JP2008073500A - マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少なくとも揉みマッサージと回転マッサージとを実現することができるマッサージ機を提供する。
【解決手段】 マッサージ機1は、施療部位に接触して押圧刺激を与える複数の指圧子4と、該指圧子4を動作させる駆動部3とを備え、該駆動部3は、揉みマッサージを行うべく複数の前記指圧子4を互いに近接する方向及び離反する方向へ揺動させるよう構成され、且つ、回転マッサージを行うべく前記指圧子4を公転させるよう構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被施療者の身体部位(施療部位)に対して揉みマッサージ及び回転マッサージ等を施すことが可能なマッサージ機に関する。
従来、椅子型、マットレス型、ハンディタイプなど様々の種類のマッサージ機があり、ハンディタイプのマッサージ機としては特許文献1,2に開示されたようなものがある。このマッサージ機は、駆動部を搭載するハウジングと該ハウジングから突出して人の手指を模した複数の指圧子とを備え、駆動部が指圧子を揺動させる構成となっている。従って、被施療者の身体部位に対し揉みマッサージを施すことができる。
実開平05−11934号公報 実開平05−74527号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に開示されたマッサージ機の場合、指圧子を揺動させる揉みマッサージしか行うことができないため、マッサージが単調になりがちである。そして、マッサージの態様としては、揉みマッサージの他に、例えば各指圧子を身体部位に当接させた状態で所定点回りに公転させる回転マッサージを実現することも要望されている。
そこで本発明は、少なくとも揉みマッサージと回転マッサージとを実現することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係るマッサージ機は、施療部位に接触して押圧刺激を与える複数の指圧子と、該指圧子を動作させる駆動部とを備え、該駆動部は、揉みマッサージを行うべく複数の前記指圧子を互いに近接する方向及び離反する方向へ揺動させるよう構成され、且つ、回転マッサージを行うべく前記指圧子を公転させるよう構成されている。
このような構成とすることにより、当該マッサージ機は揉みマッサージと回転マッサージとを行うことができるため、被施療者に対してより一層バリエーションに富んだ施療を施すことが可能となり、マッサージが単調となりにくくなる。
また、前記駆動部は、前記揉みマッサージ及び前記回転マッサージを同時に実現する複合マッサージを行うべく、前記指圧子を揺動させつつ公転させるよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、揉みマッサージと回転マッサージとを同時に実現するため、身体部位に対してこれまでにないマッサージを施すことができる。
また、前記駆動部は、前記揉みマッサージと前記複合マッサージとを選択的に行い得るように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、被施療者の必要や嗜好に応じたマッサージを行うことができる。
また、前記指圧子は棒状のアームを有し、前記駆動部は、モータと、該モータにより回転される主軸と、前記アームの基端部を案内する案内溝を有し、前記主軸を回転軸として該主軸と共に一方向へ回転可能な第1回転部と、前記指圧子を前記アームの途中で枢支し、前記主軸を回転軸として該主軸と共に他方向へ回転可能な第2回転部とを有していてもよい。このような構成とすることにより、モータを一方向へ回転させると、第1回転部が回転し、これに伴って案内溝により基端部が案内されるアームが枢支箇所を中心として揺動する。従ってこのとき、揉みマッサージを実現することができる。また、モータを他方向へ回転させると、第2回転部が回転し、これに伴ってアームが主軸回りに公転し、且つ、基端部が案内溝により案内されてアームが揺動する。従ってこのとき、揉みマッサージ及び回転マッサージを同時に行う複合マッサージを実現することができる。
また、人手により把持されるグリップ部を備えるハンディタイプであってもよい。このような構成とすることにより、被施療者のあらゆる身体部位に対しても施療することができるマッサージ機を実現することができる。また、例えば上述したように、モータ、主軸、第1回転部、及び第2回転部により駆動部を構成した場合、該駆動部をコンパクト化することが可能であるため、ハンディタイプでありながら揉みマッサージ及び回転マッサージを行うことができる好適なマッサージ機を実現することができる。
本発明によれば、少なくとも揉みマッサージと回転マッサージとを実現することができるマッサージ機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るマッサージ機について、ハンディタイプのマッサージ機を例にして図面を参照しながら具体的に説明する。
図1はマッサージ機1の構成を示す外観斜視図、図2は図1に示すマッサージ機の底面図、図3は図1に示すマッサージ機1をIII-III線で切断したときの断面形状を示す断面図であって、一部の構成を省略して示している。図1に示すようにマッサージ機1は、人手により把持されるグリップ2aを有するハウジング2(二点鎖線で示している)と、該ハウジング2内に収容された駆動部3と、ハウジング2の外方へ突出して駆動部3によって駆動される指圧子4とから主として構成されている。グリップ2aには、マッサージ機1に揉みマッサージを実行させるためのスイッチSW1と、揉みマッサージ及び回転マッサージを同時に行う複合マッサージを実行させるためのSW2と、停止スイッチSW3とが設けられている。なお、図2及び図3では、ハウジング2の図示は省略している。
図1乃至図3に示すように、駆動部3は、モータ5と、指圧子4を動作させる動作部6と、モータ5の回転出力を動作部6へ伝達する減速機7とを備え、これらモータ5、動作部6、及び減速機7は、平面視で略矩形状のベースプレート8により支持されている。モータ5は、その出力軸を左右方向へ向けて配されており、該出力軸は、オペレータによるスイッチSW1,SW2の操作に応じて図示しない制御回路から送られる信号に基づき、一方向及び他方向へ回転するようになっている。また、この出力軸端にはベベルギア5aが取り付けられている。
減速機7は、端部にベベルギア7aが取り付けられたウォーム7bと、該ウォーム7bと噛合するウォームホイール7cとを有している。ウォーム7bは、その長手方向がモータ5の出力軸と直交するように配され、その端部に設けられたベベルギア7aはモータ5の出力軸端に設けられたベベルギア5aと噛合している。ウォームホイール7cは、動作部6が備えて上下方向へ延びる主軸10に同軸芯状に取り付けられており、この主軸10と一体的に回転可能になっている。
ベースプレート8の上方には、平面視で略三角形状を成して主軸10を支持する支持プレート11が設けられている。この支持プレート11が有する各頂点部分11aは、ベースプレート8の上面から上方へ突設された3つのボス部8aの頂部にネジ止めされている。主軸10は、支持プレート11の中央に設けられた開孔11bとベースプレート8に設けられた開孔8bとを貫通して設けられており、その上端部は軸受12を介して支持部材11に回転可能に支持されている。また、ウォームホイール7cは主軸10に外嵌した状態で、ベースプレート8と支持プレート11との間のスペースに配設されている。更に、ウォーム7bは、その両端部が、三角形状の支持プレート11の2つの頂点部分11aとベースプレート8との間で軸支されている。
このような減速機7は、モータ5が回転駆動すると、その回転力はベベルギア5a,7aを介してウォーム7bへ伝達され、更にウォームホイール7cへ伝達されて、該ウォームホイール7cと共に主軸10を回転させる。この際、モータ5の回転数は、ベベルギア5a,7aの歯数比とウォーム7b及びウォームホイール7の構成とに応じて減速されて主軸10へ伝達される。
図3に示すように、動作部6は、上述した主軸10と、該主軸10に外嵌して後述する指圧子4の基端部を案内する案内回転板(第1回転部)20と、該案内回転板20の下方に設けられて主軸10に外嵌し、後述する指圧子4を枢支する枢支回転板(第2回転部)30とから主として構成されている。図4は、案内回転板20の構成を示しており、断面図及び底面図を示している。図5は、枢支回転板30の構成を示しており、断面図及び底面図を示している。
図4に示すように、案内回転板20は平面視で円盤形状を成し、中央部分には主軸10が挿通される挿通孔21が形成されている。また、この挿通孔21が形成された中央部分は、側面視で上方へ突出した筒部22を成している(図4の上側に示す断面図参照)。案内回転板20の下面には、挿通孔21を周回する案内溝23が形成されている。本実施の形態においてこの案内溝23は、挿通孔21から案内回転板20の径方向に距離D1だけ離れた近接位置P1と、距離D2だけ離れた離隔位置P2とを、交互に夫々3箇所経由して挿通孔21を一周している。また、案内回転板20の外縁部には等間隔に3つの切欠部24が形成されている。本実施の形態では、この切欠部24は略三角形状を成し、挿通孔21から上述した近接位置P1へ向かう拡径方向の延長上に設けられている。
図3に示すように、このような案内回転板20は、筒部22に軸受25が外嵌した状態で該筒部22がベースプレート8の開孔8bに内嵌されており、この軸受25を介してベースプレート8に回転可能に支持されている。また、案内回転板20の挿通孔21とこれに挿通された主軸10との間には、比較的大きな静止摩擦係数を有する円環部材26が介在されており、この円環部材26の作用により案内回転板20は主軸10と共に回転するようになっている。
図5に示すように、枢支回転板30は平面視で案内回転板20と外形寸法が略同一の円盤形状を成しており、中央部分には主軸10が挿通される挿通孔31が形成されている。この挿通孔31が形成された中央部分は、側面視で下方へ突出した筒部32を成している(図5の上側に示す断面図参照)。この筒部32からは、拡径方向へ3つのリブ33が延設され、各リブ33は挿通孔31を中心とする周方向に沿って等間隔に設けられている。また、枢支回転板30の外縁部には等間隔に3つの切欠部37が形成され、各切欠部37は略台形状を成し、リブ33の伸延方向の先端近傍に設けられている。枢支回転板30には、指圧子4が挿通される3つの矩形孔34が、挿通孔31を中心とする周方向に沿って等間隔に形成され、各矩形孔34は隣り合うリブ33の間に配設されている。この矩形孔34は何れも長方形状を成し、挿通孔31を中心とする径方向に長辺が沿うようにして形成されている。
図6は、枢支回転板30に指圧子4を枢支した状態を示す断面図である。図6に示すように、指圧子4は、途中で若干屈曲するパイプ状のアーム4aを有し、該アーム4aの先端部には略球状の指圧頭4bが取り付けられている。アーム4aの基端部にはキャップ4cが取り付けられ、該キャップ4cには、指圧頭4bより小径の略球状を成す案内球4dが取り付けられている。また、アーム4aにおいて、基端部と屈曲部分との間の部分には、アーム4aの伸延方向と直交する向きに突出する枢軸4eが設けられている。
このような指圧子4は、枢支回転板30が有する各矩形孔34へ挿通される。枢支回転板30の下面において、各矩形孔34の長辺近傍の部分には、該長辺に対して直交する方向へ延びる溝部35が形成されており、矩形孔34に挿通された指圧子4のアーム4aから突出する枢軸4eがこの溝35に嵌め込まれる。この状態で、枢軸4eを溝35に保持するブラケット40が、下方から枢支回転板30に取り付けられる。
図2に示すように、このブラケット40は略長円形状を成し、枢支回転板30が有する矩形孔34と略同一形状の矩形孔41が中央部分に形成され、上面(枢支回転板30の下面に対向する面)には図示しない溝部が形成されている。このブラケット40は、矩形孔41に指圧子4のアーム4aを挿通させて枢支回転板30の下面にネジ止めされる。このとき、アーム4aから突出する枢軸4eは、枢支回転板30の下面に形成された溝部35とブラケット40の上面に形成された溝部とによって、回転自在な状態で上下方向から保持される。従って指圧子4は、図5及び図6に示すように、枢軸4eを中心として枢支回転板30の径方向に揺動可能となっている。
図3に示すように、このような枢支回転板30は挿通孔31を主軸10に外嵌させて設けられている。そして、挿通孔31と主軸10との間に介在された軸受38により、枢支回転板30は主軸10に回転可能に支持されている。また、挿通孔31と主軸10との間には比較的大きな静止摩擦係数を有する円環部材46が介在されており、この円環部材46の作用により枢支回転板30は主軸10と共に回転するようになっている。また、主軸10に枢支回転板30が外嵌されると、指圧子4の基端部に設けられた案内球4dは、案内回転板20が有する案内溝23に収容される。
一方、図2に示すように、ベースプレート8の下面には、電磁ソレノイド51及びプランジャ52から成る直動式アクチュエータ50と、切欠部24,37と係合するストッパ55とが設けられている。直動式アクチュエータ50は、スイッチSW1,SW2(図1参照)の操作に応じて図示しない制御回路から送られる信号に基づき、電磁ソレノイド51が励起されてプランジャ52を突出又は退行させるようになっている。
図7は、ストッパ55の構成を示す平面図である。図7に示すようにストッパ55は、互いに直交する長辺部56と短辺部57とを有する略L字形状を成し、長辺部56の先端56aは案内回転板20が有する切欠部24に整合する形状となっており、短辺部57の先端57aは枢支回転板30が有する切欠部37に整合する形状となっている。図2に示すように、このようなストッパ55は、長辺部56と短辺部57との交差部分近傍にて、ベースプレート8から下方へ延設された枢軸58により揺動可能に支持されている。また、ストッパ55の長辺部56の途中から、短辺部57とは反対方向へレバー59が延設されており、該レバー59には直動式アクチュエータ50が有するプランジャ52の先端が接続されている。
このようなストッパ55は、直動式アクチュエータ50が駆動してプランジャ52が突出すると、該プランジャ52と共にレバー59が枢軸58回りの一方向へ回動される。すると、短辺部57が枢軸58回りに案内回転板20へ近接する方向へ揺動し、短辺部57の先端57aが案内回転板20の切欠部24に係合する。これにより案内回転板20は、図2の底面図において反時計回り方向への回転が規制される。
また、直動式アクチュエータ50が駆動してプランジャ52が退行すると、プランジャ52と共にレバー59が枢軸58回りの他方向へ回動される。すると、長辺部56が枢軸58回りに枢支回転板30へ近接する方向へ揺動し、長辺部56の先端56aが枢支回転板30の切欠部37に係合する。これにより、枢支回転板30は、図2の底面図において時計回り方向への回転が規制される。
次に、上述したような構成を成すマッサージ機1の動作について、図8を参照しつつ説明する。なお、図8は指圧子4を枢支した状態の枢支回転板30を底面側から示し、これに重ねて案内回転板20が有する案内溝23を破線で示している。また、以下に説明するマッサージ機1の動作は、図示しない制御回路からの信号によりモータ5及び直動式アクチュエータ50が駆動することにより実現され、これら制御回路、モータ5、アクチュエータ50へは、図示しない電源から駆動電力が供給される。この電源としては、例えば家庭用の交流100V電源を用いて電源コードを通じて電力を供給するようにしてもよいし、マッサージ機1にバッテリを搭載して該バッテリを電源としてもよい。
はじめに、オペレータによるスイッチSW1(図1参照)の操作により揉みマッサージが選択されると、モータ5は一方向へ回転し、その回転力が減速機7を介して伝達されて主軸10を一方向へ、即ち、図8での時計回り方向へ回転させる。その結果、主軸10と共に案内回転板20が一方向へ回転する(図8中の破線矢印参照)。一方で、スイッチSW1が操作されてモータ5が回転するのと略同時に直動式アクチュエータ50(図2参照)が作動し、プランジャ52を退行させる。その結果、ストッパ55が揺動して長辺部56の先端56aが枢支回転板30の切欠部37に係合し、枢支回転板30が一方向(図8での時計回り方向)へ回転するのを規制する。
以上より、スイッチSW1が操作されると、案内回転板20が一方向へ回転している状態で枢支回転板30が停止することとなる。このとき、指圧子4の基端部側に設けられた案内球4dは、案内回転板20の案内溝23の移動に伴って、主軸10を中心とする径方向に移動させられる。即ち、指圧子4の案内球4dは案内溝23内に収容されているため、案内溝23が主軸10の回りに回転すると、案内球4dは主軸10を中心とする径方向に沿って、主軸10から距離D1の近接位置P1と距離D2の離隔位置P2との間を往復することとなる(図4も参照)。その結果、各指圧子4は、互いに近接する方向及び離隔する方向、換言すると、枢軸4e(図5参照)を基点として主軸10の径方向に沿って揺動する(図8中の破線矢印60参照)。従って、この状態で指圧頭4bを被施療者の身体部位に当接させると、当該身体部位を揉みマッサージすることが可能である。
次に、オペレータによるスイッチSW2(図1参照)の操作により複合マッサージが選択されると、モータ5は他方向へ回転し、この回転力が減速機7を介して伝達されて主軸10を他方向、即ち、図8での反時計回り方向へ回転させる。その結果、主軸10と共に枢支回転板30が他方向へ回転する(図8中の二点鎖線矢印参照)。一方で、スイッチSW2が操作されてモータ5が回転するのと略同時に直動式アクチュエータ50(図2参照)が作動し、プランジャ52を突出させる。その結果、ストッパ55が揺動して短辺部57の先端57aが案内回転板20の切欠部24に係合し、案内回転板20が他方向(図8での反時計回り方向)へ回転するのを規制する。
以上より、スイッチSW2が操作されると、枢支回転板30が他方向へ回転している状態で案内回転板20が停止することとなる。このとき、指圧子4の案内球4dは、枢支回転板30の回転に伴って停止状態の案内溝23に沿って移動し、主軸10を中心とする径方向に沿って、主軸10から距離D1の近接位置P1と距離D2の離隔位置P2との間を往復することとなる(図4も参照)。その結果、各指圧子4は枢軸4e(図5参照)を基点として主軸10の径方向へ揺動すると共に、枢支回転板30と共に回転して主軸10の回りを公転する(図8中の二点鎖線矢印61参照)。従って、この状態で指圧頭4bを被施療者の身体部位に当接させると、当該身体部位を揉みマッサージすると共に回転マッサージする複合マッサージを行うことが可能である。
以上に説明したように、本実施の形態に係るマッサージ機によれば、揉みマッサージの他、揉みマッサージと回転マッサージとを同時に行う複合マッサージも実行することができる。また、スイッチSW1,SW2の切り換え、即ち、モータ5の回転方向の切り換えと直動式アクチュエータ50の動作切り換えとによって、揉みマッサージと複合マッサージとを切り換えることが可能である。また、これらのマッサージ動作は、スイッチSW3を操作することによって停止させることが可能である。
なお、上述した説明では、案内回転板20が他方向へ回転することの規制と枢支回転板30が一方向へ回転することの規制とはストッパ55によって行うこととしているが、このような構成に限られない。例えば、主軸10と案内回転板20の挿通孔21との間に設けた円環部材26に換えてカムクラッチ等の一方向クラッチを設け、案内回転板20が主軸10の回りの一方向へのみ回転可能にし、同様に、主軸10と枢支回転板30の挿通孔31との間に設けた円環部材36に換えてカムクラッチ等の一方向クラッチを設け、枢支回転板30が主軸10の回りの他方向へのみ回転可能にしてもよい。この場合、ストッパ55及び直動式アクチュエータ50は不要となる。
また、案内回転板20に設ける案内溝23は、図4に示した形状に限られず、任意に決定することができる。例えば、近接位置P1と離隔位置P2とを交互に夫々5箇所経由して挿通孔21を一周するような形状としてもよく、これらの箇所数を増加させる程、揉みマッサージ時の揉み速さが大きくなる。また、近接位置P1と離隔位置P2の設定の仕方も任意であり、挿通孔21からの離隔距離が距離D1より大きく距離D2より小さい値を有する中間位置を設け、近接位置P1及び離隔位置P2の他にこの中間位置を経由するような形状としてもよい。
本発明は、少なくとも揉みマッサージと回転マッサージとを実現することができるマッサージ機に適用することができる。
マッサージ機の構成を示す外観斜視図である。 図1に示すマッサージ機の底面図である。 図1に示すマッサージ機をIII-III線で切断したときの断面形状を示す断面図であって、一部の構成を省略して示している。 図3に示す案内回転板の構成を示しており、断面図及び底面図を示している。 図3に示す枢支回転板の構成を示しており、断面図及び底面図を示している。 枢支回転板に指圧子を枢支した状態を示す断面図である。 ストッパの構成を示す平面図である。 マッサージ機の動作を説明するための図面であり、指圧子を枢支した状態の枢支回転板を底面側から示し、これに重ねて案内回転板及びこれが有する案内溝を破線で示している。
符号の説明
1 マッサージ機
2 ハウジング
3 駆動部
3d 案内球
4 指圧子
4a アーム
4b 指圧頭
4d 案内球
4e 枢軸
5 モータ
6 動作部
7 減速機
10 主軸
11a 頂点部分
20 案内回転板(第1回転部)
23 案内溝
30 枢支回転板(第2回転部)
50 直動式アクチュエータ
55 ストッパ

Claims (5)

  1. 施療部位に接触して押圧刺激を与える複数の指圧子と、該指圧子を動作させる駆動部とを備え、該駆動部は、揉みマッサージを行うべく複数の前記指圧子を互いに近接する方向及び離反する方向へ揺動させるよう構成され、且つ、回転マッサージを行うべく前記指圧子を公転させるよう構成されていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記駆動部は、前記揉みマッサージ及び前記回転マッサージを同時に実現する複合マッサージを行うべく、前記指圧子を揺動させつつ公転させるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記駆動部は、前記揉みマッサージと前記複合マッサージとを選択的に行い得るように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。
  4. 前記指圧子は棒状のアームを有し、
    前記駆動部は、
    モータと、
    該モータにより回転される主軸と、
    前記アームの基端部を案内する案内溝を有し、前記主軸を回転軸として該主軸と共に一方向へ回転可能な第1回転部と
    前記指圧子を前記アームの途中で枢支し、前記主軸を回転軸として該主軸と共に他方向へ回転可能な第2回転部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のマッサージ機。
  5. 人手により把持されるグリップ部を備えるハンディタイプであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のマッサージ機。
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CN112120916A (zh) * 2020-09-24 2020-12-25 郭明 一种血液科穿刺用防皮下淤血的肌肉按摩设备
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