JP2008077064A - プリズムおよびプリズム連結体 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリズム本体で屈曲投影する画像の乱れを抑制することができるプリズムを提供する。
【解決手段】射出成形されたプリズム1のプリズム本体2の周面2aにおいては、射出成形によるパーティングラインが、隣り合うプリズム面6間の角部7にのみ形成されている。したがって、プリズム本体2で屈曲投影する画像の乱れを抑制することができる。
【選択図】図1
【解決手段】射出成形されたプリズム1のプリズム本体2の周面2aにおいては、射出成形によるパーティングラインが、隣り合うプリズム面6間の角部7にのみ形成されている。したがって、プリズム本体2で屈曲投影する画像の乱れを抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用ヘッドアップディスプレイなどに設けられるプリズムおよびこのプリズムを備えるプリズム連結体に関する。
一般に車両などに搭載されるヘッドアップディスプレイでは、プリズムが使用されている。
例えば、特許文献1には、車両のフロントガラス下方のインストルメントパネル内に、複数のLEDを1列に並べて設けられるLEDアレイと、射出成形され正方形形状の断面を有するプリズム本体と、このプリズム本体の回転制御を行なう回転制御部とを備えた装置が開示されている。この装置は、LEDアレイのLEDから発した光束をプリズム本体へ入射して、回転制御部でプリズム本体の回転制御を行いながらプリズム本体で光束を屈曲し、上方のフロントガラスへ投影することにより、フロントガラスで画像を表示するようになっている。
特開2006−171363号公報(段落番号0012、0013、図2、図3)
しかしながら、このような正方形形状の断面を有するプリズム本体においては、そのプリズム面上にパーティングラインが形成されるので、プリズム本体で屈曲投影する画像が乱れてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、プリズム本体で屈曲投影する画像の乱れを抑制することのできるプリズムおよびこのプリズムを備えるプリズム連結体を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、周面に複数のプリズム面が形成された角柱状のプリズム本体を有する、射出成形されたプリズムであって、前記射出成形によるパーティングラインを有し、前記パーティングラインは、前記周面においては、隣り合う前記プリズム面間の角部にのみ形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプリズムにおいて、前記プリズム本体の軸方向の端部に設けられ、ベアリングが装着されるベアリング装着部を備え、前記ベアリング装着部における前記ベアリングの内周面と対向する対向面には、前記ベアリングの内周面から離間する離間面が設けられ、前記パーティングラインは、前記対向面においては、前記離間面にのみ形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、射出成形されたプリズム連結体であって、周面に複数のプリズム面が形成された角柱状のプリズム本体および射出成形によるパーティングラインを有し、前記パーティングラインが、前記周面においては、隣り合う前記プリズム面間の角部にのみ形成された複数のプリズムを備え、前記複数のプリズムが相互に連結されていることを特徴とするプリズム連結体。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプリズム連結体において、前記複数のプリズムは、相互に形状が同じであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のプリズム連結体において、前記複数のプリズムは、相互に体積が同じであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載のプリズム連結体において、前記複数のプリズムは、相互に形状が異なることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3に記載のプリズム連結体において、前記複数のプリズムは、相互に体積が異なることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項3ないし7のいずれか一項に記載のプリズム連結体において、前記プリズムは、前記プリズム本体の軸方向の端部に設けられベアリングが装着されるベアリング装着部を備え、前記ベアリング装着部における前記ベアリングの内周面と対向する対向面には、前記ベアリングの内周面から離間する離間面が設けられ、前記パーティングラインは、前記対向面においては、前記離間面にのみ形成されていることを特徴とする。
請求項1,3に係る発明によれば、プリズム本体の周面においては、パーティングラインは、隣り合うプリズム面間の角部にのみ形成されていることにより、プリズム本体で屈曲投影する画像の乱れを抑制できる。
請求項2,8に係る発明によれば、ベアリング装着部にベアリングの内周面から離間する離間面が設けられていることにより、容易にベアリングをベアリング装着部に装着することができる。
請求項3に係る発明によれば、相互に連結された複数のプリズムを相互に分離することによって、プリズム本体で屈曲投影する画像の乱れを抑制できるプリズム単体を複数得ることができる。
請求項4に係る発明によれば、相互に連結された複数のプリズムを相互に分離することによって、相互に形状が同じである複数のプリズム単体を得ることができる。
請求項5に係る発明によれば、相互に連結された複数のプリズムを相互に分離することによって、相互に体積が同じである複数のプリズム単体を得ることができる。
請求項6に係る発明によれば、相互に連結された複数のプリズムを相互に分離することによって、相互に形状が異なる複数のプリズム単体を得ることができる。
請求項7に係る発明によれば、相互に連結された複数のプリズムを相互に分離することによって、相互に体積が異なる複数のプリズム単体を得ることができる。
本発明の第1の実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係るプリズムを示す斜視図、図2は、本実施形態に係るプリズムを示す正面図、図3は、本実施形態に係るプリズムの側面を示し、(a)は、一方の側面を示す図、(b)は、他方の側面を示す図、図4は、本実施形態に係る金型装置を示す断面図、図5は、本実施形態に係る射出成形品を示す正面図、図6は、本実施形態に係る別例の金型装置を示す断面図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態のプリズム1は、正方形形状の断面を有するプリズム本体2と、このプリズム本体2の両端部にそれぞれ設けられる円錐台部3およびベアリング装着部4,5とを備えている。このプリズム1は、例えば車両用ヘッドアップディスプレイに設けられ、プリズム本体2に入射された光束をプリズム本体2で屈曲し、フロントガラス(図示せず)へ投影する。
プリズム本体2と、円錐台部3およびベアリング装着部4,5は、後述する射出成形によって一体成形されている。そして、プリズム1には、射出成形によるパーティングライン(バリ状の突起)12が形成されている。
プリズム本体2は、その周面2aに4つのプリズム面6が形成され、隣合うプリズム面6の間には、角部7が形成されている。このプリズム本体2の周面2aにおいては、パーティングライン12は、隣り合うプリズム面6間の角部7にのみ形成されている。
円錐台部3は、円錐台形状に形成されるとともに、プリズム本体2の両端面から軸方向に突出しており、各円錐台部3の先端にベアリング装着部4,5が軸方向に突設されている。
ベアリング装着部4,5には、それぞれ図示しないラジアルベアリングが装着される。このベアリング装着部4,5におけるベアリングの内周面と対向する対向面4a,5aには、ベアリングの内周面から離間する離間面8,9が設けられている。また、一方のベアリング装着部5には、軸方向に延びて、図示しない駆動軸が嵌合される嵌合孔10が形成されている。これらベアリング装着部4,5の対向面4a,5aにおいては、パーティングライン12は、離間面8,9にのみ形成されている。
そして、本実施形態のプリズム1は、例えば図4に示す通常タイプの金型装置21により射出成形される。この金型装置21は、一対の金型22,23を備えている。これらの金型22,23は、互いに接合する接合面22a,23aと、これらの接合面22a,23a側に設けられ、溶融材料を受け入れてプリズム1を成形するキャビティ22b、23bとを有し、固定側の金型(固定金型)23には、溶融材料を注入する注入口23cが設けられている。また、固定側の金型(固定金型)23と可動側の金型(可動金型)22とに亘って、注入口23cとキャビティ22b,23bとを連通する連通路23dが設けられている。
金型装置21により、図5に示すように射出成形品11が成形されるとともに、金型22,23の接合面22a,23aの接合部分でパーティングライン(バリ状の突起)12が形成される。また、射出成形品11の一端には、溶融材料が注入口23cおよび連通路23dで冷却固化することにより、スプルー部13およびランナー部14が形成され、このランナー部14は、プリズム本体2の一端より軸方向に延び、ベアリング装着部4と同等の外径を有している。スプルー部13は、ランナー部14の周面から突出している。
可動側の金型22のキャビティ22bは、射出成形品11のうち図5におけるパーティングライン12よりも下側部分であってプリズム1(プリズム本体2、円錐台部3およびベアリング装着部4、5)を軸方向に沿って二分割した部分に合致している。キャビティ22bのプリズム本体2に対応する部分は、二等辺直角三角形の断面形状(プリズム本体2の正方形形状の断面を対角線に沿って二分割した形状)を有し、2つの鋭角部分がそれぞれ接合面22aに接している。
固定側の金型23のキャビティ23bは、射出成形品11のうち図5におけるパーティングライン12よりも上側部分であってプリズム1(プリズム本体2、円錐台部3およびベアリング装着部4、5)を軸方向に沿って二分割した部分に合致している。キャビティ23bのプリズム本体2に対応する部分は、二等辺直角三角形の断面形状(プリズム本体2の正方形形状の断面を対角線に沿って二分割した形状)を有し、2つの鋭角部分がそれぞれ接合面23aに接している。
そして、金型装置21により図5に示す射出成形品11を成形すると、金型22,23の接合面22a,23aの接合部分でパーティングライン12が形成されるので、このパーティングライン12は、プリズム本体2の角部7、円錐台部3、ベアリング装着部4,5の離間面8,9、およびランナー部14に設けられる。次に、ランナー部14の所定箇所(図5の二点鎖線Cで示す箇所)を切断することにより、ベアリング装着部4を有するプリズム1を得るようになっている。
以上説明したように、本実施形態では、プリズム本体2の周面2aにおいては、パーティングライン12は、隣り合う前記プリズム面6間の角部7にのみ形成されていることにより、プリズム本体2で屈曲投影する画像の乱れを抑制できる。
また、このように、プリズム本体2の周面2aにおいては、パーティングライン12は、隣り合う前記プリズム面6間の角部7にのみ形成されていることにより、プリズム本体2の断面形状の各辺の長さを均一化することができ、プリズム本体2で屈曲投影する画像や文字の大きさが安定する。
また、本実施形態では、ベアリング装着部4,5においては、離間面8,9にのみパーティングライン12が形成され、これらの離間面8,9は、ラジアルベアリングの内周面から離間しているので、容易にラジアルベアリングをベアリング装着部4,5に装着することができる。また、これにより、パーティングライン12を除去する必要がないので、プリズム1の製造に掛かる手間を少なくすることができるとともに、バリ取り作業した場合に発生するごみが発生しない。
また、本実施形態では、ランナー部14の一部からベアリング装着部4が構成されているので、射出成形時に溶融材料の保圧が掛りやすくベアリング装着部4が高密度で形成されるため、ベアリング装着部4の精度を向上できる。さらに、上記のようにランナー部14の一部からベアリング装着部4が構成されているため、ランナー部14の切断長さ寸法aを短くすることができ、射出成形後に除去する部分を少なくして資源の有効活用を図ることができる。
ここで、金型装置21の別例を説明する。本実施形態にあっては、通常タイプの金型装置21を用いて射出成形品11の射出成形を行なう場合を例示したが、図6に示す金型装置31を用いて射出成形品11の射出圧縮成形、射出プレス成形、あるいはSPM(スタンピングプレス成形)を行なうこともできる。金型装置31は一対の金型32,33から構成され、これらの金型32,33は、互いに接合する接合面32a,33aと、これらの接合面32a,33aにそれぞれ直交して設けられ、互いに嵌合するシャーエッジ32b、33bと、これらのシャーエッジ32b、33bに隣接して設けられ、溶融材料を受け入れてプリズム1を成形するキャビティ32c、33cとを有し、固定側の金型33には、溶融材料を注入する注入口33dと、この注入口33dとキャビティ33cとを連通する連通路33eとが設けられている。
次に、本発明の第2の実施形態を図7ないし図9に基づいて説明する。図7は、本実施形態に係るプリズム結合体を示す正面図、図8は、本実施形態に係る金型装置の可動型の内部を示す平面図、図9は、本実施形態に係る金型装置の固定型の内部を示す平面図である。なお、前述した実施形態と同じ部分は、同一符号で示し説明も省略する。
本実施形態は、射出成形品が複数のプリズム1を備えるプリズム連結体111である点が第1の実施形態に対して異なる。具体的には、本実施形態では、プリズム連結体111は、2つのプリズム1を備えている。プリズム1は、相互に形状が同じもの同士や、相互に体積が同じもの同士、相互に形状が異なるもの同士、相互に体積が異なるもの同士であって良い。
プリズム連結体111では、プリズム1の連結部である一方のベアリング装着部4同士が相互に連結されている。詳しくは、ベアリング装着部4同士は、ランナー部114を介して相互に連結されている。相互のプリズム1は、相互の軸方向が一致するように一直線上に相対向して配置されている。即ち、2つのプリズム1は、それらの軸心が同一の仮想平面上に位置し、それらの軸心同士が180°の角度をもって位置している。
また、プリズム連結体111は、ランナー部114の中間部に接続したスプルー部113を有している。
そして、本実施形態のプリズム連結体111は、例えば図8および図9に示す金型装置121により射出成形される。この金型装置121は、一対の金型122,123を備えている。これらの金型122,123は、互いに接合する接合面122a,123aと、これらの接合面122a,123a側に設けられ、溶融材料を受け入れてプリズム1を成形するキャビティ22b、23bとを有している。キャビティ22b、23bは、それぞれ複数(本実施形態では2つ)設けられている。
固定側の金型(固定金型)123には、溶融材料を注入する注入口123cが設けられている。また、固定側の金型123と可動側の金型(可動金型)122とに亘って、注入口123cと複数のキャビティ22b,23bとを連通する連通路123dが設けられている。
金型装置121により、図7に示す射出成形品であるプリズム連結体111が成形され、金型122,123の接合面122a,123aの接合部分でパーティングライン(バリ状の突起)12が形成される。また、プリズム連結体111の中央部には、溶融材料が注入口123cおよび連通路123dで冷却固化することにより、スプルー部113およびランナー部114が形成される。ランナー部114は、プリズム本体2の一端より軸方向に延びている。スプルー部113は、ランナー部114の中間部から突出している。
ここで、金型装置121でプリズム連結体111を成形する際には、金型装置121に注入する溶融材料の冷却速度に応じて射出保圧の必要がない状態となるまで、プリズム連結体111のベアリング装着部4、ランナー部114およびスプルー部113に対応する金型122,123の部分(以後、被加熱部という)122f,123fを、例えば電気式ヒータやスチーム、温水などの加熱によって規定の温度になるまで昇温させて、その規定の温度を保つことが望ましい。具体的には、溶融材料の物性によって異なるが、例えば、溶融材料がガラスの場合にはプリズム1の温度がガラス転移点温度以下700℃になるまで、溶融材料がポリカボネート(PC)の場合にはプリズム1の温度が140℃以下になるまで、溶融材料がアクリル樹脂(PMMA)の場合にはプリズム1の温度が100℃以下になるまで、被加熱部金型122f,123fの温度を規定の温度に保つことが望ましい。このとき、被加熱部122f,123fを、相互に独立して温度調整することが好適である。なお、かかる加熱は、第1の実施形態の金型装置21で射出成形品11を成形する際にも適用して良い。
そして、金型装置21により図7に示すプリズム連結体111を成形すると、金型122,123の接合面122a,123aの接合部分でパーティングライン12が形成されるので、このパーティングライン12は、プリズム本体2の角部7、円錐台部3、ベアリング装着部4,5の離間面8,9と、ランナー部114に設けられる。次に、ランナー部114の所定箇所を切断することにより、ベアリング装着部4を有する複数のプリズム1単体を得るようになっている。
以上説明したように、本実施形態のプリズム連結体111は、端部(連結部)同士が連結された複数のプリズム1を備える。したがって、これらプリズム1を相互に分離することによって、プリズム本体2で屈曲投影する画像の乱れを抑制できるプリズム1単体を複数得ることができる。
このとき、プリズム1を相互に分離することによって、プリズム1同士の相互の形状が同一である場合には、相互に形状が同じである複数のプリズム1単体を得ることができ、プリズム1同士の相互の体積が同一である場合には、相互に体積が同じである複数のプリズム1単体を得ることができ、プリズム1同士の相互の形状が異なる場合には、相互に形状が異なる複数のプリズム1単体を得ることができ、プリズム1同士の相互の体積が異なる場合には、相互に体積が異なる複数のプリズム1単体を得ることができる。
なお、上記各実施形態にあっては、プリズム本体2が正方形形状の断面を有する四角柱である場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、六角柱などの角柱体(4面以上の偶数面)からなるプリズムであっても同様の効果が得られる。
また、第2の実施形態におけるプリズム連結体にあっては、プリズム1の他方の端部であるベアリング装着部5を連結部とし、これらベアリング装着部5同士が連結されているものであっても良い。
また、プリズム連結体は、相互に連結された3つ以上のプリズム1を備えていても良い。この場合、スプルー部を中心軸として、プリズム1の軸心同士の角度が均等になるように放射状にプリズム1を配置することが望ましい。例えば、プリズム1が3つ、4つ、5つ、6つの場合には、プリズム1の軸心同士の角度は、それぞれ、120°、90°、75°、60°とする。これにより、金型装置の内圧を容易に略均等にすることができる。
1…プリズム
2…プリズム本体
2a…周面
4,5…ベアリング装着部
4a,5a…対向面
6…プリズム面
7…角部
8,9…離間面
12…パーティングライン
111…プリズム連結体
2…プリズム本体
2a…周面
4,5…ベアリング装着部
4a,5a…対向面
6…プリズム面
7…角部
8,9…離間面
12…パーティングライン
111…プリズム連結体
Claims (8)
- 周面(2a)に複数のプリズム面(6)が形成された角柱状のプリズム本体(2)を有する、射出成形されたプリズムであって、
前記射出成形によるパーティングライン(12)を有し、
前記パーティングライン(12)は、前記周面(2a)においては、隣り合う前記プリズム面(6)間の角部(7)にのみ形成されていることを特徴とするプリズム。 - 前記プリズム本体(2)の軸方向の端部に設けられ、ベアリングが装着されるベアリング装着部(4,5)を備え、
前記ベアリング装着部(4,5)における前記ベアリングの内周面と対向する対向面(4a,5a)には、前記ベアリングの内周面から離間する離間面(8,9)が設けられ、
前記パーティングライン(12)は、前記対向面(4a,5a)においては、前記離間面(8,9)にのみ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプリズム。 - 射出成形されたプリズム連結体であって、
周面(2a)に複数のプリズム面(6)が形成された角柱状のプリズム本体(2)および射出成形によるパーティングライン(12)を有し、前記パーティングライン(12)が、前記周面(2a)においては、隣り合う前記プリズム面(6)間の角部(7)にのみ形成された複数のプリズム(1)を備え、
前記複数のプリズム(1)が相互に連結されていることを特徴とするプリズム連結体。 - 前記複数のプリズム(1)は、相互に形状が同じであることを特徴とする請求項3に記載のプリズム連結体。
- 前記複数のプリズム(1)は、相互に体積が同じであることを特徴とする請求項3に記載のプリズム連結体。
- 前記複数のプリズム(1)は、相互に形状が異なることを特徴とする請求項3に記載のプリズム連結体。
- 前記複数のプリズム(1)は、相互に体積が異なることを特徴とする請求項3に記載のプリズム連結体。
- 前記プリズム(1)は、前記プリズム本体(2)の軸方向の端部に設けられベアリングが装着されるベアリング装着部(4,5)を備え、
前記ベアリング装着部(4,5)における前記ベアリングの内周面と対向する対向面(4a,5a)には、前記ベアリングの内周面から離間する離間面(8,9)が設けられ、
前記パーティングライン(12)は、前記対向面(4a,5a)においては、前記離間面(8,9)にのみ形成されていることを特徴とする請求項3ないし7のいずれか一項に記載のプリズム連結体。
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