JP2008069807A - 流体軸受装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モーメント剛性に優れ、各構成部材の製造や、部材同士の組み付けを容易に行うことができる流体軸受装置を提供する。
【解決手段】流体軸受装置1は、ハウジングと、ラジアル軸受面を有し、ハウジング内周に配設された軸受スリーブとを備えている。軸受スリーブは、軸方向に並べて設けられた第1および第2の軸受スリーブ81,82で構成され、この軸受スリーブ81,82は、軸方向に並べて設けられた第1および第2ハウジング71,72にそれぞれ固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体軸受装置およびその製造方法に関するものである。
流体軸受装置は、軸受隙間に形成される潤滑流体の流体膜で支持すべき軸を回転自在に支持する軸受装置である。この流体軸受装置は、高速回転、高回転精度、低騒音等の特徴を有するものであり、近年ではその特徴を活かして、情報機器をはじめ種々の電気機器に搭載されるモータ用の軸受装置として、より具体的には、HDD等の磁気ディスク装置、CD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROM/RAM等の光ディスク装置、MD、MO等の光磁気ディスク装置等のスピンドルモータ、レーザビームプリンタ(LBP)のポリゴンスキャナモータ、プロジェクタのカラーホイールモータ、ファンモータなどのモータ用軸受装置として好適に使用されている。
例えば、HDD等のディスク駆動装置のスピンドルモータに組み込まれる流体軸受装置では、スピンドル軸(軸部材)をラジアル方向に支持するラジアル軸受部とスラスト方向に支持するスラスト軸受部とが設けられる。ラジアル軸受部は、ラジアル軸受隙間を介して対向する軸受スリーブの内周面あるいは軸部材の外周面の何れか一方に動圧溝等の動圧発生部を設けた動圧軸受で構成される場合と、この種の動圧発生部を設けない真円軸受で構成される場合とがある。
ところで、上記のスピンドルモータをはじめとする情報機器用モータでは、情報処理量の増大等に伴い高速回転化が急速に進展している。これに伴い流体軸受装置には、より一層の軸受剛性の向上、特にモーメント荷重に対する剛性(モーメント剛性)の向上が求められている。
流体軸受装置のモーメント剛性の向上には、ラジアル軸受部を軸方向の2箇所に離隔して設け、軸受スパンを拡大させた構造が有効である。この種の構造を実現するための構成として、例えば以下に示すものが知られている。
(1)単体の軸受スリーブの上下2箇所に離隔してラジアル軸受面を形成したもの(例えば、特許文献1参照)。
(2)軸受スリーブを軸方向に2つ並べて設け、両軸受スリーブにそれぞれ1箇所ずつラジアル軸受面を形成したもの(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−232353号公報 特開平11−269475号公報
(1)の構成で軸受スパンの拡大を図る場合には、軸受スリーブを長大化させる必要があるが、長大化に伴って加工精度を確保するのが難しくなる。特に軸受スリーブを焼結金属製とすると、その圧粉成形時に均一密度を得にくくなり、所望の軸受性能を発揮できない恐れがある。従って、より一層の軸受スパンの拡大には限度がある。
一方、(2)の構成で軸受スパンの拡大を図る場合には、各軸受スリーブの長大化を防止することができる分、軸受スリーブの加工精度上の問題、特に軸受スリーブを焼結金属製とした場合における密度の問題は比較的容易に解消することができる。しかしながら、軸受スリーブはハウジング内周に組み付けられるのが通例で、軸受スリーブをハウジングへ組み付ける際には、二つの軸受スリーブのラジアル軸受面間で所定の同軸度を確保しなければならない。そのため、(1)の構成に比べ組立作業が煩雑かつ困難になる。近年求められるラジアル軸受面間の同軸度はマイクロオーダーの微小なものであるため、この問題は特に顕著である。
具体的に述べると、ハウジングに対する軸受スリーブの固定は、例えば、内周の所定箇所に接着剤を塗布したハウジングを軸受スリーブに外嵌し、その後接着剤を固化させることにより行われる(接着固定)。このとき、接着剤が所望の場所以外に付着すると軸受スリーブの組み付け精度の低下、ひいては軸受性能の低下を招く恐れがある。この点(2)の構成では、ハウジングが二つの軸受スリーブを固定できるだけの軸方向寸法を有するため、ハウジングを軸受スリーブに外嵌する際に細心の注意を払う必要があり、これが組立作業の煩雑化を招いている。
本発明の課題は、モーメント剛性に優れ、かつ各構成部材の製造や各構成部材同士の組み付けを容易かつ高精度に行うことができる流体軸受装置を提供することにある。
また、本発明の他の課題は、モーメント剛性に優れる流体軸受装置を容易かつ高精度に組み立て得る方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ハウジングと、ラジアル軸受面を有し、ハウジングの内周に配設された軸受スリーブとを備え、軸受スリーブのラジアル軸受面が面するラジアル軸受隙間に形成される潤滑流体の流体膜で支持すべき軸をラジアル方向に支持する流体軸受装置において、相互に固定された一対の軸受スリーブとハウジングとが軸方向に複数並べて設けられ、ハウジングが、相互に固定されていることを特徴とするものである。なお、ここでいうラジアル軸受面は、ラジアル軸受隙間に面する面を意図したものであり、この面に動圧溝等の動圧発生部が形成されているか否かは問わない。
上記構成によれば、軸受スリーブが軸方向に複数並べて設けられるので、ラジアル軸受部の軸受スパンを拡大してモーメント剛性を高めることができる。その一方で、軸受スリーブの長大化を防止することができるので、軸受スリーブを容易かつ高精度に製造することができる。また、ハウジングが個々の軸受スリーブと対をなす形で軸方向に複数並べて設けられるので、ハウジングの長大化を防止して、ハウジングと軸受スリーブの組み付けを容易かつ高精度に行うことができる。
上記構成において、ハウジング間の固定強度を高める観点から、隣接する二つのハウジングは凹凸嵌合させた状態で固定するのが望ましい。
上記のようにラジアル軸受面を有する軸受スリーブを軸方向に複数並べる場合には、前述のとおり、ラジアル軸受面間の同軸度を確保するのが重要になる。そのため、相互に固定された一対の軸受スリーブとハウジングは、各ラジアル軸受面間の同軸度を確保した状態で、より具体的には、ラジアル軸受面間の同軸度を3μm以下とした状態で、軸方向に複数並べるのが望ましい。これにより、所望のラジアル軸受隙間の幅精度、すなわちラジアル方向の回転精度が確保される。
ところでこの種の流体軸受装置は各種モータに組み込まれて使用されるものであり、モータとの固定は、ハウジングを他部材、例えばモータブラケットの内周に装着することにより行われるのが通例である。しかしながら、ハウジングを軸方向に複数並べる構成上、ハウジング外周が面一とならない場合があるため、ハウジングの外周全体をモータブラケットとの固定面とすると、固定精度の悪化、ひいてはモータ性能の低下を招くおそれがある。そのため、上記構成において、他部材との固定部は、軸方向に複数並べて設けられるハウジングのうち、一のハウジングにのみ設けるのが望ましい。
上記の本発明に係る流体軸受装置は、例えば、相互に固定された一対の軸受スリーブとハウジングとを軸方向に複数並べ、ハウジングを、ラジアル軸受面間の芯出しを行った状態で相互に固定する工程を経て製造することができる。なお、ラジアル軸受面間の芯出しは、例えば、同一の組立ピンに軸受スリーブを圧入(軽圧入)することにより行うことができる。
以上に示すように、本発明によれば、モーメント剛性に優れ、かつ各構成部材の製造や各構成部材同士の組み付けを容易かつ高精度に行うことができる流体軸受装置を提供することができる。
また、モーメント剛性に優れる流体軸受装置の製造を、容易かつ高精度に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における『上下』方向は単に各図における上下方向を便宜的に示すもので、流体軸受装置の設置方向や使用態様を限定するものではない。
図1は、流体軸受装置1を組込んだ情報機器用スピンドルモータの一構成例を概念的に示している。このスピンドルモータは、例えばHDD等のディスク駆動装置に用いられるもので、流体軸受装置1と、流体軸受装置1の軸部材2に装着されたロータ(ディスクハブ)3と、例えば半径方向のギャップを介して対向させたステータコイル4およびロータマグネット5とを備えている。ステータコイル4はモータブラケット(以下、ブラケットという)6の外周に取付けられ、ロータマグネット5はディスクハブ3の内周に取付けられている。流体軸受装置1はブラケット6の内周に装着される。ディスクハブ3には、磁気ディスク等のディスクDが一又は複数枚保持される。ステータコイル4に通電すると、ステータコイル4とロータマグネット5との間の電磁力でロータマグネット5が回転し、それによって、ディスクハブ3およびディスクハブ3に保持されたディスクDが軸部材2と一体に回転する。
図2は、本発明に係る流体軸受装置の第1実施形態を示すもので、具体的には図1に示す流体軸受装置1の拡大断面図である。同図に示す流体軸受装置1は、軸受本体7と、軸受本体7の内周に挿入された軸部材2と、軸部材2の外径側に突出して設けられたシール部材9,10とを主要な構成部材として備えている。なお同図に示す軸受本体7は、軸方向に複数、ここでは二つ並べられ、相互に固定された第1および第2のハウジング71,72と、各ハウジング71,72の内周にそれぞれ固定された第1および第2の軸受スリーブ81,82とで構成されている。第1および第2の軸受スリーブ81,82は相互に非固定である。
後述するように、第1軸受スリーブ81の内周面81aと軸部材2の外周面2a1との間に第1ラジアル軸受部R1が設けられ、第2軸受スリーブ82の内周面82aと軸部材2の外周面2a1との間に第2ラジアル軸受部R2が設けられる。また、この実施形態では、第1軸受スリーブ81の上側端面81bとシール部材9の下側端面9bとの間に第1スラスト軸受部T1が設けられ、第2軸受スリーブ82の下側端面82bとシール部材10の上側端面10bとの間に第2スラスト軸受部T2が設けられる。
第1および第2ハウジング71,72は共に略円筒状をなし、例えば樹脂で射出成形される。ハウジング71,72の射出成形に用いるベース樹脂としては、射出成形可能なものであれば非晶性樹脂・結晶性樹脂を問わず使用可能で、例えば、非晶性樹脂として、ポリサルフォン(PSU)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリフェニルサルフォン(PPSU)、ポリエーテルイミド(PEI)等、結晶性樹脂として、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等を用いることができる。もちろんこれらは一例にすぎず、使用環境等を考慮してその他のベース樹脂を使用することもできる。また、上記のベース樹脂に充填する充填材の種類も特に限定されないが、例えば、充填材として、ガラス繊維等の繊維状充填材、チタン酸カリウム等のウィスカー状充填材、マイカ等の鱗片状充填材、カーボンファイバー、カーボンブラック、黒鉛、カーボンナノマテリアル、金属粉末等の繊維状又は粉末状の導電性充填材を用いることができる。これらの充填材は、単独で用いる他、二種以上を混合して使用しても良い。
ハウジング71,72は、上記樹脂材料以外にも、黄銅やアルミニウム合金等の軟質金属材料、あるいはその他の金属材料で形成することもできる。
第1ハウジング71の下端部および第2ハウジング72の上端部には、それぞれ段差部73,74が設けられ、両ハウジング71,72は両段差部を嵌合(凹凸嵌合)させた状態で接着固定されている。この段差部73,74は、全周に亘って設けても良いし、周り止めを図る観点から円周方向で間欠的に設けても良い。本実施形態では、図4に示すように、第1ハウジング71の段差部73の軸方向寸法L1が、第2ハウジング72の段差部74の軸方向寸法L2よりも若干大きく設定されている(L1>L2)。従って両ハウジング71,72は、第1ハウジング71の下側端面71bと第2ハウジング72の段差面72cとを当接させた状態で相互に固定されている。そして、第1および第2ハウジング71,72のうち、第2ハウジング72が、ブラケット6の内周に固定されている(図1参照)。
第1および第2軸受スリーブ81,82は、共に焼結金属からなる多孔質体、特に銅を主成分とする焼結金属の多孔質体で円筒状に形成され、第1軸受スリーブ81は第1ハウジング71の内周に、また第2軸受スリーブ82は第2ハウジング72の内周にそれぞれ固定されている。軸受スリーブ81,82は、焼結金属以外のその他の多孔質体、例えば多孔質樹脂の他、多孔質ではない銅合金等の金属材料で形成することもできる。
第1軸受スリーブ81の内周面81aおよび第2軸受スリーブ82の内周面82aにはそれぞれ、図3(b)に示すように、第1ラジアル軸受部R1のラジアル軸受面A1および第2ラジアル軸受部R2のラジアル軸受面A2となる領域が形成され、該ラジアル軸受面A1、A2にはそれぞれヘリングボーン形状の動圧溝81a1、82a1が形成されている。ラジアル軸受面A1は第2軸受スリーブ82から離反する上側の端部に形成され、ラジアル軸受面A2は第1軸受スリーブ81から離反する下側の端部に形成されている。なお、動圧溝81a1、82a1は、スパイラル形状等、公知のその他の形状とすることもできる。動圧溝81a1、82a1の何れか一方又は双方は、軸部材2の外周面2aに形成しても良い。図示する状態で、第1軸受スリーブ81のラジアル軸受面A1と第2軸受スリーブ82のラジアル軸受面A2との間の同軸度は3μm以下に設定されている。
また、第1軸受スリーブ81の上側端面81bの一部又は全部環状領域には、図3(a)に示すように、第1スラスト軸受部T1のスラスト軸受面となる領域が形成され、該スラスト軸受面にはスパイラル形状の動圧溝81b1が形成されている。動圧溝81b1は、へリングボーン形状等、公知のその他の形状とすることもできる。動圧溝81b1は、シール部材9の下側端面9bに形成しても良い。外周面81dには、円周方向等間隔に配された複数(図示例は3本)の軸方向溝81d1が形成されている。
また、第2軸受スリーブ82の下側端面82bの一部又は全部環状領域には、図3(c)に示すように、第2スラスト軸受部T2のスラスト軸受面となる領域が形成され、該スラスト軸受面にはスパイラル形状の動圧溝82b1が形成されている。動圧溝82b1は、へリングボーン形状等、公知のその他の形状とすることもできる。動圧溝82b1は、シール部材10の上側端面10bに形成しても良い。外周面82dには、円周方向等間隔に配された複数(図示例では3本)の軸方向溝82d1が形成されている。
軸部材2は、ステンレス鋼等の金属材料で形成され、全体として概ね同径の軸状をなしている。この実施形態では、軸部材2の軸方向所定箇所に環状のシール部材9、10が適宜の固定手段、例えば接着、圧入、圧入接着(圧入と接着の併用)、溶接など任意の方法により固定されている。これらシール部材9,10はそれぞれ、第1ハウジング71の上端内周側および第2ハウジング72の下端内周側に収容される。また、接着剤による固定強度を高めるため、シール部材9,10の固定位置となる軸部材2の外周面2a1に接着剤溜まりとなる円周溝2a2が設けられている。シール部材9,10は、真ちゅう(黄銅)等の軟質金属材料やその他の金属材料で形成しても良いし、樹脂材料で形成しても良い。また、シール部材9,10のうちの何れか一方は、軸部材2に一体形成しても良い。
シール部材9の外周面9aは第1ハウジング71の内周面71aとの間に所定容積のシール空間S1を形成し、シール部材10の外周面10aは第2ハウジング72の内周面72aとの間に所定容積のシール空間S2を形成する。この実施形態において、シール部材9,10の外周面9a,10aは、それぞれ第1ハウジング71および第2ハウジング72の外部側に向かって漸次縮径したテーパ面状に形成され、シール空間S1、S2は、ハウジング71,72の内部側に向かって漸次縮小したテーパ形状を呈している。なお、テーパ面は、シール部材9,10の外周面と対向する第1および第2ハウジング71,72の内周面71a,72aに設けても良いし、シール部材9,10の外周面およびハウジング71,72の内周面の双方に設けても良い。
次に、上記の構成部材からなる流体軸受装置1の製造工程を、軸受本体7の組立工程を中心に以下説明する。
まず図5(a)に示すように、第1ハウジング71の内周に第1軸受スリーブ81を固定して第1アッセンブリ11を製作すると共に、第2ハウジング72の内周に第2軸受スリーブ82を固定して第2アッセンブリ12を製作する。このとき、第1ハウジング71の下側端面71bと第1軸受スリーブ81の下側端面81bとの離間距離、および第2ハウジング72の段差面72cと第2軸受スリーブ82の上側端面82bとの離間距離を管理することにより、第1軸受スリーブ81の上側端面81bと第2軸受スリーブ82の下側端面82bとの離間距離、換言すると両スラスト軸受部T1、T2の離間距離を所望の値に設定することができる。本実施形態では、第1ハウジング71の下側端面71bと第1軸受スリーブ81の下側端面81bとが面一となるように、また、第2ハウジング72の段差面72cと第2軸受スリーブ82の上側端面82cとが面一となるようにそれぞれ固定されている。
ハウジングに対する軸受スリーブの固定手段としては接着、圧入等種々の固定手段を採用することができるが、接着、厳密には隙間接着が望ましい。圧入を伴う固定手段を採用すると、圧入に伴ってラジアル軸受面の精度悪化、ひいては回転精度の悪化を招く恐れがある。これに対し隙間接着であれば、接着隙間で軸受スリーブやハウジングの精度のばらつきを吸収することができ、ラジアル軸受面の精度悪化を回避することができる。
また、外周面14aが3μm以下の同軸度に仕上げられた組立ピン14を準備する。組立ピン14の外径寸法は、両軸受スリーブ81,82が、各内周面に形成されたラジアル軸受面A1、A2を損傷させることなく容易にスライド可能な程度に、両軸受スリーブ81,82の内径寸法よりも若干大径に形成される。
次に図5(b)に示すように、組立ピン14に第2アッセンブリ12を圧入(軽圧入)し、第2軸受スリーブ82の下側端面82bが組立ピン14のベース部上端面14bに当接するまで第2アッセンブリ12を下方にスライドさせる。軸受スリーブ82の下側端面82bをベース部上端面14bに当接させると、第2ハウジング72の下端部は組立ピン14の下端外径側に設けられた凹部14cに収容され、これにより第2アッセンブリ12が位置決めされる。次いで、第1アッセンブリ11を組立ピン14に軽圧入し第1ハウジング71の小径外周面71dに接着剤を塗布した後、第1ハウジング71の下側端面71bが第2ハウジング72の段差面72cに当接するまで第1アッセンブリを下方にスライドさせる。
第1ハウジング71の小径外周面71dに塗布された接着剤は、両ハウジング71,72に設けられた段差部73,74の相対スライドによって、第1ハウジング71の下側端面71bと第2ハウジング72の段差面72cとの間、および第1ハウジング71の段差面71cと第2ハウジング72の上側端面72bとの間に流れ込む。そして、接着剤を固化させると、両ラジアル軸受面A1、A2間の同軸度が3μm以下に設定された軸受本体7が得られる。
本実施形態で、第1ハウジング71と第2ハウジング72とは図4に示すように隙間嵌め(隙間接着)されているが、ラジアル軸受面間で所定の同軸度が得られるのであれば、両者の固定強度を一層高めるため、例えば第1ハウジング71に設けた段差部73の径方向寸法、又は第2ハウジング72に設けた段差部74の径方向寸法の何れか一方を他方に比べて大きくもしくは小さくし、第1ハウジング71と第2ハウジング72とを圧入接着することもできる。
なお上記の態様で軸受本体7を組み立てる結果、第1ハウジング71の外周面と第2ハウジング72の外周面とが面一とならない場合があるが、図1に示すように、ブラケット6との固定部は、第2ハウジング72の外周にのみ設けられているため、かかる径方向の位置ズレは機能上問題とならない。
また、上記の態様で軸受本体7を組み立てる結果、第1軸受スリーブ81の下側端面81bと第2軸受スリーブ82の上側端面82bとが当接する。これにより、軸受運転時には両軸受スリーブ81,82間で潤滑流体をスムーズに行き来させることができ、良好な潤滑性を長期に亘って維持することができる。
また本実施形態では、ラジアル軸受部R1,R2の軸受スパンを出来るだけ大きくとる目的でラジアル軸受面A1を第1軸受スリーブ81の上端部に、またラジアル軸受面A2を第2軸受スリーブ82の下端部に設けているため、軸受スリーブの長さによっては、組立ピン14に軽圧入した状態で、軸受スリーブ81,82(アッセンブリ11,12)の姿勢が悪化する場合がある。かかる姿勢悪化によりラジアル軸受面A1、A2間における所定の同軸確保が難しい場合には、例えば、第1軸受スリーブ81の内周面81aの下端部や第2軸受スリーブ82の内周面82aの上端部に、ラジアル軸受面A1,A2と略同径の凸部を設けることもできる(図示省略)。
以上図2に示す軸受本体7の組立手順について説明を行ったが、軸受本体7は、上述した手順の他、図6に示す手順で組み立てることもできる。その手順を以下図面に基づいて詳述する。
まず図6(a)に示すように、ハウジング71,72および軸受スリーブ81,82と、図5(a)と同様の組立ピン14とを準備する。第2軸受スリーブ82を組立ピン14の所定箇所に位置決め配置した後、内周面72aに接着剤を塗布した第2ハウジング72を第2軸受スリーブ82の外周に配置し、第2アッセンブリ12を組み立てる。次いで図6(b)に示すように、第1軸受スリーブ81を所定箇所に位置決め配置する。そして、内周面71aおよび小径外周面71dに接着剤を塗布した第1ハウジング71を組立ピン14に外嵌した後下方にスライドさせ、第1軸受スリーブ81および第2ハウジング72と接着固定する。これにより、両ラジアル軸受面A1、A2間の同軸度が3μm以下に設定された軸受本体7が得られる。
以上のようにして製作された軸受本体7の内周に軸部材2を挿入し、シール部材9,10を軸部材2の所定位置、本実施形態では円周溝2a2の外周に固定する。なお、組立作業の簡略化のため、シール部材9,10のうちの何れか一方は、挿入前に予め軸部材2に固定しておいても良いし、軸部材2と一体形成しておいても良い。
上記の工程を経て組立が完了した後、シール部材9,10でシールされた軸受本体7の内部空間に、両軸受スリーブ81,82の内部気孔も含め潤滑流体として例えば潤滑油を充填する。これにより、図2に示す流体軸受装置1が完成する。潤滑油の充填は、例えば組立が完了した流体軸受装置1を真空槽内で潤滑油中に浸漬した後、大気圧に開放することにより行うことができる。
上記構成の流体軸受装置1において、軸部材2が回転すると、第1軸受スリーブ81のラジアル軸受面A1および第2軸受スリーブ82のラジアル軸受面A2は、それぞれ軸部材2の外周面2a1とラジアル軸受隙間を介して対向する。軸部材2の回転に伴って、各ラジアル軸受隙間に形成される流体膜(油膜)は、ラジアル軸受面A1、A2にそれぞれ形成された動圧溝81a1、82a1の動圧作用によってその油膜剛性を高められ、この圧力によって軸部材2がラジアル方向に回転自在に非接触支持される。これにより、軸部材2をラジアル方向に回転自在に非接触支持する第1ラジアル軸受部R1と第2ラジアル軸受部R2とが形成される。
また、軸部材2が回転すると、第1軸受スリーブ81の上側端面81bのスラスト軸受面がシール部材9の下側端面9bと所定のスラスト軸受隙間を介して対向し、第2軸受スリーブ82の下側端面82bのスラスト軸受面がシール部材10の上側端面10bと所定のスラスト軸受隙間を介して対向する。そして軸部材2の回転に伴い、各スラスト軸受隙間に形成される油膜は、動圧溝81b1、82b1の動圧作用によってその油膜剛性が高められ、軸部材2が両スラスト方向に回転自在に非接触支持される。これにより、軸部材2を両スラスト方向に回転自在に非接触支持する第1スラスト軸受部T1と第2スラスト軸受部T2とが形成される。
また、軸部材2の回転時には、上述のように、シール部材9の外周面9aの側とシール部材10の外周面10aの側に形成されるシール空間S1、S2が、ハウジング7の内部側に向かって漸次縮小したテーパ形状を呈しているため、両シール空間S1、S2内の潤滑油は毛細管力による引き込み作用と、回転時の遠心力による引き込み作用とにより、シール空間が狭くなる方向、すなわちハウジング7の内部側に向けて引き込まれる。これにより、ハウジング7の内部からの潤滑油の漏れ出しが効果的に防止される。また、シール空間S1、S2は、ハウジング7の内部空間に充填された潤滑油の温度変化に伴う容積変化量を吸収するバッファ機能を有し、想定される温度変化の範囲内では、潤滑油の油面は常にシール空間S1、S2内にある。
また、第1軸受スリーブ81の軸方向溝81d1によって形成される流体通路、第2軸受スリーブ82の軸方向溝82d1によって形成される流体通路、および各軸受隙間(第1ラジアル軸受部R1及び第2ラジアル軸受部R2のラジアル軸受隙間、第1スラスト軸受部T1及び第2スラスト軸受部T2のスラスト軸受隙間)により、軸受本体7の内部に一連の循環通路が形成される。そして、軸受本体7の内部空間に充填された潤滑油がこの循環通路を介して流動循環することにより、潤滑油の圧力バランスが保たれると同時に、局部的な負圧の発生に伴う気泡の生成、気泡の生成に起因する潤滑油の漏れや振動の発生等が防止される。また、第1軸受スリーブ81の軸方向溝81d1によって形成される流体通路の一端と、第2軸受スリーブ82の軸方向溝82d1によって形成される流体通路の一端は、それぞれ、大気開放側となるシール空間S1、S2に通じている。そのため、何らかの理由で潤滑油中に気泡が混入した場合でも、気泡が潤滑油に伴って循環する際に外気開放側に排出されるので、気泡による悪影響はより一層効果的に防止される。なお、第1軸受スリーブ81の下端外周縁部、および第2軸受スリーブの上端外周縁部にそれぞれ面取りが設けられていることから、各軸方向溝81d1、82d1の円周方向の位相を合せなくても、第1スラスト軸受部T1および第2スラスト軸受部T2の両スラスト軸受隙間を連通させることができる。
なお、図示は省略するが、両軸受スリーブ81,82と両ハウジング71,72との間に形成される軸方向の流体通路は、両ハウジング71,72の内周面71a,72aに軸方向溝を設けることによって形成することもできる。
以上に示した構成であれば、ラジアル軸受部R1,R2間の軸方向スパンを大きくしてモーメント剛性を高めることができ、その一方で個々の軸受スリーブ81,82およびハウジング71,72の長大化を防止することができるから、高精度な軸受スリーブ81,82およびハウジング71,72を容易に製造することができる。また、個々の軸受スリーブおよびハウジングの長大化が防止される分、両者の組み付けを容易かつ高精度に行うことができる。
また、両ハウジング71、72は凹凸嵌合した状態で固定されているから、ハウジング71,72間の固定強度を高めることができる。
また、ラジアル軸受面R1、R2間での同軸度が3μm以下に設定されていることから、ラジアル軸受隙間の幅精度を高めてラジアル方向での回転精度を高め、モータの高速回転化や高回転精度化に資することができる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る流体軸受装置21を示している。この流体軸受装置21が図2に示す流体軸受装置と異なる主な点は、第1ハウジング71の下端部および第2ハウジング72の上端部にそれぞれ、他所よりも内径側に張り出したスペーサ部75,75を設けた点にある。スペーサ部75の内径寸法は、軸受スリーブ81,82の内径寸法よりも大径に形成されており、従って、スペーサ部75の内周面と軸部材2の外周面2a1との間にラジアル軸受隙間は形成されない。
上記の構成であれば多孔質体からなる軸受スリーブ81,82の一部が、非多孔質の部分に置換されるため、軸受本体7の内部に充填すべき潤滑油量を低減することができ、シール空間S1、S2の容積を縮小することができる。従って、シール空間S1、S2の軸方向寸法を短縮してラジアル軸受部R1、R2の軸受スパンを一層拡大させることができ、一層モーメント剛性に優れた構成とすることができる。また、この流体軸受装置21の軸受本体7は、例えば図5に示す手順で組み立てることができるが、この組立の際には、各スペーサ部75の一端面を各軸受スリーブ81,82の位置決め面として利用することができるので、各ハウジングに対する各軸受スリーブの位置決めを容易かつ高精度に行うことができる。なお、その他の事項は図2に示す流体軸受装置1と実質的に同一であるので、共通の参照番号を付して重複説明を省略する。
図8は、本発明の第3実施形態に係る流体軸受装置31を示している。この流体軸受装置31では、軸部材2が、軸部2aと、軸部2aと一体又は別体に設けられたフランジ部2bとで構成されている。また、シール部材9が軸受本体7の上端開口部にのみ設けられ、軸受本体7の下端開口部は、軸受本体7と別体の蓋部材30で封止されている。また、スラスト軸受部T1,T2が、それぞれ、フランジ部2bの上側端面2b1と第2軸受スリーブ82の下側端面82bとの間、およびフランジ部2bの下側端面2b2と蓋部材30の上側端面30aとの間に設けられている。以上、この流体軸受装置31が図2に示す流体軸受装置1と異なる主な点を説明したが、その他の事項は図2に示す流体軸受装置1と実質的に同一であるので、共通の参照番号を付して重複説明を省略する。
以上で説明を行った実施形態では、第1ハウジング71の外径側に段差部73を、また第2ハウジング72の内径側に段差部74を設けた構成としたが、これとは逆に、第1ハウジング71の段差部73を内径側に、第2ハウジング72の段差部74を外径側に設けた構成とすることもできる。また、以上では、両ハウジング71,72にそれぞれ段差部を設け、両ハウジング71,72を凹凸嵌合させた状態で固定する形態について説明を行ったが、ハウジング間での固定強度を満足することができる場合、あるいはハウジング間での固定強度が問題とならない場合には、かかる段差部を設けなくても良い(図示省略)。
また、以上では、ハウジングと軸受スリーブとをそれぞれ軸方向に2つ並べた構成としたが、これらを軸方向に3つあるいはそれ以上並べて設けることもできる。
また、以上の説明では、ラジアル軸受部R1、R2のラジアル軸受隙間に流体動圧を発生させるための動圧発生部として、ヘリングボーン形状等の動圧溝を例示したが、動圧発生部として軸方向溝や円弧面を採用し、ラジアル軸受部R1,R2をいわゆるステップ軸受や多円弧軸受で構成することもできる。またスラスト軸受部T1,T2のスラスト軸受隙間に流体動圧を発生させるための動圧発生部として、スパイラル形状等の動圧溝を例示したが、動圧発生部として径方向溝を採用し、スラスト軸受部T1,T2をいわゆるステップ軸受で構成することもできる。
また、以上では、ラジアル軸受部R1,R2の双方を動圧軸受で構成する場合について説明を行ったが、上下に離隔した二箇所に設けられるラジアル軸受隙間の何れか一方あるいは双方に面する軸部材2の外周面2a1および軸受スリーブの内周面の双方を平滑な面とし、ラジアル軸受部R1,R2の一方あるいは双方をいわゆる真円軸受で構成することもできる。また、特に図8に示す流体軸受装置31においては、軸部2aの下端面を凸球状に形成することにより、スラスト軸受部をピボット軸受で構成することもできる。
なお、本発明にかかる流体軸受装置は、HDD等のディスク装置用のスピンドルモータに限らず、高いモーメント荷重に対する負荷能力を要求されるその他のモータ、例えばファンモータにも好ましく用いることができる。
流体軸受装置を組み込んだスピンドルモータを概念的に示す断面図である。 第1の実施形態に係る流体軸受装置の断面図である。 (a)図は、第1軸受スリーブの上面図、(b)図は第1および第2軸受スリーブの断面図、(c)図は第2軸受スリーブの下面図である。 図2に示す流体軸受装置のX部拡大断面図である。 軸受本体の組立工程を示す概略図である。 軸受本体の組立工程の他手順を示す概略図である。 第2の実施形態に係る流体軸受装置の断面図である。 第3の実施形態に係る流体軸受装置の断面図である。
符号の説明
1、21、31 流体軸受装置
2 軸部材
6 ブラケット
7 軸受本体
9,10 シール部材
14 組立ピン
71 第1ハウジング
72 第2ハウジング
73、74 段差部
81 第1軸受スリーブ
82 第2軸受スリーブ
81a1、82a1 動圧溝
A1、A2 ラジアル軸受面
R1 第1ラジアル軸受部
R2 第2ラジアル軸受部
T1 第1スラスト軸受部
T2 第2スラスト軸受部
S1、S2 シール空間

Claims (4)

  1. ハウジングと、ラジアル軸受面を有し、ハウジングの内周に配設された軸受スリーブとを備え、軸受スリーブのラジアル軸受面が面するラジアル軸受隙間に形成される潤滑流体の流体膜で支持すべき軸をラジアル方向に支持する流体軸受装置において、
    相互に固定された一対の軸受スリーブとハウジングとが軸方向に複数並べて設けられ、ハウジングが、相互に固定されていることを特徴とする流体軸受装置。
  2. 隣接する二つのハウジングが、凹凸嵌合した状態で固定されている請求項1に記載の流体軸受装置。
  3. 他部材との固定部が、一のハウジングにのみ設けられている請求項1に記載の流体軸受装置。
  4. ハウジングと、ラジアル軸受面を有し、ハウジングの内周に配設された軸受スリーブとを備え、軸受スリーブのラジアル軸受面が面するラジアル軸受隙間に形成される潤滑流体の流体膜で支持すべき軸をラジアル方向に支持する流体軸受装置の製造方法において、
    相互に固定された一対の軸受スリーブとハウジングとを軸方向に複数並べ、ハウジングを、ラジアル軸受面間の芯出しを行った状態で相互に固定する工程を含むことを特徴とする流体軸受装置の製造方法。
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