JP2008076009A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の冷凍冷蔵庫においては、引出し扉の開状態において生じる隙間から庫内空気と外気との入れ替えが起こり、結露や、食品の傷み、消費電力の増加等の問題が生じる。本発明は前記従来技術の課題を解決するものである。
【解決手段】容器本体を引出す仕組みを持ち、引き出した時、冷気循環ファンが停止しない冷凍冷蔵庫において、容器が庫内側から庫外に引き出された時に生じる隙間を遮断し、庫内空気と外気との置換を少なくするバッフル機構を設けたものである。
【選択図】図2
【解決手段】容器本体を引出す仕組みを持ち、引き出した時、冷気循環ファンが停止しない冷凍冷蔵庫において、容器が庫内側から庫外に引き出された時に生じる隙間を遮断し、庫内空気と外気との置換を少なくするバッフル機構を設けたものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、扉、または容器本体を引出すことにより、庫内から庫外へ食品を保存する容器が引出される仕組みを持つ冷凍冷蔵庫において、仕切り板(ヒレ)を用いることで、容器が庫内側から庫外に引出された時に生じる隙間を遮断し、庫内空気と外気との置換を少なくする技術に関するものである。
市販の冷蔵庫は、上部の冷蔵室扉は回転式となり、下段は使い勝手を考慮し引出し式とされているのが普通である。
この引出し扉は、例えば冷凍式野菜室を校正する容器を備えている。即ち扉側に取付けた枠で上記容器を支え、枠を内箱側のレールを滑らせて扉並びに容器を引き出すようにしたものである。
これを図9、図10を用いて説明すると、51は冷蔵庫本体、この冷蔵庫本体51は、外箱と内箱と発泡断熱材等より成り内部に冷蔵室、冷凍室、野菜室等を形成している。そして冷蔵室扉は回転式に、冷凍室、野菜室は引出し式としている。ここでは、引出しとされた野菜室扉52(容器53付)に付いて説明する。
従来冷蔵庫の後方下部には圧縮機等を収納する機械室が形成されている。この為、この圧縮機収納部を逃げる為に、この収納部に対応する容器52下部後方は、図に示す如く傾斜面54とされている。この傾斜面54を有する容器53を扉52を開けて引き出すと図10の如く傾斜面54が丁度容器52が入っていた部屋54の冷気を庫外に導出する風路55を構成してしまう。
一方、市販されている冷蔵庫はどの扉を開しても扉開を検出し、各室に冷気を送る冷気循環ファンの運転を停止させるものと、そうでないものとがある。これは構造上の制約から来るものである。扉開と同時に循環ファンを停止させる機械を持った冷蔵庫であれば先に記述した風路55より部屋54の冷気逃げは最少に抑えられるが構造上の制約でこの機構を設けることが出来なかった冷蔵庫では、上記風路55から冷気漏れは避けて通れないものであった。この為、冷却性能に悪影響を与えることは勿論、容器内に収納された食品の食味に悪影響を及ぼす原因となっていた。
この種、従来例の冷蔵庫には特開2006−64190号がある。
枠等をもって扉に取付けられた容器を有し、且つ扉開時に冷気循環ファンの運転を停止させることをしない冷蔵庫にあっては、上記引出し容器を引き出すごとに容器が収納されている部屋の冷気が外部に流出し、庫内が温かい空気と置換される度に部屋温度が上昇する為、冷却性能に悪影響を及ぼすことは勿論、容器内食品の温度を上下させる他、結露等を招くので収納用容器の食味を低下させる等の課題があった。換言すると、冷気循環ファンを引出扉を引出す度に、その都度いちいち停止させることがないので他の部屋(例えば冷凍室、冷蔵室の温度制御を阻害することがないことは勿論、対象となる部屋(例えば野菜室)の設定温度の復帰が速くすることが出来るものである。
本発明は、上記課題を解決することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決することを目的としてなされたものである。
即ち、容器本体を引き出す仕組みを持ち、引き出した時、冷気循環ファンが停止しない冷凍冷蔵庫において、容器が庫内側から庫外に引き出された時に生じる隙間を遮断し、庫内空気と外気との置換を少なくするバッフル機構を設けたものである。
又、扉の開閉と連動する外気遮断のバッフル機構を備え、容器後方が風路となるのを防止したものである。
又、容器または、冷蔵庫内面にばねと仕切り板を備え、ばねの反発力を使って隙間を遮断するバッフル機構を働らかせたものである。
更に、容器と冷蔵庫内面にヒレ状のゴム片を備え、二つのゴム片が重なり合うことによって隙間を遮断するバッフル機構としたものである。
容器引出し時に容器が収納される部屋の冷気と外気とが置換されないので冷却性能を阻害することがないことは勿論、収納食品の食味を低下させることがないものである。更には、容器引出し時、冷気循環ファンを運転し続ける構造の冷蔵庫にもすることが出来るので、対象とする容器内温度復帰が速く、他室への影響を最小限にすることが出来るものである。
以下本発明の詳細を図に示す実施例で説明する。
図1は、本発明を備えた冷蔵庫正面図であり、図2は、図1のA-A断面図であり、図3は、本発明を備えた引出し扉の要部説明図であり、図4は、図3の扉を引出し時の要部説明図であり、図5は、図3とは異なる引出し扉の要部説明図であり、図6は、図5の扉を引き出した時の要部説明図であり、図7は、図3、図5とは異なる引出し扉の要部説明図であり、図8は、図7を扉を引き出した時の要部説明図である。
先ず、図1に於いて1は冷蔵庫本体、本発明を採用せる冷蔵庫本体1は、回転扉のみで構成されるものでなく、引出し扉を少なくとも一つ以上持つ冷蔵庫である。この引出し扉は、引出し容器3を有している。2は、野菜室前面開口縁を閉塞する引出し扉である。3はその引出し扉2に取付けられた引出し容器であり、枠等を利用して扉に支えられている。即ち、引出し扉2を冷蔵庫本体より引き出すことにより、野菜室を構成する引出し容器3が、冷蔵庫本体1より引き出されてくる様構成されている。
次に、図2に於いて、1は冷蔵庫本体であり、5は圧縮機であり、この圧縮機5は機械室8内に設置されている。一般的に、機械室8の場所を最小限とする為に内箱1aには傾斜部9が設けられている。この傾斜部9を有する為、引出し容器3の後方には、傾斜部をもつ形状が多い。引出し容器3の後方に傾斜部を有する場合、引出し容器3が引き出されると、冷蔵庫内箱1aと引出し容器3間と大きな隙間が生じる。その隙間をバッフル機構7で塞ぎ冷気と外気の置換を小さくするのが本発明である。
又、6は冷気循環ファンであり、扉開閉を検出するセンサを備えていないものは、扉を開けても運転を続ける。その為、上記引出し容器3の後方と内箱1aが作る隙間より扉を開けると冷気は外気と置換しやすい環境となっていた。しかし、本発明は、このセンサなし冷蔵庫でもバッフル機構採用により、外気と室内冷気との置換を小さくしたものである。従って冷気循環ファン6は運転を止める必要がなくなる他扉開閉を検知するセンサを取付ける必要がないものである。
次に図3、図4に於いて、上記バッフル機構について詳細を説明する。図に於いて、1は冷蔵庫本体であり、2は引出し扉、3は引出し容器、4は野菜室である。11は、引出し扉2に連結されている枠であり、内箱1a側に設けたレール上をスライドし図4の如く左右方向へ移動するものである。基本的には、引出し扉2と枠11は同方向に連動して動くものである。そしてバッフル機構を構成している12が仕切り板、13が支持枠である。仕切り板12と支持枠13は点Aで回転自在に連結されている。そして支持枠13は枠11に点Bで連結されている。また仕切り板12は、内箱1aと図に示す如く点Cで回転自在で固定されている。従って、図4に示すように引出し扉2を引き出すと、枠11、支持枠13が連動して、仕切り板12が図4の如く立上り、引出し容器3の傾斜部に当接し、引出し容器3の傾斜部と内箱1a間に出来る隙間を塞ぐものである。図4の仮想線で示した仕切り板12の位置にする場合もある。この場合は、引出し容器3形状が冷凍室容器3aの如く後部がフラットで且つその容器の引出し寸法が内箱1aの開口縁より飛び出す場合である。
次に図3、図4とは異なるバッフル機構を図5、図6に於いて説明する。尚、1は冷蔵庫本体であり、2は引出し扉、3は引出し容器、4は野菜室である。バッフル機構を構成している14が仕切り板、15がねじりバネである。14の仕切り板と15のねじりバネは連結されており、更に仕切り板14は、内箱1aとも回転自在に一端が固定されている。そして常に引出し容器3の方向へテンションがかかるように固定されている。従って、引出し扉2を開方向へ移動した時、野菜室または冷凍室4を外気と遮断する様、仕切り板14が図の如く立上り、追従するものである。このバッフル機構は、内箱1aの下部だけでなく野菜室または冷凍室4の上面、または、側面においても取付け可能であり、その場合テンションをかける部分が引出し容器3とは、限らなくなる。
続いて、図3、図5とは更に異なる実施例を説明すると図7、図8に於いて、1は冷蔵庫本体であり、2は引出し扉、3は引出し容器、4は野菜室である。バッフル機構を構成しているのが、ヒレ状のゴム片16、17である。ゴム片16は、引出し容器4等に固定され、ゴム片17は、内箱1aの下部に固定される。野菜室または冷凍室4を外気と遮断する方法は、いくつか考えられゴム片16が内箱1aの下部を擦る方法や、ゴム片17が引出し容器3を擦る方法等がある。従って、必ずしも二つを有する必要はない。引出し扉2の引出し量が十分に開かれた場合は、二つのヒレが重なりあって遮断する方法もある。このバッフル機構は、内箱1aの下部だけでなく野菜室または冷凍室4の上面、または、側面においても取付け可能であり、その場合ゴム片が擦る部分が参考事例と異なる場合がある。
1…冷蔵庫本体、1a…内箱、2…引出し扉、3…引出し容器、3a…冷凍室容器、4…野菜室、5…圧縮機、6…冷気循環ファン、7…バッフル機構、8…機械室、9…内箱傾斜部、10…センサ、11…枠、12…仕切り板、13…支持枠、14…仕切り板、15…ねじりバネ、16…ゴム片、17…ゴム片。
Claims (4)
- 容器本体を引き出す仕組みを持ち、引き出した時、冷気循環ファンが停止しない冷凍冷蔵庫において、容器が庫内側から庫外に引き出された時に生じる隙間を遮断し、庫内空気と外気との置換を少なくするバッフル機構を設けたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
- 扉の開閉と連動する外気遮断のバッフル機構を備え、容器後方が風路となるのを防止したことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
- 容器または、冷蔵庫内面にばねと仕切り板を備え、ばねの反発力を使って隙間を遮断するバッフル機構を働かせたことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
- 容器と冷蔵庫内面にヒレ状のゴム片を備え、二つのゴム片が重なり合うことによって隙間を遮断するバッフル機構としたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006258231A JP2008076009A (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 冷凍冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006258231A JP2008076009A (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 冷凍冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008076009A true JP2008076009A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39348269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006258231A Withdrawn JP2008076009A (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 冷凍冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008076009A (ja) |
-
2006
- 2006-09-25 JP JP2006258231A patent/JP2008076009A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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