JP2008071913A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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喜明 垂水
Takashi Harada
剛史 原田
Junichi Shibata
潤一 柴田
Shunsuke Isono
俊介 磯野
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Abstract

【課題】デュアルダマシン法を用いて配線を形成する際に、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度にかかわらず配線溝の深さのばらつきを抑制することを目的とする。
【解決手段】反射防止膜堆積前にシリコン酸化膜103の上面とレジストプラグ106a,106bの上面の段差をなくす、あるいは、堆積する反射防止膜の膜厚に大きな段差ができない程度に小さくすることにより、ビアホール104a,104b径の差やパターン密度の差に関係なく反射防止膜の膜厚ばらつきを抑制することができるため、直下に形成されるビアホール104a,104bの径やパターン密度に対応して配線溝の深さのばらつきを抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デュアルダマシン法を用いてコンタクトプラグと配線を形成するプロセスを用いる半導体装置の製造方法に関するものである。
近年、半導体集積回路の高集積化に伴い、ビアホールと配線溝にまとめて金属を埋め込むことでコンタクトプラグと上層配線とを同時に形成するデュアルダマシン法という技術が採用されている。
以下、図6,図7,図8を参照しながらデュアルダマシン法を用いた従来の半導体装置の製造方法について説明する。
図6は従来の半導体装置の製造方法におけるレジストプラグ形成工程を示す工程断面図、図7は従来の半導体装置の製造方法におけるビアホールおよび配線溝形成工程を示す工程断面図、図8は従来の半導体装置の製造方法におけるパターン密度の異なるビアホール間の配線溝深さの違いを説明する図である。
まず、図6(a)に示すように、基板(図示せず)上に形成された絶縁膜400中に下層配線401形成し、下層配線401上を含む絶縁膜400上全面に保護膜402を形成する。さらに、保護膜402の上にシリコン酸化膜403を形成し、シリコン酸化膜403中に径が異なるビアホール404a、404bを形成した後、ビアホール404a、404bを埋め込むようにシリコン酸化膜403の上にレジスト膜405を塗布する。このとき、ビアホールは比較的に径が小さいビアホール404aと比較的に径が大きいビアホール404bを形成する。
次に、図6(b)に示すように、エッチバックによりビアホール404a、404bからはみ出したレジスト膜405を除去することにより、ビアホール404aにレジストプラグ406aを、ビアホール404bにレジストプラグ406bを形成する。
次に、図6(c)に示すように、シリコン酸化膜403とレジストプラグ406a、406bの上に反射防止膜407を形成する。
次に、図7(a)に示すように、反射防止膜407上にレジスト膜408を形成し、フォトリソグラフィーによりレジスト膜408のパターニングを行う。
次に、図7(b)に示すように、レジスト膜408をマスクとしてドライエッチングを行い反射防止膜407と層間絶縁膜403とレジストプラグの上部を除去して配線溝409a、409bを形成し、さらに残ったレジストプラグ406a、406bと保護膜402を除去することで、ビアホールおよび配線溝409a、409bを形成する。
最後に、ビアホールおよび配線溝409a、409bにまとめて金属を埋め込むことでコンタクトプラグと上層配線とを同時に形成する(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−188329号公報
しかしながら、従来の半導体装置の製造方法によると、上層配線の深さがばらつき、所望の配線構造の形成が困難となる。特に、ビアホール径が異なるパターンにおいては配線の深さにばらつきが発生するという問題点があった。
具体的には、まず、図6(b)に示すように、ビアホール404a、404bからはみ出したレジスト膜405を完全に除去するために十分にエッチバックすると、レジストプラグ406a、406bは表面の高さがシリコン酸化膜403表面よりも低く形成され、レジストプラグ406a、406b上が凹形状となる。
次に、図6(c)に示すように、シリコン酸化膜403とレジストプラグ406a、406bの上に反射防止膜407を形成すると、径が小さいレジストプラグ406aのパターン上では凹形状部の体積が比較的小さいため反射防止膜407が厚く、径が大きいレジストプラグ406bのパターン上では凹形状部の体積が比較的大きいため反射防止膜407が薄く形成される。
次に、図7(a)に示すように、反射防止膜407上にレジスト膜408を形成してフォトリソグラフィーによりパターニングを行い、図7(b)に示すように、レジスト膜408をマスクとしてドライエッチングを行い、反射防止膜407と層間絶縁膜403を除去し、さらにレジストプラグ406a、406bの上部を除去することで、配線溝409a、409bを形成する。このとき、レジストプラグ406a、406bを同時にエッチングするため、反射防止膜407の厚みの差により、反射防止膜407が厚く堆積されたレジストプラグ406a上の反射防止膜407をエッチングする時間がレジストプラグ406b上の反射防止膜407をエッチングする時間よりも長くなり、レジストプラグ406b上の反射防止膜407をエッチングしてからシリコン酸化膜403をエッチングする時間が短くなるため、配線溝409aが配線溝409bよりも浅く形成される。
また、図8(a)に示すように、ビアホールの径が等しく、パターン密度が低いビアホール404cとパターン密度が高いビアホール404dが形成されている場合でも、ビアホール外に残る反射防止膜407の膜厚が異なる。そのため、図8(b)に示したように、ビアホールの径が異なるときと同様に、反射防止膜407の厚みの差により、反射防止膜407をエッチングしてからシリコン酸化膜403をエッチングする時間が短くなり、配線溝409cが配線溝409dよりも浅く形成される。
上記問題点を解決するために、本発明の半導体装置の製造方法は、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度に応じて配線溝の深さを制御し、特に、配線溝の深さを一定にしたい場合には、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度にかかわらず配線溝の深さのばらつきを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の半導体装置の製造方法は、基板上に複数の配線層を設けて形成される半導体装置の任意の下層配線上に上層配線および前記上層配線と前記下層配線とを電気的に接続するコンタクトプラグを形成するに際し、前記下層配線上を含む全面に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の所定の前記下層配線上にビアホールを形成する工程と、前記ビアホールにレジスト膜を埋め込む工程と、前記ビアホールからはみだした前記レジスト膜を除去してレジストプラグを形成する工程と、前記絶縁膜を後退させる工程と、前記絶縁膜および前記レジストプラグ上に反射防止膜を形成する工程と、前記反射防止膜上の所定の領域に形成したレジストマスクをマスクとして選択的に前記絶縁膜および前記反射防止膜ならびに前記レジスト膜をエッチングして配線溝を形成する工程と、前記レジストマスクおよび前記反射防止膜ならびに前記レジスト膜を除去して前記ビアホール下部の前記下部配線を露出する工程と、前記ビアホールおよび前記配線溝中に導電体を埋め込む工程とを有し、形成された前記反射防止膜の膜厚が、前記反射防止膜のエッチングにより形成された前記配線溝の深さが前記ビアホールの径や形成密度にかかわらず一定となる膜厚になるように、前記絶縁膜の後退により前記絶縁膜と前記レジストプラグの段差の制御を行うことを特徴とする。
請求項2記載の半導体装置の製造方法は、基板上に複数の配線層を設けて形成される半導体装置の任意の下層配線上に上層配線および前記上層配線と前記下層配線とを電気的に接続するコンタクトプラグを形成するに際し、前記下層配線上を含む全面に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の所定の前記下層配線上にビアホールを形成する工程と、前記ビアホールにレジスト膜を埋め込む工程と、前記ビアホールからはみだした前記レジスト膜を除去してレジストプラグを形成する工程と、前記絶縁膜を後退させる工程と、前記絶縁膜および前記レジストプラグ上に反射防止膜を形成する工程と、前記反射防止膜上の所定の領域に形成したレジストマスクをマスクとして選択的に前記絶縁膜および前記反射防止膜ならびに前記レジスト膜をエッチングして配線溝を形成する工程と、前記レジストマスクおよび前記反射防止膜ならびに前記レジスト膜を除去して前記ビアホール下部の前記下部配線を露出する工程と、前記ビアホールおよび前記配線溝中に導電体を埋め込む工程とを有し、形成された前記反射防止膜の膜厚が、前記反射防止膜のエッチングにより形成された前記配線溝の深さが前記ビアホールの径や形成密度に対応した深さとなる膜厚になるように、前記絶縁膜の後退により前記絶縁膜と前記レジストプラグの段差の制御を行うことを特徴とする。
請求項3記載の半導体装置の製造方法は、請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜と前記レジストプラグとの段差をなくすように前記絶縁膜を後退させることを特徴とする。
請求項4記載の半導体装置の製造方法は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の表面が前記レジストプラグの表面よりも高くなるように前記絶縁膜を後退させることを特徴とする。
請求項5記載の半導体装置の製造方法は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の表面が前記レジストプラグの表面よりも低くなるように前記絶縁膜を後退させることを特徴とする。
請求項6記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の後退をCMP技術を用いて行うことを特徴とする。
請求項7記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の後退をウェットエッチング技術を用いて行うことを特徴とする。
請求項8記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の後退をドライエッチング技術を用いて行うことを特徴とする。
請求項9記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の後退をEBキュア技術を用いて行うことを特徴とする。
請求項10記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の後退をUVキュア技術を用いて行うことを特徴とする。
請求項11記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の後退を熱キュア技術を用いて行うことを特徴とする。
請求項12記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の後退をプラズマキュア技術を用いて行うことを特徴とする。
請求項13記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜の後退をイオンビームキュア技術を用いて行うことを特徴とする。
以上により、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度に応じて配線溝の深さを制御し、特に、配線溝の深さを一定にしたい場合には、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度にかかわらず配線溝の深さのばらつきを抑制することができる。
以上のように、本発明に係る半導体装置の製造方法によると、反射防止膜堆積前にシリコン酸化膜の上面とレジストプラグの上面の段差をなくす、あるいは、堆積する反射防止膜の膜厚に大きな段差ができない程度に小さくすることにより、ビアホール径の差やパターン密度の差に関係なく反射防止膜の膜厚ばらつきを抑制することができるため、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度に対応して配線溝の深さのばらつきを抑制することができる。また、シリコン酸化膜の上面とレジストプラグの上面の段差を制御することにより、ビアホール径の差やパターン密度の差に対応して反射防止膜の膜厚を制御することができるため、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度に対応して配線溝の深さを制御することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法について、図1,図2,図3を参照しながら説明する。
図1は実施の形態1における半導体装置の製造方法のレジストプラグ形成工程を示す工程断面図、図2は実施の形態1における半導体装置の製造方法の配線溝形成工程を示す工程断面図、図3は実施の形態1における半導体装置の製造方法の配線層形成工程を示す工程断面図である。
まず、図1(a)に示すように、従来技術と同様に、シリコンからなる半導体基板(図示せず)上に形成された絶縁膜100、下層配線101、保護膜102の上に層間絶縁膜としてシリコン酸化膜103をCVD法によって、例えば、膜厚400nmで形成し、その後、シリコン酸化膜103の所定の下層配線上にビアホール104a、104bを形成し、ビアホール104a、104bを埋め込むようにシリコン酸化膜103の上に、例えば、主に有機系のレジストから成るレジスト膜105を塗布する。本実施の形態では、ビアホールは比較的径が小さいビアホール104aと比較的径が大きいビアホール104bを形成する。これらのビアホールの径は、例えば、径が大きいビアホール104bでφ=120nm、径が小さいビアホール104aでφ=80nmとなる場合などがある。
次に、図1(b)に示すように、エッチバックによりビアホール104a、104bからはみ出したレジスト膜105を除去し、ビアホール104aにレジストプラグ106aを、ビアホール104bにレジストプラグ106bを形成する。このとき、ビアホール104a、104bからはみ出したレジスト膜105を完全に除去するためにエッチバックを十分に行うため、レジストプラグ106a、106bの上面はシリコン酸化膜103の上面よりも、一般的には30nm程度低くなる。
次に、図1(c)に示すように、CMP(化学的機械的研磨)によりシリコン酸化膜103を研磨して後退させ、シリコン酸化膜103の上面とレジストプラグ106a、106bの上面の高さを等しくする。このとき、CMP用スラリーは、シリコン酸化膜103に対するレジストプラグ106a、106bの選択比がほぼ1のスラリーを使用し、シリコン酸化膜103の上面がレジストプラグ106a、106bの上面と同じ高さになるまで、段差が30nm程度の場合は30nm程度研磨する。ここで用いられるスラリーとしては、例えば、アルミナ、シリカ、セリアなどの砥粒を含むスラリーが考えられる。
このとき、シリコン酸化膜103を過剰に研磨しても、CMP用スラリーはシリコン酸化膜103に対するレジストプラグ106a、106bの選択比がほぼ1であるため、シリコン酸化膜103の上面とレジストプラグ106a、106bの上面の高さを揃えることが可能となる。レジストプラグ106a、106bが研磨され始めるまで研磨を行うことで、平坦な面を得ながらシリコン酸化膜103の厚みを十分に残すことができ、また、シリコン酸化膜103をあらかじめ厚めに形成しておき、シリコン酸化膜103とレジストプラグ106a、106bを過剰に研磨して、シリコン酸化膜103を所望の厚さ、一般的には350nm程度まで薄膜化しても、シリコン酸化膜103の上面とレジストプラグ106a、106bの上面の高さが揃った平坦な面を得ることができる。
次に、図2(a)に示すように、シリコン酸化膜103とレジストプラグ106a、106bの上に反射防止膜107として有機系の膜約50nmを塗布法により成膜する。本実施の形態では、シリコン酸化膜103とレジストプラグ106a、106bの高さが揃っているため、ビアホールの径に関係なく反射防止膜107の膜厚を均一に形成することができる。
次に、図2(b)に示すように、反射防止膜107の上にフォトリソグラフィーによりパターニングされた主に有機系のレジストから成るレジスト膜108を形成し、レジスト膜108をマスクとしてドライエッチングを行い、反射防止膜107とシリコン酸化膜103とレジストプラグ106aの上部とレジストプラグ106bの上部とを除去し、ビアホール104aに配線溝109aを、ビアホール104bに配線溝109bを形成する。これら配線溝109a,配線溝109bの溝の深さは200nm程度に形成することが一般的である。このとき、反射防止膜107の膜厚が均一であるため、配線溝109aと配線溝109bの深さをほぼ等しくすることができる。
次に、図2(c)に示すように、アッシングにてレジスト膜108と反射防止膜107とレジストプラグ106a、106bを除去し、その後、洗浄によりポリマーを除去する。さらに、ドライエッチングによりレジストプラグ106a、106b下部の保護膜102を除去して下層配線101を露出させる。
次に、図3に示すように、ビアホール104a、104bと配線溝109a、109bとを埋めるように銅膜110等の導電体を堆積し、シリコン酸化膜103上の配線溝109a、109bからはみ出した銅膜110をCMPによって研磨することでデュアルダマシン構造のコンタクトプラグと配線を形成する。
以上のように、本実施の形態では、一定の深さの配線溝を形成する際に、シリコン酸化膜103の上面とレジストプラグ106a、106bの上面の高さを揃えて平坦な面を得てから反射防止膜107を堆積するため、堆積された反射防止膜107の膜厚が均一となり、直下に形成されるビアホールの径や形成密度にかかわらず配線溝の深さのばらつきを抑制することができる。
これにより、径や形成密度が異なるビアホールを持つ絶縁膜に、深さがほぼ等しい配線を形成することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における半導体装置の製造方法について、図4を参照しながら説明する。
図4は実施の形態2における半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
本実施の形態における、シリコン酸化膜を研磨して後退させる工程以外は、実施の形態1と同様の工程を行う。
本実施の形態において、シリコンから成る半導体基板上に形成された絶縁膜200、下層配線201、保護膜202の上に、層間絶縁膜としてシリコン酸化膜203を形成し、シリコン酸化膜203に比較的径が小さいレジストプラグ204aと比較的径が大きいレジストプラグ204bを形成する工程までは実施の形態1と同様の工程を行う(図示せず)。
次に、図4(a)に示すように、CMP(化学的機械的研磨)によりシリコン酸化膜203を研磨して後退させ、シリコン酸化膜203の上面がレジストプラグ204a、204bの上面と同じ高さになる前に研磨を終了する。これにより、シリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面との段差がCMPによる研磨の前より小さくなっている。ここで、シリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面との段差はおよそ15nm程度が好ましい。
このとき用いるCMP用スラリーはシリコン酸化膜203を研磨するのに最も適したもので良く、レジストプラグとの選択比までを考慮する必要はない。
次に、図4(b)に示すように、シリコン酸化膜203とレジストプラグ204a、204bの上に反射防止膜205を形成する。このとき、シリコン酸化膜203の上面がレジストプラグ204a、204bの上面より高いまま研磨を終了しているので、反射防止膜205は、レジストプラグ204aのパターン上よりもレジストプラグ204bのパターン上のほうが薄く形成されるが、シリコン酸化膜203とレジストプラグ204a、204bの段差が小さいので反射防止膜205の膜厚のばらつきは軽減されている。
この後、実施の形態1と同様の工程を行い、デュアルダマシン構造の配線を形成する。
以上のように、本実施の形態では、一定の深さの配線溝を形成する際に、シリコン酸化膜203を、シリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面との段差による凹形状の体積の差がその上に堆積された反射防止膜205のエッチング時間に影響を及ぼさない程度まで研磨することにより、直下に形成されるビアホールの径や形成密度にかかわらず配線溝の深さのばらつきを抑制することができる。
これにより、径や形成密度が異なるビアホールを持つ絶縁膜に、深さがほぼ等しい配線を形成することができる。
また、逆に、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度に応じて任意の深さの配線溝を形成する際には、このシリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面との段差に後に形成する配線溝の深さに差が出る程度で研磨を停止することにより、それぞれの配線溝の深さが任意の深さになるようにレジストプラグ204a、204b上のシリコン酸化膜203の膜厚を制御して、ビアホールの径によって異なる深さの配線溝を作り分けることもできる。本実施の形態では、図4(c)に示すように、研磨後のシリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面との段差が大きいままであるほど、径が小さいビアホールに形成される配線溝206aよりも、径が大きいビアホールに形成される配線溝206bを深くすることができる。
以上のように、本実施の形態では、反射防止膜205の膜厚のばらつきは実質的にエッチング時間に影響がない程度にまで軽減することにより、レジストプラグ204aのパターンに形成される配線溝とレジストプラグ204bのパターンに形成される配線溝の深さの差を軽減することができる。
また、シリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面との段差を制御して、径が大きいビアホールに形成される配線溝を深めに形成することで、径が小さいビアホールと接続された配線よりも配線抵抗が低く、所望の配線抵抗を有する配線を形成することができる。
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3における半導体装置の製造方法について、図5を参照しながら説明する。
図5は実施の形態3における半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
本実施の形態における、シリコン酸化膜を研磨して後退させる工程以外は、実施の形態1と同様の工程を行う。
本実施の形態において、シリコンから成る半導体基板(図示せず)上に形成された絶縁膜300、下層配線301、保護膜302の上に、層間絶縁膜としてシリコン酸化膜303を形成し、シリコン酸化膜303に比較的径が小さいレジストプラグ304aと比較的径が大きいレジストプラグ304bを形成する工程までは実施の形態1と同様の工程を行う(図示せず)。
次に、図5(a)に示すように、CMP(化学的機械的研磨)により、レジストプラグ304a、304bに対してシリコン酸化膜303を優先的に研磨して後退させ、シリコン酸化膜303の上面がレジストプラグ304a、304bの上面より低くなるようにオーバーエッチングし、段差の絶対値が研磨前よりも小さいうちに研磨を終了する。これにより、シリコン酸化膜303の上面とレジストプラグ304a、304bの上面との段差がCMPによる研磨の前よりは小さくなっている。ここで、シリコン酸化膜303の上面とレジストプラグ304a、304bの上面との段差はおよそ15nm程度が好ましい。
このとき、CMP用スラリーは、シリコン酸化膜303に対するレジストプラグ304a、304bの選択比が1より小さいスラリーを使用し、シリコン酸化膜303の上面がレジストプラグ304a、304bの上面より低く、段差の絶対値が研磨前よりも小さいうちに研磨を終了する。
次に、図5(b)に示すように、シリコン酸化膜303とレジストプラグ304a、304bの上に反射防止膜305を形成する。このとき、シリコン酸化膜303の上面がレジストプラグ304a、304bの上面より低くなるようにオーバーエッチングし、段差の絶対値が研磨前よりも小さいうちに研磨を終了しているので、反射防止膜305は、レジストプラグ304aのパターン上よりもレジストプラグ304bのパターン上のほうが厚く形成されるが、シリコン酸化膜303とレジストプラグ304a、304bの段差の絶対値が研磨前よりも小さいので反射防止膜305の膜厚のばらつきは軽減されている。
この後、実施の形態1と同様の工程を行い、デュアルダマシン構造の配線を形成する。
以上のように、本実施の形態では、一定の深さの配線溝を形成する際に、シリコン酸化膜303を、シリコン酸化膜303の上面から突出するレジストプラグ304a、304bの体積の差がその上に堆積された反射防止膜305のエッチング時間に影響を及ぼさない程度まで研磨することにより、直下に形成されるビアホールの径にかかわらず配線溝の深さのばらつきを抑制することができる。
これにより、径が異なるビアホールを持つ絶縁膜に、深さがほぼ等しい配線を形成することができる。
また、逆に、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度に応じて任意の深さの配線溝を形成する際には、このシリコン酸化膜303の上面とレジストプラグ304a、304bの上面との段差に、後に形成する配線溝の深さに差が出る程度で研磨を停止することにより、それぞれの配線溝の深さが任意の深さになるようにレジストプラグ304a、304b上のシリコン酸化膜203の膜厚を制御して、ビアホールの径によって異なる深さの配線溝を作り分けることもできる。本実施の形態では、図5(c)に示すように、研磨後のシリコン酸化膜303の上面とレジストプラグ304a、304bの上面との段差が大きくなるようにシリコン酸化膜303をオーバーエッチングするほど、径が小さいビアホールに形成される配線溝306aよりも、径が大きいビアホールに形成される配線溝306bを浅くすることができる。
以上のように、本実施の形態では、反射防止膜305の膜厚のばらつきが実質的にエッチング時間に影響がない程度に軽減され、レジストプラグ304aのパターンに形成される配線溝とレジストプラグ304bのパターンに形成される配線溝の深さの差を軽減することができる。
また、シリコン酸化膜303の上面とレジストプラグ304a、304bの上面との段差を制御して、径が大きいビアホールに形成される配線溝を浅めに形成することで、径が小さいビアホールと接続された配線よりも幅が広く、かつ溝が浅い、配線抵抗がほぼ等しい所望の配線抵抗を有する配線を形成することができる。
なお、本発明の各実施の形態では、シリコン酸化膜を後退させる方法としてCMP技術を使用した場合について説明したが、本発明はウェットエッチ、ドライエッチ、EB(電子ビーム)キュア、UV(紫外線)キュア、熱キュア、プラズマキュア、イオンビームキュアなどの技術を用いてシリコン酸化膜を後退させる方法についても同様に適用可能である。
特に、CMP技術は、面内均一性が高いため、反射防止膜堆積前の絶縁膜表面とレジストプラグ表面の高低差の面内ばらつきを小さくすることができる。その結果、反射防止膜の面内ばらつきを抑え、配線溝深さの面内ばらつきを小さくすることができる。また、ウェットエッチング技術は、スクラッチなどの欠陥が少ないため、その後形成される配線のショート不良の発生を低減することができる。ドライエッチング技術は、下層配線などにダメージを加えることなく絶縁膜を後退させることができる。EBキュア技術は、EBが幅広いエネルギーをもつため、絶縁膜の膜種によらず有効である。また、EBキュアは平坦性が高いため絶縁膜後退量の面内ばらつきを小さくできる。その結果、反射防止膜の面内ばらつきを抑え、配線溝深さの面内ばらつきを小さくすることができる。UVキュア技術は、チャージアップダメージがなく、EBよりもエネルギーの幅が狭いため下層の絶縁膜までキュアすることがなく、膜厚方向の制御性が高い。そのため、配線を積層化していく場合には特に有効な手段である。熱キュア技術は、電子を使用しないためチャージアップダメージがなく、また絶縁膜の面内均一性が高い。そのため、配線の積層化による面内ばらつきを抑制するのに特に有効な手段である。プラズマキュア技術は、絶縁膜表面の硬度を高くすることができるため、配線形成時に使用するCMPに対して耐性が高くなる。また、上層の絶縁膜との密着性も優れていることから積層化にも非常に有効な手段である。さらに、イオンビーム技術は、プラズマによるダメージもなく、かつ絶縁膜表面の硬度を高くすることができるため、配線形成時に使用するCMPに対して耐性が高くなる。また、上層の絶縁膜との密着性も優れていることから積層化にも非常に有効な手段である。
CMP技術と同様に、シリコン酸化膜の後退にウェットエッチを使用した場合でも、レジストプラグよりもシリコン酸化膜の選択比が1よりも大きいエッチング液を使用し、シリコン酸化膜の上面の高さがレジストプラグ上面の高さに揃う時間よりも短く処理するように制御することにより、図2(a)のように後退後のシリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面の高低差が後退前よりも小さく、かつシリコン酸化膜203の上面がレジストプラグ204a、204bの上面よりも高くすることが可能である。また、シリコン酸化膜の上面の高さがレジストプラグ204a、204bの上面の高さに揃う時間よりも長く処理するように制御することにより、図3(a)のように後退後のシリコン酸化膜303の上面とレジストプラグ304a、304bの上面の高低差が後退前よりも小さく、かつレジストプラグ304a、304bの上面がシリコン酸化膜303の上面よりも高くすることも可能である。
また、シリコン酸化膜の後退にドライエッチを使用した場合でも、レジストプラグよりもシリコン酸化膜の選択比が1よりも大きいエッチングガスを使用し、層間絶縁膜表面の高さがレジストプラグ表面の高さに揃う時間よりも短く処理するように制御することにより、図2(a)のように後退後のシリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面の高低差が後退前よりも小さく、かつシリコン酸化膜203の上面がレジストプラグ204a、204bの上面よりも高くすることが可能である。また、シリコン酸化膜の上面の高さがレジストプラグ204a、204bの上面の高さに揃う時間よりも長く処理するように制御することにより、図3(a)のように後退後のシリコン酸化膜303の上面とレジストプラグ304a、304bの上面の高低差が後退前よりも小さく、かつレジストプラグ304a、304bの上面がシリコン酸化膜303の上面よりも高くすることも可能である。
また、シリコン酸化膜の後退にEBキュア、UVキュア、熱キュア、プラズマキュア、およびイオンビームキュアを使用した場合は、それぞれEB、UV、熱、プラズマおよびイオンビームの照射時間により層間絶縁膜が収縮するため、処理時間を制御することにより、図2(1)のように後退後のシリコン酸化膜203の上面とレジストプラグ204a、204bの上面の高低差が後退前よりも小さく、かつシリコン酸化膜203の上面がレジストプラグ204a、204bの上面よりも高くすることが可能である。また、シリコン酸化膜の上面の高さがレジストプラグ204a、204bの上面の高さに揃う時間よりも長く処理するように制御することにより、図3(1)のように後退後のシリコン酸化膜303の上面とレジストプラグ304a、304bの上面の高低差が後退前よりも小さく、かつレジストプラグ304a、304bの上面がシリコン酸化膜303の上面よりも高くすることも可能である。
ここでは、本発明を上記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能であることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明は、直下に形成されるビアホールの径やパターン密度にかかわらず配線溝の深さのばらつきを抑制することができ、デュアルダマシン法を用いてコンタクトプラグと配線を形成するプロセスを用いる半導体装置の製造方法等に有用である。
実施の形態1における半導体装置の製造方法のレジストプラグ形成工程を示す工程断面図 実施の形態1における半導体装置の製造方法の配線溝形成工程を示す工程断面図 実施の形態1における半導体装置の製造方法の配線層形成工程を示す工程断面図 実施の形態2における半導体装置の製造方法を示す工程断面図 実施の形態3における半導体装置の製造方法を示す工程断面図 従来の半導体装置の製造方法におけるレジストプラグ形成工程を示す工程断面図 従来の半導体装置の製造方法におけるビアホールおよび配線溝形成工程を示す工程断面図 従来の半導体装置の製造方法におけるパターン密度の異なるビアホール間の配線溝深さの違いを説明する図
符号の説明
100…絶縁膜
101…下層配線
102…保護膜
103…シリコン酸化膜
104a…ビアホール
104b…ビアホール
105…レジスト膜
106a…レジストプラグ
106b…レジストプラグ
107…反射防止膜
108…レジスト膜
109a…配線溝
109b…配線溝
110…銅膜
200…絶縁膜
201…下層配線
202…保護膜
203…シリコン酸化膜
204a…レジストプラグ
204b…レジストプラグ
205…反射防止膜
206a…配線溝
206b…配線溝
300…絶縁膜
301…下層配線
302…保護膜
303…シリコン酸化膜
304a…レジストプラグ
304b…レジストプラグ
305…反射防止膜
306a…配線溝
306b…配線溝
400…絶縁膜
401…下層配線
402…保護膜
403…シリコン酸化膜
404a…ビアホール
404b…ビアホール
404c…ビアホール
404d…ビアホール
405…レジスト膜
406a…レジストプラグ
406b…レジストプラグ
407…反射防止膜
408…レジスト膜
409a…配線溝
409b…配線溝

Claims (13)

  1. 基板上に複数の配線層を設けて形成される半導体装置の任意の下層配線上に上層配線および前記上層配線と前記下層配線とを電気的に接続するコンタクトプラグを形成するに際し、
    前記下層配線上を含む全面に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の所定の前記下層配線上にビアホールを形成する工程と、
    前記ビアホールにレジスト膜を埋め込む工程と、
    前記ビアホールからはみだした前記レジスト膜を除去してレジストプラグを形成する工程と、
    前記絶縁膜を後退させる工程と、
    前記絶縁膜および前記レジストプラグ上に反射防止膜を形成する工程と、
    前記反射防止膜上の所定の領域に形成したレジストマスクをマスクとして選択的に前記絶縁膜および前記反射防止膜ならびに前記レジスト膜をエッチングして配線溝を形成する工程と、
    前記レジストマスクおよび前記反射防止膜ならびに前記レジスト膜を除去して前記ビアホール下部の前記下部配線を露出する工程と、
    前記ビアホールおよび前記配線溝中に導電体を埋め込む工程と
    を有し、形成された前記反射防止膜の膜厚が、前記反射防止膜のエッチングにより形成された前記配線溝の深さが前記ビアホールの径や形成密度にかかわらず一定となる膜厚になるように、前記絶縁膜の後退により前記絶縁膜と前記レジストプラグの段差の制御を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 基板上に複数の配線層を設けて形成される半導体装置の任意の下層配線上に上層配線および前記上層配線と前記下層配線とを電気的に接続するコンタクトプラグを形成するに際し、
    前記下層配線上を含む全面に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の所定の前記下層配線上にビアホールを形成する工程と、
    前記ビアホールにレジスト膜を埋め込む工程と、
    前記ビアホールからはみだした前記レジスト膜を除去してレジストプラグを形成する工程と、
    前記絶縁膜を後退させる工程と、
    前記絶縁膜および前記レジストプラグ上に反射防止膜を形成する工程と、
    前記反射防止膜上の所定の領域に形成したレジストマスクをマスクとして選択的に前記絶縁膜および前記反射防止膜ならびに前記レジスト膜をエッチングして配線溝を形成する工程と、
    前記レジストマスクおよび前記反射防止膜ならびに前記レジスト膜を除去して前記ビアホール下部の前記下部配線を露出する工程と、
    前記ビアホールおよび前記配線溝中に導電体を埋め込む工程と
    を有し、形成された前記反射防止膜の膜厚が、前記反射防止膜のエッチングにより形成された前記配線溝の深さが前記ビアホールの径や形成密度に対応した深さとなる膜厚になるように、前記絶縁膜の後退により前記絶縁膜と前記レジストプラグの段差の制御を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記絶縁膜と前記レジストプラグとの段差をなくすように前記絶縁膜を後退させることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記絶縁膜の表面が前記レジストプラグの表面よりも高くなるように前記絶縁膜を後退させることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記絶縁膜の表面が前記レジストプラグの表面よりも低くなるように前記絶縁膜を後退させることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記絶縁膜の後退をCMP技術を用いて行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記絶縁膜の後退をウェットエッチング技術を用いて行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記絶縁膜の後退をドライエッチング技術を用いて行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記絶縁膜の後退をEBキュア技術を用いて行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記絶縁膜の後退をUVキュア技術を用いて行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記絶縁膜の後退を熱キュア技術を用いて行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記絶縁膜の後退をプラズマキュア技術を用いて行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記絶縁膜の後退をイオンビームキュア技術を用いて行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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