JP4661499B2 - プレゼンテーション制御装置およびプレゼンテーションシステム - Google Patents

プレゼンテーション制御装置およびプレゼンテーションシステム Download PDF

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Description

本発明は、例えばプロジェクタによる投影画像を用いて行うプレゼンテーションを支援するためのプレゼンテーション制御装置およびプレゼンテーションシステムに関する。
パーソナルコンピュータで作成した資料画像を用いてプレゼンテーションを行う際は、当該パーソナルコンピュータにて作成・記録したプレゼンテーションの画像データ(プレゼン画像)をプロジェクタによって光学画像に変換しスクリーン上に投影している。
そして、このようなプレゼンテーションを実際に行う場合、例えば可視光レーザを用いたレーザポインタを使用してプレゼン画像を投影しているスクリーン上の任意の位置を指し示しながらプレゼンテーションを行うことが一般的になっている。
一方で、プレゼン画像のページ送りや拡大表示などを行う際は、プレゼン画像出力元のパーソナルコンピュータ側でのキー操作やマウス操作が必要になる。
そこで従来、プロジェクタに内蔵させてスクリーン上の投影画像を撮影するカメラをプレゼン画像出力元のパーソナルコンピュータに接続し、当該パーソナルコンピュータでの撮影画像の解析によりレーザポインタの指示位置を検出し、このポインタ位置に応じてプレゼン画像を加工して出力する第1の装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、レーザポインタによるレーザ光で指定されているスクリーン上の投影画像をカメラで撮影し、このカメラで撮影した投影画像上のレーザポインタの移動状態を検出して、マウス動作データとしてプレゼン画像出力元のパーソナルコンピュータへ送信する第2の装置も考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、プロジェクタに内蔵したカメラによってスクリーン上の投影画像を撮影し、プレゼン画像のページ送りやページ戻しなどのコマンドをパソコンに送信する第3の装置も考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平07−129322号公報 特開平10−091344号公報 特開平10−326151号公報
従来のプレゼンテーションを支援する第1の装置や第3の装置では、スクリーン上の投影画像を撮影するカメラがプロジェクタと一体化されているため、既存のプロジェクタをそのまま活用することができない問題があり、また第2の装置では、プロジェクタとは別体に設けられるため既存のプロジェクタをそのまま活用することができるものの、プレゼンテーションを行う別々の発表者のパーソナルコンピュータと接続をし直す度に、スクリーン上のレーザポインタを正しく解析するための初期設定をし直さなければならない問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、各個人がパーソナルコンピュータを持ち寄ってプレゼンテーションを行う場合でも、既存のプロジェクタ及び光学式ポインタをそのまま利用して容易にプレゼンテーションを行うことが可能になるプレゼンテーション制御装置およびプレゼンテーションシステムを提供することを目的とする。
請求項1に記載のプレゼンテーション制御装置は、パーソナルコンピュータから出力される画像をプロジェクタによって投影するプレゼンテーションシステムで当該パーソナルコンピュータに接続されるプレゼンテーション制御装置であって、前記プロジェクタによって投影された投影画面を撮影する撮影手段と、接続されたパーソナルコンピュータを制御するためのPC用制御プログラムを記憶するPC制御プログラム記憶手段と、前記パーソナルコンピュータの接続に伴い前記PC制御プログラム記憶手段により記憶されたPC用制御プログラムを当該パーソナルコンピュータへ転送して起動させるプログラム転送起動制御手段と、このプログラム転送起動制御手段によるPC用制御プログラムのパーソナルコンピュータへの転送起動に応答して当該パーソナルコンピュータから受信される前記投影画面の撮影画像に基づいた投影範囲の情報を記憶する投影範囲情報記憶手段とを備え、この投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報を基準にして前記撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像から得られるポインタを検出することを特徴としている。
請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置は、前記請求項1に記載のプレゼンテーション制御装置において、前記PC用制御プログラムは、接続されたパーソナルコンピュータを、前記プレゼンテーション制御装置の投影範囲情報記憶手段により投影範囲の情報が記憶されてない場合に、前記撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像を取り込み表示部に表示させる撮影画像表示制御手段、この撮影画像表示制御手段により表示部に表示された撮影画像に基づきユーザ操作に応じて指示された投影範囲の情報をプレゼンテーション制御装置へ送信して記憶させる投影範囲情報送信記憶制御手段、プレゼンテーション制御装置の投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報を基準にして前記撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像から得られるポインタを検出するポインタ検出手段、このポインタ検出手段により検出されたポインタの情報に応じて前記プロジェクタへ出力する画像を制御する出力画像制御手段として機能させることを特徴としている。
請求項3に記載のプレゼンテーション制御装置は、前記請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置において、前記ポインタ検出手段は、前記投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報に基づいた投影画像の投影範囲内でのポインタの位置を検出する位置検出手段と、前記投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報に基づいた投影画像の投影範囲内でのポインタの動作に応じたコマンドを解析するコマンド解析手段とを有することを特徴としている。
本発明の請求項1に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、プロジェクタに画像を出力するパーソナルコンピュータが接続されると、PC制御プログラム記憶手段により記憶されたPC用制御プログラムが当該パーソナルコンピュータへ転送されて起動される。すると、このPC用制御プログラムのパーソナルコンピュータへの転送起動に応答して撮影手段によるプロジェクタ投影画面の撮影画像に基づいた投影範囲の情報が当該パーソナルコンピュータから受信記憶され、この記憶された投影範囲の情報を基準にして前記プロジェクタ投影画面の撮影画像から得られるポインタが検出されるので、例えば1台目のパーソナルコンピュータの接続に伴いプロジェクタ投影画面の撮影画像に基づいた投影範囲の情報が記憶されれば、2台目以降のパーソナルコンピュータを接続した際には、既に記憶されたプロジェクタ投影画面の投影範囲の情報を基準にしてレーザポインタなどによるポインタを検出できるようになる。
本発明の請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、前記請求項1に記載のプレゼンテーション制御装置において、接続されたパーソナルコンピュータに対してPC用制御プログラムが転送起動されると、プレゼンテーション制御装置の投影範囲情報記憶手段により投影範囲の情報が記憶されてない場合に、撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像が取り込まれて表示部に表示され、この表示された撮影画像に基づきユーザ操作に応じて指示された投影範囲の情報がプレゼンテーション制御装置へ送信されて記憶される。すると、プレゼンテーション制御装置の投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報を基準にして、撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像から得られるポインタが検出され、この検出されたポインタの情報に応じてプロジェクタへ出力する画像が制御されるので、プレゼンテーションを行う各個人毎に別々のパーソナルコンピュータを接続しても、2台目以降のパーソナルコンピュータを接続した際には、プレゼンテーション制御装置にて既に記憶されたプロジェクタ投影画面の投影範囲の情報を基準にしてレーザポインタなどによるポインタを検出でき、このポインタの検出状態に応じてプレゼンテーションの画像を制御できるようになる。
本発明の請求項3に記載のプレゼンテーション制御装置によれば、前記請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置において、ポインタ検出手段では、投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報に基づいて、投影画像の投影範囲内でのポインタの位置が検出されると共に、同投影画像の投影範囲内でのポインタの動作に応じたコマンドが解析されるので、現在出力中のプレゼンテーション画像上でのポインタ強調画像の合成制御や当該プレゼンテーション画像の切り替え制御などを実行できるようになる。
よって、本発明によれば、各個人がパーソナルコンピュータを持ち寄ってプレゼンテーションを行う場合でも、既存のプロジェクタ及び光学式ポインタをそのまま利用して容易にプレゼンテーションを行うことが可能になるプレゼンテーション制御装置およびプレゼンテーションシステムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るプレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの外観構成を示す図である。
図2は、前記プレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの接続構成を示す図である。
プレゼンテーション制御装置10は、プレゼンテーション用画像データの出力元になるノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)11に接続される。ノートPC11から出力されたプレゼンテーション用画像データはプロジェクタ13によって光学画像Gに変換されスクリーン12上に投影される。
プレゼンテーション制御装置10は、前記スクリーン12上にその投影範囲14として投影された画像(G)を撮影するためのCCDカメラ部15を備え、また、1台目のノートPC11を接続した際の初期設定処理及びその後の各ノートPC11…と接続した際のレーザポインタ18による指定位置Pやポインタ変調状態の解析処理などを該ノートPC11の側で実行させるためのノートPC用ポインタ制御プログラム(PCP)24を記憶している。
プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影された前記スクリーン12上の投影画像(G)はノートPC11へ送信され、例えば1台目のノートPC11を接続した初期設定処理の際には、当該ノートPC11へ転送したノートPC用ポインタ制御プログラム(PCP)24に従って該ノートPC11の表示部16にその撮影画像がモニタ表示される。
ここで、カメラ部15によるスクリーン13上での投影画像Gの撮像範囲17は、当該投影画像Gの投影範囲14が十分収まる範囲とすればよく、撮像範囲17を投影範囲14に必ずしも合わせる必要はないので、カメラ部15による撮影方向の設定作業は簡単に行うことができる。
プレゼンテーション用画像Gの投影表示されたスクリーン12上は、そのプレゼンテーションに伴い任意の位置がレーザポインタ18により指示され、このレーザポインタ18の可視光レーザによる画像G上での指定位置Pは、カメラ部15による投影画像Gの撮像に伴い撮影され、撮像範囲17に相当する撮影画像に含まれて接続中のノートPC11へ転送される。
また、プレゼンテーション制御装置10を接続するノートPC11の表示部16における表示画面上には、例えば透明のタッチパネル部19が重ねて設けられ、当該表示画面上でのユーザによるタッチ操作に応じた指示位置が座標位置として検出される。なお、ノートPC11の表示部16にタッチパネル部19が設けられていない場合であっても、当該表示部16における表示画面上でのマウスカーソルによるクリック操作に応じてその指示位置座標は検出される。
また、プレゼンテーション制御装置10は、電源のON/OFF設定やカメラ部15による撮影機能の切り換えなどを行うためのキー・ボタンなどによるユーザI/F部20を備え、さらに、1台目のノートPC11を接続した際に当該ノートPC11へ転送されるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に従った初期設定処理に応じて取得されるプロジェクタ13によるプレゼン画像Gの投影範囲14を規定するためのパラメータ(投影範囲指示位置22a)や撮影画像の補正パラメータ(投影モニタ表示補正パラメータ22b)を記憶保持するためのメモリ部22を備えている。
すなわち、このようなプレゼンテーション制御装置10において、1台目のノートPC11が接続され当該ノートPC11へノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24が転送されて実行される初期設定処理の状態では、カメラ部15により撮影されたスクリーン12上の投影画像GがノートPC11の表示部16にモニタ表示される。そして、この表示部16にモニタ表示された投影画像Gの表示画面にあって、例えば図1に示すように、カメラ部15による撮像範囲17の中に収まっている投影画像Gの四隅、つまり投影範囲14の4つの角の点a,b,c,dをユーザによって指示操作すると、当該投影範囲(画像G)14上の4角の座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)がそれぞれタッチパネル部19により検出され、これに基づき投影範囲(画像G)14上での全領域でのXY方向の座標値、つまりはノートPC11から出力されてプロジェクタ13によってスクリーン12上に投影されているプレゼンテーション用の画像領域に関する座標値(X,Y)が管理される。
図3は、前記プレゼンテーション制御装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
プレゼンテーション制御装置10の電子回路は、メインコントローラ(CPU)21によって回路各部の動作が制御されるもので、その制御プログラムはメモリ部22内のROMに予め記憶される。メモリ部22内のROMに予め記憶される制御プログラムとしては、このプレゼンテーション制御装置10の全体の動作を司るメイン処理プログラムを主体として、ノートPC11が接続された際にノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24を当該接続先のPC11へ送り込むためのPC接続設定処理プログラムなどが記憶される。なお、メモリ部22には、前述した通り1台目ノートPC11の接続に伴う初期設定処理に際して取得される、スクリーン12上のポインタ指示位置Pを正しく解析するための2種類のパラメータ22a,22bを記憶保持するRAMも備えている。
メインコントローラ(CPU)21には、前記メモリ部22をはじめ、カメラ部15、ユーザI/F部20、ノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24のメモリ24Mが接続される他に、ノートPC11との間での入出力制御を行うためのPC−I/F部23が接続される。
図4は、前記プレゼンテーション制御装置10と1台目のノートPC11を接続した際のノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に従った初期設定処理に伴い当該ノートPC内メモリ25に確保されている各種データメモリの構成を示す図である。
ノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に従った初期設定処理に伴いノートPC11内のメモリ部25には、当該ノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24を格納するPCPメモリ25Pをはじめ、プレゼンテーション画像メモリ25a、投影状態撮影画像メモリ25b、投影範囲指示位置メモリ25c、投影モニタ表示補正パラメータメモリ25d、投影モニタ表示補正画像メモリ25e、ポインタ検出座標メモリ25f、解析コマンドメモリ25g、ポインタ強調用合成画像メモリ25hなど、各種のデータが一時記憶される作業用メモリが備えられる。
プレゼンテーション画像メモリ25aには、ノートPC11から転送されてプロジェクタ13へ出力すべきプレゼンテーション用の画像データ(G)が記憶される。
投影状態撮影画像メモリ25bには、プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影され転送されたスクリーン12上の投影画像データが記憶される。
投影範囲指示位置メモリ25cには、初期設定モードにおける表示部16での投影画像Gのモニタ表示状態にあってその投影範囲14に対応する4角の点a,b,c,dのユーザ指示操作に伴いタッチパネル19(あるいはマウスカーソルのクリック操作)により検出された各座標データa(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)が記憶される。
投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dには、スクリーン12に対するプレゼンテーション制御装置10のカメラ部15の設置位置,撮影画角などに応じて、表示部16にモニタ表示された投影画像Gが台形状の画像として表示されるなどの撮影歪みが生じた場合に、前記投影範囲指示位置メモリ25cに記憶された投影範囲14に対応する4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に基づき計算された画像歪み量に応じて、投影モニタ表示用の歪み補正パラメータが算出されて記憶される。なお、この投影モニタ表示用の補正パラメータとしては、カメラ部15のレンズ性能などに応じた被写体の歪みを補正するキャリブレーション補正のパラメータや明るさの歪みを補正するガンマ補正のパラメータなども含まれ、これらの補正パラメータはノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に共に予め記述されたテーブルデータに基づき設定される。
投影モニタ表示補正画像メモリ25eには、前記投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dに記憶された投影モニタ表示用の歪み補正パラメータに応じて歪み補正された後の投影画像Gが記憶される。
ポインタ検出座標メモリ25fには、前記投影範囲指示位置メモリ25cに記憶された投影範囲14に対応する4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に囲まれる領域のXY座標に基づき検出計算されたレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)が記憶される。
解析コマンドメモリ25gには、スクリーン12上の投影画像Gに対するレーザポインタ18による指示光の変調パターンが、前記投影状態撮影画像メモリ25bに撮影されながら更新記憶される投影画像データ内でのレーザ光の入射パターンを検出することで解析され、この指示光変調パターンに対応したコマンドコード(プレゼン画像の頁送り/頁戻しコマンドなど)が記憶される。
ポインタ強調用合成画像メモリ25hには、前記プロジェクタ13によってスクリーン12に投影しているプレゼンテーション画像(25a)にあって、レーザポインタ18による指示位置Pの周辺小領域の画像輝度を画像合成により下げることで当該レーザポインタ18による指示位置Pを強調して表示させるためのマスク画像データM(図10参照)が記憶される。
なお、前記投影範囲指示位置メモリ25cに記憶された投影範囲14の指示位置データa(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)、および前記投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dに記憶された投影モニタ表示用の歪み補正パラメータは、プレゼンテーション制御装置10へ送信されメモリ22内の各対応するメモリ領域22a,22bに記憶保持される。
次に、前記構成のプレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの動作について説明する。
図5は、前記プレゼンテーション制御装置10とノートPC11との接続に伴うノートPC接続処理を示すフローチャートである。
プレゼンテーション制御装置10に対してノートPC11が接続されたと判断されると(ステップA1)、メモリ24Mに予め記憶されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24がノートPC11へ転送されPCPメモリ25Pに書き込まれると共に(ステップA2)、そのノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24が起動される(ステップA3)。
図6は、前記プレゼンテーション制御装置10からノートPC11へ転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく起動時処理を示すフローチャートである。
接続先のノートPC11に転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24が起動されると、まずプレゼンテーション制御装置10側のメモリ22においてポインタ指示位置Pを正しく解析するための2種類の有効なパラメータ(投影範囲指示位置22a,投影モニタ表示補正パラメータ22b)が既に記憶保存されているか否か判断される(ステップB1)。
ここで、プレゼンテーション制御装置10側のメモリ22において有効なパラメータが保存されてないと判断された場合には(ステップB1(NO))、初期設定処理に移行され、プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15によって撮影されたプレゼンテーション画像(撮影画像)GがノートPC11に受信され(ステップB2)、その表示部16にてモニタ表示される(ステップB3)。
そして、表示部16にてモニタ表示されている投影画像Gに対して、例えば図1で示したように、その投影範囲14の4角の点a,b,c,dについて、矢印j,kに示すように、タッチ操作あるいはマウスカーソルのクリック操作によって指示すると、このモニタ表示上での投影範囲14の4点指示位置それぞれの座標が検出され、a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)として投影範囲指示位置メモリ25cに記憶される(ステップB4)。
すると、表示部16にモニタ表示された投影画像Gが台形状の画像として表示されるなどの撮影歪みが生じている場合に、前記投影範囲指示位置メモリ25cに記憶された投影範囲14に対応する4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に基づき計算された画像歪み量に応じて、投影モニタ表示用の歪み補正パラメータが算出され、投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dへ記憶される(ステップB5)。
この際、ノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に予め記述されたテーブルデータに基づきキャリブレーション補正パラメータやガンマ補正パラメータも取得されて記憶される。
すると、前記投影範囲指示位置メモリ25cに記憶された投影範囲の指示位置データである4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)、および投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dに記憶された各種の歪み補正パラメータは、それぞれプレゼンテーション制御装置10へ転送され各対応するメモリ22a,22bに記憶保存される(ステップB6)。
こうして1台目のノートPC11が接続された際の初期設定処理がすると、図7におけるプレゼンテーションに伴うポインタ指示位置の検出処理に移行される(ステップBS)。
図7は、前記プレゼンテーション制御装置10からノートPC11へ転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づくポインタ指示位置検出処理を示すフローチャートである。
図8は、前記プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影されてノートPC11の投影状態撮影画像メモリ25bに記憶されると共に表示部16に表示されるプレゼンテーション画像Gを示す図である。
このプレゼンテーションに伴うポインタ指示位置検出処理が起動されると、ノートPC11のプレゼンテーション画像メモリ25aに記憶されているプレゼンテーション画像データGがプロジェクタ13に出力され、光学画像に変換されてスクリーン12に対して投影表示された状態において、プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影されたスクリーン12上の撮影画像が取り込まれる(ステップS1)。
すると、前記プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影されて取り込まれたプレゼンテーション画像Gについて、前記初期設定処理に伴い予め計算されて投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dに記憶されている投影モニタ表示用の歪み補正パラメータが読み出され、取り込み中の撮影画像歪みが補正されて投影モニタ表示補正画像メモリ25eに記憶される(ステップS2)。
これにより、プレゼンテーション制御装置10により撮影されてこのノートPC11に取り込まれるスクリーン12上の投影画像(プレゼンテーション画像G)は、カメラ部15の設置位置や画角設定そしてレンズ特性に関わらず歪み無く補正される。
一方、カメラ部15により撮影されて取り込まれ投影状態撮影画像メモリ25bに記憶されている投影画像について、投影範囲指示位置メモリ25cに記憶されている投影範囲14を定める4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に従い、当該投影範囲14内の画像データの各画素データの中から、所定の閾値を超える画素データを有する画素位置が検索され(ステップS3)、この検索された画素位置の前記4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)により定められた投影範囲14内でのXY座標値が、レーザポインタ18による指示位置P(X,Y)として計算され、ポインタ検出座標値メモリ25fに記憶される(ステップS4)。
これにより、カメラ部15による撮影範囲17とスクリーン12上に投影されているプレゼンテーション画像Gの投影範囲14を合わせなくても、ユーザ指定に応じた4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)により定められる投影範囲14内でのレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)を、正確に検出することができる。
こうして、スクリーン12に対するプレゼンテーション画像Gの投影範囲14内でのレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)が検出されると、この指示位置座標Pの画素データの変化に従いレーザポインタ18によるレーザ光の変調パターンが検出される(ステップS5)。
図9は、前記プレゼンテーション制御装置10でカメラ撮影したスクリーン12上の投影画像から検出可能なレーザポインタ18によるレーザ光の各変調パターンに対応したコマンドの内容を示す図である。
すなわち、前記ステップS3,S4により検出された撮影投影画像範囲(14)内でのレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)に対応したところの画素データの“1”“0”変化に従いそのレーザ光の変調パターンが検出され(ステップS5)、予め記憶された図9に示すような各コマンド毎の変調パターンとの比較一致の有無により、レーザポインタ18によるプレゼンテーション制御へのコマンドの有無およびその内容が判断される(ステップS6)。
ここで、前記スクリーン12上の投影画像(14)に対するレーザポインタ18による指示操作に伴い、ページ送りコマンドやページ戻しコマンドがあったと判断された場合には、このページ制御コマンドに従って現在投影表示中のプレゼンテーション画像のページ送り制御やページ戻し制御が行われる(ステップS6→S7)。
これにより、プロジェクタ13によってスクリーン12に投影しているプレゼンテーション画像G(25a)に対するレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)を容易に検出できるだけでなく、当該レーザポインタ18が出力するレーザ光の変調パターンに従った制御コマンドも検出することができ、プレゼンテーション画像G(25a)のページ送り制御やページ戻し制御などを当該画像Gの出力元であるノートPC11にて容易に実行させることができる。
なお、前記レーザポインタ18によるレーザ光の変調パターンを検出することによるコマンド判断処理において、当該レーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)がプレゼンテーション画像Gの投影範囲14(あるいは撮影範囲17)から外れてしまったときには、その時点で当該レーザ光の変調パターン検出によるコマンド判断処理はリセットされる。
一方、前記スクリーン12上の投影画像(14)に対するレーザポインタ18による指示操作に伴い、コマンド無しと判断された場合には、当該レーザポインタ18による撮影投影画像範囲(14)内での指示位置座標P(X,Y)に対応させてその指示位置座標Pの点が強調して見えるようにするための画像(ポインタ強調用合成画像25h)が合成される(ステップS8)。
図10は、前記プレゼンテーション制御装置10からのノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に従ったノートPC11でのプレゼンテーション画像(投影画像25a)に対するレーザポインタ指示位置Pに対応させたポインタ強調用合成画像(25h)の合成処理状態を示す図である。
すなわち、ポインタ強調用合成画像(25h)は、プレゼンテーション画像(25a)の一定小領域の画像輝度を一定割合で下げるためのマスク画像データMであり、図10(B)に示すように、現在プロジェクタ13によって投影表示中であるプレゼンテーション画像(25a)に対して、図10(A)に示すように前記検出されたレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)に対応させて、図10(C)に示すようなマスク画像データMを、図10(D)に示すように合成した合成画像25ahとし、図10(E)に示すようにプロジェクタ13へ出力してスクリーン12上へ投影することで、画像投影範囲14内でのレーザポインタ18による指示位置座標Pの点が強調されて見えるようになる。
この後、前記プレゼンテーション制御装置10に接続した1台目のノートPC11による一人目のプレゼンテーションが終了しその接続を外すと共に、二人目のプレゼンテーションを行うために2台目のノートPC11をプレゼンテーション制御装置10に接続すると、前記図5におけるノートPC接続処理に従って、当該2台目のノートPC11に対しても同様にプレゼンテーション制御装置10からノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24が転送されて起動される(ステップA1〜A3)。
そして、前記図6におけるノートPC11側でのノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく起動時処理に従って、プレゼンテーション制御装置10側のメモリ22においてポインタ指示位置Pを正しく解析するための2種類の有効なパラメータ(投影範囲指示位置22a,投影モニタ表示補正パラメータ22b)が既に記憶保存されているか否か判断された際に(ステップB1)、前記1台目のノートPC11の接続に伴う初期設定処理により取得された有効なパラメータが保存記憶されていると判断された場合には(ステップB1(YES))、当該プレゼンテーション制御装置10のメモリ22内の投影モニタ表示補正パラメータメモリ22aに記憶保存された投影モニタ表示用の歪み補正パラメータ、および同メモリ22内の投影範囲指示位置メモリ22bに記憶保存された投影範囲14を定める4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)が読み出され、この2台目のノートPC11に取り込まれると共にその投影範囲指示位置メモリ25cおよび投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dに対して記憶される(ステップB1→B7)。
これにより、2台目以降のノートPC11…をプレゼンテーション制御装置10に接続して行うプレゼンテーションに際しての図7におけるポインタ指示位置検出処理(ステップBS)では、前記1台目のノートPC11との接続に伴い必要とした初期設定処理(ステップB2〜B6)を行うことなく、前記ステップB7にてプレゼンテーション制御装置10のメモリ22(22a,22b)から読み出した投影モニタ表示用の歪み補正パラメータおよび投影範囲の指示位置座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)からなる各パラメータ情報を使用して、投影画像の補正(ステップS2)およびポインタ指示位置P(X,Y)の検出(ステップS3〜S5)、そしてそのコマンド解析処理など(ステップS6〜S8)を容易に行うことができる。
したがって、前記構成のプレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムによれば、1台目のノートPC11から出力されたプレゼンテーション画像Gをプロジェクタ13によってスクリーン12へ投影させた状態で、スクリーン12上の投影画像(14)をカメラ部15により撮影してノートPC11の表示部16にてモニタ表示させると共に、このモニタ表示されたプレゼンテーション画像Gの投影範囲14の4角[a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)]をユーザにより指定させることで当該画像投影範囲14に対応する座標領域を取得し、プレゼンテーション制御装置10のメモリ22にも記憶保存させる。そして、1台目の接続ノートPC11は勿論、2台目以降の接続ノートPC11…に対しても、前記プレゼンテーション制御装置10のメモリ22に記憶保存されたプレゼンテーション画像Gの投影範囲座標[a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)]に基づき定められた投影範囲14内の各画素データについて、所定の閾値を超える輝度の画素データのある位置をレーザポインタ18による指示位置座標P(X,Y)として検出し、当該ポインタ(P)の変調パターンに応じたコマンド解析処理やポインタ指示位置Pの強調表示処理などを適切に行うようにしたので、別々のノートPC11…と接続し直してプレゼンテーションを行う場合でも、2台目以降はその初期設定処理を要することなく、同一のプロジェクタ13及び光学式ポインタ18をそのまま利用して容易にプレゼンテーションを行うことができる。
なお、前記第1実施形態のプレゼンテーション制御装置10では、カメラ部15により撮影して接続中のノートPC11にてモニタ表示される、スクリーン12上の投影画像(G)からその投影範囲14に対応する座標領域を取得するのに、モニタ表示されている撮影画像上の前記投影画像(G)の投影範囲14をユーザにより指示操作することで、当該表示画面上での指示位置検出信号に基づき投影範囲14に対応する座標情報を取得する構成としたが、次の第2実施形態で説明するように、プレゼンテーション画像Gと同じ画像サイズを有し全領域黒色とした初期設定専用の画像14Gをプロジェクタ13によってスクリーン12上に投影するのと共に、この投影状態をプレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影して取り込んだ撮影画像データから、その白黒画像のエッジ検出処理によって黒画像14Gに対応する範囲の座標を投影範囲14の座標情報として取得する構成としてもよい。
(第2実施形態)
図11は、前記プレゼンテーション制御装置10から接続中のノートPC11に転送されるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24による第2実施形態のプログラム起動時初期設定処理を示すフローチャートである。
図12は、前記プレゼンテーション制御装置10の第2実施形態のプログラム起動時初期設定処理に伴いスクリーン12上に投影した専用画像14Gをカメラ部15で撮影した投影状態撮影画像を示す図である。
すなわち、この図11における第2実施形態のプログラム起動時初期設定処理は、前記図6における第1実施形態のプログラム起動時初期設定処理でのステップB2〜B4に替えて実行されるもので、ノートPC11のプレゼンテーション画像Gをプロジェクタ13によってスクリーン12へ投影する以前に、まず、当該プレゼンテーション画像Gと同じ画像サイズを有し全領域黒色とした初期設定専用の画像14Gをプロジェクタ13によってスクリーン12に投影して表示させる(ステップB2a)。
そして、プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15によって撮影された前記スクリーン12上に投影した初期設定専用の黒色画像14Gの撮影画像を受信して取り込み、投影状態撮影画像メモリ25bに記憶させる(ステップB3a)。
ここで、例えば図12に示すように、前記黒色画像14Gを投影した状態での撮影画像(撮像範囲17)において、白色の画素領域(撮像範囲17)内での黒色の画素領域(投影範囲14)のエッジ検出処理を行い、このエッジ検出処理された黒色画像14Gに対応する投影範囲14の4角の座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)が取得され、投影範囲指示位置メモリ25cに記憶される(ステップB4a)。
すると、前記第1実施形態と同様に、前記撮影画像の歪み量に応じて補正パラメータが算出されて投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dへ記憶され(ステップB5)、前記投影範囲指示位置メモリ25cに記憶された投影範囲の指示位置データである4点座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)と共に当該投影モニタ表示補正パラメータメモリ25dに記憶された各種の歪み補正パラメータが読み出され、それぞれプレゼンテーション制御装置10へ転送されて各対応するメモリ22a,22bに記憶保存される(ステップB6)。
したがって、前記プレゼンテーション制御装置10から接続中のノートPC11に転送されるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24による第2実施形態のプログラム起動時初期設定処理によれば、プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影されてノートPC11の表示部15にてモニタ表示されるスクリーン12上のプレゼンテーション画像Gの投影範囲14をユーザにより指示操作する作業なしに、当該プレゼンテーション画像Gと同じ画像サイズを有し全領域黒色とした初期設定専用の画像14Gをスクリーン12に投影表示させ、これをカメラ部15により撮影して取り込むだけで、その画像投影範囲14の座標情報を容易に得ることができるようになる。
なお、前記第1実施形態のプレゼンテーション制御装置10では、ノートPC11との接続に伴いノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24を当該接続ノートPC11へ転送して起動させることで、前記図6及び図7を参照して説明したように、プログラム起動時処理(ステップB1〜B7)及びこれに伴うポインタ指示位置検出処理(ステップBS(S1〜S8))の全ての処理ステップを、接続中のノートPC11の側で実行する構成としたが、次の第3実施形態において説明するように、前記ポインタ指示位置検出処理(ステップBS(S1〜S8))の一部の処理ステップをプレゼンテーション制御装置10の側で実行する構成としてもよい。
(第3実施形態)
図13は、本発明の第3実施形態のプレゼンテーション制御装置10からノートPC11へ転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく起動時処理を示すフローチャートである。
図14は、本発明の第3実施形態のプレゼンテーション制御装置10によるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく接続ノートPC11側でのレーザポインタ処理を示すフローチャートである。
図15は、本発明の第3実施形態のプレゼンテーション制御装置10による当該プレゼンテーション制御装置10側でのレーザポインタ処理を示すフローチャートである。
すなわち、この第3実施形態のプレゼンテーション制御装置10によるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24では、図13における起動時処理(ステップB1〜B6)後のレーザポインタ処理(ステップBS′)を、図15に示すように、プレゼンテーション制御装置10側でのレーザポインタ処理(ステップAS1〜AS4a)と、図14に示すように、接続ノートPC11側でのレーザポインタ処理(ステップ4b〜S8)とに分けて実行する構成とする。
すなわち、図15におけるプレゼンテーション制御装置10側でのレーザポインタ処理で示すように、カメラ部15による投影画像G(14)の撮影画像(17)を初期設定処理時にメモリ22(22a)に記憶された画像歪みの補正パラメータに基づいて画像補正する処理(ステップAS1,AS2)と、同メモリ22(22b)に記憶された投影範囲指示位置座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)に基づいてポインタ指示位置座標P(X,Y)を検出する処理(ステップAS3,AS4)と、この検出されたポインタ指示位置座標Pを接続ノートPC11の側へ送信する処理(ステップAS4a)とを、プレゼンテーション制御装置10側で実行する。
そして、図14に示すように、接続ノートPC11側でのレーザポインタ処理では、前記プレゼンテーション制御装置10側でのレーザポインタ処理により検出送信されたポインタ指示位置座標Pを取得し(ステップS4b)、前記第1実施形態でのレーザポインタ処理(図7参照)と同様にして、ポインタ変調状態の検出処理(ステップS5)、コマンド判断処理(ステップS6)、コマンドに応じたプレゼン画像Gの制御処理(ステップS7)、またはポインタ指示位置座標Pに対応したマスク画像Mの合成処理(ステップS8)を実行する。
なお、この第3実施形態において、さらに、プログラム起動時の初期設定処理(ステップB1〜B6)における撮影画像歪みの補正パラメータ計算取得処理(ステップB5)もプレゼンテーション制御装置10の側で実行させ、接続ノートPC11の側から検出送信された投影範囲指示位置座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)のパラメータと共にメモリ22(22a,22b)内に格納する構成としてもよい。
(第4実施形態)
図16は、本発明の第4実施形態のプレゼンテーション制御装置10による当該プレゼンテーション制御装置10側でのレーザポインタ処理を示すフローチャートである。
図17は、本発明の第4実施形態のプレゼンテーション制御装置10によるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく接続ノートPC11側でのレーザポインタ処理を示すフローチャートである。
すなわち、この第4実施形態のプレゼンテーション制御装置10では、前記図13〜図15を参照して説明した第3実施形態のプレゼンテーション制御装置10に較べて、当該プレゼンテーション装置10側でのレーザポインタ処理(図16)において、さらに、ポインタ変調状態の検出処理(ステップAS5)、コマンド判断処理(ステップAS6)、コマンドに応じたプレゼン画像Gの制御実行内容の接続ノートPC11への送信処理(ステップAS7)、またはポインタ指示位置座標Pに対応したマスク画像合成処理を指示する信号の接続ノートPC11への送信処理(ステップAS8)を実行する。
このため、図17に示すように、接続ノートPC11側でのレーザポインタ処理では、前記プレゼンテーション装置10側でのレーザポインタ処理(図16)によって送信されたプレゼン画像Gの制御実行内容またはポインタ指示位置座標Pに対応したマスク画像合成処理の指示信号を受信取得して(ステップS9)、プレゼン画像Gのページ送りなどの制御実行処理またはポインタ指示位置Pへのマスク画像Mの合成実行処理を行う(ステップS10)。
(第5実施形態)
この第5実施形態のプレゼンテーション制御装置10では、1台目のノートPC11を接続したプログラム起動時の初期設定処理を、当該接続ノートPC11側とプレゼンテーション制御装置10側との両方で共働して行う構成とする。
図18は、本発明の第5実施形態のプレゼンテーション制御装置10による当該プレゼンテーション制御装置10側でのプログラム起動時処理を示すフローチャートである。
図19は、本発明の第5実施形態のプレゼンテーション制御装置10からノートPC11へ転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく起動時処理を示すフローチャートである。
すなわち、プレゼンテーション制御装置10に1台目のノートPC11が接続されて、図18におけるプレゼンテーション装置10側での起動時処理、および図19における接続ノートPC11側での起動時処理が開始されると、それぞれその何れの処理でもプレゼンテーション制御装置10内のメモリ22(22a,22b)にポインタ解析用の有効なパラメータが記憶保存されていないと判断され(ステップAA1(NO)/B1(NO))、初期設定処理に移行する。
すると、プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15によりスクリーン12上の投影画像Gを撮影した撮影画像が接続ノートPC11へ送信され(ステップAA2)、当該ノートPC11では、受信された投影画像Gの撮影画像が表示部16に表示される(ステップB2,B3)。そして、この表示部16に表示された投影画像Gの撮影画像に基づき、ユーザ操作に応じた投影範囲の指示位置座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)が取得されると(ステップB4)、この投影範囲の指示位置座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)はプレゼンテーション制御装置10へ送信される(ステップB4a)。
プレゼンテーション制御装置10において、前記接続ノートPC11から送信された投影範囲の指示位置座標a(x1,y1)、b(x2,y2)、c(x3,y3)、d(x4,y4)が受信されると(ステップAA3)、撮影画像の歪みなどに応じた補正パラメータが計算され(ステップAB5)、それぞれメモリ部22内の各対応するメモリ(投影範囲指示位置22a,撮影画像補正パラメータ22b)に記憶保存される(ステップAB6)。
これにより、プレゼンテーション制御装置10では、カメラ部15により撮影されたスクリーン投影画像(14)の撮影画像(17)を接続ノートPC11へ送信することで、当該ノートPC11から投影範囲の指示位置座標を取得し、これと共に撮影画像歪みなどの画像補正パラメータと合わせて、ポインタ解析用のパラメータデータとしてメモリ部22に記憶保存する。
この1台目のノートPC11の接続に伴うプログラム起動時の初期設定処理により投影範囲の指示位置および撮影画像の補正パラメータが得られた後は、前記図16および図17を参照して説明した第4実施形態と同様にして、プレゼンテーション制御装置10側でのレーザポインタ処理(ステップAS(AS1〜AS8))および接続ノートPC11側でのレーザポインタ処理(ステップBS′(S9〜S10))が実行されることで、ポインタ変調状態のコマンドに応じたプレゼン画像Gの制御処理、またはポインタ指示位置Pに対応したポインタ強調用画像Mの合成処理が実行される。
したがって、前記第3〜第5実施形態のプレゼンテーション制御装置10で説明したように、少なくとも、1台目ノートPC11の接続に伴うプログラム起動時の初期設定処理において撮影画像(17)からユーザ操作に応じて投影範囲(14)の指示位置座標を取得する処理と、その後のポインタ変調状態のコマンドに応じたプレゼン画像Gの制御処理またはポインタ指示位置Pに対応するポインタ強調用画像Mの合成処理とを接続ノートPC11の側で行わせれば、それ以外の処理、つまり撮影画像の歪みに応じた補正パラメータの取得処理、投影範囲(指示位置座標)のパラメータおよび撮影画像補正パラメータのプレゼンテーション制御装置10での記憶保存処理、各パラメータを使用した撮影画像の補正処理およびポインタ指示位置Pの検出処理、ポインタ変調状態のコマンド解析処理については、接続ノートPC11の側またはプレゼンテーション制御装置10の側の何れで行ってもよい。
なお、前記プレゼンテーション制御装置10の各実施形態では、当該プレゼンテーション制御装置10に接続したノートPC11からのプレゼン画像Gをプロジェクタ13によってスクリーン12へ投影表示させた状態で、カメラ部15により撮影される撮影画像(17)に基づきその投影範囲(14)を規定するパラメータおよび画像の歪みなどを補正するパラメータを取得保存して使用することで、プレゼンによって別のノートPC11…を接続した場合にも、レーザポインタ18による指示位置座標Pを正確に検出把握できる構成としたが、初期設定専用のプレゼン画像Gをプレゼンテーション制御装置10自身からプロジェクタ13に出力してスクリーン12へ投影表示させ、例えばプレゼン用のノートPC11を接続する以前のプレゼン会場の準備に際して事前に初期設定を済ましておくことが可能な構成としてもよい。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の実施形態に係るプレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの外観構成を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの接続構成を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記プレゼンテーション制御装置10と1台目のノートPC11を接続した際のノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に従った初期設定処理に伴い当該ノートPC内メモリ25に確保されている各種データメモリの構成を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10とノートPC11との接続に伴うノートPC接続処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション制御装置10からノートPC11へ転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく起動時処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション制御装置10からノートPC11へ転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づくポインタ指示位置検出処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション制御装置10のカメラ部15により撮影されてノートPC11の投影状態撮影画像メモリ25bに記憶されると共に表示部16に表示されるプレゼンテーション画像Gを示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10でカメラ撮影したスクリーン12上の投影画像から検出可能なレーザポインタ18によるレーザ光の各変調パターンに対応したコマンドの内容を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10からのノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に従ったノートPC11でのプレゼンテーション画像(投影画像25a)に対するレーザポインタ指示位置Pに対応させたポインタ強調用合成画像(25h)の合成処理状態を示す図。 前記プレゼンテーション制御装置10から接続中のノートPC11に転送されるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24による第2実施形態のプログラム起動時初期設定処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション制御装置10の第2実施形態のプログラム起動時初期設定処理に伴いスクリーン12上に投影した専用画像14Gをカメラ部15で撮影した投影状態撮影画像を示す図。 本発明の第3実施形態のプレゼンテーション制御装置10からノートPC11へ転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく起動時処理を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態のプレゼンテーション制御装置10によるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく接続ノートPC11側でのレーザポインタ処理を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態のプレゼンテーション制御装置10による当該プレゼンテーション制御装置10側でのレーザポインタ処理を示すフローチャート。 本発明の第4実施形態のプレゼンテーション制御装置10による当該プレゼンテーション制御装置10側でのレーザポインタ処理を示すフローチャート。 本発明の第4実施形態のプレゼンテーション制御装置10によるノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく接続ノートPC11側でのレーザポインタ処理を示すフローチャート。 本発明の第5実施形態のプレゼンテーション制御装置10による当該プレゼンテーション制御装置10側でのプログラム起動時処理を示すフローチャート。 本発明の第5実施形態のプレゼンテーション制御装置10からノートPC11へ転送されたノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)24に基づく起動時処理を示すフローチャート。
符号の説明
10 …プレゼンテーション制御装置
11 …ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)
12 …スクリーン
13 …プロジェクタ
14 …投影範囲
14G…初期設定専用の黒色画像
15 …カメラ部
16 …表示部
17 …撮像(撮影)範囲
18 …レーザポインタ
19 …タッチパネル
20 …ユーザI/F部
21 …メインコントローラ(CPU)
22 …メモリ部
23 …PC I/F部
24 …ノートパソコン用ポインタ制御プログラム(PCP)
24M…PCPメモリ
25 …ノートPC内メモリ
25P…転送されたPCPのメモリ
25a…プレゼンテーション画像メモリ
25b…投影状態撮影画像メモリ
25c(22a)…投影範囲指示位置メモリ
25d(22b)…投影モニタ表示補正パラメータメモリ
25e…投影モニタ表示補正画像メモリ
25f…ポインタ検出座標メモリ
25g…解析コマンドメモリ
25h…ポインタ強調用合成画像メモリ
P …レーザポインタ指示位置
M …マスク画像データ

Claims (4)

  1. パーソナルコンピュータから出力される画像をプロジェクタによって投影するプレゼンテーションシステムで当該パーソナルコンピュータに接続されるプレゼンテーション制御装置であって、
    前記プロジェクタによって投影された投影画面を撮影する撮影手段と、
    接続されたパーソナルコンピュータを制御するためのPC用制御プログラムを記憶するPC制御プログラム記憶手段と、
    前記パーソナルコンピュータの接続に伴い前記PC制御プログラム記憶手段により記憶されたPC用制御プログラムを当該パーソナルコンピュータへ転送して起動させるプログラム転送起動制御手段と、
    このプログラム転送起動制御手段によるPC用制御プログラムのパーソナルコンピュータへの転送起動に応答して当該パーソナルコンピュータから受信される前記投影画面の撮影画像に基づいた投影範囲の情報を記憶する投影範囲情報記憶手段とを備え、
    この投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報を基準にして前記撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像から得られるポインタを検出することを特徴とするプレゼンテーション制御装置。
  2. 前記PC用制御プログラムは、接続されたパーソナルコンピュータを、
    前記プレゼンテーション制御装置の投影範囲情報記憶手段により投影範囲の情報が記憶されてない場合に、前記撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像を取り込み表示部に表示させる撮影画像表示制御手段、
    この撮影画像表示制御手段により表示部に表示された撮影画像に基づきユーザ操作に応じて指示された投影範囲の情報をプレゼンテーション制御装置へ送信して記憶させる投影範囲情報送信記憶制御手段、
    プレゼンテーション制御装置の投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報を基準にして前記撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像から得られるポインタを検出するポインタ検出手段、
    このポインタ検出手段により検出されたポインタの情報に応じて前記プロジェクタへ出力する画像を制御する出力画像制御手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1に記載のプレゼンテーション制御装置。
  3. 前記ポインタ検出手段は、
    前記投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報に基づいた投影画像の投影範囲内でのポインタの位置を検出する位置検出手段と、
    前記投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報に基づいた投影画像の投影範囲内でのポインタの動作に応じたコマンドを解析するコマンド解析手段と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載のプレゼンテーション制御装置。
  4. パーソナルコンピュータと、このパーソナルコンピュータから出力される画像をスクリーンに投影するプロジェクタと、前記パーソナルコンピュータに接続されるプレゼンテーション制御装置とからなるプレゼンテーションションシステムであって、
    前記プレゼンテーション制御装置は、
    前記プロジェクタによって投影された投影画面を撮影する撮影手段と、
    接続されたパーソナルコンピュータを制御するためのPC用制御プログラムを記憶するPC制御プログラム記憶手段と、
    前記パーソナルコンピュータの接続に伴い前記PC制御プログラム記憶手段により記憶されたPC用制御プログラムを当該パーソナルコンピュータへ転送して起動させるプログラム転送起動制御手段と、
    このプログラム転送起動制御手段によるPC用制御プログラムのパーソナルコンピュータへの転送起動に応答して当該パーソナルコンピュータから受信される前記投影画面の撮影画像に基づいた投影範囲の情報を記憶する投影範囲情報記憶手段とを備え、
    前記パーソナルコンピュータは、
    前記プレゼンテーション制御装置のプログラム転送起動制御手段により転送起動されたPC用制御プログラムに従って、前記プレゼンテーション制御装置の投影範囲情報記憶手段により投影範囲の情報が記憶されてない場合に、前記撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像を取り込み表示部に表示させる撮影画像表示制御手段と、
    この撮影画像表示制御手段により表示部に表示された撮影画像に基づきユーザ操作に応じて指示された投影範囲の情報をプレゼンテーション制御装置へ送信して記憶させる投影範囲情報送信記憶制御手段と、
    前記プレゼンテーション制御装置の投影範囲情報記憶手段により記憶された投影範囲の情報を基準にして前記撮影手段により撮影された投影画面の撮影画像から得られるポインタを検出するポインタ検出手段と、
    このポインタ検出手段により検出されたポインタの情報に応じて前記プロジェクタへ出力する画像を制御する出力画像制御手段とを備えた、
    ことを特徴とするプレゼンテーションシステム。
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