JP6323796B2 - 照明装置付き鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、鏡と該鏡の背面側に光源を有した照明装置とを備えていると共に壁面に取付けられる照明装置付き鏡に関する。
従来、パブリックトイレの洗面空間の鏡において、鏡裏側に照明装置を備え、鏡周辺の壁に向けて光を放射し、間接照明により空間を演出する鏡がある(例えば、特許文献1。)。
特許文献1に記載されている照明装置は、衛生設備室の壁面より一定距離突出した状態かつ左右の端縁を対応する左右の壁面より離隔した状態にミラーを取り付けて、このミラーの裏面と壁面との間に空間を形成し、この空間の上下及び左右部位に照明器具を配置して、この照明器具からの光をミラーの裏面側より上方と下方及び左右両側方に放射している。
実開平2−112193号公報
しかしながら、このような特許文献1に記載されている照明装置の場合、施工状態によってはミラーの裏面と壁面との間に設けた照明器具が照明装置近傍にいる人間に見えてしまう。
このときの高輝度の光源である照明器具が直接目に入ってくる直接グレアという現象が発生する。
あるいは、照明装置が取り付けられる壁面、隣接する鏡(あるいは鏡面仕上げされた壁面)もしくは窓ガラスに照明器具が映りこんでしまう間接グレアという現象が発生する。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、直接グレアおよび間接グレアを抑制する照明装置付き鏡を提供することにある。
本請求項1に係る発明は、鏡と該鏡の背面側に光源を有した照明装置とを備えていると共に壁面に取付けられる照明装置付き鏡であって、前記光源の発する光が、前記鏡と並行する直進光と、前記鏡に近づく接近光と、前記鏡から遠ざかる離隔光とからなり、前記照明装置が、光を透過しない不透過性部材と、該不透過性部材と接続されると共に前記離隔光を透過する背面透光部材とを備え、前記光源が、前記直進光を前記不透過性部材に向けて放射しており、前記光源と前記壁面との間に位置している前記背面透光部材が、前記鏡の背面と並行に配置されている、または前記鏡の背面方向に膨出している膨出部を備えていることにより、前述した課題を解決するものである。
本発明の請求項1に係る発明の照明装置付き鏡は、鏡と鏡の背面に光源を有した照明装置とを備えていることにより、光源の発する光が壁面などに当たった際の反射光により周囲を照らすため、間接照明として鏡の背面の空間を演出できるばかりでなく、以下の特有の構成に対応した格別の効果を奏する。
すなわち、本請求項1に係る発明の照明装置付き鏡は、光源が、直進光を不透過性部材に向けて放射していることにより、光源から出た直進光が不透過性部材に向かって放射されるため、直進光が直接人間の目につかず、直進光起因の直接グレアを抑制することができる。
また、背面透光部材の膨出部が、鏡の背面と並行に配置されている、または鏡の背面方向に膨出していることにより、鏡より前方から背面投光部材が見えにくくなるため、離隔光起因の直接グレアを抑制することができることに加え、照明装置が壁面側への突出部を有していないため、照明装置付き鏡の周囲に照明装置が映りこみ難く、照明が映りこむような離隔光起因の間接グレアを抑制することができる。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された照明装置付き鏡の構成に加えて、前記不透過性部材が、前記直進光を反射する第一反射面を備えており、前記照明装置が、前記鏡の前面と並行していると共に前記鏡の縁部より外方に前面透光部材を備えており、前記第一反射面が、前記直進光を前記前面透光部材に向けて反射させていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明の照明装置付き鏡は、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、第一反射面が、直進光を前面透光部材に向けて反射させていることにより、光源から出た直進光が第一反射面で反射した後に前面透光部材から使用者に向かって放射されるため、鏡の前に立つ使用者を明るく照らすことができる。
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載された照明装置付き鏡の構成に加えて、前記不透過性部材の一端が、前記前面透光部材と接続されていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項3に係る発明の照明装置付き鏡は、請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、不透過性部材の一端が、前面透光部材と接続されていることにより、不透過性部材の一端が前面透光部材と接続されていない場合と比べて、直進光が直接人間の目につかなくなるため、直進光起因の直接グレアを抑制することができる。
本請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に記載された照明装置付き鏡の構成に加えて、前記照明装置が、前記接近光を反射する第二反射面を備えており、前記第二反射面が、前記接近光を前記背面透光部材に向けて反射させていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項4に係る発明の照明装置付き鏡は、請求項2または請求項3に係る発明が奏する効果に加えて、第二反射面が、接近光を背面透光部材に向けて反射させていることにより、光源から出た接近光が鏡の背面側の第二反射面で反射した後に照明装置内に設けられた背面透光部材から離隔光と共に壁面に向かって放射されるため、接近光も間接照明の一部となり、より明るく鏡の背面の空間を演出できる。
本請求項5に係る発明は、鏡と該鏡の背面側に光源を有した照明装置とを備えていると共に壁面に取付けられる照明装置付き鏡であって、前記照明装置が、前記光源に対向すると共に光を透過しない不透過性部材と、該不透過性部材の一端と接続される背面透光部材とを備えており、前記光源と前記壁面との間に配置されている前記背面透光部材が、前記鏡の背面と並行に配置されている、または前記鏡の背面方向に膨出している膨出部を有していることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項5に係る発明の照明装置付き鏡は、鏡と鏡の背面側に光源を有した照明装置とを備えていることにより、照明装置の発する光が壁面などに当たった際の反射光により周囲を照らすため、間接照明として鏡の背面の空間を演出できる。
また、背面透光部材の膨出部が、鏡の背面と並行に配置されている、または鏡の背面方向に膨出していることにより、鏡より前方から背面投光部材が見えにくくなるため、照明装置が直接見えてしまう直接グレアを抑制することができることに加え、照明装置が壁面側への突出部を有していないため、照明装置付き鏡の周囲に照明装置が映りこみ難く、照明が映りこむような間接グレアを抑制することができる。
本発明により、直接グレアおよび間接グレアを抑制することができる。
本発明の実施形態の照明装置付き鏡を備える洗面空間の正面図。 図1のA−A断面図。 LEDから放たれる放射光の光路を示すA−A断面図。 本発明の実施形態の変形例におけるA−A断面図。
以下に、本発明の実施形態である照明装置付き鏡について、図1乃至図4に基づいて説明する。
<1. 洗面空間の概要>
図1は本発明の実施形態の照明装置付き鏡100を備える洗面空間の正面図である。
洗面空間には、洗面台Lおよび洗面台Lの上方に照明装置付き鏡100が設置されている。
そして、洗面台Lおよび照明装置付き鏡100は、拡散性および反射率が高い壁面Wに取り付けられている。
なお、図1においては洗面台Lおよび照明装置付き鏡100がそれぞれ3台設置されているが、3台に限定されるものではない。
<2. 照明装置付き鏡の概要>
図2は図1におけるA−A断面図であり、図1から照明装置付き鏡100は左右対称であるため、図2では照明装置付き鏡100の片側のみを示している。
照明装置付き鏡100は、照明装置付き鏡100を壁面Wに固定するための基部110と、凹凸および湾曲の少ない平坦な鏡120と、この鏡120の背面側に照明装置130とを備えている。
<2.1. 基部の構造>
基部110は、照明装置付き鏡100よりも厚く(例えば115mm以上)、コの字状のふかし部材111を備えており、このふかし部材111が壁面Wに固定されている。
これにより、照明装置付き鏡100は、基部110のふかし部材111を介して壁面Wに固定されると共に壁面Wと離間対向する。
そして、ふかし部材111の鏡120側に向けた開口111aは、平板状のベースプレート112によって閉塞されている。
ベースプレート112は、鉛直方向の両端部に設けられた鏡固定金具(図示されない)によって鏡120を保持している。
さらに、ベースプレート112は、水平方向(鏡120の幅方向;以下同じ)の端部かつ鉛直方向の複数個所で、連結ネジ113により後述する照明装置130と連結されている。
<2.2. 照明装置の構造>
次に照明装置130の構造について説明する。
照明装置130は鏡120の背面側かつ側方にあり、鏡120と高さがおおよそ同じである(図1参照。)。
照明装置130は、おおよそU字型のLED固定金具135の底部に取り付けられたLED付基板131を鉛直方向に複数個備えている。
そして、LED付基板131は、LED(光源)131aを鉛直方向に複数個備えている。
LED131aは、鏡120と直行しており、水平方向かつ鏡120から遠ざかる方向に光を放射する(LED131aから放射される光については後述する。)。
なお、本実施形態においてLED131aの広がり角はおおよそ120度であるが、この広がり角は一例に過ぎず、120度に限定されるものではない。
さらに照明装置130は、LED131aと対向する位置に光を透過しない不透過性部材132を備えている。
不透過性部材132は、光をほとんど透さない程度(例えば、透過率が3%以下)に灰色に着色されたアクリル樹脂で形成されており、鏡120と垂直な垂直部132aと、垂直部132aと連続し垂直部132aからLED131a側に傾いている傾斜部132bと、傾斜部132bと連続し水平方向に伸びる水平部132cの3つの部分を含んでいる。
さらに、傾斜部132bのLED131a側には、反射率の高い(例えば、反射率が90%以上)光反射シートにより形成された第一反射面132dが設けられている。
また、照明装置130は、不透過性部材132の水平部132cの端部と接続される背面透光部材133を備えており、不透過性部材132と背面透光部材133とが隙間なく接続されている。
背面透光部材133は、LED131aと壁面Wとの間に位置しており、鏡120の背面123と並行である。
なお、前述した基部110と照明装置120とを連結する連結ネジ113は、具体的にはベースプレート112と背面透光部材133とLED固定金具135とを連結している。
また、照明装置130は、不透過性部材132の垂直部132aの端部と接続される前面透光部材134を備えており、不透過性部材132と前面透過部材134とが隙間なく接続されている。
前面透光部材134は、鏡120の前面122とおおよそ面一であり、鏡120の縁部121より外方に位置している透光部134aと、この透光部134aと接続されていると共に鏡120の厚み程度後方にある鏡対向部134bとを有している。
さらに、鏡対向部134bの壁面W側には、鏡120と並行な第二反射面134cが設けられている。
なお、LED固定金具135は、連結ネジ113によって背面透光部材133に連結されているだけでなく、締結ネジ136によって前面透光部材134にも締結されている。
<3. 放射光の光路>
続いて、LED131aから放たれる放射光の光路について、図3を用いて説明する。
前述したようにLED131aから放たれる放射光の広がり角は180度以下(例えば、約120度)であることから、LED131aから放たれる放射光は鏡120の端部に向かって放たれている。
そして、このLED131aから放たれる放射光は、鏡120と並行する直進光SLと、鏡120に近づく接近光ALと、鏡120から遠ざかる離隔光LLとの3種類に大別することができる。
<3.1. 直進光の光路>
まず、鏡120と並行する直進光SLについて説明する。
LED131aから放たれた直進光SLは、LED131aと対向する不透過性部材132に向かう。
そして、直進光SLは、不透過性部材132の第一反射面132dを反射して、前面透光部材134に向かう。
なお、不透過性部材132と前面透過部材134とが隙間なく接続されているため、直進光SLが如何なる物体にも反射せずに人間の目に向かうことはない(すなわち、直進光SLが直接人間の目に向かうことがない。)。
また、傾斜部132bおよび第一反射面132dの垂直部132aに対する傾きが45度以下であるため、第一反射面132dを反射した直進光SLは鏡120に対して垂直に放射されず、鏡120に向かって放射される。
このように第一反射面132dの傾きを規定していることにより、効率的に鏡120の前に立つ使用者を照らすことができる。
<3.2. 接近光の光路>
次いで、鏡120に近づく接近光ALについて説明する。
LED131aから放たれた接近光ALは、LED131aより鏡120側にある前面透光部材134に向かう。
そして、接近光ALは、前面透光部材134の第二反射面134cを反射した後、背面透光部材133を透過して、壁面Wに向かう。
前述したように、壁面Wは拡散性および反射率が高いため、接近光ALが壁面Wに放射されると洗面空間の間接照明として機能する。
<3.3. 離隔光の光路>
次いで、鏡120から遠ざかる離隔光LLについて説明する。
LED131aから放たれた離隔光LLは、背面透光部材133を直接透過して、壁面Wに向かう。
前述したように、壁面Wは拡散性および反射率が高いため、離隔光LLは壁面Wに放射されると、接近光ALと同様に洗面空間の間接照明として機能する。
<3.4. 背面透光部材の形状について>
以上述べたように、接近光ALおよび離隔光LLは背面透光部材133を透過して、壁面Wに向かう。
このとき、背面透光部材133が鏡120の背面123と並行であるため、壁面Wを含む照明装置付き鏡100周囲の壁(壁面と垂直な鏡面壁、鏡面の仕切り材、窓ガラス等)に背面透光部材133が映り込むことを殆どない。
<4. 本実施形態の効果>
このようにして得られた本実施形態の照明装置付き鏡100は、鏡120と鏡120の背面123に光源であるLED131aを有した照明装置130とを備えていることにより、LED131aの発する光が壁面Wなどに当たった際の反射光により周囲を照らすため、間接照明として鏡120の背面123の空間を演出できる。
さらに、LED131aが、直進光SLを不透過性部材132に向けて放射していることにより、LED131aから出た直進光SLが不透過性部材132に向かって放射されるため、直進光SLが直接人間の目につかず、直進光SL起因の直接グレアを抑制することができる。
さらに、第一反射面132dが、直進光SLを前面透光部材134に向けて反射させていることにより、LED131aから出た直進光SLが第一反射面132dで反射した後に前面透光部材134から使用者に向かって放射されるため、鏡120の前に立つ使用者を明るく照らすことができる。
さらに、不透過性部材132の一端が、前面透光部材134と接続されていることにより、不透過性部材132の一端が前面透光部材134と接続されていない場合と比べて、直進光SLが直接人間の目につかなくなるため、直進光SL起因の直接グレアを抑制することができる。
さらに、第二反射面134cが、接近光ALを背面透光部材133に向けて反射させていることにより、LED131aから出た接近光ALが鏡120の背面123側の第二反射面134cで反射した後に照明装置130内に設けられた背面透光部材133から離隔光LLと共に壁面Wに向かって放射されるため、接近光ALも間接照明130の一部となり、より明るく鏡120の背面123の空間を演出できる。
<5. 変形例>
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上記に限定されるものではない。
本発明は、鏡と該鏡の背面側に光源を有した照明装置とを備えていると共に壁面に取付けられる照明装置付き鏡であって、前記光源の発する光が、前記鏡と並行する直進光と、前記鏡に近づく接近光と、前記鏡から遠ざかる離隔光とからなり、前記照明装置が、光を透過しない不透過性部材と、該不透過性部材と接続されると共に前記離隔光を透過する背面透光部材とを備え、前記光源が、前記直進光を前記不透過性部材に向けて放射しており、前記光源と前記壁面との間に位置している前記背面透光部材が、前記鏡の背面と並行に配置されている、または前記鏡の背面方向に膨出している膨出部を備えているものであり、直接グレアおよび間接グレアを抑制することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、本実施形態において背面透光部材133は、鏡120の背面123と並行であるが、本実施形態の変形例である図4のように、背面透光部材133が鏡120の背面123方向に膨出している膨出部133aを有していても良い。
これにより、鏡120より前方から背面投光部材133が見えにくくなるため、離隔光LL起因の直接グレアを抑制することができることに加え、照明装置130が壁面W側への突出部を有していないため、照明装置付き鏡100の周囲に照明装置130が映りこみ難く、照明が映りこむような離隔光LL起因の間接グレアを抑制することができる。
また、本実施形態において光源としてLEDを用いていたが、蛍光灯やエレクトロルミネセンスなどの他の光源であってもよい。
また、第一反射面および第二反射面は、反射率が高いものであれば、本実施形態で述べたような高反射シートのようなものを貼付してもよいし、銀メッキなどのコーティングでもよく、具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、不透過性部材は、光をほとんど透さないものであれば、本実施形態で述べたような灰色に着色されたアクリル樹脂に限らず、プラめっきやアルミシート貼りでもよく、具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、前面透光部材および背面透光部材は、全光線透過率60%程度の乳白色のアクリル樹脂のようなものであれば具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、本実施形態においては第一傾斜面の傾きは垂直部に対して45度以下であるとしたが、この傾きをおおよそ45度として、LEDから放たれた直進光を鏡に対して垂直になるように反射してもよい。
また、壁面は、つや消し塗装、木材、クロス、左官仕上げ、コンクリート打ちっぱなしのように、拡散性が高ければ具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
壁面の拡散性を高めることで、光源の映りこみを減らすことができる。
また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能である限り組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
100 ・・・ 照明装置付き鏡
110 ・・・ 基部
111 ・・・ ふかし部材
111a・・・ 開口
112 ・・・ ベースプレート
113 ・・・ 連結ネジ
120 ・・・ 鏡
121 ・・・ 縁部
122 ・・・ 前面
123 ・・・ 背面
130 ・・・ 照明装置
131 ・・・ LED付基板
131a・・・ LED(光源)
132 ・・・ 不透過性部材
132a・・・ 垂直部
132b・・・ 傾斜部
132c・・・ 水平部
132d・・・ 第一反射面
133 ・・・ 背面透光部材
133a・・・ 膨出部
134 ・・・ 前面透光部材
134a・・・ 透光部
134b・・・ 鏡対向部
134c・・・ 第二反射面
135 ・・・ LED固定金具
136 ・・・ 締結ネジ

L ・・・ 洗面台
W ・・・ 壁面

SL ・・・ 直進光
AL ・・・ 接近光
LL ・・・ 離隔光

Claims (5)

  1. 鏡と該鏡の背面側に光源を有した照明装置とを備えていると共に壁面に取付けられる照明装置付き鏡であって、
    前記光源の発する光が、前記鏡と並行する直進光と、前記鏡に近づく接近光と、前記鏡から遠ざかる離隔光とからなり、
    前記照明装置が、光を透過しない不透過性部材と、該不透過性部材と接続されると共に前記離隔光を透過する背面透光部材とを備え、
    前記光源が、前記直進光を前記不透過性部材に向けて放射しており、
    前記光源と前記壁面との間に位置している前記背面透光部材が、前記鏡の背面と並行に配置されている、または前記鏡の背面方向に膨出している膨出部を備えていることを特徴とする照明装置付き鏡。
  2. 前記不透過性部材が、前記直進光を反射する第一反射面を備えており、
    前記照明装置が、前記鏡の前面と並行していると共に前記鏡の縁部より外方に前面透光部材を備えており、
    前記第一反射面が、前記直進光を前記前面透光部材に向けて反射させていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置付き鏡。
  3. 前記不透過性部材の一端が、前記前面透光部材と接続されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置付き鏡。
  4. 前記照明装置が、前記接近光を反射する第二反射面を備えており、
    前記第二反射面が、前記接近光を前記背面透光部材に向けて反射させていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の照明装置付き鏡。
  5. 鏡と該鏡の背面側に光源を有した照明装置とを備えていると共に壁面に取付けられる照明装置付き鏡であって、
    前記照明装置が、前記光源に対向すると共に光を透過しない不透過性部材と、該不透過性部材の一端と接続される背面透光部材とを備えており、
    前記光源と前記壁面との間に配置されている前記背面透光部材が、前記鏡の背面と並行に配置されている、または前記鏡の背面方向に膨出している膨出部を有していることを特徴とする照明装置付き鏡。
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