JP2008079205A - 画像再生方法、画像再生装置および画像再生プログラム - Google Patents
画像再生方法、画像再生装置および画像再生プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008079205A JP2008079205A JP2006258716A JP2006258716A JP2008079205A JP 2008079205 A JP2008079205 A JP 2008079205A JP 2006258716 A JP2006258716 A JP 2006258716A JP 2006258716 A JP2006258716 A JP 2006258716A JP 2008079205 A JP2008079205 A JP 2008079205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- time
- fading
- image information
- elapsed time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6083—Colour correction or control controlled by factors external to the apparatus
- H04N1/6086—Colour correction or control controlled by factors external to the apparatus by scene illuminant, i.e. conditions at the time of picture capture, e.g. flash, optical filter used, evening, cloud, daylight, artificial lighting, white point measurement, colour temperature
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/8205—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
【課題】画像を見る者が一見して時間の経過を認識することができ、撮影当時の記憶を懐かしさとともに呼び覚ますことを可能とする。
【解決手段】撮影により取得された画像情報の撮影日時と現在日時とに基づいて、当該画像情報の撮影からの経過時間を算出する経過時間算出ステップS3と、算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出ステップS4と、算出された褪色率を用いて前記画像情報を褪色させる画像処理を施す画像処理ステップS5と、画像処理された画像情報を表示する再生ステップS6とを備える画像再生方法を提供する。
【選択図】 図2
【解決手段】撮影により取得された画像情報の撮影日時と現在日時とに基づいて、当該画像情報の撮影からの経過時間を算出する経過時間算出ステップS3と、算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出ステップS4と、算出された褪色率を用いて前記画像情報を褪色させる画像処理を施す画像処理ステップS5と、画像処理された画像情報を表示する再生ステップS6とを備える画像再生方法を提供する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像再生方法、画像再生装置および画像再生プログラムに関するものである。
従来、印画紙に焼き付けられた写真は、時間の経過とともに色褪せて、セピア色に変色していくことが知られている。このため、撮影されたばかりの新しい写真でも、セピア色に変色させることにより、時間の経過した古い画像であるかのような視覚効果を得ることができる。そして、このような視覚効果を得るために、デジタルカメラにより撮影された画像を処理し、セピア色に変色させて表示する技術は知られている(例えば、特許文献1参照および特許文献2。)。
写真は本来時間の経過とともに褪色するものであるため、セピア化された画像によって時間の経過を知ることができる。
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示されるようにセピア化させる方法では、単に懐古調の画像が作成されるのみであり、その画像によって撮影された当時の記憶を呼び起こしたり時間の経過を再認識したりすることはできない。
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示されるようにセピア化させる方法では、単に懐古調の画像が作成されるのみであり、その画像によって撮影された当時の記憶を呼び起こしたり時間の経過を再認識したりすることはできない。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、画像を見る者が一見して時間の経過を認識することができ、撮影当時の記憶を懐かしさとともに呼び覚ますことを可能とする画像再生方法、画像再生装置および画像再生プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、撮影により取得された画像情報の撮影日時と現在日時とに基づいて、当該画像情報の撮影からの経過時間を算出する経過時間算出ステップと、算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出ステップと、算出された褪色率を用いて前記画像情報を褪色させる画像処理を施す画像処理ステップと、画像処理された画像情報を表示する再生ステップとを備える画像再生方法を提供する。
本発明は、撮影により取得された画像情報の撮影日時と現在日時とに基づいて、当該画像情報の撮影からの経過時間を算出する経過時間算出ステップと、算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出ステップと、算出された褪色率を用いて前記画像情報を褪色させる画像処理を施す画像処理ステップと、画像処理された画像情報を表示する再生ステップとを備える画像再生方法を提供する。
本発明によれば、撮影からの経過時間が経過していればしているほど、高い褪色率で画像処理された画像が表示される。したがって、画像を見る者は、一見して時間の経過を認識することができる。また、画像の内容が、画像を見る者に関連する内容である場合には、画像を見る者は、その内容と褪色された画像の視覚効果とにより、より強い懐かしさを持って画像を見ることができる。
上記発明においては、画像処理された画像情報を表示した表示時間を計数する表示時間計数ステップと、計数された表示時間に基づいて復元率を算出する復元率算出ステップとを備え、前記画像処理ステップが、褪色率および復元率を用いて画像情報を褪色させる画像処理を施すこととしてもよい。
このようにすることで、表示された画像を見る内に記憶が回復されていくことに合わせて、回復される記憶とともに褪色を復元した鮮明な画像を表示することが可能となる。
このようにすることで、表示された画像を見る内に記憶が回復されていくことに合わせて、回復される記憶とともに褪色を復元した鮮明な画像を表示することが可能となる。
また、上記発明においては、前記復元率は、経過時間に基づく褪色率の増加を上回るように算出されることが好ましい。
このようにすることで、褪色していくのに要する時間よりも早期に鮮明な画像を回復することができる。例えば、撮影後10年かけて褪色した画像を1分間の表示によって復元することが可能となる。
このようにすることで、褪色していくのに要する時間よりも早期に鮮明な画像を回復することができる。例えば、撮影後10年かけて褪色した画像を1分間の表示によって復元することが可能となる。
また、上記発明においては、前記画像処理ステップが、画像情報の彩度または明度を低下させることとしてもよい。
彩度または明度の低下のような褪色処理により、時間の経過とともに薄らぐ記憶と合致した画像を作成することができる。
彩度または明度の低下のような褪色処理により、時間の経過とともに薄らぐ記憶と合致した画像を作成することができる。
また、本発明は、撮影により取得された画像情報とともに記憶されている撮影日時を抽出する撮影日時抽出部と、現在日時を発生させる現在日時発生部と、抽出された撮影日時と発生された現在日時とに基づいて、経過時間を算出する経過時間算出部と、算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出部と、算出された褪色率に基づいて画像情報を褪色処理する画像処理部と、褪色処理された画像情報を表示する画像表示部とを備える画像再生装置を提供する。
本発明によれば、撮影日時情報抽出部の作動により、画像情報とともに記憶されている撮影日時情報が抽出され、時間経過算出部の作動により、現在日時と撮影日時とから経過時間が算出される。そして、褪色率算出部により経過時間に応じた褪色率が算出されるので、画像処理部において、経過時間が長くなると大きく褪色した画像が作成される。このようにして作成された画像を画像表示部で表示することにより、画像を見る者に、一見して時間の経過を認識させることができる。また、画像の内容が、画像を見る者に関連する内容である場合には、画像を見る者が、その内容と褪色された画像の視覚効果とにより、より強い懐かしさを持って画像を見ることができる。
上記発明においては、表示時間を計数する表示時間計数部を備え、前記褪色率算出部が、経過時間と表示時間とに基づいて褪色率を算出することとしてもよい。
このようにすることで、表示時間計数部により計数された表示時間に応じて、画像の褪色を低下させ、鮮明な画像を表示することができる。表示時間に応じて画像を見る者の記憶が回復されていくので、それに合わせて、褪色を回復させていくことができる。
このようにすることで、表示時間計数部により計数された表示時間に応じて、画像の褪色を低下させ、鮮明な画像を表示することができる。表示時間に応じて画像を見る者の記憶が回復されていくので、それに合わせて、褪色を回復させていくことができる。
また、本発明は、撮影により取得された画像情報の撮影日時と現在日時とに基づいて、当該画像情報の撮影からの経過時間を算出する経過時間算出ステップと、算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出ステップと、算出された褪色率を用いて前記画像情報を褪色させる画像処理を施す画像処理ステップと、画像処理された画像情報を表示する再生ステップとをコンピュータにより実行するための画像再生プログラムを提供する。
画像を見る者が一見して時間の経過を認識することができ、画像の内容が画像を見る者に関連している場合には、より強い懐かしさとともに、撮影当時の記憶を呼び覚ますことができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る画像再生装置1および画像再生方法について、図1および図2を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る画像再生装置1は、図1に示されるように、デジタルカメラのような撮影装置により撮影され、デジタルカメラ内のメモリ、ハードディスク等の記憶媒体に記憶された画像情報を読み取る情報読取部2と、読み取られた画像情報に含まれている撮影日時データを抽出する撮影日時抽出部3と、現在日時データを発生するカレンダ(現在日時発生部)4と、撮影日時データと現在日時データとに基づいて経過時間を算出する経過時間算出部5と、算出された経過時間に応じた褪色率を算出する褪色率算出部6と、該褪色率算出部6により算出された褪色率を用いて画像データを褪色処理する画像処理部7と、処理された画像データを表示するモニタ(表示部)8とを備えている。
本実施形態に係る画像再生装置1は、図1に示されるように、デジタルカメラのような撮影装置により撮影され、デジタルカメラ内のメモリ、ハードディスク等の記憶媒体に記憶された画像情報を読み取る情報読取部2と、読み取られた画像情報に含まれている撮影日時データを抽出する撮影日時抽出部3と、現在日時データを発生するカレンダ(現在日時発生部)4と、撮影日時データと現在日時データとに基づいて経過時間を算出する経過時間算出部5と、算出された経過時間に応じた褪色率を算出する褪色率算出部6と、該褪色率算出部6により算出された褪色率を用いて画像データを褪色処理する画像処理部7と、処理された画像データを表示するモニタ(表示部)8とを備えている。
画像情報における撮影日時データとしては、画像データの取得日時を示すメタデータを挙げることができる。このメタデータが画像データの編集ごとに更新される場合には、編集日時データとは別個に、更新されることのない撮影日時データをメタデータに含めて保持しておく必要がある。
経過時間算出部5は、現在日時を示す数値としての現在日時データから撮影日時を示す数値としての撮影日時データを減算することにより経過時間を求めるようになっている。
褪色率算出部6は、予め定めておいた関数に経過時間を代入することにより褪色率を求めるようになっている。関数としては、褪色が経過時間に比例して進行する関数を採用してもよいが、所定時間経過後はそれ以上進行しないように、飽和する関数を適用することとしてもよい。褪色率は、取得された画像データを急激にセピア色に変化させるものではなく、例えば、10年程度の経過時間を経て、セピア色に変化していく程度の値を採用する。
褪色率算出部6は、予め定めておいた関数に経過時間を代入することにより褪色率を求めるようになっている。関数としては、褪色が経過時間に比例して進行する関数を採用してもよいが、所定時間経過後はそれ以上進行しないように、飽和する関数を適用することとしてもよい。褪色率は、取得された画像データを急激にセピア色に変化させるものではなく、例えば、10年程度の経過時間を経て、セピア色に変化していく程度の値を採用する。
画像処理部8による画像データの褪色処理は、例えば、特許文献1に開示されているように画像データの色相をセピア色(赤褐色)の所定の色相に設定する画像処理である。この場合において褪色率算出部6により算出された褪色率は、色差信号の値を決定するために使用される。
このように構成された本実施形態に係る画像再生装置1を用いた画像再生方法は、図2に示されるように、撮影され、記憶媒体に記憶されている状態の画像データを再生する際に、情報読取部2の作動により記憶媒体から画像情報を読み取り(ステップS1)、読み取られた画像情報から、撮影日時抽出部3の作動により撮影日時を抽出する(ステップS2)。
次いで、カレンダ4により発生した現在日時との差分を経過時間算出部5で演算することにより経過時間を算出する(ステップS3)。そして、褪色率算出部6が経過時間に基づいて褪色率を算出し(ステップS4)、算出された褪色率に基づいて画像処理部7が画像データを褪色処理する(ステップS5)。したがって、撮影日時から時間が経過するにつれて、再生した時点の撮影日からの経過時間が大きければ大きいほど、褪色率が高く、セピア化の度合の強い画像としてモニタ8に表示される(ステップS6)。
その結果、撮影日時から時間が経過した画像を再生すると、高い度合いでセピア化された画像が表示されるので、その画像を見る者は、一見して、撮影日から長い時間が経過した画像であることを認識することができる。そして、画像データの内容が、画像を見る者に関連する場合には、画像を見る者が、その内容と褪色された画像の視覚効果とにより、より強い懐かしさを持って画像を見ることができる。
なお、本実施形態においては、画像処理部7による褪色処理が、画像データの色相をセピア色に設定する処理であるとして説明したが、これに限定されるものではなく、白黒の画像データに減色していく画像処理であってもよい。
また、本実施形態においては、表示時間中も、撮影日時からの経過時間は増加していくが、褪色率が長期にわたって徐々に変化していくように設定されるものであるため、表示中に褪色の度合が変化していくのを肉眼で確認することは困難である。したがって、表示時間中の時間経過は無視することができ、表示開始時において算出した褪色率のまま変化させることなく表示し続けることとしてもよい。
また、本実施形態においては、表示時間中も、撮影日時からの経過時間は増加していくが、褪色率が長期にわたって徐々に変化していくように設定されるものであるため、表示中に褪色の度合が変化していくのを肉眼で確認することは困難である。したがって、表示時間中の時間経過は無視することができ、表示開始時において算出した褪色率のまま変化させることなく表示し続けることとしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像再生装置10および画像再生方法について、図3および図4を参照して説明する。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係る画像再生装置10および画像再生方法と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係る画像再生装置10および画像再生方法と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る画像再生装置10は、モニタ8への画像データの表示時間を計数するカウンタ11を備え、該カウンタ11により計数された表示時間に基づいて、褪色率算出部における褪色率の計算を行う点において、第1の実施形態に係る画像再生装置1とは異っている。
すなわち、本実施形態に係る画像再生装置10の褪色率算出部12においては、第1の実施形態における褪色率算出部6により経過時間に基づいて算出される褪色率から表示時間に基づいて算出される復元率を減算するようになっている。
すなわち、本実施形態に係る画像再生装置10の褪色率算出部12においては、第1の実施形態における褪色率算出部6により経過時間に基づいて算出される褪色率から表示時間に基づいて算出される復元率を減算するようになっている。
復元率は、褪色率と比較して十分に短い時間で増大するように設定されている。例えば、褪色率が、10年かけて100%となる場合、例えば、復元率は、1分で100%となるように設定されている。この場合、10年かけて100%褪色させられた画像データは、1分間表示することにより、褪色処理を施さない元々の鮮明な画像データに戻るようになっている。
このように構成された本実施形態に係る画像再生装置10を用いた画像再生方法においては、まず、復元率が0に設定され(ステップS0)、撮影され記憶媒体に記憶されている画像情報が情報読取部により読み出され(ステップS1)、撮影日時抽出部により撮影日時が抽出される(ステップS2)。次いで、カレンダ4により発生した現在日時との差分が経過時間算出部5で演算されることにより経過時間が算出される(ステップS3)。
そして、褪色率算出部12が、経過時間に基づいて褪色率を算出し(ステップS4)、算出された褪色率および設定された復元率に基づいて画像処理部7が画像データを褪色処理する(ステップS5)。再生当初は復元率が0に設定されているので、撮影日時から時間が経過するにつれて、再生した時点の撮影日からの経過時間が大きければ大きいほど、褪色率が高く、セピア化の度合の強い画像としてモニタ8に表示される(ステップS6)。
また、本実施形態においては、画像データがモニタ8に表示されている表示時間がカウンタ11により計数される(ステップS7)。そして、褪色率算出部12において、計数された表示時間に基づいて復元率が算出され(ステップS8)、画像処理部7において、褪色率および復元率に基づいて画像データが褪色処理され(ステップS5)、モニタ8に表示される(ステップS6)。以降、表示終了指示がなされるまでステップS5〜S8が繰り返される。
経過時間に応じて演算される褪色率の変化は、表示時間に比例して演算される復元率の変化よりも十分に小さいので、モニタ8に表示された画像データは、表示時間の経過とともに褪色の度合が減少していくようになる。
すなわち、再生当初にモニタ8に表示される画像は、撮影時からの経過時間に応じた褪色率で表示されるので、撮影から長い年月経過した画像は、褪色率が高くセピア化の度合の強い画像となる。したがって、その画像を見る者は、一見して、撮影日から長い時間が経過した画像であることを認識することができ、また、画像データの内容が、画像を見る者に関連する場合には、画像の内容と褪色された画像の視覚効果とにより、より強い懐かしさを持って画像を見ることができる。
さらに、本実施形態に係る画像再生装置10および画像再生方法によれば、モニタ8に表示されたセピア化された画像が、表示時間の増加とともに、徐々に元の鮮明な画像に復元して表示されるようになる。ちょうど、薄れていた記憶が徐々に蘇っていくのに合わせるように、表示された画像が徐々に鮮明なカラー画像に復元していく。これにより、一気に撮影時まで記憶を遡らせるのではなく、徐々に撮影日の記憶を呼び覚まして定着させていくような視覚効果を与えることができる。
なお、本実施形態においては、再生の都度に、撮影日時からの経過時間に応じた褪色の度合でセピア化された画像データを表示し、表示時間に応じて元の鮮明なカラー画像を表示していくようにしたが、これに代えて、表示時間を積算して記憶しておき、次回再生時には、表示時間に基づいた復元率から画像データを再生を開始することとしてもよい。
また、上記各実施形態における画像再生方法は、各ステップS0〜S8(またはステップS1〜S6)をコンピュータに実行させるための画像再生プログラムにより実現することとしてもよい。すなわち、記憶媒体から画像情報を読み出し、読み出された画像情報から撮影日時を抽出し、該撮影日時と現在日時との差分により経過時間を算出し、経過時間に基づいて褪色率を算出し、算出された褪色率に基づいて画像処理部が画像データを褪色処理し、モニタに表示する各行程をコンピュータにより実行させることとしてもよい。
S3 経過時間算出ステップ
S4 褪色率算出ステップ
S5 褪色処理ステップ(画像処理ステップ)
S6 表示ステップ(再生ステップ)
S7 表示時間計数ステップ
S8 復元率算出ステップ
1 画像再生装置
3 撮影日時抽出部と、
4 カレンダ(現在日時発生部)
5 経過時間算出部
6,12 褪色率算出部
7 画像処理部
8 モニタ(画像表示部)
11 カウンタ(表示時間計数部)
S4 褪色率算出ステップ
S5 褪色処理ステップ(画像処理ステップ)
S6 表示ステップ(再生ステップ)
S7 表示時間計数ステップ
S8 復元率算出ステップ
1 画像再生装置
3 撮影日時抽出部と、
4 カレンダ(現在日時発生部)
5 経過時間算出部
6,12 褪色率算出部
7 画像処理部
8 モニタ(画像表示部)
11 カウンタ(表示時間計数部)
Claims (7)
- 撮影により取得された画像情報の撮影日時と現在日時とに基づいて、当該画像情報の撮影からの経過時間を算出する経過時間算出ステップと、
算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出ステップと、
算出された褪色率を用いて前記画像情報を褪色させる画像処理を施す画像処理ステップと、
画像処理された画像情報を表示する再生ステップとを備える画像再生方法。 - 画像処理された画像情報を表示した表示時間を計数する表示時間計数ステップと、
計数された表示時間に基づいて復元率を算出する復元率算出ステップとを備え、
前記画像処理ステップが、褪色率および復元率を用いて画像情報を褪色させる画像処理を施す請求項1に記載の画像再生方法。 - 前記復元率は、経過時間に基づく褪色率の増加を上回るように算出される請求項2に記載の画像再生方法。
- 前記画像処理ステップが、画像情報の彩度または明度を低下させる請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像再生方法。
- 撮影により取得された画像情報とともに記憶されている撮影日時を抽出する撮影日時抽出部と、
現在日時を発生させる現在日時発生部と、
抽出された撮影日時と発生された現在日時とに基づいて、経過時間を算出する経過時間算出部と、
算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出部と、
算出された褪色率に基づいて画像情報を褪色処理する画像処理部と、
褪色処理された画像情報を表示する画像表示部とを備える画像再生装置。 - 表示時間を計数する表示時間計数部を備え、
前記褪色率算出部が、経過時間と表示時間とに基づいて褪色率を算出する請求項5に記載の画像再生装置。 - 撮影により取得された画像情報の撮影日時と現在日時とに基づいて、当該画像情報の撮影からの経過時間を算出する経過時間算出ステップと、
算出された経過時間に基づいて褪色率を算出する褪色率算出ステップと、
算出された褪色率を用いて前記画像情報を褪色させる画像処理を施す画像処理ステップと、
画像処理された画像情報を表示する再生ステップとをコンピュータにより実行するための画像再生プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006258716A JP2008079205A (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 画像再生方法、画像再生装置および画像再生プログラム |
US11/901,828 US7978377B2 (en) | 2006-09-25 | 2007-09-18 | Image playback method, image playback apparatus, and image playback program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006258716A JP2008079205A (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 画像再生方法、画像再生装置および画像再生プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008079205A true JP2008079205A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39274732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006258716A Withdrawn JP2008079205A (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 画像再生方法、画像再生装置および画像再生プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7978377B2 (ja) |
JP (1) | JP2008079205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012165182A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018074393A1 (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | 日本電気株式会社 | 通信装置、通信システム、および通信方法 |
CN113615157A (zh) * | 2019-03-22 | 2021-11-05 | 富士胶片株式会社 | 图像处理装置、图像处理方法、摄影装置及程序 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3416052B2 (ja) * | 1998-03-30 | 2003-06-16 | 富士写真フイルム株式会社 | シェーディング補正用データの取得方法 |
JP2003134520A (ja) | 2001-10-19 | 2003-05-09 | Minolta Co Ltd | デジタルカメラ |
JP2004336386A (ja) | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | デジタルカメラ並びに画像補正装置及び方法 |
JP2006025007A (ja) | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像処理装置及び画像処理プログラム |
-
2006
- 2006-09-25 JP JP2006258716A patent/JP2008079205A/ja not_active Withdrawn
-
2007
- 2007-09-18 US US11/901,828 patent/US7978377B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012165182A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080084586A1 (en) | 2008-04-10 |
US7978377B2 (en) | 2011-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7974492B2 (en) | Image data reproducing apparatus with changing proportions of combined enlarged images, method of controlling same and control program therefor | |
US8988553B2 (en) | Imaging apparatus capable of checking a remaining capacity for recording a moving image when a moving image of a predetermined number of frames is shot in one shot of moving image shooting | |
JP2006245646A (ja) | 画像再生装置及び画像再生プログラム、並びにフォトムービー作成装置及びフォトムービー作成プログラム | |
JPH08163488A (ja) | 動画像ダイジェスト生成方法及び動画像ダイジェスト生成装置 | |
JP2005347886A (ja) | 映像記録装置 | |
JP2008079205A (ja) | 画像再生方法、画像再生装置および画像再生プログラム | |
JP2006094053A (ja) | フォトムービー作成方法および装置、並びにフォトムービー作成プログラム | |
JP5962278B2 (ja) | 画像処理プログラム、画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP5556194B2 (ja) | 表示制御装置及び表示制御プログラム | |
JP2010015548A (ja) | 被写体追跡装置、およびカメラ | |
JP5387701B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP4508112B2 (ja) | 静止画抽出システム | |
JP2010178041A (ja) | 画像表示装置および画像表示プログラム | |
TWI330985B (en) | Image data recording apparatus, image data recording method, and a computer readable storage medium encoded with a computer program | |
JP2010026158A (ja) | 画像表示プログラムおよび画像表示方法 | |
JP5293223B2 (ja) | デジタルカメラ | |
JP2004297618A (ja) | 画像抽出方法および画像抽出装置 | |
JP2014033354A (ja) | 動画記録装置及び動画記録方法 | |
JP2012039558A (ja) | 基準画像特定装置、及び、プログラム | |
JP2011151577A (ja) | 撮像装置 | |
JP4661957B2 (ja) | 画像マッチング装置、およびカメラ | |
JP5020705B2 (ja) | 動画撮像装置及び動画撮像方法 | |
CN107071270B (zh) | 摄像装置及其摄像方法 | |
JP2009048031A (ja) | 撮影装置及びそのプログラム並びに画像表示装置。 | |
JP5284137B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091201 |