JP2008080371A - レーザ加工方法、及び、レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工方法、及び、レーザ加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 高速な加工を実現する。
【解決手段】 (a)加工対象物を、第1の方向に、最大第1の速度で移動させるとともに、第1の方向とは異なる第2の方向に、最大、第1の速度よりも小さい第2の速度で移動させることのできる保持台であって、第1の方向に第1の速度で移動させると同時に、第2の方向に第2の速度で移動させたとき、加工対象物を全体として第3の方向に移動させる保持台に、加工対象物を保持する。(b)保持台に保持された加工対象物を、第1の方向に第1の速度で移動させると同時に、第2の方向に第2の速度で移動させ、全体として第3の方向に移動させながら、レーザビームを加工対象物に入射させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザビームを照射して加工を行うレーザ加工方法、及びレーザ加工装置に関する。
半導体基板、たとえば円形のシリコンウエハに不純物を注入し、矩形状またはライン状に整形されたレーザビームを照射することにより、注入された不純物を活性化させる技術が知られている。これらの一方向に長いレーザビームは、長さ方向の両端が、たとえばシリコンウエハ上に格子状に画定される複数のチップのスクライブライン上を移動するように、シリコンウエハ上に照射される。(たとえば、特許文献1参照。)これによりチップ内のアニーリング効果を均一にすることができる。
図3(A)は、レーザアニールを行うことのできるレーザ加工装置の概略図である。
レーザ加工装置は、レーザ光源10、アッテネータ11、ホモジナイザ12、折り返しミラー13、結像レンズ14、XYステージ15、及び駆動装置24を含んで構成される。
レーザ光源10がパルスレーザビーム30を出射する。レーザ光源10から出射されたパルスレーザビーム30はアッテネータ11に入射し、エネルギを減衰された後、ホモジナイザ12に入射する。ホモジナイザ12は、アレイレンズ及びコンデンサを含んで構成され、レーザビーム30の断面形状を、たとえば長尺状に整形するとともに、ビーム断面内の強度を均一にする。
ホモジナイザ12を通過した長尺状のレーザビーム30は、必要に応じて配置される折り返しミラー13で進行方向を変化され、結像レンズ14を経て、XYステージ15上に保持された加工対象物、たとえば半導体ウエハ20に入射する。
XYステージ15は、Xステージ15x、及びYステージ15yを含んで構成される。Xステージ15x、Yステージ15yは、駆動装置24による駆動により、それぞれXYステージ15上の半導体ウエハ20を、図のX方向、Y方向に移動させることができる。すなわちXYステージ15は、たとえば半導体ウエハ20表面に平行な2次元方向に、半導体ウエハ20を移動させることができる。なお、X方向とY方向とは、相互に直交する方向である。
図3(B)は、XYステージ15、及びその上に保持された半導体ウエハ20を示す概略的な平面図である。
半導体ウエハ20には、相互に直交するスクライブライン20a、20bが形成されている。半導体ウエハ20は、たとえばスクライブライン20aがX方向と平行となり、スクライブライン20bがY方向と平行となるように、XYステージ上に保持される。
結像レンズ14を透過した長尺状のレーザビームは、長さ方向の両端が、隣り合うスクライブライン20a、20a上に入射するように、半導体ウエハ20に照射される。本図においては、長尺状のレーザビームの入射位置に斜線を付して示した。
図示の入射位置に、1ショットのレーザビームが照射された後、Xステージ15xによって半導体ウエハ20が、たとえばX正方向に移動される。次ショット以降の長尺状レーザビームは、長さ方向の両端が、隣り合うスクライブライン20a、20a上を移動するように、たとえば重複率50%で半導体ウエハ20上の異なる位置に照射される。
たとえばXステージ15xの移動速度を速くすることで、レーザアニール加工を高速に行うことができる。しかし、Xステージ15xの移動速度を速くした場合、ステージを駆動するモータ等の負担が増大する。
「XYステージ上に・・半導体ウェハをそのスクライブラインがX軸又はY軸に対して45度近辺の角度を有するように固定し、・・XYステージをX、Yそれぞれの方向に同時に移動させることにより・・加工点間を移動させることを特徴とするレーザ加工方法」が提案されている(特許文献2)。
特開2004−152888号公報 特開平11−77359号公報
本発明の目的は、高速な加工を実現することのできるレーザ加工方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、高速な加工を実現することのできるレーザ加工装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、レーザビームを出射するレーザ出射器と、前記レーザ出射器を出射したレーザビームが入射する位置に配置され、(i)加工対象物を保持する保持面と、(ii)前記保持面に保持された加工対象物を、第1の方向に、最大第1の速さで移動させることのできる第1の駆動部と、(iii)前記保持面に保持された加工対象物を、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、最大、前記第1の速さよりも速い第2の速さで移動させることのできる第2の駆動部と、を備える可動ステージと、前記保持面に保持された加工対象物が、前記第1の駆動部によって、前記第1の方向に移動されると同時に、前記第2の駆動部によって、前記第2の方向に移動されるように、前記第1及び第2の駆動部を制御する制御装置とを有し、前記可動ステージの前記保持面に保持された加工対象物が、前記制御装置による前記第1及び第2の駆動部の制御によって移動される方向を第3の方向とするとき、前記レーザ出射器が、加工対象物表面におけるビーム断面が、一方向に長くなるように、ビーム断面を整形するビーム断面整形器を含み、前記可動ステージに向けて、加工対象物表面におけるビーム断面の短軸方向が、前記第3の方向と平行となるようにレーザビームを出射するレーザ加工装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、レーザビームを出射するレーザ光源と、前記レーザ光源を出射したレーザビームが入射する位置に配置され、前記レーザ光源を出射したレーザビームを第1の方向と平行な方向に出射しながら、前記第1の方向とは異なる第2の方向に移動することのできる光学系と、前記光学系を出射したレーザビームが入射する位置に配置され、(i)加工対象物を保持する保持面と、(ii)前記保持面に保持された加工対象物を、前記第2の方向と平行な方向に移動させることのできる駆動部とを備える可動ステージとを有するレーザ加工装置が提供される。
更に、本発明の一観点によれば、(a)加工対象物を、第1の方向に、最大第1の速度で移動させるとともに、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、最大、前記第1の速度よりも小さい第2の速度で移動させることのできる保持台であって、前記第1の方向に前記第1の速度で移動させると同時に、前記第2の方向に前記第2の速度で移動させたとき、前記加工対象物を全体として第3の方向に移動させる保持台に、加工対象物を保持する工程と、(b)前記保持台に保持された加工対象物を、前記第1の方向に前記第1の速度で移動させると同時に、前記第2の方向に前記第2の速度で移動させ、全体として前記第3の方向に移動させながら、レーザビームを、前記加工対象物に入射させる工程とを有するレーザ加工方法が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、(a)レーザ出射装置を第1の方向に移動させながら、前記レーザ出射装置から、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、レーザビームを出射し、加工対象物に入射させる工程と、(b)前記工程(a)の間に、前記加工対象物を、前記第1の方向と反対の方向に移動させる工程とを有するレーザ加工方法が提供される。
本発明によれば、高速な加工を実現することのできるレーザ加工方法を提供することができる。
また、高速な加工を実現することのできるレーザ加工装置を提供することができる。
図1(A)は、第1の実施例によるレーザ加工装置の概略図である。図3(A)に示したレーザ加工装置とは、XYステージの構造において相違する。また、駆動装置によるXYステージの駆動を制御する制御装置が加入されている点、及び、ホモジナイザ12を通ったレーザビームの結像面(ホモジナイズ面)に配置され、レーザビームの断面形状を整形するマスク27を有する点においても相違する。第1の実施例によるレーザ加工装置は、たとえばレーザアニールに用いられる。
第1の実施例によるレーザ加工装置のXYステージ16は、Xステージ16x、及びYステージ16yを含んで構成され、加工対象物、たとえば半導体ウエハ20を保持することができる。
Xステージ16x、Yステージ16yは、駆動装置24による駆動によって、それぞれXYステージ16上の半導体ウエハ20を、相互に直交する2方向(図1(B)におけるX方向、Y方向)に移動させることができる。すなわちXYステージ16は、たとえば半導体ウエハ20表面に平行な2次元方向に、半導体ウエハ20を移動させることができる。
制御装置25は、Xステージ16x、Yステージ16yをそれぞれの最大移動速度で、同時に駆動する制御を行うことができる。
図1(B)は、XYステージ16、及びその上に保持された半導体ウエハ20を示す概略的な平面図である。
XYステージ16のたとえば平面視上、矩形状の保持面(テーブル上面)に半導体ウエハ20が保持される。Xステージ16x、Yステージ16yが、それぞれ半導体ウエハ20を移動させる方向であるX方向、Y方向は、矩形状の保持面の隣り合う2辺とは、平行または垂直である必要はない。
半導体ウエハ20には、相互に直交するスクライブライン20a、20bが形成されている。半導体ウエハ20は、たとえばスクライブライン20aが矩形状の保持面の長辺と平行となり、スクライブライン20bが短辺と平行となるように、XYステージ16上に保持される。
マスク27で断面形状を整形され、結像レンズ14を透過した長尺状のレーザビームは、長さ方向の両端が、隣り合うスクライブライン20a、20a上に入射するように、半導体ウエハ20に照射される。本図においては、長尺状のレーザビームの入射位置に斜線を付して示した。
図1(C)は、ステージ移動の速度ベクトルを示すベクトル図である。
Xmaxは、Xステージ16xによるX方向への最大移動速度を示し、VYmaxは、Yステージ16yによるY方向への最大移動速度を示す。
XmaxとVYmaxとは、相互に直交する速度ベクトルで、|VXmax|<|VYmax|を満たす。これは、Xステージ16xが下段に、Yステージ16yが上段に配置されてXYステージ16が構成され、Yステージ16yには主にテーブルの負荷のみがかかるのに対し、Xステージ16xには、テーブルの負荷だけでなく、Yステージ16y等の負荷も加わるためである。
Xステージ16x及びYステージ16yを、それぞれ同出力のモータアンプを用いて駆動する場合、たとえば|VXmax|は10m/min、|VYmax|は20m/minである。
maxは、VXmaxとVYmaxとの合成ベクトルである。Xステージ16xとYステージ16yとをともに最大速度で駆動すると、半導体ウエハ20は、Vmaxベクトルで示される速度で移動する。|Vmax|はたとえば22.5m/minである。|VXmax|<|VYmax|<|Vmax|であるため、Xステージ16xまたはYステージ16yのみを駆動するときよりも速い速さで加工対象物(半導体ウエハ20)を移動させることができる。このため、モータ等ステージの仕様をあげることなく、加工を高速に行うことができる。
再び、図1(B)を参照する。Xステージ16xを、X正方向に|VXmax|で駆動し、Yステージ16yを、Y正方向に|VYmax|で駆動したとき、半導体ウエハ20は、白抜き矢印の方向に、速さ|Vmax|で移動する。白抜き矢印の方向は、VXmaxベクトルとVYmaxベクトルの合成ベクトルの方向と平行である。また、矩形状の保持面の長辺やスクライブライン20aとも平行である。白抜き矢印の方向は、たとえばX正方向からY正方向に向かって、反時計回りに、約63度回転した方向である。
マスク27で断面形状を整形され、結像レンズ14を透過した長尺状のレーザビームは、図1(B)中に斜線を付して示した入射位置に、長さ方向の両端が、隣り合うスクライブライン20a、20a上に入射するように、半導体ウエハ20に照射される。
図示の入射位置に、1ショットのレーザビームが照射された後、Xステージ16xとYステージ16yとをともに駆動することによって半導体ウエハ20が、たとえば一定速度で白抜き矢印の方向に移動される。次ショット以降の長尺状レーザビームは、長さ方向の両端が、隣り合うスクライブライン20a、20a上を移動するように、たとえば重複率50%で半導体ウエハ20上の異なる位置に照射される。
Xステージ16x、またはYステージ16yのいずれか一方を駆動することによって半導体ウエハ20を移動させる場合に比べ、両ステージ16x、16yを同時に駆動して、その合成速度の大きさで半導体ウエハ20を移動させながら、レーザアニール加工を行うので、加工の高速化を実現することができる。
図2(A)は、第2の実施例によるレーザ加工装置の概略図である。図1(A)に示したレーザ加工装置とは、ホモジナイザの代わりにコリメートレンズ17が配置されている点、結像レンズ14の代わりに集光レンズ21が配置されている点、折り返しミラー13と集光レンズ21とが移動光学系19を構成している点、及び、図3(A)及び(B)に示した従来のXYステージ15を使用している点において異なる。第2の実施例によるレーザ加工装置は、たとえばレーザビームによる加工対象物の切断に用いられる。
レーザ光源10がたとえば連続波のレーザビーム30を出射する。レーザ光源10から出射されたレーザビーム30はアッテネータ11に入射し、エネルギを減衰された後、コリメートレンズ17に入射する。コリメートレンズ17は、レーザビーム30を平行光として出射する。
平行光とされて出射したレーザビーム30は、折り返しミラー13、マスク27及び集光レンズ21を含んで構成される移動光学系19に入射する。
移動光学系19は、レール18に誘導されて、一方向(レーザビーム30の進行方向と平行な方向)に移動することが可能である。
レーザビーム30は、折り返しミラー13で進行方向を変化され、マスク27で断面形状を整形された後、集光レンズ21で集光されて、加工対象物22に垂直方向から入射し、たとえば切断等のレーザ加工が行われる。
移動光学系19の移動は、集光レンズ21から加工対象物22の加工位置までの光路長が一定となる条件を満たしながら行われる。
図2(B)は、XYステージ15、及びその上に保持された加工対象物22を示す概略的な平面図である。
XYステージ15は、たとえばX方向(Xステージ15xによる加工対象物22の移動方向と平行な方向)と移動光学系19の移動方向とが、平行となるように配置される。
レーザ光源10からレーザビーム30を出射し、加工対象物22に集光して照射する。その際、移動光学系19を移動させて、加工対象物22上におけるレーザビーム30の入射位置を、一方向(X方向とは反対方向)に変位させる。それとともに、Xステージ15xを駆動し、加工対象物22をX方向に移動させる。こうすることによって、たとえば加工線23(X方向と平行な方向に画定される直線)に沿った加工対象物22の切断加工を行うことができる。
Xステージ15xを駆動して、加工対象物22を一方向に移動させるとともに、それとは反対方向に照射光学系の一部(第2の実施例においては、折り返しミラー13、マスク27及び集光レンズ21)を移動させ、固定座標に対してレーザビーム30の入射位置を変位させながら加工を行うので、加工の高速化を実現することができる。
以上、実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者には自明であろう。
レーザ加工一般、たとえばレーザアニール、切断、溶接等に利用することができる。
(A)は、第1の実施例によるレーザ加工装置の概略図であり、(B)は、XYステージ16、及びその上に保持された半導体ウエハ20を示す概略的な平面図であり、 (C)は、ステージ移動の速度ベクトルを示すベクトル図である。 (A)は、第2の実施例によるレーザ加工装置の概略図であり、(B)は、XYステージ15、及びその上に保持された加工対象物22を示す概略的な平面図である。 (A)は、レーザアニールを行うことのできるレーザ加工装置の概略図であり、(B)は、XYステージ15、及びその上に保持された半導体ウエハ20を示す概略的な平面図である。
符号の説明
10 レーザ光源
11 アッテネータ
12 ホモジナイザ
13 折り返しミラー
14 結像レンズ
15 XYステージ
15x Xステージ
15y Yステージ
16 XYステージ
16x Xステージ
16y Yステージ
17 コリメートレンズ
18 レール
19 移動光学系
20 半導体ウエハ
20a、20b スクライブライン
21 集光レンズ
22 加工対象物
23 加工線
24 駆動装置
25 制御装置
27 マスク
30 レーザビーム

Claims (9)

  1. レーザビームを出射するレーザ出射器と、
    前記レーザ出射器を出射したレーザビームが入射する位置に配置され、(i)加工対象物を保持する保持面と、(ii)前記保持面に保持された加工対象物を、第1の方向に、最大第1の速さで移動させることのできる第1の駆動部と、(iii)前記保持面に保持された加工対象物を、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、最大、前記第1の速さよりも速い第2の速さで移動させることのできる第2の駆動部と、を備える可動ステージと、
    前記保持面に保持された加工対象物が、前記第1の駆動部によって、前記第1の方向に移動されると同時に、前記第2の駆動部によって、前記第2の方向に移動されるように、前記第1及び第2の駆動部を制御する制御装置と
    を有し、
    前記可動ステージの前記保持面に保持された加工対象物が、前記制御装置による前記第1及び第2の駆動部の制御によって移動される方向を第3の方向とするとき、
    前記レーザ出射器が、加工対象物表面におけるビーム断面が、一方向に長くなるように、ビーム断面を整形するビーム断面整形器を含み、前記可動ステージに向けて、加工対象物表面におけるビーム断面の短軸方向が、前記第3の方向と平行となるようにレーザビームを出射するレーザ加工装置。
  2. 前記第1の方向と前記第2の方向とが直交する方向である請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. レーザビームを出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源を出射したレーザビームが入射する位置に配置され、前記レーザ光源を出射したレーザビームを第1の方向と平行な方向に出射しながら、前記第1の方向とは異なる第2の方向に移動することのできる光学系と、
    前記光学系を出射したレーザビームが入射する位置に配置され、(i)加工対象物を保持する保持面と、(ii)前記保持面に保持された加工対象物を、前記第2の方向と平行な方向に移動させることのできる駆動部とを備える可動ステージと
    を有するレーザ加工装置。
  4. 前記第1の方向と前記第2の方向とが直交する方向である請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. (a)加工対象物を、第1の方向に、最大第1の速度で移動させるとともに、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、最大、前記第1の速度よりも小さい第2の速度で移動させることのできる保持台であって、前記第1の方向に前記第1の速度で移動させると同時に、前記第2の方向に前記第2の速度で移動させたとき、前記加工対象物を全体として第3の方向に移動させる保持台に、加工対象物を保持する工程と、
    (b)前記保持台に保持された加工対象物を、前記第1の方向に前記第1の速度で移動させると同時に、前記第2の方向に前記第2の速度で移動させ、全体として前記第3の方向に移動させながら、レーザビームを、前記加工対象物に入射させる工程と
    を有するレーザ加工方法。
  6. 前記工程(b)において、断面形状が一方向に長いレーザビームを、短軸方向が前記第3の方向と平行となるように、前記加工対象物に入射させる請求項5に記載のレーザ加工方法。
  7. 前記第1の方向と前記第2の方向とが直交する方向である請求項5または6に記載のレーザ加工方法。
  8. (a)レーザ出射装置を第1の方向に移動させながら、前記レーザ出射装置から、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、レーザビームを出射し、加工対象物に入射させる工程と、
    (b)前記工程(a)の間に、前記加工対象物を、前記第1の方向と反対の方向に移動させる工程と
    を有するレーザ加工方法。
  9. 前記第1の方向と前記第2の方向とが直交する方向である請求項8に記載のレーザ加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019029324A1 (zh) * 2017-08-10 2019-02-14 京东方科技集团股份有限公司 激光退火设备和激光退火方法

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