JP2008076712A - 光走査装置及び光線ピッチ調整方法。 - Google Patents

光走査装置及び光線ピッチ調整方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の発光点が主走査方向及び副走査方向の2次元に配列された光源から複数列の光線列が射出される光走査装置において、各光線列内の光線の副走査方向のピッチのバラツキを抑制すると共に、光線列間の光線の副走査方向のピッチのバラツキを抑制することを目的とする。
【解決手段】複数の発光点Pが主走査方向及び副走査方向の2次元に配列された光源14から複数列のビーム列B0が射出される光走査装置において、光源14を光軸Oを中心として回転調整可能にすると共に、複数列のビーム列B0に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率を調整可能にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、光走査装置及び光線ピッチ調整方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、高解像度化、高速度化を目的として、複数の発光素子が主走査方向及び副走査方向の2次元に配置された光源から複数の光線を同時に射出して同一の偏向面で偏向し、複数の光線で同時に感光体を走査する光走査装置(所謂マルチビーム走査装置)が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、マルチビーム走査装置における光線のピッチを調整する方法として、光源を光学系の光軸回りに回転調整する方法が考案されている(例えば、特許文献2参照)。この方法によると、主走査方向に対して傾斜する方向に沿って延びる光線列を構成する複数の光線の副走査方向のピッチを調整することができる。
しかしながら、図6(B)に示すように、光線列が副走査方向に複数列配列されている場合には、例えば、光源を所定角度θだけ図中時計回り方向に回転すると、各光線列内の光線の副走査方向のピッチpiがpi+dsinθ(dは光線の主走査方向のピッチ)に広がるのに対して、光線列の副走査方向のピッチpjはpjcosθに狭まるというように、各光線列内の光線の副走査方向のピッチを増加する側又は減少する側に調整すると、光線列間の副走査方向のピッチが、望んでいるいないに関わらず各光線列内の光線の副走査方向のピッチとは逆側に調整されてしまう。即ち、各光線列内の光線の副走査方向のピッチはコントロールできても、光線列の副走査方向のピッチはコントロールできていなかったので、各光線列内の光線の副走査方向のピッチと、光線列の副走査方向のピッチとの両方を、所望のピッチに調整することが困難であるという問題があった。
特開2002−131662号公報 特開2005−70067号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、複数の発光点が主走査方向及び副走査方向の2次元に配列された光源から複数列の光線列が射出される光走査装置において、各光線列内の光線の副走査方向のピッチのバラツキを抑制すると共に、光線列間の副走査方向のピッチのバラツキを抑制することを目的とする。
請求項1に記載の光走査装置は、主走査方向及び副走査方向の2次元に配列された複数の発光点から、主走査方向に対して傾斜した方向に配列された複数の光線からなる光線列を副走査方向に複数列並べて射出する光源と、前記光源から射出された複数列の前記光線列を偏向して被走査面を走査する偏向手段と、前記光源から前記被走査面へ進行する前記複数列の光線列の光路上に配設され、少なくとも副走査方向のパワーを有する光学系と、各光線列内の光線の副走査方向のピッチを調整可能とするピッチ調整手段と、前記複数列の光線列の少なくとも1列の前記光線列に対する前記光学系の副走査方向の倍率を調整可能とする倍率調整手段と、を有することを特徴とする。
なお、偏向手段による光線の偏向方向を主走査方向と呼び、偏向走査方向に直交する方向を副走査方向と呼ぶ。
請求項1に記載の光走査装置では、主走査方向及び副走査方向の2次元に配列された複数の発光点が光源に備えられており、この発光点から、副走査方向に並んだ複数列の光線列が射出される。各光線列は、主走査方向に対して傾斜する方向に配列された複数の光線からなっている。光源から射出された複数列の光線列は、偏向手段によって偏向されて被走査面を走査する。
ところで、各光線列内の光線の副走査方向のピッチが、ピッチ調整手段によって調整可能となっている。また、光源から被走査面へ進行する複数列の光線列の光路上には、少なくとも副走査方向のパワーを有する光学系が配設されており、複数列の光線列のうち少なくとも1列の光線列に対する光学系の副走査方向の倍率が、倍率調整手段によって調整可能とされている。
このため、ピッチ調整手段によって各光線列内の光線の副走査方向のピッチを調整する際に、光線列の副走査方向のピッチが変動する場合には、ピッチ調整手段による各光線列内の光線の副走査方向のピッチの調整に合わせて、倍率調整手段による光線列の光線に対する光学系の副走査方向の倍率調整を行うことで、光線列の副走査方向のピッチの変動を抑制できる。
従って、各光線列内の光線の副走査方向のピッチのバラツキを抑制すると共に、光線列の副走査方向のピッチのバラツキを抑制することが可能となる。
請求項2に記載の光走査装置は、請求項1に記載の光走査装置であって、前記光源は、前記複数の発光点から、1列又は複数列の前記光線列からなる光線群を副走査方向に複数群並べて射出しており、前記偏向手段によって偏向された前記複数群の光線群を分離して各光線群を異なる前記被走査面に入射させる分離手段を有することを特徴とする。
請求項2に記載の光走査装置では、光源の複数の発光点から、副走査方向に並んだ複数群の光線群が射出される。各光線群は、1列又は複数列の光線列からなっている。この複数群の光線群は、分離手段によって分離されて各々異なる被走査面へ入射される。これによって、各被走査面を1列又は複数列の光線列によって同時に走査できる。
請求項3に記載の光走査装置は、請求項2に記載の光走査装置であって、前記倍率調整手段は、前記複数群の光線群のうち少なくとも1群の前記光線群に対する前記光学系の副走査方向の倍率を調整可能とすることを特徴とする。
請求項3に記載の光走査装置では、複数群の光線群のうち少なくとも1群の光線群に対する光学系の副走査方向の倍率が、倍率調整手段によって調整可能とされている。このため、各光線列内の光線の副走査方向のピッチを調整する際の、各光線群における光線列の副走査方向のピッチの変動、又は、光線群間の副走査方向のピッチの変動を抑制できる。
請求項4に記載の光走査装置は、請求項2又は請求項3に記載の光走査装置であって、前記光源の前記複数の発光点から射出される前記複数群の光線群のうち少なくとも1群は、複数列の前記光線列からなっており、前記倍率調整手段は、前記複数群の光線群のうち少なくとも複数列の前記光線列からなる前記光線群に対する前記光学系の副走査方向の倍率を調整可能とすることを特徴とする。
請求項4に記載の光走査装置では、光源の複数の発光点から射出される複数群の光線群のうち少なくとも1群は、複数列の光線列からなっている。ここで、複数群の光線群のうち少なくとも複数列の光線列からなる光線群に対する光学系の副走査方向の倍率が、倍率調整手段によって調整可能とされている。
このため、各光線列内の光線の副走査方向のピッチを調整する際の、各光線群における光線列の副走査方向のピッチの変動を抑制できる。
請求項5に記載の光走査装置は、請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の光走査装置であって、前記倍率調整手段は、各光線群毎に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の光走査装置では、倍率調整手段が、各光線群毎に設けられており、各光線群毎に、光線列の副走査方向のピッチを調整できるので、請求項1乃至請求項4に記載の光走査装置と比して、光線列の副走査方向のピッチのバラツキを抑制できる。
請求項6に記載の光走査装置は、請求項2乃至請求項5の何れか1項に記載の光走査装置であって、前記光学系は、前記光源から前記偏向手段までの間に配設された偏向前光学系を有しており、前記倍率調整手段は、前記複数群の光線群のうち少なくとも1群の前記光線群に対する前記偏向前光学系の副走査方向の倍率を調整可能とすることを特徴とする。
請求項6に記載の光走査装置では、光源から偏向手段までの間に配設された偏向前光学系の、複数群の光線群のうち少なくとも1群の光線群に対する副走査方向の倍率が、倍率調整手段によって調整可能とされている。
ここで、偏向前の光路は、偏向後の光路と比較して主走査方向の幅が狭いので、偏向前光学系を構成する光学素子は、偏向後の光学系を構成する光学素子と比較して短尺であるのが一般的である。このため、光線群に対する光学系の副走査方向の倍率調整を行う際には、短尺の光学素子の位置や姿勢を調整すれば良いので、偏向後の光学系の副走査方向の倍率を調整する場合と比して、倍率調整手段を簡素化、小型化できる。
請求項7に記載の光走査装置は、請求項2乃至請求項6の何れか1項に記載の光走査装置であって、前記光学系は、前記複数群の光線群のうち少なくとも1群の前記光線群が通過するアナモフィック光学素子を有しており、前記倍率調整手段は、前記アナモフィック光学素子の光軸方向の位置を調整可能とする光軸方向位置調整手段であることを特徴とする。
請求項7に記載の光走査装置では、複数群の光線群のうち少なくとも1群の光線群が、副走査方向のパワーを有するアナモフィック光学素子を通過する。ここで、このアナモフィック光学素子は、光軸に垂直な断面における主走査方向の倍率と副走査方向の倍率とが異なるので、光軸方向位置調整手段によってアナモフィック光学素子の光軸方向の位置を調整することによって、複数群の光線群のうち少なくとも1群の光線群に対する光学系の副走査方向の倍率を調整できる。
請求項8に記載の光走査装置は、請求項2乃至請求項7の何れか1項に記載の光走査装置であって、前記光学系は、前記複数群の光線群のうち少なくとも1群の前記光線群が通過するアナモフィック光学素子を有しており、前記ピッチ調整手段は、前記アナモフィック光学素子を光軸回りに回転調整可能とする回転調整手段であることを特徴とする。
請求項8に記載の光走査装置では、複数群の光線群のうち少なくとも1群の光線群が、副走査方向のパワーを有するアナモフィック光学素子を通過する。ここで、このアナモフィック光学素子は、光軸に垂直な断面における主走査方向の倍率と副走査方向の倍率とが異なるので、回転調整手段によってアナモフィック光学素子を光軸回りに回転調整することによって、複数群の光線群のうち少なくとも1群の光線群における、各光線列内の光線の副走査方向のピッチを調整できる。
請求項9に記載の光走査装置は、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の光走査装置を備え、前記ピッチ調整手段は、前記光源を前記光学系の光軸周りに回転調整可能とする光源回転調整手段であることを特徴とする。
請求項9に記載の光走査装置では、光源が光源回転調整手段によって光学系の光軸回りに回転調整されることで、光源から射出される全ての光線列の光線の副走査方向のピッチが調整される。
請求項10に記載の光線ピッチ調整方法は、請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の光走査装置における光線の副走査方向のピッチの調整方法であって、前記倍率調整手段によって、前記複数列の光線列の少なくとも1列の前記光線列に対する前記光学系の副走査方向の倍率を調整する倍率調整ステップと、前記倍率調整ステップが行われた後、前記ピッチ調整手段によって、各光線列内の光線の副走査方向のピッチを調整するピッチ調整ステップと、を有することを特徴とする。
ここで、各光線列内の光線の副走査方向のピッチの調整を行った後で、各光線列に対する光学系の副走査方向の倍率調整を行った場合には、せっかく所望のピッチに調整した各光線列内の光線の副走査方向のピッチが変動してしまう。
しかし、請求項10に記載の光線ピッチ調整方法では、各光線列に対する光学系の副走査方向の倍率調整を行った後で、各光線列内の光線の副走査方向のピッチの調整を行っているので、最終的に、各光線列内の光線の副走査方向のピッチを所望のピッチに調整できる。
本発明は上記構成にしたので、複数の発光点が主走査方向及び副走査方向の2次元に配列された光源から複数列の光線列が射出される光走査装置において、各光線列内の光線の副走査方向のピッチのバラツキを抑制できると共に、光線列間の副走査方向のピッチのバラツキを抑制できる。
以下に図面を参照しながら本発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、タンデム方式のカラーレーザプリンタ1に備えられた2個の光走査装置10は、それぞれ2本の被走査面としての感光体12にビームBを照射して潜像を形成する。各感光体12に形成された潜像は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナーによって現像される。そして、各感光体12上のトナーが中間転写ベルト3に転写される。この際、各色のトナーが重ねられてフルカラー画像となり、普通紙等の記録媒体Pに転写される。
図2に示すように、光走査装置10は、光源14、光学系としての偏向前光学系16、偏向手段としてのポリゴンミラー18、及び光学系としての走査光学系20で構成され、単一の光源14からビームBを射出し走査光学系20において各ビームBを分離して4本の感光体12に結像走査させる。なお、光走査装置10のポリゴンミラー18の回転による偏向走査方向を主走査方向と呼び、図2乃至図15中矢印Xで示し、偏向走査方向に直交する方向を副走査方向と呼び、図2乃至図15中矢印Yで示し、光軸方向を図2乃至図15中Yで示す。即ち、感光体12においては、軸方向に対応する方向を主走査方向、及び回転方向に対応する方向を副走査方向と呼ぶ。
図3に示すように、光源14は、主走査方向に6列、副走査方向に4列の計24個の発光点Pが2次元に配列された面発光レーザビームアレイであり、各列6本のビームからなるビーム列B0が副走査方向に2列配列されたビーム群B1を副走査方向に2群並べて射出する。
光源14の副走査方向には、4列の発光点列P0が配列されている。各発光点列P0は、主走査方向及び副走査方向に対して傾斜した直線上に所定ピッチで配列された6個の発光点Pで構成されている。
また、上側(副走査方向上流側)の2列の発光点列P0で構成される発光点群P1と下側(副走査方向下流側)の2列の発光点列P0で構成される発光点群P1とからそれぞれビーム群B1が射出されるが、上下の発光点群P1の間隔は、射出されたビーム群B1を走査光学系20によって分離できる程度に広く取られている。
また、図2、図4に示すように、偏向前光学系16は、2群のビーム群B1に共通のカップリングレンズ22、アパーチャ24、アナモフィック光学素子としてのシリンダレンズ26、27とで構成されている。カップリングレンズ22は光源14に面して設けられ、アパーチャ24は、カップリングレンズ22の後側焦点位置に設けられている。また、シリンダミラー26、27は、主走査方向にはパワーが無く、副走査方向にパワーを有する。
ここで、各ビームは光源14の発光面の法線方向へ射出されるので、光源14から射出されたビーム群B1は、カップリングレンズ22を通過して平行光束とされた後、後ろ側焦点位置で交差し、トランケートされながらアパーチャ24の開口24Aを通過する。そして、ビーム群B1は、シリンダレンズ26によって主光線を副走査方向に拡散された後、シリンダレンズ27によって主光線を副走査方向に集束されてポリゴンミラー18の偏向面18Aに入射する。
そして、ポリゴンミラー18は、6面の偏向面18Aを有し、所定の回転速度で回転し、各感光体12に走査線を所定速度で移動させる。
また、走査光学系20は、それぞれ2群のビーム群B1に共通の凹レンズ28、凸レンズ29、及び、各ビーム群B1毎に設けられた平面ミラー31、シリンドリカルミラー33とで構成されている。
凹レンズ28と凸レンズ29は、協働して主走査方向に対してfθ特性を持つように構成されており、ポリゴンミラー18によって偏向された2群のビーム群B1の主走査方向の走査角度を補正する。
また、平面ミラー31は、ビーム群B1をシリンドリカルミラー33に向けて反射する。また、シリンドリカルミラー33は感光体12へ向けて各ビーム群B1を反射する。これによって、図3に示すように、各感光体12が12本のビームBで走査される。このため、走査ピッチYを広くすることができ、プリント速度を高速度化できる。
ところで、図5に示すように、光源14は、ピッチ調整手段、光源回転調整手段としての光源回転調整機構34によって、発光面の法線(偏向前光学系16の光軸O)を中心に回転調整可能とされている。光源回転調整機構34は、光軸Oを中心に回転可能なブラケット36と、ブラケット36を回転可能に支持する位置決め部材38と、ステッピングモータ40と、ブラケット36に一体に設けられた鍔部36Aをステッピングモータ40の軸40Aの先端に当接するように付勢する引張コイルバネ42と、を備えている。
この回転調整機構34では、ステッピングモータ40が回転すると、軸40Aの内部に設けられたスクリュー(図示省略)により回転運動が直線運動に変換されて軸40Aの先端が出入する。その結果、ステッピングモータ40の軸40Aのブラケット36への当接位置が調整され、光源14が光軸Oを中心に回転される。これによって、図6(B)に示すように、ビーム列B0が光軸Oを中心に回転される。
また、図7に示すように、シリンドリカルレンズ26、27は、倍率調整手段、光軸方向位置調整手段としての光軸方向位置調整機構44によって光軸方向の位置を調整可能とされている。光軸方向位置調整機構44は、シリンドリカルレンズ26を保持するホルダ46と、シリンドリカルレンズ27を保持するホルダ47とを備えている。
ホルダ46、47は、光走査装置10の筐体の底面にネジ止めされているが、ネジ止めされていない状態では、シリンドリカルレンズ26、27の光軸方向に移動可能とされている。また、シリンドリカルレンズ26、27は、光軸に垂直な断面における副走査方向の倍率が異なるアナモフィック光学素子である。
このため、ホルダ46、47を筐体の底面にネジ止めする前に、ホルダ46、47のシリンドリカルレンズ26、27の光軸方向の位置を調整することで、シリンドリカルレンズ26、27の光軸方向の位置を調整でき、2群のビーム群B1に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率を調整できる。
ここで、偏向前の光路は、偏向後の光路と比較して主走査方向の幅が狭いので、偏向前光学系16を構成するシリンドリカルレンズ26、27等の光学素子は、偏向後の光学系を構成する凹レンズ28、凸レンズ29等の光学素子と比較して短尺である。このため、短尺の光学素子であるシリンドリカルレンズ26、27の位置を調整すれば良いので、偏向後の光学系の副走査方向の倍率を調整する場合と比較して、レンズ移動調整機構を簡素化、小型化できる。
ところで、図6(A)に示すように、光源14を光軸Oを中心に回転させる前の、各ビーム列B0内のビームBの主走査方向のピッチをd、各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチをpi、ビーム列B0のの副走査方向のピッチをpj、ビーム群B1の副走査方向のピッチをpkとすると、図6(B)に示すように、所定角度θだけ光源14を光軸Oを中心に回転させた後、各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチは、pi+dsinθに増加し、ビーム列B0の副走査方向のピッチは、picosθに減少し、ビーム群B1の副走査方向のピッチは、pjcosθに減少する。
即ち、光源14の回転調整により各ビーム列B0内のビームの副走査方向のピッチを調整するだけでは、ビーム列B0の副走査方向のピッチが、望んでいるいないに関わらず増減されるので、ビーム群B1内の全てのビームBの副走査方向のピッチを均一にすることは容易ではない。
そこで、本実施形態では、光源回転調整機構34による各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチの調整と合わせて、2群のビーム群B1に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率調整を行うことで、ビーム列B0の副走査方向のピッチを補正する。
以下、ビームBの副走査方向のピッチの調整方法について図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ1では、ポリゴンミラー18を回転駆動し、ステップ2へ移行する。ステップ2では、各発光点列P0の中から1の発光点Pを選択して発光させ、ステップ3へ移行する。なお、この際、副走査方向の同一直線上に配列された発光点Pを発光させる。次に、ステップ3では、光センサ等のビーム位置検出装置によって感光体12を走査する各ビームBの副走査方向の位置を検出する。
次に、ステップ4では、ビーム位置検出装置によって検出された各ビームBの副走査方向の位置からビーム列B0の副走査方向のピッチを算出し、ステップ5へ移行する。
ステップ5では、ステップ4で算出されたビーム列B0の副走査方向のピッチと、走査ピッチY(図3参照)をビーム列B0の配列数(本実施形態では2)で割った値との差が所定値未満であるか否かを判定し、判定が否定されるとステップ6へ移行する。
ステップ6では、光軸方向位置調整機構44によってシリンドリカルレンズ26、27の光軸方向の位置調整を行ってステップ3へ移行する。その後、ビーム列B0の副走査方向のピッチと、走査ピッチYをビーム列B0の配列数で割った値との差が所定値未満になるまで、ステップ3〜6が繰り返し実行される。
そして、ステップ5においてビーム列B0の副走査方向のピッチと、走査ピッチYをビーム列B0の配列数で割った値との差が所定値未満になり、判定が肯定されるとステップ7へ移行する。ステップ7では、各発光点群P1の中から1の発光点列P0を選択して発光させ、ステップ8へ移行する。
ステップ8では、ステップ3と同様、ビーム位置検出装置によって感光体12を走査する各ビームBの副走査方向の位置を検出し、ステップ9へ移行する。ステップ9では、ステップ8で検出された各ビームの副走査方向の位置から各ビームBの副走査方向のピッチを算出し、ステップ10へ移行する。
ステップ10では、ステップ9で算出された各ビームBの副走査方向のピッチと、走査ピッチY(図3参照)を各ビーム列B0内のビームBの本数(本実施形態では6)で割った値との差が所定値未満であるか否かを判定し、判定が否定されるとステップ11へ移行する。
ステップ11では、光源回転調整機構34によって光源14を光軸Oを中心として回転調整し、ステップ8へ移行する。その後、各ビームBの副走査方向のピッチと、走査ピッチYを各ビーム列B0内のビームBの本数で割った値との差が所定値未満になるまで、ステップ8〜11が繰り返し実行される。
そして、ステップ10において各ビームBの副走査方向のピッチと、走査ピッチYを各ビーム列B0内のビームBの本数で割った値との差が所定値未満になり、判定が肯定されるとステップ12へ移行する。
ステップ12では、発光した発光点Pが消灯され、ステップ13へ移行する。ステップ13では、ポリゴンミラー18の回転が停止される。そして、ビームBの副走査方向のピッチの調整を終了する。
ここで、ステップ6において、シリンドリカルレンズ26、27の光軸方向の位置調整を行ったことで、図9に示すように、光源14の光軸Oを中心とした回転調整後の、各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチ、ビーム列B0の副走査方向のピッチ、ビーム群B1の副走査方向のピッチを、×βだけ拡大させることができ、光源14の回転調整によって減少される分を相殺できる。これによって、各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチのバラツキを抑制すると共に、ビーム列B0のビームBの副走査方向のピッチのバラツキを抑制できる。
なお、各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチの調整を行った後で、2群のビーム群B1に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率調整を行った場合には、せっかく所望のピッチに調整した各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチが変動してしまう。しかし、本実施形態では、2群のビーム群B1に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率調整を行った後で、各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチの調整を行っているので、最終的に、各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチを所望のピッチに調整できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図10に示すように、光走査装置100では、2個のシリンドリカルレンズ27が、副走査方向に並べて配設されている。副走査方向上流側(図中上側)に配設されたシリンドリカルレンズ27は、2群のビーム群B1のうちの副走査方向上流側(図中上側)のビーム群B1の光路に配設され、副走査方向下流側(図中下側)のシリンドリカルレンズ27は、2群のビーム群B1のうちの副走査方向下流側(図中下側)のビーム群B1の光路に配設されている。即ち、シリンドリカルレンズ27が各ビーム群B1毎に設けられている。
また、図11に示すように、各シリンドリカルレンズ27は、倍率調整手段、光軸方向位置調整手段としての光軸方向位置調整機構44によって光軸方向に位置調整可能とされている。光軸方向位置調整機構44は、シリンドリカルレンズ27を保持するホルダ48を備えている。
図中下側のホルダ47は、光走査装置100の筐体の底面に直接ネジ止めされ、図中上側のホルダ47は、筐体の底面に立設された支持部49にネジ止めされているが、ネジ止めされていない状態では、シリンドリカルレンズ27の光軸方向に移動可能とされている。
このため、ホルダ47を筐体の底面又は支持部49にネジ止めする前に、ホルダ47のシリンドリカルレンズ27の光軸方向の位置を調整することで、各シリンドリカルレンズ27の光軸方向の位置を個別に調整でき、図12に示すように、一方のビーム群B1に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率を×β1にし、他方のビーム群B1に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率を×β2にするといったように、各ビーム群B1に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率を個別に調整できる。従って、第1実施形態と比して、ビーム列B0間のビームBの副走査方向のピッチのバラツキを抑制できる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第1、第2実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図13に示すように、光走査装置200では、シリンドリカルレンズ27が、各ビーム群B1毎に設けられている。図14に示すように、シリンドリカルレンズ27は、倍率調整手段、光軸方向位置調整手段としての光軸方向位置調整機構52によって光軸方向の位置を調整可能とされ、また、ピッチ調整手段、回転調整手段としての回転調整機構54によって光軸Oを中心として回転調整可能とされている。
光軸方向位置調整機構52は、シリンドリカルレンズ27を保持するホルダ56を備えている。下側のホルダ56は、光走査装置100の筐体の底面に直接ネジ止めされ、上側のホルダ56は、筐体の底面に立設された支持部にネジ止めされているが、ネジ止めされていない状態では、シリンドリカルレンズ27の光軸方向に移動可能とされている。
このため、ホルダ56を筐体の底面又は支持部にネジ止めする前に、ホルダ56のシリンドリカルレンズ27の光軸方向の位置を調整することで、各シリンドリカルレンズ27の光軸方向の位置を個別に調整でき、各ビーム群B1に対する偏向前光学系16の副走査方向の倍率を個別に調整できる。
また、ホルダ56は、プレート57と、プレート57に立設されシリンドリカルレンズ27の前面下側中央部に対向する位置決め用突起76Aが形成された支持片86と、プレート57に取付けられシリンドリカルレンズ27の後面下側中央部に当接してシリンドリカルレンズ27を位置決め用突起86Aに圧接する板バネ87と、プレート57に立設されシリンドリカルレンズ27の後面の右上側に対向する位置決め用突起88Aが形成された支持片88と、プレート57に立設されシリンドリカルレンズ27の後面の左上側に対向する位置決め用突起89Aが形成された支持片89とで構成されている。
シリンドリカルレンズ27は下側中央部を位置決め用突起86Aと板バネ87によって狭支される。また、シリンドリカルレンズ27は下側中央部を裏側から表側へ付勢されており、シリンドリカルレンズ27の上部に表側から裏側へ向かうモーメントが作用することによって、シリンドリカルレンズ27の裏面右上側、裏面左上側がそれぞれ位置決め用突起88A、89Aに当接する。これによって、シリンドリカルレンズ27が光軸方向へ傾倒不能となる。
また、回転調整機構54は、プレート57から突出してシリンドリカルレンズ27の下面左側に対向する位置決め用突起82と、プレート57から突出してシリンドリカルレンズ27の下面右側に対向する調整ネジ83と、シリンドリカルレンズ27の上面に当接してシリンドリカルレンズ27を位置決め用突起82、調整ネジ83に圧接する板バネ84とで構成されている。
シリンドリカルレンズ27は、上下面を位置決め用突起82と調整ネジ83と板バネ84によって狭支されている。ここで、調整ネジ83は、プレート57からの突出量が調整可能となっており、調整ネジ83のプレート57からの突出量を調整することで、シリンドリカルレンズ27を光軸Oを中心として回転調整できるようになっている。
ここで、アナモフィック光学素子であるシリンドリカルレンズ27は、光軸に垂直な断面における副走査方向の倍率が異なるので、各回転調整機構54によって各シリンドリカルレンズ27を光軸Oを中心として所定角度θ、θ´だけ回転させることによって、図15に示すように、各ビーム群B1における各ビーム列B0内のビームBの副走査方向のピッチpi、pi´をそれぞれ、pi+dsinθ、pi´+dsinθ´に調整できる。
以上、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、本実施形態は、本発明の光走査装置をレーザビームプリンタに適用したが、医療機器等にも適用可能である。
また、第1乃至第3実施形態では、複数群の光線群のうちの全ての光線群に対して光学系の副走査方向の倍率を調整可能としたが、複数群の光線群のうちの1群の光線群に対してだけでも良く、また、複数列の光線列のうちの1列の光線列に対してだけでも良い。
さらに、第1乃至第3実施形態では、光線から複数群の光線群を射出させ、各光線群を分離して異なる被走査面へ入射させているが、光源から1群の光線群を射出させ、そのまま分離することなく1の被走査面へ入射させても良い。
第1実施形態の光走査装置を備える画像形成装置の概略を示す図である。 第1実施形態の光走査装置を示す斜視図である。 第1実施形態の光走査装置の光源の発光点の配列と、感光体上におけるビームの配列とを示す平面図である。 第1実施形態の光走査装置の概略を示す図である 第1実施形態の光走査装置の光源回転調整機構を示す側面図である。 (A)、(B)は、第1実施形態の光走査装置におけるビームの配列を示す図である。 第1実施形態の光走査装置の光軸方向位置調整機構を示す斜視図である。 第1実施形態の光走査装置におけるビームの副走査方向のピッチの調整方法を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の光走査装置におけるビームの配列を示す図である。 第2実施形態の光走査装置の概略を示す図である。 第2実施形態の光走査装置の光軸方向位置調整機構を示す斜視図である。 第2実施形態の光走査装置におけるビームの配列を示す図である。 第3実施形態の光走査装置の概略を示す図である。 第3実施形態の光走査装置の回転調整機構を示す(A)は正面図、(B)は側断面図、(C)は平面図である。 第3実施形態の光走査装置におけるビームの配列を示す図である。
符号の説明
10 光走査装置
12 感光体(被走査面)
14 光源
16 偏向前光学系(光学系)
18 ポリゴンミラー(偏向手段)
26 シリンドリカルレンズ(アナモフィック光学素子)
27 シリンドリカルレンズ(アナモフィック光学素子)
31 平面ミラー(分離手段)
33 シリンドリカルミラー(分離手段)
34 光源回転調整機構(ピッチ調整手段、光源回転調整手段)
44 光軸方向位置調整機構(倍率調整手段、光軸方向位置調整手段)
52 光軸方向位置調整機構(倍率調整手段、光軸方向位置調整手段)
54 回転調整機構(ピッチ調整手段、回転調整手段)
100 光走査装置
200 光走査装置
B ビーム(光線)
B0 ビーム列(光線列)
B1 ビーム群(光線群)
P 発光点

Claims (10)

  1. 主走査方向及び副走査方向の2次元に配列された複数の発光点から、主走査方向に対して傾斜した方向に配列された複数の光線からなる光線列を副走査方向に複数列並べて射出する光源と、
    前記光源から射出された複数列の前記光線列を偏向して被走査面を走査する偏向手段と、
    前記光源から前記被走査面へ進行する前記複数列の光線列の光路上に配設され、少なくとも副走査方向のパワーを有する光学系と、
    各光線列内の光線の副走査方向のピッチを調整可能とするピッチ調整手段と、
    前記複数列の光線列の少なくとも1列の前記光線列に対する前記光学系の副走査方向の倍率を調整可能とする倍率調整手段と、
    を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記光源は、前記複数の発光点から、1列又は複数列の前記光線列からなる光線群を副走査方向に複数群並べて射出しており、
    前記偏向手段によって偏向された前記複数群の光線群を分離して各光線群を異なる前記被走査面に入射させる分離手段を有することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記倍率調整手段は、前記複数群の光線群のうち少なくとも1群の前記光線群に対する前記光学系の副走査方向の倍率を調整可能とすることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記光源の前記複数の発光点から射出される前記複数群の光線群のうち少なくとも1群は、複数列の前記光線列からなっており、
    前記倍率調整手段は、前記複数群の光線群のうち少なくとも複数列の前記光線列からなる前記光線群に対する前記光学系の副走査方向の倍率を調整可能とすることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記倍率調整手段は、各光線群毎に設けられていることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記光学系は、前記光源から前記偏向手段までの間に配設された偏向前光学系を有しており、
    前記倍率調整手段は、前記複数群の光線群のうち少なくとも1群の前記光線群に対する前記偏向前光学系の副走査方向の倍率を調整可能とすることを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記光学系は、前記複数群の光線群のうち少なくとも1群の前記光線群が通過するアナモフィック光学素子を有しており、
    前記倍率調整手段は、前記アナモフィック光学素子の光軸方向の位置を調整可能とする光軸方向位置調整手段であることを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れか1項に記載の光走査装置。
  8. 前記光学系は、前記複数群の光線群のうち少なくとも1群の前記光線群が通過するアナモフィック光学素子を有しており、
    前記ピッチ調整手段は、前記アナモフィック光学素子を光軸回りに回転調整可能とする回転調整手段であることを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れか1項に記載の光走査装置。
  9. 前記ピッチ調整手段は、前記光源を前記光学系の光軸周りに回転調整可能とする光源回転調整手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の光走査装置。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の光走査装置における光線の副走査方向のピッチの調整方法であって、
    前記倍率調整手段によって、前記複数列の光線列の少なくとも1列の前記光線列に対する前記光学系の副走査方向の倍率を調整する倍率調整ステップと、
    前記倍率調整ステップが行われた後、前記ピッチ調整手段によって、各光線列内の光線の副走査方向のピッチを調整するピッチ調整ステップと、
    を有することを特徴とする光線ピッチ調整方法。
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