JP2008077199A - クロック生成装置、及び、クロック生成装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

クロック生成装置、及び、クロック生成装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数拡散技術を適用したクロック生成装置において、周波数拡散クロックを用いて、クロックが所定の周波数で発振されているか否かを高精度に判定することができるクロック生成装置、及び、かかるクロック生成装置を備えた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】アップカウンタ21は、PLL回路12が供給する画像印字用クロックCLK1のクロック数をカウントするカウンタである。ダウンカウンタ22は、セットされた所定の初期値から周波数拡散IC14が供給する周波数を拡散した制御クロックCLK2に同期して、1クロックずつ減算するカウンタである。制御用CPU18は、画像印字設定レジスタ19を介して、アップカウンタ21のカウント値を読み取り、正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されているか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クロック生成装置、及び、クロック生成装置を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置等の電子機器では、安定した周波数で発振しているクロックを用いて回路の動作制御を行っている。
近年では、画像形成装置等の電子機器の動作速度を上げるために、非常に高周波のクロックが用いられている。そのため、これらの電子機器が電磁放射ノイズの発生源となっており、電磁放射ノイズにより発生する電波障害(EMI:Electro Magnetic Interference)を防ぐための様々な対策(EMI対策)が不可欠になっている。
EMI対策の一つとして、クロックの周波数を所定の周期で連続的に変調することにより、電磁放射ノイズのピークレベルを低下させる周波数拡散(SSCG:Spectrum Spread Clock Generator)技術がある(特許文献1参照)。
図4は、周波数拡散技術を説明するための図である。
図4(A)は、クロックの周波数を拡散させるための変調パターンの一例を示した図で、図4(B)は、電磁放射ノイズのレベルを示した図である。
図4(A)では、変調パターン51に基づいて、クロックの周波数を、周期が長くなるように(DONW)及び周期が短くなるように(UP)連続的に変化させている。これにより、図示例のように、所定の周波数のクロック52が変調されて周波数を拡散したクロック53となる。このようにしてクロックの周波数を拡散することにより、図4(B)に示したように、所定の周波数(Fp)のクロック52の場合のノイズは、周波数Fpで最大レベル(52a)となるが、周波数を拡散したクロック53の場合のノイズは、周波数Fp近傍に拡散し、最大レベル(53a)も低くなる。
前述したEMI対策(周波数拡散技術)を施した画像形成装置として、特許文献1には、周波数を拡散した制御クロックから所定周波数の基準クロックを生成している画像形成装置が開示されている。また、周波数を拡散しない画像印字用の基準クロックを生成する発振器を別個に設けた画像形成装置も開示されている。
このような周波数拡散技術を適用した画像形成装置においても、正常な画像を形成するためには、安定した周波数で発振している画像印字用の基準クロックが必要である。
そのため、かかるクロックが所定の周波数で発振しているか否かを判定し、異常がある場合には、適切な異常処理を実行しなければならない。
特開2001−191585号公報
周波数拡散技術を適用した画像形成装置において、画像印字用の基準クロックが所定の周波数(高精度)で発振しているか否かを判定するためには、例えば、下記に示す方法が考えられる。
周波数拡散技術を適用した画像形成装置に、画像印字用に使用される基準クロックと同じ周波数でクロックを生成できる判定用クロック発振器を別に設け、この判定用クロック発振器から発振する判定用クロック数(X)と画像印字用に使用される基準クロック数(Y)とを同時に所定時間カウントする。次に、カウントした画像印字用に使用される基準クロック数(Y’)が、カウントした判定用クロック数(X’)と同一又は所定の範囲内にある場合には、画像印字用に使用される基準クロックが所定の周波数で発振していると判定する。
しかし、このように、判定用クロック発振器を別途設けた画像形成装置を製造すると、回路構成が複雑になり、製造コストも増加するという問題がある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、周波数拡散技術を適用したクロック生成装置において、周波数拡散クロックを用いて、クロックが所定の周波数で発振されているか否かを高精度に判定することができるクロック生成装置、及び、かかるクロック生成装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
第1の技術手段は、所定の周波数でクロックを生成する画像印字用に用いる基準クロック生成回路と、周波数が所定の拡散周期で拡散した制御クロックを生成する周波数拡散クロック生成回路とを有するクロック生成装置において、前記基準クロック生成回路が生成する基準クロックのクロック数をカウントする第1のカウンタと、前記周波数拡散クロック生成回路が生成する制御クロックのクロック数をカウントする第2のカウンタとを有し、所定の値の初期値を前記第2のカウンタに設定し、前記第1のカウンタ及び前記第2のカウンタのカウントを開始し、前記第2のカウンタが、前記所定の値まで前記制御クロックのクロック数をカウントした時に、前記第1のカウンタのカウント数が所定の範囲にあるか否かにより前記基準クロックの精度を判定することを特徴とするものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記第2のカウンタがカウントする前記所定の値は、前記所定の拡散周期内のクロック数の整数倍であることを特徴とするものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記判定処理の実行において、前記所定の値の設定処理を行い、該設定処理の実行を確認し、確認できない場合には、前記判定を実行しないことを特徴とするものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段におけるクロック生成装置を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
本発明により、周波数拡散技術を適用したクロック生成装置において、周波数拡散クロックを用いて、クロックが所定の周波数で発振されているか否かを高精度に判定することができる。
(実施例1)
図1は、本発明の最良の実施形態である、本発明に係わるクロック生成装置をタンデム方式のカラープリンタ又はコピア等の画像形成装置に適用した場合の概略ブロック図である。
図中、1は画像形成装置で、11は所定の周波数でクロックを発振する発振器、12は発振器11が発振したクロックを基に、YMCK各色の画像印字用の基準クロックCLK1を生成するPLL回路である。この画像印字用の基準クロックCLK1は、画像印字制御回路16、及び、アップカウンタ21に供給される。なお、制御用CPU18は、画像印字設定レジスタ19を介して、画像印字用の基準クロックCLK1の周波数を、YMCK各色毎に微調整することができる。
13は発振素子で、所定の周波数のクロックを発振する。
14は周波数拡散ICで、発振素子13が発振するクロックに対して周波数拡散処理を施し、周波数を拡散した制御クロックCLK2を生成する。
また、後述する画像印字制御回路16及び制御用CPU18のバスラインは長く(回路長が大きい)、外部に電磁放射ノイズを放射する可能性が高いので、通常、画像印字制御回路16及び制御用CPU18は、周波数拡散IC14が供給した周波数を拡散した制御クロックCLK2を基に動作する。
15は画像処理回路で、図示しないスキャナ又はPC等から供給される画像データに対して印字のために必要となる各種処理を施し、周波数拡散IC14が供給した周波数を拡散した制御クロックCLK2に同期して、画像印字制御回路16に、画像データを供給する。
画像印字制御回路16は、画像処理回路15から供給された画像データをもとに印字データを生成し、PLL回路12が供給した画像印字用の基準クロックCLK1に同期して、LSU17に、印字データを供給する。LSU17は、印字データによりレーザー光にて図示しないドラム上に画像を形成する。また、画像印字制御回路16で使用するクロックは、印字した際にドットのジッタ(位置ズレ)が生じないようにするため、PLL回路12が供給する高精度の画像印字用の基準クロックCLK1で制御される。
18は制御用CPUで、画像印字設定レジスタ19を介して各機能ブロックの動作設定を行う。
20はクロック判定装置で、アップカウンタ(第1のカウンタ)21及びダウンカウンタ(第2のカウンタ)22から構成される。
アップカウンタ21は、PLL回路12が供給する画像印字用クロックCLK1のクロック数をカウントするカウンタである。
アップカウンタ21のカウント動作は、カウンタの初期値がCL信号により0000(16進)にセット(リセット)され、かつ後述するダウンカウンタ22のRC(リップルキャリー)信号がLow(EN信号がLow)になると開始し、RC信号がHigh(EN信号がHigh)になると停止する。
ダウンカウンタ22は、セットされた所定の初期値から周波数拡散IC14が供給する周波数を拡散した制御クロックCLK2に同期して、1クロックずつ減算するカウンタである。
LD信号及びD[15:0]信号により、カウンタの初期値がセットされるとダウンカウンタ22のカウントが開始し、カウント値が所定値になると停止する。また、ダウンカウンタ22は、カウンタの初期値がセットされるとRC信号をLow(EN信号をLow)にする。
また、ダウンカウンタ22は、カウント値が所定値になると、RC信号をHighとして、アップカウンタ21に出力するので、アップカウンタ21はカウントを停止し、カウント値を画像印字設定レジスタ19に出力することができる。
同時に、ダウンカウンタ22は、RC信号をHighとして、画像印字設定レジスタ19にも出力する。そのため、制御用CPU18は、画像印字設定レジスタ19を介して、RC信号がHighになったことを検知し、アップカウンタ21のカウント値を読み取り、後述するように、正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されているか否かを判定する。
また、画像形成装置1はタンデム方式であるため、印字動作に係わるPLL回路12、画像印字制御回路16、LSU17、及び、アップカウンタ21は、YMCK各色に対応して設けられている。
図2は、図1のクロック判定装置20におけるアップカウンタ21,ダウンカウンタ22のタイミングチャートである。
ここでは、アップカウンタ21,ダウンカウンタ22が最大FFFFまでカウントできる16bitカウンタで構成されている場合を例に取り説明する。
ダウンカウンタ22のカウント値は、図示しないリセット信号によりFFFF(16進)にセットされている(A)。
制御用CPU18は、アップカウンタ21,ダウンカウンタ22等の各回路の初期化等を実行し、ダウンカウンタ22の初期値(例えばFDE7(16進))を画像印字設定レジスタ19に設定し(B)、アップカウンタ21のCL信号及びダウンカウンタ22のLD信号をHighにする(C)。なお、初期値をFDE7とする理由は後述する。
制御用CPU18がLD信号をHighにすると、画像印字設定レジスタ19に設定された値(FDE7)がD[15:0]信号を介してダウンカウンタ22にロードされ、カウンタの初期値がFDE7(16進)に設定される(D)。ダウンカウンタ22は、初期値が設定されると、RC信号をLowとする(E)。
制御用CPU18は、アップカウンタ21のCL信号をHighにするので、アップカウンタ21のカウント値が初期化され(カウント値:0000)(F)、アップカウンタ21は、画像印字用の基準クロックCLK1のカウント処理を実行する。同時に、ダウンカウンタ22は、カウンタの初期値(FDE7)から周波数を拡散した制御クロックCLK2のクロックに同期して1クロックずつ減算する。
ダウンカウンタ22が、カウンタの初期値から周波数を拡散した制御クロックCLK2に同期して、カウンタを0000まで減算し、さらにFFFFにすると(G)、ダウンカウンタ22は、RC信号をHighとし(H)、カウントを停止する。
RC信号がHighになると、アップカウンタ21は、画像印字用の基準クロックCLK1のカウントを停止し、カウント値を画像印字設定レジスタ19に出力する。図示例では、アップカウンタ21のカウント値はEE09となっている(I)。
制御用CPU18は、RC信号がHighとなったこと(H)を画像印字設定レジスタ19を介して検知すると、アップカウンタ21のカウント値EE09を読み取る。なお、後述するように、制御用CPU18は、読み取ったカウント値(EE09)と、あらかじめ決められている判定値と比較を行い、一定範囲に入っていることを確認する。
図3は、正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されているか否かを判定する処理を説明するためのフローチャートである。
ここでは、周波数拡散IC14で生成する周波数を拡散した制御クロックCLK2の周波数を32MHz、拡散周期(変調周期)を1000クロック、PLL回路12で生成する画像印字用の基準クロックCLK1の周波数を30MHz、許容判定誤差を±1%として、以下説明をする。
ダウンカウンタ22のカウンタが16bitで構成されている場合には、ダウンカウンタ22は、最大65535(FFFF)までカウントすることができる。しかし、拡散周期内のクロック数は、1000クロックであるので、1000クロックの倍数(整数倍)で最大となる65000クロックをダウンカウンタ22の基準値とする。ダウンカウンタ22の基準値を、拡散周期内の総クロックの整数倍とする理由については、後述する。
また、ダウンカウンタ22は、設定値+1のカウントを行うので、ダウンカウンタ22には、実際には、65000クロックから1クロックを引いた64999(FDE7)クロックが初期値として設定される。
制御用CPU18は、前述したように、初期値として64999(FDE7)を画像印字設定レジスタ19を介してダウンカウンタ22に設定する(ステップS1)。
次に、制御用CPU18が画像印字設定レジスタ19を介して、アップカウンタ21のCL信号及びダウンカウンタ22のLD信号をHighにすると、アップカウンタ21及びダウンカウンタ22は、ダウンカウンタ22のカウント値がFFFFになるまで(ダウンカウンタ22のRC信号がHigh)、カウント動作を実行する(ステップS2)。
制御用CPU18が、RC信号がHighになったことを(ステップS3:YES)、画像印字設定レジスタ19を介して検知すると、制御用CPU18は、アップカウンタ21のカウント値を読み取る(ステップS4)。
制御用CPU18は、正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されているか否かを判定する(ステップS5)。
ここで、ステップS5における判定処理について詳細に説明する。正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されている場合には、アップカウンタ21のカウント値は、60938(65000×30÷32)となる。
しかし、クロック生成に関連する回路には精度面でのばらつきがあることから、カウント誤差が発生することは避けられない。そこで、例えば±1%のカウント誤差が発生するとして、読み取ったアップカウンタ21のカウント値が、最大61547(60938×1.01)、最小60328(60938×0.99)の範囲内にあれば正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されていると判定する。
読み取ったアップカウンタ21のカウント値が、最大61547、最小60328の範囲内にあれば(ステップS5:YES)、制御用CPU18は、正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されていると判定し、印字処理などの正常処理を実行する(ステップS6)。
一方、範囲外であれば(ステップS5:NO)、制御用CPU18は、正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されておらず、PLL回路12等の発振状態が不良と判断し、トラブル表示など異常処理を実行する(ステップS7)。
ここで、前述した基準値を、拡散周期内のクロック数の整数倍のクロック数にする理由について説明する。
図4(A)に示したように、一定の拡散周期Tで、周波数を拡散したクロック53の周波数はDOWN方向とUP方向に変調されている。しかし、拡散周期Tの周期開始点から終了点までの間(拡散周期T内のクロック数の整数倍)であれば、制御クロックCLK2のクロック数は、周波数拡散の影響を受けない。
具体的に説明すると、前述した図4(A)において、拡散周期Tの周期開始点から終了点(拡散周期T内のクロック数の整数倍)では、所定の周波数のクロック52のクロック数は、周波数を拡散したクロック53のクロック数と一致している(拡散周期T間における、所定の周波数のクロック52のクロック数は13クロック、周波数を拡散したクロック53のクロック数は13クロック)。
一方、拡散周期Tの中間点(点線)では、所定の周波数のクロック52のクロック数は、周波数を拡散したクロック53のクロック数と一致していない(拡散周期Tの中間点までの、所定の周波数のクロック52のクロック数は6クロック、周波数を拡散したクロック53のクロック数は5クロック)。
このように、基準値を、拡散周期内のクロック数の整数倍の値とすることで、正常な画像印字用の基準クロックが生成されているか否かを高精度に判定することができる。
(実施例2)
実施例1では、PLL回路12で生成する画像印字用の基準クロックCLK1の周波数が、周波数拡散IC14で生成する周波数を拡散した制御クロックCLK2の周波数よりも低い場合について説明したが、実施例2では、逆に、画像印字用の基準クロックCLK1の周波数が、周波数を拡散した制御クロックCLK2の周波数よりも高い場合について説明する。
ここでは、周波数を拡散した制御クロックCLK2の周波数を32MHz、拡散周期を1000クロック、画像印字用の基準クロックCLK1の周波数を35MHz、許容判定誤差を±1%とする。
実施例1と同様に、ダウンカウンタ22の基準値を65000とすると、ダウンカウンタ22が65000クロックをカウントする間に、アップカウンタ21は71094(65000×35÷32)までカウントするため、16bitカウンタがオーバーフローしてしまう。
そこで、ダウンカウンタ22の基準値を以下のようにして決定する。アップカウンタ21がカウント上限値である65535までカウントするまでにかかる時間は、1.872ms(65535÷(35×10))である。
一方、この間にダウンカウンタ22がカウントする値は、59904((1.872×10−3)×(32×10))である。
そのため、カウント値59904以下で、拡散周期1000の倍数である59000をダウンカウンタ22の基準値とする。
なお、アップカウンタ21のカウンタが16bitよりも小さいカウンタで構成されている場合でも、ダウンカウンタ22の初期値として設定できる最大値を求め、その範囲内で拡散周期内のクロック数の最大整数倍に基準値を設定し、カウント動作を実行すれば、常に高精度の周波数判定が可能となる。
(実施例3)
実施例1及び実施例2では、PLL回路12で生成する画像印字用の基準クロックCLK1の周波数が、異常か否かを判定する処理について説明したが、実施例3では、周波数拡散IC14が生成する周波数を拡散した制御クロックCLK2が異常か否かを判定する処理について説明する。
前述したように、制御用CPU18から画像印字設定レジスタ19へのデータの読み書きは、周波数を拡散した制御クロックCLK2に同期して実行されるので、周波数を拡散した制御クロックCLK2が不良の場合は、画像印字設定レジスタ19への読み書きが正常に行えなくなる。
そこで、制御用CPU18に、本発明を適用した画像形成装置の起動時又は前述した判定処理実行前等に、画像印字設定レジスタ19に予め設定したダウンカウンタ22の初期値等の値を正常に読み出せるか否かを確認するための手段(確認用プログラム)を設け、正常に読み出せない場合は、画像印字設定レジスタ関係の回路、および、周波数を拡散した制御クロックCLK2に不具合があるとみなし異常処理を行う。
そのため、ユーザは、本発明を適用した画像形成装置に異常があることを起動時に知ることができる。さらに、周波数拡散IC14が生成する周波数を拡散した制御クロックCLK2が不良であるにもかかわらず、PLL回路12で生成される画像印字用の基準クロックCLK1の周波数が、異常か否かを判定する処理を行うことがない。
本発明に係わる画像形成装置を説明するためのブロック図である。 アップカウンタ,ダウンカウンタのタイミングチャートである。 正常な画像印字用の基準クロックCLK1が供給されているか否かを判定する処理を説明するためのフローチャートである。 周波数拡散技術を説明するための図である。
符号の説明
1…画像形成装置、11…発振器、12…PLL回路、13…発振素子、14…周波数拡散IC、15…画像処理回路、16…画像印字制御回路、17…LSU、18…制御用CPU、19…画像印字設定レジスタ、20…クロック判定装置、21…アップカウンタ、22…ダウンカウンタ。

Claims (4)

  1. 所定の周波数でクロックを生成する画像印字用に用いる基準クロック生成回路と、
    周波数が所定の拡散周期で拡散した制御クロックを生成する周波数拡散クロック生成回路とを有するクロック生成装置において、
    前記基準クロック生成回路が生成する基準クロックのクロック数をカウントする第1のカウンタと、
    前記周波数拡散クロック生成回路が生成する制御クロックのクロック数をカウントする第2のカウンタとを有し、
    所定の値の初期値を前記第2のカウンタに設定し、前記第1のカウンタ及び前記第2のカウンタのカウントを開始し、前記第2のカウンタが、前記所定の値まで前記制御クロックのクロック数をカウントした時に、前記第1のカウンタのカウント数が所定の範囲にあるか否かにより前記基準クロックの精度を判定することを特徴とするクロック生成装置。
  2. 前記第2のカウンタがカウントする前記所定の値は、前記所定の拡散周期内のクロック数の整数倍であることを特徴とする請求項1に記載のクロック生成装置。
  3. 前記判定処理の実行において、前記所定の値の設定処理を行い、該設定処理の実行を確認し、確認できない場合には、前記判定を実行しないことを特徴とする請求項1又は2に記載のクロック生成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載したクロック生成装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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