JP2008080843A - 航空機用化粧室のミラー取付け構造 - Google Patents

航空機用化粧室のミラー取付け構造 Download PDF

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Takashi Kamiyama
隆 神山
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Abstract

【課題】ミラーに写る顔面に生じる影を低減し、より自然な光のもとで顔面の状態を確認することを可能とした航空機用化粧室のミラー取付け構造を提供する。 【解決手段】ミラー13の少なくとも左右に隣接するキャビネット12には、図2及び図3に示すように、キャビネット12の表面に透明または半透明なカバー部材16を設け、このカバー部材16の内側に発光ダイオード(LED)または蛍光灯等の発光体17が配設してある。カバー部材16のミラー13に隣接する部分は、ミラー13と同一面上とし、反対側は前記キャビネット12の厚みに沿って前面側に立ち上がるように構成し、ミラー13の裏面側には、反射コーティング部材17が設けてある。発光ダイオード(LED)または蛍光灯等の発光体17は、連続または非連続に形成されたものを使用することも可能であり、更にミラー13の左右に隣接するキャビネット12に限定されず、上部側に設けることも可能である。
【選択図】 図2

Description

この発明は、航空機用化粧室のミラー取付け構造に係わり、更に詳しくは化粧室本体の壁面に取り付けるミラーの近傍に配設する発光体(フェイスライト)の設置位置を工夫することにより、ミラーに写る顔面に生じる影を低減し、より自然な光のもとで顔面の状態を確認することを可能とした航空機用化粧室のミラー取付け構造に関するものである。
従来、民間航空機用の化粧室ユニットとしては、乗客の人数にもよるが一般には10個前後の化粧室ユニットが機体内に搭載され、また一般乗客が使用する化粧室ユニットの場合、大便器,小便器,ミラー等を備えた洗面台等が小スペースのボックス状の化粧室内に組み込まれているのが一般的である。
ところで、一般にキャビネットを介してミラーを取付けるパネルには、ミラーに写る顔を見る際、より顔面をより見やすくするためにフェイスライトと呼称される蛍光灯等の発光体がミラーの近傍に取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、図4に示すように航空機用の化粧室ユニットのパネル1の側面にキャビネット1aを介して取付けられるミラー2についても、ミラー2の裏面側の反射コーティング部材3を除去した箇所に透明または半透明のフィルタ4を設け、またミラー2と同一面上に透明または半透明なカバー部材5を設けて照明光Qの放射部とし、また放射部の裏側に光源となる発光体6(フェイスライト)を設けている。そして、左右それぞれ一箇所もしくは複数箇所に設けたミラー2と同一面にある放出部から使用者Wの顔面に向かって照明光Qが照射される構成になっている。
これによりミラー2の上部にのみ照明を設置した場合に比べて、顔の見やすさは改善される。しかし、両方からの照射のみとなるため、顔面に影等を生じさせて極めて見ずらいは言う問題があった。
特開2001−3583号公報
この発明はかかる従来の問題点に着目し、化粧室ユニットのパネル壁面にキャビネットを介して取付けるミラーの少なくとも左右両側に発光体を配設することで、ミラーに写る顔面に生じる影を低減し、より自然な光のもとで顔面の状態を確認することを可能とした航空機用化粧室のミラー取付け構造を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、ミラーの少なくとも左右に隣接するキャビネットの表面に透明または半透明なカバー部材を設け、このカバー部材の内側に発光体を配設したことを要旨とするものである。
ここで、前記カバー部材のミラーに隣接する部分は、ミラーと同一面上とし、反対側は前記キャビネットの厚みに沿って前面側に立ち上がるように構成し、また前記発光体は、連続または非連続に形成されたものを使用するものである。
また、前記発光体が、発光ダイオードまたは蛍光灯であり、前記ミラーに隣接するキャビネットの側面に、少なくとも一個以上の小物入れを併設することも可能である。
このように構成したこの発明のミラー取付け構造では、ミラーと同一面上に光の放出部を有する発光体(フェイスライト)よりも多くの方向から顔面に光が照射されるので、顔面に生じる影を低減し、より自然な光のもとで顔面の状態を確認することが可能となる。
この発明は、上記のようにミラーの少なくとも左右に隣接するキャビネットの表面に透明または半透明なカバー部材を設け、このカバー部材の内側に発光体を配設したので、ミラーと同一面上に光の放出部を有する発光体(フェイスライト)よりも多くの方向から顔面に光が照射され、ミラーに写る顔面に生じる影を低減し、より自然な光のもとで顔面の状態を確認することが出来る効果がある。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
図1はこの発明を実施した化粧室ユニットの一部切欠した斜視図、図2は図1のA−A矢視拡大断面図、図3はミラーの拡大正面図を示し、航空機用の化粧室ユニット10のパネル11の側面の一部にキャビネット12を介して取付けられるミラー13が取り付けられる。なお、14は大便器を兼ねた小便器,15は洗面台、Wxは使用者、Qaは照明光を示している。
前記ミラー13の少なくとも左右に隣接するキャビネット12には、図2及び図3に示すように、キャビネット12の表面に透明または半透明なカバー部材16を設け、このカバー部材16の内側に発光ダイオード(LED)または蛍光灯等の発光体17が配設してある。
前記カバー部材16のミラー13に隣接する部分は、ミラー13と同一面上とし、反対側は前記キャビネット12の厚みに沿って前面側に立ち上がるように構成し、ミラー13の裏面側には、反射コーティング部材18が設けてある。
前記、発光ダイオード(LED)または蛍光灯等の発光体17は、連続または非連続に形成されたものを使用することも可能であり、更にミラー13の左右に隣接するキャビネット12に限定されず、上部側に設けることも可能である。
更に、前記ミラー13に隣接するキャビネット12の側面におけるパネル11等に、少なくとも一個以上の小物入れ19を併設することも可能である。
この発明のミラー取付け構造では、ミラー13と同一面上に光の放出部を有する発光体17(フェイスライト)よりも多くの方向から顔面に照明光Qaが照射されるので、ミラー13に写る使用者Wxの顔面に生じる影を低減し、より自然な光のもとで顔面の状態を確認することが可能となる。
この発明を実施した化粧室ユニットの一部切欠した斜視図である。 図1のA−A矢視拡大断面図である。 ミラーの拡大正面図である。 従来のミラー取り付け構造の断面図である。
符号の説明
1 化粧室ユニットのパネル 1a キャビネット
2 ミラー 3 反射コーティング部材
4 フィルタ 5 カバー部材
6 発光体 Q,Qa 照明光
W,Wx 使用者
10 化粧室ユニット 11 パネル
12 キャビネット 13 ミラー
14 大便器を兼ねた小便器 15 洗面台
16 カバー部材 17 発光体
18 反射コーティング部材18 19 小物入れ

Claims (5)

  1. ボックス状に一体的に成形された化粧室本体の壁面に、キャビネットを介してミラーを取付けた航空機用化粧室のミラー取付け構造において、
    前記ミラーの少なくとも左右に隣接するキャビネットの表面に透明または半透明なカバー部材を設け、このカバー部材の内側に発光体を配設したことを特徴とする航空機用化粧室のミラー取付け構造。
  2. 前記カバー部材のミラーに隣接する部分は、ミラーと同一面上とし、反対側は前記キャビネットの厚みに沿って前面側に立ち上がるように構成した請求項1に記載の航空機用化粧室のミラー取付け構造。
  3. 前記発光体は、連続または非連続に形成されたものを使用する請求項1または2に記載の航空機用化粧室のミラー取付け構造。
  4. 前記発光体が、発光ダイオードまたは蛍光灯である請求項1,2または3に記載の航空機用化粧室のミラー取付け構造。
  5. 前記ミラーに隣接するキャビネットの側面に、少なくとも一個以上の小物入れを併設した請求項1,2,3または4に記載の航空機用化粧室のミラー取付け構造。
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