JP2008079814A - 収納容器付きウェットティシューの製造方法 - Google Patents

収納容器付きウェットティシューの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性を向上させることができるとともに、無駄な廃液を生じることなく薬液をティシュー基材に均一に含浸させることができる収納容器付きウェットティシューの製造方法を提供する。
【解決手段】ロール状に巻回された状態で収納容器Cに収納された収納容器付きウェットティシューの製造方法において、乾燥状態のシート状のティシュー基材Dを、ロール状に巻回する第1工程と、ロール状に巻回されたティシュー基材Dを、収納容器C(容器本体C1)に収納する第2工程と、ロール状に巻回されたティシュー基材Dが収納された容器本体C1を、スプレーノズル15及び筒状のノズル18が配置されたライン11上で搬送させて、その間に、容器本体Cに収納されたティシュー基材Dに対して、スプレーノズル15及び筒状のノズル18によって所定の薬液Eを噴射させて、所定の薬液Eをティシュー基材Dに含浸させる第3工程と、を備えるよう構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、収納容器付きウェットティシューの製造方法に関する。
従来、ウェットティシューをロール状に巻回された状態で収納容器に収納した収納容器付きウェットティシューが知られている。
このようなウェットティシューを製造する方法として、例えば、ティシュー基材(ティシューペーパー)の原反に薬液の一部を含浸させて、次いで、その薬液が含浸された原反を折り畳むことによって積層体を得て、次いで、その積層体に薬液の残部を含浸させる方法(例えば、特許文献1参照)や、ティシュー基材(繊維ウェブ)の製造後に、薬液(処理液)を印刷ロール又はスプレーを用いて含浸させる方法(例えば、特許文献2参照)などによって、薬液を含浸する方法がある。
特開平7−204118号公報 特開2001−11790号公報
しかしながら、特許文献1及び2の方法では、ティシュー基材に薬液を含浸させてウェットティシューを得た後に、そのウェットティシューを収納容器に収納するようになっている。
そのため、特許文献1及び2の方法によって、ウェットティシューをロール状に巻回された状態で収納容器に収納した収納容器付きウェットティシューを製造しようとした場合、薬液が含浸されたティシュー基材(ウェットティシュー)をロール状に巻回させた後、そのロール状のウェットティシューを収納容器に収納することとなり、ロール状に巻回させる工程を、薬液が含浸されたティシュー基材(ウェットティシュー)を用いて行わなければならず、その工程スピードを速めるのが困難であり、生産性を向上させるのが難しいという問題がある。
また、乾燥状態のティシュー基材をロール状に巻回した状態で薬液の入ったタンク内にどぶ漬けで入れて薬液を含浸させた後に、そのティシュー基材を絞って過剰な薬液を除き、収納容器に収納させる製造方法も考えられるが、絞った後に廃液が発生する問題があり、且つ、薬液が含浸されたティシュー基材を収納容器内に収納する工程で搬送中に収納容器や搬送ラインが濡れるという問題がある。
本発明の課題は、生産性を向上させることができるとともに、無駄な廃液を生じることなく薬液をティシュー基材に均一に含浸させることができる収納容器付きウェットティシューの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
ロール状に巻回された状態でウェットティシューが収納容器に収納された収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
乾燥状態のシート状のティシュー基材を、ロール状に巻回する第1工程と、
次いで、前記ロール状に巻回されたティシュー基材を、前記収納容器に収納する第2工程と、
次いで、前記ロール状に巻回されたティシュー基材が収納された収納容器を、スプレーノズル及び筒状のノズルが配置されたライン上で搬送させて、その間に、当該収納容器に収納されたティシュー基材に対して、前記収納容器の上面に設けられた開口部から、当該スプレーノズル及び当該筒状のノズルによって所定の薬液を噴射させて、当該所定の薬液を当該ティシュー基材に含浸させ、ウェットティシューとする第3工程と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
前記ティシュー基材が収納された収納容器が搬送されるライン上の上流側には前記スプレーノズルが配置されているとともに、当該ライン上の下流側には前記筒状のノズルが配置されており、
前記第3工程は、
前記収納容器に収納されたティシュー基材に対して、前記スプレーノズルによって前記所定の薬液を噴射させた後、前記筒状のノズルによって前記所定の薬液を噴射させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
前記ティシュー基材が収納された収納容器が搬送されるライン上には、前記スプレーノズルが搬送方向に複数並んで配置されており、
前記第3工程は、
前記収納容器に収納されたティシュー基材に対して前記スプレーノズルによって前記所定の薬液を噴射させる際、前記複数のスプレーノズルによって、順次、噴射させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
前記複数のスプレーノズルは、前記収納容器の前記開口部に対して各々異なる位置に前記所定の薬液を噴射するように配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4の何れか一項に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
前記スプレーノズル及び前記筒状のノズルは、前記開口部における前記上流側に比べて前記下流側の方により多量の前記所定の薬液を噴射するように配置されており、
前記第3工程は、
前記ティシュー基材が収納された収納容器をライン上に停止させた状態で、前記収納容器に収納されたティシュー基材に対して、前記スプレーノズル及び前記筒状のノズルによって前記所定の薬液を噴射させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
請求項1〜5の何れか一項に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
前記スプレーノズルは、フルコーンスプレーノズルであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1工程で、乾燥状態のシート状のティシュー基材を、ロール状に巻回し、次いで、第2工程で、ロール状に巻回されたティシュー基材を、収納容器に収納し、次いで、第3工程で、ロール状に巻回されたティシュー基材が収納された収納容器を、スプレーノズル及び筒状のノズルが配置されたライン上で搬送させて、その間に、当該収納容器に収納されたティシュー基材に対して、収納容器の上面に設けられた開口部から、当該スプレーノズル及び当該筒状のノズルによって所定の薬液を噴射させて、当該所定の薬液を当該ティシュー基材に含浸させ、ウェットティシューとすることができる。
すなわち、ロール状に巻回させる工程(第2工程)を、乾燥状態のティシュー基材を用いて行うため、その工程スピードを容易に速めることができることとなって、生産性を向上させることができる。
また、霧状に薬液を噴射するスプレーノズルによって、ティシュー基材の上側からティシュー基材に薬液を含浸させるとともに、直状に薬液を噴射する筒状のノズルによって、薬液を収納容器の底面に一旦落下させた後、ティシュー基材の下側からティシュー基材に薬液を含浸させるため、薬液をティシュー基材の上面側及び下面側から含浸させることができることとなって、無駄な廃液を生じることなく薬液をティシュー基材に均一に含浸させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、ティシュー基材が収納された収納容器が搬送されるライン上の上流側にはスプレーノズルが配置されているとともに、当該ライン上の下流側には筒状のノズルが配置されているため、第3工程では、収納容器に収納されたティシュー基材に対して、スプレーノズルによって所定の薬液を噴射させた後、筒状のノズルによって所定の薬液を噴射させることができる。
一般に、スプレーノズルによって薬液を噴射させる際、湿潤状態のティシュー基材に対して噴射させた場合に比べて、乾燥状態のティシュー基材に対して噴射させた場合の方が、薬液がティシュー基材に染み込みやすいため、薬液の跳ねが小さくなる。そのため、最初にスプレーノズルによって乾燥した状態のティシュー基材に対して薬液を噴射させて、その後、筒状のノズルによって薬液を噴射させることで、逆の場合に比べて収納容器外への薬液の飛び散りを低減できることとなって、効率的である。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、ティシュー基材が収納された収納容器が搬送されるライン上には、スプレーノズルが搬送方向に複数並んで配置されているため、第3工程では、収納容器に収納されたティシュー基材に対してスプレーノズルによって所定の薬液を噴射させる際、複数のスプレーノズルによって、順次、噴射させることができる。
すなわち、スプレーノズルによる薬液の噴射を複数回に分けて行うため、スプレーノズルによる一回あたりの薬液の噴射にかかる時間を短縮できることとなって、生産性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、複数のスプレーノズルは、収納容器の開口部に対して各々異なる位置に所定の薬液を噴射するように配置されている。
したがって、収納容器内で動いて位置を変えるティシュー基材に対してより均一に薬液を噴射できることなって、薬液をティシュー基材により均一に含浸させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、スプレーノズル及び筒状のノズルは、開口部における上流側に比べて下流側の方により多量の所定の薬液を噴射することができ、第3工程では、ティシュー基材が収納された収納容器をライン上に停止させた状態で、収納容器に収納されたティシュー基材に対して、スプレーノズル及び筒状のノズルによって所定の薬液を噴射させるようになっている。
一般に、収納容器がライン上で停止した際、その停止に伴って生じる加速度の影響によって、収納容器に収納されたティシュー基材に下流方向への慣性力が働くため、ティシュー基材は、収納容器内における下流側に位置することになるが、スプレーノズル及び筒状のノズルによって、開口部における下流側により多くの所定の薬液が噴射されるため、薬液をティシュー基材に対して確実に噴射させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、スプレーノズルは、フルコーンスプレーノズルであるため、その噴射範囲が円形全面になって、薬液をティシュー基材に均一に含浸させることができる。
以下、図を参照して本発明にかかる収納容器付きウェットティシューの製造方法の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<収納容器付きウェットティシューの構成>
まず、収納容器付きウェットティシューAの構成について、図1及び図2を参照して説明する。
収納容器付きウェットティシューAは、例えば、ウェットティシューBと、ウェットティシューBを収納する収納容器Cと、からなる。
収納容器付きウェットティシューAは、例えば、ロール状に巻回された状態のウェットティシューBが収納容器C内に収納されたものであり、例えば、使用の際に、収納容器Cの上面に設けられた取出口C21からウェットティシューBが引き出せるようになっている。
ウェットティシューBは、例えば、使用に際して中心側から引き出し可能に巻回されており、例えば、長手方向に並ぶように所定間隔毎にミシン目(図示省略)が複数形成されている。このミシン目によって、ウェットティシューBを所定量ずつ引き出して使用できるようになっている。
なお、ウェットティシューBは、例えば、図2に示すように、ロール状に巻回された状態で、その軸方向が収納容器Cの底面に対して略垂直となるように、若干の隙間を有して収納容器C内に収納されている。
ウェットティシューBは、例えば、ロール状に巻回されたティシュー基材Dに、所定の薬液Eを含浸させたものである。
ティシュー基材Dは、例えば、紙又は不織布などであり、繊維素材によって製造される。繊維素材としては、例えば、木材繊維、天然繊維、半合成繊維、合成繊維等である。
また、薬液Eは、例えば、プロピレングリコール等を含有する溶液に、例えば、抗菌作用のある界面活性剤(例えば、塩化セチルピリジニウム等)を0.01〜0.2%配合したものである。
収納容器Cは、例えば、外形が略円柱状に形成されてなり、例えば、上面に開口部C11が設けられ、内側にウェットティシューBを収納するための収納空間を有する容器本体C1と、ウェットティシューBの取出口C21や取出口C21を閉塞及び露出するための蓋部C22などによって構成され、容器本体C1の開口部C11を閉塞するための蓋体C2と、等を備えて構成される。
<含浸装置の構成>
次に、薬液Eをティシュー基材Dに含浸させる第3工程を実行する含浸装置1の構成について、図3及び図4を参照して説明する。
なお、図3に示す図は、例えば、含浸装置1の正面(前面)図であり、図4に示す図は、例えば、含浸装置1のライン11上で搬送されている収納容器C1の平面(上面)図であるとする。
そして、図3及び図4に示すように、図における左側を“上流側”とし、図における右側を“下流側”とする。そして、図4に示すように、図における下側を“前側”とし、図における上側を“後側”とする。
含浸装置1は、例えば、ロール状に巻回されたティシュー基材Dが収納された収納容器C(容器本体C1)を、スプレーノズル15及び筒状のノズル18が配置されたライン11上で搬送させて、その間に、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対して、容器本体C1の上面に設けられた開口部C11から、スプレーノズル15及び筒状のノズル18によって薬液Eを噴射させて、薬液Eをティシュー基材Dに含浸させ、ウェットティシューBとするための装置である。
具体的には、含浸装置1は、例えば、図3及び図4に示すように、ティシュー基材Dが収納された容器本体C1を搬送するライン11と、薬液Eを貯蔵するタンク12と、タンク12に貯蔵された薬液Eをスプレーノズル15側に供給する第1ポンプ13と、第1ポンプ13によって供給された薬液Eをスプレーノズル15に供給する自動ガン14と、自動ガン14によって供給された薬液Eを噴射するスプレーノズル15と、スプレーノズル15によって薬液Eが噴射される間に容器本体C1を“前側”から固定する固定アーム16と、タンク12に貯蔵された薬液Eを筒状のノズル18に供給する第2ポンプ17と、第2ポンプ17によって供給された薬液Eを噴射する筒状のノズル18と、筒状のノズル18によって薬液が噴射される間に容器本体C1を“前側”から押さえる押さえアーム19と、等を備えて構成される。
スプレーノズル15は、例えば、薬液Eを霧状に噴射するノズルである。
具体的には、スプレーノズル15は、例えば、薬液Eを円形全面に噴射することができるフルコーンスプレーノズルである。
スプレーノズル15は、例えば、図3に示すように、“上流側”から、第1スプレーノズル15a、第2スプレーノズル15b、第3スプレーノズル15cの順で、ライン11上に、搬送方向に並んで配置されている。
そして、例えば、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対してスプレーノズル15によって薬液Eを噴射させる際、第1スプレーノズル15a、第2スプレーノズル15b、第3スプレーノズル15cの順で、順次、噴射させるようになっている。
筒状のノズル18は、例えば、薬液Eを直状に噴射するノズルである。
第1スプレーノズル15a、第2スプレーノズル15b、第3スプレーノズル15cは、例えば、図4(a)〜(c)に示すように、容器本体C1の開口部C11に対して各々異なる位置に薬液Eを噴射するように、噴射位置Pがそれぞれ異なるように配置されている。
また、第1スプレーノズル15a、第2スプレーノズル15b、第3スプレーノズル15c及び筒状のノズル18は、例えば、図4に示すように、容器本体C1の開口部C11における“上流側”(上流側半分)に比べて“下流側”(下流側半分)の方により多量の薬液Eを噴射するように配置されている。
具体的には、例えば、図4(a)に示すように、第1スプレーノズル15aによるティシュー基材Dに対する薬液Eの噴射位置Paは、例えば、開口部C11の中心よりも“後側”で且つ噴射位置Paの中心は中心線Lより下流側にあり、例えば、図4(b)に示すように、第2スプレーノズル15bによるティシュー基材Dに対する薬液Eの噴射位置Pbは、例えば、開口部C11の中心よりも“前側”で且つ噴射位置Pbの中心は中心線Lより下流側にあり、例えば、図4(c)に示すように、第3スプレーノズル15bによるティシュー基材Dに対する薬液Eの噴射位置Pcは、例えば、開口部C11の中心よりも“後側”で且つ“下流側”にあり、例えば、図4(d)に示すように、筒状のノズル18によるティシュー基材Dに対する薬液Eの噴射位置Pdは、例えば、開口部C11の中心よりも“下流側”にある。
ここで、ティシュー基材Dが収納された容器本体C1をライン11上に停止させた状態で、スプレーノズル15及び筒状のノズル18によって、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対して、薬液Eを噴射させるようになっている。
すなわち、ティシュー基材Dが収納された容器本体C1は、例えば、ライン11上で搬送されている途中の、第1スプレーノズル15aの直下に位置した際には、第1固定アーム16aによって固定されることにより、ライン11上で停止され、第2スプレーノズル15bの直下に位置した際には、第2固定アーム16bによって固定されることにより、ライン11上で停止され、第3スプレーノズル15cの直下に位置した際には、第3固定アーム16cによって固定されることにより、ライン11上で停止され、筒状のノズル18の直下に位置した際には、押さえアーム19によって押さえられることにより、ライン11上で停止されるようになっている。そして、これらの停止状態において、ティシュー基材Dに対して薬液Eが噴射されるようになっている。
そして、容器本体C1がライン11上で停止した際、その停止に伴って生じる加速度の影響により、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに、下流方向への慣性力が働くことになる。したがって、少なくとも容器本体C1がライン上で停止した際、すなわち、少なくともティシュー基材Dに対して薬液Eが噴射される際、例えば、図3及び図4に示すように、ティシュー基材Dは、容器本体C1内における“下流側”に位置することになる。
<収納容器付きウェットティシューの製造方法>
次に、収納容器付きウェットティシューAの製造方法について、図5のフローチャートを参照して説明する。
(第1工程)
まず、乾燥状態のシート状のティシュー基材Dを、ロール状に巻回する(ステップS1)。
(第2工程)
次いで、ステップS1にてロール状に巻回されたティシュー基材Dを、収納容器C(容器本体C1)に収納する(ステップS2)。
(第3工程)
次いで、含浸装置1のライン11による、ステップS2にてロール状に巻回されたティシュー基材Dが収納された容器本体C1の搬送を開始する(ステップS3)。
次いで、容器本体C1が第1スプレーノズル15aの直下に位置したことを所定のセンサ(図示省略)によって検出すると、第1固定アーム16aによって容器本体C1を固定することにより、容器本体C1をライン11上で停止させて(ステップS4)、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対して、容器本体C1の上面に設けられた開口部C11における開口部C11の中心よりも“後側”で且つ噴射位置Paの中心は中心線Lより下流側から、第1スプレーノズル15aによって薬液Eを噴射させる(ステップS5)。そして、第1固定アーム16aによる容器本体C1の固定を解除して、再び容器本体C1を搬送させる。
次いで、容器本体C1が第2スプレーノズル15bの直下に位置したことを所定のセンサ(図示省略)によって検出すると、第2固定アーム16bによって容器本体C1を固定することにより、容器本体C1をライン11上で停止させて(ステップS6)、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対して、容器本体C1の上面に設けられた開口部C11における開口部C11の中心よりも“前側”で且つ噴射位置Pbの中心は中心線Lより下流側から、第2スプレーノズル15bによって薬液Eを噴射させる(ステップS7)。そして、第2固定アーム16bによる容器本体C1の固定を解除して、再び容器本体C1を搬送させる。
次いで、容器本体C1が第3スプレーノズル15cの直下に位置したことを所定のセンサ(図示省略)によって検出すると、第3固定アーム16cによって容器本体C1を固定することにより、容器本体C1をライン11上で停止させて(ステップS8)、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対して、容器本体C1の上面に設けられた開口部C11における開口部C11の中心よりも“後側”で且つ“下流側”から、第3スプレーノズル15cによって薬液Eを噴射させる(ステップS9)。そして、第3固定アーム16cによる容器本体C1の固定を解除して、再び容器本体C1を搬送させる。
次いで、容器本体C1が筒状のノズル18の直下に位置したことを所定のセンサ(図示省略)によって検出すると、押さえアーム19によって容器本体C1を押さえることにより、容器本体C1をライン11上で停止させて(ステップS10)、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対して、容器本体C1の上面に設けられた開口部C11における開口部C11の中心よりも“下流側”から、筒状のノズル18によって薬液Eを噴射させる(ステップS11)。そして、押さえアーム19による容器本体C1の固定を解除して、再び容器本体C1を搬送させる。
そして、その後、例えば、薬液Eが含浸されたティシュー基材D(すなわち、ウェットティシューB)が収納された容器本体C1の開口部C11を、蓋体C2で閉塞する工程等を経て、収納容器付きウェットティシューAの製造が完了する。
以上説明した本発明の収納容器付きウェットティシューAの製造方法によれば、第1工程(ステップS1)で、乾燥状態のシート状のティシュー基材Dを、ロール状に巻回し、次いで、第2工程(ステップS2)で、ロール状に巻回されたティシュー基材Dを、収納容器C(容器本体C1)に収納し、次いで、第3工程(ステップS3〜S11)で、ロール状に巻回されたティシュー基材Dが収納された容器本体C1を、スプレーノズル15及び筒状のノズル18が配置されたライン11上で搬送させて、その間に、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対して、容器本体C1の上面に設けられた開口部C11から、スプレーノズル15及び筒状のノズル18によって所定の薬液Eを噴射させて、所定の薬液Eをティシュー基材Dに含浸させ、ウェットティシューBとすることができる。
すなわち、ロール状に巻回させる工程(第2工程)を、乾燥状態のティシュー基材Dを用いて行うため、その工程スピードを容易に速めることができることとなって、生産性を向上させることができる。
また、霧状に薬液Eを噴射するスプレーノズル15によって、ティシュー基材Dの上側からティシュー基材Dに薬液Eを含浸させるとともに、直状に薬液Eを噴射する筒状のノズル18によって、薬液Eを容器本体C1の底面に一旦落下させた後、ティシュー基材Dの下側からティシュー基材Dに薬液Eを含浸させるため、薬液Eをティシュー基材Dの上面側及び下面側から含浸させることができることとなって、無駄な廃液を生じることなく薬液Eをティシュー基材Dに均一に含浸させることができる。
また、ティシュー基材Dが収納された容器本体C1が搬送されるライン11上の“上流側”にはスプレーノズル15が配置されているとともに、ライン11上の“下流側”には筒状のノズル18が配置されているため、第3工程(ステップS3〜S11)では、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対してスプレーノズル15によって所定の薬液Eを噴射させた後、筒状のノズル18によって所定の薬液Eを噴射させることができる。
一般に、スプレーノズル15によって薬液Eを噴射させる際、湿潤状態のティシュー基材Dに対して噴射させた場合に比べて、乾燥状態のティシュー基材Dに対して噴射させた場合の方が、薬液Eがティシュー基材Dに染み込みやすいため、薬液Eの跳ねが小さくなる。そのため、最初にスプレーノズル15によって乾燥した状態のティシュー基材Dに対して薬液Eを噴射させて、その後、筒状のノズル18によって薬液Eを噴射させることで、逆の場合(最初に筒状のノズルによって薬液Eを噴射させて、その後、スプレーノズルによって薬液Eを噴射させる場合)に比べて容器本体C1外への薬液Eの飛び散りを低減できることとなって、効率的である。
また、ティシュー基材Dが収納された容器本体C1が搬送されるライン11上には、スプレーノズル15(第1スプレーノズル15a、第2スプレーノズル15b、第3スプレーノズル15c)が搬送方向に複数並んで配置されているため、第3工程(ステップS3〜S11)では、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対してスプレーノズル15によって所定の薬液Eを噴射させる際、複数のスプレーノズル15(第1スプレーノズル15a、第2スプレーノズル15b、第3スプレーノズル15c)によって、順次、噴射させることができる。
すなわち、スプレーノズル15による薬液Eの噴射を複数回に分けて行うため、スプレーノズル15による一回あたりの薬液Eの噴射にかかる時間を短縮できることとなって、生産性を向上させることができる。
また、複数のスプレーノズル15(第1スプレーノズル15a、第2スプレーノズル15b及び第3スプレーノズル15c)は、容器本体C1の開口部C11に対して各々異なる位置に所定の薬液Eを噴射するように配置されている。
したがって、容器本体C1内で動いて位置を変えるティシュー基材に対してより均一に薬液を噴射できることなって、薬液Eをティシュー基材Dにより均一に含浸させることができる。
また、スプレーノズル15及び筒状のノズル18は、開口部C11における“上流側”に比べて“下流側”の方により多量の所定の薬液Eを噴射することができ、第3工程(ステップS3〜S11)では、ティシュー基材Dが収納された容器本体C1をライン11上に停止させた状態で、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに対して、スプレーノズル15及び筒状のノズル18によって所定の薬液Eを噴射させるようになっている。
一般に、容器本体C1がライン11上で停止した際、その停止に伴って生じる加速度の影響によって、容器本体C1に収納されたティシュー基材Dに下流方向への慣性力が働くため、ティシュー基材Dは、容器本体C1内における“下流側”に位置することになるが、スプレーノズル15及び筒状のノズル18によって、開口部C11における“下流側”により多くの所定の薬剤Eが噴射されるため、薬液Eをティシュー基材Dに対して確実に噴射させることができる。
また、スプレーノズル15は、フルコーンスプレーノズルであるため、その噴射範囲が円形全面になって、薬液Eをティシュー基材Dに均一に含浸させることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
ティシュー基材Dに対して薬液Eを噴射させる際、スプレーノズル15によって噴射させた後、筒状のノズル18によって噴射させるようにしたが、この限りではなく、筒状のノズル18によって噴射させた後、筒状のノズル18によって噴射させるようにしてもよい。
ライン11上に、スプレーノズル15が3つ並んで配置されるようにしたが、この限りはでなく、ライン11上に配置されるスプレーノズル15の個数は、1つであってもよいし、2つ又は4つ以上であってもよい。
スプレーノズルは、フルコーンスプレーノズルであるとしたが、この限りでなく、例えば、噴射範囲が円環形になるホローコーンスプレーノズル等であってもよい。
収納容器付きウェットティシューを示す斜視図である。 容器本体に収納されたウェットティシューを示す正面断面図である。 薬液をティシュー基材に含浸させる第3工程を実行する含浸装置の正面を模式的に示す図である。 第1スプレーノズルの噴射位置を説明するための図(a)、第2スプレーノズルの噴射位置を説明するための図(b)、第3スプレーノズルの噴射位置を説明するための図(c)、及び筒状のノズルの噴射位置を説明するための図(d)である。 本発明の収納容器付きウェットティシューの製造方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
11 ライン
15 スプレーノズル
18 筒状のノズル
A 収納容器付きウェットティシュー
C 収納容器
C11 開口部
D ティシュー基材
E 薬液

Claims (6)

  1. ロール状に巻回された状態でウェットティシューが収納容器に収納された収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
    乾燥状態のシート状のティシュー基材を、ロール状に巻回する第1工程と、
    次いで、前記ロール状に巻回されたティシュー基材を、前記収納容器に収納する第2工程と、
    次いで、前記ロール状に巻回されたティシュー基材が収納された収納容器を、スプレーノズル及び筒状のノズルが配置されたライン上で搬送させて、その間に、当該収納容器に収納されたティシュー基材に対して、前記収納容器の上面に設けられた開口部から、当該スプレーノズル及び当該筒状のノズルによって所定の薬液を噴射させて、当該所定の薬液を当該ティシュー基材に含浸させ、ウェットティシューとする第3工程と、
    を備えることを特徴とする収納容器付きウェットティシューの製造方法。
  2. 請求項1に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
    前記ティシュー基材が収納された収納容器が搬送されるライン上の上流側には前記スプレーノズルが配置されているとともに、当該ライン上の下流側には前記筒状のノズルが配置されており、
    前記第3工程は、
    前記収納容器に収納されたティシュー基材に対して、前記スプレーノズルによって前記所定の薬液を噴射させた後、前記筒状のノズルによって前記所定の薬液を噴射させることを特徴とする収納容器付きウェットティシューの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
    前記ティシュー基材が収納された収納容器が搬送されるライン上には、前記スプレーノズルが搬送方向に複数並んで配置されており、
    前記第3工程は、
    前記収納容器に収納されたティシュー基材に対して前記スプレーノズルによって前記所定の薬液を噴射させる際、前記複数のスプレーノズルによって、順次、噴射させることを特徴とする収納容器付きウェットティシューの製造方法。
  4. 請求項3に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
    前記複数のスプレーノズルは、前記収納容器の前記開口部に対して各々異なる位置に前記所定の薬液を噴射するように配置されていることを特徴とする収納容器付きウェットティシューの製造方法。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
    前記スプレーノズル及び前記筒状のノズルは、前記開口部における前記上流側に比べて前記下流側の方により多量の前記所定の薬液を噴射するように配置されており、
    前記第3工程は、
    前記ティシュー基材が収納された収納容器をライン上に停止させた状態で、前記収納容器に収納されたティシュー基材に対して、前記スプレーノズル及び前記筒状のノズルによって前記所定の薬液を噴射させることを特徴とする収納容器付きウェットティシューの製造方法。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の収納容器付きウェットティシューの製造方法において、
    前記スプレーノズルは、フルコーンスプレーノズルであることを特徴とする収納容器付きウェットティシューの製造方法。
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