JP5904168B2 - 撮像画像の特徴点抽出方法および特徴点抽出装置 - Google Patents

撮像画像の特徴点抽出方法および特徴点抽出装置 Download PDF

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本発明は、撮像画像から特徴点を抽出する撮像画像の特徴点抽出方法および特徴点抽出装置に関する。
一般に、カメラのキャリブレーションには白色のパターンと黒色のパターンとが格子状に配列されたチェスボードパターンが使用される。すなわち、カメラのキャリブレーションでは、既知のパターンとしてのチェスボードパターンとチェスボードパターンの撮像画像とを比較することにより、カメラの性能を評価し調整する。非特許文献1〜3には、キャリブレーションの際に、撮像画像からチェストボードパターンを構成する白色のパターンと黒色のパターンとの境界点を特徴点として抽出する技術が記載されている。
C Harris and MJ Stephens, A Combined Corner and Edge Detector, In Alvey 88, pages 147-152, 1988. J Shi and C Tomasi, Good features to track, IEEE Conference on Computer Vision and Pattern Recognition, 593-600, 1994. M Felsberg and G Sommer, Image Features Based on a New Approachto 2D Rotation Invariant Quadrature Filters, European Conference on Computer Vision, 369-383, 2002.
しかしながら、上記非特許文献1〜3に記載の技術のいずれによっても、グレースケール値や、照明条件のむらに起因する白色点や黒色点が撮像画像上に生じると、撮像画像の実際の特徴点(白黒の境界点)を判別することが困難な場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡単かつ確実に撮像画像の特徴点を抽出できる撮像画像の特徴点抽出方法および特徴点抽出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る撮像画像の特徴点抽出方法は、2次元畳み込み処理におけるフィルタのフィルタ係数を、少なくとも1つを複素数とし、かつ、該フィルタの中心を原点とする極座標の位相について周期的な複素数値としてフィルタを選定するフィルタ選定ステップと、撮像画像に対し前記フィルタによる2次元畳み込み処理を行なうフィルタ畳み込みステップと、前記2次元畳み込処理の結果出力される複素画像の各画素の挙動を探索して撮像画像の特徴点を抽出する特徴点抽出ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像画像の特徴点抽出方法は、上記発明において、前記フィルタのフィルタ係数は、該フィルタの中心を原点とする極座標の動径rと位相θについて、虚数単位jとrに関する0以外の関数K(r)と実定数αと自然数nとを用いて、K(r)(cos(nθ+α)+jsin(nθ+α))で表される周期nの複素数値であることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像画像の特徴点抽出方法は、上記発明において、前記フィルタのフィルタ係数は、前記周期nが2の複素数値であることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像画像の特徴点抽出方法は、上記発明において、前記特徴点抽出ステップは、前記複素画像の各画素の絶対値分布を探索するステップと、絶対値の極大値を有する点を特徴点として抽出するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像画像の特徴点抽出方法は、上記発明において、前記特徴点抽出ステップは、前記複素画像の各画素の絶対値分布と位相分布とを探索するステップと、絶対値の極大値および所定の位相を有する点を特徴点として抽出するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像画像の特徴点抽出方法は、上記発明において、抽出された前記特徴点の近傍のサブピクセル処理を行なって複素画像の特徴点の座標を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像画像の特徴点抽出装置は、2次元畳み込み処理におけるフィルタのフィルタ係数を、少なくとも1つを複素数とし、かつ、該フィルタの中心を原点とする極座標の位相について周期的な複素数値としてフィルタを選定するフィルタ選定手段と、撮像画像に対し前記フィルタによる2次元畳み込み処理を行なうフィルタ畳み込み手段と、前記畳み込処理の結果出力される複素画像の各画素の挙動を探索して撮像画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像画像へ畳み込むフィルタに複素数型フィルタという拡張型フィルタを適用するだけで、従来の2次元畳み込み処理と処理速度を変えずに、簡単かつ確実に撮像画像の特徴点を抽出することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る特徴点抽出装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、本実施の形態の特徴点抽出処理手順を示すフローチャートである。 図3は、特徴点抽出処理の原理について説明するための図である。 図4は、5×5のフィルタのフィルタ係数を設定する方法について説明するための図である。 図5は、チェスボードパターンを示す図である。 図6は、本実施の形態に係る5×5の複素数型フィルタを例示する図である。 図7は、チェスボードパターンの撮像画像を例示する図である。 図8は、チェスボードパターンと、チェスボードパターンの撮像画像に複素数型フィルタが畳み込まれた複素画像とを重ね合わせて表示した図である。 図9は、複素数型フィルタが畳み込まれた複素画像の各画素の複素数値の絶対値を高さで表した図である。 図10は、特徴点抽出処理の結果を示す図である。 図11は、光学ステージの移動量と撮像画像上での特徴点の移動量とを対比させた図である。 図12は、光学ステージの単位移動量と特徴点の移動量との関係を示すヒストグラムである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
まず、図1を参照して、本実施の形態による特徴点抽出装置1の概略構成について説明する。図1に示すように、特徴点抽出装置1は、コンピュータ等の演算装置で構成され、所定の視野を撮像する撮像部10と、この撮像部10が生成した画像を解析する画像解析部20と、画像や文字等の情報を表示出力する出力部30と、各構成部を制御する制御部40とを有する。
撮像部10は、所定の視野角から入射する光を集光するレンズ11と、このレンズ11を透過した光を検知して電気信号(アナログ信号)に変換するCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子12と、この撮像素子12が出力するアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部13と、画像データを一時的に蓄積するフレームメモリ14とを有する。
制御部40は、処理プログラム等を記憶したメモリおよび処理プログラムを実行するCPU等を用いて実現され、前述した特徴点抽出装置1の各構成部を制御する。この制御部40の制御により、画像解析部20が後述する特徴点抽出処理を実行する。
次に、図2のフローチャートを参照して、特徴点抽出装置1による特徴点抽出処理手順について説明する。図2のフローチャートは、例えば、操作者により画像の特徴点抽出の指示入力があったタイミングで開始となり、特徴点抽出処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、画像解析部20は、2次元畳み込み処理用の複素数型フィルタを選定する。これにより、ステップS1の処理は完了し、特徴点抽出処理は、ステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、画像解析部20は、特徴点抽出処理の対象とする撮像画像に対して、ステップS1で選定した複素数型フィルタによる2次元畳み込み処理を行なう。これにより、ステップS2の処理は完了し、特徴点抽出処理は、ステップS3の処理に進む。
ここで、図3を参照して、本発明の特徴点抽出処理の原理について説明する。2次元画像上のある点A(x,y)を中心とした半径rの円周上において、x軸となす角θに対応した点Rは、点A(x,y)を原点とするxy座標表示で(u,v)、極座標表示で(r,θ)と表わされるものとする。この点Rの輝度値f(θ)は、周期2πの周期的な信号となる。一般に周期的な信号はフーリエ級数展開を用いて、次式(1)および(2)のように表すことができる。なお、虚数単位をjとした。
ここで、cは円周上に現れる周期nの成分を表している。そこで、ある周期nに対応する上記式(2)の演算を実現するフィルタを用いれば、画像の各画素を中心とした半径rの円周上に周期nの成分が含まれる度合いを評価できる。すなわち、上記式(2)が各画素に対するフィルタの2次元畳み込み処理を実現するものとすれば、各画素を中心とした円周上の周期nの輝度値を評価できる。このとき、各画素の座標をI(x,y)、フィルタ係数M(x,y)とすれば、2次元畳み込み処理は、次式(3)で表すことができる。
フィルタ係数M(x,y)は周期関数exp(jnθ)を用いて、次式(4)で表すことができる。ただし、K(r)は、Kが動径rに対して恒等的に0となる場合を除いて、任意に設定可能な動径rに関する関数であり、αは任意に設定可能な定数である。
画像解析部20で式(4)に対応するフィルタの2次元畳み込み処理を実装するに当たり、フィルタ係数M(x,y)の設計方法について説明する。一般に、フィルタ係数は5×5等の奇数×奇数のサイズを持つ離散的な係数で実現する。このとき、原点は離散的な係数の中心を示す。図4は、5×5のサイズのフィルタを例にフィルタ係数を設定する際に考える座標系を表した図である。図4では、原点を中心として、動径rと位相θとを定義する。このとき、各離散点の座標に対応してrとθとの値を割り振ることが出来る。
上記フィルタサイズに対応して離散点に割り当てられた動径rの最大値の絶対値をrmaxと定義する。この定義に対応して、K(r)はフィルタサイズと対応してr>rmaxのとき、K(r)=0という関数を選ぶ。また、原点(r=0)においては極座標における位相が定義できず、また原点のフィルタ係数は本発明の目的である特徴点の抽出に寄与しないため、フィルタ係数を0としてよい。そのため、K(r)=0とする。
0<r<=rmaxにおいては、rに対応してK(r)に任意の実数を割り当てる。これは原点を中心とする半径rの円周上の白黒パターンから周期成分を抽出する際の重みを意味し、目的とする白黒パターンに対応して設定する。
最後に、抽出する周期nと位相αを設定すれば、式(4)を用いてフィルタの各離散点におけるフィルタ係数を決定することが出来る。
本実施の形態においては、チェスボードパターンの撮像画像を特徴点抽出処理の対象として、白色パターンと黒色パターンとのコーナー点を特徴点として確実に抽出して、安定したキャリブレーションを行なう。図5に示すチェスボードパターンにおいて、ある特徴点(例えば、図5のA1点あるいはA2点)を中心とした円周上の輝度分布は、白と黒からなる周期2の成分の波形で表される。そこで、フィルタ係数が極座標表示における位相θについての周期2の関数になるように、2次元畳み込み処理用フィルタを選定する。すなわち、上記式(4)にn=2を代入して得られるように、フィルタ係数を次式(5)とする。本実施の形態においては、r=0のときK(r)=0,0<r<=rmaxのときK(r)=1,r>rmaxのときK(r)=0を満たすK(r)を選択した。また、α=0とした。なお、この複素数値のフィルタ係数からなるフィルタ(複素数型フィルタ)を畳み込まれた画像は、上記式(2)より、各画素が複素数値である複素画像となる。
図6は、上記により選定されたフィルタのうちの中心の5×5の領域を例示した図である。フィルタサイズが大きい場合にも、同様にフィルタ係数を選定できる。
なお、チェスボードパターンの特徴点(白色パターンと黒色パターンとのコーナー点)の近傍では、rの値に関わらずどの円周上でも、白黒パターンが2周期分含まれており、その白黒パターンの位相はほぼ一定である。そのため、rmaxを特徴点間の距離より短い範囲で任意に設定することが可能である。本実施の形態においては、使用する画像内に含まれる特徴点間の距離の平均値が約20ピクセルであることを考慮して、フィルタサイズを17×17とした。このとき、rmaxは約11.3となり、特徴点間の距離の1/2強となっている。そうすると、周期2でかつ同一位相θをもつ成分をr方向に十分積算することができるので、以下の処理により安定して特徴点を検出できる。
ステップS3の処理では、画像解析部20は、ステップS2で複素数型フィルタを畳み込まれた複素画像の各画素を探索し、特徴点を抽出する処理を行なう。これにより、ステップS3の処理は完了し、一連の特徴点抽出処理は終了する。
ここで、この複素画像の各画素の複素数値は、その絶対値が大きいほど周期nの成分が大きいことを表す。したがって、その絶対値が極大値をとる画素を探索することにより、周期nの成分をもつ特徴点を抽出できる。具体的には、極大値の閾値処理により周期nの成分をもつ特徴点を抽出する。
また一般に、特徴点の近傍の領域では複素数値の絶対値は山形に分布する。したがって、山形の頂点を推定することにより、サブピクセルの精度で特徴点を抽出することができる。
図7は、チェスボードパターンを撮像した撮像画像を例示する図であり、図8は、チェスボードパターンの一部と、図7のチェスボードパターンの撮像画像に複素数型フィルタが畳み込まれた複素画像とを重ね合わせて表示した図である。なお、図8に示す点A1,A2は図5に示す点A1,A2と同一の特徴点(白色パターンと黒色パターンとのコーナー点)を示す。この図8において、複素画像の各画素は矢印で表示される。この矢印の長さが複素数値の絶対値の大きさを表わし、方向が位相を表している。図8に示すように、チェスボードパターンの特徴点A1,A2の近傍で複素数値の絶対値が大きくなっていることがわかる。また、図8に示す2つの特徴点A1,A2のうち、右側の特徴点A1の近傍では、特徴点A1を中心として反時計回りにチェスボードパターンの輝度値が黒→白→黒→白と変化し、矢印は上方向を向いている。一方、図8の左側の特徴点A2の近傍では、特徴点A2を中心として反時計回りにチェスボードパターンの輝度値が白→黒→白→黒と変化し、矢印は下方向を向いている。このように、矢印の方向で輝度値の変化を判断することも可能である。
図9は、図8と同じ領域の複素画像について、各画素の複素数値の絶対値を高さで表した図である。この図9では、高さはその最大値で規格化されている。図9に示すように、特徴点A1,A2の近傍では複素数値の絶対値は、特徴点A1,A2が頂点となる山形に分布する。したがって、頂点となる極大値を探索することにより特徴点を抽出することができる。
なお、一般に、特徴点は撮像画像上の画素と画素との中間に位置するため、画素(ピクセル)単位より細かい領域で特徴点を探索するサブピクセル処理を行なう。本実施の形態では、複素数値の絶対値が極大値となる近傍の領域で絶対値分布の重心を算出し、さらに補間処理により求めた近傍点の重心を算出する処理を繰り返した。
図10は、図8の左側の特徴点A2の近傍を拡大した画像について、抽出された特徴点を示した図であり、ピクセル単位で求めた特徴点(・印)と、上記サブピクセル処理により求めた特徴点(×印)とを示している。図10に示すように、サブピクセルの精度で特徴点を抽出できることがわかる。
以上、説明したように、本実施の形態の特徴点抽出装置1によれば、撮像画像へ畳み込むフィルタに複素数型フィルタという拡張型フィルタを適用するだけで、従来の2次元畳み込み処理と処理速度を変えずに、簡単かつ確実に画像の特徴点を抽出することができる。また、サブピクセルの精度で特徴点を抽出することができる。
なお、図3に示すように、複素数型フィルタを畳み込まれた複素画像の各画素の複素数値の位相θは、抽出したい周期で円周方向に変化する成分についての円周上での位置を表す。したがって、特定の方向の成分のみを抽出する場合には、特定の方向に対応する位相の範囲を設定すればよい。
また、上記式(4)のフィルタ係数は、半径rに対してK(r),n,αを適切に設定することにより、半径rに対して周期の異なる成分の抽出に適用できる。また、半径rに対して位相がずれる渦巻きパターンなどの抽出にも適用できる。その場合には、フィルタ係数は次式(6)で表される。さらに、半径rに対して複数の周期の成分(n=n0,n1,n2,・・・)が含まれる場合にも適用できる。その場合には、フィルタ係数は、次式(7)で表される。
上記実施の形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、仕様等に応じて種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施の形態が可能であることは上記記載から自明である。
(実施例)
画素サイズ5.6μmのVGA(Video Graphics Array)カメラと、焦点距離12mmのレンズ11とで構成された撮像部10を有する特徴点抽出装置1を用い、光学ステージの移動量と特徴点の移動量とを対比させてサブピクセル処理の分解能を確認する実験を行なった。一辺10mmのチェスボードパターンをレンズの先端から100mmの位置に設置して、カメラ(光学ステージ)を10μmずつ移動させて撮像した。画素分解能は約40〜50μmであることから、この特徴点抽出装置1での光学ステージの単位移動量は1画素の1/5〜1/4程度である。
図11は、光学ステージの移動量と撮像画像上での特徴点の移動量とを対比させた図である。図11に示すように、光学ステージの移動量と特徴点の移動量は線形の関係を示し、光学ステージをサブピクセル単位で移動させることによりサブピクセル単位で特徴点の位置を特定できることがわかる。
図12は、光学ステージの単位移動量(10μm)と特徴点の移動量との関係を示すヒストグラムである。図12に示すように、光学ステージの単位移動量に対する特徴点の移動量の平均は0.23ピクセルである。このとき、標準偏差σに対する3σは0.070ピクセルであり、ばらつきが小さいことがわかった。このことから、0.1ピクセルよりさらに細かい分解能で特徴点を抽出できることがわかる。
1 特徴点抽出装置
10 撮像部
20 画像解析部
30 出力部
40 制御部

Claims (6)

  1. 2次元畳み込み処理におけるフィルタのフィルタ係数を、少なくとも1つを複素数とし、かつ、該フィルタの中心を原点とする極座標の位相について周期的な複素数値としてフィルタを選定するフィルタ選定ステップと、
    撮像画像に対して前記フィルタによる2次元畳み込み処理を行なうフィルタ畳み込みステップと、
    前記2次元畳み込処理の結果出力される複素画像の各画素の挙動を探索して撮像画像の特徴点を抽出する特徴点抽出ステップと、を含み、
    前記フィルタのフィルタ係数は、該フィルタの中心を原点とする極座標の動径rと位相θについて、虚数単位jとrに関する0以外の関数K(r)と実定数αと自然数nとを用いて、K(r)(cos(nθ+α)+jsin(nθ+α))で表される周期nの複素数値であることを特徴とする撮像画像の特徴点抽出方法。
  2. 前記フィルタのフィルタ係数は、前記周期nが2の複素数値であることを特徴とする請求項に記載の撮像画像の特徴点抽出方法。
  3. 前記特徴点抽出ステップは、
    前記複素画像の各画素の絶対値分布を探索するステップと、
    絶対値の極大値を有する点を特徴点として抽出するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像画像の特徴点抽出方法。
  4. 前記特徴点抽出ステップは、
    前記複素画像の各画素の絶対値分布と位相分布とを探索するステップと、
    絶対値の極大値および所定の位相を有する点を特徴点として抽出するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の撮像画像の特徴点抽出方法。
  5. 抽出された前記特徴点の近傍のサブピクセル処理を行なって複素画像の特徴点の座標を決定することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像画像の特徴点抽出方法。
  6. 2次元畳み込み処理におけるフィルタのフィルタ係数を、少なくとも1つを複素数とし、かつ、該フィルタの中心を原点とする極座標の位相について周期的な複素数値としてフィルタを選定するフィルタ選定手段と、
    画像への前記フィルタの2次元畳み込み処理を行なうフィルタ畳み込み手段と、
    前記畳み込処理の結果出力される複素画像の各画素の挙動を探索して撮像画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、を備え、
    前記フィルタのフィルタ係数は、該フィルタの中心を原点とする極座標の動径rと位相θについて、虚数単位jとrに関する0以外の関数K(r)と実定数αと自然数nとを用いて、K(r)(cos(nθ+α)+jsin(nθ+α))で表される周期nの複素数値であることを特徴とする撮像画像の特徴点抽出装置。
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