JP2008066198A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの蓋部を異なる方法で操作することにより、電池の着脱と記録媒体の着脱とを個別に行うことができる電子機器を提供する。
【解決手段】この電子機器は、電池が着脱自在に装着される電池装着部8と、記録媒体26が着脱自在に装着される記録媒体装着部13aと、該記録媒体装着部13aおよび電池装着部8の各開口を開閉自在に覆う蓋部16Aと、を備える。蓋部16Aは、第1の操作により記録媒体装着部13aに対する記録媒体16の着脱を可能にし、第2の操作により電池装着部8に対する電池の着脱を可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、デジタルカメラ等のように、電池装着部と記録媒体装着部とを備える電子機器に関する。
デジタルカメラ等の電子機器では、電池が着脱自在に装着される電池装着部と、メモリカード等の記録媒体が着脱自在に装着される記録媒体装着部と、を備えたものがある。記録媒体装着部および電池装着部の各開口は蓋部によって開閉自在に覆われる。
この場合、記録媒体装着部および電池装着部の各開口を別々の蓋部で覆うと部品点数が多くなるため、1つの蓋部によって記録媒体装着部および電池装着部の各開口を覆うようにしたものもある。
また、通常、デジタルカメラでは、電池の本数は2本の場合が主流であるが、高倍率で多機能な機種では電池を4本使用しているものもある。
さらに、蓋部をカメラ本体に回動可能に支持してその回動動作により電池装着部および記録媒体装着部の各開口を開閉自在に覆うとともに、蓋部とカメラ本体との間にシール部材を介装した防水型カメラが提案されている。この提案では、蓋部が回動半径方向に移動可能とされている(特許文献1参照)。
特開2004−157240号公報
上記従来の技術では、1つの蓋部によって記録媒体装着部および電池装着部の各開口を覆う場合、例えば記録媒体装着部に対して記録媒体を着脱する際、電池装着部に装着されている電池はカメラ内部に設けられたロック部材で飛び出しを防止している。
しかし、単三電池を2本使用する場合は、蓋部を二重構造(2つの蓋部)にして電池装着部に装着されている電池をロックしているため、その分蓋部の厚みが厚くなるとともに、構造も複雑化してカメラが大型化し、しかも、部品点数が増えてコスト高になる。
単三電池を4本使用する場合は、蓋部自体が大型化して、部品点数も多くなる。また、蓋部を二重構造としても電池装着部に装着されている電池をロックできないため、記録媒体装着部に対して記録媒体のみの着脱する際に、カメラの姿勢差によっては電池装着部に装着されている電池が飛び出してしまい、非常に使い勝手が悪い。
さらに、上記特許文献1では、蓋部に取り付けられた開閉ダイアルを操作することで、蓋部をロックするようにしているので、部品点数が多くなる。
そこで、本発明は、一つの蓋部を異なる方法で操作することにより、電池の着脱と記録媒体の着脱とを個別に行うことができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、電池が着脱自在に装着される電池装着部と、記録媒体が着脱自在に装着される記録媒体装着部と、該記録媒体装着部および前記電池装着部の各開口を開閉自在に覆う蓋部と、を備える電子機器であって、前記蓋部の第1の操作により前記記録媒体装着部に対する前記記録媒体の着脱を可能にし、前記蓋部の前記第1の操作とは異なる第2の操作により前記電池装着部に対する前記電池の着脱を可能にする蓋開閉機構を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、蓋部が、第1の操作により記録媒体装着部に対する記録媒体の着脱を可能にし、第2の操作により電池装着部に対する電池の着脱を可能にする。
従って、一つの蓋部を異なる方法で操作して、電池の着脱と記録媒体の着脱とを個別に行うことができる。
これにより、部品点数が削減されてコスト増を抑えることができ、また、記録媒体装着部に対して記録媒体のみの着脱する際に、電池装着部に装着されている電池が飛び出すのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図12は本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの外観を示す正面図、図13は本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの外観を示す斜視図である。
まず、図12および図13を参照して、本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラ(電子機器)は、カメラ筐体1の前面側に撮影光学系を構成するレンズ鏡筒2が取り付けられている。カメラ筐体1の上面側には、電源ボタン4、レリーズボタン5、モードダイヤル6、およびポップアップ式のストロボ7が配置され、カメラ筐体1の背面側上部には、電子ビューファインダ3が配置されている。
電子ビューファインダ3は、レンズ鏡筒2からの入射した被写体を固体撮像素子上に結像し、画像処理した被写体像を観察するためのものである。モードダイヤル6は、カメラの撮影モードなどを変更するためのものである。また、カメラ筐体1の底部の一側には、電池蓋(蓋部)16Aが取り付けられている。なお、カメラ筐体1の背面部には、ファインダ接眼部や液晶表示パネル、操作キー(いずれも図示せず)等が配設される。
図2は本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池装着部および記録媒体装着部の構造を説明するための分解斜視図である。図2を参照して、電池装着部8および記録媒体装着部13aについて説明する。
図2に示すように、電池装着部8は、第1の分割体8Aと、第2の分割体8Bとを備えており、4本の電池が着脱自在に装着される収納空間を有している。第2の分割体8Bは、第1の分割体8Aに形成されているボス等の位置決め部材(不図示)を介して第1の分割体8Aに対して位置決めされた状態で、係止爪やビス等の保持手段で保持されている。なお、本実施形態では、電池装着部8を分割しているが、一体であってもよい。
また、第2の分割体8Bの底部側の開口部(不図示)には、電池接片10、電池接片11、および電池接片12がそれぞれ係止爪等の保持手段で保持されている。電池接片11の端子部11aおよび電池接片12の端子部12aは、基板或いはフレキシブルプリント基板(不図示)に半田付けされる。
第1の分割体8Aには、爪部8a,8b,8cが形成されている。電池蓋16Aが閉じているときに、カバー部材16に形成されている爪部16a,16b,16cがそれぞれ、爪部8a,8b,8cに係合することで、電池蓋16Aが閉じた状態で保持される。
第1の分割体8Aには一対の穴8dが形成され、スライド部材17に形成されている一対の曲げ穴17jと一対の穴8dにシャフト24を挿通することで、スライド部材17は第1の分割体8Aに対して回動自在に保持される。
第1の分割体8Aに形成されているボス8eと穴8fには、スイッチ部材14に形成される長穴14aとボス14bがそれぞれ摺動可能に係止されている。スイッチ部材14には、該スイッチ部材14に形成される保持手段(不図示)によりスイッチバネ15が保持されている。スイッチ部材14は、スイッチバネ15の付勢力によって図2の矢印C方向に付勢されている。
電池装着部8には、該電池装着部8に形成されているボス等の位置決め部材(不図示)を介してメイン基板13が位置決めされて、ビス等の保持手段で保持される。メイン基板13には、記録メディアカード(記録媒体)が着脱自在に装着される例えばスロット等の記録媒体装着部13aが設けられるとともに、電池蓋16の開閉を検知する検知スイッチ13bが半田付けされている。
(検知スイッチ13bとスイッチ部材14との関係)
図3は本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋を説明するための分解斜視図である。
図3に示すように、電池蓋16Aは、カバー部材16、スライド部材17、およびスライド部材18を備えている。カバー部材16には、ボス16d,16eが形成されている。ボス16d,16eは、それぞれスライド部材17に形成されているカム溝17a,17bを挿通する。さらにボス16d,16eは、それぞれスライド部材18に形成されている長穴18c,18dを挿通している。ネジ部材22がボス16dに螺合し、ストッパー部材23がボス16eにネジ等の保持手段により保持される。したがって、ボス16d,16eはカム溝17a,17bに対するカムフォロアとして機能するとともに、長穴18c,18dに対するカムフォロアとしても機能する。したがって、スライド板17はカバー部材16に対してカム溝17a,17bの範囲で移動自在に保持され、スライド部材18はカバー部材16に対して長穴18c,18dの範囲で移動自在に保持される。
カバー部材16には、電池蓋16Aが閉じ状態にあるときに、第1の分割体8Aに形成される爪部8a,8b,8cに係合する爪部16a,16b,16cが形成されている。
カバー部材16には、台形溝16g,16hが形成され、スライド部材17にはロック爪17g,17f形成されている。電池蓋16Aが閉じ状態にあるとき、ロック爪17gが台形溝16gに入り込んで、電池蓋16Aを閉じ状態に保持することができる。一方、電池蓋16Aが開き状態にあるとき、ロック爪17fが台形溝16hに入り込んで、電池蓋16Aを開き状態に保持することができる。
スライド部材17には、スライド部材18に形成されるボス18aが挿通されるカム溝17cとスライド部材18に形成されるボス18bが挿通されるカム溝17eが形成される。さらに、スライド部材17には、一対の曲げ穴17jが形成され、シャフト24をこの曲げ穴17jと第1の分割体8Aに形成された一対の穴8dに挿通させることで、スライド部材17が電池装着部8に対して回動自在に保持される。また、スライド部材17を開方向に付勢するオープンバネ25がシャフト24の端部に外挿された状態で介装されている。
スライド部材18にはボス18gが形成される。スライド部材18のボス18gが電池接片19に形成された穴19aを挿通して溶着されることで、電池接片19がスライド部材18に固定される。
さらに、電池接片19に形成されている穴(不図示)に、接片部材20と接片部材21に形成されているボス(不図示)がそれぞれ溶着等によって、接片部材20と接片部材21が電池接片19に保持される。
なお、上述したように、ボス18a,18bがスライド部材17に形成されているカム溝17c,17eを摺動するので、図4に示す電池蓋16Aの閉状態のときに、スライド部材18がスライド部材17に対して、矢印D方向に動いてしまう。このため、スライド部材18に形成されたボス18e,18fをスライド部材17の端部17h,17iに当接させることで、スライド部材18の矢印D方向への移動を規制している。
なお、本実施形態では、スライド部材18に形成されたボス18e,18fをスライド部材17の端部17h,17iに当接させているが、スライド部材18を矢印Dと反対方向にバネなどの付勢部材で付勢させてもよい。また、本実施形態では、スライド部材17を金属製としているが、樹脂等の絶縁部材で形成してもよい。
これにより、電池蓋16Aが電池装着部8に対して回動可能に支持され、電池蓋16Aのスライドおよび回動動作により電池装着部8および記録媒体装着部13aの各開口が開閉自在に覆われる。
次に、図1および図4〜図8を参照して、電池蓋16Aのスライド動作および回動動作について説明する。図1は本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋のスライド動作を説明するための説明図である。図1(a)は電池蓋16Aが閉じ位置にある状態を示している。この状態から電池蓋16Aを矢印A方向にスライドさせると、図1(b)に示す第1のスライド位置になって記録媒体装着部13aに記録メディアカード26の着脱が可能となる。この状態から電池蓋16Aを矢印B方向にスライドさせると図1(c)に示す第2のスライド位置に状態になって電池の挿脱が可能となる。一方、図1(b)の状態から電池蓋16Aを矢印G方向にスライドさせると図1(a)に示す第1のスライド位置に戻る。
図4は、図1(a)に示す状態でのカバー部材16、スライド部材17およびスライド板18の位置関係を示す図である。図8は、電池蓋16の開閉を検知するスイッチのON/OFF位置を説明するための図である。図1(a)および図4に示す電池蓋16Aが閉じ位置にある状態では、図8(b)に示すように、カバー部材16に設けられた面16fがスイッチバネ15の付勢力に抗してスイッチ部材14を押す。スイッチ部材14が押されると…メイン基板13に実装された検知スイッチ13bを押して、該検知スイッチ13bがONとなり、電池蓋16Aが閉じ位置にあることが検知される。
この状態では、電池装着部8の第1の分割体8Aに形成されている爪部8a,8b,8cがカバー部材16に形成されている爪部16a,16b,16cにそれぞれ係止されて電池蓋16Aが閉じ位置で保持されている。
電池蓋16Aが閉じ位置にあるときには、図4(b)に示すように、スライド部材17に形成されているロック爪17gがカバー部材16に形成されている台形溝16gに位置している。このとき、ロック爪17gはプリチャージされている。
さらに、図4(d)に示すように、スライド部材17に形成されているロック爪17fがカバー部材16に形成されている台形溝16hに位置している。このとき、ロック爪17fはプリチャージされずにガタつかない程度で保持されている。
電池蓋16Aが閉じ位置にあるときには、図4(c)に示すように、カバー部材16に形成されているボス16d,16eは、スライド部材17に形成されているカム溝17a,17bの溝端に当接し、スライド部材18の長穴18dの穴端にストッパー部材23が当接している。スライド部材18に形成されたボス18e,18fは、スライド部材17の端部17h,17iに当接している。
また、スライド部材18に形成されているボス18a,18bは、スライド部材A17上に形成されているカム溝17c,17eの溝端との間に隙間aを保っている。
図5は、図1(a)に示す状態から電池蓋16Aを第1のスライド位置に向けてスライドさせている途中でのカバー部材16、スライド部材17およびスライド板18の位置関係を示す図である。
この状態のとき、図5(c)に示すように、カバー部材16に形成されているボス16d,16eがスライド部材17に形成されているカム溝17a,17bおよびスライド部材18に形成されている長穴18c,18dに沿って移動する。そして、ストッパー部材23がスライド部材18に形成されている長穴18dの穴端に当接する。
そして、このスライド動作時に、図8(c)に示すように、カバー部材16に設けられた面16fがスイッチ部材14から離れて、メイン基板13に実装されている検知スイッチ13bがOFF状態となり、電池蓋16が開いたことが検知される。
なお、この状態では、図5(c)に示すように、カバー部材16に形成されているボス16d,16eは、スライド部材17に形成されているカム溝17a,17bの溝端との間に隙間bが保たれている。このとき、スライド部材18に形成されているボス18a,18bは、スライド部材A17上に形成されているカム溝17c,17eの溝端との間に隙間aを保ったままである。
図6は、図1(b)に示す第1のスライド動作完了状態におけるカバー部材16、スライド部材17およびスライド板18の位置関係を示す図である。
従って、図6(c)に示すように、図5(c)の状態からさらに同方向に電池蓋16Aをスライド動作させると、カバー部材16に形成されているボス16d,16eがスライド部材17に形成されているカム溝17a,17bの溝端に当接する。同時にストッパー部材23がスライド部材18に形成されている長穴18dの穴端を押し込むことで、スライド部材18に形成されているボス18a,18bはスライド部材17に形成されているカム溝17c,17eの溝端に当接する。
このスライド動作でスライド部材18に配設されている電池接片19が電池装着部8に装着された電池(不図示)の電極を所定量摺動することにより、該電極の酸化皮膜が削られて、電池のセルフクリーニングが行われる。
また、この状態では、スライド部材17に形成されているロック爪17gがカバー部材16に形成されている台形溝16gに位置して、プリチャージされる。
一方、図6(d)に示すように、スライド部材17に形成されているロック爪17fがカバー部材16に形成されている台形溝16hに位置している。このとき、ロック爪17fはプリチャージされずにガタつかない程度で保持されている。
閉じ位置から第1のスライド位置へのスライド動作によって、カバー部材16に形成されている爪部16a,16bが電池装着部8の第1の分割体8Aに形成されている爪部8a,8bから離脱する。しかし、この上体ではカバー部材16に形成されている爪部16cと第1の分割体8Aに形成されている爪部8cと係合が維持される。このことによって電池蓋16Aがこの状態では閉じた状態で保持されている。図1(b)および図6に示した状態では、記録媒体装着部13aに対して記録メディアカード(記録媒体)26の着脱が可能となる。
図1(b)に示す第1のスライド位置から電池蓋16Aを矢印B方向にスライドさせると図1(c)に示す第2のスライド位置に状態になって電池の挿脱が可能となる。図7は、図1(c)に示す状態でのカバー部材16、スライド部材17およびスライド板18の位置関係を示す図である。
電池蓋16Aを図1(b)の矢印B方向へスライド動作させると、図7(c)に示すように、カバー部材16に形成されているボス16d,16eがスライド部材17に形成されているカム溝17a,17bに沿って移動して溝端に当接する。同時にスライド部材18に形成されているボス18a,18bはスライド部材17に形成されているカム溝17c,17eに沿って移動して溝端に当接する。
また、このスライド動作時に、図7(b)に示すように、スライド部材17に形成されているロック爪17gがプリチャージされたままカバー部材16に形成されている台形溝16gを移動する。一方、図7(d)に示すように、スライド部材17に形成されているロック爪17fが乗り上げてカバー部材16に形成されている台形溝16hを移動し、プリチャージされ保持される。
第1のスライド位置から第2のスライド位置へのスライド動作によって、カバー部材16に形成されている爪部16cと電池装着部8の第1の分割体8Aに形成されている爪部8cとの係合が解除されるので、電池蓋16Aを閉じ状態に保持する力が無くなる。これにより、オープンバネ25の付勢力によって、電池蓋16Aがシャフト24を中心として図7(d)の矢印E方向に回動して、電池装着部8に対して電池の着脱が可能となる。なお、この状態でも、記録媒体装着部13aに記録メディアカード26の着脱は可能である。
次に、電池蓋16Aを閉じる際の動作を説明する。
まず、電池蓋16Aが開かれた状態でオープンバネ25の付勢力に逆らう方向に電池蓋A16を回動させる。電池蓋16Aが電池装着部8に突き当たったら、電池蓋16を図1(c)の矢印F方向にスライド動作させる。すると、図6(c)に示すように、カバー部材16に形成されているボス16d,16eがスライド部材17に形成されているカム溝17a,17bに沿って移動して溝端に当接する。同時にスライド部材18に形成されているボス18a,18bはスライド部材17に形成されているカム溝17c,17eに沿って移動して溝端に当接する。
また、図1(c)に示した第2のスライド位置から図1(b)に示した第1のスライド位置へのスライド動作時には、スライド部材17に形成されているロック爪17gがプリチャージされたままカバー部材16に形成されている台形溝16gを移動する。一方、図6(d)に示すように、スライド部材17に形成されているロック爪17fがカバー部材16に形成されている台形溝16hを乗り上げて移動し、プリチャージされずにガタつかない程度で保持されている。また、このスライド動作時にカバー部材16に形成されている爪部16cと電池装着部8の第1の分割体8Aに形成されている爪部8cとが係合して、電池蓋A16が閉じ状態に保持される。
この状態で、電池蓋16を図1(b)の矢印G方向へスライド動作させていくと、カバー部材16に形成されているボス16d,16eがスライド部材17に形成されているカム溝17a,17bの溝端に当接する。同時にストッパー部材23がスライド部材18に形成されている長穴18dの穴端に当接する。
これにより、スライド部材18に形成されているボス18a,18bはスライド部材17に形成されているカム溝17c,17eの溝端から所定の隙間aだけ離れた位置に保持される。
図1(b)に示した第1のスライド位置から図1(a)に示した閉じ位置へのスライド動作でスライド部材18に配設されている電池接片19が電池装着部8に装着された電池(不図示)の電極を所定量摺動することにより、該電極の酸化皮膜が削られて、電池のセルフクリーニングが行われる。
また、図1(b)から図1(a)へのスライド動作により、図8(b)に示すように、カバー部材16に設けられた面16fがスイッチ部材14を押して、該メイン基板13に実装された検知スイッチ13bがON状態となり、電池蓋16が閉じたことが検知される。さらに、このスライド動作時に、電池装着部8の第1の分割体8Aに形成されている爪部8a,8bが電池蓋16Aのカバー部材16に形成されている爪部16a,16bにそれぞれ係合することで、電池蓋16A電池装着部8の第1の分割体8Aに対して閉じた状態となる。
以上説明したように、この実施形態では、一つの電池蓋16Aを異なる操作方向に操作することで、電池の着脱と記録メディアカード26の着脱とを個別に行うことができる。
これにより、デジタルスチルカメラの部品点数が削減されてコスト増を抑えることができる。また、記録媒体装着部13aに対して記録メディアカード26のみの着脱する際には、電池蓋16Aが閉じ状態を維持されるので、電池装着部8に装着されている電池が飛び出すのを防止することができる。
また、記録メディアカード26を着脱する際の電池蓋16Aのスライド動作により、電池装着部8に装着された電池電極の酸化皮膜が削られて、電池のセルフクリーニングが行われるので、常に安定した電源供給が可能となり、撮影枚数等が増加する。
なお、この実施形態では、電池蓋16Aを電池装着部8に対して回動可能に取り付けた場合を例示したが、これに限定されず、例えば、電池蓋16Aをカメラ筐体1に着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
次に、図9〜図11を参照して、本発明の第2の実施形態であるデジタルスチルカメラを説明する。
図9は本発明の第2の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋のスライド動作を説明するための説明図であり、電池蓋が閉じた状態を示す図である。図10は本発明の第2の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋が第1のスライド位置にある状態を示す図、図11は本発明の第2の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋が第2のスライド位置にある状態を示す図である。
本発明の第2の実施形態であるデジタルスチルカメラは、図9に示すように、カメラ筐体1の底面に電池蓋16Aが矢印AおよびB方向にスライド動作可能に取り付けられている。カメラ筐体1の電池蓋16Aによって覆われる部分には、図10および図11に示すように、記録メディアカード26が着脱される記録媒体装着部13aおよび2本の電池(不図示)が着脱される電池装着部8が設けられている。
そして、図9の状態から図9の矢印A方向に電池蓋16Aをスライド動作させることで、記録媒体装着部13aの開口が開放されて、記録媒体装着部13aに対して記録メディアカード26の着脱が可能になる。
このスライド動作時には、説明は省略するが、上記第1の実施形態と同様に、電池蓋16Aに設けた電池接片が電池装着部8に装着された電池の電極を摺動して、該電極が削られ、電池のセルフクリーニングが行われる。
また、図9の状態から図9の矢印B方向に電池蓋16Aをスライド動作させることで、電池装着部8の開口が開放されて、電池装着部8に対して電池の着脱が可能となる。なお、この実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、電池蓋16Aをカメラ筐体1に対して着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、電子機器としてデジタルスチルカメラを例示したが、これに限定されず、例えば、レンズシャッタカメラ、ビデオカメラ等の種々の形態の撮像装置、撮像装置以外の光学機器やその他の電子機器に本発明を適用してもよい。
本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋のスライド動作を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池装着部および記録媒体装着部の構造を説明するための分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋を説明するための分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋の閉じ状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(b)のB−B線断面図、(d)は(a)のC−C線断面図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋が第1のスライド位置に向けてスライド動作する途中の位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(b)のB−B線断面図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋が第1のスライド位置にある状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(b)のB−B線断面、(d)は(a)のC−C線断面図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋が第2のスライド位置にある状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(b)のB−B線断面、(d)は(a)のC−C線断面図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋の開閉を検知するスイッチのON/OFF位置を説明するための図である。(a)は平面図、(b)は(a)のD−D線断面図で検知スイッチのON状態を示す図、(c)は(a)のD−D線断面図で検知スイッチのOFF状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋のスライド動作を説明するための説明図であり、電池蓋が閉じた状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋が第1のスライド位置にある状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態であるデジタルスチルカメラの電池蓋が第2のスライド位置にある状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの外観を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態であるデジタルスチルカメラの外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 カメラ筐体
2 レンズ鏡筒
3 ファインダ
4 電源ボタン
5 レリーズボタン
6 モードダイヤル
7 ストロボ
8 電池装着部
8A 第1の分割体
8B 第2の分割体
10 電池接片
11 電池接片
12 電池接片
13 メイン基板
13a 記録媒体装着部
14 スイッチ部材
15 スイッチバネ
16A 電池蓋(蓋部)
16 カバー部材
17 スライド部材
18 スライド部材
19 電池接片
20 接片部材
21 接片部材
22 ネジ部材
23 ストッパー部材
24 シャフト
25 オープンバネ
26 記録メディアカード(記録媒体)

Claims (7)

  1. 電池が着脱自在に装着される電池装着部と、記録媒体が着脱自在に装着される記録媒体装着部と、該記録媒体装着部および前記電池装着部の各開口を開閉自在に覆う蓋部と、を備える電子機器であって、
    前記蓋部の第1の操作により前記記録媒体装着部に対する前記記録媒体の着脱を可能にし、前記蓋部の前記第1の操作とは異なる第2の操作により前記電池装着部に対する前記電池の着脱を可能にする蓋開閉機構を設けたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記蓋開閉機構は、前記蓋部が閉じ位置からの第1の位置に変位することで前記記録媒体装着部に対する前記記録媒体の着脱を可能にし、前記蓋部が前記第1の位置から第2の位置へ変位することで前記電池装着部に対する前記電池の着脱を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記蓋部が前記閉じ位置から前記第1の位置にあるときには、前記蓋部が前記電池装着部を開閉する動作を規制する動作規制機構を有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記蓋部の前記第1の操作と前記第2の操作との操作方向が、互いに異なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記蓋部には前記電池装着部に装着された前記電池の電極に電気的に導通する電池接片が設けられ、該電池接片は、前記第1の操作により前記電極を摺動することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか又は2に記載の電子機器。
  6. 前記蓋開閉機構は、前記第1の操作により、前記蓋部がスライド動作して前記記録媒体装着部の開口を開放し、前記第2の操作により、前記蓋部が前記電池装着部の開口から離間する方向に回動動作して該電池装着部の開口を開放することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記蓋開閉機構は、前記第1の操作により、前記蓋部がスライド動作して前記記録媒体装着部の開口を開放し、前記第2の操作により、前記蓋部が前記第1の操作の逆方向にスライド動作して前記電池装着部の開口を開放する、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電子機器。
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