JP2008065436A - 携帯型情報端末機器の不具合改修システム、およびそれに用いる携帯型情報端末機器、方法、プログラム - Google Patents

携帯型情報端末機器の不具合改修システム、およびそれに用いる携帯型情報端末機器、方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】時々刻々変換する無線環境下で発生する携帯型情報端末機器の不具合を改修することができるようにする。
【解決手段】携帯型情報端末機器101の制御手段204は、所定のタイミングで当該携帯型情報端末機器101を動作させるためのソフトウェアの処理内容を示す処理情報を生成し、履歴情報としてメモリ205に格納する。また、制御手段204は、所定のタイミングでメモリ205に格納した履歴情報を基地局102を介してサーバ103にアップロードする。処理履歴情報とは、当該携帯型情報端末101におけるソフトウェアの処理内容を示す処理情報を履歴情報として(時系列に沿って、または時刻情報を付加して)まとめた情報である。処理履歴情報には、ソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報とを含めて蓄積する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器の不具合の改修を行うことが可能な携帯型情報端末機器の不具合改修システム、およびそれに用いる携帯型情報端末機器、方法、プログラムに関する。
携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)やPDA(Personal Digital Asistants)等の携帯型情報端末機器は、従来の音声通信だけでなく、インターネットを経由させるデータ通信、音楽再生、動画再生など提供できるサービスが多岐にわたっている。このため携帯型情報端末機器を制御する制御ソフトウェアは、無線通信プロトコル処理を実行するプロトコル制御ソフトウェアやアプリケーション層の各種ソフトウェアを合わせると、膨大なライン数を必要とし、その開発には非常に膨大な時間を要する。
また、ソフトウェアには引数の間違い、一時退避メモリのクリア忘れなど、一般にバグと呼ばれる不具合が付き物であり、ソフトウェア開発に要する時間の多くがバグの改修の作業に費やされている。
従来、ソフトウェアの動作確認方法は、開発したソフトウェアを実際に動作させて、設計通りに動作しているかをソフトウェアの処理履歴情報をチェックするなどの方法で行われている。動作確認の結果、ソフトウェアが設計通りに動作していなければ、何らかのバグにより正しい動作ができなかったということだが、ソフトウェアの処理履歴を解析することにより、不具合内容を特定し、該当箇所を修正する方法が取られてきた。
ソフトウェアの処理履歴情報は、ソフトウェアが特定の処理を実行する際に出力する解析用データであり、一般的には、PC(Personal Computer )等にインストールされている履歴データを収集する専用ツールを使って収集される。
特許文献1には、例えばカーナビゲーションシステム用のプログラムに障害が発生した場合に、自動的に解析するプログラム障害解析システムおよびプログラム障害解析方法について記載されている。特許文献1に記載されているプログラム障害解析システムは、プログラムを実行するプログラム実行手段および該プログラム実行手段で実行されるプログラムの実行履歴を記録するプログラム実行履歴記録手段を有する情報端末装置と、情報端末装置から無線通信を介して受信したプログラム実行履歴を解析するプログラム実行履歴解析手段を有するサーバとを備え、プログラムバグによる障害が発生した場合は、サーバは解析情報を情報端末装置側に送信し、情報端末装置側はこれを画面表示または音声により報知する。
特開2005−332068号公報(段落0010−0012)
本発明の対象となる携帯電話機やPHS、PDAなどの携帯型情報端末機器は、無線通信機器であって、基地局との無線通信によって音声通信やインターネットを経由したデータ通信などのサービスを提供する。無線通信が行われる無線通信環境は、電波の干渉によるマルチパスや本体機器の移動によるフェージングなどの影響により、時々刻々と変化する。ソフトウェア開発においては、この時々刻々変化する無線環境を考慮した上で、前述した動作確認を実施する。
開発したソフトウェアに内在するバグによる不具合は、表示を間違うなどの軽微な不具合から、操作ができなくなる、通信ができなくなるなど携帯型情報端末機器の機能に支障をきたす深刻な不具合まで多岐にわたるだけでなく、比較的発生頻度の高い不具合から発生頻度が極端に低い不具合まで様々である。特に、携帯型情報端末機器のような無線通信機器の場合、時々刻々変化する環境が影響して発生する不具合(特に、携帯型情報端末機器の機能に支障をきたすような深刻な不具合)は非常に発生頻度が低い。特に、前述したようにPCにインストールされている専用ツールにより収集される場合には、不具合の発生が予期できず、PCを接続していないときに不具合が発生し、発生時の処理履歴情報が収集できないなどバグの改修作業の障害となっている。
特許文献1には、プログラム実行履歴情報量が増えた場合にも対応でき、迅速にプログラム実行履歴の解析結果を知ることができると記載されているが、どのような情報を履歴に残すかについては何ら記載がない。また、履歴情報の活用方法として、サーバ側が備えたプログラム実行履歴解析手段が解析し、解析の結果、プログラムバグによる障害が発生した場合に情報端末装置側に報知する方法が採られているが、その方法では既知のプログラムバグにしか対応できない。
特に、時々刻々変化する無線環境に影響して発生するような不具合の改修を目的とする場合、プログラムバグによる障害かどうかは、不具合の内容や発生環境を特定して初めて判定できることも多い。特許文献1に記載されているプログラム障害解析システムでは、不具合の内容や発生環境を特定することの困難性について何ら考慮されておらず、時々刻々変化する無線環境に影響して発生する不具合に対しては効果が期待できない。
無線通信環境が影響して発生する不具合の場合、同じ不具合を発生させる動作確認試験(再現試験)などに膨大な労力・時間を要する。さらに、無線通信環境だけでなく、複数のソフトウェアが複合して影響を与えることによって発生するような不具合の場合には、膨大な労力・時間をかけても再現させることができないということもめずらしくない。また、不具合発生時の処理履歴情報が収集できても、不具合の原因を特定できるような情報が含まれているとは限らない。このように、時々刻々変化する無線環境に影響して発生するような不具合の改修を行えるような処理履歴情報が的確に収集できないことが携帯型情報端末におけるバグの改修作業の障害であると言える。
また、携帯型情報端末で通信サービスを提供している事業者は、サービス提供のため基地局を敷設するなど、無線通信ネットワーク並びに無線通信環境を構築してサービス提供エリアを拡大している。基地局の敷設後は、敷設した基地局の保守を行い、良好な電波状態を維持させて安定したサービスが提供できるよう努めるが、例えばビルの建設など基地局周辺の地理的環境が敷設後に変化するなどにより、電波が遮断されたり、電波の反射によるマルチパスの発生など無線通信環境が変化した場合に、良好な電波状態が維持できず、保守されるまで通信障害が発生するといった問題もあった。
そこで、本発明は、時々刻々変換する無線環境下で発生する携帯型情報端末機器の不具合を改修することができる携帯型情報端末機器の不具合改修システム、およびそれに用いる携帯型情報端末機器、方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明による不具合改修方法は、無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器(例えば、携帯型情報端末機器101)の不具合の改修を行う不具合改修方法であって、GPS受信手段を備えた携帯型情報端末機器が、所定のタイミングを検出すると、その時の当該携帯型情報端末機器を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報と、GPS受信手段を用いて測位した位置情報とを含めた処理情報を生成し、履歴情報として記憶し、少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、履歴情報をサーバ装置(例えば、サーバ103)に伝達し、携帯型情報端末機器の履歴情報を管理するサーバ装置が、携帯型情報端末機器から伝達される履歴情報を記憶することを特徴とする。
また、本発明による不具合改修システムは、無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器の不具合の改修を行う不具合改修システムであって、ユーザが操作する携帯型情報端末機器と、携帯型情報端末機器の履歴情報を管理するサーバ装置とを備え、携帯型情報端末機器は、当該携帯型情報端末機器におけるソフトウェアの処理履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段(例えば、メモリ205)と、GPS受信手段と、所定のタイミングを検出すると、その時の当該携帯型情報端末機器を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報と、GPS受信手段を用いて測位した位置情報とを含む処理情報を生成し、履歴情報記憶手段に履歴情報として記憶させる履歴情報登録手段(例えば、制御手段204)と、少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、履歴情報をサーバ装置に伝達する伝達手段(例えば、無線通信手段201)とを有し、サーバ装置は、携帯型情報端末機器から伝達される履歴情報を記憶する端末履歴情報記憶手段(例えば、サーバ103の記憶装置)を有することを特徴とする。
また、サーバ装置は、携帯型情報端末機器から伝達される履歴情報で示される無線通信の状況に基づいて、電波状況を原因とする不具合が発生したか否かを判断する解析手段(例えば、解析プログラムに従って動作するサーバ103の制御手段)を含んでいてもよい。
また、解析手段は、携帯型情報端末機器から伝達される履歴情報で示される無線通信の状況および位置情報に基づいて、電波状況を原因とする不具合が発生した位置を特定してもよい。
また、履歴情報登録手段は、その時の当該携帯型情報端末機器における複数の階層のソフトウェアの状態を示す情報を含む処理情報を履歴情報として記憶させてもよい。
また、履歴情報登録手段は、少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、その時の処理情報を履歴情報として記憶させてもよい。
また、伝達手段は、履歴情報をサーバ装置に伝達するか否かを選択させるための情報をユーザに提示する提示手段(例えば、表示部202)を含んでいてもよい。
また、伝達手段は、履歴情報記憶手段に記憶されている履歴情報を読み出し、サーバ装置に送信する送信手段(例えば、無線通信手段201)を含んでいてもよい。
また、履歴情報記憶手段および伝達手段は、着脱可能な記憶装置によって実現されていてもよい。すなわち、伝達手段は、移送可能な記憶装置によって実現される。なお、伝達手段は、当該携帯型情報端末機器において、履歴情報記憶手段を着脱可能に装備するための装備手段と、着脱可能な記憶装置において、記憶装置に記憶されている情報を読み出すための読出手段とを含んでいてもよい。
また、送信手段は、サーバ装置に履歴情報を送信する際に、履歴情報を送信する旨の情報を接続先の基地局に通知してもよい。
また、本発明による携帯型情報端末機器は、無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器であって、当該携帯型情報端末機器におけるソフトウェアの処理履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、GPS受信手段と、所定のタイミングを検出すると、その時の当該携帯型情報端末機器を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報と、GPS受信手段を用いて測位した位置情報とを含む処理情報を生成し、履歴情報記憶手段に履歴情報として記憶させる履歴情報登録手段と、少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、履歴情報をサーバ装置に伝達する伝達手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明による不具合改修プログラムは、無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器における不具合の改修を行うための不具合改修プログラムであって、ソフトウェアの処理履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、GPS受信手段とを備えた携帯型情報端末機器に適用され、コンピュータに、所定のタイミングを検出すると、その時の当該携帯型情報端末機器を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報と、GPS受信手段を用いて測位した位置情報とを含む処理情報を生成し、履歴情報記憶手段に履歴情報として記憶させる処理と、少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、履歴情報をサーバ装置に伝達する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、履歴情報登録手段が所定のタイミングで、その時の無線通信の状況を示す情報と位置情報とを含めた処理情報を生成し、履歴情報記憶手段に履歴情報として記憶させ、伝達手段が少なくとも正常でない事象を検出するとサーバ装置に履歴情報を伝達するので、サーバ装置に蓄積される履歴情報を解析することで、特別な試験を実施しなくても時々刻々変化する無線通信環境と複合して発生する不具合や、発生頻度が低い不具合の原因究明や再現環境を特定することができる。従って、時々刻々変換する無線環境下で発生する携帯型情報端末機器の不具合を改修することができる。
また、本発明によれば、サーバ装置に蓄積される履歴情報で示される無線通信の状況および位置情報に基づいて、電波状況を原因とする不具合が発生した位置を特定することができるので、例えば基地局敷設後の周辺環境の変化が原因であっても、基地局の保守、点検などの対応を迅速に行うことができる。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明による携帯型情報端末機器の不具合改修方法を実現するシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示す携帯型情報端末機器の不具合改修システムは、携帯型情報端末機器101と、基地局102と、サーバ103とを備える。なお、図1では、1つの携帯型情報端末機器101を示しているが、携帯型情報端末機器101はいくつであってもよい。また、図1では、1つの基地局102を示しているが、基地局102は、通常、本システムの提供エリアを網羅するよう複数台設置される。
携帯型情報端末機器101は、無線通信を行う情報端末機器であって、例えば、携帯電話機、PHS、PDAである。また、基地局102は、携帯型情報端末機器101が無線通信を行うための拠点となる無線局であって、携帯型情報端末101に対し音声通信やインターネット接続などによるデータ通信サービスを提供する。また、サーバ103は、サービス対象の携帯型情報端末機器におけるソフトウェアの処理履歴情報を格納するためのサーバ装置であって、基地局102を介してインターネット等の通信ネットワークと接続される携帯型情報端末機器101とデータ通信を行い、携帯型情報端末機器101からアップロードされるソフトウェアの処理履歴情報を格納する。
図2は、携帯型情報端末機器101の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、携帯型情報端末機器101は、無線通信手段201と、表示手段202と、操作手段203と、制御手段204とメモリ205とを含む。
無線通信手段201は、携帯型情報端末機器101が基地局102と無線通信するための通信手段である。表示部202は、ユーザに情報を提示するための携帯型情報端末機器101のマンマシンインタフェースである。操作手段203は、携帯型情報端末機器1010を操作するための指示を入力するインタフェースである。制御手段204は、無線通信手段201,表示手段202,操作手段203を含めた携帯型情報端末機器101全体の制御を行う。本実施の形態では、制御手段204は、所定のタイミングで(例えば、正常でない事象を検出した時)当該携帯型情報端末機器101を動作させるためのソフトウェアの処理内容を示す処理情報を生成し、履歴情報としてメモリ205に格納する。また、制御手段204は、所定のタイミングで(例えば、一定周期毎に)メモリ205に格納した履歴情報を基地局102を介してサーバ103にアップロードする。なお、制御手段204は、具体的にはプログラムに従って動作するCPUによって実現される。メモリ205は、制御手段204が生成した処理情報を履歴情報として記憶する。メモリ205は、具体的にはメモリなどの記憶装置によって実現される。以下、メモリ205が記憶する情報を処理履歴情報と言う。
次に、処理履歴情報について説明する。処理履歴情報とは、当該携帯型情報端末機器101におけるソフトウェアの処理内容を示す処理情報を履歴情報として(時系列に沿って、または時刻情報を付加して)まとめた情報である。本実施の形態では、処理履歴情報として、特定のタイミングにおける当該携帯型情報端末機器101を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報だけでなく、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報を含めて蓄積する。
当該携帯型情報端末機器101を動作させるためのソフトウェアが行った処理とは、例えば、ユーザ操作に応じて実行される発呼処理やメール発信処理、データアクセス処理、データ通信処理だけでなく、通信相手側の操作に応じて実行される着呼処理やメール受信処理、データアクセス処理、データ通信処理や、当該携帯型情報端末機器101が自発的に行う位置登録処理などの処理を含む。
無線通信の状況を示す情報とは、具体的には、無線環境を示す情報(電界情報:受信電波の強度、送信電力など)や、接続先基地局を特定するための情報(基地局IDなど)、無線通信プロトコルを実現するためのソフトウェアの状態を示す情報(各プロトコルレイヤの状態値や直前のイベント、遷移前の状態値、物理チャネルの設定情報、秘匿情報、着側電話番号、発側電話番号、ベアラ能力、通信能力、ハンドオーバーなど通信状態を示す情報など)である。
また、処理を特定するための情報だけでなくその処理に与えるパラメータや、キー情報などのユーザ操作を示す情報や、TCP−IP・テレビ電話などアプリケーション層の通信プロトコルを実現するためのソフトウェアの状態を示す情報や、デバッグ目的として意図的にソフトウェアが出力する情報を含めてもよい。また、リセットや端末フリーズ発生時などには、最終処理内容を示す情報を含めてもよい。なお、リセット時の最終処理内容は、例えば、リセット後でも情報がクリアされないよう設定された所定のアドレスに、常に現在の処理内容を示す情報を記憶しておき、立ち上げ時にマニュアルリセットか否かを判断するなどして正常起動か否かを判断し、正常起動でなければ現在保持されている情報を最終処理内容として履歴に残せばよい。また、端末フリーズ発生時の最終処理内容は、所定のアドレスに、同様に、現在の処理内容を示す情報を記憶しておき、割り込み処理内でソフトウェアによる所定のデータの更新状況等を確認することによりフリーズしたか否かを判断し、フリーズ発生を認識した場合に現在保持されている情報を最終処理内容として履歴に残せばよい。なお、履歴に残すとは、処理情報を生成し履歴情報としてメモリ205に記憶させることをいう。
また、処理履歴情報には、試験などでは起こしにくい状況(発着の交差や複数階層のソフトウェアの複合)における機器の状態が総合的に把握できるように、各階層のソフトウェアが認識している情報がまとめられていることがより望ましい。例えば、各階層のソフトウェアの状態を示す情報を記憶するための領域を予め所定の領域に割り当てておき、各階層のソフトウェアは予め決められた領域に最新の状態を保持させる。そして、処理情報を生成する際に、予め割り当てられた所定の領域にアクセスして各階層のソフトウェアの最新状態を示す情報を読み出せばよい。なお、予め所定の領域に割り当てる情報として、各階層のソフトウェアの状態を示す情報がどこに格納されているかを示すポインタを用意してもよい。
また、処理履歴情報を生成するタイミングは、正常でない事象を検出した場合に限らず、デバッグ情報として常時ソフトウェアから出力させてもよい。ただし、すべての処理情報を保存しておけるだけのメモリを端末に設けることは物理的に不可能であるため、処理履歴情報は、ある程度(例えば、アップロードを行う周期を満たす期間の処理情報を記憶しておけるだけ)の記憶容量を確保したリングバッファに記憶させる。すなわち、処理履歴情報は、リングバッファ内で常時最新情報が保持されるような構成とする。また、リングバッファは、例えばソフトウェアの階層毎に複数設けてもよい。そのような場合には、各層の処理履歴情報に時刻情報を付加する。解析する側は、時刻情報を元に並べ替えることで時系列に沿った処理履歴を確認することができる。また、リングバッファにリードポインタを追加し、アップロードなどで読み出した処理履歴情報に対してリードポインタを更新することによって、不要になった処理履歴情報を廃棄扱いとしてもよい。また、処理履歴情報には、正常でない事象を検出した場合に出力する処理履歴情報であることを示す情報を含めてもよい。また、異常リセット後などは処理履歴情報を上書きしないなどの制約を付加してもよい。
次に、本実施の形態における携帯型情報端末機器の動作について説明する。まず、携帯型情報端末機器の制御手段204は、所定のタイミングで、現在の処理内容を示す処理情報を生成し、履歴情報としてメモリ205に格納する。制御手段204は、例えば、ユーザ操作に応じて実行される発呼処理、メール発信処理、データアクセス処理、データ通信処理や、通信相手側の操作に応じて実行される着呼処理、メール受信処理や、当該携帯型情報端末機器101が自発的に行う位置登録処理を実行するタイミング、または、その処理において正常でない事象を検出したタイミングで、所定の共通関数を呼び出すことによって、1件分の処理履歴情報を生成し、メモリ205に格納する。ここで、共通関数内では、例えば、予め定められた領域に記憶されている情報や関数内に渡された引数に基づいて、ソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報とを含む処理情報を生成する処理、メモリ205に割り当てられているリングバッファに1件分の処理履歴情報として格納する処理、リングバッファに対応づけられたライトポインタを更新する処理を実行する。なお、1件分の処理履歴情報は常に同じ長さのデータである必要はなく、予め決められたフォーマットに従った情報であればよい。
また、制御手段204は、所定のタイミングで、メモリ205に格納されている処理履歴情報をサーバ103にアップロードする。制御手段204は、例えば、所定の時間が経過したことを検知し、メモリ205に格納されている処理履歴情報を読み出し、サーバ103にアップロードする。また、例えば、サーバ103からの要求に応じて、メモリ205に格納されている処理履歴情報を読み出し、アップロードしてもよい。
制御手段204は、例えば、共通関数を呼び出すことによって処理履歴情報を読み出し、サーバ103に送信する。ここで、共通関数内では、例えば、メモリ205に割り当てられているリングバッファに保持されている処理履歴情報を読み出す処理、リングバッファに対応づけられたリードポインタを更新する処理を実行する。なお、制御手段204は、具体的には、無線通信部201を用いて基地局102と無線通信を行い、基地局102を介してサーバ103とデータ通信を行うことによって、処理履歴情報をサーバ103に送信する。
また、制御手段204は、処理履歴情報をアップロードする際、アップロードの許可を求めるメッセージを表示部202に表示し、ユーザに許可を求めてもよい。図3は、アップロード動作の一例を示すフローチャートである。また、図4は、表示部202に表示させるメッセージの一例を示す説明図である。
図3に示す例では、制御手段204は、アップロードを開始するタイミングを検知すると、ソフトウェアの処理履歴のアップロード処理を開始する(ステップS10)。具体的には、まず、図4に示すようなソフトウェアの処理履歴をアップロードの許可を求めるメッセージを表示部202に表示する(ステップS11)。ここで、ユーザがアップロードを許可する旨の”YES”を選択した場合には、制御手段204は、メモリ205に格納されている処理履歴情報をサーバ103にアップロードする(ステップS12,S13)。
一方、ユーザがアップロードを許可しない旨の”NO”を選択した場合には、制御手段204は、処理履歴情報をアップロードせずに終了する。なお、ユーザがアップロードを許可しない場合には、メモリ205から処理履歴情報の読み出しも行わずに終了すればよい。処理履歴情報を読み出さなければ、上書き更新されない限り現在保持されている処理履歴情報を、次回のアップロードタイミングで送信することができる。
また、サーバ103は、携帯型情報端末機器101から処理履歴情報を収集し、ハードディスクなどの記憶装置に記憶させる収集蓄積手段(図示せず。)を有する。サーバ103の収集蓄積手段は、例えば、携帯情報端末機器101から自発的に送信される処理履歴情報を受信し、携帯型情報端末機器101を識別するための情報と対応づけて受信した処理履歴情報を時系列に沿って記憶させる。このような過程により、サーバ103には、携帯型情報端末機器101の処理履歴情報が蓄積されることになる。なお、サーバ103には、携帯型情報端末機器101から処理履歴情報を収集し、記憶装置に記憶させる収集蓄積手段が備えられているものとする。なお、収集蓄積手段は、所定のタイミングでまたはオペレータ操作に応じて、携帯型情報端末機器101にアップロードの要求を行い(送信し)、その応答として処理履歴情報を受信してもよい。
例えば、携帯型情報端末機器101が基地局102と音声通信中に呼損が発生した場合、制御手段204は、呼損が発生したことを検知し、その時の処理内容を示す情報を含む処理履歴情報を生成し、メモリ205に格納する。また、制御手段204は、メモリ205に処理履歴情報を格納した後、アップロードタイミングとして一定時間が経過したことを検出すると、メモリ205に格納されている処理履歴情報をサーバ103にアップロード(送信)する。
携帯型情報端末機器101に対して音声通信やデータ通信を提供する通信事業者は、サーバ103にアップロードされた呼損時の処理履歴情報を参照することで、呼損時の携帯型情報端末機器101におけるソフトウェアの処理内容を把握することができる。ここで、電波状況を原因とした呼損であった場合には、その時接続されていた基地局を特定することができるので、基地局の保守、点検などの対応を迅速に行うことができる。また、呼損時の処理履歴情報を携帯型情報端末機器101の製造者に転送することで、呼損が開発したソフトウェアに内在するバグによる不具合であった場合に、改修作業に役立てることができる。
なお、電波状況を原因とした呼損かどうかは、例えば、サーバ103に解析プログラムをインストールしておき、サーバ103の制御手段が、その解析プログラムに従って、処理履歴情報に含まれる無線通信の状況を示す情報から電界レベル等を抽出して、予め決められた判定値に基づき判断するなどして実現すればよい。
なお、本実施の形態では、処理履歴情報のアップロードの方法として、携帯型情報端末機器101が基地局102と無線通信を行い、基地局102を介してサーバ103にアップロードする方法を説明したが、携帯型情報端末機器101にPC(Personal Computer )等を接続し、インターネットを経由してサーバ103にアップロードする方法でもよい。また、サーバ103にアップロードするタイミングは、一定時間経過後に限らず、所定の時刻(夜間等)に一括して送信してもよいし、メモリ205がいっぱいになったことを検出したときや、呼損など正常でない事象が発生した(異常な事象だけでなく準正常な事象を含んでもよい)ことを検出した直後に送信するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザが実際に携帯型情報端末機器を使用している過程で発生した不具合の原因を特定するためのソフトウェアの処理履歴を的確に収集することができるので、ソフトウェアに内在するバグを改修することによる携帯型情報端末機器の品質向上、無線環境の悪化を改修することによる無線ネットワーク通信環境の品質、安定化向上が、該向上のための特別な試験を実施しなくても可能になる。また、携帯型情報端末機器が販売された後の不具合改修が可能となる。
特に、本発明では、時々刻々変化する無線通信環境と複合して発生する不具合や、発生頻度が低い不具合であっても、例えば、無線通信プロトコルによる制御データや携帯型情報端末機器が受信している受信信号の電力強度、インターネット接続・テレビ電話などの各種サービスで用いられる制御データなどを含んだ発生時の処理履歴情報を収集することができるので、バグ改修作業の障害となる原因究明や再現環境を特定することの困難さを解決することができる。
実施の形態2.
以下に、本発明による第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、携帯型情報端末機器101が備えるメモリ205を着脱可能な記憶装置によって実現する。そして、処理履歴情報をアップロードする方法として、第1の実施の形態による方法と合わせて、可搬メモリであるメモリ205を取り外し、ユーザが事業者の直営店などに持ち込んで、直営店に設置された端末で読み込むことによって、読み込んだ端末からサーバ103にアップロードする方法を可能とする。なお、携帯型情報端末機器101の制御手段204は、第1の実施の形態におけるアップロードを開始するタイミングで、ユーザに処理履歴情報を直営店に持ち込むことを依頼するようなメッセージを表示させればよい。なお、サーバ103の収集蓄積手段が直接読み込み、携帯型情報端末機器101を識別するための情報と対応づけて受信した処理履歴情報を時系列に沿って記憶させてもよい。
本実施の形態によれば、携帯型情報端末機器の無線通信を介さずに処理履歴情報をアップロードすることができるので、無線通信資源を消費せずにソフトウェアの処理履歴をアップロードすることができる。また、例えば、無線通信が行えないような状況であってもソフトウェアの処理履歴を確実に収集することができる。また、直営店に設置された端末とサーバ103との間でセキュリティを強化すれば、個人情報を含む処理履歴情報であっても安全に提供してもらえる。なお、他の点に関しては、第1の実施の形態と同様である。
実施の形態3.
また、第3の実施の形態として、携帯型情報端末機器101が、非接触ICチップを備えていてもよい。例えば、携帯型情報端末機器101が、商品売買の決算処理を非接触型ICチップで実施する機能を有している場合、メモリ205に保持されている処理履歴情報のアップロードを、非接触型ICチップによる商品売買の決算が可能な商店でも行えるようにする。
実施の形態4.
また、第4の実施の形態として、携帯型情報端末機器101が、GPS受信手段を備えていてもよい。例えば、携帯型情報端末機器101の制御部204が、処理履歴情報として、GPS受信手段を用いて測位した位置情報も含めて、メモリ205に記憶させる。
例えば、呼損が発生した時のソフトウェアの処理履歴を検査し、呼損の原因を解析する場合、呼損が発生した場所を特定できるため、ソフトウェアのバグによる不具合か、無線通信環境による不具合かの原因特定が容易になる。
更に、収集した処理履歴情報に含まれる受信信号の電力強度を示す情報と位置情報とを合わせて活用することで、電波状況が悪化する方向や距離等、基地局と端末間のより詳細な位置関係を把握することができるので、携帯型情報端末機器で音声通信やインターネット接続などのデータ通信を提供している事業者が、無線通信ネットワークの保守、安定性の向上などをより効果的に実施することができる。
なお、その他の実施の形態として、サーバ103にアップロードする際の通信料金が発生しないようにしてもよい。または、通信料金をサービスを提供している事業者または携帯型情報端末機器を製造している製造業者が負担するようにしてもよい。例えば、携帯型情報端末機器101の制御部204は、処理履歴情報をアップロードする旨の情報を基地局102に通知した上でアップロードを開始し、基地局102側で、通信料金を発生させないよう制御することも考えられる。または、通信料金がかからない専用回線(専用チャネル)を用いて通信するように制御してもよい。また、携帯型情報端末機器の機能に支障をきたすような重大な不具合や発生頻度が低く事業者・製造業者にとって収集が困難な不具合について、不具合の発生時の処理履歴情報を報告したユーザには、事業者・製造業者から報奨金を提供してもよい。
本発明は、携帯型情報端末機器の開発時の不具合情報の収集や、販売後の保守時の不具合情報の収集を用途として利用してもよい。
本発明による携帯型情報端末機器の不具合改修方法を実現するシステムの構成例を示すブロック図である。 携帯型情報端末機器101の構成例を示すブロック図である。 アップロード動作の一例を示すフローチャートである。 表示部202に表示させるメッセージの一例を示す説明図である。
符号の説明
101 携帯型情報端末機器
102 基地局
103 サーバ
201 無線通信手段
202 表示手段
203 操作手段
204 制御手段
205 メモリ

Claims (12)

  1. 無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器の不具合の改修を行う不具合改修方法であって、
    GPS受信手段を備えた携帯型情報端末機器が、所定のタイミングを検出すると、その時の当該携帯型情報端末機器を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報と、前記GPS受信手段を用いて測位した位置情報とを含めた処理情報を生成し、履歴情報として記憶し、
    少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、前記履歴情報をサーバ装置に伝達し、
    前記携帯型情報端末機器の履歴情報を管理する前記サーバ装置が、前記携帯型情報端末機器から伝達される前記履歴情報を記憶する
    ことを特徴とする不具合改修方法。
  2. 無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器の不具合の改修を行う不具合改修システムであって、
    ユーザが操作する前記携帯型情報端末機器と、前記携帯型情報端末機器の履歴情報を管理するサーバ装置とを備え、
    前記携帯型情報端末機器は、
    当該携帯型情報端末機器におけるソフトウェアの処理履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    GPS受信手段と、
    所定のタイミングを検出すると、その時の当該携帯型情報端末機器を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報と、前記GPS受信手段を用いて測位した位置情報とを含む処理情報を生成し、前記履歴情報記憶手段に履歴情報として記憶させる履歴情報登録手段と、
    少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、前記履歴情報を前記サーバ装置に伝達する伝達手段とを有し、
    前記サーバ装置は、携帯型情報端末機器から伝達される前記履歴情報を記憶する端末履歴情報記憶手段を有する
    ことを特徴とする不具合改修システム。
  3. サーバ装置は、携帯型情報端末機器から伝達される履歴情報で示される無線通信の状況に基づいて、電波状況を原因とする不具合が発生したか否かを判断する解析手段を含む
    請求項2に記載の不具合改修システム。
  4. 解析手段は、携帯型情報端末機器から伝達される履歴情報で示される無線通信の状況および位置情報に基づいて、電波状況を原因とする不具合が発生した位置を特定する
    請求項3に記載の不具合改修システム。
  5. 履歴情報登録手段は、その時の当該携帯型情報端末機器における複数の階層のソフトウェアの状態を示す情報を含む処理情報を履歴情報として記憶させる
    請求項2から請求項4のうちのいずれか1項に記載の不具合改修システム。
  6. 履歴情報登録手段は、少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、その時の処理情報を履歴情報として記憶させる
    請求項2から請求項5のうちのいずれか1項に記載の不具合改修システム。
  7. 伝達手段は、履歴情報をサーバ装置に伝達するか否かを選択させるための情報をユーザに提示する提示手段を含む
    請求項2から請求項6のうちのいずれか1項に記載の不具合改修システム。
  8. 伝達手段は、履歴情報記憶手段に記憶されている履歴情報を読み出し、サーバ装置に送信する送信手段を含む
    請求項2から請求項7のうちのいずれか1項に記載の不具合改修システム。
  9. 履歴情報記憶手段および伝達手段は、着脱可能な記憶装置によって実現されている
    請求項2から請求項8のうちのいずれか1項に記載の不具合改修システム。
  10. 送信手段は、サーバ装置に履歴情報を送信する際に、履歴情報を送信する旨の情報を接続先の基地局に通知する
    請求項8に記載の不具合改修システム。
  11. 無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器であって、
    当該携帯型情報端末機器におけるソフトウェアの処理履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    GPS受信手段と、
    所定のタイミングを検出すると、その時の当該携帯型情報端末機器を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報と、前記GPS受信手段を用いて測位した位置情報とを含む処理情報を生成し、前記履歴情報記憶手段に履歴情報として記憶させる履歴情報登録手段と、
    少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、前記履歴情報を前記サーバ装置に伝達する伝達手段とを備えた
    ことを特徴とする携帯型情報端末機器。
  12. 無線通信を行って各種サービスを実施する携帯型情報端末機器における不具合の改修を行うための不具合改修プログラムであって、
    ソフトウェアの処理履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、GPS受信手段とを備えた携帯型情報端末機器に適用され、
    コンピュータに、
    所定のタイミングを検出すると、その時の当該携帯型情報端末機器を動作させるためのソフトウェアが行った処理を特定するための情報と、少なくともその時の無線通信の状況を示す情報と、前記GPS受信手段を用いて測位した位置情報とを含む処理情報を生成し、前記履歴情報記憶手段に履歴情報として記憶させる処理と、
    少なくとも正常でない事象が発生したことを検出した場合に、前記履歴情報をサーバ装置に伝達する処理と
    を実行させるための不具合改修プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265823A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Yokogawa Digital Computer Corp 情報端末装置及びログデータ取得プログラム
JP2009301298A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Yahoo Japan Corp アプリケーションの応答不能時を推定するシステム、方法、およびプログラム
CN106407103A (zh) * 2016-07-20 2017-02-15 平安科技(深圳)有限公司 异常信号处理方法及装置

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