物の角を左右反転させた形状が含まれていた場合、CPU4は、この形状を含む所定の領域を第2部分領域48として指定し、指定した位置に第2部分領域48の位置を移動させる。次に、CPU4は、第2部分領域48の拡大画像を右領域44に拡大表示する。これにより、的確に建物の角の部分を左領域42及び右領域44に拡大表示させることができる。
また、第1部分領域46と第2部分領域48をそれぞれ独立して指定するようにしてもよい。例えば、アクティブ領域に表示される部分領域のみを移動させ、アクティブ領域に表示されていない部分領域は移動させないようにしてもよい。具体的には、上述の実施の形態において、操作者がマルチセレクタの左ボタンを操作し、左領域42(アクティブ領域)に拡大表示されている第1部分領域46のライブビュー画像を左側に移動させた場合、右領域44(非アクティブ領域)に拡大表示されている第2部分領域48のライブビュー画像は移動させないようにする。同様に、右領域44がアクティブ領域とされ、右領域44に拡大表示されている第2部分領域48のライブビュー画像を右側に移動させた場合、左領域42(非アクティブ領域)に拡大表示されている第1部分領域46のライブビュー画像は移動させないようにする。
また、上述の実施の形態においては、操作者の操作により一方の測定点及び他方の測定点を指定する場合を例に説明しているが、ライブビュー画像に含まれる被写体の形状に基づいて一方の測定点及び他方の測定点を指定してもよい。例えば、CPU4は、第1部分領域46、及び第2部分領域48の画像データからパターンマッチング等により建物の角の形状を検出する。そして、第1部分領域46に含まれる建物の角の形状の位置を一方の測定点として選択し、第2部分領域48に含まれる建物の角の形状の位置を他方の測定点として選択する。次に、CPU4は、両測定点間結ぶ補助線58を水平線60と共に表示画面に表示し、更に水平線60と補助線58との間の角度αを表示画面に表示する。これにより、操作者は、複雑な操作を行うことなく、容易にデジタルカメラ2の傾斜角度を確認することができる。
また、パターンマッチング等により建物の角の形状を検出した場合、図14(a)に示すように、建物の左角52の位置がLCD表示部8の左上角70の近傍に表示され、かつ建物の右角54の位置がLCD表示部8の右上角72の近傍に表示されるように、第1部分領域46、第2部分領域48の位置を移動させてもよい。また、図14(b)に示すように、建物の左角52の位置、及び建物の右角54の位置がそれぞれ垂直線40の近傍に表示されるように、第1部分領域46、第2部分領域48の位置を移動させてもよい。これにより、操作者は、厳密に左領域42と右領域44のずれを確認することができる。
また、上述の実施の形態においては、画像処理部22により、画像データに対して輪郭強調処理を施す場合を例に説明しているが、これに代えて、ピントが合っている輪郭の部分に彩色を施すピーキング処理を行うようにしてもよい。この場合、例えば、図15(a)に示すように、左領域42に表示されている第1部分領域46のライブビュー画像には彩色が施されている一方で、右領域44に表示されている第2部分領域48のライブビュー画像には彩色が施されていない場合、操作者は、建物の右側にはピントが合っていないことを認識できる。従って、操作者は、図15(b)に示すように、デジタルカメラ2の位置が建物に正対していないことを確認でき、左領域42、及び右領域44に表示されたライブビュー画像に施された彩色を参照しながら、建物に正対する位置にデジタルカメラ2の位置を移動させることができる。
また、上述の実施の形態において、図9(b)に示すように、第1部分領域46、及び第2部分領域48の拡大画像がLCD表示部8に表示された状態でレリーズボタンが押下された場合、建物全体の画像をLCD表示部8に所定の時間表示した後に、第1部分領域46、及び第2部分領域48の拡大画像を左領域42、右領域44にそれぞれ所定の時間表示してもよい。また、レリーズボタンが押下された場合に、第1部分領域46、及び第2部分領域48の拡大画像を左領域42、右領域44にそれぞれ所定の時間表示した後に建物全体の画像を表示してもよい。
また、上述の実施の形態の水平確認モードにおいて、LCD表示部8の表示画面が左右の領域に分割された場合、右領域44がアクティブ領域として指定されてもよい。この場合、右領域44に枠50が表示される(図7参照)。次に、拡大ボタンが操作されると、CPU4は、右領域44(アクティブ領域)に拡大表示させる第1部分領域を決定し、垂直線40を対称軸として第1部分領域と線対称となる領域を第2部分領域として決定する。
次に、操作者がマルチセレクタの右ボタンを操作すると、右領域44に表示されている第1部分領域のライブビュー画像が右側に移動すると共に、左領域42に表示されている第2部分領域48のライブビュー画像が左側に移動する。
尚、本件の実施の形態において第1部分領域および第2部分領域の選択、あるいは測定点の指定について建物の角の形状に基づくようにしたが、画像に含まれる被写体の色に基づいても良く、形状と色の双方に基づくようにしても良いことは言うまでもない。
また、上述の実施の形態において、LCD表示部8の表示画面を更に上下に分割してもよい。例えば、図16(a)に示すように、LCD表示部8の表示画面を左上領域82、右上領域84、左下領域86、及び右下領域88に4分割する。そして、左上領域82が操作者によりタッチされた場合、CPU4は、左上領域82をアクティブ領域として指定し、左上領域82に枠50を表示する。
次に、拡大ボタンが操作されると、CPU4は、左上領域82に拡大表示させる第1部分領域92、右上領域84に拡大表示させる第2部分領域94、左下領域86に拡大表示させる第3部分領域96、及び右下領域88に拡大表示させる第4部分領域98をそれぞれ決定し、図16(b)に示すように、各部分領域のライブビュー画像を拡大表示する。
この場合、操作者がマルチセレクタの左ボタンを操作すると、CPU4は、第1部分領域92と共に第3部分領域96を左側に移動させる。同時に、CPU4は、第2部分領域94と共に第4部分領域98を右側に移動させる。
また、操作者がマルチセレクタの上ボタンを操作すると、CPU4は、第1部分領域92と共に第2部分領域94を上側に移動させる。同時に、CPU4は、第3部分領域96と共に第4部分領域98を下側に移動させる。
なお、この場合において、例えば、図17に示すように、建物全体のライブビュー画像を右下領域88に表示してもよい。これにより、操作者は、建物のどの部分が拡大表示されているのかを常に認識することができる。
また、上述の実施の形態において、測定ボタンが操作された場合に、領域画像データに対して施される輪郭強調処理の度合いを増加させるようにしてもよい。これにより、操作者は、LCD表示部8に表示されている建物の角の位置を把握し易くなり、容易に一方の測定点と他方の測定点を指定することができる。
2…デジタルカメラ、4…CPU、6…操作部、8…LCD表示部、12…タッチパネル、14…撮像素子、22…画像処理部、23…形状認識部、26…メモリカード

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示部と、
    前記画像内の第1の部分領域の画像および前記第1の部分領域と異なる第2の部分領域の画像を並べて表示する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1の部分領域に含まれる画像の特徴に対応する画像を含む領域を前記第2の部分領域とする画像表示装置。
  2. 前記制御部は、所定方向に対して前記第1の部分領域と対称な領域のうち、前記第1の部分領域に含まれる画像の形を含む領域を前記第2の部分領域とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記第1部分領域と前記第2部分領域は、前記画像内で間隔を置いた位置に存在する領域である請求項1または2記載の画像表示装置。
  4. 前記制御部は、前記第1部分領域と前記第2部分領域を独立して移動する請求項1〜3の何れか一項に記載の画像表示装置。
  5. 前記制御部は、前記第1部分領域の画像及び前記第2部分領域の画像を拡大して表示する請求項1〜4の何れか一項に記載の画像表示装置。
  6. 前記制御部は、前記第1部分領域及び前記第2部分領域を並べて表示する場合に、前記第1部分領域の画像と前記第2部分領域の画像に対して輪郭強調処理を施す請求項1〜5の何れか一項に記載の画像表示装置。
  7. 前記制御部は、前記第1部分領域及び前記第2部分領域を並べて表示する場合に、前記第1部分領域の画像と前記第2部分領域の画像に対してピーキング処理を施す請求項1〜5の何れか一項に記載の画像表示装置。
  8. 前記制御部は、前記第1部分領域内の第1位置と前記第2部分領域内の第2位置とを結ぶ直線を表示する請求項1〜7の何れか一項に記載の画像表示装置。
  9. 前記制御部は、前記第1位置と前記第2位置の何れか一方を通る水平線を表示する請求項8に記載の画像表示装置。
  10. 前記表示部は、前記直線と前記水平線とが成す角度を表示する請求項9に記載の画像表示装置。
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