JP2011108251A - プレゼンテーション制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクタによる投影画像を用いたプレゼンテーションを支援するためのプレゼンテーション制御装置で、投影画像上でのレーザポインタの位置を見やすくする。
【解決手段】図10(B)に示すように、現在プロジェクタ13によって投影表示中であるプレゼンテーション画像(22a)に対して、図10(A)に示すように検出されたレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)に対応させて、図10(C)に示すようなマスク画像データMを、図10(D)に示すように合成した合成画像22ahとし、図10(E)に示すようにプロジェクタ13へ出力してスクリーン12上へ投影することで、画像投影範囲14内でのレーザポインタ18による指示位置座標Pの点が強調されて見えるようになる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、例えばプロジェクタによる投影画像を用いて行うプレゼンテーションを支援するためのプレゼンテーション制御装置に関する。
パーソナルコンピュータで作成した資料画像を用いてプレゼンテーションを行う際は、当該パーソナルコンピュータにて作成・記録したプレゼンテーションの画像データをプロジェクタによって光学画像に変換しスクリーン上に投影している。
そして、このようなプレゼンテーションを実際に行う場合には、プレゼンテーション画像を投影しているスクリーン上の任意の位置を指し示すために、可視光レーザを用いたレーザポインタが使用される。
従来、レーザポインタによるレーザ光で指定されているスクリーン上の投影画像をカメラで撮影し、このカメラで撮影した投影画像上のレーザポインタの移動状態を検出して、マウス動作データとしてプレゼン画像出力元のパーソナルコンピュータへ送信する装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、プロジェクタに内蔵したカメラによってスクリーン上の投影画像を撮影し、プレゼン画像のページ送りやページ戻しなどのコマンドをパソコンに送信する装置が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、スクリーン上の投影画像を撮影するカメラをプレゼン画像出力元のパーソナルコンピュータに接続し、当該パーソナルコンピュータでの撮影画像の解析によりレーザポインタの指示位置を検出し、このポインタ位置に応じてプレゼン画像を加工して出力する装置も考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平10−091344号公報 特開平10−326151号公報 特開平07−129322号公報
前記従来のプレゼンテーションを支援する装置では、その何れの装置もプロジェクタによってクリーン上に投影された投影画像をカメラによって撮影し、この撮影された投影画像に基づいて、レーザポインタによる指示位置の検出などを行うことができるものの、この場合には、投影画像の座標領域と撮影画像の座標領域とが合うように、カメラによる撮影範囲をスクリーン上に投影された投影画像の範囲にうまく合わせる必要があり、当該カメラの設置位置や画角の設定が非常にシビアで面倒な問題がある。
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、カメラによる撮影範囲をプロジェクタによる投影画像の投影範囲にシビアに合わせる必要なく、投影画像上でのレーザポインタの動作を正しく解析することが可能になるプレゼンテーション制御装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のプレゼンテーション制御装置は、プロジェクタによって投影される画像と該投影画像上のレーザポインタによる光点とを撮影するカメラを有し、このカメラによる撮影画像に基づいて前記レーザポインタの光点の動作を解析し、前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データを制御するプレゼンテーション制御装置であって、前記カメラにより撮影したレーザポインタによる指示光点を含むプロジェクタ投影画像を、タッチパネルが設けられた表示部に表示させ、この表示部の表示画面上でのユーザ指示操作に応じて前記タッチパネルにより検出される前記撮影画像に含まれる投影画像の範囲に対応した位置の座標情報を投影範囲位置取得手段によって取得する。そして、この投影範囲位置取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲の位置の座標情報に基づいて、ポインタ指示座標取得手段によって当該投影範囲内での画像上の前記レーザポインタによる光点の座標を取得する。
これによれば、カメラによる撮影範囲をプロジェクタによる投影画像の投影範囲に正しく合わせなくても、撮影画像を表示した表示画面上でのユーザ操作により当該撮影画像に含まれる投影画像の範囲を指示するだけで、この投影画像上でのレーザポインタの指示位置を正しく検出できることになる。
本発明の請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置は、プロジェクタによって投影される画像と該投影画像上のレーザポインタによる光点とを撮影するカメラを有し、このカメラによる撮影画像に基づいて前記レーザポインタの光点の動作を解析し、前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データを制御するプレゼンテーション制御装置であって、特定画像投影制御手段によって特定の色の画像データをプロジェクタに出力して投影させた状態で、前記カメラによる撮影画像内の背景画像に対する前記特定の色の画像のエッジを検出して当該撮影画像に含まれる投影画像の範囲に対応した位置の座標情報を投影範囲位置取得手段によって取得する。そして、この投影範囲位置取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲の位置の座標情報に基づいて、ポインタ指示座標取得手段によって当該投影範囲内での画像上の前記レーザポインタによる光点の座標を取得する。
これによれば、カメラによる撮影範囲をプロジェクタによる投影画像の投影範囲に正しく合わせなくても、プロジェクタによって特定の色の画像データを投影させるだけで、投影画像上でのレーザポインタの指示位置を正しく検出できることになる。
本発明の請求項3に記載のプレゼンテーション制御装置は、前記請求項1または請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置にあって、前記ポインタ指示座標取得手段は、前記投影範囲位置取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲の位置の座標情報に基づいた当該投影範囲内の画像の各画素データから閾値以上の輝度のある画素データを検出し、この検出された画素の位置の座標を前記レーザポインタによる光点の座標として取得することを特徴とする。
これによれば、プロジェクタ投影範囲の位置の座標情報に基づいて定められる当該投影範囲内の撮影画像の各画素データからレーザポインタによる光点の座標を取得できることになる。
本発明の請求項4に記載のプレゼンテーション制御装置は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のプレゼンテーション制御装置にあって、前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データに対し、前記ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応させて、当該レーザポインタによる光点を強調するための処理を施すポインタ強調表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
これによれば、プロジェクタに出力して投影すべき画像データに対し、ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応させて、当該レーザポインタによる光点を強調するための処理を施すことができる。
本発明の請求項5に記載のプレゼンテーション制御装置は、前記請求項4に記載のプレゼンテーション制御装置にあって、前記ポインタ強調表示制御手段は、前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データに対し、前記ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応させて、当該レーザポインタによる光点を強調するための画像を合成する画像合成手段を有することを特徴とする。
これによれば、プロジェクタに出力して投影すべき画像データに対し、ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応させて、当該レーザポインタによる光点を強調するため画像を合成できることになる。
本発明の請求項6に記載のプレゼンテーション制御装置は、前記請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のプレゼンテーション制御装置にあって、さらに、コマンド判断手段によって、前記ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応するところの前記撮影画像の画素の変調パターンが検出されて制御コマンドが判断され、投影画像制御手段によって、この制御コマンドに応じて前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データが制御される。
これによれば、プロジェクタ投影範囲内の何れかを指示するレーザポインタの変調パターンに応じた制御コマンドによって、例えばプレゼンテーション画像の頁送り/頁戻しなど、プロジェクタに出力して投影すべき画像データを制御できることになる。
本発明の請求項1に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、カメラによる撮影範囲をプロジェクタによる投影画像の投影範囲に正しく合わせなくても、撮影画像を表示した表示画面上でのユーザ操作により当該撮影画像に含まれる投影画像の範囲を指示するだけで、この投影画像上でのレーザポインタの指示位置を正しく検出できるようになる。
本発明の請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、カメラによる撮影範囲をプロジェクタによる投影画像の投影範囲に正しく合わせなくても、プロジェクタによって特定の色の画像データを投影させるだけで、投影画像上でのレーザポインタの指示位置を正しく検出できるようになる。
本発明の請求項3に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、前記請求項1または請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置にあって、プロジェクタ投影範囲の位置の座標情報に基づいて定められる当該投影範囲内の撮影画像の各画素データからレーザポインタによる光点の座標を取得できるようになる。
本発明の請求項4に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のプレゼンテーション制御装置にあって、プロジェクタに出力して投影すべき画像データに対し、ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応させて、当該レーザポインタによる光点を強調するための処理を施すことができる。
本発明の請求項5に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、前記請求項4に記載のプレゼンテーション制御装置にあって、プロジェクタに出力して投影すべき画像データに対し、ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応させて、当該レーザポインタによる光点を強調するための画像を合成できるようになる。
本発明の請求項6に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、前記請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のプレゼンテーション制御装置にあって、さらに、プロジェクタ投影範囲内の何れかを指示するレーザポインタの変調パターンに応じた制御コマンドによって、例えばプレゼンテーション画像の頁送り/頁戻しなど、プロジェクタに出力して投影すべき画像データを制御できるようになる。
よって、本発明によれば、カメラによる撮影範囲をプロジェクタによる投影画像の投影範囲にシビアに合わせる必要なく、投影画像上でのレーザポインタの動作を正しく解析することが可能になるプレゼンテーション制御装置を提供できる。
本発明の実施形態に係るプレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの外観構成を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの接続構成を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記プレゼンテーション制御装置10のメモリ部22内のRAMに備えられる各種データメモリの構成を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10による第1実施形態の初期設定処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション制御装置10によるプレゼンテーション制御処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション制御装置10によるプレゼンテーション制御処理に伴うポインタ指示位置検出処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影されて投影状態撮影画像メモリ22bに記憶されると共にモニタ部16に表示されるプレゼンテーション画像Gを示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10でのプレゼンテーション制御処理に伴いカメラ撮影したスクリーン12上の投影画像から検出可能なレーザポインタ18によるレーザ光の各変調パターンに対応したコマンドの内容を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10でのプレゼンテーション画像(投影画像)22aに対するレーザポインタ指示位置Pに対応させたポインタ強調用合成画像(22h)の合成処理状態を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10による第2実施形態の初期設定処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション制御装置10の第2実施形態の初期設定処理に伴いスクリーン12上に投影した専用画像14Gをカメラ部15で撮影した投影状態撮影画像を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るプレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの外観構成を示す図である。
図2は、前記プレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの接続構成を示す図である。
プレゼンテーション制御装置10は、プレゼンテーション用画像データの出力元になるパーソナルコンピュータ(PC)11と、このパーソナルコンピュータ(PC)11から出力されたプレゼンテーション用画像データを光学画像Gに変換してスクリーン12上に投影するためのプロジェクタ13との間に接続され、このプレゼンテーション制御装置10は、前記スクリーン12上にその投影範囲14として投影された画像(G)を撮影するためのCCDカメラ部15を備えている。
プレゼンテーション制御装置10において、カメラ部15により撮影された前記スクリーン12上の投影画像(G)はモニタ部16によってモニタ表示される。
ここで、カメラ部15によるスクリーン13上での投影画像Gの撮像範囲17は、当該投影画像の投影範囲14が十分収まる範囲とすればよく、撮像範囲17を投影範囲14に必ずしも合わせる必要はないので、カメラ部15による撮影方向の設定作業は簡単に行うことができる。
プレゼンテーション用画像Gの投影表示されたスクリーン12上は、そのプレゼンテーションに伴い任意の位置がレーザポインタ18により指示され、このレーザポインタ18の可視光レーザによる画像G上での指定位置Pは、カメラ部15による投影画像Gの撮像に伴い撮影され、前記モニタ部16においても同様にモニタ表示される。
また、前記モニタ部16におけるモニタ画面上には、透明のタッチパネル部19が重ねて設けられ、当該モニタ画面上でのユーザによるタッチ操作に応じた指示位置が座標位置として検出される。
また、プレゼンテーション制御装置10は、電源のON/OFF設定や動作モードを初期設定モードとプレゼンテーション制御モードとで切り換えるためのキー・ボタンなどによるユーザI/F部20を備えている。
すなわち、このようなプレゼンテーション制御装置10において、初期設定モードの設定状態では、カメラ部15により撮影されたスクリーン12上の投影画像Gがモニタ部16に表示される。そして、このモニタ部16に表示された投影画像Gの表示画面にあって、例えば図1に示すように、カメラ部15による撮像範囲17の中に収まっている投影画像Gの四隅、つまり投影範囲14の4つの角の点a,b,c,dをユーザによって指示操作すると、当該投影範囲(画像G)14上の4角の座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)がそれぞれタッチパネル部19により検出され、これに基づき投影範囲(画像G)14上での全領域でのXY方向の座標値、つまりはパーソナルコンピュータ(PC)11から出力されてプロジェクタ13によってスクリーン12上に投影されているプレゼンテーション用の画像領域に関する座標値(X,Y)が管理される。
図3は、前記プレゼンテーション制御装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
プレゼンテーション制御装置10の電子回路は、メインコントローラ(CPU)21によって回路各部の動作が制御されるもので、その制御プログラムはメモリ部22内のROMに予め記憶される。メモリ部22内のROMに予め記憶される制御プログラムとしては、このプレゼンテーション制御装置10の全体の動作を司るメイン処理プログラムを主体として、初期設定モード処理プログラム、プレゼンテーション制御モードプログラム、そしてこのプレゼンテーション制御モードプログラムのサブルーチンであるポインタ指示位置検出処理プログラムなどが記憶される。
メインコントローラ(CPU)21には、前記メモリ部22をはじめ、カメラ部15、モニタ部16、タッチパネル部19、ユーザI/F部20が接続される他に、パーソナルコンピュータ(PC)11との間での入出力制御を行うためのPC−I/F部23、プロジェクタ13との間での入出力制御を行うためのプロジェクタI/F部24、DVD,CD,FD,メモリカードなどの各種の外部記録メディアとの間での入出力制御を行うためのメディアI/F部25が接続される。
図4は、前記プレゼンテーション制御装置10のメモリ部22内のRAMに備えられる各種データメモリの構成を示す図である。
メモリ部22内のRAMには、プレゼンテーション画像メモリ22a、投影状態撮影画像メモリ22b、投影範囲指示位置メモリ22c、投影モニタ表示補正パラメータメモリ22d、投影モニタ表示補正画像メモリ22e、ポインタ検出座標メモリ22f、解析コマンドメモリ22g、ポインタ強調用合成画像メモリ11hなど、各種のデータが一時記憶される作業用メモリが備えられる。
プレゼンテーション画像メモリ22aには、パーソナルコンピュータ(PC)11から転送されてプロジェクタ13へ出力すべきプレゼンテーション用の画像データ(G)が記憶される。
投影状態撮影画像メモリ22bには、カメラ部15により撮影されたスクリーン12上の投影画像データが記憶される。
投影範囲指示位置メモリ22cには、初期設定モードにおけるモニタ部16での投影画像Gの表示状態にあってその投影範囲14に対応する4角の点a,b,c,dのユーザ指示操作に伴いタッチパネル19により検出された各座標データa(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)が記憶される。
投影モニタ表示補正パラメータメモリ22dには、スクリーン12に対するカメラ部15の設置位置や撮影画角に応じて、モニタ部16に撮影表示された投影画像Gが台形状の画像として表示されるなどの撮影歪みが生じた場合に、前記投影範囲指示位置メモリ22cに記憶された投影範囲14に対応する4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に基づき計算された画像歪み量に応じて、投影モニタ表示用の歪み補正パラメータが算出されて記憶される。
投影モニタ表示補正画像メモリ22eには、前記投影モニタ表示補正パラメータメモリ22dに記憶された投影モニタ表示用の歪み補正パラメータに応じて歪み補正された後の投影画像Gが記憶される。
ポインタ検出座標メモリ22fには、前記投影範囲指示位置メモリ22cに記憶された投影範囲14に対応する4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に囲まれる領域のXY座標に基づき検出計算されたレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)が記憶される。
解析コマンドメモリ22gには、スクリーン12上の投影画像Gに対するレーザポインタ18による指示光の変調パターンが、前記投影状態撮影画像メモリ22bに撮影されながら更新記憶される投影画像データ内でのレーザ光の入射パターンを検出することで解析され、この指示光変調パターンに対応したコマンドコード(プレゼン画像の頁送り/頁戻しコマンドなど)が記憶される。
ポインタ強調用合成画像メモリ11hには、前記プロジェクタ13によってスクリーン12に投影しているプレゼンテーション画像(22a)にあって、レーザポインタ18による指示位置Pの周辺小領域の画像輝度を画像合成により下げることで当該レーザポインタ18による指示位置Pを強調して表示させるためのマスク画像データM(図10参照)が記憶される。
次に、前記構成のプレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの動作について説明する。
このプレゼンテーションシステムでは、まず、プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15によって撮影されてモニタ部16にてモニタ表示されるプレゼンテーション画像(撮影画像)Gに基づき、その投影範囲14の4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)を取得し、投影モニタ表示用の歪み補正パラメータを取得するための初期設定処理が行われる。
図5は、前記プレゼンテーション制御装置10による第1実施形態の初期設定処理を示すフローチャートである。
この初期設定処理は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)11によって初期のプレゼンテーション画像Gまたはそのテスト画像が出力されプロジェクタ13によってスクリーン12に投影表示された状態で実施される。
プレゼンテーション制御装置10において、初期設定処理が起動されると、カメラ部15によって撮影されているスクリーン12上の投影画像Gが取り込まれモニタ部16によってモニタ表示される(ステップA1)。
ここで、モニタ部16にてモニタ表示されている投影画像Gに対して、例えば図1で示したように、その投影範囲14の4角の点a,b,c,dについて、矢印j,kに示すように、タッチ操作によって指示すると、このモニタ表示上での投影範囲14の4点指示位置それぞれの座標がタッチパネル19によって検出され、a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)としてメモリ部22内の投影範囲指示位置メモリ22cに記憶される(ステップA2)。
すると、モニタ部16に撮影表示された投影画像Gが台形状の画像として表示されるなどの撮影歪みが生じている場合に、前記投影範囲指示位置メモリ22cに記憶された投影範囲14に対応する4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に基づき計算された画像歪み量に応じて、投影モニタ表示用の歪み補正パラメータが算出され、投影モニタ表示補正パラメータメモリ22dへ記憶される(ステップA3)。
図6は、前記プレゼンテーション制御装置10によるプレゼンテーション制御処理を示すフローチャートである。
図7は、前記プレゼンテーション制御装置10によるプレゼンテーション制御処理に伴うポインタ指示位置検出処理を示すフローチャートである。
このプレゼンテーション制御処理が起動されると、パーソナルコンピュータ(PC)11から転送されてメモリ22内のプレゼンテーション画像メモリ22aに書き込まれるプレゼンテーション画像データGがプロジェクタ13に出力され、光学画像に変換されてスクリーン12に対して投影されて表示される(ステップB1)。
図8は、前記プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影されて投影状態撮影画像メモリ22bに記憶されると共にモニタ部16に表示されるプレゼンテーション画像Gを示す図である。
このカメラ部15により撮影されてモニタ表示されているプレゼンテーション画像Gにおける投影範囲14の4角の座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)は、前記初期設定処理でのステップA2における同モニタ表示画面上でのユーザ指示操作に伴い検出されて投影範囲指示位置メモリ22cに記憶されている。
前記ステップB1におけるプレゼンテーション画像Gのプロジェクタ13による投影表示処理の後、図7におけるポインタ指示位置検出処理(ステップBS)に移行されると、当該スクリーン12に投影表示されているプレゼンテーション画像Gがカメラ部15により撮影されて投影状態撮影画像メモリ22bに記憶され、モニタ部15においてモニタ表示される(ステップS1)。
すると、前記カメラ部15により撮影されてモニタ表示されているプレゼンテーション画像Gについて、当該カメラ部15の設置位置や画角設定に応じてモニタ画像が台形状に表示されるなどの歪みが生じている場合には、前記初期設定処理に伴い予め計算されて投影モニタ表示補正パラメータメモリ22dに記憶されている投影モニタ表示用の歪み補正パラメータが読み出され、モニタ中の撮影画像歪みが補正されて投影モニタ表示補正画像メモリ22に記憶されると共にモニタ部16に表示される(ステップS2)。
これにより、モニタ部16によってモニタ表示されるスクリーン12上の投影画像(プレゼンテーション画像G)は、カメラ部15の設置位置や画角設定に関わらず歪み無くモニタ表示される。
一方、カメラ部15により撮影されて投影状態撮影画像メモリ22bに記憶されている投影画像について、投影範囲指示位置メモリ22cに記憶されている投影範囲14を定める4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に従い、当該投影範囲14内の画像データの各画素データの中から、所定の閾値を超える画素データを有する画素位置が検索され(ステップS3)、この検索された画素位置の前記4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)により定められた投影範囲14内でのXY座標値が、レーザポインタ18による指示位置P(X,Y)として計算され、ポインタ検出座標値メモリ22fに記憶される(ステップS4)。
これにより、カメラ部15による撮影範囲17とスクリーン12上に投影されているプレゼンテーション画像Gの投影範囲14を合わせなくても、ユーザ指定に応じた4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)により定められる投影範囲14内でのレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)を、正確に検出することができる。
こうして、スクリーン12に対するプレゼンテーション画像Gの投影範囲14内でのレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)が検出されると、この指示位置座標Pの画素データの変化に従いレーザポインタ18によるレーザ光の変調パターンが検出される(ステップS5)。
図9は、前記プレゼンテーション制御装置10でのプレゼンテーション制御処理に伴いカメラ撮影したスクリーン12上の投影画像から検出可能なレーザポインタ18によるレーザ光の各変調パターンに対応したコマンドの内容を示す図である。
すなわち、前記ステップS3,S4により検出された撮影投影画像範囲(14)内でのレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)に対応したところの画素データの“1”“0”変化に従いそのレーザ光の変調パターンが検出され(ステップS5)、予め記憶された図9に示すような各コマンド毎の変調パターンとの比較一致の有無により、レーザポインタ18によるプレゼンテーション制御へのコマンドの有無およびその内容が判断される(ステップS6)。
ここで、前記スクリーン12上の投影画像(14)に対するレーザポインタ18による指示操作に伴い、ページ送りコマンドやページ戻しコマンドがあったと判断された場合には、このページ制御コマンドはパーソナルコンピュータ(PC)11へ送信され、現在投影表示中のプレゼンテーション画像のページ送り制御やページ戻し制御が行われる(ステップS6→S7)。
これにより、プロジェクタ13によってスクリーン12に投影しているプレゼンテーション画像G(22a)に対するレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)を容易に検出できるだけでなく、当該レーザポインタ18が出力するレーザ光の変調パターンに従った制御コマンドも検出することができ、プレゼンテーション画像G(22a)のページ送り制御やページ戻し制御などを当該画像Gの出力元であるパーソナルコンピュータ(PC)11へ指令して容易に行わせることができる。
なお、前記レーザポインタ18によるレーザ光の変調パターンを検出することによるコマンド判断処理において、当該レーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)がプレゼンテーション画像Gの投影範囲14(あるいは撮影範囲17)から外れてしまったときには、その時点で当該レーザ光の変調パターン検出によるコマンド判断処理はリセットされる。
一方、前記スクリーン12上の投影画像(14)に対するレーザポインタ18による指示操作に伴い、コマンド無しと判断された場合には、当該レーザポインタ18による撮影投影画像範囲(14)内での指示位置座標P(X,Y)に対応させてその指示位置座標Pの点が強調して見えるようにするための画像(ポインタ強調用合成画像22h)が合成される(ステップS8)。
図10は、前記プレゼンテーション制御装置10でのプレゼンテーション画像(投影画像22a)に対するレーザポインタ指示位置Pに対応させたポインタ強調用合成画像(22h)の合成処理状態を示す図である。
すなわち、ポインタ強調用合成画像(22h)は、プレゼンテーション画像(22a)の一定小領域の画像輝度を一定割合で下げるためのマスク画像データMであり、図10(B)に示すように、現在プロジェクタ13によって投影表示中であるプレゼンテーション画像(22a)に対して、図10(A)に示すように前記検出されたレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)に対応させて、図10(C)に示すようなマスク画像データMを、図10(D)に示すように合成した合成画像22ahとし、図10(E)に示すようにプロジェクタ13へ出力してスクリーン12上へ投影することで、画像投影範囲14内でのレーザポインタ18による指示位置座標Pの点が強調されて見えるようになる。
したがって、前記構成のプレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムによれば、パーソナルコンピュータ(PC)11から転送されてくるプレゼンテーション画像Gを記憶すると共にプロジェクタ13に出力してスクリーン12へ投影させた状態で、スクリーン12上の投影画像(14)をカメラ部15により撮影してタッチパネル19を有するモニタ部16にてモニタ表示させると共に、このモニタ表示されたプレゼンテーション画像Gの投影範囲14の4角[a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)]をユーザによりタッチ指定させることで当該画像投影範囲14に対応する座標領域を取得する。そして、前記プレゼンテーション画像Gの投影状態撮影画像(22b)における前記4点座標[a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)]から定められた投影範囲14内の各画素データについて、所定の閾値を超える輝度の画素データのある位置をレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)として検出し、プレゼンテーション画像G上でのポインタ指示位置Pを明確にして当該ポインタ指示位置Pの強調表示処理などを適切に行うようにしたので、カメラ部15による撮影範囲17をプロジェクタ13により投影したプレゼンテーション画像Gの投影範囲14にシビアに合わせる必要なく、投影画像上でのレーザポインタ18による指示動作を正しく解析することが可能になる。
また、前記スクリーン12に投影しているプレゼンテーション画像G(22a)に対するレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)を容易に検出できるだけでなく、当該レーザポインタ18が出力するレーザ光の変調パターンに従った制御コマンドも検出でき、プレゼンテーション画像G(22a)のページ送り制御やページ戻し制御などを当該画像Gの出力元であるパーソナルコンピュータ(PC)11へ指令して容易に行わせることができる。
なお、前記第1実施形態のプレゼンテーション制御装置では、カメラ部15により撮影してモニタ部16にてモニタ表示される、スクリーン12上の投影画像(G)からその投影範囲14に対応する座標領域を取得するのに、モニタ表示されている撮影画像上の前記投影画像(G)の投影範囲14をユーザにより指示操作することで、当該モニタ画面上に設けたタッチパネル19からの検出信号に基づき投影範囲14に対応する座標情報を取得する構成としたが、次の第2実施形態で説明するように、プレゼンテーション画像Gと同じ画像サイズを有し全領域黒色とした初期設定専用の画像14Gをプロジェクタ13によってスクリーン12上に投影するのと共に、この投影状態をカメラ部15により撮影してモニタ表示した画像データから、その白黒画像のエッジ検出処理によって黒画像14Gに対応する範囲の座標を投影範囲14の座標情報として取得する構成としてもよい。
(第2実施形態)
図11は、前記プレゼンテーション制御装置10による第2実施形態の初期設定処理を示すフローチャートである。
図12は、前記プレゼンテーション制御装置10の第2実施形態の初期設定処理に伴いスクリーン12上に投影した専用画像14Gをカメラ部15で撮影した投影状態撮影画像を示す図である。
すなわち、この第2実施形態の初期設定処理では、パーソナルコンピュータ(PC)11から転送されるプレゼンテーション画像Gをプロジェクタ13によってスクリーン12へ投影する以前に、まず、当該プレゼンテーション画像Gと同じ画像サイズを有し全領域黒色とした初期設定専用の画像14Gをスクリーン12に投影して表示させる(ステップ21)。
そして、スクリーン12上に投影した初期設定専用の黒色画像14Gの投影状態を、カメラ部15によって撮影して取り込み、モニタ部16によってモニタ表示させる(ステップA22)。
ここで、例えば図12に示すように、モニタ部16にてモニタ表示されている前記黒色画像14Gを投影した状態での撮影画像(撮像範囲17)において、白色の画素領域(撮像範囲17)内での黒色の画素領域(投影範囲14)のエッジ検出処理を行い、このエッジ検出処理された黒色画像14Gに対応する投影範囲14の4角の座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)が取得され、メモリ部22内の投影範囲指示位置メモリ22cに記憶される(ステップA23)。
すると、前記第1実施形態と同様に、モニタ部16に撮影表示された黒色投影画像14Gが台形状の画像として表示されるなどの撮影歪みが生じている場合に、前記投影範囲指示位置メモリ22cに記憶された投影範囲14に対応する4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に基づき計算された画像歪み量に応じて、投影モニタ表示用の歪み補正パラメータが算出され、投影モニタ表示補正パラメータメモリ22dへ記憶される(ステップA24)。
したがって、前記プレゼンテーション制御装置10による第2実施形態の初期設定処理によれば、カメラ部15により撮影されてモニタ部15にモニタ表示されるスクリーン12上のプレゼンテーション画像Gの投影範囲14をユーザにより指示操作する作業なしに、当該プレゼンテーション画像Gと同じ画像サイズを有し全領域黒色とした初期設定専用の画像14Gをスクリーン12に投影表示させ、これをカメラ部15により撮影して取り込むだけで、その画像投影範囲14の座標情報を容易に得ることができるようになる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10 …プレゼンテーション制御装置
11 …パーソナルコンピュータ(PC)
12 …スクリーン
13 …プロジェクタ
14 …投影範囲
14G…初期設定専用の黒色画像
15 …カメラ部
16 …モニタ部
17 …撮像(撮影)範囲
18 …レーザポインタ
19 …タッチパネル
20 …ユーザI/F部
21 …メインコントローラ(CPU)
22 …メモリ部
22a…プレゼンテーション画像メモリ
22b…投影状態撮影画像メモリ
22c…投影範囲指示位置メモリ
22d…投影モニタ表示補正パラメータメモリ
22e…投影モニタ表示補正画像メモリ
22f…ポインタ検出座標メモリ
22g…解析コマンドメモリ
22h…ポインタ強調用合成画像メモリ
23 …PC I/F部
24 …プロジェクタI/F部
25 …メディアI/F部
P …レーザポインタ指示位置
M …マスク画像データ

Claims (6)

  1. プロジェクタによって投影される画像と該投影画像上のレーザポインタによる光点とを撮影するカメラを有し、このカメラによる撮影画像に基づいて前記レーザポインタの光点の動作を解析し、前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データを制御するプレゼンテーション制御装置であって、
    前記カメラによる撮影画像を表示する表示部と、
    この表示部の表示画面上に設けられ、当該表示画面上での指示位置に対応した座標を検出するタッチパネルと、
    前記表示部の表示画面上でのユーザ指示操作に応じて前記タッチパネルにより検出される前記撮影画像に含まれる投影画像の範囲に対応した位置の座標情報を取得する投影範囲位置取得手段と、
    この投影範囲位置取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲の位置の座標情報に基づき、当該投影範囲内での画像上の前記レーザポインタによる光点の座標を取得するポインタ指示座標取得手段と、
    を備えたことを特徴とするプレゼンテーション制御装置。
  2. プロジェクタによって投影される画像と該投影画像上のレーザポインタによる光点とを撮影するカメラを有し、このカメラによる撮影画像に基づいて前記レーザポインタの光点の動作を解析し、前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データを制御するプレゼンテーション制御装置であって、
    特定の色の画像データをプロジェクタに出力して投影させる特定画像投影制御手段と、
    この特定画像投影制御手段により特定の色の画像データがプロジェクタによって投影されている状態で、前記カメラによる撮影画像内の背景画像に対する前記特定の色の画像のエッジを検出し当該撮影画像に含まれる投影画像の範囲に対応した位置の座標情報を取得する投影範囲位置取得手段と、
    この投影範囲位置取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲の位置の座標情報に基づき、当該投影範囲内での画像上の前記レーザポインタによる光点の座標を取得するポインタ指示座標取得手段と、
    を備えたことを特徴とするプレゼンテーション制御装置。
  3. 前記ポインタ指示座標取得手段は、
    前記投影範囲位置取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲の位置の座標情報に基づいた当該投影範囲内の画像の各画素データから閾値以上の輝度のある画素データを検出し、この検出された画素の位置の座標を前記レーザポインタによる光点の座標として取得する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置。
  4. 前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データに対し、前記ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応させて、当該レーザポインタによる光点を強調するための処理を施すポインタ強調表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のプレゼンテーション制御装置。
  5. 前記ポインタ強調表示制御手段は、前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データに対し、前記ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応させて、当該レーザポインタによる光点を強調するための画像を合成する画像合成手段を有することを特徴とする請求項4に記載のプレゼンテーション制御装置。
  6. 前記ポインタ指示座標取得手段により取得されたプロジェクタ投影範囲でのレーザポインタによる光点の座標に対応するところの前記撮影画像の画素の変調パターンを検出して制御コマンドを判断するコマンド判断手段と、
    このコマンド判断手段により判断された制御コマンドに応じて前記プロジェクタに出力して投影すべき画像データを制御する投影画像制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のプレゼンテーション制御装置。
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