JP2008068694A - 電動パワーステアリング制御装置、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置、および、電動パワーステアリング制御装置の外部プログラム転送方法 - Google Patents

電動パワーステアリング制御装置、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置、および、電動パワーステアリング制御装置の外部プログラム転送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電動パワーステアリング制御装置の揮発性メモリに外部プログラムを転送することにより、外部プログラムの誤作動を回避する。
【解決手段】外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置にセキュリティロック解除信号を送信し、セキュリティ解除信号に応答して、電動パワーステアリング制御装置を、外部接続装置から所定の外部プログラムを受信可能な状態に移行する。外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置の揮発性メモリに外部プログラムを転送した後、外部プログラムの転送を開始する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信機能を有することにより外部プログラムを受信可能な電動パワーステアリング制御装置、外部プログラムを転送するための電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置、および、これらの機器の間で外部プログラムを転送するための電動パワーステアリング制御装置の外部プログラム転送方法に関する。
自動車用の補助操舵装置として、電動モータのトルクを用いた電動パワーステアリング装置が利用されている。このパワーステアリング装置は、ドライバによるハンドルの操作を検出するトルクセンサと、トルクセンサからの検出信号に基づき補助操舵力を演算するパワーステアリング制御装置(以下、「ECU」という)と、当該制御装置からの出力信号に基づき回転トルクを発生する電動モータと、回転トルクをステアリング機構に伝える減速ギア等を備えて構成されている。
上述のECUは、制御演算処理を実行するためのCPU、制御プログラムを記憶するフラッシュメモリ(不揮発性メモリ)、演算処理のためのワークエリアとして使用されるRAM等を備えている。フラッシュメモリは書き換え可能であって、新たな制御プログラム、若しくは診断処理プログラムを書き込むことによって、所望のプログラムをECUに実行させることができる。例えば、ECUの工場出荷前に、フラッシュメモリに故障診断用のプログラムを一時的に書き込み、実行させることも可能である
フラッシュメモリの書換装置として、例えば、特開2004−5152号公報に記載されているように、通信によりフラッシュメモリにプログラムを書き換える技術が案出されている。しかしながら、フラッシュメモリはECUの電源遮断後においても、プログラムを保持し続けるため、故障診断用プログラムが工場出荷後に誤作動してしまうおそれがある。
特開2004−5152号公報
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、ECUの揮発性メモリ(RAM)に外部プログラムを転送し、起動させることが可能な、電動パワーステアリング制御装置、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置、および、外部プログラム転送方法を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明は、操舵補助制御プログラムのワークエリアとして用いられる揮発性メモリを有する電動パワーステリング制御装置に接続可能な、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置であって、前記電動パワーステアリング制御装置との通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して所定の外部プログラムを前記電動パワーステアリング制御装置の前記揮発性メモリに転送するための制御を行う転送制御手段と、転送された前記外部プログラムを起動させる指示を、前記電動パワーステアリング制御装置に与える起動手段とを備える。
また、前記転送制御手段は、セキュリティロック解除要求信号を前記電動パワーステアリング制御装置に送信し、前記電動パワーステアリング制御装置が外部プログラムを受信可能な状態に移行した後に、外部プログラムの転送を開始する。
前記転送制御手段は、前記電動パワーステアリング制御装置と周期的に接続確認を行う。
前記外部プログラムは、前記電動パワーステアリング制御装置の補正値を検査するためのプログラムであって、補正値を外部接続装置に送信可能である。電動パワーステアリング制御装置は不揮発性メモリをさらに備え、前記外部プログラムは、前記補正値を当該不揮発性メモリに書き込む。
また、前記外部プログラムは、前記電動パワーステアリング制御装置を試験・診断するためのプログラムであって、試験・診断結果を外部接続装置に送信可能である。
さらに、本発明は、所定の外部プログラムを転送するための外部接続装置に接続可能な電動パワーステアリング制御装置であって、前記外部接続装置との通信を行う通信手段と、操舵補助制御プログラムのワークエリアとして使用されるとともに、前記通信手段を介して受信した前記外部プログラムを保持する揮発性メモリと、前記外部接続装置からの起動指示信号に基づき、前記揮発性メモリに保持された外部プログラムを起動する制御手段とを備える。
前記電動パワーステアリング制御装置は、前記外部接続装置からセキュリティロック解除要求信号を受信することにより、前記外部プログラムを受信可能な状態に移行する。
前記通信手段は、前記外部接続装置と周期的に接続確認を行う。
さらに、本発明に係る外部プログラム転送方法は、外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置にセキュリティロック解除信号を送信するステップと、前記セキュリティ解除信号に応答して、電動パワーステアリング制御装置を、外部接続装置から所定の外部プログラムを受信可能な状態に移行するステップと、外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置の揮発性メモリに外部プログラムを転送するステップと、外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置に対して、外部プログラムの起動要求信号を送信するステップと、前記起動要求信号に応答して、パワーステアリング制御装置の揮発性メモリに保持された前記外部プログラムを起動させるステップとを備える。
本発明は、前記外部接続装置と前記電動パワーステアリング制御装置との周期的な接続確認をさらに行うステップをさらに備える。
前記外部プログラムの実行結果を、前記電動パワーステアリング制御装置から前記外部接続装置に送信するステップをさらに備える。
本発明に係る外部接続装置によれば、転送制御手段は、通信手段を介して所定の外部プログラムを前記電動パワーステアリング制御装置の前記揮発性メモリに転送し、起動手段は、転送された前記外部プログラムを起動させる指示を前記電動パワーステアリング制御装置に与える。外部プログラムの実行が終了した後、電動パワーステアリング制御装置の電源を遮断することにより、外部プログラムは揮発性メモリから消去される。このため、工場出荷後において外部プログラムが誤って起動してしまうという不都合を回避することができる。
また、前記転送制御手段は、セキュリティロック解除要求信号を前記電動パワーステアリング制御装置に送信し、前記電動パワーステアリング制御装置が外部プログラムを受信可能な状態に移行した後に、外部プログラムの転送を開始する。このため、電動パワーステアリング制御装置が受信可能な状態に誤って移行することを防止することができる。
前記転送制御手段は、前記電動パワーステアリング制御装置と周期的に接続確認を行うため、確実に外部プログラムを転送することが可能となる。
外部プログラムとして、電動パワーステアリング制御装置の補正値をするためのプログラムを用いることにより、補正値を電動パワーステアリング制御装置から外部接続装置に送信可能である。また、外部プログラムとして、電動パワーステアリング制御装置を試験・診断するためのプログラムを用いることにより、試験・診断結果を外部接続装置に送信可能である。
さらに、本発明に係る電動パワーステアリング制御装置によれば、通信手段を介して外部接続装置と接続することにより、外部接続装置から転送された外部プログラムは揮発性メモリに保持される。揮発性メモリに保持された外部プログラムは、外部接続装置からの起動指示信号に基づき起動する。外部プログラムの実行後に、電動パワーステアリング制御装置の電源を遮断することにより、揮発性メモリ上の外部プログラムは消失する。このため、工場出荷後において外部プログラムが誤って起動してしまうという不都合を回避できる。
さらに、本発明に係る外部プログラム転送方法によれば、外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置にセキュリティロック解除信号を送信すると、セキュリティ解除信号に応答して、電動パワーステアリング制御装置は外部接続装置から所定の外部プログラムを受信可能な状態に移行する。外部接続装置は外部プログラムを電動パワーステアリング制御装置の揮発性メモリに転送した後、起動要求信号を電動パワーステアリング制御装置に送信すると、外部プログラムが起動する。電動パワーステアリング制御装置の電源を遮断することにより、揮発性メモリ上の外部プログラムは消失するため、工場出荷後において外部プログラムが誤って起動してしまうこともない。
以下に、図面を参照しながら本発明の最良の実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略図である。この電動パワーステアリング装置は、いわゆるピニオンアシストタイプのものであり、ステアリング61はステアリングシャフト62、ユニバーサルジョイント63、64、シャフト65を介してラック&ピニオン66に連結されている。さらに、ラック&ピニオン66には車輪のタイロッド67が設けられており、ハンドル61の回転運動はタイロッド67の軸方向の運動に変換される構造となっている。
シャフト65にはトルクセンサ4が設けられており、トルクセンサ4はステアリング61に印加された操舵トルクを検出し、トルク信号を出力可能である。さらに、シャフト65には減速ギア31、モータ3が取り付けられており、モータ3の回転トルクが減速ギア31を介してシャフト65に伝達される構成となっている。
ECU1は上述のようにトルクセンサ4からの検出信号、車速センサ2からの車速信号に基づき補助操舵トルクを算出し、この算出結果に基づく駆動信号をモータ3に送出するものである。ECU1には電源5から直接に電力が供給されると共に、並列に電源5が接続されており、イグニッションキー5aをオンにすることによりECU1内部のリレーがオンとなり電源が供給される構成となっている。
図2はECU1および外部接続装置7のハードウェア構成を表すブロック図である。ECU1は、A/Dコンバータ110,インタフェース111,CPU113,ROM114,RAM115、フラッシュROM116、PWMコントローラ117,モータ駆動回路119、モータ電流検出回路120、バス121、CAN I/F122、EEPROM123を備えている。
バス121はA/Dコンバータ110、インタフェース111、CPU113、ROM114、RAM115、フラッシュメモリ116、PWMコントローラ117、CAN I/F122、EEPROM123等の間でデータの受け渡しを行うためのものである。A/Dコンバータ110は、トルクセンサ4から出力されたメイントルク信号およびサブトルク信号、モータ電流検出回路120からの検出電流、モータ3の端子間電圧を入力し、ディジタル信号に変換するためのものである。
上述のトルクセンサ4は、メイントルク信号、サブトルク信号の2つの出力信号を備え、これらの信号の合計電圧は基準電圧(例えば5V)であるクロス特性となるように設定されている。すなわち、ステアリングにトルクが印加されない場合には、メイントルク信号およびサブトルク信号はそれぞれトルク中立電圧2.5Vとなり、ステアリングに何らかのトルクが印加された場合には、メイントルク信号およびサブトルク信号は中立電圧2.5Vを基準として互いに逆方向に変動する。
インタフェース111は車速センサ2からの車速パルスをカウントしディジタル信号に変換するものである。ROM114はモータ3の制御プログラム、PWMの演算プログラム、フェールセーフプログラム、外部装置と通信を行う為のプログラム等を記憶するためのメモリとして使用され、RAM115は当該プログラムを動作させるためのワークメモリとして使用される他、外部接続装置7から転送されたプログラムを記憶するためにも使用される。承知のように、RAM115は揮発性メモリであるため、イグニッションキー5aをオフにすることにより、記憶内容はすべて消去されてしまう。
フラッシュメモリ116は、イグニッションキー5aがオフになった後においてもメモリ内容を保持可能なものであり、電気的に消去および書換可能なEEPROMであっても良い。このフラッシュメモリ116には、例えば制御プログラム、制御学習結果等を記憶することが可能である。また、フラッシュメモリ116にECU1のハードウェアの補正値を記憶させても良い。例えば、後述する補正値検査プログラムをECU1において実行することによって補正値を求め、さらに補正値書換プログラムを実行することによってフラッシュメモリ116の所定のアドレスの補正値を更新することができる。なお、フラッシュメモリ116とは別に設けられたEEPROM123に補正値を記憶させても良い。
PWMコントローラ117はモータ3のトルクを表す信号をパルス幅変調された三相のデューティ指令値に変換するためのものである。モータ駆動回路119は、三相電流を発生させるためのインバータ回路を備え、PWMコントローラ117から与えられたデューティ指令値に基づくデューティ比の三相電流をモータ3に供給可能である。
モータ電流検出回路120は抵抗等の電流−電圧変換素子から構成され、モータ3への駆動電流を検出し、電流に応じた電圧を有する電流検出値を出力するためのものである。電流検出値は図示されていない増幅回路によって増幅された後、A/Dコンバータ110に入力され、ディジタル信号に変換される。なお、図示されていないが、モータ3には回転角を検出するためのレゾルバが設けられており、レゾルバからの回転角信号はA/Dコンバータ110に入力される構成となっている。また、モータ3にはモータ温度を検出するための温度センサ(未図示)が設けられており、温度センサからの温度信号も同様にA/Dコンバータ110に入力されている。このように、温度センサからの信号を監視することにより、モータ3の過熱を防止することが可能である。
CAN I/F122は、シリアル通信であるCAN(Controller Area Network)のためのインタフェースである。なお、本発明は、CANに限定されることなく、他の通信プロトコルを用いることが可能である。
外部接続装置7は、ECU1に対してプログラムの転送および起動を行うための装置であって、CAN I/F701、CPU702、メモリ703、外部記憶装置704、ディスプレイ705を備えている。CAN I/F701はCANのためのインターフェースであって、ケーブルを介してECU1に接続可能である。CPU702は、CAN I/F122に接続可能であり、プログラムおよび各種コマンド等をシリアル通信によってECU1と受け渡す機能を有している。
CPU702は、外部プログラムの転送処理、起動処理を実行するとともに、外部接続装置7の動作を制御する機能を有している。メモリ703は、CPU702のワークエリアとして用いられる。また、外部記憶装置704はハードディスクユニット、光学ディスク、メモリ等の記憶デバイスからなり、転送対象である外部プログラム、転送制御用の転送プログラム、外部接続装置7を制御するための制御プログラムを記憶するために用いられる。ディスプレイ705は、転送すべき外部プログラムを表示するとともに、外部接続装置7の動作状態を表示するために用いられる。なお、このディスプレイ705は、図示しないキーボード等の入力機器からコマンドを表示可能であり、いわゆる対話形式による外部接続装置7の操作を容易ならしめるものである。
本実施形態において用いられる通信プロトコルとしては、パケット毎の通信に限定されることなく様々なプロトコルを使用可能である。例えば、1バイト毎しか転送できない通信回線を使用する場合であっても、ヘッダ、転送データ、トレーラをカプセル化し、これらを1つのパケットとして送信しても良い。この場合、ヘッダにはパケットのデータ長の情報を含ませ、トレーラにはパケットのエラーチェックデータを含ませることができる。なお、非常に大きな外部プログラムを転送する場合には、複数パケットを1つのフレームとして転送しても良い。ディスプレイ705には、パケット毎の転送、フレーム毎の転送等の各種通信方法が表示され、オペレータはこれらの中から所望の通信方法を選択することが可能である。例えば、転送すべきデータが小さい場合にはフレーム毎の転送を行わずにパケット毎の転送を行うことにより、フレームヘッダ・トレーラの転送に要するオーバーヘッド時間を削減することができる。
さらに、外部プログラムの転送が終了した後、ECU1は受信した外部プログラム全体のチェックサムを算出し、外部接続装置7に返送しても良い。そして、外部接続装置7は自ら算出したチェックサムと、ECU1から返送されたチェックサムとを比較することにより、転送された外部プログラムのデータ化けが発生したか否かを判断することができる。なお、オペレータは、チェックサムが一致しなかった場合に外部プログラムを再送するか否かを、外部接続装置7において設定することが可能である。
図3は、ECU1、外部接続装置7の各々におけるメモリマップの概要を表す図である。外部接続装置7の外部記憶装置704には、転送処理プログラム、および複数の外部プログラム1〜nが保存されている。転送処理プログラムは、外部接続装置7の動作を制御するとともに、ECU1のRAM115に展開された外部プログラムを起動させる処理を行うためのものである。外部プログラムとしては、例えばECU1の試験・診断プログラム、トルクセンサ等のハードウェアの補正値検査プログラムを用意することができる。これらの外部プログラムはECU1のRAM115上に転送されるものであることから、試験・診断プログラムのように一時的にのみ使用されるプログラムを外部プログラムとして用意することが望ましい。
ECU1のフラッシュメモリ116には、通信処理プログラム、アプリケーションプログラムが記憶されている。通信処理プログラムは、外部接続装置7との通信のためのプログラムであり、アプリケーションプログラムはパワーステアリング制御のためのプログラムである。RAM115はCPU113のワークエリアとして使用されるとともに、外部接続装置7から転送された外部プログラムを展開する領域として使用される。承知のように、RAM115への電流を遮断してしまえば外部プログラムはすべて消去されてしまう。このため、市場において検査プログラム等が誤って起動する不都合を回避することが可能となる。
続いて本実施形態に係るECU1および外部接続装置7の動作を図4乃至図7を用いて説明する。
図4は、ECU1の概略動作を表すフローチャートである。まず、ECU1に電源が投入され、動作が開始すると、ECU1は接続監視タイマをリセットする(ステップS401)。続いて、ECU1は、接続監視タイマがカウントアップし、タイムアウトになったか否か、すなわち、電源投入時から所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS402)。ログインがなされることなく所定時間が経過した場合(ステップS402でYES)には、ECU1は通常のパワーステアリング制御処理を実行する。一方、所定時間が経過する前に、外部接続装置7からのログインがなされた場合(ステップS402でNO)には、ECU1は外部接続装置7から外部プログラムを受信し、RAM115に展開する(ステップS404)。
外部接続装置7はECU1に対して外部プログラムの起動の指示を与え、ECU1はRAM115上の外部プログラムを実行する(ステップS405)。
例えば、ECU1は試験・診断プログラムを実行することにより、試験・診断結果を外部接続装置7に送信し、外部接続装置7は試験・診断結果に応じた処理を実行する。また、外部プログラムがハードウェアの補正値検査プログラムである場合には、ECU1はトルクセンサ等の補正値を算出し、フラッシュメモリ116に書き込む処理を実行することができる。このようにして、外部プログラムの実行処理が終了すると、ECU1はその旨を外部接続装置7に通知し(ステップS406)、処理を終了する。
図5は外部接続装置7の概略動作を表すフローチャートである。まず、オペレータが通信ケーブルを介して外部接続装置7をECU1に接続し、ログインコマンドを外部接続装置7に入力すると、外部接続装置7はECU1に対するログインを試みる(ステップS501)。ログインが失敗した場合(ステップS502でNO)には、外部接続装置7は再度のログインを試みる。
ログインが成功すると(ステップS503でYES)、外部接続装置7はECU1への外部プログラムの転送を開始する(ステップS503)。上述のように、外部プログラムの転送は、所定のデータ単位(バイト、パケット、データフレーム等)毎に行われ、ECU1は受信したデータをRAM115に順次、展開する。なお、転送エラーが発生した場合には、上述したように、外部接続装置7の設定に従い、エラーフレーム、パケットの再送、若しくは外部プログラム全体の再送のいずれかの処理が実行される。
外部プログラムの転送が正常に終了すると(ステップS504でYES)、外部接続装置7はECU1に対して外部プログラムを起動するように指示を与える(ステップS505)。ECU1はRAM115に展開された外部プログラムを起動し(ステップS505)、外部プログラムの処理を実行する(ステップS506でYES)。例えば、ECU1が外部プログラムを実行することにより得られたデータ(例えば、試験・診断結果、補正値)は外部接続装置7に送信され、外部接続装置7の外部記憶装置704に記憶される。外部プログラム終了後には、ECU1への通電を遮断することにより、RAM115上の外部メモリは消去される。このため、ECU1の工場出荷後において、外部プログラムが誤って起動することもない。
図6,図7はECU1および外部接続装置7の通信処理を表すシーケンスチャートである。まず、オペレータが外部接続装置7を操作することにより、外部接続装置7からECU1にセキュリティロック解除要求を送信し続ける(T101)。セキュリティロック解除要求は、ECU1が外部プログラムを受信可能な転送モードに移行するように要求する信号である。すなわち、ECU1は外部接続装置7からセキュリティロック解除要求を受信しない限り、転送モードに移行することはないため、市場においてECU1が誤って転送モードに移行することを防止することができる。
ECU1に電源が投入されると、ECU1はリセットされ(T102)、ブート処理を開始する(T103)。この後、ECU1がセキュリティロック解除要求を受信すると、セキュリティロックを解除し(T104)、これにより、ECU1は外部プログラムを受信可能な転送モードに移行する。
そして、ECU1はセキュリティロック解除の応答信号を外部接続装置7に返送する(T106)。外部接続装置7がセキュリティロック解除応答信号を受信すると、ECU1が転送モードに移行したことをディスプレイ705に表示するとともに、転送すべき外部プログラムを指定するようにオペレータに促す。オペレータがキーボード等を操作することにより、転送すべき外部プログラムを入力すると、外部接続装置7が指定された外部プログラムを外部記憶装置704から読み出し、外部プログラムの転送を開始する通知をECU1に送信する(T108)。ECU1は外部プログラム転送開始の通知を受信すると(T109)、当該通知を受信した旨を返信するとともに、外部プログラムを受信可能な状態に移行したことを外部接続装置7に返信する(T109)。
外部接続装置7は、当該信号を受信すると、外部プログラムの転送を開始する(T110)。上述のように、本実施形態では様々な通信プロトコルを利用可能であるが、例えば1バイト毎の通信プロトコルを使用する場合には、ECU1は1バイトのデータを受信する毎に応答信号を返信する。また、外部接続装置7がパケット若しくはフレーム毎に外部プログラムを転送する場合には、ECU1は1パケット若しくは1フレームのデータを受信する毎に、応答信号を外部接続装置7に返信する。このように、1バイト、1パケット、若しくは1フレーム毎の転送を繰り返すことにより、外部プログラムが外部接続装置7からECU1に転送される。外部接続装置7がECU1からの応答を受信できなかった場合には、外部接続装置7は転送エラーが発生したと判断し、転送エラーの生じたデータバイト、パケット、若しくはフレームを再送する。
ECU1は、受信したデータをRAM115に送り、RAM115上に外部プログラムを展開する(T111)。外部プログラムの転送が終了すると、外部接続装置7は転送完了の通知をECU1に送信する(T120)。ECU1は当該通知を受信すると、RAM115上に展開された外部プログラム全体のチェックサムを算出し、外部接続装置7に送信する(T121)。外部接続装置7は受信したチェックサムと、予め算出したチェックサムとを比較し、両者の値が一致するか否かを判断する(T122)。両者が一致していなければ、転送途中で外部プログラムのデータ化けが発生したと考えられるため、外部接続装置7は外部プログラムの転送を再度、実行する。なお、上述したように、オペレータが、チェックサム不一致の場合でも外部プログラムの再送を行わないように外部接続装置7を設定した場合には、外部接続装置7は再送処理を実行しない。
両者のチェックサムが一致した場合には、外部接続装置7はECU1に対してRAM115上の外部プログラムを起動するように指示を与える(T123)。ECU1は受信確認の応答を外部接続装置7に送信するとともに、RAM115上の外部プログラムを起動させる(T124)。
なお、ECU1が外部接続装置7と接続している間(T106,T107〜)、外部接続装置7とECU1とが正常に接続していることをお互いに確認するために、両者の間で相互にキープアライブ(Keep alive)信号を一定周期で送受信する。一定時間を超えてキープアライブ信号が途絶えた場合には、外部接続装置7およびECU1は通信開始処理を最初から実行する。
ECU1が外部プログラムの実行処理を終了すると、実行結果とともにプログラム完了通知を外部接続装置7に送信する(T134)。例えば、外部プログラムが試験・診断プログラムである場合には、試験・診断結果を表すデータが外部接続装置7に送信される。また、外部プログラムがハードウェアの補正値検査プログラムである場合には、補正値を表すデータが外部接続装置7に送信される。外部接続装置7がプログラム完了通知を受信すると(T135)、詳細なプログラム実行結果を送信するようにECU1に要求する(T136)。ECU1は詳細なプログラム実行結果として、例えば試験・診断結果の詳細を表すデータを外部接続装置7に送信する。
以上のようにして、外部プログラムの転送、実行が終了した後に、ECU1の電源を遮断することにより、RAM115上の外部プログラムは消去されるため、外部プログラムが市場において過って起動してしまうことを防止することができる。また、ECU1はセキュリティロック機能を有しているため、外部接続装置7からのセキュリティロック解除の要求がなければ誤って転送モードに移行することもない。すなわち、本実施形態においては、走行中においてECU1が誤って転送モードに移行したり、外部プログラムが起動したりする不都合を回避することが可能である。
なお、上述の実施形態では、外部プログラムとして、試験・診断プログラム、ハードウェア補正値検査プログラムを例に説明したが、これらに限定されることなく様々なプログラムを外部プログラムとしてECUに転送しても良い。
例えば、フラッシュメモリを書き換える書換プログラム、およびフラッシュメモリの書換対象のプログラムを外部プログラムとして転送し、RAM上の書換プログラムを起動させることにより、RAM上の書換対象のプログラムをフラッシュメモリに書き込んでも良い。また、フラッシュメモリを書き換えることなく、ベリファイプログラムを外部プログラムとしてRAMに転送し、最新バージョンのプログラムとフラッシュメモリの内容とをベリファイしても良い。このように、ベリファイだけ実行することにより、フラッシュメモリに書き込まれたプログラムが最新バージョンであるか否かを判断することができる。
また、試験・診断プログラムとして、ECUに予め書き込まれた故障診断プログラムでは診断されない事項を診断するプログラム、より高精度の診断を行うプログラムを外部プログラムとしてRAMに転送しても良い。サービス工場においては、双方のプログラムの実行結果を併せて判断することにより、正確な故障箇所、故障内容を特定することも可能である。
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング制御装置および外部接続装置のブロック図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング制御装置および外部接続装置のプログラムの配置を表す図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング制御装置の動作概要を表すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る外部接続装置の動作概要を表すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング制御装置および外部接続装置の動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング制御装置および外部接続装置の動作を表すシーケンスチャートである。
符号の説明
1 ECU
7 外部接続装置
113 CPU(制御手段)
115 RAM(揮発性メモリ)
116 フラッシュメモリ
122 CAN I/F(通信手段)
701 CAN I/F(通信手段)
702 CPU(転送制御手段、起動手段)
704 外部記憶装置

Claims (12)

  1. 操舵補助制御プログラムのワークエリアとして用いられる揮発性メモリを有する電動パワーステリング制御装置に接続可能な、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置であって、
    前記電動パワーステアリング制御装置との通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して所定の外部プログラムを前記電動パワーステアリング制御装置の前記揮発性メモリに転送するための制御を行う転送制御手段と、
    転送された前記外部プログラムを起動させる指示を、前記電動パワーステアリング制御装置に与える起動手段とを備えた、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置。
  2. 前記転送制御手段は、セキュリティロック解除要求信号を前記電動パワーステアリング制御装置に送信し、前記電動パワーステアリング制御装置が外部プログラムを受信可能な状態に移行した後に、外部プログラムの転送を開始することを特徴とする請求項1に記載の、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置。
  3. 前記転送制御手段は、前記電動パワーステアリング制御装置と周期的に接続確認を行うことを特徴とする請求項1に記載の、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置。
  4. 前記外部プログラムは、前記電動パワーステアリング制御装置の補正値を検査するためのプログラムであって、補正値を外部接続装置に送信可能であることを特徴とする請求項1に記載の、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置。
  5. 不揮発性メモリをさらに備え、前記外部プログラムは、前記補正値を当該不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする請求項4に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  6. 前記外部プログラムは、前記電動パワーステアリング制御装置を試験・診断するためのプログラムであって、試験・診断結果を外部接続装置に送信可能であることを特徴とする請求項1に記載の、電動パワーステアリング制御装置用の外部接続装置。
  7. 所定の外部プログラムを転送するための外部接続装置に接続可能な電動パワーステアリング制御装置であって、
    前記外部接続装置との通信を行う通信手段と、
    操舵補助制御プログラムのワークエリアとして使用されるとともに、前記通信手段を介して受信した前記外部プログラムを保持する揮発性メモリと、
    前記外部接続装置からの起動指示信号に基づき、前記揮発性メモリに保持された外部プログラムを起動する制御手段とを備えた電動パワーステアリング制御装置。
  8. 前記外部接続装置からセキュリティロック解除要求信号を受信することにより、前記外部プログラムを受信可能な状態に移行することを特徴とする請求項7に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  9. 前記通信手段は、前記外部接続装置と周期的に接続確認を行うことを特徴とする請求項7に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  10. 外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置にセキュリティロック解除信号を送信するステップと、
    前記セキュリティ解除信号に応答して、電動パワーステアリング制御装置を、外部接続装置から所定の外部プログラムを受信可能な状態に移行するステップと、
    外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置の揮発性メモリに外部プログラムを転送するステップと、
    外部接続装置から電動パワーステアリング制御装置に対して、外部プログラムの起動要求信号を送信するステップと、
    前記起動要求信号に応答して、パワーステアリング制御装置の揮発性メモリに保持された前記外部プログラムを起動させるステップとを備えた、電動パワーステアリング制御装置の外部プログラム転送方法。
  11. 前記外部接続装置と前記電動パワーステアリング制御装置との周期的な接続確認をさらに行うステップを有することを特徴とする請求項10に記載の、電動パワーステアリング制御装置の外部プログラム転送方法。
  12. 前記外部プログラムの実行結果を、前記電動パワーステアリング制御装置から前記外部接続装置に送信するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の、電動パワーステアリング制御装置の外部プログラム転送方法。
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