JP2008071243A - 表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータ - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却ファンを搭載せずに、CPUの効率的な冷却効果を得ることができる構成を提供する。
【解決手段】CPU105aを基板105の電子部品搭載面とは逆側に配置し、CPU105aと蓋体102の間隙に放熱用熱伝導部材110を挟むことで、CPU105aが発する熱を効率よく蓋体102に伝導させる。更に蓋体102に放熱フィン102aを形成することで、外気との接触面積をより広くすることができ、これにより外気への排熱を効率よく行うことができる。
【選択図】図19

Description

本発明は液晶ディスプレーの背面に固定される簡易コンピュータにおいて、省スペース・軽量化・高放熱効率を実現する構成に関する。
通常パソコンと呼称されるコンピュータは、デスクトップ型の場合には、従来、マイコンを搭載したマザーボード(いくつかのマザーボード規格があるが、一番小さいもので9.0インチ(229mm)×7.5インチ(191mm)(FlexATX)で、大きなものとなると12.0インチ(305mm)×13.0インチ(330mm)(AT)である)と呼ばれる回路基板とハードディスクやDVD・CDROM等のドライブ装置を備えたCPUと称される大きな箱体と、15インチから19インチ程度のモニタと、キーボードとから構成されるのが一般的である。このようなデスクトップ型コンピュータでは、キーボードがなくても良いという発想や、薄く且つまた、大きくて重いCPUをモニタの背中にマウントしてしまおうという発想は全く出てこなかった。
しかしながら、最近になって、特定のアプリケーションプログラムを実行する機能に限定した機器組込み用にカスタマイズされ、OSとしてはウインドウズXPが搭載されたインテリジェント端末と呼ばれる簡易型のパソコンが知られるようになってくると、パソコン本体をモニタの背中にマウントしてしまおうという発想は出てこなくもない。非特許文献1には、上記インテリジェント端末の一つの形態のモデュラーコンピュータ(Modular Computer)が提案されている。本願において簡易コンピュータとは、これらのインテリジェント端末のことを意味した用語として用いる。
このモデュラーコンピュータの概要は、図7に示すとおりである。図7は上記非特許文献1に開示されたインテリジェント端末機のシステムブロック図の概要を示す。同図に示したように、本システムは以下の特徴を備えている。
(a)I/O機能については特に搭載するコネクタの種類を限定することで、回路基板の横幅と高さ方向の寸法を小さく構成している(奥行き方向の長さは、所謂回路基板上に実装するIC等の部品点数で決まり、横幅と高さは搭載するコネクタ部品の個々の形状・寸法と数量で一義的に決定される)。
(b)搭載する外部記憶デバイスは静止型のメデイアに限定することで、保守性、信頼性の向上を狙っている。
(c)冷却用の回転ファンを用いない部材のみを採用してシステムを設計することで、省電力、小型化、工業仕様用途(温度5℃〜55℃、等)対応している。
(d)パソコンとしての使い勝手は汎用機と同等とする代わりに、用途を限定して、民生用と一味違ったものの実現を狙っている。
以上の観点で設計された基本要素概要は以下の通りである。放熱用のフィンを取り付け自然冷却のCPUおよび、動作クロック生成部1、オンボード実装されたRAM(256MB)2、I/Oデバイスを制御するコンパニオンチップ3、LAN接続制御用のイーサネット(登録商標)コントロールチップ4、音声入出力用のオーデイオチップ5、システムBIOSを格納するROM6、OS及びアプリケーションプログラム格納用のコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリーカード7、システムボード上で必要となる電源を供給するためのDC/DCコンバータ(電源制御部)8、交流電源から直流電源を作る外付けのAC/DCアダプタ9とCPUである。これらをシステムボード(マザーボード)上に搭載し、かつ外部接続のI/O機器とインタフェイスするコネクタ部としては以下を搭載することで所望のシステムを実現することが出来る。
さらに外部とのインタフェイスとしては、電源SWと表示インジケータ(LEDランプ)、マイクとスピーカ接続端子、4ポート分のUSBコネクタ(USB2ポート×2個)、RJ45コネクタ(イーサネット(登録商標)接続用端子)及びミニD−Sub15ピンコネクタ(CRT/LCDモニタ接続端子)を備えている。
一方、一般にVESA規格と呼ばれている規格に、液晶ディスプレーとアームなどを取り付ける規格FPMPMI(Flat Panel Monitor Physical Mounting Interface)があり、75mm×75mm及び100mm×100mmの二つの規格が定められている。非特許文献2に、その規格に合致した「取り付け可能な各メーカーのVESA規格ディスプレー」が挙げられている。
http://www.dtresearch.com/datasheets/DT166CE.pdf http://www.pageone.co.jp/p2/vesa.html
しかしながら、上記のようにCPUに対して放熱フィンを取り付けただけでは、十分な冷却・排熱効果を得られず、その使用環境によってはCPUの熱暴走により動作の不具合を引き起こし、更にはCPUやその他搭載の電子部品の故障等が発生することがあった。
本発明が解決しようとする課題は、ディスプレーの背面に対して機械的な固定手段により搭載する簡易型コンピュータにおいて、より省スペース且つ熱効率の良い放熱手段を提供することである。
本発明の表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータは、映像を表示する表示装置の背面に、固定手段を介して固定される簡易コンピュータであって、
該簡易コンピュータの外形を形成する直方体型のキャビネットと、
該キャビネット内に設置され、複数の電子部品を搭載する回路基板と、
該回路基板に設置されると共に前記複数の電子部品の制御を行うCPUと、
を備え、
該CPUと前記キャビネット内面の双方に当接するよう放熱用熱伝導部材を介在させることを特徴とする。
簡易コンピュータの搭載するCPUからキャビネットに向けて熱伝導により放熱を行うことができるよう、放熱用熱伝導部材をCPUと蓋体の双方に当接させて配置した。
本発明の表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータは、前記キャビネットは、1つ若しくは複数の外表面に板状の放熱フィンを形成することを特徴とする。
CPUから発する熱を、放熱用熱伝導部材を介してキャビネットから放熱するため、キャビネットにおける外気との接触面積を増加させ放熱効果を向上するよう、キャビネット外表面に放熱フィンを形成した。
本発明の表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータは、前記キャビネットは、着脱自在な蓋体と、該蓋体を組み付ける開口部とを有し、前記蓋体と前記CPUの双方に当接するよう前記放熱用熱伝導部材を介在させることを特徴とする。
キャビネットは、回路基板等の簡易コンピュータ内部のメンテナンス等を行うための開口部と、該開口部を閉塞するための蓋体を有し、放熱用熱伝導部材を介してCPUから蓋体へ熱伝導するよう構成した。
本発明の表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータは、前記蓋体は、外表面に板状の放熱フィンを形成することを特徴とする。
蓋体の外気との接触面積を拡大するよう、外表面に板状の放熱フィンを形成した。
本発明は、以上のような構成により、液晶ディスプレー等の表示装置に対して簡易コンピュータをマウントした際に、CPUとキャビネット内面の双方に当接するよう放熱用熱伝導部材を介在させたことで、冷却ファン等の大型な冷却手段を用いずとも発熱部品たるCPUの冷却を効率よく行うことができるものである。
本発明は、1つ若しくは複数の外表面に板状の放熱フィンを形成する放熱用熱伝導部材をCPUと蓋体の双方に当接させたことで、CPUが発する熱を効率よく放熱するためのキャビネットの放熱フィンにより、より多くの外気との接触面を確保でき、CPUの熱暴走やそれに伴う装置の故障を防ぐことができる。
本発明は、放熱用熱伝導部材をCPUと蓋体の双方に当接させたことで、キャビネットが有する蓋体から放熱を行うよう構成することができ、高コストとなる放熱効果の高い部材を最低限使用することにより、製造コストの低下を図ることができる。
本発明は、蓋体外表面に板状の放熱フィンを形成したことで、より効率のよい放熱効果を奏する。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。図8は従来の液晶ディスプレー90を背面から見た図であり、該液晶ディスプレー90は75mm×75mm或いは100mm×100mmのVESA規格に沿った取り付け部材91を介してスタンド92に取り付けられ、机上に立てて置くことが可能な構成となっている。取り付け部91とスタンド92とは枢支部93を介して操作者に対して前後に傾動可能な構成とされている。94は該液晶ディスプレー90に画像信号を伝えるためのプラグである。
本発明の具体的実施例は、使用例を図1及び図2に示すように、従来の75mm×75mm或いは100mm×100mmのVESA規格に沿った取り付け部材91(図1で図示)の上方の2個の取り付け螺子孔95、95(図2参照)を用いてマウンタ10を螺子止めして、マウンタ10に対してインテリジェント端末と呼ばれる簡易型のパソコン50をマウントし、同時にスタンド92を取り付けられるようにしたものである。
本発明のマウンタ10は、その詳細を図2及び図3に示すように、断面が略コの字状の部材で構成されており、該液晶ディスプレー90側の螺子止め面11、それと対向する側のパソコン押さえ面12及び下側のパソコン支承面13とから構成されている。このマウンタ10においては、単にコの字状とするだけではなく、図3に示すように、パソコン押さえ面12を螺子止め面11に対して多少内側に弾性的に傾斜して構成し、マウントするパソコン50をパソコン押さえ面12の弾性力で強固に保持するように構成する(図3の一点鎖線の状態を参照)と更に効果が期待できる。この場合に、該パソコン押さえ面12の上端部を湾曲部14として構成して、マウントするパソコン50に傷をつけないようにすることが考えられる。このような構成にすることにより、マウンタ10のサイズ(コの字状部材の厚さ方向のサイズ)をマウントすべきパソコンの厚みサイズ(一般的には30mm程度)を厳しく考慮することなく30mmから40mm程度にして製作しておけばよい。
本発明の図1乃至図3に示す実施例においては、市販される液晶ディスプレー90の背面に突出したスタンド92の枢支部93が存在したとしても、それに邪魔されることなくパソコン50をマウントすることが可能なものである。またパソコン押さえ面12の取り付け螺子孔95、95に対応した位置に螺子締め用の開口部15、15を設けることにより螺子閉めの容易性を達成することが可能である。
通常の市販されている液晶ディスプレー90の背面は、図1乃至図3に示す実施例のように、液晶ディスプレー90の背面に突出したスタンド92の枢支部93が存在しているタイプもあれば、特に突出部はなく平面的なVESA規格の取り付け面が露出しただけのタイプもある。このような平面的な背面を持った液晶ディスプレー90の場合であっても、図1乃至図3で示した実施例のものは適用可能であるが、これに限ることがないことは極めて容易に判断できる。つまり、4本の螺子止め孔を用いた構成とすることが可能である。
ここで、本発明の別の実施例として、4本の螺子止め孔を用いた構成のものを図4及び図5で説明する。
図4に示す実施例は、液晶ディスプレー90の背面の取り付け部91が略平面状を呈するものであり、その左右2本ずつの螺子止め孔を用いてマウンタ20を構成している。該マウンタ20は、2個のマウンタユニット部材21、21から成り、各々のマウンタユニット部材21は、断面が略Z字形状を呈しており、液晶ディスプレー90側の螺子止め面23、立ち上がり面24及びパソコン支持面25とから構成されている。マウンタユニット部材21に対するパソコン50の支持方法は螺子止めによるものが簡単であるが適宜別方式によることは発明力を要することなく極めて容易に実施できるものである。
また、図4に示す実施例は、2個のマウンタユニット部材21、21を設けたものとして説明しているが、図5に示すようにマウンタユニット部材29を一つの部材として構成することも容易に可能である。
以上のように、図4及び図5の実施例の場合は、立ち上がり面24によりパソコン50を液晶ディスプレー90の背面から所定の距離をもって配置することが出来るので熱源としての液晶ディスプレー90の放熱に支障をきたすこともない効果を奏するものである。
図6を用いて、さらに別の実施例を説明する。図6には略箱型のマウンタ30が示されており、該箱型のマウンタ30は液晶ディスプレー90側の螺子止め面31、立ち上がり面32、32、パソコン支持面33、33及び底面のパソコン支承舌状部片34とから構成されている。螺子止め面31にはVESA規格に合致した寸法で螺子35、35、35、35のための螺子孔が形成されている。パソコン支承舌部34を図示のような形状としている理由は、マウントされるパソコン50のインタフェイスのための空間を開ける目的であり、そのために舌状にする必要がなければ、もう少し大きな面積の部片でパソコン50を支承することは何ら問題ない。またパソコン支持面33、33の取り付け螺子孔95、95に対応した位置に螺子締め用の開口部36、36を設けることにより螺子閉めの容易性を達成することが可能である。
個々の実施例において特に説明をしなかったが、各マウンタ10、20又は30は、その液晶ディスプレー90側の螺子止め面11、21又は31にはVESA規格に合致した螺子止め孔が75mm或いは100mm間隔で設けられている。これにより、市販の液晶ディスプレー90の背面を用いて簡易型のコンピュータを極めて容易にマウントし、ディスプレー付きコンピュータを構成することが可能である。
螺子止め面11、21又は31の螺子止め孔は、螺子の頭がマウンタのパソコン搭載側の面に飛び出さないようにエンボス加工された凹部に形成することが望ましい。さらに、パソコン支持面33、33の取り付け螺子孔95、95に対応した位置に螺子締め用の開口部36、36は二つ別々に形成する必要はなく、一体の長円形で構成しても良い。これは他の実施例においても同様である。
市販の液晶ディスプレー90の背面には、図9に示すように、ビスが取り付いておらず、スタンド等を取り付けるためのビスが取り付けられるビス孔95、95・・・が設けられているタイプのものもある。この場合は、当然のことながら、組み立ての工程においては、ビスを取り外す工程は不要である。
図10に示すものは、液晶ディスプレー90の背面に簡易コンピュータを取り付けるマウンタ20に、VESA規格に合致した螺子止め孔が75mm及び100mm間隔で夫々設けられているものである。これにより、マウンタ20を2種類揃える必要がない。
図11に示すものは、簡易コンピュータを取り付けるマウンタ10を液晶ディスプレー90の背面に対してマジックテープ(登録商標)60、60により取り付けたものである。なお、数字61、61で示すものは各マジックテープ(登録商標)60、60を液晶ディスプレー90の背面及びマウンタ10に対して接着するための両面接着テープである。図12及び図13は、簡易コンピュータをマジックテープ(登録商標)60、60で直接液晶ディスプレー90の背面に対して取り付けた際の液晶ディスプレー90の背面図であり、図13は、その詳細図である。このような構成により特別な工程を経ずしても、液晶ディスプレーの背面に簡易コンピュータを搭載したパソコンが容易に構成できるものである。
図14は、簡易コンピュータ50をワンタッチ式に取り付けることのできるマウンタ70を示しており、このマウンタ70は、その一方の側面に簡易コンピュータ50の一端部を受け止めるための係止部71を切り起しており、他方の側面には、簡易コンピュータ50を弾性的に係止部71側に押し付ける弾性ばね力を持った爪部72、72が形成されている。これにより、簡易コンピュータ50の一端部をマウンタ70の係止部71に押し当てながら爪部72、72の弾性力に抗して押し込むことで、簡易コンピュータ50はワンタッチで簡単に押し込むことができる。
ところで、本実施例における液晶ディスプレーの背面取付可能な小型の簡易コンピュータ50は、騒音防止や省スペース化による小型化、軽量化のため放熱用の冷却ファンの取り付けを行わず、また、これによるCPUの冷却効果を損なわないための構造を備えている。この構造について、図15〜7に基づいて説明する。50は簡易コンピュータである。102は後述の簡易コンピュータの外形を形成するキャビネットに形成される開放部を閉塞するための蓋体であり、複数の放熱フィン102aを有する。103は前述のキャビネットであり、前述の開放部103aと、後述のカバー部を取り付けるための開放部103b、回路基板を挟持するための溝部103cを有する。104は前述のカバー部であり、基板に取り付けられる外部接続端子等を外部へ臨むための孔部を有する。105は前述の回路基板であり、多数の電子部品を搭載する。回路基板105は、溝部103cによりキャビネット103の開放部103aに寄せて取り付けられる。105aは前記電子部品の内の1つであるCPU(中央演算装置)である。110は、蓋体102内方とCPU105aのそれぞれに当接することで、CPU105aから発する熱を、自身を介して蓋体102へと伝道させるための放熱用熱伝導部材である。
図18は回路基板105のキャビネット103内方を示す斜視図である。様々な電子部品は、図18に示す面(こちらを表面とする)に設置を行うが、CPU105aのみ、回路基板105の裏面に設置を行う。更にこのCPU105aに対して放熱用熱伝導部材110を図16、図17及び図19に示すようにCPU105aに載置するよう取り付け、更に蓋体102と当接させる。このような構成により、CPU105aから発せられる熱は、放熱用熱伝導部材110を介し、蓋体102へと伝導する。蓋体102は放熱フィン102aにより、外気との接触面積を十分に大きくすることができるため、より効果的にCPU105aの発する熱を、外気へと排熱することができる。
以上のような、簡易コンピュータの構成によれば、冷却ファンを用いることがないため、冷却ファンの大きさが起因となるキャビネット103の容積の増大を防ぐことができ、省スペース・小型化を実現でき、更に軽量化を図ることができる。また、放熱フィン102aを有する蓋体102と放熱用熱伝導部材110により、CPU105aが発する熱を外気に排熱するための熱伝導効率の向上を図ることができ、CPU105aの高温度状態による熱暴走や故障を防止することができる。
図20は、蓋体及び蓋体の対面におけるキャビネットの双方の外表面に放熱フィンを形成した簡易コンピュータである。また、図21は図20に示すキャビネットにおいて、更に上面及び下面に放熱フィンを形成した簡易コンピュータである。これらの図に示すように、複数の面に放熱フィンを形成することにより、外気との接触面積を拡大し、より高い放熱効果を実現することも可能である。図22は回路基板105を蓋体から離間した箇所に位置決めをした場合の簡易コンピュータ50である。このように放熱効率の良い蓋体102から熱源であるCPU105aが離間するような場合は、放熱用熱伝導部材110を図に示すように円筒上にして厚みを持たせ、蓋体102と当接するよう構成しても良い。
本発明の液晶ディスプレーの背面に簡易コンピュータをマウントしたパソコンの背面図である。 本発明の液晶ディスプレーの背面に簡易コンピュータをマウントしたパソコンの簡易コンピュータを取り外した状態の背面図である。 本発明のマウンタの断面詳細図である。 本発明の別の実施例の液晶ディスプレーの背面に簡易コンピュータをマウントしたパソコンの背面図である。 本発明の別の実施例のマウンタの詳細図である。 本発明のさらに別の実施例のマウンタの詳細図である。 従来の簡易コンピュータの機能概念構成図である。 従来の市販された液晶ディスプレーの背面図である。 ビス孔を形成してある液晶ディスプレーの背面図である。 螺子止め孔を75mm及び100mm間隔で設けたマウンタの詳細図である。 マウンタをマジックテープ(登録商標)で接合した例を示す側面図である。 液晶ディスプレーの背面に簡易コンピュータをマジックテープ(登録商標)により直接取り付けた例を示す背面図である。 液晶ディスプレーの背面に簡易コンピュータをマジックテープ(登録商標)により直接取り付けた例を示す側面図である。 液晶ディスプレーの背面にワンタッチ式のマウンタを取り付けた例を示す側面図である。 本発明の簡易コンピュータを示す斜視図である。 本発明の、蓋体及放熱用熱伝導部材を取り外した状態である簡易コンピュータを示す分解斜視図である。 本発明の、キャビネットから回路基板を取り外した状態の簡易コンピュータを示す分解斜視図である。 本発明の、回路基板の電子部品搭載面を示す斜視図である。 本発明の、カバー部を取り外した状態を示す簡易コンピュータの側面図である。 本発明の、キャビネットの背面に放熱フィンを形成した簡易コンピュータの側面図である。 本発明の、キャビネットの上面及び下面に放熱フィンを形成した簡易コンピュータの側面図である。 本発明の、蓋体と回路基板が離間するよう形成した簡易コンピュータの側面図である。
符号の説明
50 簡易コンピュータ
102 蓋体
102a 放熱フィン
103 キャビネット
105 回路基板
105a CPU

Claims (4)

  1. 映像を表示する表示装置の背面に、固定手段を介して固定される簡易コンピュータであって、
    該簡易コンピュータの外形を形成する直方体型のキャビネットと、
    該キャビネット内に設置され、複数の電子部品を搭載する回路基板と、
    該回路基板に設置されると共に前記複数の電子部品の制御を行うCPUと、
    を備え、
    該CPUと前記キャビネット内面の双方に当接するよう放熱用熱伝導部材を介在させることを特徴とする表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータ。
  2. 前記キャビネットは、1つ若しくは複数の外表面に板状の放熱フィンを形成することを特徴とする請求項1記載の表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータ。
  3. 前記キャビネットは、着脱自在な蓋体と、該蓋体を組み付ける開口部とを有し、前記蓋体と前記CPUの双方に当接するよう前記放熱用熱伝導部材を介在させることを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータ。
  4. 前記蓋体は、外表面に板状の放熱フィンを形成することを特徴とする請求項3記載の表示装置背面に固定可能な簡易コンピュータ。
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