JP2008078807A - 無線通信装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】他の無線通信システムと同一の周波数帯を使用しながらも、他の無線通信システムに干渉を与えることなく、情報の送受信を行う。
【解決手段】予め割り当てられた受信スロットに含まれるキャリアセンス期間で信号を検出する第1の検出手段504と、前記検出された信号を中継する中継手段505と、予め割り当てられた送信スロットに含まれるキャリアセンス期間で信号を検出する第2の検出手段504と、前記第2の検出手段が信号を検出した場合に、送信スロットでの送信を中止する中止手段514と、を具備する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数の無線システムが周波数帯域を共用して使用する無線通信装置およびプログラムに関する。
従来、複数の無線システムが周波数帯域を共用して使用する無線通信装置が知られている。この種の従来の無線通信装置は、優先度の低い無線通信装置が共用周波数帯域のキャリア検出を行い、共用周波数帯域が優先度の高い無線システムにより使用されていないと判断した場合に信号を送信する(例えば、非特許文献1参照)。
また、従来、同一周波数帯を使用する他の無線通信システムに与える干渉の軽減、及び、他のシステムから受ける干渉による特性劣化の軽減を図る技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−298763号公報 J. Mitola III, "Cognitive Radio for Flexible Mobile Multimedia Communications," IEEE Sixth International Workshop on Mobile Multimedia Communications (MoMuC99), pp.3-10, Nov. 1999.
上述した従来の技術では、基地局がキャリアセンスにより自己の無線通信システムではない無線局の存在を検出しない場合に、端末に通信チャネルが空いていることを通知する信号であるアイドルシグナルを送信し、端末はアイドルシグナルを受信すると通信希望パケットを基地局に送信する。この場合、基地局の位置においては基地局が、通信チャネルが空いていることを検出しているが、端末局の位置において端末局が、通信チャネルが空いていることは検出していないため、端末局が送信する信号が自己の無線通信システムではない無線局に干渉を与えるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、他の無線通信システムと同一の周波数帯を使用しながらも、他の無線通信システムに干渉を与えることなく、情報の送受信を行うことができる無線通信装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の無線通信装置は、予め割り当てられた受信スロットに含まれるキャリアセンス期間で信号を検出する第1の検出手段と、前記検出された信号を中継する中継手段と、予め割り当てられた送信スロットに含まれるキャリアセンス期間で信号を検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段が信号を検出した場合に、前記送信スロットでの送信を中止する中止手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の無線通信装置およびプログラムによれば、他の無線通信システムと同一の周波数帯を使用しながらも、他の無線通信システムに干渉を与えることなく、情報の送受信を行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る無線通信装置およびプログラムについて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る無線通信装置である、無線基地局と無線端末局が無線通信を行う無線通信システムについて図1を参照して説明する。図1は、無線基地局A(105)と無線端末局A(106)が無線通信を行う無線通信システムA(101)の概略構成の一例を示す図である。
図1は、無線基地局A(105)と無線端末局A(106)が無線通信を行う無線通信システムA(101)と、無線通信システムAとは別の無線通信システムB(102)および無線通信システムC(104)を示している。無線通信システムA(101)とは別の無線通信システムB(102)は、図1に示すように、無線通信システムAと地理的に重なった位置に存在することもあれば、無線通信システムB’(103)として示すように、地理的に離れた場所に存在することもある。無線通信システムBおよび無線通信システムCとしては、例えば、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global Standard for Mobile Communication)方式などのセルラーシステム、IEEE802.16eなどのMAN(Metropolitan Area Network)、IEEE802.11などのLAN(Local Area Network)、或いは、船舶無線やレーダー、固定マイクロ波システムなどが挙げられる。無線通信システムA(101)は、現在は規格として定められてはいないが、今後規格として制定されるようなシステムであるが、無線通信システムAは、例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、スペクトル拡散通信方式によるシステムが想定される。
無線通信システムA(101)に属する無線基地局A(105)および無線端末局A(106)は、無線通信システムB(102)と周波数帯域を共用して無線通信を行うが、無線通信システムA(101)は無線通信システムB(102)よりも低い優先度で周波数の利用が許可されている。したがって、無線通信システムA(101)に属する無線基地局A(105)および無線端末局A(106)は、無線通信システムB(102)に属する無線通信装置B(107)が行う無線通信に妨害を与えてはならない。無線通信システムAは、例えば、コグニティブ無線通信(Cognitive Radio)を行う。なお、図面では、Cognitive RadioをCRと省略して示す。
次に、無線通信システムBおよび無線通信システムCに割り当てられた複数の周波数チャネルについて図2を参照して説明する。
図2は、無線通信システムB(102)に割り当てられた周波数帯域(200)内の複数の周波数チャネルB1、B2、・・・、Bi(201、202、・・・、203)、無線通信システムC(104)に割り当てられた周波数帯域250内の複数の周波数チャネルC1、C2、・・・、Cj(251、252、253、・・・、254、255)を示している。図1に示す無線通信システムA(101)に属する無線基地局A(105)および無線端末局A(106)は、例えば、図2に示す割当てられた周波数チャネルB1(201)を共用して使用しているが、無線通信システムA(101)は無線通信システムB(102)よりも低い優先度で周波数の利用が許可されているため、無線通信システムA(101)に属する無線基地局A(105)および無線端末局A(106)は、無線通信システムB(102)に属する無線通信装置B(107)が行う無線通信に妨害を与えてはならない。
図1および図2では、無線通信システムA(101)が周波数帯を共用する無線通信システムとして無線通信システムB(102)の例について示したが、無線通信システムA(101)が周波数帯を共用する無線通信システムの数に特に制限はなく、例えば、無線通信システムB(102)とは異なる無線通信システムC、無線通信システムD、などとも周波数帯の共用を行ってもよい。この場合も、無線通信システムA(101)は、無線通信システムC、無線通信システムD、などよりも低い優先度で周波数帯の利用が許可されている。
以降は、図1に示す無線通信システムB(102)が図1に示す無線通信システムA(101)と図2に示す周波数チャネルB1(201)を共用して無線通信を行う例について説明する。
次に、図1の無線通信システムA(101)のスロット構成について図3を参照して説明する。
図3に示すように、無線基地局A(105)および無線端末局A(106)に割当てられる1スロット300は、キャリアセンス期間(CS期間)301と信号送受信期間(Tx/Rx期間)302を含んでいる。キャリアセンス期間では、無線通信システムAが使用を所望する周波数帯域で、ライセンスを有するシステムが通信を行っているかどうかを検出する。図3では、1スロット300内のキャリアセンス期間301と信号送受信期間302の長さの比が1対1である場合を示したが、必ずしも1対1である必要はなく、任意の割合でもよい。無線通信システムA(101)における無線通信は、図3に示す1スロットが繰り返されて行われる。
次に、図3に示したスロットが、無線基地局A、複数の無線端末局A(無線端末局A1および無線端末局A2)に割り当てられる一例について図4を参照して説明する。図4は、図3に示すスロットが、無線基地局A(105)、無線端末局A1(106)、および無線端末局A2(106)に割当てられる一例を示すシーケンス図である。
図4は、無線基地局A(105)のシーケンス400、無線端末局A1(106)のシーケンス401、および無線端末局A2(106)のシーケンス402を示している。また、図4は、スロットx(403)において無線基地局A(105)に送信スロットが割り当てられる例を示している。
図4では無線基地局A(105)に送信スロットが割当てられているため、無線基地局A(105)は、スロットx(403)のキャリアセンス期間404でキャリアセンスを行い、キャリアセンス期間の後の信号送受信期間405において信号の送信処理を行う。一方、無線端末局A1(106)および無線端末局A2(106)においては、スロットx(403)は受信スロットとなるため、スロットx(403)のキャリアセンス期間406、408でキャリアセンスを行い、キャリアセンス期間の後の信号送受信期間407、409において信号の受信処理を行う。図4に示すそれぞれのシーケンスは、キャリアセンスを開始する時刻、キャリアセンスを終了する時刻、信号送受信期間の開始時刻および終了時刻がいずれも同じ時刻である。すなわち、無線基地局A、無線端末局A1、および、無線端末局A2は、互いに同期している。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る無線通信装置の一例である無線端末局Aについて図5を参照して説明する。図5は、第1の実施形態に係る無線端末局A(106)の概略構成の一例を示すブロック図である。
図1の無線端末局A(106)は、受信用アンテナ501、低雑音増幅器502、フィルタ503、信号検出部504、スイッチ505、直交復調器506、フィルタ507、508、可変利得アンプ509、510、A/D変換器(analog-to-digital converter)511、512、信号処理部513、制御部514、局部発信器515、D/A変換器(digital-to-analog converter)516、517、直交変調器518、フィルタ519、電力増幅器520、および送信用アンテナ521を備えている。図5は、無線通信システムA(101)における無線端末局A(106)のブロック図について示したが、無線通信システムA(101)の無線基地局A(105)のブロック図も図5に示すブロック図と同様であるとする。
受信用アンテナ501は、無線基地局Aからの信号を受け取り、低雑音増幅器502に渡す。低雑音増幅器502は、受信用アンテナ501からの信号を所望の振幅に増幅する。フィルタ503は、低雑音増幅器502からの信号をフィルタリングする。
信号検出部504は、キャリアセンス期間中に信号を検出したか否かの判定を行う。すなわち、信号検出部504は、信号の受信電力(RSSI)を検出し、この受信電力を予め決められたしきい値と比較し、信号の受信電力がしきい値を超えるか否かにより信号を検出したか否かを判定する。
スイッチ505は、制御部514の指示に基づいてフィルタ503の出力信号を電力増幅器520に渡すか否かを切り替える。直交復調器506は、フィルタ503の出力信号を直交復調する。フィルタ507、508は、直交復調器出力の同相成分および直交成分それぞれに対して、フィルタリングする。可変利得アンプ509、510は、それぞれA/D変換器511、512への入力信号が適切な値になるように利得を変える。A/D変換器511、512は、それぞれ可変利得アンプ509、510の出力信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換する。信号処理部513は、受信信号に基づいて処理を行ったり、送信データを送信信号に変換する。
制御部514は、信号処理部513から受け取った信号、信号検出部504の検出結果に基づいて、信号検出部504、スイッチ505を制御する。制御部514の詳細な処理内容については後に図6を参照して説明する。
局部発信器515は、直交復調器506、直交変調器518で使用する周波数信号を発生する。D/A変換器516、517は、信号処理部513の出力信号のデジタル信号をアナログ信号に変換する。直交変調器518は、D/A変換器516、517の出力信号を直交変調する。フィルタ519は、直交変調器518からの信号をフィルタリングする。電力増幅器520は、フィルタ519でフィルタリングされた信号、または、フィルタ503でフィルタリングされた信号を所望の電力まで増幅し、送信用アンテナ521を介して送信する。
次に、図5の無線端末局Aの、1スロット内における処理の一例について図6を参照して説明する。図6は無線端末局A(106)の、1スロット内における処理の一例を示すフローチャートである。
制御部514は、スロットの開始時刻になると、現スロットが自局に割当てられた送信スロットであるか、もしくは受信スロットであるかを判定するスロット種別の判定を行う(ステップS601)。制御部514が、現スロットが受信スロットであると判定した場合には、信号検出部504を制御することによりキャリアセンスを行う(ステップS602)。キャリアセンスは、受信用アンテナ501、低雑音増幅器502、およびフィルタ503を通して入力される信号に対して、信号検出部504が、例えば、信号の受信電力(RSSI)を検出し、この受信電力を予め決められたしきい値と比較し、信号の受信電力がしきい値を超えれば信号検出と判定し、信号の受信電力がしきい値を超えなければ信号非検出と判定する。信号検出部504は、キャリアセンス期間中に信号を検出したか否かの判定を行い(ステップS603)、信号を検出しない場合には、キャリアセンス期間が終了したか否かの判定を行い(ステップS606)、キャリアセンス期間が終了していない場合にはキャリアセンスを継続して行う(ステップS602)。一方、キャリアセンス期間が終了した場合には、このスロット内の信号送受信期間において信号の受信処理を行う(ステップS607)。
ステップS603の判定において、信号検出部504が信号を検出した場合には、スイッチ505を入れて(すなわち、フィルタ503と電力増幅器520とを接続する)フィルタ503の出力信号を電力増幅器520に渡す(ステップS604)。すなわち、検出した信号を送信側の回路に入力して、電力増幅器520、送信用アンテナ521を介して中継を行う(ステップS604)。このとき、制御部514が直交復調器506の電源をオフする。もちろん直交復調器506よりも後段に在る不要な装置部分の電源をオフしてもよい。ここでは、検出した信号をスイッチ505から先のブロックに入力して復調処理並びに復調した信号の再変調を行わずに、送信側の回路に入力して送信を行う、いわゆる非再生中継の例を示している。信号を中継した後は、無線通信システムAが無線通信を行っている周波数チャネルでの通信を停止する(ステップS605)。
一方、ステップS601の判定において、現スロットが送信スロットであれば、制御部514が信号検出部504を制御することによりキャリアセンスを行う(ステップS608)。信号検出部504は、キャリアセンス期間中に信号を検出したか否かの判定を行い(ステップS609)、信号を検出しないと判定した場合には、キャリアセンス期間が終了したか否かの判定を行い(ステップS612)、キャリアセンス期間が終了していないと判定した場合にはキャリアセンスを継続して行う(ステップS608)。一方、キャリアセンス期間が終了したと判定した場合には、このスロット内の信号送受信期間において信号の送信を行う(ステップS613)。一方、ステップS609の判定において、キャリアセンス期間に信号検出部504が信号を検出した場合には、信号検出部504は制御部514に信号を検出したことを示す制御信号を出力し、制御部514はこのスロットの信号送受信期間における信号の送信を中止する(ステップS610)とともに、無線通信システムAが無線通信を行っている周波数チャネルでの通信を停止する(ステップS611)。
次に、第1の実施形態での、無線通信システムAに属する無線基地局、無線端末局、および無線通信システムBに属する無線通信装置の配置について図7を参照して説明する。また、図7に示した無線基地局A(105)、無線端末局A1(701)、無線端末局A2(702)、および無線通信装置B1(706)が送受信する信号のシーケンスについて図8を参照して説明する。
図7では、無線通信システムAに属する無線基地局A(105)、無線端末局A1(701)および無線端末局A2(702)と、無線基地局A(105)とが送信する信号の到達範囲703、無線端末局A1(701)が送信する信号の到達範囲704、および無線端末局A2(702)が送信する信号の到達範囲705、さらに、無線通信システムBに属する無線通信装置B1(706)、無線通信装置B2(707)、および無線通信装置B1(706)の信号到達範囲708が示されている。
図8では、無線基地局A(105)のシーケンス801、無線端末局A1(701)のシーケンス802、無線端末局A2(702)のシーケンス803、無線通信装置B1(706)のシーケンス804、スロット1(805)における無線基地局A(105)のキャリアセンス期間806および信号送受信期間807、無線端末局A1(701)のキャリアセンス期間812および信号送受信期間813、無線端末局A2(702)のキャリアセンス期間817および信号送受信期間818、スロット2(808)における無線基地局A(105)のキャリアセンス期間809、信号送受信期間810およびキャリアセンス期間809において無線通信装置B1(706)の信号を中継する期間(Rpt:Repetition)811、無線端末局A1(701)のキャリアセンス期間814、信号送受信期間815および無線通信装置B1(706)の信号を検出する期間(Dtc:Detection)816、無線端末局A2(702)のキャリアセンス期間819、信号送受信期間820および無線通信装置B1(706)の信号を中継する期間821、さらに、無線通信装置B1(706)が無線通信装置B2(707)に送信する信号822を表している。
ここで、図8における時刻t0に、図7に示す無線通信装置B1(706)が無線通信装置B2(707)に信号822の送信を行う場合を考えると、図7の配置図に示すように、この信号822は無線通信システムA(101)の無線通信装置の中では無線端末局A2(702)だけが検出できるようになっている。信号822が送信開始される時刻t0は、無線通信システムA(101)のスロット2(808)におけるキャリアセンス期間内に位置する。スロット2(808)が送信スロットとして割当てられている無線端末局A1(701)は信号822を検出できないため、本実施形態を適用しない場合には、無線端末局A1(701)がスロット2(808)の信号送受信期間815において信号の送信を行い、無線端末局A1(701)が送信した信号が、無線通信装置B2(707)が無線通信装置B1(706)から受信する信号に干渉を与えてしまう。
一方、本実施形態を適用すると、スロット2(808)のキャリアセンス期間819において信号822を検出した無線端末局A2(702)は、検出した信号を非再生により中継を行い(期間821)、スロット2(808)が送信スロットとして割当てられている無線端末局A1(701)は、無線端末局A2(702)が期間821で非再生により送信した信号を検出できるため、この信号を検出したことによりスロット2(808)の送受信期間815における信号の送信を中止することができる。したがって、無線端末局A1(701)が、無線通信装置B1(706)からの信号を受信する無線通信装置B2(707)に干渉を与えないようにすることができる。なお、スロット2(808)のキャリアセンス期間の期間821において無線端末局A2(702)が非再生により送信した信号を検出する無線基地局A(105)は、非再生による信号が無線通信装置B1(706)により送信された信号か無線端末局A2(702)により送信された信号かの区別ができないため、無線端末局A2(702)と同様に検出した信号を非再生により送信を行う(期間811)。
以上に示した第1の実施形態によれば、受信スロットのキャリアセンス期間に信号を検出した場合に、この信号を非再生により送信することにより、優先度の高い他の無線通信システムの存在を自己の無線通信システム全体に通知することができ、予定されていた送信を中止することができる。したがって、他の無線通信システムに干渉を与えないようにすることができる。また、他の無線通信システムの存在が即時に自己の無線通信システム内に通知されるため、自己の無線通信システムが動作する周波数チャネルを早期に新しい周波数チャネルへ切り替えを行うことができ、通信の遮断を短い時間に抑えることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る無線通信装置の一例である無線端末局Aについて図9を参照して説明する。図9は、第2の実施形態に係る無線端末局A(106)の概略構成の一例を示すブロック図である。
第2の実施形態の無線端末局A(106)は、図5に示した第1の実施形態の無線端末局A(106)に、メモリ901を追加したものである。したがって、図5と同一の部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。以下、既に説明した装置部分と同様なものは同一の番号を付してその説明を省略する。
メモリ901は、無線通信システムA(101)が周波数を共用する無線システムに属する無線通信装置が、一回に連続して信号の送信を行う最小の継続期間に関する情報を予め記憶している。メモリ901は、制御部902に接続して、制御部902からの書き込み、制御部902からの読み込みを受け付ける。
制御部902は、メモリ901を参照して、制御部902が選択した無線通信システムの最小バースト長が連続であるか否かを判定する。制御部902の動作の詳細については後に図11を参照して説明する。
次に、図9のメモリ901に記憶されている情報について図10を参照して説明する。図10は、図9のメモリ901に予め記憶された無線通信システム毎の最小信号継続期間に関する情報の一例を示すテーブルである。
図10に示すように、無線通信システムEに属する無線通信装置が一回に連続して送信する信号の最小の継続時間は10ミリ秒であり、無線通信システムEに属する無線通信装置は送信するデータの種類等に応じて10ミリ秒以上、例えば、20ミリ秒や80ミリ秒の継続時間を持つ信号の送受信を行うことを表している。同様に、無線通信システムFに属する無線通信装置が一回に連続して送信する信号の最小の継続時間は200マイクロ秒であり、無線通信システムGに属する無線通信装置は連続して信号の送信を行うことを表している。無線通信システムGは、例えば、放送システムである。連続して信号の送信を行う場合は、予め決められた符号が記載されている。
次に、無線基地局Aが1スロットの時間を決定する処理の一例について図11を参照して説明する。図11は、無線通信システムA(101)の無線基地局A(105)が1スロットの時間を決定する処理の一例を示すフローチャートである。なお、無線基地局Aは、図9の無線端末局Aと同様な構成である。
無線基地局A(105)は、制御部902が周波数を共用する無線通信システムiを選択する(ステップS1101)。この選択は、決めうちで行ってもよい。例えば、無線通信システムE、無線通信システムF・・・の順に周波数帯域を検査し、周波数帯域が空いているシステムを選択してもよい。制御部902が、周波数を共用する無線通信システムを選択した後、メモリ901に記憶された図10に示すテーブルを参照して、選択した無線通信システムの最小バースト長が連続であるか否かを判定する(ステップS1102)。制御部902が、最小バースト長B(i)が連続であると判定した場合は、スロット長Sとして予め決められた固定の値C0を設定する(ステップS1103)。最小バースト長B(i)が連続でないと判定した場合は、スロット長Sとして最小バースト長B(i)を設定する(ステップS1104)。ここでは、スロット長Sとして最小バースト長B(i)を設定しているが、1スロットはキャリアセンス期間と信号送受信期間を含んでいるため、1スロット内の信号送受信期間は、周波数を共用する無線通信システムの最小バースト時間よりも短く設定されている。
次に、図9に示す無線端末局A(106)の、1スロット内における処理の一例について図12を参照して説明する。
第2の実施形態での無線端末局A(106)のフローチャートは、図6に示した無線端末局A(106)の1スロット内における処理に対してスロット長の設定処理を追加した点が図6とは異なる。したがって、図6と同一の部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。以下、既に説明したステップと同様なものは同一の番号を付してその説明を省略する。
無線端末局A(106)は、新規に周波数チャネルを共用する無線通信システムを選択したか否かを判定し(ステップS1201)、新規に周波数チャネルを共用する無線通信システムを選択すれば図11に示したフローチャートにしたがってスロット長の設定を行い(ステップS1202)、図6に示すステップS601以降の処理を実行する。また、無線端末局A(106)は、無線基地局A(105)が送信する報知情報を受け取り、報知情報に含まれるスロット時間長(後に図18を参照して説明する)にスロット長の設定を行ってもよい。一方、これまでと同じ無線通信システムと周波数チャネルを共用していれば、スロット長の設定は行わず、図6に示すステップS601以降の処理を実行する。
次に、本実施形態での、無線通信システムAに属する無線基地局A、無線端末局A、および無線通信システムBに属する無線通信装置Bの配置について図13を参照して説明する。また、図13に示す無線基地局A(105)、無線端末局A1(701)、無線端末局A2(702)、および無線通信装置B1(706)が送受信する信号のシーケンスについて図14A、図14Bを参照して説明する。
無線通信装置B1(706)の信号到達範囲1301を、図7に示す配置図の無線通信装置B1(706)の信号到達範囲708に比べて大きくした点が図7と異なる。
図14A、図14Bは、図8に示したシーケンスに、スロット3(1402)における無線基地局A(105)のキャリアセンス期間1403および信号送受信期間1404、無線端末局A1(701)のキャリアセンス期間1405および信号送受信期間1406、無線端末局A2(702)のキャリアセンス期間1407および信号送受信期間1408を、さらに、無線通信装置B1(706)が無線通信装置B2(707)に送信する信号として、無線通信システムBにおける一回に連続して信号の送信を行う最小の継続期間を表す信号1401を追加したものである。
図14Aは、無線通信システムBにおいて一回に連続して信号1401の送信を行う最小の継続期間に対して、無線通信システムAの1スロットの信号送受信期間の長さを長く設定した場合の一例を示しており、図14Bは、無線通信システムBにおいて一回に連続して信号1401の送信を行う最小の継続期間に対して、無線通信システムAの1スロットの信号送受信期間の長さを短く設定した場合の一例を示している。
図13に示すように、無線通信装置B1(706)が無線通信装置B2(707)に送信する信号1401は、無線通信システムAに属する全ての無線通信装置において検出できる。図14Aに示すタイミングで信号1401が送信された場合には、無線端末局A1(701)は信号の送信815を行っており、無線基地局A(105)および無線端末局A2(702)は、無線基地局A(105)が送信した信号の受信810、820を行っているため、無線通信装置B1(706)が無線通信装置B2(707)に送信する信号1401を検出できない。
これに対し、図14Bに示すように、無線通信システムBにおける最小バースト長に対して無線通信システムAの1スロットの信号送受信期間の長さを短く設定した場合には、無線通信装置B1(706)が無線通信装置B2(707)に送信する信号1401の送信開始タイミングにおいては、無線端末局A1(701)が信号の送信815を行っており、無線基地局A(105)および無線端末局A2(702)は無線端末局A1(701)が送信した信号の受信810、820を行っている。無線基地局A(105)、無線端末局A1(701)および無線端末局A2(702)がスロット2(808)における信号の送受信を終えた後も、無線通信システムBにおける信号1401は継続しているため、無線通信システムA(101)におけるスロット3(1402)におけるキャリアセンス期間(1403、1405、1407)において無線基地局A(105)、無線端末局A1(701)および無線端末局A2(702)が無線通信システムBの信号1401を検出することができる。
以上に示した第2の実施形態によれば、自己の無線通信システムの1スロット内の信号送受信期間の長さを、優先度の高い他の無線通信システムにおいて一回に連続して信号の送信を行う最小の継続期間に対して、短く設定することにより、優先度の高い他の無線通信システムの信号を確実に検出できるため、予定されていた送信を中止することにより、他の無線通信システムに干渉を与えないようにすることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る無線通信装置の一例である無線端末局Aについて図15を参照して説明する。図15は、第3の実施形態に係る無線端末局A(106)の概略構成の一例を示すブロック図である。
第3の実施形態の無線端末局A(106)は、図5に示した無線端末局A(106)の制御部514と、局部発信器515、フィルタ519、およびフィルタ503を制御線で接続した点が図5の無線端末局A(106)とは異なる。
制御部1501は、局部発信器515、フィルタ519、およびフィルタ503を制御する。制御部1501は、局部発信器515に、局部発信器515の発振周波数を変更する制御信号を渡し、フィルタ519、503に、それぞれフィルタ519、503のフィルタリングする帯域を変更する制御信号を渡す。
次に、無線端末局Aが1スロット内における処理の一例について図16を参照して説明する。図16は、図15に示した無線端末局A(106)の、1スロット内における処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のフローチャートは、図6に示した無線端末局A(106)の1スロット内における処理に対して、現周波数チャネルでの送信停止の処理(ステップS605、S611)の後に、周波数チャネルの切り替えに関する処理を追加した点が図6とは異なる。図16のステップS605までは、ステップS601において受信スロットが割当てられており、このスロットのキャリアセンス(ステップS602)期間に信号を検出した(ステップS603)ため、この信号の中継を行い(ステップS604)、現周波数チャネルでの全ての送信を停止する(ステップS605)処理を行う。図16のステップS611までは、ステップS601において送信スロットが割当てられており、このスロットのキャリアセンス(ステップS608)期間に信号を検出した(ステップS609)ため信号の送信を中止し(ステップS610)、現周波数チャネルでの全ての送信を停止する(ステップS611)処理を行う。ステップS605またはステップS611の処理後、無線端末局A(106)は、制御部1501が周波数チャネルの切り替えタイミングか否かを判定する(ステップS1601)。切り替えタイミングか否かは、制御部1501が後述する図18に示す報知情報を参照して判定する。切り替えタイミングでなければ切り替えタイミングになるまで待機し、切り替えタイミングになれば局部発信器515、フィルタ519、およびフィルタ503を制御することにより、予め決められた周波数チャネルへ周波数の切り替えを行う(ステップS1602)。
これらの動作により、他の無線通信システムの存在が即時に自己の無線通信システム内において認識できるため、自己の無線通信システムが動作する周波数チャネルを早期に新しい周波数チャネルへ切り替えを行うことができ、通信の遮断を短い時間に抑えることができる。
次に、本実施形態の無線通信システムA(101)におけるフレームフォーマットについて図17を参照して説明する。
図17において、無線通信システムA(101)におけるフレーム1700は、複数のスロット(1703から1708まで)を含み、それぞれのスロットはキャリアセンス期間1701と信号送受信期間1702を含んでいる。無線通信システムAのフレーム1700は、報知情報スロット1703、制御情報スロット1704、1705、データスロット1706、1707、1708を含み、このフレームが繰り返されて無線通信が行われる。全てのスロットでは、図6の処理フローに示したように、送信スロットが割当てられた無線通信装置は、送信スロットのキャリアセンス期間1701において信号を検出しない場合にこのスロットの信号送受信期間1702において信号の送信を行う。
報知情報スロット1703では、無線基地局A(105)が無線通信システムAに属する全ての無線端末局A(106)に共通して報知する情報を送信する。制御情報スロット1704、1705は、例えば、無線通信システムA(101)に未登録の無線端末局A(106)が登録要求情報を送信する場合や、無線基地局A(105)が登録要求を送信した無線端末局A(106)に対して登録応答情報を送信する場合に用いられる。データスロット1706、1707、1708は、アプリケーションデータを送信する場合に用いられる。
このように、無線通信システムA(101)において、報知情報スロット、制御情報スロット、およびデータスロットを含んでいるフレームを繰り返して無線通信を行うことにより、報知情報や制御情報が定期的に送信され、無線通信システムA(101)の外部の状況や無線通信システムA(101)の内部の状況に応じたシステム内の制御を行うことができる。
次に、無線基地局A(105)が送信する報知情報の内容について図18を参照して説明する。
無線基地局A(105)が送信する報知情報1800は、システム識別子1801、選択周波数チャネル1802、切替先周波数チャネル1803、周波数切替タイミング1804、スロット時間長1805、キャリアセンス期間長1806、信号送受信期間長1807、報知情報送信周期1808、制御情報スロット数1809、データスロット1(1810)、データスロット2(1811)、データスロット3(1812)を含んでいる。
システム識別子1801は、システムを示す識別子を示す。選択周波数チャネル1802は、現在無線通信システムA(101)が無線通信を行っている周波数チャネルに関する情報を示す。切替先周波数チャネル1803は、周波数切り替えを行う場合の切替先の周波数チャネルに関する情報を示す。周波数切替タイミング1804は、周波数切り替えを行う場合の切り替えタイミングについての情報を示す。
スロット時間長1805は、システムで使用するスロットの時間長を示す。キャリアセンス期間長1806は、スロットのキャリアセンス期間長を示す。信号送受信期間長1807は、スロットの信号送受信期間長を示す。報知情報送信周期1808は、報知情報の送信周期を示す。制御情報スロット数1809は、制御情報のスロット数を示す。
データスロット1送信権割当て情報1810は、データスロット1に送信権が割当てられる無線端末局の情報を示す。データスロット2送信権割当て情報1811は、データスロット2に送信権が割当てられる無線端末局の情報を示す。データスロット3送信権割当て情報1812は、データスロット3に送信権が割当てられる無線端末局の情報を示す。
次に、図18に示す無線基地局A(105)が送信する報知情報1900の具体的な一例について図19を参照して説明する。
図19において、システム識別子1901は“System A”と設定されている。現在、無線通信システムA(101)が無線通信を行っている周波数チャネル1902は“600MHz”であり、周波数切り替えを行う場合の切替先の周波数チャネル1903は“612MHz”と設定されている。しかし、これとは異なり周波数チャネルを表すインデックス番号で設定されていてもよい。周波数切り替えを行う場合の切り替えタイミング1904は“2slots”と設定されているが、これは例えば、他の無線通信システムの信号を検出したスロットの終わりの時刻から2スロット後に切り替え先の周波数チャネルで無線通信を開始することを表している。他の例として、切り替えタイミング1904に、“5ms後”と設定されている場合は、例えば、他の無線通信システムの信号を検出したスロットの終わりの時刻から5ミリ秒後に切り替え先の周波数チャネルで無線通信を開始することを表している。
スロットの時間長1905は“1ms”、スロットのキャリアセンス期間長1906は“0.5ms”、スロットの信号送受信期間長1907は“0.5ms”と設定されている。1フレームのスロット数1908は“6”、制御情報のスロット数1909は“2”と設定されているが、これは、6スロットのうち先頭スロットにおいて報知情報が送信され、報知情報スロットの次の2スロットが制御情報用のスロットであることを示している。データスロット1において送信権が割当てられる無線端末局の情報1910は“A”、データスロット2において送信権が割当てられる無線端末局の情報1911は“A1”、および、データスロット3において送信権が割当てられる無線端末局の情報1912は“A2”と設定されているが、これは、データスロット1、2、3においてそれぞれ無線基地局A、無線端末局A1、無線端末局A2に送信スロットが割当てられていることを示している。
以上に示した第3の実施形態によれば、スロット長やスロットにおけるキャリアセンス期間および信号送受信期間に関する情報を、報知情報に含めて定期的に送信することにより、無線通信システムAに属する無線通信装置が一律に同期して動作を行うことができる。また、周波数切り替えを行う場合の切替先の周波数チャネルに関する情報や切り替えタイミング情報を報知情報に含めて定期的に送信することにより、無線通信システムAに属する無線通信装置が一律に同期して周波数チャネルを切り替えることができる。さらに、それぞれのデータスロットにおいて送信権を割当てる無線通信装置の情報(スケジュール情報)を報知情報に含めて定期的に送信することにより、無線通信システムA内で信号が衝突することなく、データの送受信を行うことができる。
周波数切り替えを行う切替先の周波数チャネルは、無線基地局A(105)が無線端末局A(106)と無線通信を始める前に、周波数チャネルのスキャンを行い、作成した優先順位テーブルに基づいて決めてもよい。ここでは、無線基地局A(105)が、無線端末局A(106)と無線通信を始める前に、周波数チャネルのスキャンを行い、周波数切り替えを行う切替先の周波数チャネルの優先順位テーブルを作成する処理の一例について図20を参照して説明する。
無線基地局A(105)の制御部1501は、局部発信器515、フィルタ519、およびフィルタ503を制御することにより、スキャンを行う周波数チャネルへ設定を行う(ステップS2001)。スキャンを行う周波数チャネルへの設定が完了すると、設定された周波数チャネルのスキャンを行う(ステップS2002)。スキャンとは、周波数チャネルを共用する無線通信システムBが、設定された周波数チャネルを使用する割合等を観測する処理である。設定された周波数チャネルでのスキャンが終了すると、全周波数チャネルのスキャンが終了したか否かの判定を行い(ステップS2003)、全周波数チャネルのスキャンが終了していなければスキャンを行っていない周波数チャネルに設定し(ステップS2001)、スキャンを行う(ステップS2002)。全周波数チャネルのスキャンが終了すると、制御部1501は、スキャンの結果に基づいて周波数チャネルの優先順位テーブルを作成(ステップS2004)し、このテーブルをメモリに格納する。このメモリは、例えば、制御部1501内に設置されている。周波数チャネルの優先順位は、周波数チャネルを共用する無線通信システムBが周波数チャネルを使用する割合が低い順に高い優先度とする。
次に、周波数切り替えを行う場合の切替先の周波数チャネルの優先順位テーブルの一例について図21を参照して説明する。
無線基地局A(105)と無線端末局A(106)は、例えば、周波数チャネル3(Ch.3)において無線通信を行っているものとする。図21には、周波数切り替えを行う場合の切替先の周波数チャネルの優先順位として、高い順で、Ch.5、Ch.2、Ch.1、Ch.6、Ch.4の順番が示されている。例えば、無線基地局A(105)および無線端末局A(106)が周波数チャネル3(Ch.3)において無線通信システムBの信号を検出し、周波数チャネルを切り替える場合には、周波数チャネル5(Ch.5)に切り替えを行う。
以上に示した第3の実施形態によれば、予め周波数チャネルのスキャンを行い、周波数チャネルの優先順位テーブルを保持することにより、現周波数チャネルに他の無線通信システムを検出して、周波数チャネル切り替えを行う場合の切り替え先の周波数チャネルを、容易に選択することができる。
さらに、受信スロットのキャリアセンス期間に信号を検出した場合に非再生により送信する信号は、他の無線通信システムの信号そのものであるため、この他の無線通信システムに属する無線通信装置は、非再生により送信された信号と、直接基地局から受けた信号とによるパスダイバーシチ効果により、この他の無線通信システムに属する無線通信装置における受信特性を向上させることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態に係る無線通信装置の一例である無線端末局A(106)の概略構成は、第3の実施形態の無線端末局Aと同様である。図15に示す無線端末局A(106)の、1スロット内における処理の一例について図22のフローチャートを参照して説明する。
図22に示したフローチャートは、図16に示した無線端末局A(106)の1スロット内における処理に対して、受信スロットでのキャリアセンス期間(ステップS606)終了後に、無線通信システムAの信号を検出したか否かの判定(ステップS2201)と、無線通信システムAからの信号を検出しない場合の処理(ステップS2202)を追加した点が図16とは異なる。したがって、図16と同一の部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図22のステップS601において受信スロットが割当てられており、このスロットのキャリアセンス(ステップS602)期間に信号を検出せずに(ステップS603)、キャリアセンス期間を終了した(ステップS606)無線端末局A(106)は、このスロットの信号送受信期間に信号を検出したか否かを判定し(ステップS2201)、信号を検出すればこの信号の受信処理を行う(ステップS607)。一方、この信号送受信期間に信号を検出しない場合には、現周波数チャネルでの全ての送信を停止し(ステップS2202)、制御部1501が周波数チャネルの切り替えタイミングか否かを判定し(ステップS1601)、切り替えタイミングでなければ切り替えタイミングになるまで待機し、切り替えタイミングになれば局部発信器515、フィルタ519、およびフィルタ503を制御することにより、予め決められた周波数チャネルへ周波数の切り替えを行う(ステップS1602)。
次に、本実施形態での、無線通信システムAに属する無線基地局A(105)、無線端末局A1(701)、無線端末局A2(702)、無線通信システムBに属する無線通信装置B1(2301)、および無線通信装置B2(707)の配置について図23を参照して説明する。
無線通信装置B1(2301)の位置を、図7に示す無線通信装置B1(706)の位置と異なる位置に配置した点が図7と異なる。したがって、図7と同一の部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。図23の配置図では、無線通信装置B1(2301)(信号到達範囲2302)が無線通信装置B2(707)に送信する信号は、無線通信システムA(101)に属する無線通信装置の中では、無線基地局A(105)のみが検出できるような配置となっている。
次に、図23に示す無線基地局A(105)、無線端末局A1(701)、無線端末局A2(702)、および無線通信装置B1(2301)が送受信する信号のシーケンスについて図24を参照して説明する。
無線通信装置B1(2301)が送信する信号2404の送信開始タイミングを、図8に示した送信タイミングとは異なるタイミングに設定している点が異なる。また、スロット2(808)における無線基地局A(105)、無線端末局A1(701)および無線端末局A2(702)の動作が異なる。したがって、図8と同一の部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図24において、無線通信装置B1(2301)は、時刻t2に無線通信装置B2(707)に信号2404を送信するが、信号2404は、図23に示すように、無線通信システムAに属する無線通信装置の中では無線基地局A(105)のみが検出できる。無線基地局A(105)は、スロット1(805)のキャリアセンス期間806において、無線通信装置B1(2301)が送信する信号2404を検出すると、このスロットの信号送受信期間807において送信予定の信号の送信を中止するとともに、例えば、スロット1(805)に続く次のスロットであるスロット2(808)において予め決められた周波数チャネルへチャネル切り替え2401を行う。スロット1(805)が受信スロットとして割当てられている無線端末局A1(701)および無線端末局A2(702)は、スロットの信号送受信期間813、818に信号を検出しないため、送信スロットが割当てられている無線基地局A(105)が他の無線通信システムの信号を検出したために信号の送信を中止したことを認識し、例えば、スロット1(805)に続く次のスロットであるスロット2(808)において予め決められた周波数チャネルへチャネル切り替え2402、2403を行う。
以上に示した第4の実施形態によれば、あるスロットで送信予定の無線通信装置がこのスロットに含まれるキャリアセンス期間に他の無線通信システムからの信号を検出した場合に、送信予定の信号の送信を中止することによって、この無線通信装置と同一の無線通信システムに属している他の無線通信装置は、予定された送信による信号を検出できないことで送信中止した無線通信装置が他の無線通信システムからの信号を検出したことを検知することができる。
さらに、同一の無線通信システムに属する無線通信装置が他の無線通信システムからの信号を検出した場合に、チャネル切り替え先のチャネルを予め決めておくことにより、他の無線通信システムからの信号が検出された場合でも無線通信システム内の通信を継続することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態に係る無線通信装置の一例である無線端末局Aについて図25を参照して説明する。図25は本発明の一実施形態である無線端末局A(106)の概略構成の一例を示すブロック図である。
第5の実施形態の無線端末局A(106)は、図15に示した無線端末局A(106)の制御部2501と、電力増幅器520とを制御線で接続した点が図15の無線端末局A(106)とは異なる。したがって、図15と同一の部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
制御部2501は、電力増幅器520の電力増幅量を制御する。制御部2501は、電力増幅器520に制御信号を出力し、中継する信号の送信電力制御を行って、この信号の非再生中継を行うよう制御する。制御部2501は、伝搬ロスを考慮して送信電力制御を行う。制御部2501の詳細は後に図27、図28を参照して説明する。
次に、無線端末局Aの1スロット内における処理について図26を参照して説明する。図26は、図25に示す無線端末局A(106)の、1スロット内における処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のフローチャートは、図22に示した無線端末局A(106)の1スロット内における処理に対して、受信スロットのキャリアセンス期間(ステップS602)に信号を検出した(ステップS603)後に、送信電力の制御を行う処理(ステップS2601)を追加した点が図22とは異なる。したがって、図22と同一の部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図26のステップS601において受信スロットが割当てられており、このスロットのキャリアセンス(ステップS602)期間に信号を検出した(ステップS603)無線端末局A(106)は、制御部2501が電力増幅器520に制御信号を出力し、中継する信号の送信電力制御を行って(ステップS2601)、この信号の非再生中継を行う。
次に、無線通信システムA(101)に属する無線基地局A(105)および無線端末局A(106)がデータスロットにおいて送信する信号のフォーマットについて図27を参照して説明する。
無線基地局A(105)および無線端末局A(106)がデータスロットにおいて送信する信号のフォーマット2700は、ヘッダー2701とデータ2702を含んでいる。ヘッダー2701にはこの信号を送信する際の送信電力を記載するフィールド2703が設けられている。フィールド2703は、このフォーマット2700の信号を送信する送信側が送信する電力を書き込む。この送信電力のフィールド2703により、無線基地局A(105)および無線端末局A(106)は、通信相手との伝播ロスを計算することができる。無線端末局A2が、無線基地局A(105)からフォーマット2700の受信した信号の送信電力のフィールドにT[dBm]と記載されており、フォーマット2700の信号2700を受信した際の無線端末局A2の受信電力がR[dBm]であった場合、無線端末局A2と無線基地局A(105)の間の伝播ロスL(A2−A)は、
L(A2−A)=T−R … 式(1)
と求めることができる。例えば、送信電力が10[dBm]であり、この信号の受信電力が−40[dBm]であった場合、伝播ロスL(A2−A)は、
L(A2−A)=10−(−40)=50[dBm] … 式(2)
となる。同様に、無線端末局A2が無線端末局A1からフォーマット2700の受信した信号の送信電力のフィールドに20[dBm]と記載されており、この信号を受信した際の受信電力が−60[dBm]であった場合、無線端末局A2と無線端末局A1の間の伝播ロスL(A2−A1)は、
L(A2−A1)=20−(−60)=80[dBm] … 式(3)
となる。
図28は、無線端末局A1が上記のような方法により作成した無線基地局A(105)と無線端末局A2との伝播ロスのテーブルの一例を示している。このテーブルは、例えば、無線端末局A1の制御部2501内のメモリに格納される。このテーブルは、例えば、通信開始時に作成し、定期的に作成し直す。
いま、無線通信システムA(101)のスロットにおけるキャリアセンス期間において、信号を検出したか否かの判定に用いる受信電力のしきい値をTh[dBm]とする。キャリアセンス期間において、図25に示す信号検出部504は、入力する信号の受信電力を測定し、測定した受信電力がしきい値Thを超えた場合に信号検出と判断する。図26のステップS601において受信スロットが割当てられており、このスロットのキャリアセンス(ステップS602)期間に信号を検出した(ステップS603)無線端末局A2の制御部2501が、電力増幅器520に制御信号を出力して中継を行う信号の送信電力Tr[dBm]は、図28に示す伝播ロスの中で最も小さい伝播ロスLminを選択し、
Tr=Th+Lmin+3[dBm] … 式(4)
のように求められる。ここで、+3はマージンを示していて、他の値として、例えば、+2、+5もあり得る。上式(4)で、例えば、キャリアセンス期間において信号を検出したか否かの判定に用いる受信電力のしきい値を−80[dBm]とすると、無線端末局A2が検出した信号の中継を行う送信電力Tr[dBm]は、
Tr=−80+50+3=−27[dBm] … 式(5)
と求められる。
以上に示した第5の実施形態によれば、スロットのキャリアセンス期間に信号を検出した場合に、この信号の中継を行う際の送信電力を必要最小限の送信電力に設定することにより、無駄な消費電力を抑えることができる。また、中継する信号の遅延が大きい場合に、他の無線通信システムの無線通信装置への干渉を低く抑えることができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態の無線端末局A(106)の概略構成の一例を示すブロック図は、図25に示すブロック図と同様である。
無線端末局Aの1スロット内における処理について図29を参照して説明する。図29は、本実施形態の無線端末局A(106)の、1スロット内における処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のフローチャートは、図25に示した無線端末局A(106)の1スロット内における処理に対して、受信スロットのキャリアセンス期間(ステップS602)に信号を検出した(ステップS603)後に、送信電力の制御を行い(ステップS2601)、中継する信号の送信期間を期間Dに限定した処理(ステップS2901)に置き換えた点が図26とは異なる。したがって、図26と同一の部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。ここで、期間Dは、無線基地局A(105)および無線端末局A(106)がキャリアセンス期間において、入力する信号の受信電力を測定する際の信号平均化時間を表している。無線通信装置は、例えば、期間Dとして最も短い一例であると言える10マイクロ秒を採用して信号を平均して受信電力を検出する。また、期間Dとして最も長い例であるキャリアセンス期間を採用してもよい。この期間Dは、図18に示した報知情報に含めておいて、この情報に応じて変更してもよい。
図29のステップS601において受信スロットが割当てられており、このスロットのキャリアセンス(ステップS602)期間に信号を検出した(ステップS603)無線端末局A(106)は、制御部2501が電力増幅器520に制御信号を出力し、中継する信号の送信電力制御を行った後(ステップS2601)、この信号の非再生中継を期間Dだけ行う(ステップS2901)。
次に、スロットのキャリアセンス期間内の時刻から無線端末局A(106)に入力される無線通信システムBの信号と、無線端末局A(106)が中継を行う信号の関係について図30Aおよび図30Bを参照して説明する。
図30Aおよび図30Bでは、スロットのキャリアセンス期間内の或る時刻から無線端末局A(106)に入力される無線通信システムBの信号3001に対し、無線端末局A(106)が中継を行う信号3002が期間Dに限定されていることを示している。
また、無線通信システムAに属する無線端末局が受信スロットのキャリアセンス期間に信号を検知した場合に中継する信号の送信時間は、無線通信システムBの種類に応じて変化させてもよい。無線通信システムBの信号フォーマットに合わせて無線通信システムAに属する無線端末局が無線通信システムBの信号を再送信することにより、無線通信システムBに属する無線端末局の信号受信動作に影響を与えないようにすることができる。
以上に示した第6の実施形態によれば、スロットのキャリアセンス期間に信号を検出した場合に、この信号の中継を行う際の信号送信期間を必要最小限の時間に設定することにより、無駄な消費電力を抑えることができる。また、中継する信号の遅延が大きい場合に、他の無線通信システムの無線通信装置への干渉を低く抑えることができる。
以上の実施形態によれば、受信スロット状態にある無線通信装置のみがキャリアセンス期間において他の無線通信システムからの信号を検出し、送信スロット状態にある無線通信装置がキャリアセンス期間において他の無線通信システムからの信号を検出しない場合に、受信スロット状態にある無線通信装置が検知した他の無線通信システムからの信号を中継することにより、送信スロット状態にある無線通信装置に他の無線通信システムの存在を通知することができるため、送信スロット状態にある無線通信装置が信号の送信を中止することにより、他の無線通信システムの無線通信装置に干渉を与えないという効果が得られる。
また、受信スロット状態にある無線通信装置が検知した他の無線通信システムからの信号を中継するため、自己の無線通信システムを構成する全ての無線通信装置が他の無線通信システムの存在を認識することができ、無線通信システムが使用する周波数チャネルを別の周波数チャネルに早期に切り替えることができるので、途切れることなく通信を行うことができる。
さらに、受信スロット状態にある無線通信装置が検知して中継する信号は、他の無線通信システムの信号そのものであるため、他の無線通信システムの無線通信装置の受信特性が向上するという効果が得られる。
また、上述の実施形態の中で示した処理手順に示された指示は、ソフトウェアであるプログラムに基づいて実行されることが可能である。汎用の計算機システムが、このプログラムを予め記憶しておき、このプログラムを読み込むことにより、上述した実施形態の無線通信装置による効果と同様な効果を得ることも可能である。上述の実施形態で記述された指示は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWなど)、半導体メモリ、又はこれに類する記録媒体に記録される。コンピュータまたは組み込みシステムが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。コンピュータは、この記録媒体からプログラムを読み込み、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させれば、上述した実施形態の無線通信装置と同様な動作を実現することができる。もちろん、コンピュータがプログラムを取得する場合又は読み込む場合はネットワークを通じて取得又は読み込んでもよい。
また、記憶媒体からコンピュータや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本願発明における記憶媒体は、コンピュータあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限られず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本発明における記憶媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
なお、本願発明におけるコンピュータまたは組み込みシステムは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するためのものであって、パソコン、マイコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本願発明の実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係る無線通信装置である、無線基地局と無線端末局が無線通信を行う無線通信システムと、他の無線通信システムを示す図。 図1の無線通信システムBと無線通信システムCのそれぞれに割り当てられた複数の周波数チャネルを示す図。 図1の無線通信システムAのスロット構成を示す図。 図1の無線通信システムAに含まれている基地局および端末局の各シーケンス、スロット構成を示す図。 第1の実施形態に係る無線通信装置のブロック図。 図5の無線通信装置の1スロット内での処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態での、無線通信システムAおよび無線通信システムBでの基地局と端末局との配置を示す図。 図1の無線通信システムAに含まれている基地局および端末局、無線通信システムBに含まれる無線通信装置の各シーケンス、スロット構成を示す図。 第2の実施形態に係る無線通信装置のブロック図。 図9のメモリに記憶されている内容を示す図。 図1の無線基地局Aが1スロット長を決定するための処理の一例を示すフローチャート。 図9の無線通信装置の1スロット内での処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態での、無線通信システムAおよび無線通信システムBでの基地局と端末局との配置を示す図。 図14Bと比較してスロット長が長い場合での図1の無線通信システムAに含まれている基地局および端末局、無線通信システムBに含まれる無線通信装置の各シーケンス、スロット構成を示す図。 図14Aと比較してスロット長が短い場合での図1の無線通信システムAに含まれている基地局および端末局、無線通信システムBに含まれる無線通信装置の各シーケンス、スロット構成を示す図。 第3の実施形態に係る無線通信装置のブロック図。 図15の無線通信装置の1スロット内での処理の一例を示すフローチャート。 第3の実施形態での無線通信システムAにおけるフレームフォーマットを示す図。 第3の実施形態の無線基地局Aが送信する報知情報の内容を示す図。 図18の報知情報の一例を示す図。 第3の実施形態の無線基地局Aが優先順位テーブルを作成するための処理の一例を示すフローチャート。 図20で作成された優先順位テーブルの一例を示す図。 第4の実施形態の無線通信装置の1スロット内での処理の一例を示すフローチャート。 第4の実施形態での、無線通信システムAおよび無線通信システムBでの基地局と端末局との配置を示す図。 図23の無線通信システムAに含まれている基地局および端末局、図23の無線通信システムBに含まれる無線通信装置の各シーケンス、スロット構成を示す図。 第5の実施形態に係る無線通信装置の一例を示すブロック図。 図25の無線通信装置の1スロット内での処理の一例を示すフローチャート。 第5の実施形態の無線基地局Aおよび無線端末局Aがデータスロットで送信する信号のフォーマットを示す図。 無線端末局A1が作成した伝搬ロスのテーブルの一例を示す図。 第6の実施形態での無線通信装置の1スロット内での処理の一例を示すフローチャート。 スロットのキャリアセンス期間内の或る時刻から無線端末局Aに入力される無線通信システムBの信号の、時間に対する信号強度を示す図。 無線端末局A(106)が中継を行う信号が期間Dに限定されていることを示す図。
符号の説明
250…周波数帯域、300…スロット、301、404、406、806、809、812、814、817、819、1403、1405、1407、1701…キャリアセンス期間、302、405、407、807、810、813、815、818、820、1404、1406、1408、1702…信号送受信期間、400、401、402、801、802、803、804…シーケンス、501…受信用アンテナ、502…低雑音増幅器、503、507、519…フィルタ、504…信号検出部、505…スイッチ、506…直交復調器、509、510…可変利得アンプ、511、512…A/D変換器、513…信号処理部、514、902、1501、2501…制御部、515…局部発信器、516、517…D/A変換器、518…直交変調器、520…電力増幅器、521…送信用アンテナ、703、704、705、708、1301、2302…信号到達範囲、822、1401、3001、3002…信号、901…メモリ、1700…フレーム、1703…報知情報スロット、1704、1705…制御情報スロット、1706、1707、1708…データスロット、1800、1900…報知情報、1801…システム識別子、1802…選択周波数チャネル、1803…切替先周波数チャネル、1804…周波数切替タイミング、1805…スロット時間長、1806…キャリアセンス期間長、1807…信号送受信期間長、1808…報知情報送信周期、1809…制御情報スロット数、1810…データスロット1送信権割当て情報、1811…データスロット2送信権割当て情報、1812…データスロット3送信権割当て情報、2700…フォーマット、2701…ヘッダー、2702…データ、2703…フィールド。

Claims (13)

  1. 予め割り当てられた受信スロットに含まれるキャリアセンス期間で信号を検出する第1の検出手段と、
    前記検出された信号を中継する中継手段と、
    予め割り当てられた送信スロットに含まれるキャリアセンス期間で信号を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段が信号を検出した場合に、前記送信スロットでの送信を中止する中止手段と、を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 予め割り当てられた受信スロットに含まれる信号送受信期間で信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が信号を受信しなかった場合、前記第1の検出手段が信号を検出した場合、または、前記第2の検出手段が信号を検出した場合に、信号の送信を中止する第2の中止手段と、
    前記送信を中止した周波数チャネルから、予め定められた周波数チャネルへ、予め定められたタイミングで周波数を切り替える切替手段と、をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記キャリアセンス期間、前記信号送受信期間、前記スロットの時間長、および、前記予め定められた周波数チャネルは、他の無線通信装置が送信する報知情報に記述されていることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記中継手段は、前記検出された信号を復調処理および変調処理を行わない非再生により送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記受信スロットおよび前記送信スロットに含まれている信号送受信期間を、他の無線通信システムにおいて1度に連続して信号の送信を行うと定められている継続期間よりも短く設定する設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  6. スロットにおいて送信権を割当てる無線通信装置の情報であるスケジュール情報は、他の無線通信装置が送信する報知情報に記述されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 自装置が属する無線通信システムのネットワークを識別するネットワーク識別子、無線通信を行う周波数チャネル、周波数切替を行う場合の切替先の周波数チャネル、1フレームに含まれるスロット数は、他の無線通信装置が送信する報知情報に記述されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 他の無線通信装置が報知情報を送信するスロットと、
    制御情報を送信するスロットと、
    データを送信するスロットと、を含むフレームフォーマットで送受信を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  9. 前記中継手段が中継する信号の送信電力は、他の無線通信装置がデータを送信する際の送信電力と同一であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  10. 前記中継手段が中継する信号の送信電力は、他の無線通信装置におけるキャリアセンス期間での信号検出レベルを上回ることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  11. 前記中継手段が中継する信号の送信時間は、他の無線通信装置におけるキャリアセンス期間で入力する信号の受信電力を測定する際の信号平均化時間であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  12. 前記中継手段が中継する信号の送信時間は、他の無線通信システムの種類に応じて変化させることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  13. コンピュータを、
    予め割り当てられた受信スロットに含まれるキャリアセンス期間で信号を検出する第1の検出手段と、
    前記検出された信号を中継する中継手段と、
    予め割り当てられた送信スロットに含まれるキャリアセンス期間で信号を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段が信号を検出した場合に、前記送信スロットでの送信を中止する中止手段として機能させるための無線通信プログラム。
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