JP2008082262A - ガスタービンの起動停止方法及び起動停止制御装置 - Google Patents

ガスタービンの起動停止方法及び起動停止制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料ガス配管に残留しているパージガス(窒素ガス)によって燃料ガスが正常に着火しないという不具合を解消して、安定した燃料ガスの着火が可能なガスタービンの起動停止方法及び起動停止制御装置を提供する。
【解決手段】起動停止制御装置では、ガスタービン起動時には、排気ガスダクトに残っている燃料ガスを、コンプレッサの圧縮空気により押し出す第1の排気ガスダクトパージと、燃料ガス遮断弁を開けて、ガスタービン停止時に燃料ガス遮断弁と燃焼器との間の燃料ガス配管に残った窒素ガスを、燃料ガスにより押し出す燃料ガス配管パージと、前記燃料ガス配管パージのときに排気ガスダクトに残った燃料ガスを、コンプレッサの圧縮空気により押し出す第2の排気ガスダクトパージとを順次実施し、その後、燃料ガス遮断弁を再度開くことにより、燃料ガスを燃焼器へ供給して点火するように制御する。
【選択図】図3

Description

本発明はガスタービンの起動停止方法及び起動停止制御装置に関する。
図4は従来のガスタービンの起動停止制御装置を示す図、図5は前記起動停止制御装置によって実施される起動シーケンスを示す図である。
図4に示すようにガスタービン1はガスタービン本体2とともに燃焼器3、コンプレッサ4、排気ガスダクト5、回転数計13、起動停止制御装置14などを有している。コンプレッサ4は、その回転軸6がガスタービン本体2の図示しない回転軸に結合されており、ガスタービン本体2とともに回転することによって吸気した外気(空気)を圧縮する。燃焼器3では燃料ガスを、コンプレッサ4から供給される圧縮空気とともに燃焼してガスタービン本体2を回転させるための燃焼ガスを生成し、この燃焼ガスをガスタービン本体2に供給する。ガスタービン本体2を流通後の燃焼ガスは、ガスタービン本体2の後部(下流側)に設けられた排気ガスダクト5を介して排出される。この排出された燃焼ガスは図示しない排熱回収ボイラ(Heat Recovery Steam Generator:HRGS)で熱回収された後、図示しないスタックから大気中へ放出される。
回転数計13ではガスタービン本体2の回転数を計測し、この回転数計測信号を起動停止制御装置14へ出力する。また、コンプレッサ4の回転軸6には発電機7の回転軸8も接続されている。従って発電機7はガスタービン本体2とともに回転して発電する。
燃焼器3には燃料ガス配管9の先端側(下流側)が接続され、この燃料ガス配管9の途中には燃料ガス遮断弁10が設けられている。また、燃料ガス配管9には窒素ガス配管11の先端側(下流側)が接続され、この窒素ガス配管11の途中には窒素ガス遮断弁12が設けられている。窒素ガス配管11の基端側(上流側)は図示しない窒素ガス供給装置に接続されている。そして、燃料ガス配管9の基端側(上流側)は図示しない製鉄所の高炉に接続されており、燃料ガス遮断弁10を開けると、前記高炉から排出された高炉ガスが、燃料ガス配管9を介して燃焼器3へ供給される。即ち、図示例のガスタービン1では燃料ガスとして高炉ガスが利用されている。
そして、この高炉ガスは一酸化炭素を主成分とするものであるため、定期点検などのためにガスタービン1を停止したときにはガスタービン本体2などに残留している未燃の燃料ガス(高炉ガス)をパージする必要がある。また、ガスタービン1を起動するときにも、排気ガスダクト5などに未燃の燃料ガス(高炉ガス)が残っていると、当該燃料ガスが燃焼ガスにより加熱されて排気ガスダクト5内などで燃焼してしまうおそれがあるため、当該燃料ガスをパージしてから、燃焼器3への燃料ガスの供給を開始して点火する必要がある。このため、起動停止制御装置14では次のようなガスタービン停止制御と、ガスタービン起動制御とを行う。
<ガスタービン停止制御>
図示は省略するが(図2参照)、ガスタービン停止時には、燃料ガス遮断弁10を閉じた後、窒素ガス遮断弁12を所定時間だけ開ける。その結果、窒素ガス供給装置から窒素ガス配管11を介して供給される窒素ガスより、燃料ガス配管9、燃焼器3、ガスタービン本体2及び排気ガスダクト5に残っている未燃の燃焼ガスが押し出される。
<ガスタービン起動制御>
一方、ガスタービン起動時には、補助モータなどの回転駆動手段(図示せず)によって、図5に示すようにガスタービン本体2は着火回転数N(例えば600rpm)に到達するまで昇速されて、この着火回転数Nに保持される。このときガスタービン本体2とともにコンプレッサ4も回転するため、このコンプレッサ4によって圧縮された空気が、燃焼器3、ガスタービン本体2及び排気ガスダクト5へと流れることになる。
そこで、起動停止制御装置14では、時刻T1において、回転数計13の回転数計測信号に基づき、前記回転駆動手段によって回転駆動されるガスタービン本体2の回転数が着火回転数Nに達したと判定すると、このときから、所定時間ΔTが経過するまでの間(時刻T2までの間)、燃料ガス遮断弁10の閉状態を維持する。その結果、ガスタービン1内(排気ガスダクト5など)に未燃の燃料ガスが残留している場合には、当該残留燃料ガスが、ガスタービン本体2とともに着火回転数Nで回転しているコンプレッサ4の圧縮空気によって押し出される。即ち、排気ガスダクトパージが実施される。なお、所定時間ΔTが経過したか否かは、起動停止制御装置14が保有するタイマーによって判定される。
その後、起動停止制御装置14では、時刻T2において所定時間ΔTが経過したと判定すると、燃料ガス遮断弁10を開けることにより、燃料ガスを燃焼器3へ供給して点火栓により点火する。従って、これ以降、ガスタービン本体2は、燃焼器3で生成される燃焼ガスによって回転駆動され、定格回転数(例えば3600rpm)に達するまで昇速される。
なお、未燃燃料のパージについて記載された先行技術文献としては次のものがある。
特開昭59−18240号公報
上記従来の起動停止制御装置14では、ガスタービン起動時に排気ガスダクトパージだけを行うため、排気ガスダクト5などの圧縮空気が流通する部分に残留している未燃の燃料ガスをパージすることはできるが、燃料ガス遮断弁10と燃焼器3との間の燃料ガス配管9に残留している窒素ガスをパージすることはできない。
そして、燃料ガス配管9に窒素ガスが残留している状態のままで燃料ガス遮断弁10を開けて、燃料ガスを燃焼器3に供給して点火しようとしても、燃料ガスの割合が過少で着火しない場合がある。特に、燃料ガスとして高炉ガスのような低カロリーガスを用いる場合には、所定量のカロリーを得るために燃料ガス配管9の口径を大きくして高炉ガス流量を多くする必要があるため、ガスタービン停止時に燃料ガス配管9に残留する窒素ガスの量も多くなる。このため、燃料ガスの割合が過少で着火しないという場合も多々ある。
従って本発明は上記の事情に鑑み、燃料ガス配管に残留しているパージガス(窒素ガス)によって燃料ガスが正常に着火しないという不具合を解消して、安定した燃料ガスの着火が可能なガスタービンの起動停止方法及び起動停止制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する第1発明のガスタービンの起動停止方法は、ガスタービン本体と、このガスタービン本体の下流側に設けた排気ガスダクトと、燃料ガスを圧縮空気とともに燃焼して前記ガスタービン本体を回転させるための燃焼ガスを生成する燃焼器と、この燃焼器に接続した燃料ガス配管と、この燃料ガス配管に設けた燃料ガス遮断弁と、この燃料ガス遮断弁と前記燃焼器との間で前記燃料ガス配管に接続したパージガス配管と、このパージガス配管に設けたパージガス遮断弁と、前記ガスタービン本体とともに回転して圧縮した空気を前記燃焼器へ供給するコンプレッサとを備えたガスタービンの起動停止方法であって、
ガスタービン停止時には、前記燃料ガス遮断弁を閉じた後、前記パージガス遮断弁を所定時間開けることよって、前記燃料ガス配管、前記燃焼器、前記ガスタービン本体及び前記排気ガスダクトに残った燃焼ガスを、パージガスより押し出す一方、
ガスタービン起動時には、
回転駆動手段によって昇速される前記ガスタービン本体の回転数が所定の着火回転数に達したときから、第1の所定時間が経過するまでの間、前記排気ガスダクトに残っている前記燃料ガスを、前記コンプレッサの圧縮空気により押し出す第1の排気ガスダクトパージと、
前記第1の所定時間が経過したときから、第2の所定時間が経過するまでの間、前記燃料ガス遮断弁を開けて、前記ガスタービン停止時に前記燃料ガス遮断弁と前記燃焼器との間の前記燃料ガス配管に残った前記パージガスを、前記燃料ガスにより押し出す燃料ガス配管パージと、
前記第2の所定時間が経過したときから、第3の所定時間が経過するまでの間、前記燃料ガス配管パージのときに前記排気ガスダクトに残った前記燃料ガスを、前記コンプレッサの圧縮空気により押し出す第2の排気ガスダクトパージと、
を順次実施し、その後、前記燃料ガス遮断弁を再度開くことにより、前記燃料ガスを前記燃焼器へ供給して点火することを特徴とする。
また、第2発明のガスタービンの起動停止制御装置は、ガスタービン本体と、このガスタービン本体の下流側に設けた排気ガスダクトと、燃料ガスを圧縮空気とともに燃焼して前記ガスタービン本体を回転させるための燃焼ガスを生成する燃焼器と、この燃焼器に接続した燃料ガス配管と、この燃料ガス配管に設けた燃料ガス遮断弁と、この燃料ガス遮断弁と前記燃焼器との間で前記燃料ガス配管に接続したパージガス配管と、このパージガス配管に設けたパージガス遮断弁と、前記ガスタービン本体とともに回転して圧縮した空気を前記燃焼器へ供給するコンプレッサとを備えたガスタービンの起動停止制御装置であって、
ガスタービン停止時には、前記燃料ガス遮断弁を閉じた後、前記パージガス遮断弁を所定時間開けることよって、前記燃料ガス配管、前記燃焼器、前記ガスタービン本体及び前記排気ガスダクトに残った燃焼ガスを、パージガスより押し出す一方、
ガスタービン起動時には、
回転駆動手段によって昇速される前記ガスタービン本体の回転数が所定の着火回転数に達したときから、第1の所定時間が経過するまでの間、前記排気ガスダクトに残っている前記燃料ガスを、前記コンプレッサの圧縮空気により押し出す第1の排気ガスダクトパージと、
前記第1の所定時間が経過したときから、第2の所定時間が経過するまでの間、前記燃料ガス遮断弁を開けて、前記ガスタービン停止時に前記燃料ガス遮断弁と前記燃焼器との間の前記燃料ガス配管に残った前記パージガスを、前記燃料ガスにより押し出す燃料ガス配管パージと、
前記第2の所定時間が経過したときから、第3の所定時間が経過するまでの間、前記燃料ガス配管パージのときに前記排気ガスダクトに残った前記燃料ガスを、前記コンプレッサの圧縮空気により押し出す第2の排気ガスダクトパージと、
を順次実施し、その後、前記燃料ガス遮断弁を再度開くことにより、前記燃料ガスを前記燃焼器へ供給して点火するように制御することを特徴とする。
第1発明のガスタービンの起動停止方法又は第2発明のガスタービンの起動停止制御装置によれば、ガスタービン停止時に燃料ガス遮断弁と燃焼器との間の燃料ガス配管に残ったパージガスを燃料ガスにより押し出す燃料ガス配管パージを実施するため、従来のような燃料ガス配管に残留しているパージガス(窒素ガス)によって燃料ガスが正常に着火しないという不具合を解消することができ、安定した燃料ガスの着火が可能となる。
また、ガスタービン停止時に排気ガスダクトに残った燃料ガスを、コンプレッサの圧縮空気により押し出す第1の排気ガスダクトパージに加えて、燃料ガス配管パージのときに排気ガスダクトに残った燃料ガスをコンプレッサの圧縮空気により押し出す第2の排気ガスダクトパージも行うため、燃料ガス配管パージの際に燃料ガスがガスタービン本体や排気ガスダクトにまで流れ込んで残留しているとしても、当該燃料ガスが排気ガスダクト内などで燃焼する防止することもできる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態例に係るガスタービンの起動停止制御装置を示す図、図2は前記起動停止制御装置によって実施される停止シーケンスを示す図、図3は前記起動停止制御装置によって実施される起動シーケンスを示す図である。
図1に示すようにガスタービン21は従来と同様にガスタービン本体22とともに燃焼器23、コンプレッサ24、排気ガスダクト25、回転数計33、起動停止制御装置34などを有している。コンプレッサ24は、その回転軸26がガスタービン本体22の図示しない回転軸に結合されており、ガスタービン本体22とともに回転することによって吸気した外気(空気)を圧縮する。燃焼器23では燃料ガスを、コンプレッサ24から供給される圧縮空気とともに燃焼してガスタービン本体22を回転させるための燃焼ガスを生成し、この燃焼ガスをガスタービン本体22に供給する。ガスタービン本体22を流通後の燃焼ガスは、ガスタービン本体22の後部(下流側)に設けられた排気ガスダクト25を介して排出される。この排出された燃焼ガスは例えば図示しない排熱回収ボイラ(HRGS)で熱回収された後、図示しないスタックから大気中へ放出される。
また、図示は省略するが、ガスタービン21には、従来と同様にガスタービン本体22を、燃料ガスの着火前に昇速させるための回転駆動手段も装備されている。この回転駆動手段としては、例えば補助モータ、発電機27、蒸気タービンなどがある。補助モータを回転駆動手段とする場合には、回転軸がガスタービン本体22の回転軸に着脱可能に結合された補助モータにより、ガスタービン本体22を回転駆動する。発電機27を回転駆動手段とする場合には、発電機27をモータとして機能させることにより、ガスタービン本体22を回転駆動する。蒸気タービンを回転駆動手段とする場合には、回転軸がガスタービン本体22の回転軸に結合された蒸気タービンを補助ボイラなどで生成した補助蒸気で回転させることにより、ガスタービン本体22を回転駆動する。
回転数計33ではガスタービン本体22の回転数を計測し、この回転数計測信号を起動停止制御装置34へ出力する。また、コンプレッサ24の回転軸26には発電機27の回転軸28も接続されている。従って発電機27はガスタービン本体22とともに回転して発電する。
燃焼器23には燃料ガス配管29の先端側(下流側)が接続され、この燃料ガス配管29の途中には燃料ガス遮断弁30が設けられている。また、燃料ガス配管29(燃料ガス遮断弁30と燃焼器23の間)には窒素ガス配管31の先端側(下流側)が接続され、この窒素ガス配管31の途中には窒素ガス遮断弁32が設けられている。窒素ガス配管31の基端側(上流側)は図示しない窒素ガス供給装置に接続されている。そして、燃料ガス配管29の基端側(上流側)は図示しない製鉄所の高炉に接続されており、燃料ガス遮断弁30を開けると、前記高炉から排出された高炉ガスが、燃料ガス配管29を介して燃焼器23へ供給される。即ち、図示例のガスタービン21では燃料ガスとして高炉ガスが利用されている。
そして、この高炉ガスは一酸化炭素を主成分とするものであるため、定期点検などのためにガスタービン21を停止したときにはガスタービン本体22などから未燃の燃料ガス(高炉ガス)をパージする必要がある。即ち、仮にガスタービン停止時に窒素ガスによる残留燃料ガスパージを行わずにガスタービン21(燃焼器23など)に燃料ガスが残っている状態で開放作業を行うと、作業者が有害な燃料ガスを吸ってしまうおそれがある。このため、ガスタービン停止時には窒素ガスによって残留燃料ガスパージを行うことにより、作業者が開放作業をしても大丈夫な状態にする必要がある。また、ガスタービン起動時にも圧縮空気によって残留燃料ガスをパージする必要がある。ガスタービン起動時にガスタービン21に残留燃料ガスが存在するケースとしては、前回の起動で燃料ガスの着火に失敗したケースなどが想定される(燃料ガスを投入したが着火しなかった場合には投入された燃料ガスがガスタービン21の中に留まる)。このような状態のときに燃料ガスを燃焼器23に投入して着火し、高温の燃焼ガスが流れると、ガスタービン21内で残留燃料ガスが自然発火するおそれがある。従って、ガスタービン起動時にも、ガスタービン21内(排気ガスダクト25など)に残留しているおそれのある燃料ガスを圧縮空気によってパージしてから、燃焼器23への燃料ガスの供給を開始して点火する必要がある。そして更には、安定した燃料ガスの着火を実現するため、燃料ガス配管29に残留している窒素ガスもパージする必要がある。このため、起動停止制御装置34では次のようなガスタービン停止制御と、ガスタービン起動制御とを行う。
<ガスタービン停止制御>
図2に示すように、ガスタービン停止時には、例えば時刻T11で燃料ガス遮断弁30を閉じる。その結果、燃焼器23への燃焼ガス(高炉ガス)の供給が遮断されて、ガスタービン21が停止する。即ち、図示例のようにガスタービン本体22の回転が低下する。その後、時刻T12において所定時間ΔT1が経過したと判定すると、このときから、所定時間ΔT2が経過するまでの間(時刻T13までの間)、窒素ガス遮断弁32を開く。その結果、窒素ガス供給装置から窒素ガス配管31を介して供給される窒素ガスより、燃料ガス配管29、燃焼器23、ガスタービン本体22及び排気ガスダクト25に残っている未燃の燃焼ガスが押し出される(窒素ガスとともに流出する)。
<ガスタービン起動制御>
一方、ガスタービン起動時には、前記回転駆動手段により、図3に示すようにガスタービン本体22は着火回転数Nに到達するまで昇速されて、この着火回転数Nに保持される。このときガスタービン本体22とともにコンプレッサ24も回転するため、このコンプレッサ24によって圧縮された空気が、燃焼器23、ガスタービン本体22及び排気ガスダクト25へと流れることになる。
そこで、起動停止制御装置34では、時刻T21において、回転数計33の回転数計測信号に基づき、前記回転駆動手段によって回転駆動されるガスタービン本体22の回転数が着火回転数Nに達したと判定すると、このときから、第1の所定時間ΔT11(例えば10分間)が経過するまでの間(時刻T22までの間)、燃料ガス遮断弁30の閉状態を維持する。
その結果、ガスタービン21内(排気ガスダクト25など)に未燃の燃料ガスが残留している場合には、当該残留燃料ガスが、ガスタービン本体22とともに着火回転数Nで回転しているコンプレッサ24の圧縮空気によって押し出される(圧縮空気とともに流出する)。即ち、第1の排気ガスダクトパージが実施される。勿論、このときに燃焼器23やガスタービン本体22などにも未燃の燃料ガスが残留していれば、これらの燃料ガスも圧縮空気によって押し出される(圧縮空気とともに流出する)ことになる。
なお、ガスタービン本体22の回転数が着火回転数Nに達したか否かの判定手段としては、回転数計33の回転数計測信号に基づく手段に限定するものではなく、その他の判定手段を適用してもよい。例えば所定の昇速指令値(回転数指令値)に応じてガスタービン本体22を昇速させる場合には、この昇速指令値(回転数指令値)が着火回転数Nに達したときにガスタービン本体22の回転数が着火回転数Nに達したと判定してもよい。
次に、時刻T22において第1の所定時間ΔT11が経過したと判定すると、このときから、第2の所定時間ΔT12(例えば10秒間)が経過するまでの間(時刻T23までの間)、燃料ガス遮断弁30を開ける。その結果、前記ガスタービン停止時に燃料ガス遮断弁30と燃焼器23との間の燃料ガス配管29に残った窒素ガスが、高炉から供給される燃料ガス(高炉ガス)によって押し出される(燃料ガスとともに流出する)。即ち、燃料ガス配管パージが実施される。
また、この燃料ガス配管パージの際にも燃料ガスがガスタービン本体22や排気ガスダクト25にまで流れ込んでいる可能性があるため、燃料ガス配管パージ後、すぐには燃料ガス供給を開始せず、しばらくしてから燃料ガス供給を開始する。
即ち、時刻T23において第2の所定時間ΔT12が経過したと判定すると、このときから、第3の所定時間ΔT13(例えば10分間)が経過するまでの間(時刻T24までの間)、燃料ガス遮断弁30の閉状態を維持する。その結果、前記燃料ガス配管パージ時に排気ガスダクト25などに残った燃料ガスが、ガスタービン本体22とともに着火回転数Nで回転しているコンプレッサ24の圧縮空気によって押し出される(圧縮空気とともに流出する)。即ち、第2の排気ガスダクトパージが実施される。勿論、このときに燃焼器23やガスタービン本体22などにも流れ込んだ燃料ガスが残留していれば、これらの燃料ガスも圧縮空気によって押し出される(圧縮空気とともに流出する)ことになる。
その後、起動停止制御装置34では、時刻T24において第3の所定時間ΔT13が経過したと判定すると、時刻T23で一旦閉じた燃料ガス遮断弁30を再度開くことにより、燃料ガスを燃焼器23へ供給して点火栓により点火する。従って、これ以降、ガスタービン本体22は、燃焼器23で生成される燃焼ガスによって回転駆動され、定格回転数(例えば3600rpm)に達するまで昇速される。なお、各所定時間ΔT1,ΔT2,ΔT11,ΔT12,ΔT13が経過したか否かは、起動停止制御装置34が保有するタイマーによって判定される。また、ガスタービン起動時及び運転時には、窒素ガス遮断弁32は常に閉状態のままである。
以上のように本実施の形態例の起動停止制御装置34は、ガスタービン停止時には、燃料ガス遮断弁30を閉じた後、窒素ガス遮断弁32を所定時間ΔT2だけ開けることよって、燃料ガス配管29、燃焼器23、ガスタービン本体22及び排気ガスダクト25に残った燃焼ガスを、窒素ガスより押し出す一方、ガスタービン起動時には、回転駆動手段によって昇速されるガスタービン本体22の回転数が所定の着火回転数Nに達したときから、第1の所定時間ΔT11が経過するまでの間、排気ガスダクト25などに残っている燃料ガスを、コンプレッサ24の圧縮空気により押し出す第1の排気ガスダクトパージと、第1の所定時間ΔT11が経過したときから、第2の所定時間ΔT12が経過するまでの間、燃料ガス遮断弁30を開けて、前記ガスタービン停止時に燃料ガス遮断弁30と燃焼器23との間の燃料ガス配管29に残った窒素ガスを、燃料ガスにより押し出す燃料ガス配管パージと、第2の所定時間ΔT12が経過したときから、第3の所定時間ΔT13が経過するまでの間、前記燃料ガス配管パージのときに排気ガスダクト25などに残った燃料ガスを、コンプレッサ24の圧縮空気により押し出す第2の排気ガスダクトパージとを順次実施し、その後、燃料ガス遮断弁30を再度開くことにより、燃料ガスを燃焼器23へ供給して点火するように制御することを特徴とするため、次のような作用効果が得られる。
即ち、本実施の形態例の起動停止制御装置34によれば、ガスタービン停止時に燃料ガス遮断弁30と燃焼器23との間の燃料ガス配管29に残った窒素ガスを燃料ガスにより押し出す燃料ガス配管パージを実施するため、従来のような燃料ガス配管に残留している窒素ガスによって燃料ガスが正常に着火しないという不具合を解消することができ、安定した燃料ガスの着火が可能となる。
また、ガスタービン停止時に排気ガスダクト25などに残った燃料ガスを、コンプレッサ24の圧縮空気により押し出す第1の排気ガスダクトパージに加えて、燃料ガス配管パージのときに排気ガスダクト25などに残った燃料ガスをコンプレッサ24の圧縮空気により押し出す第2の排気ガスダクトパージも行うため、燃料ガス配管パージの際に燃料ガスがガスタービン本体22や排気ガスダクト25にまで流れ込んで残留しているとしても、当該燃料ガスが排気ガスダクト25内などで燃焼するのを防止することもできる。
なお、上記では燃料ガスとして高炉ガスを用いる場合について説明したが、これに限定するものではなく、ガスタービン停止時にパージガス(窒素ガス)による残留燃料ガスのパージが必要となるような燃料ガス(例えば製鉄所の転炉ガスなど)が用いられるガスタービンであれば、本発明を適用することができる。
また、各所定時間ΔT11,ΔT12,ΔT13などは、排気ガスダクト25や燃料ガス配管29などの容積やガス流量などに基づき、残留燃料ガスや残留窒素ガスがパージされる時間を計算して或いは試験をして、適宜決定すればよい。
本発明はガスタービンの起動停止方法及び起動停止制御装置に関し、高炉ガスなどのようなガスタービン停止時にパージガス(窒素ガス)による残留燃料ガスのパージが必要となるような燃料ガスが用いられるガスタービンに適用して有用なものである。
本発明の実施形態例に係るガスタービンの起動停止制御装置を示す図である。 前記起動停止制御装置によって実施される停止シーケンスを示す図である。 前記起動停止制御装置によって実施される起動シーケンスを示す図である。 従来のガスタービンの起動停止制御装置を示す図である。 前記起動停止制御装置によって実施される起動シーケンスを示す図である。
符号の説明
21 ガスタービン
22 ガスタービン本体
23 燃焼器
24 コンプレッサ
25 排気ガスダクト
26 回転軸
27 発電機
28 回転軸
29 燃料ガス配管
30 燃料ガス遮断弁
31 窒素ガス配管
32 窒素ガス遮断弁
33 回転数計
34 起動停止制御装置

Claims (2)

  1. ガスタービン本体と、このガスタービン本体の下流側に設けた排気ガスダクトと、燃料ガスを圧縮空気とともに燃焼して前記ガスタービン本体を回転させるための燃焼ガスを生成する燃焼器と、この燃焼器に接続した燃料ガス配管と、この燃料ガス配管に設けた燃料ガス遮断弁と、この燃料ガス遮断弁と前記燃焼器との間で前記燃料ガス配管に接続したパージガス配管と、このパージガス配管に設けたパージガス遮断弁と、前記ガスタービン本体とともに回転して圧縮した空気を前記燃焼器へ供給するコンプレッサとを備えたガスタービンの起動停止方法であって、
    ガスタービン停止時には、前記燃料ガス遮断弁を閉じた後、前記パージガス遮断弁を所定時間開けることよって、前記燃料ガス配管、前記燃焼器、前記ガスタービン本体及び前記排気ガスダクトに残った燃焼ガスを、パージガスより押し出す一方、
    ガスタービン起動時には、
    回転駆動手段によって昇速される前記ガスタービン本体の回転数が所定の着火回転数に達したときから、第1の所定時間が経過するまでの間、前記排気ガスダクトに残っている前記燃料ガスを、前記コンプレッサの圧縮空気により押し出す第1の排気ガスダクトパージと、
    前記第1の所定時間が経過したときから、第2の所定時間が経過するまでの間、前記燃料ガス遮断弁を開けて、前記ガスタービン停止時に前記燃料ガス遮断弁と前記燃焼器との間の前記燃料ガス配管に残った前記パージガスを、前記燃料ガスにより押し出す燃料ガス配管パージと、
    前記第2の所定時間が経過したときから、第3の所定時間が経過するまでの間、前記燃料ガス配管パージのときに前記排気ガスダクトに残った前記燃料ガスを、前記コンプレッサの圧縮空気により押し出す第2の排気ガスダクトパージと、
    を順次実施し、その後、前記燃料ガス遮断弁を再度開くことにより、前記燃料ガスを前記燃焼器へ供給して点火することを特徴とするガスタービンの起動停止方法。
  2. ガスタービン本体と、このガスタービン本体の下流側に設けた排気ガスダクトと、燃料ガスを圧縮空気とともに燃焼して前記ガスタービン本体を回転させるための燃焼ガスを生成する燃焼器と、この燃焼器に接続した燃料ガス配管と、この燃料ガス配管に設けた燃料ガス遮断弁と、この燃料ガス遮断弁と前記燃焼器との間で前記燃料ガス配管に接続したパージガス配管と、このパージガス配管に設けたパージガス遮断弁と、前記ガスタービン本体とともに回転して圧縮した空気を前記燃焼器へ供給するコンプレッサとを備えたガスタービンの起動停止制御装置であって、
    ガスタービン停止時には、前記燃料ガス遮断弁を閉じた後、前記パージガス遮断弁を所定時間開けることよって、前記燃料ガス配管、前記燃焼器、前記ガスタービン本体及び前記排気ガスダクトに残った燃焼ガスを、パージガスより押し出す一方、
    ガスタービン起動時には、
    回転駆動手段によって昇速される前記ガスタービン本体の回転数が所定の着火回転数に達したときから、第1の所定時間が経過するまでの間、前記排気ガスダクトに残っている前記燃料ガスを、前記コンプレッサの圧縮空気により押し出す第1の排気ガスダクトパージと、
    前記第1の所定時間が経過したときから、第2の所定時間が経過するまでの間、前記燃料ガス遮断弁を開けて、前記ガスタービン停止時に前記燃料ガス遮断弁と前記燃焼器との間の前記燃料ガス配管に残った前記パージガスを、前記燃料ガスにより押し出す燃料ガス配管パージと、
    前記第2の所定時間が経過したときから、第3の所定時間が経過するまでの間、前記燃料ガス配管パージのときに前記排気ガスダクトに残った前記燃料ガスを、前記コンプレッサの圧縮空気により押し出す第2の排気ガスダクトパージと、
    を順次実施し、その後、前記燃料ガス遮断弁を再度開くことにより、前記燃料ガスを前記燃焼器へ供給して点火するように制御することを特徴とするガスタービンの起動停止制御装置。
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