JP2016539548A - 送信スロットと送信機のインデックスとの置換に基づくチャネルアクセス - Google Patents

送信スロットと送信機のインデックスとの置換に基づくチャネルアクセス Download PDF

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Abstract

有限数の送信スロットへのアクセスを共有する複数の無線アクセスネットワーク(RAN)のための共有送信リソースの管理が開示される。各競合するネットワークが各置換において特定のスロットを割り当てられるスロット割当ての複数の置換が構成される。置換のシーケンスは、置換シーケンスの各置換において、より優先度の低いスロットに割り当てられたネットワークが後の置換においてより優先度の高いスロットに割り当てられ得るように、競合するネットワークによるスペクトルアクセスの公平な分配を与える。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年10月21日に出願された「SHARING CHANNEL ACCESS ACROSS MULTIPLE RADIO ACCESS NETWORKS」と題する米国仮特許出願第61/893,769号、および2014年10月20日に出願された「SHARING CHANNEL ACCESS ACROSS MULTIPLE RADIO ACCESS NETWORKS」と題する米国実用特許出願第14/518,715号の利益を主張する。
[0002]本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、複数の無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)にわたってチャネルアクセスを共有することに関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続(multiple-access)ネットワークであり得る。通常、多元接続ネットワークである、そのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの一例はユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):3rd Generation Partnership Project)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。多元接続ネットワークフォーマットの例としては、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
[0004]ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局またはノードBを含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
[0005]基地局は、UEにダウンリンク上でデータおよび制御情報を送信し得、および/またはUEからアップリンク上でデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンク上では、基地局からの送信は、ネイバー基地局からの送信、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇することがある。アップリンク上では、UEからの送信は、ネイバー基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの干渉、または他のワイヤレスRF送信機からの干渉に遭遇することがある。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方で性能を劣化させることがある。
[0006]モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムがコミュニティにおいて展開されて、干渉および輻輳ネットワークの可能性が増大する。モバイルブロードバンドアクセスに対する増大する需要を満たすためだけでなく、モバイル通信のユーザエクスペリエンスを進化および向上させるためにもUMTS技術を進化させる研究および開発が続けられている。
[0007]本開示の一態様では、ワイヤレス通信の方法は、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)によって共有される複数の送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換(permutation)を決定することと、送信機が、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択することと、送信機が、割り当てられた送信スロット上で送信を開始することとを含む。
[0008]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信の方法は、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上のRANによって共有される複数の共通送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定することと、送信機が、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択することと、送信機が、割り当てられた送信スロット上の失敗した送信の数を検出することと、失敗した送信の数が所定のしきい値を超えたことに応答して、送信機が、予約済み送信スロットを再選択することと、ここにおいて、予約済み送信スロットが複数の共通送信スロットとは別個である、を含む。
[0009]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上のRANによって共有される複数の送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定するための手段と、送信機が、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択するための手段と、送信機が、割り当てられた送信スロット上で送信を開始するための手段とを含む。
[0010]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上のRANによって共有される複数の共通送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定するための手段と、送信機が、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択するための手段と、送信機が、割り当てられた送信スロット上の失敗した送信の数を検出するための手段と、失敗した送信の数が所定のしきい値を超えたことに応答して、送信機が、予約済み送信スロットを再選択するための手段と、ここにおいて、予約済み送信スロットが複数の共通送信スロットとは別個である、を含む。
[0011]本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体。このプログラムコードは、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)によって共有される複数の送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定するためのコードと、送信機が、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択するためのコードと、送信機が、割り当てられた送信スロット上で送信を開始するためのコードとを含む。
[0012]本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体。このプログラムコードは、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上のRANによって共有される複数の共通送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定するためのコードと、送信機が、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択するためのコードと、送信機が、割り当てられた送信スロット上の失敗した送信の数を検出するためのコードと、失敗した送信の数が所定のしきい値を超えたことに応答して、送信機が、予約済み送信スロットを再選択するためのコードと、ここにおいて、予約済み送信スロットが複数の共通送信スロットとは別個である、を含む。
[0013]本開示の追加の態様では、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)によって共有される複数の送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定することと、送信機が、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択することと、送信機が、割り当てられた送信スロット上で送信を開始することとを行うように構成される。
[0014]本開示の追加の態様では、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上のRANによって共有される複数の共通送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定することと、送信機が、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択することと、送信機が、割り当てられた送信スロット上の失敗した送信の数を検出することと、失敗した送信の数が所定のしきい値を超えたことに応答して、送信機が、予約済み送信スロットを再選択することと、ここにおいて、予約済み送信スロットが複数の共通送信スロットとは別個である、を行うように構成される。
[0015]様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0016]様々な実施形態による、無認可スペクトル中でLTE(登録商標)を使用するための展開シナリオの例を示す図。 [0017]様々な実施形態による、無認可スペクトル中でLTEを使用するための展開シナリオの別の例を示す図。 [0018]様々な実施形態による、認可および無認可スペクトル中でLTEをコンカレントに使用するときのキャリアアグリゲーションの一例を示す図。 [0019]本開示の一態様に従って構成された、基地局/eNBおよびUEの設計を概念的に示すブロック図。 [0020]建築物が、同じ送信チャネル上で2つの異なるモバイルネットワーク事業者へのアクセスを与える2つの別個のスモールセルの展開を有することを示すブロック図。 [0021]同期LTE−U通信システムにおける送信ストリームを示すブロック図。 [0022]本開示の態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 本開示の態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 本開示の態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。
[0023]添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本開示の範囲を限定するものではない。そうではなく、発明を実施するための形態は、本発明の主題の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。これらの具体的な詳細は、あらゆる場合において必要とされるとは限らないことと、いくつかの事例では、よく知られている構造および構成要素は提示を明快にするためにブロック図の形式で示されることとが当業者には明らかであろう。
[0024]事業者は、これまで、セルラーネットワークにおける輻輳の常に増加するレベルを軽減するために無認可スペクトルを使用するための主要な機構としてWiFi(登録商標)を見てきた。しかしながら、無認可スペクトル中のLTE/LTEアドバンスト(LTE−A:LTE(登録商標)-Advanced)に基づくニューキャリアタイプ(NCT:new carrier type)はキャリアグレードWiFiに適合し得るので、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AがWiFiの代替になる。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aは、LTE概念を活用し得、無認可スペクトル中での効率的な動作を可能にすることと、規制要件を満たすこととのために、ネットワークまたはネットワークデバイスの物理レイヤ(PHY)およびメディアアクセス制御(MAC)態様にいくつかの変更を導入し得る。無認可スペクトルは、たとえば、600メガヘルツ(MHz)から6ギガヘルツ(GHz)までにわたり得る。いくつかのシナリオでは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AはWiFiよりも著しく良好に機能し得る。たとえば、全WiFi展開と比較して、または高密度スモールセル展開があるとき、(単一または複数の事業者のための)無認可スペクトル展開を用いる全LTE/LTE−Aは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AはWiFiよりも著しく良好に機能し得る。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aが(単一または複数の事業者のために)WiFiと混合されるときなど、他のシナリオにおいてWiFiよりも良好に機能し得る。
[0025]単一のサービスプロバイダ(SP)の場合、無認可スペクトル上のLTE/LTE−Aネットワークは、認可スペクトル上のLTEネットワークと同期しているように構成され得る。しかしながら、複数のSPによって所与のチャネル上で展開される無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワークは、複数のSPにわたって同期しているように構成され得る。上記の特徴の両方を組み込むための1つの手法は、所与のSPのために、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとの間で一定のタイミングオフセットを使用することを伴い得る。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワークは、SPの必要に従ってユニキャストおよび/またはマルチキャストサービスを与え得る。その上、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワークは、LTEセルが、アンカーとして働き、関連するセル情報(たとえば、無線フレームタイミング、共通チャネル構成、システムフレーム番号またはSFNなど)を与える、ブートストラップモードで動作し得る。このモードでは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとの間に緊密な相互作用があり得る。たとえば、ブートストラップモードは、上記で説明した補足ダウンリンク(supplemental downlink)モードとキャリアアグリゲーションモードとをサポートし得る。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AネットワークのPHY−MACレイヤは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワークが、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aネットワークとは無関係に動作する、スタンドアロンモードで動作し得る。この場合、たとえば、無認可スペクトルを用いるおよび用いないコロケートされたLTE/LTE−AセルとのRLCレベルアグリゲーション、または複数のセルおよび/または基地局にわたるマルチフローに基づいて、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとの間に緩い相互作用があり得る。
[0026]本明細書で説明する技法は、LTEに限定されず、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのためにも使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。LTEおよびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、以下の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、以下の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0027]したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
[0028]最初に図1を参照すると、図はワイヤレス通信システムまたはネットワーク100の一例を示している。システム100は、基地局(またはセル)105と、通信デバイス115と、コアネットワーク130とを含む。基地局105は、様々な実施形態ではコアネットワーク130または基地局105の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下で通信デバイス115と通信し得る。基地局105は、バックホールリンク132を介してコアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。実施形態では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して互いと直接または間接的に通信し得る。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、上記で説明した様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0029]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してデバイス115とワイヤレス通信し得る。基地局105サイトの各々は、それぞれの地理的エリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの実施形態では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る(図示せず)。システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。異なる技術のための重複するカバレージエリアがあり得る。
[0030]いくつかの実施形態では、システム100は、1つまたは複数の無認可スペクトル動作モードまたは展開シナリオをサポートするLTE/LTE−Aネットワークである。他の実施形態では、システム100は、無認可スペクトルと、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aとは異なるアクセス技術とを使用して、または認可スペクトルと、LTE/LTE−Aとは異なるアクセス技術とを使用して、ワイヤレス通信をサポートし得る。発展型ノードB(eNB:evolved Node B)およびユーザ機器(UE)という用語は、概して、それぞれ基地局105およびデバイス115を表すために使用され得る。システム100は、異なるタイプのeNBがその中で様々な地理的領域にカバレージを与える、無認可スペクトルを用いるおよび用いない異種(Heterogeneous)LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNB105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルなどのスモールセルは低電力ノードまたはLPNを含み得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスをも可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
[0031]コアネットワーク130は、バックホール132(たとえば、S1など)を介してeNB105と通信し得る。eNB105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介しておよび/またはバックホールリンク132を介して(たとえば、コアネットワーク130を通して)直接または間接的に、互いと通信し得る。システム100は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0032]UE115はシステム100全体にわたって分散され、各UEは固定またはモバイルであり得る。UE115は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。
[0033]システム100中に示された通信リンク125は、モバイルデバイス115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、および/または基地局105からモバイルデバイス115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。ダウンリンク送信は、認可スペクトル、無認可スペクトル、またはその両方を使用して行われ得る。同様に、アップリンク送信は、認可スペクトル、無認可スペクトル、またはその両方を使用して行われ得る。
[0034]システム100のいくつかの実施形態では、認可スペクトル中のLTEダウンリンク容量が無認可スペクトルにオフロードされ得る補足ダウンリンク(SDL)モードと、LTEダウンリンク容量とLTEアップリンク容量の両方が認可スペクトルから無認可スペクトルにオフロードされ得るキャリアアグリゲーションモードと、基地局(たとえば、eNB)とUEとの間のLTEダウンリンクおよびアップリンク通信が無認可スペクトル中で行われ得るスタンドアロンモードとを含む、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワークのための様々な展開シナリオがサポートされ得る。基地局105ならびにUE115は、これらまたは同様の動作モードのうちの1つまたは複数をサポートし得る。無認可スペクトル中のLTEダウンリンク送信のために通信リンク125中でOFDMA通信信号が使用され得、無認可スペクトル中のLTEアップリンク送信のために通信リンク125中でSC−FDMA通信信号が使用され得る。システム100などのシステムにおける、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワーク展開シナリオまたは動作モードの実装形態に関するさらなる詳細、ならびに無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aの動作に関係する他の特徴および機能を、図2A〜図9を参照しながら以下で与える。
[0035]次に図2Aを参照すると、図200は、無認可スペクトル上での通信をサポートするLTEネットワークのための補足ダウンリンクモードおよびキャリアアグリゲーションモードの例を示している。図200は図1のシステム100の部分の一例であり得る。その上、基地局105−aは図1の基地局105の例であり得、UE115−aは図1のUE115の例であり得る。
[0036]図200における補足ダウンリンクモードの例では、基地局105−aは、ダウンリンク205を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得る。ダウンリンク205は無認可スペクトル中の周波数F1に関連する。基地局105−aは、双方向リンク210を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク210を使用してUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク210は認可スペクトル中の周波数F4に関連する。無認可スペクトル中のダウンリンク205と認可スペクトル中の双方向リンク210とはコンカレントに動作し得る。ダウンリンク205はダウンリンク容量オフロードを基地局105−aに与え得る。いくつかの実施形態では、ダウンリンク205は、ユニキャストサービス(たとえば、1つのUEにアドレス指定される)サービスのために、またはマルチキャストサービス(たとえば、いくつかのUEにアドレス指定される)のために使用され得る。このシナリオは、認可スペクトルを使用し、トラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ(たとえば、旧来のモバイルネットワーク事業者またはMNO)に関して発生し得る。
[0037]図200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、基地局105−aは、双方向リンク215を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク215を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク215は無認可スペクトル中の周波数F1に関連する。基地局105−aはまた、双方向リンク220を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク220を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク220は認可スペクトル中の周波数F2に関連する。双方向リンク215はダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを基地局105−aに与え得る。上記で説明した補足ダウンリンクのように、このシナリオは、認可スペクトルを使用し、トラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ(たとえば、MNO)に関して発生し得る。
[0038]図200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、基地局105−aは、双方向リンク225を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク225を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク225は無認可スペクトル中の周波数F3に関連する。基地局105−aはまた、双方向リンク230を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク230を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク230は認可スペクトル中の周波数F2に関連する。双方向リンク225はダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを基地局105−aに与え得る。この例および上記で与えた例は説明の目的で提示され、容量オフロードのために、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとを組み合わせる他の同様の動作モードまたは展開シナリオがあり得る。
[0039]上記で説明したように、無認可帯域中でLTE/LTE−Aを使用することによって提供される容量オフロードから恩恵を受け得る一般的なサービスプロバイダは、LTEスペクトルを用いる旧来のMNOである。これらのサービスプロバイダの場合、動作構成は、認可スペクトル上のLTE 1次コンポーネントキャリア(PCC:primary component carrier)と無認可スペクトル上の2次コンポーネントキャリア(SCC:secondary component carrier)とを使用するブートストラップモード(たとえば、補足ダウンリンク、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
[0040]補足ダウンリンクモードでは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aのための制御はLTEアップリンク(たとえば、双方向リンク210のアップリンク部分)上でトランスポートされ得る。ダウンリンク容量オフロードを与える理由の1つは、データ需要が大部分はダウンリンク消費によって引き起こされるからである。その上、このモードでは、UEが無認可スペクトル中で送信していないので、規制上の影響がないことがある。UE上でリッスンビフォアトーク(LBT:listen-before-talk)またはキャリア検知多重アクセス(CSMA:carrier sense multiple access)要件を実装する必要はない。しかしながら、LBTは、たとえば、周期(たとえば、10ミリ秒ごとの)クリアチャネルアセスメント(CCA:clear channel assessment)および/または無線フレーム境界に整合された把持および放棄(grab-and-relinquish)機構を使用することによって、基地局(たとえば、eNB)上で実装され得る。
[0041]キャリアアグリゲーションモードでは、LTE(たとえば、双方向リンク210、220、および230)においてデータおよび制御が通信され得、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−A(たとえば、双方向リンク215および225)においてデータが通信され得る。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aを使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーション、またはコンポーネントキャリアにわたる異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションに入り得る。
[0042]図2Bに、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aのためのスタンドアロンモードの一例を示す図200−aを示す。図200−aは図1のシステム100の部分の一例であり得る。その上、基地局105−bは、図1の基地局105および図2Aの基地局105−aの例であり得、UE115−bは、図1のUE115および図2AのUE115−aの例であり得る。
[0043]図200−aにおけるスタンドアロンモードの例では、基地局105−bは、双方向リンク240を使用してUE115−bにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク240を使用してUE115−bからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク240は、図2Aに関して上記で説明した無認可スペクトル中の周波数F3に関連する。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト)など、非旧来型ワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードのための一般的なサービスプロバイダは、スタジアム所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業、および認可スペクトルを有しない大企業であり得る。これらのサービスプロバイダの場合、スタンドアロンモードのための動作構成は無認可スペクトル上のPCCを使用し得る。その上、LBTが基地局とUEの両方上で実装され得る。
[0044]次に図3を参照すると、図300は、様々な実施形態による、認可および無認可スペクトル中でLTEをコンカレントに使用するときのキャリアアグリゲーションの一例を示している。図300におけるキャリアアグリゲーション方式は、図2Aに関して上記で説明したハイブリッドFDD−TDDキャリアアグリゲーションに対応し得る。このタイプのキャリアアグリゲーションは、図1のシステム100の少なくとも一部分において使用され得る。その上、このタイプのキャリアアグリゲーションは、それぞれ図1および図2Aの基地局105および105−aにおいて、および/またはそれぞれ図1および図2AのUE115および115−aにおいて使用され得る。
[0045]この例では、FDD(FDD−LTE)がダウンリンクにおいてLTEに関して実行され得、第1のTDD(TDD1)が、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aに関して実行され得、第2のTDD(TDD2)がLTEに関して実行され得、別のFDD(FDD−LTE)がアップリンクにおいてLTEに関して実行され得る。TDD1は6:4のDL:UL比を生じ、TDD2についての比は7:3である。時間スケール上で、異なる有効DL:UL比は、3:1、1:3、2:2、3:1、2:2、および3:1である。この例は、例示の目的で提示され、LTEとLTE−Uとの動作を組み合わせる他のキャリアアグリゲーション方式があり得る。
[0046]図4に、図1中の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB105および図1中のUEのうちの1つであり得るUE115の設計のブロック図を示す。eNB105はアンテナ434a〜434tを装備し得、UE115はアンテナ452a〜452rを装備し得る。eNB105において、送信プロセッサ420が、データソース412からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信し得る。制御情報は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:physical control format indicator channel)、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH:physical hybrid automatic repeat request indicator channel)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)などのためのものであり得る。データは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)などのためのものであり得る。送信プロセッサ420は、データシンボルおよび制御シンボルを取得するために、それぞれデータおよび制御情報を処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)し得る。送信プロセッサ420はまた、たとえば、1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)、2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ430が、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)432a〜432tに与え得る。各変調器432は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器432はさらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。変調器432a〜432tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ434a〜434tを介して送信され得る。
[0047]UE115において、アンテナ452a〜452rが、eNB105からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)454a〜454rに与え得る。各復調器454は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器454はさらに、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器456が、すべての復調器454a〜454rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを与え得る。受信プロセッサ458が、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE115のための復号されたデータをデータシンク460に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480に与え得る。
[0048]アップリンク上では、UE115において、送信プロセッサ464が、データソース462から(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)のための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ480から(たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)のための)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ466によってプリコーディングされ、さらに(たとえば、SC−FDMなどのために)変調器454a〜454rによって処理され、eNB105に送信され得る。eNB105において、UE115からのアップリンク信号は、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器436によって検出され、UE115によって送られた復号されたデータと制御情報とを取得するために、受信プロセッサ438によってさらに処理され得る。プロセッサ438は、復号されたデータをデータシンク439に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440に与え得る。
[0049]コントローラ/プロセッサ440および480は、それぞれeNB105における動作およびUE115における動作を指示し得る。eNB105におけるコントローラ/プロセッサ440ならびに/あるいは他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のための様々なプロセスを実行するか、またはその実行を指示し得る。UE115におけるコントローラ/プロセッサ480および/または他のプロセッサとモジュールは、図7〜図9に示す機能ブロック、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行するか、またはその実行を指示し得る。メモリ442および482は、それぞれeNB105およびUE115のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ444は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
[0050]異なるRAN上の2つまたはそれ以上の送信エンティティが同時に同じ利用可能な送信チャネルの使用を共有しており、送信エンティティ間にバックホール通信回線または協調が存在せず、RAN動作の共有が与えられないシステムでは、複数のRANにわたってチャネルアクセスを共有するためのシステムを与えることは、有益であり得る。たとえば、認可共有アクセス(ASA:Authorized Shared Access)周波数共有が採用されるロケーション、異なるRANを用いる複数のモバイルネットワーク事業者は、同意を通して、同じ周波数スペクトルへのアクセスを共有し得る。
[0051]別の例では、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−A通信システムは、互いに極めて近接した無認可スペクトルを使用する複数のスモールセル展開を含み得る。また、そのようなロケーションでは、複数のモバイルネットワーク事業者は、同じ送信チャネルへのアクセスのために競合し得る。図5は、建築物50が、同じ送信チャネル上で2つの異なるモバイルネットワーク事業者へのアクセスを与える2つの別個のスモールセル503および505の展開を有することを示すブロック図である。建築物50の空間500内で、UE504のユーザによって、第1の事業者へのアクセスを与えるスモールセル505が展開される。同様に、空間501内で、UE502のユーザによって、第2の事業者へのアクセスを与えるスモールセル503が展開される。スモールセル503および505は、第1および第2の事業者へのアクセスを限定加入者グループ(CSG)に与える。
[0052]いくつかの動作時間において、UE502は、それ自体のスモールセル503よりもネイバリングスモールセル505に近いことがあるが、UE504は、それ自体のスモールセル505よりもネイバリングスモールセル503に近いことがある。そのような場合、ネイバリングスモールセルは、UE502および504の通信とのかなりの干渉を生じることになる。その上、スモールセル503および505からの通信が無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−A通信システムにおいて無認可スペクトル上で行われているので、干渉送信は、CCA検査の失敗をルーチン的に生じ得る。そのようなCSG問題は、RAN共有を通して解決され得る。RAN共有は、UE504が第1の事業者に加入しているにもかかわらず、UE504が第2の事業者のモバイルネットワークを通して通信を行うことを単に可能にするスモールセル503を実現することになる。しかしながら、そのようなRAN共有は一般的な方法でない。また、代替的に、動的周波数選択(DFS)は、そのようなCSG問題に対する軽減を与え得るが、5GHzシステムにより関連する。別のソリューションは、そのようなCSG問題が起こったときに認可スペクトルにフォールバックすることであり得る。しかしながら、このソリューションは、スモールセル503および505など、スモールセル展開を有することの利益を無にし得る。最終的に、干渉するネイバー信号を単に消去するために、干渉消去技法が使用され得る。しかしながら、そのような干渉消去は、様々なUEまたは基地局がロケーションを共有することによって、複雑さおよび処理に関してあまりにコストがかかり得る。
[0053]別のソリューションは、スモールセル503および505にタイミングおよび送信のためのオフセットを与えることであり得る。オフセットは、干渉のCSG問題のうちのいくつかを緩和することになる。しかしながら、オフセットは、より良い、またはより公平なCCAプロセスを保証しない可能性がある。CSG問題を解決する他の方法が利用可能でないとき、CCA整合は、オフセットすることよりも良い代替形態であり得る。CCA整合は、概して、競合する送信機のためのCCA送信スロット間の協調スケジューリングを行うことによって、一般に、より良い周波数再利用を生じる。
[0054]本明細書で図示および説明する例の多くが、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−A通信システムにおける無認可スペクトル上での送信に関与するが、本開示の様々な態様は、認可スペクトル上でのASA展開などにおいて、2つまたはそれ以上のエンティティが、異なるRAN上で同時に同じ送信チャネルへのアクセスを共有する共有周波数ロケーションに等しく適用され得ることに留意されたい。
[0055]「リッスンビフォアトーク」(LBT)技法を使用する無認可帯域キャリアを用いるLTE/LTE−Aシステム展開では、送信デバイスは、送信を開始する前にチャネルを検知すべきである。無認可スペクトルを用いる同期LTE/LTE−Aシステムでは、競合する展開は、チャネル検知期間の計画された割当てによって無認可スペクトルにアクセスすることを順番に行うことができる。そのような順番における公平性は、アクセス順番がほぼ等確率で共有され得るように、異なる展開にクリアチャネルアセスメント(CCA)試みを割り振ることによって達成され得る。そのようなシステムでは、所与の展開Aは、展開Bが展開Aより先にCCA期間を割り当てられるのと同じ確率で、展開Bより先にCCA期間を割り当てられることになる。
[0056]図6は、無認可スペクトルを用いる同期LTE/LTE−A通信システムにおける送信ストリーム60を示すブロック図である。送信ストリーム60は、LTE無線フレーム604などのLTE無線フレームに分割され、そのような無線フレームの各々は、アップリンク通信(U)、ダウンリンク通信(D)、またはアップリンク通信を含み得るアップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS:uplink pilot time slot)(図示せず)と、ガード期間602などのガード期間と、ダウンリンク通信を含み得るダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS:downlink pilot time slot)605とを含むスペシャルサブフレーム(S’)のために構成され得る10個のサブフレーム(サブフレーム0〜9)にさらに分割される。無認可キャリア上の通信を開始することより前に、送信機発信送信ストリーム60は、7つの可能な送信スロット、CCA送信スロットオプション603−A〜603−Gのうちの1つの中でダウンリンクCCA(DCCA)600を送信する。送信機がクリアなCCAを検出した場合、無認可チャネルは、送信機からの実際のデータ送信より前にチャネル使用ビーコン信号(CUBS:channel usage beacon signal)601によって占有される。CCAが行われると、送信機は、LTE無線フレーム604など、無線フレームに付随する10msの期間の間別のCCA検査を実行するように要求されない。
[0057]競合する展開が送信機発信送信ストリーム60の近傍にあるとき、送信機は、CCA送信スロットオプション603−A〜603−Gのうちの1つを割り当てられることになるが、競合する展開は、CCA送信スロットオプション603−A〜603−Gのうちの他のオプションを割り当てられ得る。CCA送信スロットオプション603−A〜603−Gのうちの早期のオプション中のCCAのために割り当てられた展開が、競合する展開がCCAを試みる前に、クリアなCCAを検出し、CUBS送信を開始し得る可能性がある。後続のCCA試みは、その場合、CUBS送信の検出によって失敗する。たとえば、図6に示された代替の態様では、送信機は、CCA検査のためのCCA送信スロットオプション603−Cを割り当てられる。送信機は、クリアなCCAを検出し、直ちにCUBS606を送信し始める。CCA送信スロットオプション603−D〜603−Gのいずれかに割り当てられた競合する展開がCUBS606を検出することになり、それらのそれぞれのCCA検査は失敗することになる。
[0058]CCA送信スロットオプションは、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)によって、競合する展開にランダムに割り振られ得る。しかしながら、ランダム割振りは、CCA送信スロットオプションの所与のセット内の公平な割当てを生じ得るが、ランダム割振りは、後続の無線フレームが無線フレームにわたって公平な割当てを生じることを保証しない。その上、ランダム割振りはまた、2つまたはそれ以上の別個の展開が同じ配置オプションに割り当てられることになる衝突が生じないことを保証しない。そのような場合、2つまたはそれ以上の別個の展開が同じ配置オプションに割り当てられた場合、各展開はクリアなチャネルを検出し、衝突するCUBSを送信し始め得る。したがって、各PLMNに対するCCA位置のランダム割振りではなく、本開示の様々な態様は、割振りシーケンスの置換を使用する。割振りシーケンスは、別個の送信スロットに各PLMN展開を割り当てる。次いで、各シーケンスの置換が生成され、現在フレーム内でとフレームにわたっての両方で公平な割当てを与える置換のシーケンスになる。置換のシーケンスを使用することによって、PLMNの数がCCA送信スロットオプションの数以下である限り、衝突は完全に回避され得る。置換の適切なシーケンスを定義することによって、ペアのPLMN間の公平性は保証され得る。
[0059]たとえば、Pを、競合するPLMNエンティティの間で共通に共有され得る7個の可能なCCA送信スロットオプションを表す整数{0,1,2,3,4,5,6}の置換であるとする。置換の例示的なシーケンスでは、第1の置換P0が整数シーケンス{3,5,0,1,6,2,4}を与え得、第2の置換P1が整数シーケンス{0,2,6,4,1,5,3}を与え得、第3の置換P2が整数シーケンス{1,5,2,4,3,6,0}を与え得、第4の置換P3が整数シーケンス{2,3,6,4,0,5,1}を与え得、第5の置換P4が整数シーケンス{5,1,4,3,2,0,6}を与え得る。置換P0〜P4のスロット割当てシーケンスは、ランダムまたは擬似ランダムに生成され得る。その上、様々なPLMNエンティティは、可能な7つの共有スロットのうちの1つに関連するインデックスをランダムに割り当てられ得る。したがって、そのようなシステムでは、同じスロットに2つのPLMNエンティティが割り当てられ、性能を低下させるCCAまたは送信衝突を生じることに関して7分の1の可能性があることになる。
[0060]置換P0〜P4を生成するための方法は、各PLMNエンティティに事前に知られている。したがって、動作領域中の各PLMNエンティティは置換P0〜P4を自律的に生成することができる。置換の特定のシーケンスは、様々なPLMNエンティティに関連するグループIDに基づいて決定され得る。たとえば、所与の動作領域において、置換の2つのシーケンス、グループID1に関連する第1のシーケンス{P0,P2,P1}、およびグループID2に関連する第2のシーケンス{P3,P0,P4}が定義される。この例では、動作領域中の3つのPLMNエンティティはグループID1に割り当てられるが、動作領域中の2つの他のPLMNエンティティはグループID2に割り当てられる。PLMNエンティティの5個すべてが、置換P0〜P2を生成することが可能である。しかしながら、それらがグループID1に関連するので、3つのPLMNエンティティは、グループID1に関連する第1のシーケンス{P0,P2,P1}を決定するが、2つの他のPLMNエンティティは、グループID2に関連する第2のシーケンス{P3,P0,P4}を決定する。
[0061]第1の送信フレームでは、グループID1の3つのPLMNエンティティ(たとえば、TX1、TX2、およびTX3)は、置換P0{3,5,0,1,6,2,4}に関連する送信スロットシーケンスを使用する。それらの割り当てられたグループIDに加えて、TX1〜TX3はまた、CCAインデックスを割り当てられる。たとえば、TX1はCCAインデックス3を割り当てられ、TX2はCCAインデックス6を割り当てられ、TX3はCCAインデックス4を割り当てられる。このインデックスは置換中の整数に対応し、置換中の整数の位置が特定の送信スロットを表す。したがって、3が置換P0の第1の位置にあるので、TX1は第1の送信スロットオプション中でそれのCCA検査を実行することになる。TX2は、インデックス6をもつ第5の送信スロットオプション中でそれのCCA検査を実行するために割り当てられ、TX3は、インデックス4をもつ第7の送信スロットオプション中でそれのCCA検査を実行するために割り当てられる。このスロット割当ての場合、TX1がクリアなCCAを検出し、第2の送信スロットオプション中で直ちにCUBSを送信し始めることになる可能性がある。したがって、TX2およびTX3は、それらのCCAを実行するときにTX1からのCUBSのために障害を検出することになる。第2の送信フレームに移るときに、TX1〜TX3は、次のCCA検査を行うための置換P2{1,5,2,4,3,6,0}に移動する。置換P2では、TX1は、第5の送信スロットオプション中でそれのCCAを実行するために割り当てられ、TX2は、第6の送信スロットオプション中でCCAを実行するために割り当てられ、TX3は、第4の送信スロットオプション中でそれCCAを実行するために割り当てられる。したがって、TX3は、おそらくクリアなCCAを検出し、第5の送信スロットオプション中でCUBSを送信し始めることになり、それにより、TX1およびTX2はそれらのCCA検査を失敗することになる。
[0062]図7は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック700において、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上のRANによって共有される複数の送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定する。送信機は、利用可能な置換を生成し、送信機に関連するグループIDに基づいて、置換のシーケンスを選択する。現在の置換は現在の送信フレームに対応することになる。
[0063]ブロック701において、送信機は、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択する。上記のように、各置換は、関連するPLMNエンティティへの共有送信スロットのセットの特定の送信スロットの割当てを表す特定のシーケンス中で構成された番号のセットを有する。PLMNエンティティに関連するインデックスは、特定の送信スロットを決定するために使用される。ブロック702において、送信機は、割り当てられた送信スロット上で送信を開始する。たとえば、送信機はCCA検査を実行するか、またはデータ送信を開始し得る。
[0064]1つの代替置換シーケンスは、シーケンスの各置換が、シーケンス中の先行する置換の同じ量だけ(たとえば、1だけ)サイクリックシフトされるシーケンスを与える。この構成は、各PLMNエンティティが最高優先度の(第1の)CCA送信スロットオプションを占有する等しい確率を与える。しかしながら、それは、所与のペアのPLMNエンティティ間の公平性を保証しない。たとえば、隣接するスロットを占有するペアのPLMNエンティティ間では、一方のエンティティは6回優先度を取るのに対して、他方のエンティティは1回優先度を取ることになる。
[0065]置換の様々なシーケンスの公平性を改善するために、シーケンスにおいてミラーホッピングの形態が使用され得る。たとえば、ミラーホッピングは、各フレームについて、[P0,−P0,P0,−P0,...]の公平な置換シーケンスを定義するために使用され得、ただし、−P0は、P0に対する時間反転シーケンスを与える。P0がスロットシーケンス{3,5,0,1,6,2,4}を有する場合、時間反転シーケンス−P0はスロットシーケンス{4,2,6,1,0,5,3}を有する。したがって、第1のフレームのP0置換では、インデックス2をもつ第1の送信機は、インデックス5をもつ第2の送信機に優先してクリアなCCAを検出し得、第2の送信機は、第2のスロット中で第1の送信機の成功したCCAに基づいてCCA失敗を有することになる。次のフレームでは、時間反転置換−P0へのホッピングが実装されたとき、スロットのシーケンスが時間反転されるので、インデックス5をもつ第2の送信機は、今度は、インデックス2をもつ第1の送信機に関連するスロットの前に位置する。したがって、ホッピングは、公平なペアワイズシーケンスを与えることになる。
[0066]図8は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック800において、送信機は、複数の送信スロットの一意の送信スロット割当て組合せに基づいて複数の置換を生成する。置換の各々を生成するための方法は、各送信エンティティに知られている。複数の送信スロットは、異なるPLMNエンティティを有する複数の送信機間で共有される。
[0067]ブロック801において、送信機は、生成された置換から置換のシーケンスを決定し、ただし、シーケンスは、通常置換と通常置換に対応する時間反転置換との間でホッピングする。置換の特定のシーケンスは、同じグループIDに関連する追加の送信機が、置換の同じシーケンスを使用することになるように、送信機に割り当てられたグループIDに基づく。通常置換と時間反転置換との間のホッピングは、フレームごとに行われ得るか、または同じタイプの複数の置換のパターンに従って構成され得る。ブロック802において、送信機は、現在の送信フレームに従ってシーケンスから現在の置換を選択する。
[0068]上記のミラーホッピング機能は、置換の公平なシーケンスを常に与えるとは限らないことに留意されたい。たとえば、インデックス2および5をもつ上記2つの送信機のためのミラーホッピングシーケンスに関して、インデックス0をもつ第3の送信機がある場合、第3の送信機のためのCCA検査は、使用される置換がP0であるのか時間反転シーケンス−P0であるのかにかかわらず、阻止されることになる。概して、3つのインデックスのセットがある場合、置換の中央に配置されるインデックスは永続的に阻止されることになる。しかしながら、極めて近接した3つのノードが連続的に送信する確率は、極めて近接した2つのノードが連続的に送信する確率よりも低い。
[0069]置換のシーケンスを確立する際に使用される特定のホッピング関数は、様々な挙動を行うように選択され得る。たとえば、1つの例示的なホッピング置換シーケンスでは、置換は、たとえば、[P0,−P0,P1,−P1,P2,−P2,...]のように、フレームごとにホッピングする。通常置換と時間反転置換との間でホッピングするシーケンスを用いると、および各時間反転置換の後に進む置換を用いると、低い遅延があるが、弱い永続性があり、これは、変化する置換の場合、干渉がフレームごとに変化することになるので、受信機からのフィーバックが、有用であるべき時間に到着しないことがあるからである。
[0070]第2のホッピング置換シーケンスでは、たとえば、[P0,P0,...P0,−P0,−P0,...−P0,P1,P1,...P1,−P1,−P1,...−P1]のように、時間反転置換のセットにホッピングし、後続の置換に進む前に、複数のフレームにわたってより長く維持される置換。このホッピング置換シーケンスにおける遅延は、はるかに長く、より強い永続性を伴う。したがって、干渉は、いくつかのフレームにわたってより長く続く。受信機からのフィードバックは、送信機が送信特性を調整することを可能にする。
[0071]第3のホッピング置換シーケンスでは、強い永続性とともに、低い遅延が示される。置換は、たとえば、[P0,−P0,..P0,−P0,P1,−P1,..P1,−P1,..]のように、フレームごとに通常と時間反転との間でホッピングするが、フレームのいくつかのセットにわたって同じ置換ホッピングを繰り返す。そのようなホッピングパターンでのフィードバック測定値は、第1のサブセットが偶数番号のフレームに指定され得、フィードバックの第2のサブセットが奇数番号のフレームに指定され得るように、サブセットに分割され得る。
[0072]無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−A通信システムにおけるCCA機会の管理を対象とする本開示の様々な態様は、7つの利用可能なCCA送信スロットオプションを用いて動作する。8つ以上のモバイルネットワーク事業者がある場合、置換の複数のシーケンスを生成するために複数のグループIDが使用され得る。しかしながら、複数のシーケンスは、依然として、重複シーケンスのためにPLMNエンティティが同じ送信スロットに割り当てられたときの衝突を生じ得る。
[0073]8つ以上のモバイルネットワーク事業者をもつシナリオのための代替ソリューションは、7つのCCA送信スロットオプションのうちの1つを予約し、モバイルネットワーク事業者に残りの6つを割り振り、ここで、6つの送信スロットのうちのいくつかが複数のMNOに割り振られることになる。そのような場合、強い干渉と、同時に同じチャネルについて競合する送信とを伴うCSGタイプの問題をUEまたはeNBが経験した場合、そのような問題を経験しているPLMNエンティティは、それの割り振られた送信スロット機会から予約済みスロットに切り替わることが可能にされる。予約済み送信スロットに切り替えた後に、依然としてCSG状況が解決されない場合、PLMNエンティティは、次いで、置換の異なるシーケンスと後続のスロット割当ておよび予約とを生成するために、最後の手段として、異なるグループIDを選択することを可能にされる。
[0074]図9は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック900において、送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上のRANによって共有される複数の共通送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定する。ブロック901において、送信機は、送信機に関連するインデックスに従って現在の置換において送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択する。ブロック902において、送信機は、割り当てられた送信スロット上の失敗した送信の数を検出する。送信機が、これらのCSG問題および失敗したCCA試みを経験し続ける場合、それは、複数のPLMNエンティティが同じスロットに割り当てられた衝突が起こっていることを示唆する。ブロック903において、送信機は、失敗した送信の数が所定のしきい値を超えたことに応答して、共通送信スロットとは別個の予約済み送信スロットを再選択する。予約済みスロットは、衝突を緩和するために、CSG問題を軽減するか、または送信スロットの別個の割振りを与え得る。送信機が、依然としてそのようなCSG問題または失敗した送信を経験し続ける場合、送信機は、置換の新しいシーケンスを決定する能力を与える新しいグループIDを再選択することを可能にされ得る。
[0075]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0076]図7〜図9の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
[0077]さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。当業者はまた、本明細書で説明した構成要素、方法、または相互作用の順序あるいは組合せは例にすぎないこと、および本開示の様々な態様の構成要素、方法、または相互作用は、本明細書で例示し、説明したもの以外の方法で組み合わせられるかまたは実行され得ることを容易に認識されよう。
[0078]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0079]本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
[0080]1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、接続はコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0081]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素A、B、および/またはCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0082]本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるようにするために提供したものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)によって共有される複数の送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定することと、
    前記送信機が、前記送信機に関連するインデックスに従って前記現在の置換において前記複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択することと、
    前記送信機が、前記割り当てられた送信スロット上で送信を開始することと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  2. 送信を開始することは、
    前記割り当てられた送信スロット上でクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することと、ここにおいて、前記同じ周波数が無認可周波数である、
    前記CCAがクリアとして前記送信機によって検出されたことに応答して、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)を送信することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記現在の置換を前記決定することは、
    前記送信機が、複数の置換のシーケンスを決定することと、ここにおいて、前記複数の置換が前記複数の送信スロットの一意の割当て組合せに基づき、ここにおいて、前記複数の置換の前記シーケンスが、ランダムまたは擬似ランダムのいずれかで決定される、
    前記送信機が、前記複数の置換の前記シーケンスから前記送信フレームのための前記現在の置換を選択することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 次の送信フレームのための次の置換を決定することと、ここにおいて、前記次の置換が前記複数の置換の前記シーケンスから選択される、
    前記送信機に関連する前記インデックスに従って前記次の置換において前記複数の送信スロット割当てのうちの次の割り当てられた送信スロットを選択することと、
    前記次の割り当てられた送信スロット上で追加の送信を開始することと
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記複数の置換の前記シーケンスがホッピング関数を含み、ここにおいて、前記ホッピング関数は、前記シーケンス中の1つまたは複数の置換と、その後に続く、1つまたは複数の対応する後続の置換が前記1つまたは複数の置換に対する時間反転された複数の送信スロット割当てを含む前記1つまたは複数の対応する後続の置換とを与える、請求項3に記載の方法。
  6. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの前記第1の置換と、隣接してその後に続く前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの第1の時間反転された置換と、前記第1の時間反転された置換は、前記1つまたは複数の置換のうちの次の置換が隣接してその後に続き、前記次の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの次の時間反転された置換が隣接してその後に続く、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの複数の隣接する第1の置換、前記複数の隣接する第1の置換のうちの最後は、前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの複数の隣接する時間反転された置換が隣接してその後に続き、ここにおいて、前記シーケンスは、前記複数の隣接する第1の置換と、隣接してその後に続く前記複数の隣接する時間反転された置換とで繰り返す、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項5に記載の方法。
  8. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの第1の置換の複数の隣接するペアと、隣接してその後に続く前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの第1の時間反転された置換と、前記複数の隣接するペアのうちの最後は、前記1つまたは複数の置換のうちの次の置換の次の複数の隣接するペアが隣接してその後に続き、前記次の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの次の時間反転された置換が隣接してその後に続く、ここにおいて、前記シーケンスは、前記複数の隣接するペアと、隣接してその後に続く前記次の複数の隣接するペアとで繰り返す、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項5に記載の方法。
  9. 前記現在の置換を前記決定することは、
    前記送信機が、前記複数の送信スロットの一意の割当て組合せに基づいて第1の置換を決定することと、
    複数の置換のシーケンスを生成することと、ここにおいて、前記複数の置換が前記第1の置換と1つまたは複数の追加の置換とを含み、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加の置換の各々が前記複数の置換中の前の置換から同じ量だけサイクリックシフトされる、
    前記送信機が、前記複数の置換の前記シーケンスから前記送信フレームのための前記現在の置換を選択することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)によって共有される複数の共通送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定することと、
    前記送信機が、前記送信機に関連するインデックスに従って前記現在の置換において前記複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択することと、
    前記送信機が、前記割り当てられた送信スロット上の失敗した送信の数を検出することと、
    失敗した送信の前記数が所定のしきい値を超えたことに応答して、前記送信機が、予約済み送信スロットを再選択することと、ここにおいて、前記予約済み送信スロットが前記複数の共通送信スロットとは別個である、
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  11. 前記送信機が、前記再選択することの後に前記予約済み送信スロット上の失敗した送信の次の数を検出することと、
    前記送信機が、失敗した送信の前記次の数が別の所定のしきい値を超えたことに応答して新しい送信機グループ識別子を選択することと、
    前記送信機が、複数の置換のシーケンスから新しい現在の置換を決定することと、ここにおいて、前記新しい現在の置換が前記新しい送信機グループ識別子に基づいて決定される、
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードは、
    送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)によって共有される複数の送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定することをコンピュータに行わせるためのプログラムコードと、
    前記送信機が、前記送信機に関連するインデックスに従って前記現在の置換において前記複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択することを前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードと、
    前記送信機が、前記割り当てられた送信スロット上で送信を開始することを前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体。
  13. 送信を開始することを前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードは、
    前記割り当てられた送信スロット上でクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することと、ここにおいて、前記同じ周波数が無認可周波数である、
    前記CCAがクリアとして前記送信機によって検出されたことに応答して、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)を送信することと
    を前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードを含む、請求項12に記載のコンピュータ可読媒体。
  14. 前記現在の置換を決定することを前記コンピュータに行わせるための前記プログラムコードは、
    前記送信機が、複数の置換のシーケンスを決定することと、ここにおいて、前記複数の置換が前記複数の送信スロットの一意の割当て組合せに基づき、ここにおいて、前記複数の置換の前記シーケンスが、ランダムまたは擬似ランダムのいずれかで決定される、
    前記送信機が、前記複数の置換の前記シーケンスから前記送信フレームのための前記現在の置換を選択することと
    を前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードを含む、請求項12に記載のコンピュータ可読媒体。
  15. 次の送信フレームのための次の置換を決定することと、ここにおいて、前記次の置換が前記複数の置換の前記シーケンスから選択される、
    前記送信機に関連する前記インデックスに従って前記次の置換において前記複数の送信スロット割当てのうちの次の割り当てられた送信スロットを選択することと、
    前記次の割り当てられた送信スロット上で追加の送信を開始することと
    を前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードをさらに含む、請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  16. 前記複数の置換の前記シーケンスがホッピング関数を含み、ここにおいて、前記ホッピング関数は、前記シーケンス中の1つまたは複数の置換と、その後に続く、1つまたは複数の対応する後続の置換が前記1つまたは複数の置換に対する時間反転された複数の送信スロット割当てを含む前記1つまたは複数の対応する後続の置換とを与える、請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  17. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの前記第1の置換と、隣接してその後に続く前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの第1の時間反転された置換と、前記第1の時間反転された置換は、前記1つまたは複数の置換のうちの次の置換が隣接してその後に続き、前記次の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの次の時間反転された置換が隣接してその後に続く、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項16に記載のコンピュータ可読媒体。
  18. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの複数の隣接する第1の置換、前記複数の隣接する第1の置換のうちの最後は、前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの複数の隣接する時間反転された置換が隣接してその後に続き、ここにおいて、前記シーケンスは、前記複数の隣接する第1の置換と、隣接してその後に続く前記複数の隣接する時間反転された置換とで繰り返す、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項16に記載のコンピュータ可読媒体。
  19. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの第1の置換の複数の隣接するペアと、隣接してその後に続く前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの第1の時間反転された置換と、前記複数の隣接するペアのうちの最後は、前記1つまたは複数の置換のうちの次の置換の次の複数の隣接するペアが隣接してその後に続き、前記次の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの次の時間反転された置換が隣接してその後に続く、ここにおいて、前記シーケンスは、前記複数の隣接するペアと、隣接してその後に続く前記次の複数の隣接するペアとで繰り返す、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項16に記載のコンピュータ可読媒体。
  20. 送信機が、同じ周波数上で2つまたはそれ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)によって共有される複数の送信スロットのための送信フレームの複数の送信スロット割当ての現在の置換を決定するための手段と、
    前記送信機が、前記送信機に関連するインデックスに従って前記現在の置換において前記複数の送信スロット割当てのうちの割り当てられた送信スロットを選択するための手段と、
    前記送信機が、前記割り当てられた送信スロット上で送信を開始するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のために構成された装置。
  21. 送信を開始するための手段は、
    前記割り当てられた送信スロット上でクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行するための手段と、ここにおいて、前記同じ周波数が無認可周波数である、
    前記CCAがクリアとして前記送信機によって検出されたことに応答して、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)を送信するための手段と
    を含む、請求項20に記載の装置。
  22. 前記現在の置換を決定するための前記手段は、
    前記送信機が、複数の置換のシーケンスを決定するための手段と、ここにおいて、前記複数の置換が前記複数の送信スロットの一意の割当て組合せに基づき、ここにおいて、前記複数の置換の前記シーケンスが、ランダムまたは擬似ランダムのいずれかで決定される、
    前記送信機が、前記複数の置換の前記シーケンスから前記送信フレームのための前記現在の置換を選択するための手段と
    を含む、請求項20に記載の装置。
  23. 選択するための前記手段が、前記送信機に関連するグループ識別子に少なくとも部分的に基づく、請求項22に記載の装置。
  24. 次の送信フレームのための次の置換を決定するための手段と、ここにおいて、前記次の置換が前記複数の置換の前記シーケンスから選択される、
    前記送信機に関連する前記インデックスに従って前記次の置換において前記複数の送信スロット割当てのうちの次の割り当てられた送信スロットを選択するための手段と、
    前記次の割り当てられた送信スロット上で追加の送信を開始するための手段と
    をさらに含む、請求項22に記載の装置。
  25. 前記複数の置換の前記シーケンスがホッピング関数を含み、ここにおいて、前記ホッピング関数は、前記シーケンス中の1つまたは複数の置換と、その後に続く、1つまたは複数の対応する後続の置換が前記1つまたは複数の置換に対する時間反転された複数の送信スロット割当てを含む前記1つまたは複数の対応する後続の置換とを与える、請求項22に記載の装置。
  26. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの前記第1の置換と、隣接してその後に続く前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの第1の時間反転された置換と、前記第1の時間反転された置換は、前記1つまたは複数の置換のうちの次の置換が隣接してその後に続き、前記次の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの次の時間反転された置換が隣接してその後に続く、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの複数の隣接する第1の置換、前記複数の隣接する第1の置換のうちの最後は、前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの複数の隣接する時間反転された置換が隣接してその後に続き、ここにおいて、前記シーケンスは、前記複数の隣接する第1の置換と、隣接してその後に続く前記複数の隣接する時間反転された置換とで繰り返す、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項25に記載の装置。
  28. 前記ホッピング関数は、
    前記1つまたは複数の置換のうちの第1の置換の複数の隣接するペアと、隣接してその後に続く前記第1の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの第1の時間反転された置換と、前記複数の隣接するペアのうちの最後は、前記1つまたは複数の置換のうちの次の置換の次の複数の隣接するペアが隣接してその後に続き、前記次の置換に対応する前記1つまたは複数の対応する後続の置換のうちの次の時間反転された置換が隣接してその後に続く、ここにおいて、前記シーケンスは、前記複数の隣接するペアと、隣接してその後に続く前記次の複数の隣接するペアとで繰り返す、
    を含むように前記シーケンスを与える、請求項25に記載の装置。
  29. 前記複数の隣接するペアに関連するフレームの第1のセットのための第1のチャネル局情報(CSI)フィードバックを受信機に要求するための手段と、
    前記次の複数の隣接するペアに関連するフレームの次のセットのための次のCSIフィードバックを前記受信機に要求するための手段と
    をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記現在の置換を決定するための前記手段は、
    前記送信機が、前記複数の送信スロットの一意の割当て組合せに基づいて第1の置換を決定するための手段と、
    複数の置換のシーケンスを生成するための手段と、ここにおいて、前記複数の置換が前記第1の置換と1つまたは複数の追加の置換とを含み、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加の置換の各々が前記複数の置換中の前の置換から同じ量だけサイクリックシフトされる、
    前記送信機が、前記複数の置換の前記シーケンスから前記送信フレームのための前記現在の置換を選択するための手段と
    を含む、請求項20に記載の装置。
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