JP4429681B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、処理ガスを電極間でプラズマ化して吹出し口から被処理物へ向けて吹出す所謂リモート式のプラズマ処理装置に関する。
例えば、特許文献1、2に開示されているように、この種のプラズマ処理装置は、一対の電極を備えている。これら電極の間に処理ガスを通す通路が形成されている。この電極間通路に単一の吹出し口がストレートに連なっている。電極間通路に導入された処理ガスは、電極間に印加された電界によりプラズマ化される。そして、吹出し口から吹出され、被処理物に当てられる。これによって、被処理物のプラズマ表面処理が行なわれる。
特開平6−108257号公報(第1頁) 特開平11−335868号公報(第1頁)
電極間通路からストレートに単一の吹出し口が連なる構造では、プラズマの照射範囲が局所的であり、一度に広範囲な処理ができないだけでなく、当該局所の処理が済んだ後は処理ガスの処理能力が未だ残っていても排気されることになり、プラズマの利用効率が十分でない。
上記問題点を解決するため、本発明に係るプラズマ処理装置は、間に処理ガスの通路を形成する一対の電極と、前記電極間通路の下流側に配された拡散器を備え、前記拡散器には、前記電極間通路から延展する拡散路と、この拡散路の随所に設けられた複数の吹出し路とが形成され、前記電極間通路に近い吹出し路ほど遠い吹出し路より狭いことを特許請求しない特徴とする。これによって、広範囲にわたって一度に処理できるとともにプラズマの利用効率を向上させることができ、処理効率を高めることができる。加えて、電極間通路に近い吹出し路からプラズマが出過ぎないようにでき、電極間通路から遠い吹出し路からのプラズマ吹出し量を十分に確保でき、処理の均一化を図ることができる。拡散路の延展距離は、電極間通路からのプラズマガスが活性度を有効に維持しつつ拡散できる大き
さに設定する。
前記電極間通路に近い吹出し路の入口が、電極間通路から遠い吹出し路の入口より狭く、入口より先ではこれら吹出し路が互いに略等大であることが望ましい。すなわち、電極間通路に近い吹出し路の入口より先の部分は、電極間通路から遠い吹出し路と同程度の大きさであることが望ましい。これによって、電極間通路に近い吹出し路の狭い入口を高速で通過したガス流をその先で膨張・減速させることができる。
前記一対の電極が、長尺状をなし、前記拡散器の拡散路が、前記電極の一長手側縁どうしの間の略全長にわたって連なるとともに電極と直交する方向に面状に延展し、各吹出し路が、電極と同方向に延びていることが望ましい。これによって、広い面積にわたって一度に処理を行なうことができる。
前記拡散器の複数の吹出し路の先(下流側)にこれら吹出し路からのガス流を均一化する整流板を設けてもよい。これによって、処理の一層の均一化を図ることができる。
また、本発明に係るプラズマ処理装置は、間に処理ガスの通路を形成する一対の電極と、前記電極間通路の下流側に配された拡散器を備え、前記拡散器には、前記電極間通路から延展する拡散路と、この拡散路の随所に設けられた複数の吹出し路とが形成され、各吹出し路にその開度を調節する開度調節手段が設けられていることを特許請求しない特徴とする。これによって、広範囲にわたって一度に処理できるとともにプラズマの利用効率を向上させることができ、処理効率を高めることができる。加えて、各吹出し路からのプラズマ吹出し量を調節でき、処理の均一化を図ることができる。
前記開度調節手段によって、前記電極間通路に近い吹出し路ほど遠い吹出し路より狭くなるように設定されていることが望ましい。これによって、電極間通路に近い吹出し路からプラズマが出過ぎないようにでき、電極間通路から遠い吹出し路からのプラズマ吹出し量を十分に確保でき、処理の一層の均一化を図ることができる。
前記開度調節手段は、吹出し路の入口のみを開度調節するようになっており、前記電極間通路に近い吹出し路と遠い吹出し路の入口より先の部分どうしは、互いに等大であることが望ましい。これによって、狭い入口を高速で通過したガス流をその先で膨張・減速させることができ、濃度の平均化を図ることができる。
前記開度調節手段が、吹出し路の入口に出没可能な絞り板と、この絞り板の出没量を調節する出没量調節機構とを有していることが望ましい。これによって、吹出し路の入口を確実に開度調節できる。
前記拡散器が、前記電極と接合された拡散器本体と、この器本体の前記電極とは逆側部に設けられ、吹出し路を構成する吹出し路構成板とを有し、これら器本体と吹出し路構成板の間に前記拡散路が形成され、前記絞り板が、前記吹出し路構成板の拡散路側の面にスライド可能に設けられていることが望ましい。
本発明は、間に処理ガスの通路を形成する一対の電極と、前記電極間通路の下流側に配された拡散器を備え、前記拡散器には、前記電極間通路から延展する拡散路と、この拡散路の随所に設けられた複数の吹出し路とが形成され、各吹出し路にその開度を調節する開度調節手段が設けられており、前記開度調節手段は、吹出し路の入口のみを開度調節するようになっており、前記電極間通路に近い吹出し路と遠い吹出し路の入口より下流側吹出し口どうしは、互いに同じ開度であり、前記開度調節手段が、吹出し路の入口に出没可能な絞り板と、この絞り板の出没量を調節する出没量調節機構とを有しており、前記拡散器が、前記電極と接合された拡散器本体と、この器本体の前記電極とは逆側部に設けられ、吹出し路を構成する吹出し路構成板とを有し、これら器本体と吹出し路構成板の間に前記拡散路が形成され、前記絞り板が、前記吹出し路構成板の拡散路側の面にスライド可能に設けられており、前記出没量調節機構が、前記吹出し路構成板に変位可能に設けられたカムと、前記絞り板に形成され、前記カムとのカム作用を起こすカムフォロアとによって構成されていることを特許請求する第1の特徴とする。これによって、出没量調節機構の構成を簡易化できる。
前記カムが、前記吹出し路構成板の拡散路側の面と直交する回転軸まわりに回転可能な偏芯カムであり、前記絞り板に形成されたカムフォロアが、前記偏芯カムが嵌め込まれるとともに前記スライド方向と直交する向きに延びる長孔であることが望ましい。これによって、出没量調節機構の構成を簡易化できる。また、後述するように絞り板が前記スライド方向と直交する向きに延びる長板状の場合、カムフォロア用の長孔は、絞り板の伸縮許容手段にもなる。
本発明は、間に処理ガスの通路を形成する一対の電極と、前記電極間通路の下流側に配された拡散器を備え、前記拡散器には、前記電極間通路から延展する拡散路と、この拡散路の随所に設けられた複数の吹出し路とが形成され、各吹出し路にその開度を調節する開度調節手段が設けられており、前記開度調節手段は、吹出し路の入口のみを開度調節するようになっており、前記電極間通路に近い吹出し路と遠い吹出し路の入口より下流側吹出し口どうしは、互いに同じ開度であり、前記開度調節手段が、吹出し路の入口に出没可能な絞り板と、この絞り板の出没量を調節する出没量調節機構とを有しており、前記拡散器が、前記電極と接合された拡散器本体と、この器本体の前記電極とは逆側部に設けられ、吹出し路を構成する吹出し路構成板とを有し、これら器本体と吹出し路構成板の間に前記拡散路が形成され、前記絞り板が、前記吹出し路構成板の拡散路側の面にスライド可能に設けられており、前記一対の電極が、長尺状をなし、前記拡散器の拡散路が、前記電極の一長手側縁どうし間の略全長にわたって連なるとともに電極と直交する方向に面状に延展し、前記吹出し路構成板が、複数有って前記電極と同方向に延びるとともに互いに幅方向すなわち前記直交方向に間隔を空けて並べられ、隣り合う吹出し構成板どうしの間に前記吹出し路が形成され、各吹出し路構成板には前記絞り板が同方向に延びるようにして設けられていることを特許請求する第2の特徴とする。これによって、長板状の吹出し路構成板によってスリット状の吹出し路を簡易に構成でき、長板状の絞り板によって上記スリット状吹出し路の全長にわたって入口の開度調節を容易に行なうことができる。そして、広い面積にわたって処理を一度に効率的に行なうことができる。
前記吹出し路構成板の長手方向の端部が、前記拡散器本体に長手方向への伸縮を許容されるようにして支持されていることが望ましい。これによって、吹出し路構成板の熱膨張・熱収縮を許容することができる。
前記絞り板の長手方向の中央部が、連結部材を介して前記吹出し路構成板に前記スライドを許容されるようにして連結され、前記出没量調節機構が、前記絞り板の長手方向の端部に配され、しかも該絞り板の伸縮を許容していることが望ましい。これによって、絞り板の熱膨張を許容することができる。
隣り合う2つの吹出し路構成板のうちの一方に、前記スライド可能な絞り板(以下「スライド絞り板」という。)が設けられ、他方の吹出し路構成板には、該吹出し路構成板と同方向に延びる固定絞り板が、前記スライド絞り板へ向けて突出するようにして設けられ、これら固定絞り板とスライド絞り板との間に、前記吹出し路の入口が形成されていることが望ましい。
前記固定絞り板の長手方向の中央部は、連結固定部材を介して前記吹出し路構成板に固定され、固定絞り板の長手方向の端部は、前記吹出し路構成部材に長手方向への伸縮を許容されるようにして連結されていることが望ましい。これによって、固定絞り板の熱膨張・熱収縮を許容することができる。
前記拡散路には、前記連結部材と連結固定部材が前記直交方向に一列に並んで配置されており、この列の両側には、ガス流を前記電極間空間から遠ざかるにしたがって前記列に向けて偏らせる整流板部を設けるのが望ましい。これによって、連結部材と連結固定部材の列に対応する部分での処理ムラを防止することができる。
前記電極の対が複数並べられ、前記拡散路には、隣り合う電極間通路の中間に対応する位置に隔壁が設けられていてもよい。これによって、拡散路を全体として大きくできるとともに、活性度の低下した処理ガスが隣の電極間通路からの処理ガスに混合されるのを防止できる。
本発明は、略常圧(大気圧近傍の圧力)の環境でのプラズマ処理に好適である。本発明における略常圧とは、1.333×104〜10.664×104Paの範囲を言う。中でも、9.331×104〜10.397×104Paの範囲は、圧力調整が容易で装置構成が簡便になり、好ましい。
本発明によれば、広範囲にわたって一度に処理できるとともにプラズマの利用効率を向上させることができ、処理効率を高めることができる。加えて、電極間通路に近い吹出し路からプラズマが出過ぎないようにするなど、各吹出し路からのプラズマ吹出し量を調節でき、処理の均一化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の特許請求しない第1実施形態に係る常圧プラズマ処理装置M1を示したものである。装置M1は、チャンバー9を備え、このチャンバー9内に処理ヘッド1とステージ4が収容されている。チャンバー9の例えば上端部には、雰囲気ガス源2Cからの空気や不活性ガス等の雰囲気ガスを受容れる受容れポート9aが設けられ、下端部には排気ポート9bが設けられている。これにより、チャンバー9内が、上記雰囲気ガスで満たされている。なお、チャンバー9内の圧力は略常圧になっている。
チャンバー9内のステージ4は、図示しない移動手段によって水平移動されるようになっている。ステージ4上にはシリコンウェハーやガラス基材等の被処理物Wがセットされる。この上方に処理ヘッド1が配置されている。
処理ヘッド1は、図示しない架台に支持されたヘッド本体1Xと、このヘッド本体1Xの下側に連結固定された拡散器10とを有している。ヘッド本体1Xには、一対の電極31,32が収容されている。電極31,32は、図1の紙面に直交する前後方向に延びる長尺状をなしている。一方の電極31は、給電線3aを介して電源3(電界印加手段)に接続され、ホット電極を構成している。他方の電極32は、接地線3bを介して接地され、アース電極を構成している。電極31,32の対向面には、アルミナ等からなる固体誘電体層が被膜されている(図6の符号33参照)。
電源3は、例えばパルス状の電圧を出力するようになっている。このパルスの立上がり時間及び/又は立下り時間は、10μs以下、パルス継続時間は、200μs以下、電界強度は1〜1000kV/cm、周波数は0.5kHz以上であることが望ましい。
一対の電極31,32の間に、通路30aが形成されている。電極間通路30aの上端部には、ガス供給ライン2bを介して処理ガス供給源2Aが接続されている。処理ガス供給源2Aは、処理目的に応じた処理ガスを貯えるとともに所要量を供給ライン2b経由で電極間通路30aに送るようになっている。なお、図示は省略するが、ヘッド本体1Xには、ライン2bからの処理ガスを前後長手方向に均一に拡散させて電極間通路30aへ導入する均一導入部が設けられている。
本発明の要部に係る拡散器10について説明する。
拡散器10は、器本体11と吹出し路構成部材12とを有している。器本体11は、上板とその四辺に設けられた低い周側壁とを有して扁平状をなし、下端が開放されている。器本体11の上板の左右中央部には、電極31,32と略同じ長さだけ前後に延びる導入路11aが形成されている。この導入路11aが、電極31,32の対向面の下側の長手側縁どうし間に形成された電極間通路30aの下流端にストレートに連なっている。
吹出し路構成部材12は、器本体11と同面積の扁平状をなし、器本体11の周側壁の下端部に連結され、器本体11の下端開放部を塞いでいる。器本体11と吹出し路構成部材12との間には、面状の拡散路10aが形成されている。拡散路10aの中央部に導入路11aが連なっている。拡散路10aは、導入路11aと同寸法の前後長さを有するとともに導入路11aを中心として左右に延展している。拡散路10aの延展幅は、電極間通路30aからのプラズマガスが活性度を有効に維持しつつ拡散できる距離に設定されている。
拡散器10の吹出し路構成部材12には、該部材12を上下厚さ方向に貫通する吹出し路12aが複数形成されている。吹出し路12aは、前後方向に延びるとともに互いに左右に等間隔置きに配置されている。
各吹出し路12aは、入口で狭く、その先で広くなっている。すなわち、吹出し路12aは、上側の幅狭部12bと下側の幅広部12cの二段構造になっている。幅狭部12bは、拡散路10aに連なり、拡散路10aからの入口を構成している。その先の幅広部12cは、吹出し路構成部材12の下面に開口し、吹出し口を構成している。
拡散器10において中央すなわち電極間通路30aに近い吹出し路12aの入口12bほど一層幅狭になり、左右両側すなわち電極間通路30aから遠い吹出し路12aの入口12bほど相対的に幅広になっている。一方、これら吹出し路12aの幅広部12cどうしは、互いに等幅になっている。
上記構成の常圧プラズマ処理装置M1によるプラズマ処理方法を説明する。
供給源2Aからの処理ガスが、電極間通路30aに導入される。これと併行して、電源3によって電極31,32間にパルス電界が印加される。これによって、通路30a内にグロー放電が形成され、処理ガスがプラズマ化(活性化)される。このプラズマガスが、導入路11aを経て拡散路10aに入り、左右に拡散する。そして、各吹出し路12aを通過して吹出される。これによって、ステージ4上の被処理物Wにプラズマを一度に広範囲に照射できるとともに、プラズマの利用効率を高めることができる。
上記拡散路10aにおいて、電極間通路30aに近い中央付近ではプラズマガスの活性度が大きく、左右両側へ拡散するにしたがって活性度が小さくなっていく。一方、中央寄りでは左右両側より吹出し路12aの入口12bが狭くなっているので、プラズマガスが中央寄りの吹出し路12aから出過ぎないようにすることができ、拡散路10aの左右両側へも十分に送られるようにすることができ、左右両側の吹出し路12aでも十分なプラズマ吹出し量を確保することができる。これによって、処理の均一化を図ることができる。しかも、中央寄りの吹出し路12aの入口12bより先の部分12cでは、左右両側の吹出し路12aと同程度に幅広になっているので、狭い入口12bを高速で通過したガスを膨張させて流速を抑えるとともに濃度分布を平均化することができる。これによって、処理の一層の均一化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。以下の実施形態において、既述の実施形態と同様の事項に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図2は、本発明の特許請求しない第2実施形態を示したものである。第2実施形態の常圧プラズマ処理装置M2では、拡散器10の吹出し路構成部材12より下側に例えば多孔板からなる整流板13が設けられている。拡散器10の各吹出し路12aから吹出されたプラズマガスは、吹出し路構成部材12と整流板13との間で均一化され、整流板13の多数の孔(図示せず)を通って被処理物Wに吹付けられる。これによって、吹出し口12aと吹出し口12aの間の部分に対応する位置でも、各吹出し口12の真下に対応する位置と殆ど同程度に処理でき、より一層の均一処理を実現できる。
次に、本発明の第1、第2の特徴に係る第3実施形態を説明する。
図3および図4に示すように、第3実施形態に係る常圧プラズマ処理装置M3のヘッド本体1Xには、長尺電極31,32の対が左右に離れて2つ(複数)設けられている。電源3からの給電線3aが分岐して各電極対の電界印加電極31に接続されている。なお、電源3を2つ(複数)設け、2つの電界印加電極31に別々に接続することにしてもよい。また、処理ガス供給源2Aからのガス供給ライン2bが分岐して、各電極対の電極間通路30aに接続されている。拡散器本体11の上板14には、各電極間通路30aに対応する2条のスリット状導入路11a(図6(A))が形成されている。
図4に示すように、装置M3の拡散器10の底部には、複数の吹出し路構成板15が設けられている。図6(A)に示すように、拡散器本体11の上板14と複数の吹出し路構成板15との間に拡散路10aが形成されている。
なお、図3および図4に示すように、拡散路10aの左右中央部には、隔壁19が設けられている。これによって、拡散路10aが、左右2つに仕切られ、左右それぞれの電極間通路30aに連なっている。
図4に示すように、吹出し路構成板15は、前後に延びる長板状をなし、互いに左右に等間隔置きに並べられている。図6(A)に示すように、隣り合う吹出し構成板15どうしの間に吹出し路12aの幅広部12cが形成されている。複数の幅広部12cは、互いに等幅になっている。
図5に示すように、各吹出し路構成板15の前後両端部は、拡散器本体11の底部にボルト51を介して支持されている。吹出し路構成板15におけるボルト51用の挿通孔は、長軸を前後に向けた長孔15aになっている。これによって、吹出し路構成板15の両端部の長手方向への移動が許容され、ひいては吹出し路構成板15の伸縮(熱膨張・熱収縮)が許容されている。
図4〜図6に示すように、各吹出し路構成板15の上面の一方の側縁には、スライド絞り板16が設けられ、他方の側縁には、固定絞り板17が設けられている。隣り合う吹出し路構成板15のうち一方の板15の固定絞り板17と、他方の板15のスライド絞り板16との間に、吹出し路12aの幅狭な入口12bが形成されている。
固定絞り板17は、前後に細長く延びるとともに吹出し路構成板15の側縁より突出されている。図5および図6(A)に示すように、固定絞り板17の長手方向の中央部は、吹出し路構成板15の中央部にホルダ72付きボルト71(連結固定部材)にて固定(移動不能に連結)されている。一方、図5および図6(B)に示すように、固定絞り板17の前後両端部は、吹出し路構成板15の両端部にホルダ74付きボルト73にて連結されている。固定絞り板17におけるボルトホルダ74用の挿通孔は、長軸を前後に向けた長孔17aになっている。これによって、固定絞り板17の両端部の長手方向への移動が許容され、ひいては固定絞り板17の伸縮(熱膨張・熱収縮)が許容されている。
図4に示すように、スライド絞り板16は、前後に細長く延びている。図5および図6(A)に示すように、スライド絞り板16の長手方向の中央部は、吹出し路構成板15の中央部にホルダ62付きボルト61(連結部材)にて連結されている。スライド絞り板16におけるボルトホルダ62用の挿通孔は、長軸を左右に向けた長孔16aになっている。これによって、スライド絞り板16の左右スライドが許容され、吹出し路構成板15の側縁より突出可能(吹出し路12aに出没可能)になっている。
図5および図6(B)に示すように、スライド絞り板16の前後両端部は、ホルダ64付きボルト63を介して吹出し路構成板15の両端部にそれぞれ連結されている。ボルトホルダ64は、垂直なボルト63を回転軸にして回転可能になっている。ボルトホルダ64には、ボルト63に対して偏芯した円形状のカム65が形成されている。この偏芯カム65が、スライド絞り板16に形成された孔16b(カムフォロア)に嵌め込まれている。この孔16bは、長軸を前後に向けた長孔になっている。これによって、スライド絞り板16の両端部の長手方向への移動が許容され、ひいてはスライド絞り板16の伸縮(熱膨張・熱収縮)が許容されている。また、ボルトホルダ64すなわち偏芯カム65を回すと、該偏芯カム65と長孔16bの内周面とのカム作用によって、スライド絞り板16が左右に変位し、吹出し路構成板15の側縁からの突出量すなわち吹出し路12aへの出没量を調節できるようになっている。偏芯ガム65と長孔16bによって、「出没量調節機構」が構成されている。この「出没量調節機構」とスライド絞り板16によって「吹出し路12aの開度調節手段」が構成されている。
図4〜図6に示すように、装置M3の各拡散路10aにおいて、電極間通路10aに近いスライド絞り板16ほど、吹出し路構成板15の側縁からの突出量が大きくなるように設定されている。ひいては、電極間通路10aに近い吹出し路12aほど、入口12bが狭くなるように設定されている。
なお、図3および図6(A)に示すように、拡散器10の一部のボルト61,71は、器本体11の上板14より上方に大きく突出している。詳細な図示は省略するが、これら突出ボルト61,71の上端部は、ヘッド本体1Xに連結されている。これによって、拡散器10がヘッド本体1Xの下方に吊り下げられた状態になっている。この突出ボルト61,71のホルダ(図6(A)においてボルト71用のホルダ72Aのみ図示)は、拡散器本体11の上板14に突き当たる厚さを有し、上板14と絞り板16,17の間隔を維持するスペーサの役目を担っている。
図4および図5に示すように、装置M3の拡散路10aには、スライド絞り板16上のホルダ62付きボルト61と、固定絞り板17上のホルダ72付きボルト71とが、左右に一列に並んで配置されている。これら一列をなすボルト61,71間には、1つ置きに整流片80が配置されている。整流片80は、各吹出し路構成板15上の2つの絞り板16,17間に跨り、吹出し路12aを遮ることがないように配されている。図7に示すように、整流片80は、底板部81と、この底板部81の前後両縁を上に折り曲げてなる一対の整流板部82とを有している。底板部81の左右の縁には、半円上の凹部81aが形成されており、この凹部81aにホルダ62,72が嵌め込まれている。底板部81は、電極間通路30aから遠ざかる方向に向かって幅細になるように平面視台形状をなしている。これに伴い、一対の整流板部82は、電極間通路30aから遠ざかるにしたがってボルト61,71の列に近づくように斜めになっている。
なお、電極間通路30aのちょうど真下に配置された整流片80Aの底板部81は、台形ではなく、長方形状になっており、これに伴い、一対の整流板部82は、まっすぐ左右方向を向いている。
装置M3によれば、スライド絞り板16の突出量を調節することによって、吹出し路12aの絞り量を調節することができる。これによって、処理の一層の均一化を図ることができる。スライド絞り板16の突出量調節は、両端のホルダ64を回すことによって簡単に行なうことができる。
図5の矢印線に示すように、拡散路10aの前後方向の中央部においては、整流片80の整流板部82によってガス流をボルト61,71側に寄るように導くことができる。これによって、ボルト61,71が一列に配置されていても、処理ムラが出来るのを防止できる。
拡散器10の2つの拡散路10aは、隔壁19によって互いに隔てられているので、活性度の落ちた処理ガスが、他の電極間通路30aからの処理ガスと混ざるのを防止することができる。
一般に、処理ガスや被処理物Wは、処理効率の確保のために高温化される。この熱によって拡散器10の各板15,16,17が加熱される。一方、これら板15,16,17の両端部のボルト連結用孔15a,16b,17aは、長孔になっており、板15,16,17の熱膨張を許容することができる。これによって、板15,16,17内に熱応力が形成されるのを防止できる。
スライド絞り板16の長孔16bは、前記突出量調節用のカムフォロアとしての役目と熱膨張の許容手段としての役目の両方を担っている。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の改変をなすことができる。
例えば、電極間通路に近い吹出し路の入口だけでなく全体が、電極間通路から遠い吹出し路より狭くなっていてもよい。
各吹出し路(特に電極間通路から遠い吹出し路)の入口とその先の部分とは、等幅になっていてもよい。
間隔調節手段、出没量調節機構等は、上記実施形態に限られない。
拡散路は、複数段に分岐するツリー状をなしていてもよい。
本発明は、グロー放電に限らず、コロナ放電や沿面放電によるプラズマ処理にも適用でき、略常圧下に限らず、減圧下でのプラズマ処理にも適用でき、CVD(成膜)、洗浄、表面改質、エッチング、アッシングなどの種々のプラズマ処理にあまねく適用できる。
実施例を説明する。本発明が以下の実施例に限定されないことは言うまでもない。
第1実施形態の装置M1を用いて、フォトレジストのアッシング処理を行なった。処理ガスとしてOを用い、雰囲気ガスは、大気とした。印加電圧は、15kVとし、周波数は、20kHzとした。そして、被処理物W上の各位置におけるアッシングレートを測定した。なお、参考のために、同装置M1において複数の吹出し路12aの入口12bの幅を互いに同一とした場合についても同様の条件下で処理し、測定を行なった。
結果を図8に示す。
参考例(吹出し路12aの入口12bが同幅)では、レートが中央部で高く、周辺部に向かうにしたがって低くなった。これに対し、本発明態様(電極間通路30aに近い吹出し路12aほど入口12が幅狭)では、周辺部においても中央部と同様のレートを得ることができた。
第2実施形態の整流板13付き装置M2を用いて、上記実施例1と同条件下でアッシング処理を行ない、被処理物W上の各位置におけるアッシングレートを測定した。参考のために、同装置M2において整流板13を取り外した場合(装置M1相当)についても同様の条件下で処理し、測定を行なった。
結果を図9に示す。
整流板13無しでは、レートが多少ばらついたのに対し、整流板13付きでは、ほぼ均一化でき、吹出し口12aと吹出し口12aの間の部分に対応する位置でも、各吹出し口12の真下に対応する位置と殆ど同程度に処理できることが判明した。
本発明の第1実施形態に係る常圧プラズマ処理装置の概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る常圧プラズマ処理装置の概略構成図である。 本発明の第3実施形態に係る常圧プラズマ処理装置の処理ヘッドの斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う前記処理ヘッドの拡散器の上板を省いた平面図である。 前記拡散器の一部を拡大して示す平面図である。 図5のVIA−VIA線に沿う前記処理ヘッドの断面図である。 図5のVIB−VIB線に沿う前記処理ヘッドの断面図である。 前記拡散器の整流片の斜視図である。 実施例1の結果を示すグラフである。 実施例2の結果を示すグラフである。
符号の説明
M1〜M3 常圧プラズマ処理装置
W 被処理物
1 処理ヘッド
10 拡散器
10a 拡散路
11 拡散器本体
12 吹出し路構成部材
12a 吹出し路
12b 吹出し路の入口(幅狭部)
12c 吹出し口(幅広部)
15 吹出し路構成板
15a 吹出し路構成板の両端部の長孔
16 スライド絞り板
16a スライド絞り板の中央部の長孔
16b スライド絞り板の両端部の長孔(カムフォロア)
17 固定絞り板
17a 固定絞り板の両端部の長孔
19 隔壁
30a 電極間通路
31,32 電極
61 ボルト(連結部材)
63 ボルト(回転軸)
65 偏芯カム
71 ボルト(連結固定部材)
82 整流板部

Claims (10)

  1. 間に処理ガスの通路を形成する一対の電極と、前記電極間通路の下流側に配された拡散器を備え、前記拡散器には、前記電極間通路から延展する拡散路と、この拡散路の随所に設けられた複数の吹出し路とが形成され、各吹出し路にその開度を調節する開度調節手段が設けられており、前記開度調節手段は、吹出し路の入口のみを開度調節するようになっており、前記電極間通路に近い吹出し路と遠い吹出し路の入口より下流側吹出し口どうしは、互いに同じ開度であり、前記開度調節手段が、吹出し路の入口に出没可能な絞り板と、この絞り板の出没量を調節する出没量調節機構とを有しており、前記拡散器が、前記電極と接合された拡散器本体と、この器本体の前記電極とは逆側部に設けられ、吹出し路を構成する吹出し路構成板とを有し、これら器本体と吹出し路構成板の間に前記拡散路が形成され、前記絞り板が、前記吹出し路構成板の拡散路側の面にスライド可能に設けられており、前記出没量調節機構が、前記吹出し路構成板に変位可能に設けられたカムと、前記絞り板に形成され、前記カムとのカム作用を起こすカムフォロアとによって構成されていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記カムが、前記吹出し路構成板の拡散路側の面と直交する回転軸まわりに回転可能な偏芯カムであり、前記絞り板に形成されたカムフォロアが、前記偏芯カムが嵌め込まれるとともに前記スライド方向と直交する向きに延びる長孔であることを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  3. 間に処理ガスの通路を形成する一対の電極と、前記電極間通路の下流側に配された拡散器を備え、前記拡散器には、前記電極間通路から延展する拡散路と、この拡散路の随所に設けられた複数の吹出し路とが形成され、各吹出し路にその開度を調節する開度調節手段が設けられており、前記開度調節手段は、吹出し路の入口のみを開度調節するようになっており、前記電極間通路に近い吹出し路と遠い吹出し路の入口より下流側吹出し口どうしは、互いに同じ開度であり、前記開度調節手段が、吹出し路の入口に出没可能な絞り板と、この絞り板の出没量を調節する出没量調節機構とを有しており、前記拡散器が、前記電極と接合された拡散器本体と、この器本体の前記電極とは逆側部に設けられ、吹出し路を構成する吹出し路構成板とを有し、これら器本体と吹出し路構成板の間に前記拡散路が形成され、前記絞り板が、前記吹出し路構成板の拡散路側の面にスライド可能に設けられており、前記一対の電極が、長尺状をなし、前記拡散器の拡散路が、前記電極の一長手側縁どうし間の略全長にわたって連なるとともに電極と直交する方向に面状に延展し、前記吹出し路構成板が、複数有って前記電極と同方向に延びるとともに互いに幅方向すなわち前記直交方向に間隔を空けて並べられ、隣り合う吹出し構成板どうしの間に前記吹出し路が形成され、各吹出し路構成板には前記絞り板が同方向に延びるようにして設けられていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 前記吹出し路構成板の長手方向の端部が、前記拡散器本体に長手方向への伸縮を許容されるようにして支持されていることを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記絞り板の長手方向の中央部が、連結部材を介して前記吹出し路構成板に前記スライドを許容されるようにして連結され、
    前記出没量調節機構が、前記絞り板の長手方向の端部に配され、しかも該絞り板の伸縮を許容していることを特徴とする請求項またはに記載のプラズマ処理装置。
  6. 隣り合う2つの吹出し路構成板のうちの一方に、前記スライド可能な絞り板が設けられ、他方の吹出し路構成板には、該吹出し路構成板と同方向に延びる固定絞り板が、前記スライド絞り板へ向けて突出するようにして設けられ、これら固定絞り板とスライド絞り板との間に、前記吹出し路の入口が形成されていることを特徴とする請求項の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記固定絞り板の長手方向の中央部は、連結固定部材を介して前記吹出し路構成板に固定され、固定絞り板の長手方向の端部は、前記吹出し路構成部材に長手方向への伸縮を許容されるようにして連結されていることを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記拡散路には、前記連結部材と連結固定部材の一部が前記直交方向に一列に並んで配置されており、この列の両側には、ガス流を前記電極間空間から遠ざかるにしたがって前記列に向けて偏らせる整流板部を設けたことを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記開度調節手段によって、前記電極間通路に近い吹出し路ほど遠い吹出し路より狭くなるように設定されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記電極の対が複数並べられ、前記拡散路には、隣り合う電極間通路の中間に対応する位置に隔壁が設けられていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
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