JP2008078094A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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孝之 深沢
Hiroshi Kajiyama
博司 梶山
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Abstract

【課題】大気圧中において、プラズマ処理用のチャンバを用いることなくプラズマ処理を行うことができるプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】プラズマ処理装置が作動して、プラズマ放出口6から処理台1上の対象物4に対してプラズマが照射される間、ガス噴出口8から、プラズマ照射ヘッド2と処理台の間に形成された空間内に噴出されたガスが、プラズマ放出口からのプラズマによるプラズマ処理後のガスとともに、第1および第2のガス排出口7、9からガス排出管17を通じて排出され、液体窒素トラップ18を経て浄化された後、適宜ガス源20から供給される新たなガスと混合され、再び送風手段19からガス供給管16を通じてガス噴出口8から空間内に噴出され、プラズマ照射ヘッド、処理台およびガス流のカーテンによって、プラズマ放出口を包囲する。
【選択図】図3

Description

本発明は、大気圧中において、処理すべき対象物にプラズマを照射し、当該対象物に対してエッチング、CVD、アッシングおよび表面改質等のプラズマ処理を行うためのプラズマ処理装置の改良に関するものである。
従来のプラズマ処理装置の多くは、大気圧以下の減圧下において作動するようになっており、このため、プラズマ処理装置は、真空チャンバ(プラズマ処理室)を備えていて、この真空チャンバ内でプラズマ処理が実施される。この場合、プラズマ処理の品質および効率を低下させるおそれがある異物粒子、ガス、水分等が真空チャンバ内に含まれないように、真空チャンバ内の雰囲気が維持管理される(特許文献1、2参照)。
一方、大気圧中においてプラズマを発生させ、得られたプラズマを処理対象物に照射し、プラズマ処理を行うことができるプラズマ処理装置も近年開発されている。この大気圧プラズマ処理装置においても、上述の減圧下で作動するプラズマ処理装置と同様に、プラズマ処理領域の雰囲気を良好な状態に維持して、処理の品質および効率の低下を防止すべく、プラズマ処理用のチャンバが必要とされる。
ところで、このプラズマ処理用チャンバを備えると、設備が大掛かりとなってコストが高くつくという問題を生じていた。
特開2004−158839号公報 特開2005−169267号公報
したがって、本発明の課題は、大気圧中において、プラズマ処理用のチャンバを用いることなくプラズマ処理を行うことができるプラズマ処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、第1発明は、プラズマ処理すべき対象物が置かれる処理台と、前記処理台の上方に間隔をあけて配置され、前記処理台上の前記対象物に対して下向きにライン状のプラズマを照射するプラズマ照射ヘッドと、前記プラズマ照射ヘッドを支持する支持手段と、を備え、前記処理台の上面は一定の幅を有しかつ長さ方向両側に垂直壁を備え、前記プラズマ照射ヘッドの先端は、前記処理台の幅に対応する幅を有しかつ前記処理台の長さ方向にのびる形状を有していて、一対の前記垂直壁の間に挿入され、前記プラズマ照射ヘッドの先端面が前記処理台の上面に対向し、さらに、該先端面には、前記処理台の幅方向にのびるスリット状のプラズマ放出口が設けられるとともに、前記処理台の長さ方向における前記プラズマ放出口の両側に少なくとも各1つのガス噴出口およびガス排出口が設けられ、前記ガス噴出口は、ガス供給管を介してガス源に接続されて、プラズマ処理のための反応ガスまたはプラズマ処理に悪影響を及ぼさないガスを前記処理台の幅方向にライン状に噴出するようになっており、前記ガス排出口はガス排出管を介して排気手段に接続されているものであることを特徴とするプラズマ処理装置を構成したものである。
第1発明の構成において、前記プラズマ照射ヘッドの先端面の前記ガス噴出口および前記ガス排出口は、それぞれ、前記処理台の幅方向にのびるスリット状に形成されていること、あるいは、前記プラズマ照射ヘッドの先端面の前記ガス噴出口および前記ガス排出口は、それぞれ、前記処理台の幅方向にのびる孔の列として形成されていることが好ましい。
また好ましくは、前記プラズマ照射ヘッドの支持手段は、前記プラズマ照射ヘッドを前記一対の垂直壁に沿って前記処理台に対して運動させるようになっており、あるいは、前記処理台の上面は、前記対象物を前記処理台の長さ方向に移動させる搬送面を形成している。
上記課題を解決するため、また、第2発明は、プラズマ処理すべき対象物が置かれる処理台と、前記処理台の上方に間隔をあけて配置され、前記処理台上の前記対象物に対して下向きにスポット状のプラズマを照射するプラズマ照射ヘッドと、前記プラズマ照射ヘッドを支持する支持手段と、を備え、前記プラズマ照射ヘッドの先端面は、前記処理台の上面に対向し、さらに、該先端面には、中央に円形のプラズマ放出口が設けられるとともに、前記プラズマ放出口の外側には、少なくとも各1つのガス噴出口およびガス排出口が前記プラズマ放出口に同心的に設けられ、前記ガス噴出口は、ガス供給管を介してガス源に接続されて、プラズマ処理のための反応ガスまたはプラズマ処理に悪影響を及ぼさないガスを前記プラズマ放出口を取り巻く環状に噴出するようになっており、前記ガス排出口はガス排出管を介して排気手段に接続されているものであることを特徴とするプラズマ処理装置を構成したものである。
第2発明の構成において、前記プラズマ照射ヘッドの先端面の前記ガス噴出口および前記ガス排出口は、それぞれ、環状のスリットとして形成されていること、あるいは、前記プラズマ照射ヘッドの先端面の前記ガス噴出口および前記ガス排出口は、それぞれ、環状に配置された孔の列として形成されていることが好ましい。
また好ましくは、前記プラズマ照射ヘッドの支持手段は、前記プラズマ照射ヘッドを前記処理台に対して運動させるようになっており、あるいは、前記処理台の上面は、前記対象物を移動させる搬送面を形成している。
また、第1および第2発明の構成において、前記処理台には、その上面を加熱するためのヒーター手段が組み込まれていることが好ましい。
本発明によれば、プラズマ照射ヘッドの先端を面状に形成するとともに、この先端面を処理台の上面に対向配置し、プラズマ照射ヘッドと処理台との間に空間を形成するとともに、該空間を、プラズマ照射ヘッドのプラズマ放出口の外側に設けたガス噴出口から噴出されるガス流のカーテンによって仕切ることにより、プラズマ照射ヘッド、処理台およびガス流のカーテンによって囲まれ、外部空気から遮断されたプラズマ処理空間を形成したので、大気圧下において、プラズマ処理用のチャンバを使用することなくプラズマ処理を行うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例について説明する。図1は、本発明の1実施例によるプラズマ処理装置の主要部の構成を示した斜視図であり、図2(A)は、図1に示したプラズマ処理装置のプラズマ照射ヘッドの先端面を下側から見た平面図であり、図2(B)はプラズマ照射ヘッドの先端面の変形例を示した図である。また、図3は、図1のプラズマ処理装置の側断面図であって、該プラズマ処理装置のガス循環系を説明した図である。
図1を参照して、本発明によれば、プラズマ処理すべき対象物4が置かれる処理台1と、処理台1の上方に間隔dをあけて配置され、処理台1上の対象物4に対して下向きにライン状のプラズマを照射するプラズマ照射ヘッド2と、プラズマ照射ヘッド2を支持する支持手段3が備えられる。支持手段3の構成は特に限定されず、プラズマ照射ヘッド2を処理台1の上方に支持し得るものであればどのようなものでもよいが、この実施例では、プラズマ照射ヘッド2を上方から吊り下げ状態に支持するようになっている。なお、図1において、簡単のために、支持手段3の一部のみを仮想線で示した。
処理台1の上面は一定の幅を有しかつ長さ方向両側に垂直壁5a、5bを備えている。そして、プラズマ照射ヘッド2の先端2aは、処理台1の幅に対応する幅を有しかつ処理台1の長さ方向にのびる面状に形成されていて、一対の垂直壁5a、5bの間に挿入されている。
プラズマ照射ヘッド2は、処理台1の幅方向にのびる導波管10を備えており、導波管10には、処理台1の幅方向にのびる縦長の開口部が形成され、この開口部に放電管11が装着される。導波管10には、(図示されない)マイクロ波発生源からマイクロ波伝送路を通じて導波管10の長さ方向(処理台1の幅方向)にマイクロ波が供給されるようになっている。
放電管11は、石英ガラスやセラミック等の誘電体から形成され、両端部が閉じられるとともに、中間部は逆U字状の断面を有している。放電管11は、その周壁の一部(上部)が導波管10の内部空間に侵入し、かつ、当該周壁の一部に対向するスリット状の開口が下向きになるように配置される。このスリット状の開口は、プラズマ放出口6を形成する。
導波管10は支持ブロック12によって支持されるとともに、放電管11はこの支持ブロック12に保持される。支持ブロック12の両側には、放電管11にガスを供給するガス導入路13が設けられている。ガス導入路13は、ガス供給パイプ14を介してガス供給源15に接続される。ガス供給源15は、プラズマ生成用ガスおよび反応ガスの両方を供給するようになっていて、放電管11にプラズマ生成用ガスと反応ガスを供給し、両方のガスを略同時にプラズマ状態に励起するようになっている。
図2(A)を参照して、プラズマ照射ヘッド2の先端面2bには、処理台1の幅方向にのびるスリット状のプラズマ放出口6が設けられるとともに、処理台1の長さ方向に沿ってプラズマ放出口6の両側にそれぞれ、第1ガス排出口7、ガス噴出口8および第2ガス排出口9が並んで設けられる。この実施例では、第1ガス排出口7、ガス噴出口8および第2ガス排出口9は、それぞれ、処理台1の幅方向にのびるスリット状に形成されている。
ガス噴出口8は、処理台1の幅方向にライン状にガスを噴出可能な構成を有していればよく、この実施例のものに限定されないし、ガス排出口7、9もこの実施例の構成に限定されない。例えば、図2(B)に示されるように、ガス噴出口22およびガス排出口21、23を、処理台1の幅方向にのびる孔の列として形成することもできる。
図1および図3を参照して、ガス噴出口8には、それに沿ってのびる細長い箱型のバッファー8aが直結され、また、第1および第2ガス排出口7、9には、それぞれ、それに沿ってのびる細長い箱型のバッファー7a、9aが直結される。
バッファー8aは、ガス供給管16を介して、ファンまたはコンプレッサー等の送風手段19の送気口に接続され、送風手段19の吸気口には、ガス源20が接続される。ガス源20は、(図示されない)流量調節バルブを介して、プラズマ処理のための反応ガスまたはプラズマ処理に悪影響を及ぼさないガスまたはそれらの混合ガスを供給するようになっている。また、バッファー7a、9aには、ガス排出管17が接続され、さらに、ガス排出管17は、液体窒素トラップ18を介して送風手段19の吸気口に接続される。
そして、プラズマ処理装置が作動して、プラズマ放出口6から処理台1上の対象物14に対してライン状のプラズマが照射される間、ガス噴出口8から、プラズマ照射ヘッド2の先端面2bと、処理台1の上面と、一対の垂直壁5a、5bとによって形成された空間内に噴出されたガスが、プラズマ放出口6からのプラズマによるプラズマ処理後のガスとともに、第1および第2のガス排出口7、9からガス排出管17を通じて排出され、液体窒素トラップ18を経て浄化された後、適宜ガス源20から供給される新たなガスと混合され、再び送風手段19からガス供給管16を通じてガス噴出口8から空間内に噴出される。
かかる構成により、プラズマ処理装置が作動するとき、プラズマ照射ヘッド2および処理台1の間に形成された空間が、ガス噴出口8から噴出されるガス流のカーテンによって仕切られ、プラズマ照射ヘッド2、処理台1およびガス流のカーテンによって、プラズマ放出口6を包囲する、外部空気から遮断されたプラズマ処理空間が形成される。こうして、大気圧下において、プラズマ処理用のチャンバを使用することなくプラズマ処理を行うことが可能となる。
また、処理台1には、その上面を加熱するためのヒーター24が組み込まれており、それによって、処理台1の上面およびプラズマ処理すべき対象物4に水蒸気が付着することが防止されるようになっている。
さらに、プラズマ照射ヘッド2の支持手段3は、プラズマ照射ヘッド2を、支持台1の上面との間に一定の間隔を維持しつつ一対の垂直壁5a、5bに沿って、処理台1に対して運動させるようになっている。なお、この実施例では、プラズマ照射ヘッド2を静止した処理台1に対して運動させる構成としたが、処理台1の上面をプラズマ処理すべき対象物4の搬送面として形成し、プラズマ照射ヘッド2を静止させておいて、対象物4を処理台1の長さ方向に移動させる構成としてもよい。それによって、プラズマ処理すべき対象物4が長尺物である場合にも、プラズマ処理を効率的に行うことが可能となる。
図4は、本発明の別の実施例によるプラズマ処理装置の主要部の構成を示す斜視図であり、図5(A)は、図4に示したプラズマ処理装置の縦断面図であり、図5(B)は、同プラズマ処理装置のプラズマ照射ヘッドの先端面を下側から見た平面図である。この実施例は、図1に示した実施例と、プラズマ照射ヘッドの構成およびそれに対応する支持台の上面の構成が異なっているだけである。したがって、以下では、これらの構成の相違点を中心に説明する。
図4および図5(A)を参照して、この実施例においては、プラズマ処理すべき対象物32が置かれる処理台30と、処理台30の上方に間隔dをあけて配置され、処理台30上の対象物32に対して下向きにスポット状のプラズマを照射するプラズマ照射ヘッド31が備えられる。図示されないが、プラズマ照射ヘッド31は、図1の実施例の場合と同様の適当な支持手段によって上方から吊り下げ状態に支持されている。
プラズマ照射ヘッド31は、この実施例では、大気圧中で作動するプラズマトーチ33と、プラズマトーチ33の先端外周に設けられたフランジ部分34とから構成されている。プラズマ照射ヘッド31の先端面31aは、処理台30の上面に対向配置され、さらに、図5(B)に示されるように、該先端面31aには、中央にプラズマトーチ33の円形のプラズマ放出口35が設けられるとともに、プラズマ放出口35の外側には、第1ガス排出口36、ガス噴出口37および第2ガス排出口38が順次半径方向に間隔をあけてプラズマ放出口35に同心的に設けられている。
第1ガス排出口36、ガス噴出口37および第2ガス排出口38は、それぞれ、環状のスリットとして形成されている。ガス噴出口37は、プラズマ放出口35を取り巻く環状にガスを噴出可能な構成を有していればよく、この実施例のものに限定されないし、ガス排出口36、38もこの実施例の構成に限定されない。例えば、ガス噴出口37およびガス排出口36、38を、環状に配置された孔の列として形成することもできる。
ガス噴出口37には、それに沿ってのびる環状箱型のバッファー37aが直結され、また、第1および第2ガス排出口36、38には、それぞれ、それに沿ってのびる環状箱型のバッファー36a、38aが直結される。そして、図示はされないが、図1の実施例の場合と同様に、これらのバッファー36a〜38aと、送風手段と、ガス源と、液体窒素トラップとが、ガス供給管およびガス排出管によって互いに接続され、ガス循環系が構成される。
そして、プラズマ処理装置が作動して、対象物32に対してプラズマ放出口35がスポット状のプラズマが照射されている間、ガス噴出口37から、プラズマ照射ヘッド31の先端面31aと、処理台30の上面とによって形成された空間内に噴出されたガスが、プラズマ放出口35からのプラズマによるプラズマ処理後のガスとともに、第1および第2のガス排出口36、38からガス排出管を通じて排出され、液体窒素トラップを経て浄化された後、適宜ガス源から供給される新たなガスと混合され、再び送風手段からガス供給管を通じてガス噴出口37から空間内に噴出される。
かかる構成により、プラズマ処理装置が作動するとき、プラズマ照射ヘッド31および処理台30の間に形成された空間が、ガス噴出口37から噴出されるガス流の環状のカーテンによって仕切られ、プラズマ照射ヘッド31、処理台30およびガス流のカーテンによって、プラズマ放出口35を包囲する、外部空気から遮断されたプラズマ処理空間が形成され、大気圧下において、プラズマ処理用のチャンバを使用することなくプラズマ処理を行うことが可能となる。
この実施例においても、図1の実施例の場合と同様、処理台30の上面を加熱するヒーターを組み込むこと、また、プラズマ処理ヘッド31を処理台30に対して移動させること、あるいは、処理台31の上面をプラズマ処理すべき対象物32の搬送面として形成することができる。
こうして、本実施例においても図1の実施例の場合と同様の効果が得られる。
本発明の1実施例によるプラズマ処理装置の主要部の構成を示す斜視図である。 (A)は、図1に示したプラズマ処理装置のプラズマ照射ヘッドの先端面を下側から見た平面図であり、(B)は、プラズマ照射ヘッドの先端面の変形例を示した平面図である。 図1のプラズマ処理装置の側断面図であって、該プラズマ処理装置のガス循環系を説明した図である。 本発明の別の実施例によるプラズマ処理装置の主要部の構成を示す斜視図である。 (A)は、図4に示したプラズマ処理装置の縦断面図であり、(B)は、同プラズマ処理装置のプラズマ照射ヘッドの先端面を下側から見た平面図である。
符号の説明
1 処理台
2 プラズマ照射ヘッド
2b 先端面
3 支持手段
4 プラズマ処理すべき対象物
5a、5b 垂直壁
6 プラズマ放出口
6a バッファー
7 第1ガス排出口
8 ガス噴出口
8a バッファー
9 第2ガス排出口
9a バッファー
10 導波管
11 放電管
12 支持ブロック
13 ガス導入路
14 ガス供給パイプ
15 ガス供給源
16 ガス供給管
17 ガス排出管
18 液体窒素トラップ
19 送風手段
20 ガス源
24 ヒーター

Claims (11)

  1. プラズマ処理すべき対象物が置かれる処理台と、
    前記処理台の上方に間隔をあけて配置され、前記処理台上の前記対象物に対して下向きにライン状のプラズマを照射するプラズマ照射ヘッドと、
    前記プラズマ照射ヘッドを支持する支持手段と、を備え、
    前記処理台の上面は一定の幅を有しかつ長さ方向両側に垂直壁を備え、前記プラズマ照射ヘッドの先端は、前記処理台の幅に対応する幅を有しかつ前記処理台の長さ方向にのびる形状を有していて、一対の前記垂直壁の間に挿入され、前記プラズマ照射ヘッドの先端面が前記処理台の上面に対向し、さらに、該先端面には、前記処理台の幅方向にのびるスリット状のプラズマ放出口が設けられるとともに、前記処理台の長さ方向における前記プラズマ放出口の両側に少なくとも各1つのガス噴出口およびガス排出口が設けられ、前記ガス噴出口は、ガス供給管を介してガス源に接続されて、プラズマ処理のための反応ガスまたはプラズマ処理に悪影響を及ぼさないガスを前記処理台の幅方向にライン状に噴出するようになっており、前記ガス排出口はガス排出管を介して排気手段に接続されているものであることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記プラズマ照射ヘッドの先端面の前記ガス噴出口および前記ガス排出口は、それぞれ、前記処理台の幅方向にのびるスリット状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記プラズマ照射ヘッドの先端面の前記ガス噴出口および前記ガス排出口は、それぞれ、前記処理台の幅方向にのびる孔の列として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記プラズマ照射ヘッドの支持手段は、前記プラズマ照射ヘッドを前記一対の垂直壁に沿って前記処理台に対して運動させるようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記処理台の上面は、前記対象物を前記処理台の長さ方向に移動させる搬送面を形成していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  6. プラズマ処理すべき対象物が置かれる処理台と、
    前記処理台の上方に間隔をあけて配置され、前記処理台上の前記対象物に対して下向きにスポット状のプラズマを照射するプラズマ照射ヘッドと、
    前記プラズマ照射ヘッドを支持する支持手段と、を備え、
    前記プラズマ照射ヘッドの先端面は、前記処理台の上面に対向し、さらに、該先端面には、中央に円形のプラズマ放出口が設けられるとともに、前記プラズマ放出口の外側には、少なくとも各1つのガス噴出口およびガス排出口が前記プラズマ放出口に同心的に設けられ、前記ガス噴出口は、ガス供給管を介してガス源に接続されて、プラズマ処理のための反応ガスまたはプラズマ処理に悪影響を及ぼさないガスを前記プラズマ放出口を取り巻く環状に噴出するようになっており、前記ガス排出口はガス排出管を介して排気手段に接続されているものであることを特徴とするプラズマ処理装置。
  7. 前記プラズマ照射ヘッドの先端面の前記ガス噴出口および前記ガス排出口は、それぞれ、環状のスリットとして形成されていることを特徴とする請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記プラズマ照射ヘッドの先端面の前記ガス噴出口および前記ガス排出口は、それぞれ、環状に配置された孔の列として形成されていることを特徴とする請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記プラズマ照射ヘッドの支持手段は、前記プラズマ照射ヘッドを前記処理台に対して運動させるようになっていることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記処理台の上面は、前記対象物を移動させる搬送面を形成していることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記処理台には、その上面を加熱するためのヒーター手段が組み込まれていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
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