JP2008080575A - ファイル用の綴じ具本体及び該綴じ具本体を具備する背幅調整可能なファイル - Google Patents

ファイル用の綴じ具本体及び該綴じ具本体を具備する背幅調整可能なファイル Download PDF

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Abstract

【課題】
再利用でき、且つ廃棄の際に容易に分別できる綴じ具本体、及び該綴じ具本体を具備する背幅調整可能なファイルを提供する。
【解決手段】
先端部同士が連結された一対の第1操作部と第2操作部、及び該第1操作部と第2操作部の各々外側基端部に連結される第1綴じ足押え部と第2綴じ足押え部とから構成される操作部と、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの切り欠きが形成され且つ複数の係止孔が形成された帯状のベース基板と、該ベース基板の上面に設けられた支持壁と、該ベース基板の一側に設けられた下面に係止部片を有する複数の係止片から構成されるベース部材とから成り、前記第1綴じ足押え部と第2綴じ足押え部が前記支持壁に摺動自在に係合し、且つ前記係止部片が前記係止孔に係合するファイル用の綴じ具本体8及び該綴じ具本体8を取り付けた背幅調整可能なファイル。
【選択図】図4

Description

本発明は、書類等の紙葉類を綴じ込むファイルに使用する綴じ具本体、及び該綴じ具本体を具備する背幅調整可能なファイルに関する。
従来より、紙葉類に形成された綴じ孔に綴じ足を挿通して該紙葉類を綴じる態様のファイルが知られている。このファイルは、表表紙と裏表紙を、背表紙を介して連結し、該表表紙と裏表紙の綴じ合わせ側に紙葉類を押さえるための綴じ込み用フラップを設けている。綴じ込み用フラップには紙葉類に形成された綴じ孔と略同じ位置に貫通孔が設けられており、裏表紙の綴じ込み用フラップの貫通孔から綴じ足を挿入して紙葉類を挟み込み、表表紙の綴じ込み用フラップ側で該綴じ足を綴じ具本体で係止する。
また、背表紙の幅を変化させ、綴じる紙葉類の量に対応することのできるファイルが種々提案されている。この背表紙の幅を変化させるファイルは、例えば、表表紙と裏表紙を互いに分離させて、表表紙の一側に任意幅の背表紙を一体に形成し、裏表紙はその一側が開口を有する袋状として形成して構成されている。そして背表紙の側端部を裏表紙の開口内に挿入した状態で紙葉類を挟み込むものである。この構成により、裏表紙に挿入する背表紙の量に応じて表出する背表紙の幅が変化するので、綴じる紙葉類の量を自由に変更することができる。
このような背表紙の幅を変化させるファイルは、紙葉類が増えた状態でも全体形状の安定を維持するため、綴じ足を係止したときに表表紙と裏表紙、綴じ具本体、綴じ足が一体となって安定するように綴じ具を表紙に固定している。綴じ具の表紙への固定は、リベットなどの固定部品を用いており、廃棄のときに分別が困難である。
そこで、分別廃棄を考慮したものとして、例えば、綴じ込み用フラップに取り付けられる綴じ具本体を、一部に綴じ足を挿し通すための開口を形成したベースと、このベースにスライド可能に付帯して該開口を開閉するスライダとから構成するとともに、ベースの開口の開口縁となるべき部位を該ベースが綴じ込み用フラップに対する添接面よりも突出させ、この突出部を綴じ込み用フラップの挿通孔内に進入させた状態で、同じくベースの添接面に設けた係合爪を綴じ込み用フラップの係合孔に係合させてベースを綴じ込み用フラップに固定したファイルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−320778号公報
前述のようなファイルは、使用後にファイル自体を廃棄する場合は、分別が容易で有効に利用できるが、ファイルを使用中にもかかわらず綴じ具本体が表紙から外れた場合や綴じ具本体が破損した場合等は、紙葉類を新しいファイルに綴じ直すしかない。また、紙葉類の量が増えた場合に、綴じ具本体のベース部分に設けられた開口に綴じ足を挿入するのに手間取ることがあった。また、ある程度綴じ込む紙葉類の量が決まったファイルを保管しておく場合、ファイル数が増えると綴じ具本体の厚みの分だけ無駄な保管スペースができるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、再利用でき、且つ廃棄の際に容易に分別できる綴じ具本体、及び該綴じ具本体を具備する背幅調整可能なファイルを提供することを目的としている。
本発明に係るファイル用の綴じ具本体は、中央側の先端部同士が連結された一対の第1操作部と第2操作部、及び該第1操作部の外側基端部に連結される第1綴じ足押え部と該第2操作部の外側基端部に連結される第2綴じ足押え部とで構成される操作部と、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの切り欠きが一側に開口して形成された帯状のベース基板、該ベース基板の上面の長手方向両端に設けられた支持壁、及び該ベース基板の切り欠きの開口が形成された側辺に延設された複数の係止片とで構成されるベース部材と、から構成され、前記複数の係止片は、ベース基板の略中央に設けられる第1係止片と、該切り欠きの開口の各々外側に設けられる第2係止片から成り、該第1係止片と第2係止片の下面には各々係止部片を有し、前記ベース基板には、該係止部片に対応する係止孔が形成され、前記第1綴じ足押え部と第2綴じ足押え部が前記支持壁に摺動自在に係合することを特徴とする。
前記第1操作部と第2操作部は、その先端部の両端部において下面部分が主ヒンジ部により相互に連結され、先端部の中央切り欠き部分において上面部分が補助ヒンジ部により相互に連結され、前記第1綴じ足押え部と第2綴じ足押え部は、前記第1操作部と第2操作部の基端部と略等しい幅に形成された矩形状の上面板と、該上面板の下面の長手方向側辺にそれぞれ形成された側面板とで構成され、該側面板の下方外側側面にはスライド係合片が設けられており、第1綴じ足押え部の端部は第1操作部の外側基端部と、第2綴じ足押え部の端部は第2操作部の外側基端部と、その上面部分がヒンジ片によってそれぞれ連結されていることとする。
また、本発明に係る背幅調整可能なファイルは、表表紙と裏表紙からなり、該表表紙と裏表紙の一側にそれぞれ綴じ込み用フラップを備え、表表紙と裏表紙のいずれか一方の表紙には、その綴じ込み用フラップを介して背表紙を連設するとともに、該背表紙の側端部に脱落防止部を設け、他方の表紙には、該背表紙の側端部側を挿入可能なように綴じ込み用フラップを備えた側が開口した背表紙挿入部を形成するとともに、その綴じ込み用フラップの基端部に紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの貫通孔が設けられた折り返し片を設け、表表紙と裏表紙のいずれか一方の表紙の綴じ込み用フラップには、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの挿通切り欠きが形成されるとともに、略中央及び該二つの挿通切り欠きの各々の外側に綴じ具本体を取り付けるための貫通孔がそれぞれ形成され、他方の表紙の綴じ込み用フラップには、綴じ足が取り付けられることを特徴とする。
当該背幅調整可能なファイルには、上記したファイル用綴じ具本体を、そのベース基板に形成された切り欠きが綴じ込み用フラップに形成された挿通切り欠きに一致するように、綴じ込み用フラップの紙葉類と当接しない側から取り付けることとする。
本発明のファイル用の綴じ具本体は、ファイル表紙の綴じ込み用フラップに着脱自在に取り付けることができるため廃棄の際に分別が容易である。また、綴じ具本体の切り欠きに綴じ足を嵌め込むので、綴じ足の係止が容易に行える。更に、本発明のファイル用の綴じ具本体を具備する背幅調整可能なファイルは、ある程度綴じ込む紙葉類の量が決まったときに、綴じ具を取り外して綴じ紐によって紙葉類を綴じ直すことができるため、取り外した綴じ具を別のファイル表紙に付け替えて再利用することができる。
本発明のファイルの綴じ具本体は、先端部同士が連結された一対の第1操作部と第2操作部と、該第1操作部と第2操作部の外側基端部にそれぞれ連結される第1綴じ足押え部と第2綴じ足押え部とで構成される操作部と、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの切り欠きが一側に開口して形成された帯状のベース基板、該ベース基板の上面の長手方向両端に設けられた支持壁、及び該ベース基板の切り欠きの開口が形成された側辺に延設された複数の係止片とで構成されるベース部材から構成される。そして、複数の係止片は、ベース基板の略中央に設けられる第1係止片と、該切り欠きの開口の各々外側に設けられる第2係止片から成り、該第1係止片と第2係止片の下面には各々係止部片を有し、前記ベース基板には、該係止部片に対応する係止孔が形成されている。又、第1綴じ足押え部と第2綴じ足押え部は支持壁に摺動自在に係合し、該第1綴じ足押え部及び第2綴じ足押え部によってベース基板に形成された切り欠きを開閉する。
そして、この綴じ具本体を取り付ける本発明の背幅調整可能なファイルは、表表紙と裏表紙からなり、該表表紙と裏表紙の一側にそれぞれ綴じ込み用フラップを備え、該表表紙と裏表紙のいずれか一方の表紙にはその綴じ込み用フラップを介して背表紙を連設し、他方の表紙には該背表紙の側端部を挿入可能なように綴じ込み用フラップを備えた側に開口する背表紙挿入部を形成している。また、この他方の表紙の綴じ込み用フラップには、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの挿通切り欠きと綴じ具本体を取り付けるための複数の貫通孔を形成し、背表紙を連接した表紙の綴じ込み用フラップには、綴じ足を取り付けている。また、背表紙挿入部を形成した表紙の綴じ込み用フラップの基端部には、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの貫通孔が形成された折り返し片を設け、この綴じ込み用フラップを上記した綴じ具本体のベース部材と係止片とで挟み込んで該綴じ込み用フラップに綴じ具本体を取り付ける。
以下、本発明のファイルの綴じ具本体及び該綴じ具本体を具備する背幅調整可能なファイルの実施形態について図面に基づき、詳細に説明する。尚、本発明は下記実施例になんら制限されるものではない。
本発明の第1実施例に係る背幅調整可能なファイルは、図1に示したように、表表紙1と、背表紙3を連設した裏表紙2とからなり、表表紙1に備えられた綴じ込み用フラップ4に綴じ具本体8を取り付け、裏表紙2に備えられた綴じ込み用フラップ6に綴じ足9を取り付けて構成される。
表表紙1及び裏表紙2は、A版、B版など紙葉類の規格に合わせた大きさの矩形形状とし、綴じ込み用フラップ4,6は、それぞれ表表紙1と裏表紙2の綴じ合わせ側の側辺に表紙の上端から下端に至る帯状の長方形として形成されている。
裏表紙2には、図2に示したように、裏表紙2の一側を山折りにして形成した綴じ込み用フラップ6と、該綴じ込み用フラップ6を挟んで裏表紙2と反対側に延設した背表紙3が一体に連設されている。そして、背表紙3の側端部辺にはファイル高さよりも短い長さの脱落防止部7を設け、背表紙3との連設辺で谷折りの折り目が付けられ、図1に示したように背表紙3側に折り返された状態とされる。
また、裏表紙2の綴じ込み用フラップ6には、複数の取付孔が同一線上に形成されている。本第1実施例において、図2に示したように、1個の第1取付孔21を綴じ込み用フラップ6の略中央に配置し、該第1取付孔21の両外側に第2取付孔22を対称位置に配置している。そして、各々第2取付孔22の外側に主取付孔23を対称位置に配置している。ここで、主取付孔23は、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置にほぼ一致する位置に形成されている。第1取付孔21は、側面から見たときに、後述する綴じ足9の係止基部63の幅と略等しい幅と、同じく綴じ足9の係止羽根64の長さと略等しい長さを有する略矩形形状の長孔であって、長さ方向の両端に該係止基部63の幅よりも小さな幅の切り欠きを設けてなる貫通孔である。第1取付孔21の両外端に配置される第2取付孔22、及び該第2取付孔22の各々外側に配置される主取付孔23は、後述する綴じ足本体61の横断面の外径とほぼ等しいか僅かに大きい形状で、綴じ込み用フラップ6の幅方向に長い貫通孔として形成されている。
ここで、第1実施例として第1取付孔21を1個の貫通孔としたが、2個の貫通孔とすることもできる。その場合は、第1取付孔21を係止基部63の幅と略等しい幅と、係止羽根64の長さと略等しい長さを有する略矩形形状の長孔であって、長さ方向の一端に係止基部63の幅よりも小さな幅の切り欠きを有する一対の貫通孔とし、この切り欠きが外側を向くように該一対の第1取付孔21を綴じ込み用フラップ6の略中央に近接させて配置する。
表表紙1には、図3に示したように、表表紙1の一側を山折りにして綴じ込み用フラップ4を形成し、他側を該綴じ込み用フラップ4の基底部付近まで折り返して、表表紙1の綴じ込み用フラップ4を設けた側に開口の背表紙挿入部10を形成している。また、綴じ込み用フラップ4の基底部にはファイル高さよりも短い長さの折り返し片5を設けている。
表表紙1の綴じ込み用フラップ4には、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置にそれぞれ一致する位置に綴じ込み用フラップ4の上端部側から矩形状の挿通切り欠き13が形成されている。また、綴じ込み用フラップ4の略中央には、後述する綴じ具本体8の第1係止部片55が挿入可能な形状で第1貫通孔11が形成され、2つの挿通切り欠き13の各々の外側位置には、該綴じ具本体8の第2係止部片57がそれぞれ挿入可能な形状で各々1個の第2貫通孔12が形成されている。
そして、表表紙1の綴じ込み用フラップ4の基底部に設けられた折り返し片5は、該綴じ込み用フラップ4と略等しい幅にて形成されている。そして、該綴じ込み用フラップ4の側面と当接するように連接辺で谷折りに折り返したときに紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置にそれぞれ一致する位置に、第3貫通孔14が設けられている。また、図5に示したように、背表紙3を表表紙1の背表紙挿入部10の開口に収容する際に、折り返し片5も背表紙挿入部10の開口内に収容され、背表紙3が不用意に表表紙1から抜け出ることを防止する。
裏表紙2に取り付けられる綴じ足9は可撓性を有し、図6に示したように、横断面が幅広の略矩形形状で且つ先端が先細りした帯状の綴じ足本体61と、該綴じ足本体61の基端から略直交する方向に設けた係止基部63と該係止基部63の両端から該綴じ足本体61に平行に設けた係止羽根64とからなる係止部62とから構成される。綴じ足本体61は、図示しないが、その長手方向の各辺を面取り処理しておくことが好ましい。これは、裏表紙2の綴じ込み用フラップ6に設けられた取付孔や紙葉類に設けた綴じ孔に挿通する際に該取付孔や綴じ孔を破損させたり、また、取り扱い中に誤って怪我をするのを防ぐためである。そして、係止部62の係止羽根64の先端の外側側部にはそれぞれ小突起65が設けられている。
このように構成した綴じ足9を2本一組として使用する。それぞれの綴じ足本体61は、綴じ込みに必要な所要長さを有し、取り付けるファイルの裏表紙2の綴じ込み用フラップ6に形成された第1取付孔21から第2取付孔22、及び主取付孔23側のファイル端部までの長さよりも僅かに短い長さとする。これは、綴じ足9を裏表紙2の綴じ込み用フラップ6に取り付けたときに綴じ足本体61の先端がファイルからはみ出さないようにするためである。
綴じ足本体61の上面には複数の凹溝66が等間隔で形成されるとともに、該綴じ足本体61の基部に側面視が略V字形状やU字形状の切り込み溝67が形成されている。凹溝66は、綴じ足本体61を綴じ具本体8で係止した際に、綴じ具本体8の係止突起46と係合して綴じ足本体61のすべりを防止するとともに、裏表紙2の綴じ込み用フラップ6に綴じ足本体61を取り付ける際に柔軟に折り曲げができるように形成されている。そして、切り込み溝67は、係止部62が確実に第1取付孔21又は第2取付孔22に係止するのを補助するために形成されている。
また、係止部62は前記綴じ足本体61の基端に略直交する方向に設けられた係止基部63と、該係止基部63の両端から該綴じ足本体61に平行に設けた係止羽根64とから構成され、係止羽根64の先端の外側側部にはそれぞれ小突起65が設けられている。該小突起65は、綴じ足本体61の側面と係止羽根64の側面との間隙と略等しいかそれより小さい幅で形成される。これは、該小突起65を両側から挟んで係止羽根64の内側側面が綴じ足本体61の側面に接触する程度の力を加えたときに、小突起65の先端同士の幅が係止基部63の幅と略等しくなるようにするためである。これにより、裏表紙2の綴じ込み用フラップ6に設けられた第1取付孔21から綴じ足9の係止部62が抜き差し可能となる。
表表紙1に取り付けられる綴じ具本体8は、図7及び図8に示すように、操作部31を帯状のベース部材41にスライド可能に係合させて構成している。
操作部31は、一対の第1操作部32と第2操作部33と、該第1操作部32と第2操作部33の外側基端部に連設される第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35と、これらを連結するヒンジ部とから構成される。第1操作部32と第2操作部33は、上面から見て先端が広がった、先端部の略中央に切り欠きが形成された上面視Y字形状の肉厚の部材である。
第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35は、一側が第1操作部32と第2操作部33の基端部とほぼ等しい幅にて形成された矩形状の上面板と、該上面板の下面の長手方向に側辺に沿ってそれぞれ下向きに形成された側面板とで形成され、その部材高さは第1操作部32と第2操作部33の厚みとほぼ同じとされる。また、第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35の側面板の下方外側側面には、それぞれ外側に突出したスライド係合片40が設けられている。そして、上面板の外側基端部には、綴じ足9の綴じ足本体61の幅よりも一回り大きい切り欠き39が形成されている。
第1操作部32と第1綴じ足押え部34、第2操作部33と第2綴じ足押え部35は、それぞれヒンジ片38を介して連結されている。該ヒンジ片38は薄肉の部材であり、第1操作部32と第1綴じ足押え部34、第2操作部33と第2綴じ足押え部35の上面部分を連結している。これにより、図9に示したように、第1操作部32と第1綴じ足押え部34、第2操作部33と第2綴じ足押え部35は、それぞれ谷折りに屈曲することができる。
そして、第1操作部32と第2操作部33は、主ヒンジ部36と補助ヒンジ部37によって連結されている。主ヒンジ部36は、第1操作部32と第2操作部33の先端部の両端部において第1操作部32と第2操作部33の下面部分を連結している。そして、補助ヒンジ部37は側面視V字形状であって、その上端辺が第1操作部32と第2操作部33の先端部の中央切り欠き部分において第1操作部32と第2操作部33の上面部分を連結している。従って、図8に示したように、第1操作部32と第2操作部33は主ヒンジ部36と補助ヒンジ部37によって山折りに屈曲する。補助ヒンジ部37は、側面視V字形状として構成してあるため、第1操作部32と第2操作部33の先端が上方に持ち上げられると該補助ヒンジ部37の第1操作部32と第2操作部33との連結基点間の距離が伸び、更に第1操作部32と第2操作部33の先端を持ち上げると該連結基点間の距離が持ち上げ前の状態にほぼ等しくなる。従って、操作部31を持ち上げたときに第1操作部32と第2操作部33が安定して立ち上がる。
ベース部材41は、両端が略半円形状に形成された帯状のベース基板42と、該ベース基板42の両側に沿って設けられた一対の第1支持壁51と、一対の第2支持壁52、一対の第3支持壁53、及び該ベース基板42の一側に設けられた第1係止片54と一対の第2係止片56とで構成されている。
図7(b)に示したように、ベース基板42の一側には、矩形の切り欠き43が側方に開口するように、該ベース基板42の中心からほぼ等しい位置に2箇所形成されている。該切り欠き43は、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する位置に形成されており、上述した表表紙1の綴じ込み用フラップ4の挿通切り欠き13と略同じ形状で同じ大きさとされる。そして、ベース基板42の略中央であって、前記切り欠き43の開口が形成された側とは反対の側辺近傍に、第1係止片54に設けられる第1係止部片55を係止するための第1係止孔44が形成されている。また、ベース基板42の両端付近には、第2係止片56に設けられた第2係止部片57を係止するための第2係止孔45が形成されている。そして、図8に示したように、ベース基板42の上面には、前記切り欠き43の外側に、ベース基板42の長手方向に複数の係止突起46が並設されている。該係止突起46は綴じ足9の綴じ足本体61に形成された凹溝66に嵌め合う形状と間隔で設けられている。
第1支持壁51は、ベース基板42の上面において第1係止孔44の両外側に該ベース基板42の長手方向に形成されている。該第1支持壁51は、断面が逆L字状で、該ベース基板42のほぼ中央において分離された側壁で、その外側端部が鍵状になっている。第2支持壁52は、ベース基板42の上面において該ベース基板42に形成された切り欠き43の両外側に、ベース基板42の側辺に沿って形成されている。該第2支持壁52は、断面が逆L字状の側壁で、外側端部が鍵状になっている。第3支持壁53は、ベース基板42の上面において該ベース基板42に形成された切り欠き43の内側にベース基板42の側辺に沿って形成されている。該第3支持壁53は、断面が逆L字状で該ベース基板42のほぼ中央部分において分離された側壁として形成されている。第1支持壁51と、第2支持壁52及び第3支持壁53は、前記第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35の両側壁を挟むように配置され、第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35のスライド係合片40が、第1支持壁51、第2支持壁52及び第3支持壁53の内壁と係合して第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35をスライド移動させるとともに、第1支持壁51と第2支持壁52の鍵状部分で第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35の外側基端部を着止する。
第1係止片54は、ベース基板42の切り欠き43の開口が形成されている側であってその略中央に設けられている。該第1係止片54は薄肉の板状部材で、ベース基板42の側面にヒンジを介して連結されている。そして、第1係止片54の下面の先端には第1係止部片55が設けられている。第2係止片56は、第1係止片54と同じ側であって切り欠き43の開口の外側に、ヒンジを介して連結されている。第2係止片56は、薄肉の板状部材で、該第2係止片56の下面には第2係止部片57が設けられている。第1係止片54に設けられた第1係止部片55と第2係止片56に設けられた第2係止部片57は、ベース基板42に形成された第1係止孔44と第2係止孔45にそれぞれ係合する位置に設けられている。
上記構成した操作部31とベース部材41を、操作部31の第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35をベース部材41の第1支持壁51と第3支持壁53の間に、そのスライド係合片40が嵌め合うように内側から挿入する。図7(a)に示したように、操作部31を完全に押し下げた状態のときは、第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35の基端部は第1支持壁51と第2支持壁52の鍵状部分で着止される。このとき、操作部31によってベース基板42に形成された切り欠き43は閉塞された状態となっている。そして図8に示したように、第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35の先端を持ち上げて操作部31を立てた状態のときは、第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35が互いに内側方向に摺動し、切り欠き43が開いた状態となる。
上記した構成の綴じ具本体8及び綴じ足9を、綴じ具本体8を表表紙1の綴じ込み用フラップ4に、綴じ足9を裏表紙2の綴じ込み用フラップ6に取り付けて使用する。
綴じ具本体8は、図9に示したように、第1係止片54の第1係止部片55をベース基板42の第1係止孔44から離脱させ、第2係止片56の第2係止部片57をベース基板42の第2係止孔45から離脱させた状態で、ベース基板42に形成された切り欠き43を表表紙1の綴じ込み用フラップ4に形成された挿通切り欠き13に一致させるようにして、ベース基板42の下面を綴じ込み用フラップ4の紙葉類と当接しない面に添える。次に、第1係止片54の第1係止部片55を綴じ込み用フラップ4の第1貫通孔11に紙葉類と当接する側から挿入して第1係止孔44に係止させる。同様に、第2係止片56の第2係止部片57を第2貫通孔12に紙葉類と当接する側から挿入して第2係止孔45に係止させる。このように、綴じ込み用フラップ4をベース基板42と第1係止片54及び第2係止片56とで挟み込むようにして、綴じ具本体8を表表紙1の綴じ込み用フラップ4に取り付ける。
綴じ足9は、図10に示したように、まず、綴じ足本体61を裏表紙2の綴じ込み用フラップ6の第1取付孔21に紙葉類と当接しない面側から挿入する。このとき綴じ足本体61の凹溝66が形成された上面が外側を向くようにして挿入する。次に、第2取付孔22から綴じ足本体61の先端を引き出し、続いて主取付孔23より挿入する。次に、主取付孔23から引き出された綴じ足本体61を、係止部62が第1取付孔21に係止するまで引き出す。そして、完全に綴じ足本体61を引き出した状態で、係止部62が綴じ込み用フラップ6の紙葉類と当接しない側に表出する。
次に、綴じ足9を綴じ具本体8へ係止させる方法について説明する。
図4に示したように、綴じ具本体8を表表紙1の綴じ込み用フラップ4に取り付け、綴じ足9を裏表紙2の綴じ込み用フラップ6に取り付けた状態で、裏表紙2に連設された背表紙3の側端部を表表紙1の背表紙挿入部10に挿入する。このとき、表表紙1の折り返し片5は、図5に示したように、表表紙1の背表紙挿入部10内に折り返しておく。折り返し片5を背表紙挿入部10内に折り返すことにより、背表紙3に連設された脱落防止部7が該折り返し片5に係止し、不用意に背表紙3が表表紙1から引き抜かれることを防止する。そして、綴じ具本体8は操作部31を立ち上げ、綴じ具本体8の切り欠き43と表表紙1の綴じ込み用フラップ4の挿通切り欠き13が互いに挿通可能に開放された状態にしておく。
次に、裏表紙2の綴じ込み用フラップ6の主取付孔23から引き出された2本の綴じ足本体61を表表紙1の綴じ込み用フラップ4の挿通切り欠き13にその切り欠いた側から挿通する。その後、綴じ具本体8の操作部31を押し下げ、第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35を外側にスライドさせる。すると、綴じ足本体61が第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35の切り欠き39に嵌合するともに外側へ屈曲し、該綴じ足本体61の上面に形成された凹溝66が、ベース基板42の上面に設けられた係止突起46と係合する。完全に操作部31を押し下げると、綴じ足本体61はその先端を外側に向けて係止する。
本発明において、ファイルを使用中に綴じ込む紙葉類の量が多くなる場合は、綴じ足9の係止部62が係止する取付孔の位置をずらすことにより対応することができる。即ち、図11に示したように、係止部62を第2取付孔22に係止させることで第1取付孔21と第2取付孔22の長さ分だけ綴じ込み用フラップ6の主取付孔23から引き出される綴じ足本体61を長くすることができる。
綴じ足9の係止部62を第1取付孔21から第2取付孔22へ移動させる方法として、まず、綴じ具本体8の操作部31の中央を持ち上げて、第1綴じ足押え部34と第2綴じ足押え部35を内側に相対移動させ、綴じ足本体61の係止を開放する。次に、裏表紙2の綴じ込み用フラップ6の紙葉類と当接しない側に表出した係止部62を少し引き出す。その後、係止部62の係止羽根64を両側から挟んで加圧するとともに、係止羽根64の先端部分を第1取付孔21に嵌め込む。その後、綴じ足本体61の先端を引くと係止部62が第1取付孔21内を通って綴じ込み用フラップ6の紙葉類と当接する側に移動し、第2取付孔22に綴じ足本体61の基部が係止する。
このように、主取付孔23から引き出される綴じ足本体61の長さを長くすることによって、挟み込みことのできる紙葉類を増やすことができ、該紙葉類の厚みに対応して背表紙3を引き出すことで背表紙3の幅を自由に調整することができる。引き出される綴じ足本体61の長さの変更と背表紙3の表表紙1からの引き出しは、ファイルに紙葉類を綴じ込んだ状態で容易に行うことができる。
本発明において、綴じ具により紙葉類Pを綴じ込んだ後に、綴じ紐Bを用いて該紙葉類Pを綴じ直し、ファイルに取り付けられた綴じ具本体8と綴じ足9を取り外すことができる。綴じ込む紙葉類の量が決まった場合に綴じ具に代わり綴じ紐Bで紙葉類Pを綴じることにより、取り外した綴じ具本体8と綴じ足9は別のファイルに再利用できるとともに、綴じ具本体8の厚みを減らしてファイルを保存する場所を少なくすることができる。
綴じ紐Bにより紙葉類Pを綴じ込む方法として、まず綴じ具本体8の操作部31を立ち上げ、綴じ足本体61の係止を開放し、図12(a)に示したように、裏表紙2の綴じ込み用フラップ6の第1取付孔21に係止した一方の綴じ足9の係止部62をつまんで綴じ足9を外側へ引き抜く。次に、主取付孔23に綴じ紐Bの先端を挿入し、表表紙1の綴じ込み用フラップ4側から引き出す。その後、図12(b)に示したように、他方の綴じ足9も同様に引き抜き、綴じ紐Bの他端を主取付孔23に挿入して表表紙1の綴じ込み用フラップ4側から引き出す。
次に、図示しないが表表紙1の綴じ込み用フラップ4に取り付けられた綴じ具本体8を取り外し、図13(a)に示したように、紙葉類Pと裏表紙2の綴じ込み用フラップ6を片手で挟んで背表紙3を引き出して表表紙1の背表紙挿入部10内に挿入されていた表表紙1の綴じ込み用フラップ4の基底部に設けられた折り返し片5を引き出す。その後、図13(b)に示したように、引き出した折り返し片5を立ち上げて綴じ込み用フラップ4に当接させる。
その後、図14(a)に示したように、折り返し片5を立ち上げた状態で、綴じ紐Bの先端をそれぞれ対応する折り返し片5の第3貫通孔14に挿入する。その後、図14(b)に示したように、背表紙3を再び表表紙1の開口に挿入して、背表紙3の幅を紙葉類Pの厚みと等しくなるように調整し、表表紙1の綴じ込み用フラップ4を紙葉類Pに当接させて綴じ紐Bの両端を結ぶ。
以上の操作により、綴じ具による綴じ込みの後に綴じ紐Bにより紙葉類Pを綴じ直すことにより、綴じ具本体8と綴じ足9を別のファイルに付け替えて使用することが可能となる。
本発明のその他の態様として、図15に示したように、第1取付孔21を2つの第1取付孔21として配置することができる。例えば、図15(a)に示したように、2個の第1取付孔21の各々外側に第2取付孔22と主取付孔23を対称に形成し、綴じ足9を第1取付孔21から挿入して第2取付孔22、主取付孔23を貫通させ、係止部62を第1取付孔21に係止させる。また、図15(b)に示したように、2個の第1取付孔を外側に配置し、第2取付孔22と主取付孔23を該第1取付孔の内側に対称に形成する。そして綴じ足9を第1取付孔21から挿入して第2取付孔22、主取付孔23を貫通させ、係止部62を第1取付孔21に係止させる。いずれの場合においても紙葉類Pに設けられる二つの綴じ孔と主取付孔23の位置が一致するようにする。このように配置した取付孔に、綴じ足本体61の長さが第1取付孔21から第2取付孔22、及び主取付孔23側のファイル端部までの長さよりも僅かに短い綴じ足9を取り付けることで、紙葉類Pの量の増減に対応できるファイルとすることができる。
本発明の第1実施例としての綴じ足を備えたファイルを示す図である。 図1のファイルの裏表紙の斜視図である。 図1のファイルの表表紙の斜視図である。 図1のファイルの使用形態を示す図である。 図4におけるA−A´断面図である。 本発明の綴じ足の斜視図である。 (a)は本発明の第1実施例に使用する綴じ具本体の平面図であり、(b)は該綴じ具本体の底面図である。 図7の綴じ具本体の操作部を持ち上げた上体を示す斜視図である。 図7の綴じ具本体の表表紙への取り付けを説明する図である。 綴じ足の取り付けを説明する図である。 綴じ足を係止する第2の取り付け状態を示す図である。 綴じ足を引き抜いた後に紐綴じをする工程を説明する図である。 綴じ足を引き抜いた後に紐綴じをする工程を説明する図である。 綴じ足を引き抜いた後に紐綴じをする工程を説明する図である。 第2及び第3の実施例としての取付孔及び該取付孔への綴じ足の取り付け状態を説明する図である。
符号の説明
1 表表紙 2 裏表紙
3 背表紙
4 綴じ込み用フラップ 5 折り返し片
6 綴じ込み用フラップ 7 脱落防止部
8 綴じ具本体 9 綴じ足
10 背表紙挿入部
11 第1貫通孔 12 第2貫通孔
13 挿通切り欠き 14 第3貫通孔
21 第1取付孔 22 第2取付孔
23 主取付孔
31 操作部 32 第1操作部
33 第2操作部 34 第1綴じ足押え部
35 第2綴じ足押え部 36 主ヒンジ部
37 補助ヒンジ部 38 ヒンジ片
39 切り欠き 40 スライド係合片
41 ベース部材 42 ベース基板
43 切り欠き 44 第1係止孔
45 第2係止孔 46 係止突起
51 第1支持壁 52 第2支持壁
53 第3支持壁 54 第1係止片
55 第1係止部片 56 第2係止片
57 第2係止部片
61 綴じ足本体 62 係止部
63 係止基部 64 係止羽根
65 小突起 66 凹溝
67 切り込み溝
B 綴じ紐
P 紙葉類

Claims (4)

  1. ファイルに取り付けた綴じ足を係止するための綴じ具本体であって、
    中央側の先端部同士が連結された一対の第1操作部と第2操作部、及び該第1操作部の外側基端部に連結される第1綴じ足押え部と該第2操作部の外側基端部に連結される第2綴じ足押え部を有する操作部と、
    紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの切り欠きが一側に開口して形成された帯状のベース基板を有し、該ベース基板の上面の長手方向両端には支持壁を備え、該ベース基板の切り欠きの開口が形成された側辺には複数の係止片が延設され、該複数の係止片は、ベース基板の略中央に設けられる第1係止片と、該切り欠きの開口の各々外側に設けられる第2係止片から成り、該第1係止片と第2係止片の下面には各々係止部片を有し、前記ベース基板には、該係止部片に対応する係止孔が形成されたベース部材と、
    から構成され、
    前記第1綴じ足押え部と第2綴じ足押え部が前記支持壁に摺動自在に係合することを特徴とするファイル用の綴じ具本体。
  2. 前記第1操作部と第2操作部は、その先端部の両端部において下面部分が主ヒンジ部により相互に連結され、先端部の中央切り欠き部分において上面部分が補助ヒンジ部により相互に連結され、
    前記第1綴じ足押え部と第2綴じ足押え部は、前記第1操作部と第2操作部の基端部と略等しい幅に形成された矩形状の上面板と、該上面板の下面の長手方向側辺にそれぞれ形成された側面板とで構成され、該側面板の下方外側側面にはスライド係合片が設けられており、第1綴じ足押え部の端部は第1操作部の外側基端部と、第2綴じ足押え部の端部は第2操作部の外側基端部と、その上面部分がヒンジ片によってそれぞれ連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイル用の綴じ具本体。
  3. 表表紙と裏表紙からなり、該表表紙と裏表紙の一側にそれぞれ綴じ込み用フラップを備え、
    表表紙と裏表紙のいずれか一方の表紙には、その綴じ込み用フラップを介して背表紙を連設するとともに、該背表紙の側端部に脱落防止部を設け、他方の表紙は、綴じ込み用フラップを備えた側を開口して前記背表紙の側端部側を挿入可能とする背表紙挿入部を形成するとともに、この綴じ込み用フラップの基端部には紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの貫通孔を有する折り返し片を設け、
    表表紙と裏表紙のいずれか一方の表紙の綴じ込み用フラップには、紙葉類に設けた二つの綴じ孔位置に一致する二つの挿通切り欠きを備えるとともに、該綴じ込み用フラップの略中央及び該二つの挿通切り欠きの各々の外側に綴じ具本体を取り付けるための貫通孔がそれぞれ形成され、
    他方の表紙の綴じ込み用フラップには、綴じ足が取り付けられる
    ことを特徴とする背幅調整可能なファイル。
  4. 請求項1又は2に記載のファイル用綴じ具本体を、そのベース基板に形成された切り欠きが前記挿通切り欠きに一致するように、綴じ込み用フラップの紙葉類と当接しない側から取り付けることを特徴とする請求項3に記載の背幅調整可能なファイル。
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