JP2008082217A - 多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記クランクケース3内に,各気筒におけるクランク室16を各気筒ごとに区画するとともに前記オイルパン4内とも区画する隔壁17を設け,この隔壁のうち前記各クランク室の箇所に,前記オイルパンへの連通孔21を設け,この各連通孔の前記オイルパン内への開口部に,常時閉じていて,前記クランク室における圧力が前記オイルパン内と同じか又はこれより高くなったときに開くようにした開閉弁22を設ける。
【選択図】図2
Description
「複数の気筒におけるシリンダボアを列状に備えたシリンダブロックの下部に,前記各気筒について共通のクランク軸を内蔵するクランクケースを設け,このクランクケースの下部にオイルパンを設けて成る多気筒内燃機関において,
前記クランクケース内には,各気筒におけるクランク室を各気筒ごとに区画するとともに前記オイルパン内とも区画する隔壁が設けられ,この隔壁のうち前記各クランク室の箇所には,前記オイルパンへの連通孔が設けられ,この各連通孔の前記オイルパン内への開口部には,常時閉じていて,前記クランク室における圧力が前記オイルパン内の圧力と同じか又はこれより高くなったときに開くようにした開閉弁が設けられている。」
ことを特徴としている。
「前記請求項1の記載において,前記各クランク室における開閉弁が,前記オイルパンから前記クランク室への方向には閉じて,前記クランク室から前記オイルパンへの方向には開くようにした逆止弁の形態である。」
ことを特徴としている。
「前記請求項1又は2の記載において,前記隔壁のうち前記各クランク室底部の部分に凹所が設けられ,この凹所に前記連通孔が開口している。」
ことを特徴としている。
「前記請求項1〜3のいずれかの記載において,前記各クランク室における開閉弁が,前記各クランク室の圧力が前記オイルパン内の圧力よりも0〜0.1MPaだけ高くなったとき開くように構成されている。」
ことを特徴としている。
「複数の気筒におけるシリンダボアを列状に備えたシリンダブロックの下部に,前記各気筒について共通のクランク軸を内蔵するクランクケースを設け,このクランクケースの下部にオイルパンを設けて成る多気筒内燃機関において,
前記クランクケース内には,各気筒におけるクランク室を各気筒ごとに区画するとともに前記オイルパン内とも区画する隔壁が設けられ,この隔壁のうち前記各クランク室の箇所には,前記オイルパンへの連通孔が設けられ,この各連通孔の前記オイルパン内への開口部には,前記クランク軸の回転に連動して各気筒におけるピストンの下死点付近において開くように構成した開閉弁が設けられている。」
ことを特徴としている。
2 シリンダヘッド
3 クランクケース
4 オイルパン
5 シリンダボア
6 クランク軸
7 バルク壁
8 ピストン
16 クランク室
17 隔壁
18 開口
19 蓋体
20 凹所
21 連通孔
22 開閉弁
Claims (5)
- 複数の気筒におけるシリンダボアを列状に備えたシリンダブロックの下部に,前記各気筒について共通のクランク軸を内蔵するクランクケースを設け,このクランクケースの下部にオイルパンを設けて成る多気筒内燃機関において,
前記クランクケース内には,各気筒におけるクランク室を各気筒ごとに区画するとともに前記オイルパン内とも区画する隔壁が設けられ,この隔壁のうち前記各クランク室の箇所には,前記オイルパンへの連通孔が設けられ,この各連通孔の前記オイルパン内への開口部には,常時閉じていて,前記クランク室における圧力が前記オイルパン内の圧力と同じか又はこれより高くなったときに開くようにした開閉弁が設けられていることを特徴とする多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造。 - 前記請求項1の記載において,前記各クランク室における開閉弁が,前記オイルパンから前記クランク室への方向には閉じて,前記クランク室から前記オイルパンへの方向には開くようにした逆止弁の形態であることを特徴とする多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造。
- 前記請求項1又は2の記載において,前記隔壁のうち前記各クランク室底部の部分に凹所が設けられ,この凹所に前記連通孔が開口していることを特徴とする多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造。
- 前記請求項1〜3のいずれかの記載において,前記各クランク室における開閉弁が,前記各クランク室の圧力が前記オイルパン内の圧力よりも0〜0.1MPaだけ高くなったとき開くように構成されていることを特徴とする多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造。
- 複数の気筒におけるシリンダボアを列状に備えたシリンダブロックの下部に,前記各気筒について共通のクランク軸を内蔵するクランクケースを設け,このクランクケースの下部にオイルパンを設けて成る多気筒内燃機関において,
前記クランクケース内には,各気筒におけるクランク室を各気筒ごとに区画するとともに前記オイルパン内とも区画する隔壁が設けられ,この隔壁のうち前記各クランク室の箇所には,前記オイルパンへの連通孔が設けられ,この各連通孔の前記オイルパン内への開口部には,前記クランク軸の回転に連動して各気筒におけるピストンの下死点付近において開くように構成した開閉弁が設けられていることを特徴とする多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006261723A JP2008082217A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006261723A JP2008082217A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008082217A true JP2008082217A (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=39353338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006261723A Pending JP2008082217A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 多気筒内燃機関におけるクランクケースの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008082217A (ja) |
Citations (5)
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---|---|---|---|---|
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JPS58113528A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 内燃機関のオイル戻し装置 |
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JP2001504911A (ja) * | 1997-08-19 | 2001-04-10 | パーキンス エンジンズ カンパニー リミテッド | 高められた潤滑オイル容量及び/又は高められたグラジアビリティを有する内燃エンジン |
-
2006
- 2006-09-27 JP JP2006261723A patent/JP2008082217A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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A977 | Report on retrieval |
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Effective date: 20110309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110428 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110706 |