JP2008080110A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】上糸保持機構を別途設けずに、縫製開始時に上糸端部が加工布の下側へ抜け出すことを、布押えの上下駆動装置を用いた簡単な構成により確実に防止し、1針目から縫目を形成できるようにする。
【解決手段】布押え上下駆動装置10に布押え上下動位置変更機構13を設け、そのアクチュエータを制御して、縫製動作に同期して上下に移動する布押え6の上下動範囲を、縫製開始から所定針数を縫う間、下方へ変更することで布押えで上糸端部を針板と加工布に押圧すると共に、その後は布押えを通常縫製位置へ切換える布押え制御手段を設けた。縫製開始直後、布押え6は針板上面に押圧されるため、縫針9の目孔から延びる上糸15の端部を針板2a上の加工布Wに押圧することができる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、縫針の上下動に同期させて布押えを上下動させる布押え上下駆動装置を備えたミシンに関する。
従来、加工布に縫目を形成する場合に、縫針が上昇する際に加工布の浮き上がりを防止できるように、針棒の上下動と同期させて上下動させる筒形の布押えを備えたミシンが普及している。
例えば、特許文献1に記載のミシンは、円筒形の布押えを上下動させる上下駆動装置を備えており、上下駆動装置は、縫針の上下動に同期させて円筒形の布押えを上下動させるように動作する。下降した布押えは、縫針の外周を囲むように加工布の上面を押え、加工布の浮き上がりを防止する。布押えは、布送り時には、加工布の送りに支障がないように上昇する。
特開2006−122230号公報(第4〜6頁、図2,図3)
特許文献1に記載のミシンにおいては、縫針が加工布を通過する際、布押えは加工布から上方に離れて位置しているので、この布押えでは、縫製開始後の1針目において、下降する縫針の目孔から延びる上糸端部を押えることができない。従って、縫製開始後の1針目において、上糸ループが回転釜の剣先で引っ掛けられ、上糸端部が下側に引っ張られ、その上糸端部が加工布の下側へ抜け出してしまう場合が多い。
上糸端部が加工布の下側へ抜け出してしまった場合、1針目の縫目が形成できないという問題があるだけでなく、抜け出した上糸端部に2針目以降の下糸が複数回に亙って絡まり、縫い始めの加工布の裏側に、鳥の巣状の欠陥が形成され、縫製品の見栄えが悪くなるという問題がある。この問題に対処するため、一部のミシンにおいては、縫製開始時に上糸端部を挟持して保持する機能を備えた上糸保持機構を設けて、上糸端部が加工布の下側へ抜け出してしまうのを防止している。
本発明の目的は、上糸保持機構を別途設けることなく、縫製開始時に上糸端部が加工布の下側へ抜け出すことを、布押えの上下駆動装置を用いた簡単な構成により確実に防止して、縫製開始後の1針目から縫目を形成できるようにすることである。
請求項1のミシンは、ミシンモータの回転による縫製動作に同期して上下に移動し、加工布を上方から押える筒形の布押えを備えたミシンにおいて、前記布押えの移動範囲をアクチュエータにより上下に変更可能な布押え上下動位置変更機構と、縫い始めの所定針数を縫製するまでの間に、前記布押えの移動範囲を下方へ変更して、前記布押えにより前記加工布の上方から前記加工布を押える期間を延長して前記加工布を針板に押えるように前記アクチュエータを制御する布押え制御手段とを備えたことを特徴としている。
布押え制御手段は、縫い始めの所定針数(例えば、3針分)を縫製するまで、アクチュエータの駆動により布押え上下動位置変更機構を作動させて、布押えの移動範囲が下方に変更される。これにより布押えは、針板上の加工布を上面から常に押しつけ、縫針の目孔から延びる上糸端部を加工布上に押さえ付けて摩擦抵抗を加える。上糸ループが針板の下の回転釜の剣先で引っ掛けられ、上糸端部を下側に引っ張っても、摩擦抵抗が加えられた上糸端部が加工布の下側に抜け出してしまうことはない。従って、縫い始めの1針目から縫目を確実に形成することができる。
請求項2のミシンは、請求項1において、前記布押え上下動位置変更機構は、前記ミシンモータの回転を変換して伝達する第1リンクと、前記第1リンクと連結され且つ前記布押えに前記第1リンクが変換した力を伝達させる第2リンクと、前記第2リンクと連結され前記第2リンクを機枠に支持する第3リンクとを備えたことを特徴としている。
請求項3のミシンは、請求項1において、天秤の上下動位置を検出する天秤位置検出手段を備え、前記布押え制御手段は、前記所定針数を縫製するまでの間、前記天秤位置検出手段により前記天秤が最上位置近傍に達したことを検出したときに、前記布押えの移動範囲を上方へ変更させて、前記加工布の上面から前記布押えを離すように前記アクチュエータを制御することを特徴としている。
請求項4のミシンは、請求項3において、前記加工布を送り移動させる布送り機構を備え、前記天秤位置検出手段により前記天秤が最上位置近傍に達したことを検出したときに、前記加工布を送り移動させるように前記布送り機構を制御する布送り制御手段を備えたことを特徴としている。
請求項5のミシンは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記所定針数を縫製するまでの間の縫製開始速度と、前記所定針数の縫製後の通常縫製速度であって前記縫製開始速度よりも速い通常縫製速度とを記憶する記憶手段を備え、縫い始めから前記所定針数の縫製後に前記縫製開始速度から前記通常縫製速度に切り換えるように前記ミシンモータを制御する縫製速度制御手段を備えたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、ミシンモータの回転による縫製動作に同期して上下に移動し、加工布を上方から押える筒形の布押えを備えたミシンにおいて、布押え上下動位置変更機構と、布押え制御手段とを備えたので、縫い始めの所定針数を縫製するまで、布押えの移動範囲を下方へ変更して、縫針の目孔から延びる上糸端部が布押えにより針板上の加工布上に押さえ付けて摩擦抵抗を加える。このため、上糸ループが針板の下の回転釜の剣先で引っ掛けられ、上糸端部が下方に引っ張られても、上糸端部が加工布の下側に抜け出してしまうことはなく、上糸端部は加工布の上側に残ることになるので、縫い始めの1針目から下糸と絡らませて確実に縫目を形成することができる。
請求項2の発明によれば、布押え上下動位置変更機構は、前記ミシンモータの回転を変換して伝達する第1リンクと、前記第1リンクと連結され且つ前記布押えに前記第1リンクが変換した力を伝達させる第2リンクと、前記第2リンクと連結され前記第2リンクを機枠に支持する第3リンクとを備えたので、第1リンク、第2リンク及び第3リンクにより、リンク機構を構成し、ミシンモータの回転を変換した力を伝達することで、布押えを上下方向に動作させることができる。
請求項3の発明によれば、天秤の上下動位置を検出する天秤位置検出手段を備え、布押え制御手段は、前記所定針数を縫製するまでの間、前記天秤位置検出手段により前記天秤が最上位置近傍に達したことを検出したときに、布押えの移動範囲を上方へ変更させて、加工布の上面から布押えを離すようにアクチュエータを制御するので、天秤による上糸の引上げによって縫目を確実に形成した後、加工布の上面から布押えを離す。従って、上糸端部が加工布の上面に残った状態を維持できる。
請求項4の発明によれば、加工布を送り移動させる布送り機構を備え、天秤位置検出手段により天秤が最上位置近傍に達したことを検出したときに、加工布を送り移動させるように布送り機構を制御するので、天秤による上糸の引上げによって縫目を確実に形成した後、布送り機構により布送りを実行する。この際、布押えが加工布の上面から離れているため、布押えが布送りを妨げることはない。
請求項5の発明によれば、所定針数を縫製するまでの間の縫製開始速度と、所定針数の縫製後の通常縫製速度であって縫製開始速度よりも速い通常縫製速度とを記憶する記憶手段を備え、縫い始めから所定針数の縫製後に縫製開始速度から通常縫製速度に切り換えるようにミシンモータを制御するので、縫い始めから所定針数を縫製したときに、縫製速度を縫製開始速度から通常縫製速度に切り換えるが、縫製開始速度は通常縫製速度より遅いので、天秤が最上位置近傍から縫針が加工布に刺さるまでの加工布の送り移動の時間が長くなり、加工布の送り量が多い場合でも、加工布の布送りを確実に実行することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。
本発明に係るミシンは、縫製開始時に、布押えの上下動範囲の中心位置を縫製中における中心位置よりも下方へ変更し、布押えが上糸端部を加工布上に押さえ付けて摩擦抵抗を加えた状態で保持するようにして、縫製開始時において上糸端部が加工布の下側へ抜け出すことを防止するようにしたものである。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1に示すように、ミシン1は、ベッド部2と、このベッド部2の後端部(図1において左上が後方とする。)に立設された脚柱部3と、この脚柱部3の上端から前方に延びるアーム部4を備えている。アーム部4の内部には、ミシンモータ63(図12参照)で回転駆動される主軸5が前後方向に配設されている。図1,図2に示すように、アーム部4の前端部には、押え棒7及び針棒8が設けられており、アーム部4の下方に突出する針棒8の下端には、縫針9が着脱可能に装着され、アーム部4の下方に突出する押え棒7の下端には、筒形の布押え部6aを有する布押え6が装着されている。
次に、布押え6を上下動させる布押え上下駆動装置10について、図1〜図6を参照して説明する。布押え上下駆動装置10は、揺動機構11、布押え上下動機構12及び布押え上下動位置変更機構13を備えている。揺動機構11は、主軸5の回転駆動力を受けて第1レバー24を揺動させ、布押え上下動機構12は、第1レバー24の先端の出力端部分に連結されて布押え6を上下動させる。布押え上下動位置変更機構13は、布押え上下動機構12による布押え6の上下動範囲(上下動ストローク)を変更する。
図6に示すように揺動機構11は、主軸5により回転駆動される偏心カム20、アーム付き環状部材21、回動軸22、回動軸22に固定されたレバー部材23を備えている。偏心カム20は、主軸5の前端部近傍に取り付けられている。アーム付き環状部材21は、偏心カム20に外嵌された環状部21bと、環状部21bの外周から突出するアーム部21aとを有する。
回転軸22は、アーム付き環状部材21よりも前側で且つ高い位置に主軸5と平行に前後方向に向けて機枠F(図1参照)に回動可能に支持されており、回動軸22の後端部にはレバー部材23の上端部が固着されるとともに、回動軸22の前端部に第1レバー24の上端部が固着されている。
図6に示すように、レバー部材23には、偏心カム20の中心(これは、主軸5の軸心と一致している)の周りに、半径Rの円弧形状をなす所定幅の円弧穴23aが形成されている。円弧穴23aには、アーム付き環状部材21から左方に突出するアーム部21aの左端に固定された摺動ピン25が回動可能に連結されており、アーム部21aの連結位置は、円弧穴23bの長さ範囲内で、摺動ピン25の位置を変えることで任意の位置に切り換え可能となっている。
縫製作業を開始すると、主軸5が所定の回転方向(正面から見て時計回り)に回転駆動し、主軸5の回転駆動にともなって偏心カム20が回転駆動される。偏心カム20の回転によりアーム付き環状部材21が、偏心カム20の偏心分だけ左右方向に往復移動するので、アーム部21aに摺動ピン25を介して連結されたレバー部材23が回動軸22を中心として図6に示す矢印のように揺動する。レバー部材23の揺動が、回動軸22に連結された第1レバー24に伝わり、第1レバー24も図7に示すように揺動する。レバー部材23及び第1レバー24の揺動角度は、レバー部材23に設けられた円弧穴23a内で摺動ピン25を移動させることにより調節することが可能となっている。
次に、第1レバー24の揺動により布押え6を上下駆動させる布押え上下動機構12について説明する。図1,図3,図4,図7に示すように、布押え上下動機構12は、第1リンク30、第2リンク31及び第3リンク32を備えている。第1リンク30は、横向きに配設され、第1リンク30の左端部は第1レバー24の下部に連結されている。
第2リンク31は、縦リンク部31aと横リンク部31bとからなり且つ正面視にてL字形に一体形成され、縦リンク部31aの上端部は第1リンク30の右端部に回動自在に連結されている。横リンク部31bの左端部は、図3,図4,図7に示すように、上下向きの連結リンク33の上端部に連結され、この連結リンク33の下端部に押え棒抱き34を介して押え棒7の途中部が固着されている。押え棒抱き34は、押え棒7の上下方向の途中部に固定されており、押え棒7の下端部に布押え6が着脱可能に固定されている。
図3に示すように、押え棒7の下端部に着脱可能に固着された布押え6は、円筒状の押え部6aを有し、縫針9はこの押え部6aの中央部を通過して上下動するようになっているので、図2に示すように、縫針9の目孔から延びる上糸15も押え部6aの内部を通って加工布Wの縫目に繋がる。
第3リンク32は、第2リンク31の横リンク部31bの前部に重ねて配置され、第3リンク32の右端部は第2リンク31の縦リンク部31aと横リンク部31bの連結部分に連結されている。第3リンク32の左端部の枢支軸32aは、機枠Fに設けられた支持部(図示略)に支持されている。
図5に示すように、第3リンク32は、第2リンク31の後側にバネ受け部32aを有し、バネ受け部32aは押え棒7に外装された圧縮コイルバネ35のバネ力により常に下向きに付勢されている。ここで、水平方向に対する第3リンク32の傾き角度は、後述する布押え上下動位置変更機構13の動作により、圧縮コイルバネ35のバネ力に対抗して第3リンク32を押し上げることにより変更することができ、第3リンク32の傾き角度の変更により、布押え6の高さ位置も変更できるようになっている。
第1,第2,第3リンク30〜32は、針棒8が所定位置、例えば最上位置から僅かに下がった縫製停止位置のときに、平行リンクとなるように構成されている。このとき、図7,図8に示すように、第1レバー24と第1リンク30の連結点をP1、第1リンク30と第2リンク31の連結点をP2、第2リンク31と第3リンク32の連結点をP3、第3リンク32と機枠Fとの連結点をP4とすると、辺P1−P2と辺P4−P3とが平行となり、且つ辺P2−P3と辺P1−P4とが平行となる。
ミシンモータ63が回転すると、主軸5が回転駆動され、前述したように第1レバー24が揺動し、第1レバー24の揺動が第1リンク30により第2リンク31に伝わる。第2リンク31は、図7の矢印に示すように、第3リンク32との連結点P3を回動中心として揺動するので、第2リンク31の横リンク部31bの左端部が上下動する。この横リンク部31bの左端部に連結リンク33及び押え棒抱き34を介して連結された押え棒7及び布押え6が上下駆動されるので、布押え6は、針棒8の上下動に連動して所定の上下動範囲で上下駆動される。すなわち、第1リンク30は主軸5の回転駆動を第1レバー24の揺動に変換して第2リンク31に伝達し、第2リンク31は第1リンク30が変換した力を布押え6に伝達して上下動させている。
次に、布押え6の上下動範囲の中心位置を変更する布押え上下動位置変更機構13について説明する。図1に示すように、脚柱部3内に、駆動系を収納した駆動部ケース40が設けられ、駆動部ケース40の内部には、図3に示すように、カム体42が固着されたカム軸41が回転可能に支持されている。このカム軸41は、駆動部ケース40の外側に取付けた布押え上下動位置変更モータ43(図1参照)により図示外のギヤ機構を介して回転駆動できるように構成されている。
布押え上下動位置変更モータ43は、ステッピングモータであり、駆動パルス数に応じて回転位置を高精度に変更することができる。カム体42のカム面は、布押え上下動位置変更モータ43を駆動する駆動パルス数に比例して、布押え6が高くなるように設定されている。布押え上下動位置変更モータ43は、請求項1のアクチュエータに相当する。
駆動部ケース40の内部には、カム軸41の上方にある支持軸44を介して側面視にて略L字状の揺動レバー45が支持されている。揺動レバー45の下端部には、カム体42に外側から当接する従動輪46が回転可能に支持されている。揺動レバー45の上端部には、前後方向に延びる連結ロッド47の後端部が連結されている。連結ロッド47は、図1に示すようにアーム部4の内部において前方に延びている。連結ロッド47の前端部は、機枠Fに回動可能に支持された支持レバー48の後端部に連結されている。図5に示すように、前方に延びる支持レバー48の前端部48aが、第3リンク32のバネ受け部32aに下側から当接して支持している。
布押え上下動位置変更モータ43の駆動によりカム軸41及びカム体42が原点位置から所定角度だけ正回転駆動された場合、連結ロッド47は後方に移動し、支持レバー48が図5において時計回りに回動するので、支持レバー48の前端部48aは上昇し、圧縮コイルバネ35のバネ力に対抗して第3リンク32が上方に持ち上げられる。ここで、図7は第3リンク32が上方に持ち上げられた状態を示し、図8に示す右下降姿勢から、図7に示す右上昇姿勢に切換えられる。この図7に示す状態のとき、回動中心である連結点P3が上昇するので、布押え6が押し上げられ、布押え6の高さ位置が高くなる。
図7の実線で示す布押え6の高さ位置を上端位置(上限界位置)とする上下動範囲で、布押え6が上下動し、その上下動範囲の中央位置は、前記布押え上下動位置変更機構13により変更することができる。図7に示す布押え6の上下動範囲が「通常縫製位置」であり、これは、後述の図9の布押え6の上下動軌跡に対応している。
布押え上下動位置変更モータ43の駆動によりカム軸41及びカム体42が原点位置から所定角度だけ逆回転駆動された場合、連結ロッド47は前方に移動し、支持レバー48が図5において反時計回りに回動するので、支持レバー48の前端部48aは下降し、圧縮コイルバネ35のバネ力により第3リンク32が下方に押し下げられる。
ここで、図8は第3リンク32が下方に押し下げられて、右下降姿勢に切換えられた状態を示す。このとき、回動中心である連結点P3が下降するので、布押え6が押し下げられ、布押え6の高さ位置が低くなる。この図8の状態は、後述の図10の布押え6の上下動軌跡に対応しており、布押え6の上下動範囲の中央位置は、針板2aの下方に位置し、布押え6が針板2aの上面に接触した状態を維持する。この布押え6の上下動範囲が「上糸押え位置」である。
図8に示すように、図8の実線で示す布押え6の上下動範囲の中央位置を針板2aより低い位置に設定しても、針板2aにより布押え6の下側への移動が規制されるため、実際には、布押え6が針板2aの下側へ移動することはない。
針板2aにより布押え6の下側への移動が規制されない場合、第2リンク31が連結点P3を回動中心として回動し、第2リンク31の回動により、布押え6が上下動可能となる。一方、針板2aにより布押え6の下側への移動が規制される場合、第2リンク31は連結点P3を回動中心として回動できず、第2リンク31は連結リンク33と第2リンク31(横リンク31b)との連結点を回動中心として回動し、連結点P3を上下に移動させる。
このように、図7の実線で示す布押え6の高さ位置を上端位置(上限界位置)とする場合、図9に示すように、縫針9の上下動に同期して、布押え6も針板2a上面に当接しない所定の上下動範囲で上下動させることができる。また、布押え上下動位置変更モータ43の回転量を調節することにより、布押え6の下端位置(下限界位置)を、針板2aの上面から任意の高さ位置(例えば、5〜10mm)に設定することができる。
次に、図8に示す布押え6の場合、図10に示すように、縫針9の上下動に同期して、布押え6を針板2aよりも下方位置において所定の上下動範囲で上下動させることができる。但し、図10に示す移動範囲は、針板2a等の障害物が存在しない場合の布押え6の仮想的な上下動範囲を示しているが、実際は針板2aが障害物となって、布押え6の下側への移動が規制されるので、針板2aよりも下方位置へは移動せずに圧縮コイルバネ35のバネ力で針板2a上面の加工布Wを常に押圧することになる。
このとき、第1,第2,第3リンク30〜32は、主軸5の駆動により揺動機構11を介して布押え6を針板2aの上面から下方に移動させようとする。しかし、針板2aが障害物となって布押え6の下側への移動が規制されるため、第2リンク31は、連結リンク33と第2リンク31(横リンク31b)との連結点を回動中心として回動し、連結点P3を上下に移動させ、布押え6が針板2a上面の加工布Wに接触した状態を維持しつつ、第1,第2,第3リンク30〜32のみが動作する。
次に、ミシン1の制御系について、図11に基づいて説明する。
制御装置50は、入力インターフェース51と、CPU52とROM53とRAM54を含むコンピュータと、出力インターフェース55と、駆動回路56〜59等で構成されている。入力インターフェース51には、作業者による足踏み操作により縫製開始指令を出力する足踏みペダル60と、操作パネル61と、主軸5の回転位置を検出する回転位置検出センサ62等が接続されている。この制御装置50が、布押え制御手段、縫製速度制御手段及び布送り制御手段に相当し、回転位置検出センサ62が天秤位置検出手段に相当する。
出力インターフェース55には、ミシンモータ63を駆動するための駆動回路56と、布押え上下動位置変更モータ43を駆動するための駆動回路57と、布送り機構を左右方向(X方向)に移動させるX軸駆動モータ64を駆動するための駆動回路58と、布送り機構を前後方向(Y方)に移動させるY軸駆動モータ65を駆動するための駆動回路59とが接続されている。
ROM53(記憶手段に相当)には、各種の模様縫目を形成するため縫製データが記憶されるとともに、後述する布押え駆動制御の制御プログラム、布押え駆動制御に使用される布押え上下動位置変更モータ43の駆動パルス数データ等が予め記憶されている。この駆動パルス数データには、縫製を停止している間に布押え6を針板2aの上方に約20mm離れた退避位置(図2,図5参照)に退避させるための退避用パルス数データと、縫製中に布押え6を通常縫製位置(図9,図14参照)となるように上下動させるための縫製用パルス数データと、縫製開始時に布押え6を上糸押え位置(図10,図13参照)となるように上下動させるための糸押え用パルス数データも含まれている。
更に、ROM53には、縫製開始時及び通常縫製時のミシンモータ63の回転速度として、縫製開始時の回転速度(例えば400rpm)と、通常縫製時の回転速度(例えば2000rpm )とが記憶されている。すなわち、縫製開始後所定針数を縫製するときの縫製開時の回転速度よりも、通常縫製時の回転速度の方が速くなるように制御される。
次に、制御装置50が実行する布押え駆動制御について、図12のフローチャートに基づいて説明する。図中の符号Si(i=11,12,・・・)は、CPU52の動作ステップを示す。
ミシン1の電源が投入されるとこの制御が開始される。制御装置50は、布押え上下動位置変更モータ43を退避用パルス数データに基づいて正回転駆動し、布押え6を退避位置に上昇させる(S11) 。図2に示すように、布押え6が退避位置にある縫製待機時は、天秤14は略最上位置に位置している。
制御装置50は、縫製開始指令の入力があるまで待機し(S12) 、作業者がベッド2上に加工布Wを配置し、足踏みペダル60を踏込み操作することにより縫製開始の指令が入力される。作業者により足踏みペダル60が踏込まれて、縫製開始指令が入力されると(S12:Yes) 、ミシンモータ63は縫製開始時の低速度(例えば400rpm)で駆動され(S13) 、針数カウンタのカウント値Nに初期値「0」がセットされる(S14) 。
次に、制御装置50は布押え6を「上糸押え位置」に下降させる(S15) (図13参照)。布押え6の上糸押え位置への下降は、布押え上下動位置変更モータ43を糸押え用パルス数データに基づいて逆回転駆動することにより行なわれ、上糸押え位置へ下降した布押え6は、針板2aに加工布Wを押し付け、縫針9から延びる上糸15の端部も加工布W上に押し付ける。
次に、制御装置50は、回転位置検出センサ62からの検出信号に基づいて、天秤14が最上位置に達したか否かを判定し(S16) 、天秤14が最上位置に達したと判定した場合(S16:Yes) 、布送りを円滑に行う為に布押え6を「通常縫製位置」に上昇させる(S17) (図14参照)。天秤14が最上位置に達していないと判定した場合(S16:No)、天秤14が最上位置に達するまで待機する。ここで、布押え6の通常縫製位置への上昇は、縫製用パルス数データに基づいて布押え上下動位置変更モータ43を正回転駆動することにより行う。
天秤14が最上位置に達してから加工布Wの布送りが実行される期間だけ、布押え6は「通常縫製位置」に上昇するので、加工布Wの布送りが布押え6によって妨げられることはなく、布送りが支障なく実行される。次に、加工布Wの布送りが行われる間は、天秤14が最上位置から下降するため、上糸15は緩んだ状態になっている。従って、布送りの間、上糸15が引っ張られることがないため、布送りが確実に実行される。
次に、制御装置50は加工布Wの布送りを終了したか否かを判定し(S18) 、終了したと判定した場合(S18:Yes) 、針数カウント値Nを判定する (S19)。ここで、加工布Wの布送りの終了は、例えば、X軸駆動モータ64とY軸駆動モータ65の停止により判定され、X軸駆動モータ64とY軸駆動モータ65の停止は、夫々設けられた回転検出器の出力信号により判定される。
針数カウント値Nが所定値(例えば、3針)以下の場合(S19:Yes) 、針数カウント値Nが1つインクリメントされ(S20) 、S15 以降が繰返して実行される。即ち、縫い始めの3針分を縫製する間は、布押え6が「上糸押え位置」に下降し、上糸15が加工布W上に押えられるので、上糸15の端部と加工布Wの間に摩擦が生じ、上糸15の端部が加工布Wの下側に抜け出すことが生じない。
針数カウント値Nが所定値を超えた場合(S19:No)、ミシンモータ63が通常縫製時の高速回転速度で駆動され(S21) 、この高速回転速度での駆動が、縫製終了指令の入力があるまで継続する。縫製終了指令の入力があった場合(S22:Yes) 、S11 に移行して、布押え6を退避位置に上昇させて待機する。ここで、縫製処理が終了したとき、図示外のミシンモータ制御により、天秤14が略最上位置になる時点でミシンモータ63の駆動が停止される。
即ち、縫い始めの4針目以降においては、布押え6が通常縫製位置で縫針9の上下動と同期して高速度で上下動する。4針目以降においては、布押え6は図9に示す上下動範囲で上下動されながら、縫針9が上昇するときに加工布Wを上方から押えるので、上糸15と下糸(図示略)の絡みが確実に生じ、縫製終了まで縫目を順々に形成することができる。
次に、布押え上下駆動装置10の作用について、天秤14、縫針9及び布押え6の動作を示す図15に基づいて説明する。
図2に示す縫製待機中においては、布押え6は針板2aよりも約20mm高い退避位置に保持され、天秤14は最上位置にある。作業者により足踏みペダル60が踏込み操作されて縫製開始指令が入力されると、図15のt0の時点で、ミシンモータ63が低速で回転駆動されて縫製が開始される。このとき、布押え6は図13に示す上糸押え位置に下降し、図10に示す上下動範囲で上下動して、上糸15を布押え6により加工布W上に押し付ける。
次に、縫製が進み、天秤14が最上位置付近に達し、布送りを開始する図15のt1の時点で、布押え6は通常縫製位置に上昇し、図9に示す上下動範囲で上下動するので、布押え6は針板2a上の加工布Wに接触せず、加工布Wを送り移動させることができる。この布送りが実行される間、天秤14は最上位置を通過して下降するので、上糸15が天秤14の移動で引っ張られることはない。従って、上糸15の端部は加工布Wの下側へ抜け出さず、加工布Wの送り移動に必要な上糸15は、天秤14側から抵抗なく引き出して供給することができる。
布押え6は、縫針9が加工布Wに刺さる直前の図15のt2の時点で、上糸押え位置に下降され、送り移動を終了している加工布Wを上糸15とともに布押え6により押圧する。上糸15が加工布W上に押え付けられるので、上糸15の端部と加工布Wの間に摩擦が生じ、上糸15の端部が加工布Wの下側に抜け出すことを防止する。従って、縫い始めの1針目から下糸と絡むため確実に縫目を形成することができる。以上の動作は、縫い始めの3針目を縫い終えるまで繰り返される。
縫製開始後、所定針数を縫製するまで、ミシンモータ63は低回転速度(例えば、400rpm)で回転するように制御されるので、縫針6が加工布Wに刺さるまでの布送り期間が長くなり、布送り量が多い場合でも、布送りを確実に実行することができる。布押え6の上下動の中央位置の変更は、布押え上下動位置変更機構13により、布押え上下動位置変更モータ43を駆動又は停止させる簡単な制御により実行することができる。
布押え6は、4針目の縫製を開始する図15のt3の時点で、t1の時点と同様に布押え6が通常縫製位置に上昇し(図9,図14参照)、このt3の時点以降の布押え6は、加工布Wの布送りが終了する図15のt4の時点を経過しても下降することなく、図9に示す上下動範囲で通常の上下動軌跡で昇降される。この場合、布押え6が最下位置まで下降した場合でも、布押え6と加工布Wとの間に若干の隙間(約0.5mm)が生じるので、縫針9が加工布Wの上側に移動している布送り可能期間において、加工布Wの布送りを妨げず、かつ縫針9が上昇する際に加工布Wを上方から押えることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更形態について説明する。
1)縫製開始時における布送りの際のミシンモータ63の回転速度は、400rpmに限るものではなく、通常縫製時の回転速度よりも低い任意の回転速度とすることができる。
2)縫製開始時に上糸15を押えるための布押え6による上糸保持は、縫い始め3針分に限るものではなく、予め定めた任意の針数としてもよい。
3)布押え上下動位置変更機構13は、上記実施の形態に示す構成に限るものではなく、布押え上下動位置変更モータ43により布押え6の上下動範囲が上下に変更されるように構成された他の構成の機構を採用することができる。布押え6の上下動範囲を変更するアクチュエータとしては、例えば、エアシリンダ、ソレノイド、サーボモータ等を用いてもよい。
4)天秤14の位置を検出する天秤位置検出手段は、主軸5の回転位置を検出する回転位置検出センサ62に限られるものではなく、例えば、上下動する針棒8の位置を検出するセンサを天秤位置検出手段として採用してもよい。
5)布押え6の押え部6aは、円筒形に限るものではなく、例えば、四角形、三角形等の断面形状となる筒形を採用してもよい。
6)布押え6の上下動範囲の基準位置は、布押え6の上下動範囲の下端としてもよい。この場合、布押え上下動位置変更モータ43の駆動パルス数は、布押え6の上下動範囲の上端とした場合の駆動パルス数に上下動範囲分の駆動パルス数を加えることになる。
本発明の実施例に係るミシンの斜視図である。 縫製待機時におけるミシンの正面図である。 布押え上下動機構と布押え上下動位置変更機構の斜視図である。 布押え上下動機構と布押え上下動位置変更機構の要部の斜視図である。 布押え上下上下動機構と布押え上下動位置変更機構の要部の右側面図である。 揺動機構の正面図である。 布押えを通常縫製位置にしたときの布押え上下動機構と布押え上下動位置変更機構の正面図である。 布押えを上糸押え位置にしたときの布押え上下動機構と布押え上下動位置変更機構の正面図である。 通常縫製位置のときの布押え上下動軌跡を示す線図である。 上糸押え位置のときの布押え上下動軌跡を示す線図である。 ミシンの制御系のブロック図である。 布押え駆動制御のフローチャートである。 布押えを上糸押え位置にしたときのミシンの要部の正面図である。 布押えを通常縫製位置にしたときのミシンの要部の正面図である。 天秤と針棒と布押え等の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 ミシン
2a 針板
6 布押え
10 布押え上下駆動装置
13 布押え上下動位置変更機構
15 上糸
43 布押え上下動位置変更モータ
50 制御装置
62 回転位置検出センサ
53 ROM
63 ミシンモータ

Claims (5)

  1. ミシンモータの回転による縫製動作に同期して上下に移動し、加工布を上方から押える筒形の布押えを備えたミシンにおいて、
    前記布押えの移動範囲をアクチュエータにより上下に変更可能な布押え上下動位置変更機構と、
    縫い始めの所定針数を縫製するまでの間に、前記布押えの移動範囲を下方へ変更して、前記布押えにより前記加工布の上方から前記加工布を押える期間を延長して前記加工布を針板に押えるように前記アクチュエータを制御する布押え制御手段と、
    を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 前記布押え上下動位置変更機構は、前記ミシンモータの回転を変換して伝達する第1リンクと、前記第1リンクと連結され且つ前記布押えに前記第1リンクが変換した力を伝達させる第2リンクと、前記第2リンクと連結され前記第2リンクを機枠に支持する第3リンクとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 天秤の上下動位置を検出する天秤位置検出手段を備え、
    前記布押え制御手段は、前記所定針数を縫製するまでの間、前記天秤位置検出手段により前記天秤が最上位置近傍に達したことを検出したときに、前記布押えの移動範囲を上方へ変更させて、前記加工布の上面から前記布押えを離すように前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  4. 前記加工布を送り移動させる布送り機構を備え、
    前記天秤位置検出手段により前記天秤が最上位置近傍に達したことを検出したときに、前記加工布を送り移動させるように前記布送り機構を制御する布送り制御手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載のミシン。
  5. 前記所定針数を縫製するまでの間の縫製開始速度と、前記所定針数の縫製後の通常縫製速度であって前記縫製開始速度よりも速い通常縫製速度とを記憶する記憶手段を備え、
    縫い始めから前記所定針数の縫製後に前記縫製開始速度から前記通常縫製速度に切り換えるように前記ミシンモータを制御する縫製速度制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のミシン。
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