JP2009275963A - 冷蔵庫 - Google Patents

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晃一 西村
Masaaki Tanaka
正昭 田中
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Abstract

【課題】扉が閉まっている時に貯蔵室内と外気の二重シールを保ちながら収納容器全体をまんべんなく冷却する。
【解決手段】前面に開口部2を備え、開口部2を閉塞する引き出し式の扉4と、扉4に保持されたフレーム12と、開口部2内壁面で、フレーム12を摺動自在に支持するレール14と、上部に開口し、フレーム12内に保持された収納容器13と、開口部2に内壁面から突出し、収納容器13の左右側面と底面に当接するシール体16を備え、シール体16は扉4が閉状態の時に開口部2の奥または手前側に倒れる構成とされているので、扉4が閉まっている時に貯蔵室3内の風路をシール体16により妨げることが無く、貯蔵室3内全体をまんべんなく冷却することができるため、冷却性能の高い冷蔵庫とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、引き出し式の扉を備えた貯蔵室内に保存されている保存物を取り出す際に、庫内の冷気が外部へ流出することを抑制して省エネルギー化を図る冷凍冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫に省エネルギーが求められるようになって久しいが、現在でも省エネルギー競争は激しく、圧縮機の効率向上、断熱箱体の断熱性能向上などにより省エネルギーが図られている。そのような中、扉開閉時に庫内の冷気が外部に漏れるのを抑制した冷蔵庫が提案されている(特許文献1)。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
図9は従来の冷凍冷蔵庫の引き出しドア部の縦断面図であり、図10は図9におけるA−A線における断面図である。図9、図10において、冷蔵庫本体1は、前面に開口部2を持つ冷蔵温度帯(0℃〜5℃程度)または冷凍温度帯(−20℃〜−1℃程度)の貯蔵室3、開口部2を閉塞する扉4及び貯蔵室3の奥に冷却室5を備えている。
貯蔵室3と冷却室5は、吸い込み口6及び吹き出し口7を備えたカバー8により仕切られており、冷却室5の内部には冷却システム(図示せず)の一部である冷却器9及びファン10を備えている。この冷却システムは、例えば圧縮機(図示せず)、凝縮器(図示せず)、減圧器(図示せず)、冷却器9から構成され、内部に冷媒を循環させることにより冷却器9で液冷媒の蒸発気化熱によって周囲の空気を冷却する。そして、ファン10により冷気を貯蔵室3内全体に循環させることにより貯蔵室3内を冷却する。
扉4は貯蔵室3側の外縁にガスケット11を備えており、ガスケット11の内側左右に貯蔵室3側に伸びた棒状のフレーム12を備えている。また、フレーム12の内側には、上部に開口部を有した収納容器13を備えており、被冷却物を収納する。
貯蔵室3内部には、左右にレール14を備えており、レール14内をフレーム12が前後に摺動することにより扉3を引き出し式とし、扉3が最も開口部2側に移動した時に、ガスケット11と開口部2が密着することにより開口部2を閉塞する。
また、貯蔵室3内部には、左右及び下面から突出して収納容器13と弾力的に当接する軟質材からなるシール体15を備えている。また、このシール体15は、扉4が閉じている時も、開いている時も収納容器13に当接しているため、扉4を閉じている時はガスケット11との二重シールで庫内への熱の侵入を防ぐことにより貯蔵室3の温度上昇を抑制することができる。そして扉4を開いている時はシール体15と収納容器13が当接していることにより、貯蔵室3内でシール体15より開口部2側と冷却室5側が遮断される。これにより、貯蔵室3内の冷気が外部に漏れることはなく、貯蔵室3内の温度上昇を抑制することができる。
従って、扉を閉じている時も開いている時も庫内温度の上昇を抑制でき、消費電力量を低減することができる。
特開2005−48978号公報
しかしながら、上記従来の構成では、扉4を開いた状態においても貯蔵室3内のシール体15より開口部2側と冷却室9側が遮断されているため、シール体15より開口部2側にはファン10による冷却風が流れない。従って、シール体15より開口部2側の空間は貯蔵室3の他の空間よりも温度が高くなり、被冷却物を十分に冷却できない恐れがあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、扉4を閉じた状態でも貯蔵室3のシール体15よりも開口部2側の空間に冷却風を流すことにより貯蔵室3内の温度分布を均一にする冷蔵庫を提供することを目的とする。
また、上記従来の構成では、シール体15と収納容器13が常に当接しているため、扉4の開閉動作でシール体15と収納容器13が摺動し、摺動音が発生し、使用者に不快感を与える恐れがあった。
本発明の他の目的は、シール体15と収納容器13を扉4が開いた時のみ当接させることにより、使用者の扉2の開閉音に伴う不快感を低減することでより品位の高い冷蔵庫を提供することである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷凍冷蔵庫は、前面に開口部を備えた貯蔵室と、貯蔵室内の空気を撹拌するファンと、開口部を閉塞する引出式の扉と、扉に保持されたフレームと、貯蔵室内壁面で、フレームを摺動自在に支持するレールと、上部に開口しフレーム内に保持された収納容器と、貯蔵室内壁面から突出し、収納容器の左右側面と底面のうち少なくとも1面に当接するシール体を備えた冷蔵庫において、扉が閉状態の時にファンによる風が収納容器の前面まで流れるように構成されている。
これによって、扉が閉まっている時に収納容器前面まで冷却風が流れることにより、貯蔵室内全体をまんべんなく冷却することができる。
また、本発明の冷凍冷蔵庫は、シール体は扉が閉状態の時に開口部の奥または手前に倒れるように構成されている。
これによって、特別な風路などを構成せずにファンによる冷却風を収納容器前面に流すことができ、簡単な構成で貯蔵室内全体をまんべんなく冷却することができる。
また、本発明の冷凍冷蔵庫は、シール体は開口部の手前側に倒れ、倒れた時に扉に当接するように構成されている。
これによって、扉が閉まっている時にガスケットに加えてシール体が扉と当接することにより外気とのシールをすることができ、二重シールとすることにより断熱性能を向上させることができる。
また、本発明の冷凍冷蔵庫は、開口部内壁面の左右側面及び底面から突出したシール体を備え、それぞれのシール体どうしは扉が閉状態で収納容器と当接した時に、端部が重なり合うように構成されている。
これによって、扉が開いた時にシール体とシール体の間にすき間が生じるのを防ぐことができ、冷気の漏れを防止し、断熱性能を向上させることができる。
また、本発明の冷凍冷蔵庫は、シール体は扉が最も開いた時に収納容器と当接するように構成されている。
これによって、シール体は扉が開くまでは収納容器と摺動することがなく、摺動音を無くすことができる。
また、本発明の冷凍冷蔵庫は、シール体は扉の開閉動作時に収納容器と当接しない位置まで起きあがるように構成されている。
これによって、扉の開閉動作時にも貯蔵室と収納容器のすき間を小さくでき、庫内の冷気の外気への漏れを抑制することができる。
また、本発明の冷凍冷蔵庫は、シール体を脱着可能に構成されている。
これによって、シール体が汚れた際には取り外して掃除したり取り替えたりすることができる。
また、本発明の冷凍冷蔵庫は、シール体がブラシ状の材料で構成されている。
これによって、シール体が切れたり破れたりすることはなく、簡単な構造でシール体の寿命を長くすることができる。
本発明の冷凍冷蔵庫は、扉を閉めた際にも貯蔵室内をまんべんなく冷却することができ、貯蔵室の温度を均一にすることができる。
請求項1に記載の冷凍冷蔵庫は、前面に開口部を備えた貯蔵室と、貯蔵室内の空気を撹拌するファンと、開口部を閉塞する引出式の扉と、扉に保持されたフレームと、貯蔵室内壁面で、フレームを摺動自在に支持するレールと、上部に開口しフレーム内に保持された収納容器と、貯蔵室内壁面から突出し、収納容器の左右側面と底面のうち少なくとも1面に当接するシール体を備えた冷蔵庫において、扉が閉状態の時にファンによる風が収納容器の前面まで流れる構成とされているので、扉が閉まっている時に収納容器前面まで冷却風が流れることにより、貯蔵室内全体をまんべんなく冷却することができるため、冷却性能の高い冷蔵庫とすることができる。
請求項2に記載の冷凍冷蔵庫は、シール体は扉が閉状態の時に開口部の奥または手前に倒れる構成とされているので、特別な風路などを構成せずにファンによる冷却風を収納容器前面に流すことができ、簡単な構成で貯蔵室内全体をまんべんなく冷却することができるため、安価で冷却性能の高い冷蔵庫とすることができる。
請求項3に記載の冷凍冷蔵庫は、シール体は開口部の手前側に倒れ、倒れた時に扉に当接する構成とされているので、扉が閉まっている時にガスケットに加えてシール体が扉と当接することにより外気とのシールをすることができ、二重シールとすることにより断熱性能を向上させることができるため、効率の高い冷蔵庫とすることができる。
請求項4に記載の冷凍冷蔵庫は、開口部内壁面の左右側面及び底面から突出したシール体を備え、それぞれのシール体どうしは扉が閉状態で収納容器と当接した時に、端部が重なり合う構成とされているので、扉が開いた時にシール体とシール体の間にすき間が生じるのを防ぐことができ、冷気の漏れを防止し、断熱性能を向上させることができるため、効率の高い冷蔵庫とすることができる。
請求項5に記載の冷凍冷蔵庫は、シール体は扉が最も開いた時に収納容器と当接する構成とされているので、シール体は扉が開くまでは収納容器と摺動することがなく、摺動音を無くすことができるため、使用者の扉の開閉音に伴う不快感を低減することで、より品位の高い冷蔵庫とすることができる。
請求項6に記載の冷蔵庫は、シール体は扉の開閉動作時に収納容器と当接しない位置まで起きあがる構成とされているので、扉の開閉動作時にも貯蔵室と収納容器のすき間を小さくでき、庫内の冷気の外気への漏れを抑制することができるため、効率の高い冷蔵庫とすることができる。
請求項7に記載の冷蔵庫は、シール体を脱着可能とした構成とされているので、シール体が汚れた際には取り外して掃除したり取り替えたりすることができるため、メンテナンス性の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
請求項8に記載の冷蔵庫は、シール体がブラシ状の材料で構成されているので、シール体が切れたり破れたりすることはなく、簡単な構造でシール体の寿命を長くすることができるため、長期信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
また、従来と同一構成についてはその動作、作用は同様であり、説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷凍冷蔵庫の扉を閉めた状態の縦断面図であり、図2は同実施の形態の扉を閉めた状態のB−B線断面図である。図3は同実施の形態の扉を開けた状態の縦断面図であり、図4は同実施の形態の扉を開けた状態のC−C線断面図である。また図5は同実施の形態の扉を閉めた状態のシール体近傍の縦断面図、図6は同実施の形態の扉を開閉途中の状態のシール体近傍の縦断面図、図7は同実施の形態の扉を開いた状態のシール体近傍の縦断面図、図8は同実施の形態の扉が開いている時のシール体どうしが重なった部分の正面図である。
図1から図8において、貯蔵室3内部には左右側面及び底面の開口部2近傍にブラシ状の素材で構成されたシール体16が取り付けられている。
シール体16は、略板状のマウント17、鉄などの磁性体材料で構成されたコの字型のベース18、ベース18に埋め込まれた、例えばナイロン性のブラシ19、シャフト20及びトーションばねであるスプリング21とから構成されており、マウント17とベース18はシャフト20により開口部2側に倒れた状態(0度)から貯蔵室3の壁面に垂直となる状態(90度)まで回動自在となるように軸支されている。また、マウント17とベース18は、スプリング21により貯蔵室3に取り付けられた時に取り付けた壁面に対して90度以下の角度を保持するように付勢されている。この時シール体16と収納容器13の間には5mm程度のすき間が生じるようになっている。
マウント17には、断面形状が矢印状の取り付け部22を、貯蔵室3には断面形状が台形状の溝23を備えており、取り付け部22を溝23に差し込むことにより、貯蔵室3壁面にシール体16を脱着自在に取り付けている。
収納容器13の左右の4辺には、永久磁石24を備えており、扉4が全開になった時にシール体16近傍に位置し、ベース18を引きつけることによりシール体16と収納容器13を当接させる。
また扉4の貯蔵室4側の外縁には磁石を内蔵したガスケット25を備えており、扉4が閉まった時にスプリング21の付勢に打ち勝ってベース18を開口部2側へ倒すことによりシール体16と扉4とを当接させる。
以上のように構成された冷凍冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
冷凍冷蔵庫運転中、冷却器5が生成した冷気をファン10で貯蔵室3内を循環させることにより、貯蔵室3内を冷却する。
まず扉4が閉じている場合(図5、実線18aの状態)について説明する。扉4が閉じている状態では、ガスケット25内の磁石の吸引力によってベース18が扉4側に倒れ、扉4と当接する。この時外気と貯蔵室4内はガスケット11とシール体16によってシールされている状態となり、二重シールとすることができる。これは、従来の冷凍冷蔵庫において、シール体15が収納容器13と当接していた時と比べ、収納容器13の前面が貯蔵室3内と遮断されることがない。
これにより、外気と貯蔵室3内を二重シールで断熱強化しつつ収納容器13の前面までファン10による冷却風をまんべんなく流すことができ、貯蔵室3内の温度を均一にすることができる。従って、冷却性能の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
次に、扉4が全開の場合(図7、実線18bの状態)について説明する。扉4が全開の状態では、永久磁石25の吸引力により、シール体16は90度の角度となり、収納容器13と当接する。
これにより、扉4が開いている状態においても貯蔵室3内と外気はシール体16によって遮断されているので、扉4が開いた状態において、貯蔵室3内の冷気が外に漏れるのを防止できる。従って、貯蔵室3内の温度上昇を抑制でき、効率の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
次に、扉4の開閉途中の動作(図6、実線18の状態)について説明する。扉4が開動作の時または閉動作の時、ベース18は永久磁石24またはガスケット25によってどちらかに吸引されることはない。この状態で、ベース18は、スプリング21により付勢され、90度以下の角度αを保持するように付勢されている。この時シール体16と収納容器13の間には5mm程度のすき間が生じるようになっている。一般的に、静止物と可動物の間に5mm程度のすき間があれば、可動物を静止物に接触させずに動作させることが可能である。
これにより、扉4の動作中にシール体16と収納容器13が接触、摺動することによる音の発生を防ぐことができるとともに、シール体16が起きあがっていることにより、貯蔵室3と収納容器13の間からの冷気の漏れを抑制することができる。従って、貯蔵室3内の温度上昇を抑制でき、効率の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
また、本実施の形態においては、シール体16が左右側面と底面の3つに分割されているが、扉4が開いた状態の時、その接続部は図6に示すように重なっている。
これにより、シール体16が3つに分割されていることによりそのすき間から冷気が漏れることはない。従って、貯蔵室3内の温度上昇を抑制でき、効率の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
また、本実施の形態においては、シール体16はマウント17の矢印状の取り付け部22を貯蔵室3の台形状の溝23に差し込むことにより脱着自在としている。
これにより、シール体16は使用者が簡単に取り外すことができ、掃除、取り替えなどを簡単にすることができる。従って、メンテナンス性の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
また、本実施の形態においては、シール体16の、収納容器13と当接する部分をブラシ19で構成している。
これにより、従来のように軟質材1枚で構成した場合に比べて、シール体が切れたり破れたりすることが無い。従って、長期信頼性の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
またこれにより、収納容器13に凹凸があった場合にもシール体16と収納容器13のすき間を最小にすることができ、すき間からの漏れを抑制することができる。従って、貯蔵室3内の温度上昇を抑制でき、効率の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
尚、本実施の形態において、シール体16と収納容器13のすき間は5mm程度としたが、寸法精度を高め、さらにすき間を小さくすることで、すき間から漏れる冷気を抑制でき、さらに効率の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
また、本実施の形態において、シール体16を扉4及び収納容器13に当接させる手段は磁石を用いたが、シール体16の動作を電動として扉4の開閉によってスイッチを入れる方法や、フレーム12の動きに連動してギアなどでシール体16を動作させるなど、どのような方法を使用しても同様の効果が得られる。
また、本実施の形態においては、シール体16は左右側面及び底面の3面としたが、天面にもシール体を設け、扉4が開いた時に収納容器13の奥面の上辺と当接する構成とすることにより、さらに効率の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
また、本実施の形態においては、シール体16は取り付け部22を溝23に差し込むことにより固定したが、マウント17側に溝を付けて貯蔵室3側に突起を設けて差し込んだり、ねじ止めをしたり、使用者が簡単に取り外せる構成とすれば同様の効果が得られる。
また、本実施の形態においては、ブラシ19を収納容器13と当接させることにより、収納容器13の凹凸があってもすき間を作らない構成としたが、収納容器13の外表面を、凹凸のない構成とすることにより、さらにシール性を良くすることができ、さらに効率の高い冷凍冷蔵庫とすることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、引き出し式の扉により貯蔵室の開口部を開閉する機器であれば、冷却、加温にかかわらず、シール性を必要とする収納機器にも適用することができる。
本発明の実施の形態1による冷蔵庫の扉を閉めた状態の縦断面図 本発明の実施の形態1における扉を閉めた状態のB−B線断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉を開けた状態の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉を開けた状態のC−C線断面図 本発明の実施の形態1における扉閉状態の冷蔵庫のシール体近傍の縦断面図 本発明の実施の形態1における扉開閉途中状態の冷蔵庫のシール体近傍の縦断面図 本発明の実施の形態1における扉開状態の冷蔵庫のシール体近傍の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷凍冷蔵庫の扉が開いている時のシール体どうしが重なった部分の正面図 従来の冷凍冷蔵庫の引き出しドア部の縦断面図 従来の冷凍冷蔵庫のA−A線における断面図
符号の説明
1 冷凍冷蔵庫
2 開口部
4 扉
10 ファン
12 フレーム
13 収納容器
14 レール
16 シール体
19 ブラシ

Claims (8)

  1. 前面に開口部を備えた貯蔵室と、前記貯蔵室内の空気を撹拌するファンと、前記開口部を閉塞する引出式の扉と、前記扉に保持されたフレームと、前記貯蔵室内壁面で、前記フレームを摺動自在に支持するレールと、上部に開口し前記フレーム内に保持された収納容器と、前記貯蔵室内壁面から突出し、前記収納容器の左右側面と底面のうち少なくとも1面に当接するシール体を備えた冷蔵庫において、前記扉が閉状態の時に前記ファンによる風が前記収納容器の前面まで流れることを特徴とした冷蔵庫。
  2. シール体は扉が閉状態の時に開口部の奥または手前に倒れることを特徴とした請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. シール体は開口部の手前側に倒れ、倒れた時に扉に当接することを特徴とした請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 開口部内壁面の左右側面及び底面から突出した左側面シール体、右側面シール体、底面シール体を備え、それぞれのシール体どうしは扉が閉状態で収納容器と当接した時に、重なり合うことを特徴とした請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. シール体は扉が最も開いた時に収納容器と当接することを特徴とした請求項2から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. シール体は扉の開閉動作時に収納容器と当接しない位置まで起きあがることを特徴とした請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. シール体を脱着可能とした請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. シール体をブラシ状の材料で構成した請求項1から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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