JP2022113422A - 中継器の受信周期の設定方法、通信システム、および中継器 - Google Patents

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Abstract

【課題】中継器の受信周期または発信機の発信周期を設定するための技術を提供する。【解決手段】電池120を有し、1以上の発信機200から発信された電波を受信する中継器100の受信周期の設定方法が提供される。1以上の発信機200の消費電力Pk[Wh]と中継器100の消費電力Pc[Wh]とに基づいて中継器100の受信周期を設定する。【選択図】図6

Description

本開示は、発信機からの電波を受信するための中継器の受信周期を設定するための技術に関する。
従来から、発信機と、発信機からの電波を受信するための中継器とからなる、通信システムが知られている。たとえば、特開2018-152047号公報(特許文献1)には、センサ装置が開示されている。特許文献1によると、センサ装置は、環境情報を検出するセンサ部と、検出された環境情報を他のセンサ装置へ送信可能なセンサ装置通信部と、センサ部とセンサ装置通信部に電力を供給する一次電池と、自装置に電力を供給する補助電池を着脱可能なセンサ装置側結合部と、を備え、補助電池が装着されていない場合は、一次電池からの電力供給で動作し、補助電池が装着された場合は、一次電池または補助電池からの電力供給で動作し、センサ装置通信部が、他のセンサ装置へさらに、電池の電圧に関する情報、または補助電池の電圧に関する情報を送信可能である。
特開2011-13765号公報(特許文献2)には、センサーネットワークシステムが開示されている。特許文献2によると、無線通信機能を有し、環境発電装置により個々に駆動される複数のセンサーネットワーク端末と、当該センサーネットワーク端末のいずれかと有線接続されたシステムマネージャーとを備えたセンサーネットワークシステムであって、前記センサーネットワーク端末は、接続されている前記環境発電装置の発電量および蓄電量を検出する手段と、検出した発電量および蓄電量を前記システムマネージャーに伝送する手段と、前記システムマネージャーから伝送された計測周期に基づいて計測周期の設定を変更する手段とを備え、前記システムマネージャーは、前記センサーネットワーク端末から得た発電量および蓄電量をもとに、当該センサーネットワーク端末の計測周期を演算する手段と、演算結果を設定値として当該センサーネットワーク端末に伝送する手段とを備える。
特開2018-152047号公報 特開2011-13765号公報
本開示の目的は、より効率的に、中継器の受信周期または発信機の発信周期を設定するための技術を提供することにある。
本開示の一態様に従うと、電池を有し、1以上の発信機から発信された電波を受信する中継器の受信周期の設定方法が提供される。1以上の発信機の消費電力Pk[Wh]と中継器の消費電力Pc[Wh]とに基づいて中継器の受信周期を設定する。
以上のように、本開示によれば、中継器の受信周期または発信機の発信周期を設定することができる。
第1の実施の形態にかかる中継器100と発信機200が1対1の通信システム1の全体を示す正面図である。 第1の実施の形態にかかる中継器100と発信機200が1対複数の通信システム1の全体を示す正面図である。 第1の実施の形態にかかる中継器100の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる発信周期と受信周期とを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる各機器の消費電力と合計消費電力を示すグラフである。 第1の実施の形態にかかる中継器100の処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる中継器100の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる中継器100の処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる目的関数f(x)およびg(x)の関係を示すグラフである。 第3の実施の形態にかかる中継器100の処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる中継器100の処理を示すフローチャートである。 第5の実施の形態における中継器100と発信機200の各種パラメータを示す表である。 第5の実施の形態にかかる中継器100と発信機200が1対1の通信システム1における中継器100の受信周期毎の発信機200の発信周期と消費電力の関係を示す表である。 第5の実施の形態にかかる中継器100と発信機200が1対1の通信システム1における中継器100の受信周期と発信機200の発信周期の好ましい関係を示す表である。 第5の実施の形態にかかる中継器100と発信機200が1対複数の通信システム1における中継器100の受信周期毎の発信機200の発信周期と消費電力の関係を示す表である。 第5の実施の形態にかかる中継器100と発信機200が1対複数の通信システム1における中継器100の受信周期と発信機200の発信周期の好ましい関係を示す表である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<通信システム1の全体構成>
まずは、本実施の形態にかかる通信システム1の全体構成について説明する。たとえば、図1に示すように、通信システム1は、1つの中継器100に対して、1つの発信機200を含んでもよいし、図2に示すように、通信システム1は、1つの中継器100に対して、複数の発信機200を含んでもよい。そして、1つまたは複数の発信機200が、各種の情報を含むデータを無線アンテナから発信し、中継器100が当該データを受信して蓄積したり、さらに他の装置やサーバなどに送信したりするものである。
<中継器100の構成>
次に、中継器100の構成について説明する。図3に示すように、中継器100は、制御部110と、電池120と、電力調整部121と、検出部150と、無線通信アンテナなどによって実現される受信部160とを備える。
制御部110は、電池120からの電力を利用することによって、受信部160を駆動させる。制御部110は、受信部160を介して、発信機200からのデータを受信して、自身のメモリに蓄積したり、サーバなどの他の装置に転送したりする。
本実施の形態においては、制御部110は、検出部150を利用して、図4に示すように、受信周期Tc毎に受信部160を起動してデータを受信したり、受信期間tcが経過すると受信部160を休止したりする。
特に本実施の形態においては、下記の制御方法によって、中継器100の消費電力または発信機200の消費電力または両者の合計を低減するように構成されている。
<発信機200の構成>
なお、発信機200の構成は、中継器100と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。たとえば、発信機200の制御部110は、検出部150を利用して、図4に示すように、発信周期Tk毎に受信部160を起動してデータを送信したり、発信期間tkが経過すると受信部160を休止したりする。
<中継器100の受信周期の決定方法>
ここで、本実施の形態にかかる中継器100の受信周期の決定方法について説明する。まず、発信機200と中継器100の消費電力を導出する式を以下に示す。
Pk = { Qk Tk + ( Rk - Qk ) * tk } * 3600 / Tk]・・・(1)
Pk:発信機の消費電力[Wh]
Qk:待機電力(定数)
Rk:発信時電力(定数)
tk:発信期間[sec]
Tk:発信周期[sec]
Pc = { ( Rc - Qc ) * Tk + Qc Tc} * 3600 / Tc ・・・(2)
Pc:中継器の消費電力[Wh]
Qc:待機電力(定数)
Rc:受信時電力(定数)
tc (Tk):受信期間(発信機の周期)[sec]
Tc:受信周期[sec]
図5は、実際の中継器100と発信機200の送受信電力と待機電力を代入し導出したグラフである。より詳細には、図5は、以下の条件に基づいて、実際の中継器100と発信機200の送受信電力と待機電力とを式(1)と(2)に代入することによって作成したグラフである。
発信機の発信期間を1秒に固定
発信機の発信周期を1秒~200秒まで変更
中継器の受信周期を600秒(10分)に固定
Qk = 0.1 [W], Rk = 0.4 [W], Qc = 0.000021[W], Rc = 0.557 [W]
なお、図5においては、実線が発信機200の消費電力を示し、点線が中継器100の消費電力を示し、一点鎖線が中継器100と発信機200の合計消費電力を示す。
このグラフにより以下のことが解る。
(1)発信機200の送信周期に応じて発信機200の消費電力と中継器100の消費電力と合計消費電力が変化しているのがわかる。
(2)発信周期を大きくすれば、消費電力は削減される。
(3)中継器は、発信周期が大きくなれば消費電力は増えて行く。なお、最小点付近の中継器の消費電力は、常時受信待機の場合と比較し、約55倍の差がある。
(4)以上のように、中継器の受信期間の短縮と、発信機の発信周期を大きくするにより合計消費電力が大きく軽減される。
(5)本実施の形態においては、発信機200と中継器100の消費電力の合計が最も小さくなる点は、発信機の送信周期が11秒付近の点であることがわかる。
発信機200が複数ある場合は、中継器100の必要最低受信期間は、発信機200の発信周期の総和となる。また、中継器100の最適受信期間は、各発信機200の最適受信期間の総和となる。
以上のことから、現在の条件における受信周期に対する中継器100の消費電力や発信周期に対する発信機200の消費電力を計算することによって、現在の条件における合計消費電力の最小値を求めることができる。
<中継器100の受信周期の設定処理>
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかる中継器100の制御部110が実行する情報処理について説明する。まず、制御部110は、現在の受信周期Tcや受信期間tcをメモリから読み出したり、検出部150から取得したりする(ステップS112)。また、制御部110は、電池120の待機電力Rcや受信待機電力Qcをメモリから読み出したり、電力調整部121から取得したりする(ステップS112)。
そして、制御部110は、上述したように、式(2)に従って、Pc:中継器の消費電力[Wh]を計算する(ステップS114)。
制御部110は、発信機200の送信周期Tkや受信期間tkをメモリから読み出したり、受信部160を介して発信機200から取得したりする(ステップS122)。また、制御部110は、電池120の待機電力Rcや受信待機電力Qcをメモリから読み出したり、電力調整部121から取得したりする(ステップS122)。
そして、制御部110は、上述したように、式(1)に従って、Pk:発信機の消費電力[Wh]を計算する(ステップS124)。
制御部110は、合計消費電力ΣP=Pk+Pcを計算する(ステップS130)。
制御部110は、現在の条件における図5のグラフに基づいて、現在の条件において合計消費電力が低いか否かを判断する(ステップS132)。
現在の条件において合計消費電力が比較的低い場合(ステップS132にてYESである場合)、制御部110は、パラメータを変更しない、すなわち現在の運転を継続する(ステップS134)。
現在の条件において合計消費電力が比較的高い場合(ステップS132にてNOである場合)、制御部110は、合計消費電力が低くなる方向に受信周期や受信期間を変更する(ステップS136)。制御部110は、この処理を繰り返すことによって、中継器100の受信周期を最適なものに調整していく。
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態においては、中継器100が、電池120を有するものであった。本実施の形態においては、中継器100が、環境発電部225を搭載するものである。
より詳細には、図7に示すように、中継器100は、制御部110と、蓄電池220と、電力調整部121と、第2の検出部222と、検出部150と、受信部160とを備える。
環境発電部225は、太陽電池、振動発電装置、熱電発電装置などの環境発電装置によって実現され、発電した電力を蓄電池220に蓄える。第2の検出部222は、環境発電部225による発電量を計測する。制御部110は、蓄電池220からの電力を利用することによって、受信部160を駆動させたり、受信周期の設定処理を実行したりする。
図8を参照して、本実施の形態にかかる中継器100の制御部110が実行する情報処理について説明する。なお、ステップS112,S114,S122,S124,S130に関しては、上記の実施の形態と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
制御部110は、第2の検出部222から、環境発電部225による発電量Eを取得する(ステップS240)。
制御部110は、合計消費電力ΣP=Pk+Pcよりも発電量Eの方が大きいか否かを判断する(ステップS232)。
現在の条件において合計消費電力よりも発電量が大きい場合(ステップS232にてYESである場合)、制御部110は、パラメータを変更しない、すなわち現在の運転を継続する(ステップS134)。
現在の条件において合計消費電力が発電量以上である場合(ステップS232にてNOである場合)、制御部110は、合計消費電力が低くなる方向に受信周期や受信期間を変更する(ステップS136)。制御部110は、この処理を繰り返すことによって、合計消費電力が発電量を超えないように調整することができる。
<第3の実施の形態>
受信周期を最適にするために、制御部110は、多目的最適化を行ってもよい。本実施の形態においても、上記の式(1)と(2)を使用する。条件も、以下の通り、上記の実施の形態と同様である。
Qk = 0.1 [W], Rk = 0.4 [W], Qc = 0.000021[W], Rc = 0.557 [W]
当該条件を、式(1)と(2)に代入する。
Pk = 1080 * tk/Tk + 360
Pc = 2005.2 * Tk/Tc + 0.0756
この2つの式に関して、以下の通り、3変数2目的の多目的最適化を行う。なお、当然ながら、中継器100や発信機200の利用環境により制約関数が変化する。
X = Tk, Y = tk, Z = Tc
Pk + Pc → 最小化
Pk = 1080 * Y/X + 360
Pc = 2005.2 * X/Z + 0.0756
Tc > Tk > tk > 0
目的関数:f(x) = Pk = 1080 * Y/X + 360
g(x) = Pc = 2005.2 * X/Z + 0.0756
本実施の形態においては、NSGA-2を利用して最適化する。
図9に、本実施の形態にかかる多目的最適化の結果を示す。
以上のようにして、現在の条件における、目的関数f(x)およびg(x)の合計、すなわち合計消費電力が小さくなるX = Tk, Y = tk, Z = Tcを決定することができる。
図10を参照して、本実施の形態にかかる中継器100の制御部110が実行する情報処理について説明する。なお、ステップS112,S114,S122,S124に関しては、上記の実施の形態と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
制御部110は、現在の条件における、目的関数:f(x) = Pkおよび目的関数:g(x) = Pcを作成することによって、多目的最適化を実行する(ステップS330)。
制御部110は、最適化の結果に基づいて、中継器100の受信周期Tcを決定して、設定し直す(ステップS332)。
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態においては、中継器100のパラメータだけはなく、発信機200の送信周期Tkや受信期間tkなども利用して、中継器100の受信周期を決定するものであった。しかしながら、本実施の形態においては、主に中継器100のパラメータを利用して、中継器100の受信周期を決定するものである。
図11を参照して、本実施の形態にかかる中継器100の制御部110が実行する情報処理について説明する。まず、制御部110は、現在の受信周期Tcや受信期間tcをメモリから読み出したり、検出部150から取得したりする(ステップS112)。また、制御部110は、電池120の待機電力Rcや受信待機電力Qcをメモリから読み出したり、電力調整部121から取得したりする(ステップS112)。
そして、制御部110は、上述したように、式(1)に従って、Pk:発信機の消費電力[Wh]を計算する(ステップS114)。
制御部110は、第2の検出部222から、環境発電部225による発電量Eを取得する(ステップS240)。
制御部110は、中継器100の消費電力Pcよりも発電量Eの方が大きいか否かを判断する(ステップS232)。
現在の条件において中継器100の消費電力Pcよりも発電量Eが大きい場合(ステップS232にてYESである場合)、制御部110は、パラメータを変更しない、すなわち現在の運転を継続する(ステップS134)。
現在の条件において中継器100の消費電力Pcが発電量E以上である場合(ステップS232にてNOである場合)、制御部110は、中継器100の消費電力が低くなる方向に受信周期や受信期間を変更する(ステップS136)。制御部110は、この処理を繰り返すことによって、合計消費電力が発電量を超えないように調整することができる。
<第5の実施の形態>
次に、発信機200の発信周期を設定するための構成について説明する。まず、中継器100と発信機200とが1対1で配置される場合について説明する。
図12に示すように、発信機200における消費電力の最小値と、中継器100における消費電力の最小値と、発信機200における消費電力の最大値と、中継器100における消費電力の最大値とを計算した。
そして、これらの数値を利用して、中継器100の受信周期毎の、発信機200と中継器100における消費電力が最小の場合の、最適な受信期間と、合計消費電力と、発信機200と中継器100における消費電力が最大の場合の、最適な受信期間と、合計消費電力とを算出した。図13に算出結果を示す。
図13に基づいて、中継器100と発信機200とが1対1で配置される場合における中継器100の受信周期と発信機200の受信周期との関係が取得できる。図14に示すように、(a)中継器の受信周期が8h以上24h以内の場合、発信機の発信周期を3.3秒以上700秒以下に設定することが好ましい。(b)中継器の受信周期が3h以上8h未満の場合、発信機の発信周期を2.0秒以上400秒以下に設定することが好ましい。(c)中継器の受信周期が1h以上3h以内の場合、発信機の発信周期を1.0秒以上250秒以下に設定することが好ましい。(d)中継器の受信周期が1秒以上1h未満の場合、発信機の発信周期を0.02秒以上150秒以下に設定することが好ましい。
次に、中継器100と発信機200とが1対10で配置される場合について説明する。
図14に示すように、発信機200における消費電力の最小値と、中継器100における消費電力の最小値と、発信機200における消費電力の最大値と、中継器100における消費電力の最大値とを計算した。
そして、これらの数値を利用して、中継器100の受信周期毎の、発信機200と中継器100における消費電力が最小の場合の、最適な受信期間と、合計消費電力と、発信機200と中継器100における消費電力が最大の場合の、最適な受信期間と、合計消費電力とを算出した。図15に算出結果を示す。
図15に基づいて、中継器100と発信機200とが1対10で配置される場合における中継器100の受信周期と発信機200の受信周期との関係が取得できる。図17に示すように、(a)中継器の受信周期が8h以上24h以内の場合、発信機の発信周期を33秒以上7000秒以下に設定することが好ましい。(b)中継器の受信周期が3h以上8h未満の場合、発信機の発信周期を20秒以上4000秒以下に設定することが好ましい。(c)中継器の受信周期が1h以上3h以内の場合、発信機の発信周期を10秒以上2500秒以下に設定することが好ましい。(d)中継器の受信周期が1秒以上1h未満の場合、発信機の発信周期を0.2秒以上1500秒以下に設定することが好ましい。
図16に基づいて、中継器100と発信機200とが1対n(個)で配置される場合における中継器100の受信周期と発信機200の受信周期との関係が予測できる。つまり、(a)中継器の受信周期が8h以上24h以内の場合、発信機の発信周期を3.3×n秒以上700×n秒以下に設定することが好ましい。(b)中継器の受信周期が3h以上8h未満の場合、発信機の発信周期を2.0×n秒以上400×n秒以下に設定することが好ましい。(c)中継器の受信周期が1h以上3h以内の場合、発信機の発信周期を1.0×n秒以上250×n秒以下に設定することが好ましい。(d)中継器の受信周期が1秒以上1h未満の場合、発信機の発信周期を0.02×n秒以上150×n秒以下に設定することが好ましい。
なお、発信機200の発信周期の設定に関しては、作業員が、中継器100や発信機200のパラメータを取得することによって、上記のルールに基づいて最適な発信周期を決定してもよいし、発信機200の制御部が、無線通信アンテナを利用して中継器100から受信周期を受信したり、中継器100に対する発信機200の個数の入力を操作部から受け付けたりすることによって、中継器100の受信周期に適した発信周期を自動的に設定してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :通信システム
2 :3変数
20 :色素増感太陽電池
30 :基板
51 :検査パッド
52 :蓄電素子
100 :中継器
110 :制御部
112 :ステップ
114 :ステップ
120 :電池
121 :電力調整部
150 :検出部
160 :受信部
200 :発信機
220 :蓄電池
222 :第2の検出部
225 :環境発電部

Claims (6)

  1. 電池を有し、1以上の発信機から発信された電波を受信する中継器の受信周期の設定方法であって、
    前記1以上の発信機の消費電力Pk[Wh]と前記中継器の消費電力Pc[Wh]とに基づいて前記中継器の受信周期を設定する、中継器の受信周期の設定方法。
  2. 前記1以上の発信機は複数の発信機を含み、
    前記複数の発信機の消費電力のPknの総和[Wh]と、前記中継器の消費電力Pc[Wh]とに基づいて、前記受信周期を設定する、請求項1に記載の中継器の受信周期の設定方法。
  3. 第1の電池を有し、所定の発信周期で電波を発信するn個(nは1以上の整数)の発信機と、
    第2の電池を有し、前記n庫の発信機から発信された電波を受信する中継器と、を備え、
    (a)前記中継器の受信周期が8h以上24h以内の場合、前記発信機の発信周期を3.3×n秒以上700×n秒以下に設定し、
    (b)前記中継器の受信周期が3h以上8h未満の場合、前記発信機の発信周期を2.0×n秒以上400×n秒以下に設定し、
    (c)前記中継器の受信周期が1h以上3h以内の場合、前記発信機の発信周期を1.0×n秒以上250×n秒以下に設定し、
    (d)前記中継器の受信周期が1秒以上1h未満の場合、前記発信機の発信周期を0.02×n秒以上150×n秒以下に設定する、通信システム。
  4. 前記第1の電池および前記第2の電池のいずれか一方は、環境発電装置である、請求項3に記載の通信システム。
  5. 第1電池を有し、所定の発信周期で電波を発信する1以上の発信機と、
    第2電池を有し、前記1以上の発信機から発信された電波を受信する中継器と、
    所定の期間内における、前記1以上の発信機のそれぞれの消費電力を測定する第1の測定回路と、
    前記中継器の消費電力を測定する第2の測定回路と、
    前記第1の測定回路および前記第2の測定回路の測定結果に基づいて、前記1以上の発信機から発信される電波を前記中継器が受信する受信周期を変更する制御回路と、を備える、通信システム。
  6. 請求項1または2に記載の中継器の受信周期の設定方法によって、前記1以上の発信機から発信される電波の受信周期が設定された中継器。
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