JP2008065324A - プロジェクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用するファンの個数を少なくした状況下において、排気温度と騒音の低減、さらにプロジェクタ装置のコスト減少を実現すること。
【解決手段】本発明の液晶プロジェクタ装置は、ケーシング内部に光源と、該光源から得られた光より映像を形成する光学系および電源装置を備え、ケーシングの内部に該ケーシング内部を冷却するための冷却装置を取り付けている。冷却装置は光源と電源装置との間に第1のファンを取り付け、該第1のファンはその吸気方向が電源装置に向けられ、その排気方向が光源に向けられる方式によって設置されており、光源および電源装置の冷却を同時に行う。冷却装置はプロジェクタ装置の中心エリアに設けられた第2のファンと、映像合成装置の下方に設けられた第3のファンおよび第4のファンとを備える。
【選択図】図11

Description

本発明は光源からの光を光学系へと導いて映像光を形成し、前方のスクリーンへ拡大投射するプロジェクタ装置に関する。
特許文献1は、以下のプロジェクタ装置を開示している。開示されているプロジェクタ装置は、ケーシングの内部に光源となるランプと、偏光プリズム基板と、偏光板と、液晶パネルおよび投射レンズ等より構成される光学系とを配備して成る。ケーシングには壁面に沿って排気装置が配され、該排気装置を利用しケーシング内部の空気を流動させることにより、ケーシング内部の温度上昇を防止している。
排気装置は通常、その吸気方向が発熱量の大きなランプへ向けられて設置されているため、前記排気装置から排出される空気の温度は高温となり、その排出された空気に触れたユーザーに不快感をもたらしていた。よって排気温度を低下させるため、高速で排気ファンを回転させる必要が生じたが、その結果、排気装置から発生する騒音が増大した。他にも、多数のファンを設置する必要がある場合、ファンの回転速度がゆっくりであっても、騒音の増大を抑えることができない、ファンは通常装置全体の外部の近くに設置されているため、ファンの騒音が聞こえやすい等の問題があった。さらに、ファンの個数増加は組立てコストと工程数の増加をもたらし、装置全体のコストも増加することとなった。
特開平8−275096号公報
本発明が解決しようとする課題は、使用するファンの個数を少なくし、排気ファンを高速回転させる必要がなく、排気温度の低下を実現することができるプロジェクタ装置を実現することである。
本発明のプロジェクタ装置は、ケーシング内部に、光学系を経て映像合成装置で合成された映像光を投射するため、前記光学系に光を供給する光源と、各部電気部品に電源を供給する電源装置とを備えたプロジェクタ装置であって、前記光源と前記電源装置との間に第1のファンを設け、その吸気方向が電源装置に向き、その排気方向が光源に向くように設置したことを特徴とする。
この場合、前記第1のファンの排気面を前記光源の光軸に相対し5度〜30度の範囲の傾斜角に設置することが好ましい。さらに詳しくは、前記傾斜角は12度であるとよい。
また、前記第1のファンの排気側に、前記光源の冷却を行うための排気ダクトを設け、該排気ダクトの排気面と前記光源の光軸との間の角度を5度〜30度の範囲内に設定することが好ましい。さらに詳しくは、前記排気ダクトの排気面と前記光源の光軸との間の角度を12度に設定すると良い。
また、前記第1のファンは、前記光源に対し前記ケーシングの側壁方向に向けて設置位置を変更し、前記第1のファンの排気面から排出された気体の一部を前記光源と接触した後に排出し、それ以外の気体を前記光源を回避する方向に沿って排出することが好ましい。詳しくは、前記第1のファンの設置位置を調節し、前記第1のファンの排気量の略半分を前記光源を回避する方向に沿って排出させると良い。
また、前記第1のファンの外形サイズを前記光源よりも大きく設定し、組立て後の前記第1のファンの外部輪郭が前記光源を覆い隠すように設定すると良い。
前記電源装置内の空気を排出するため電源装置のフレーム側壁に開口部を設けて前記第1のファンと連通し、前記電源装置は、前記第1のファンの吸気面と前記電源装置フレーム側壁が所定の傾斜角となるように設置することが好ましい。その場合、前記傾斜角度は10度であると良い。
また、本発明は、前記プロジェクタ装置中央部に、前記プロジェクタ装置の内部から吸気を行う第2のファンを備え、且つその排気側に前記光源と前記光学系を冷却するための冷却ダクトを備える。
この場合、前記冷却ダクトは複数の分枝冷却ダクトを含み、前記第2のファンは該複数の分枝冷却ダクトによって、前記光源と前記光学系内の異なる部品を冷却することができる。
前記複数の分枝冷却ダクトは、それぞれ前記第2のファンの排気の一部を利用し、前記光源を冷却する第1分枝冷却ダクトと、前記光学系内の偏光プリズム基板を冷却する第2分枝冷却ダクトを備える。
詳しくは、前記第2のファンは前記第1分枝冷却ダクトを経由し、空気を前記光源を構成するランプユニットに吹付け、第2分枝冷却ダクトを経由し、空気を前記プロジェクタ装置の本体底部と平行に偏光プリズム基板に吹付ける。
前記プロジェクタ装置の映像合成装置の下方には、該映像合成装置を冷却するための冷却ユニットが設けることが好ましい。
詳しくは、前記冷却ユニットは、前記映像合成装置の緑色および赤色液晶パネルユニットを冷却するための第3のファンと、青色および赤色液晶パネルユニットを冷却するための第4のファンとを含み、前記第3のファンと第4のファンはその空気の吹出し方向が互いに交叉する方式で設置されるようにすると良い。
また、本発明は、前記光源の光の強度を調節する調節機構を備え、前記光源の光の強度に基づき、第3のファンと第4のファンの回転速度を調節する。
前記第1のファンの排気量は、前記第3のファンと第4のファンとの排気量の和の3.2倍以上に設定すると良い。
上述した本発明のプロジェクタ装置に基づけば、従来の排気装置と比べ、排気ファンの回転速度が低い状況の下、もしくはファンの個数が少ない場合においても、従来と同様または従来の排気温度よりも低い排気温度を得ることができる。これより、排気装置が生じる騒音を低減することが可能となり、例えば、本発明のプロジェクタ装置が2000lm時の騒音値は30dBにまで改善することができる。その上、偏光板の基材には全て水晶を使用し、さらにファンの個数を減少することが可能であり、プロジェクタ装置のコストも低減することができる。
以下、本発明の液晶プロジェクタ装置およびその関連部品について、図面と共に具体的に紹介する。以下の説明において、図1に示す液晶プロジェクタ装置の投射レンズのある側を全面とし、該液晶プロジェクタ装置の前面に向かって左右を規定する。さらに、本文中で使用されている「底部」、「側部」、「側部斜面」、「真下」等の用語は相対的、例示的であるため、プロジェクタ装置の異なる使用方法および設置方式によって変更することができるものとする。
全体構成
図1が示すように、本発明の液晶プロジェクタ装置は下半ケース12および上半ケース11からなる扁平なケーシング1を備える。該ケーシング1の表面には複数の操作ボタンを含む操作部15が配備され、ケーシング1の前面には投射窓13が開設されている。ケーシング1の後方表面には排気口、電源ソケットおよび信号入出力装置(図示せず)が設けられている。
図35は後方から見た液晶プロジェクタ装置の斜視図であり、後方にコンピュータと連接するD−SUB端子と、入力端子等の各種外部入力端子とを複合したユニット251を配備している。前記端子ユニット251の各入力端子は、外観の整形に対し金属鋳型を用いて形成することができ、その端面に例えば端子名がAUDIOと言う文字を彫ることで容易に識別できるようになる。よって、外観上に文字を印刷する方法を用いる必要がなく、生産効率を高め、且つコスト低減を図ることが可能である。
図2および図3が示すように、前記ケーシング1の内部には略L字状に延伸する合成樹脂製の光学エンジン7が配備されており、該光学エンジン7の内部には光源となるランプユニット4と、該ランプユニット4から発せられた白色光を3原色の光に分離する光学系2(図5を参照)と、該3原色の光を3原色用の液晶パネルに照射して3原色の映像光を形成し、形成した3原色の映像光をカラー映像光に合成する映像合成装置3とが配備されている。ランプユニット4は光学エンジン7の右端部に、映像合成装置3は光学エンジン7の前方端部にそれぞれ収容され、光学系2はランプユニット4から映像合成装置3へと至る光学エンジン7の光路上に配備されている。
また、光学エンジン7の前方端縁には投射レンズ39を保持する筒体39aの基端部が連結され、さらにケーシング1の内部には光学エンジン7の前方側に電源装置9が設置されている。
図3および図4に示すように、下半ケース12には、冷却装置が取り付けられている。本発明のプロジェクタ装置の冷却装置はプロジェクタ装置の右側エリアに第1ファン6を、プロジェクタ装置の中心エリアには第2ファン10を、そしてプロジェクタ装置の左側エリアには第3ファン52および第4ファン53を設けている。第3ファン52と第4ファン53は映像合成装置3の下方に位置し、映像合成装置3を冷却するために用いられる。下半ケース12の底壁には前記第1排気ファン52と第4ファン53用の底面吸気窓(図示省略)がそれぞれ開設されている。
本発明における液晶プロジェクタ装置の構成を以下詳細に説明する。
光学系
図5に示すように、ランプユニット4からの白色光は第1インテグレータレンズ21と、前段遮光格子23と、第2インテグレータレンズ22と、後段遮光格子24と、偏光プリズム基板25および集光レンズ20を経て、第1ダイクロイックミラー26へと導かれる。
第1インテグレータレンズ21および第2インテグレータレンズ22は耐熱ガラス製のフライアイレンズより構成され、ランプユニット4から発せられた白色光の照度分布を均一化する機能を有する。前段遮光格子23および後段遮光格子24はアルミニウム薄板製であり、偏光プリズム基板25に対し不要な入射光を遮断する機能を有する。
図5に示すように、偏光プリズム基板25を通過した光は、集光レンズ20を経て第1ダイクロイックミラー26へ到達する。該第1ダイクロイックミラー26は光の青色成分のみを反射し赤色および緑色成分を通過させる機能を有し、第2ダイクロイックミラー27は光の緑色成分を反射し赤色成分を通過させる機能を有する。そして、フィールドミラー28は、光の赤色成分を反射する機能を有している。よって、ランプユニット4から発せられた白色光は、前記第1及び第2ダイクロイックミラー26、27により青色光、緑色光および赤色光に分光され、映像合成装置3へと導かれる。
映像合成装置
図6および図7に示すように、映像合成装置3は立方体状の色合成プリズム31と、上プリズム台301および下プリズム台302を含むプリズムを固定するプリズム台30と、色合成プリズム31の三つの側面にそれぞれ位置する青色用液晶パネル33b、緑色用液晶パネル33gおよび赤色用液晶パネル33rと、相応する液晶パネルを固定する液晶パネルホルダー38b、38g、38rとを備える。このうち、液晶パネルホルダー38b、38g、38rはプリズム台30で連接し、一体成形化された映像合成装置として成る。その映像合成装置3は光学エンジン7の蓋体7aに開設された開口172を通じ、前記光学エンジン7内に収容されている。
図5に示した第1ダイクロイックミラー26およびフィールドミラー29aにより反射された青色光は集光レンズ35bに導かれ、集光レンズ35b、青色入射偏光板32b、青色用液晶パネル33bおよび青色出射偏光板34bを経由し、色合成プリズム31へと到達する。
このほか、第2ダイクロイックミラー27により反射された緑色光は集光レンズ35gに導かれ、緑色入射偏光板32g、緑色用液晶パネル33gおよび緑色出射偏光板34gを経て、色合成プリズム31へと到達する。
同様に、二枚のフィールドミラー28、29bによって反射された赤色光は映像合成装置3の集光レンズ35rに導かれ、集光レンズ35r、赤色入射偏光板32r、赤色用液晶パネル33rおよび赤色出射偏光板34rを経て、色合成プリズム31へと到達する。
色合成プリズム31に導かれた3色の映像光は、色合成プリズム31によって合成され、これより得られたカラー映像光は投射レンズ39を経て、前方のスクリーンに拡大投射される。
図6、図7および図8に示すように、プリズム31は上プリズム台301と下プリズム台302に固定され、液晶パネルホルダー38b、38g、38rは上プリズム台301と下プリズム台302に固定されている。さらに、青色用液晶パネル33b、緑色用液晶パネル33gおよび赤色用液晶パネル33rは相応する液晶パネルホルダー38b、38g、38rに固定され、液晶パネル33b、33g、33rおよび液晶パネルホルダー38b、38g、38rは通常、集光、焦点合わせ(Focus)の調整を行った後、はんだ付けで固定される。
図9および図10を参照すると、プリズム31は上下端部でそれぞれ上プリズム台301と下プリズム台302上の対応する接合面301A、301B、302A、302Bと接合することにより、プリズム台30と連接する。接合面301A、302Aはプリズム31の中心エリアと対応し、接合面301B、302Bはプリズム31の周辺エリアと対応する。
従来の映像合成装置3においては、プリズム台30の中心エリアにのみ接合面301A、302Aが設けられ、このため剥離強度が低かったが、本発明の構造を取り入れた後、プリズム31に近いプリズム台30の周辺に複数の小接合面301B、302Bを増加したことによって、プリズム31とプリズム台30との剥離強度を17Kgfから20Kgf以上へと増加させることができる。このほか、上述の接合面301A、301B、302A、302Bとプリズム31の連接方法としてUV接着剤を使用した。ここで、小接合面301B、302Bの具体的な分布方法とサイズについて、状況に基づき調整することができることを示しておく。
図9および図10を再度参照すると、プリズム30と液晶パネルホルダー38b、38g、38r間の連接はネジ3801、3802、3803、3804と相応するネジ孔301E、301F、302E、302Fのネジ山との連接により実現されている。ネジ3801、3802は液晶パネルホルダー38b、38g、38r下方の適当な位置に設けられ、ネジ孔301E、301Fは上プリズム台301の側面に、ネジ孔302E、302Fは下プリズム台の側面にそれぞれ設けられている。ネジ孔301Eとネジ孔301Fは高低方向に互いにずれており、高低位置のずれによって重なり合わない方式で設置されている。
プリズム台30の樹脂化に従い、プリズム台30を固定するネジ長が短い場合(例えば20mmプリズムについて、ネジ長は6mm未満)、部品の固着モメントの偏差は容易にネジの磨り減りを引き起こすため、生産上影響を与えていた。そこで、前記実施の形態に基づきネジ孔の配置を高低の位置でずれるように変更したことにより、ネジ長の長いネジを使用することが可能となった。図中においては一部分のネジ孔を示したのみだが、プリズム台30と液晶パネルホルダー38b、38g、38rとが相応する側面全てにネジ孔を設けている。さらにネジ孔の数量もまた、具体的な状況に基づき変更することができる。
図7および図10を参照し、プリズム台30と液晶パネルホルダー38b、38g、38rの組立て位置決めについて、以下に紹介する。三つの液晶パネルホルダー38b、38g、38rは略類似した位置決め構造を有するため、ここでは液晶パネルホルダー38bについてのみ説明を行うが、その他二つの液晶パネルホルダー38g、38rも類似の位置決め構造を有することができる。図示のように、上プリズム台301と下プリズム台302は、液晶パネルホルダー38bの側面3905及び側面3806と相対する側面301Zと側面302Zを備える。図10からわかるように、組立て時において、側面301Zは側面3805面と面接触する組立て面として成ると同時に、側面302Zは側面3806面と面接触する組立て面として成る。
従来の構造においては、プリズム台の固定ネジ柱と液晶パネルホルダーが接触するのみで、固定ネジが生じる応力はプリズム台の柱に集中するため、柱は応力の作用を受けて変形を生じ、光学系で集光すると、集光に悪い影響を与えていた。本実施の形態に基づきプリズム台の全ての側面を対応する液晶パネルホルダー側面と接触させることにより、固定ネジにより発生する応力集中の現象を軽減することが可能である。
さらに、上記の改良構造を用いるため、プリズム台を樹脂材料製とすることが可能であり、これより、コストの低減を図るという目的を実現することができる。
従来の同一のプリズムユニット構造を用いて40℃/90%の倉庫で環境試験を行うと仮定すると、その投影した画面中心での集光は0.8〜1ピクセル以上の変位を生じる。しかしながら、本発明を取り入れれば、画面中心での変位を0.3ピクセル以下に抑えることができる。
冷却装置
本発明におけるプロジェクタ装置の冷却装置は、プロジェクタ装置の右側エリアに設置された第1ファン6と、プロジェクタ装置の中心エリアに設置された第2ファン10およびプロジェクタ装置の左側エリアに設置された第3ファン52および第4ファン53を備える。以下に、それぞれについて説明する。
図2はプロジェクタ装置の下半ケース12の右側壁付近に光源を構成するランプユニット4を取り付けた所と、光源から離れた位置に電源装置9を配備した所を示す。第1ファン6はランプユニット4と電源装置9との間に設置され、その吸気方向が電源装置9へと向き、その排気方向がランプユニット4へと向く方式で設置されている。第1ファン6の排気面は光源の光軸に対し所定の傾斜角で設置されており、その傾斜角は12度が最適である。さらに、第1ファン6の吸気面は電源装置9に相対しその左右方向は所定の傾斜角で設置される。その傾斜角の範囲は5〜30度とすることが可能で、12度が最適である。
図2からわかるように、第1ファンの排気方向には縦板61、62、63及び後述する天板64があって、これらとケーシングの底部およびケーシング側壁の排気部分に囲まれてできた排気ダクトを備える。ケーシング側壁の吹出し部分は2個の細長い形状の排気口611および631(上半ケース11の対応部分にも、相対する排気口を有する)を開設している。このほか、排気ダクトの上部には天板64がバッフル部(図2を参照)を形成している。バッフル部後方については追って後述する。図11から明らかなように、第1ファン6の排気面とランプユニット4とが完全に重なり合っておらず、互いにずれて所定の距離を保っている。即ち、第1ファン6はランプユニット4に相対しているが、ケーシングの側壁方向に向けてずれているので、第1ファン6の排気面から排出された気体の一部がランプユニット4へと吹付けられる。そして、その余った気体はランプユニット4を回避する方向に沿って排気ダクトから排出される。ランプユニット4の両側には開口41、42が設けられ、第1ファン6が排出した一部の気体は開口41を経てランプユニット4の内部に取り込まれ、冷却を行う。その後、開口42を通じランプユニット4から流出する。ランプユニット4内部の冷却する空気をスムーズに排出するため、排気側のダクトの角度を通常最適とされる5〜30度の範囲に設計する必要があり、12度に設置するのがとりわけ好適である。排気側のダクトの角度は排気ダクトの縦板63と光源の光軸間の角度を用いることができる。第1ファン6の排気は全てが高温のランプユニット4を経由するわけではないため、ケーシングの排気口611、631から流出された排気温度は低くなり、ユーザーに損傷を及ぼすことはない。ここでの第1ファン6の排気の分配量はそれぞれ半分である。
第1ファン6の吸気面は、電源装置9内の空気を排出し冷却させるため、電源装置9のフレーム側壁の開孔94によって、電源装置9の内部と連通している。図4を参照のこと。第1ファンが相対する電源装置は所定の傾斜角で設置され、その傾斜角は10度が最適である。
また、第1ファン6のサイズ設定は上部の熱気を停滞させないようにするため、ランプユニット4よりも高くする必要がある。その際、その高さはプロジェクタ装置全体の高さと結び付けて考慮し、例えば持ち上げる高さを5mmとする。それと同時にランプユニット4下方の排気ダクトにはランプユニット4が高くなるような取り付け構造を設ける。例えば図12および図13で示すように、ランプユニット4を取り付けるケーシング底部には略U形の取り付け台座645を備える。取り付け台座の高さは5mmとした。該取り付け台座645には第1ファンの排気ダクトルートの底部壁に沿ってそれぞれ複数の開口646および647を開設し、第1ファンの排気がこれらの開口を経てランプユニット4下方へと吹出されるようにする。こうして、プロジェクタ装置はその使用中、倒置またはぶら下げられ、熱気がケーシング底部に集められた場合でも、これらの熱気は容易に排出される。
図3、図4および図11を参照すると、プロジェクタ装置全体の略中心エリアにはプロジェクタ装置内部から吸気された第2ファン10が設置されている。このエリアの空気は流通しにくいため、前記第2ファン10によって内部の排気を加速し、内圧を低下させることができる。特に図11を参照すると、第2ファン10の排気側に複数の分枝冷却ダクトを有する冷却ダクト101が設置されており、このうち複数の分枝冷却ダクトは主にランプユニット4に通じる第1分枝冷却ダクト102と、光学系の偏光プリズム基板25に通じる第2分枝冷却ダクト103とを含む。必要な場合には、図11に示すように、光路へ通じる方向に光源および偏光プリズム基板25との間に配置したレンズユニットの第3分枝冷却ダクト104等、光学系のその他部品に通じる分枝冷却ダクトをさらに設けることが可能である。
第1分枝冷却ダクト102からの排気および第1ファン6からの排気はいずれもランプユニット4に対し冷却を行うため、排気温度はより低いものとなる。第2分枝冷却ダクト103の排気出口は冷却の必要がある偏光プリズム基板25に対応する形状を有し、縦長の形状の場合、その空気はプロジェクタ装置本体底部と平行に偏光プリズム基板25を吹き抜ける。偏光プリズム基板25を吹き抜けた冷却空気は、さらに電源ソケット205の近くに置かれた冷却装置に用いることができる(図12を参照)。
第1分枝冷却ダクト102、第2分枝冷却ダクト103および第3分枝冷却ダクト104の排気出口の面積は比例し、その形状はそれぞれ冷却する部品の要求に応じて確定される。
図12で示すように、映像合成装置3の下方には、該映像合成装置3を冷却するための冷却ユニット5が置かれている。冷却ユニット5は第3ファン52と第4ファン53とを含む。第3ファン52と第2ファン5が吸い込んだ外気はそれぞれのダクトを経て、図5に示す三枚の液晶パネル板33b、33g、33rおよび三枚の入射側偏光板32b、32g、32rの方向へ導かれ、さらに第3ファン52と第4ファン53はその空気が吹付けられた 方向が互いに交叉する方式で設置される。
本実施の形態において、第3ファン52から導入された空気は青色入射側偏光板32bと青色用液晶パネル33bを冷却するために用いられ、さらに赤色入射側偏光板32rと赤色用液晶パネル33rを冷却するため、一部の空気を分流する。第4ファン53から導入された空気は緑色入射側偏光板32gと緑色用液晶パネル33gを冷却するために用いられ、同様に赤色入射側偏光板32rと赤色用液晶パネル33rを冷却するため、一部の空気を分流する。
従来の液晶プロジェクタ装置では、冷却ユニットは赤色、緑色及び青色液晶パネルに相対しそれぞれ専用に配置された三つの冷却ファンを有していたが、上述の本発明の液晶プロジェクタ装置に基づけば、二つの冷却ファン52、53の使用で3色の入射側偏光板32r、32g、32bと液晶パネル33r、33g、33bを十分に冷却することができる。こうして、冷却ファンひとつ分を設置するスペースを節約し、相対的に装置の小型化の実現が可能となる。さらに、作動時の総消電力量もまた、前記冷却ファンの消費電力量に相応する量を減少することができる。
このほか、本発明の液晶プロジェクタ装置はランプユニット4が発する光の強度を調整し、消費電力量の低減を実現する低消費電力モードを備える。該低消費電力モードを設定した場合、前記第3および第4排気ファン52、53の回転速度の低下によって、冷却装置が発する騒音の更なる低減を実現することができる。
光源上方の金属板構造
図2と図3を参照すると、本発明のプロジェクタ装置の光源上方の金属板構造は天板64を有する。天板64は光源を構成するランプユニット4の上方をカバーし、さらに第1ファン6の排気面上方と隣接し第4ファン53の排気ダクトのバッフル部を形成する。
天板64はランプユニット4のトップ部とぴったり合わさる形状で、ケーシングに隣接する二つの辺縁に複数の切口を開設し、複数のリブ片641、642が形成されている。リブ片641、642は異なる幅を有する。天板64は放熱性が良好な銅またはアルミニウム製であり、その他より良い放熱性を備えた金属を用いることも可能である。プロジェクタ装置の作動時、光源に対し放熱を行い、とりわけファンが作動を停止する際に生じる余熱を放熱を行うことができる。
天板64の辺縁には、天板64を相応する位置に接続させるための湾曲した嵌め込み爪644を備える。本実施例では、天板64は嵌め込み爪644と突起部によってファンのフレーム上、即ち、第1ファンの排気ダクトの縦板61上に組立てられる(図11および図15を参照)。
金属板構造は光源が生じる熱を放熱を行う他、光源中の部の電磁放射に対して屏蔽を行う機能を有し、装置のケーシング作製には電気めっきを施さないプラスチック材料を用いることができる。金属板構造をシールド板とする場合、接地金属体と連接する必要があり、このとき、天板の材料は非金属とし、その表面に(金属の)電気めっきを施したシールド板とすることもできる。図2を再度参照すると、天板64の上部にはトップシールド板643がさらに設けられており、トップシールド板643は第1ファンの吸気側の電源シールドケース924とランプユニット4外側の排気ダクトの金属製の縦板63に連接している(図11を参照)。金属の縦板63と電源ソケット205の接地金属体206とは連接しており(図11および図15を参照)、こうして遮蔽が実現する。
金属板構造は上述の天板64を含む他、さらに第1ファン6の排気面上方まで延びる一辺を有し、その一辺に隣接するように、天板64表面と90度をなす格子状側板60aを一体成形化することができる(図24および図25を参照)。前記側板60aは第1ファン6の排気ダクトの一部として設置され、排気流を導き、第1ファン6を保護するために用いられる。
電源回路基板の固定構造
図3を参照すると、実施例の一つにおいて、電源装置9のフレームはケーシング底部と接触する下フレーム91および下フレーム91上方に位置する上フレーム92より構成されており、下フレーム91と上フレーム92は略長方体の形状である。
図14および図16はそれぞれ二つのフレームの俯瞰図および側面から俯瞰した斜視図である。図17は電源装置9を全体的に示した側面斜視図だが、図中からわかるように、電源回路基板は下フレーム91に取り付けられた底部電源ボード111(図14および図16を参照)と、上フレーム92に取り付けられた上面電源パネル112(図17)とを含んでいる。本実施例においては、底部電源ボード111は光源電源ボードとして、上面電源パネル112はプロジェクタ装置のその他の部分に電気を供給するのに用いられる。下フレーム91の辺長が長い二つの側壁911、912にそれぞれ二つの固定部材913を設け、この四つの固定部材913は下部電源板111の表面に当接し、後者を下フレーム91に固定する。
図18はフレームの側面から上方を見た斜視図である。図中からわかるように、固定部材913は側壁911、912の下部フレーム91の底部付近に位置する部分に設置されており、この点は図17からもはっきりと見て取れる。
図16〜図18を参照すると、下部フレーム91の上部開口の面積は上部フレーム92の底部面積よりも小さい。上フレーム92上方開口付近に上面電源ボード112(特に図17を参照)を固設するため、上フレーム92の短い二辺の相対する側壁918、919にそれぞれ二つの弾性固定部材920を設ける。該弾性固定部材920の構造は下フレーム91の固定部材913と同一である。もしくは、図17に示す斜形の突起を用い、固定部材である斜形突起920が上フレーム92の上方開口付近で上面電源ボード112に固定される。
本実施例において、下フレーム91と上フレーム92は合成樹脂製の一体化出来る部品である。固定部材913および固定部材920は、それぞれ側壁911、912および側壁918、919に一体成形化されており、側壁911、912および側壁918、919からケーシング底部の方向へと斜めに伸出している。図17は側壁部分911,912に、固定部材913の形状に対応する開口914を有し、固定部材913が開口914から垂れ下がるように延伸している所を示す(図18を同時に参照)。図19は固定部材913の拡大図であり、固定部材913は下方へ向けて延伸しその厚さは徐々に増加している。図19から見てわかるように、固定部材913の端面916部分の厚さが最も大きく、固定部材913の端面916は略「L」字形の登り段917を有する。
図16および図17を参照すると、上部フレーム92の外側面はさらに電源装置全体をケーシングに連接させるための突出部922、923を備える。
底部電源ボード111を取り付ける場合、底部電源ボード111を下フレーム91の上部開口部分より下フレーム91へと取り込む。このとき、底部電源ボード111が内部へ向かって伸出する固定部材913を通る時、固定部材913は底部電源ボード111の辺縁によって外側へ向けて弾性的に圧縮される。底部電源ボード111が固定部材913を越えてケーシング底部まで到達すると、固定部材913はその本体の弾力作用で元の状態に回復する。こうして、四つの固定部材913の端面916の「L」形の登り段917が底部電源ボード111の縁に弾力的に係合し、底部電源ボード111を下フレーム91に安定して固定される。修理等の目的で、底部電源ボード111を取り外す必要がある場合は、固定部材913に対して最も近接する側壁方向に向けて圧力を施し、底部電源ボード111を開放することができる。上面電源ボード112は同一の方法で、下フレーム91に取り付けおよび取り外しを行うことができる。
光源固定構造
先ず、全体から本発明の光源固定構造について説明する。
図30を参照すると、図30は本発明の光源固定構造に基づいた分解斜視図であり、ランプユニット4のランプ100、レンズ40および固定構造の各組成部品とその組立て関連について示す。図30〜図34を参照すると、前記固定構造は金属ホルダー50、下ホルダー70および上ホルダー80を含む。下ホルダー70は一体成形された下ホルダーレンズセクション710と下ホルダーランプセクション720とを含む。下ホルダーランプセクション720にはランプを固定するためのランプ固定スロット720Aが、下ホルダーレンズセクション710にはレンズを固定するためのレンズ固定スロット710Aがそれぞれ形成されている。上ホルダー80はランプ100の上方に位置し下ホルダー70と共に固定され、上ホルダー80は天面セクション81と側面セクション82を含む。図30に示すように、ランプ100は、金属ホルダー50に収容されている。金属ホルダー50は弾性的な方式でランプをしっかりと固定する。図30から明らかなように、ランプケース110のレンズ40へと向く前方部分は金属ホルダー50に嵌め込まれ、さらに上ホルダー80は金属ホルダー50と下ホルダー70の上方に置かれているが、下ホルダー70に固定されていない。金属ホルダー50、ランプ100およびレンズ40は、下ホルダーレンズセクション710と下ホルダーランプセクション720上での組立てを待ち受ける状態にある。
続いて、添付の図を参照し、下ホルダーレンズセクション710について詳しく紹介する。
図30および図32〜図34を参照すると、下ホルダーレンズセクション710の詳細がはっきりとわかる。下ホルダーレンズセクション710にはレンズ40を固定するレンズ固定スロット710Aが形成され、組立て時において、レンズ40は該レンズ固定スロット710Aに挿入される。図32〜図34で示すように、下ホルダーレンズセクション710の各辺は一つまたは複数の突状の輪郭筋715を設け、突状の輪郭筋715はレンズ40としっかり合わさるような方式でレンズ固定スロット710Aに挿入されるサイズとして設置される。当然、上記突状の輪郭筋を設けないことも可能であり、もしくはその他形状のレンズ40をレンズ嵌め込み溝に固定するための固定部材を設置することもできる。このほか、下ホルダーレンズセクション710の各辺はさらに一本の突リブ716を設け、突リブ716は突状の輪郭筋715と比べ、レンズ40をレンズ固定スロット710Aに挿入する際、レンズを固定するために役立つように、内部に向かってさらに突出している。突リブ716は金属ホルダー50の組立てを導くために役立つが、それについては以下に述べる。
図32が示すように、下ホルダーレンズセクション710の正面7112にはレンズ40に対する位置に開口713を設ける。レンズ40は略円形の形状を有するため、開口713もまた略円形の形状となる。当然、見てわかるように、レンズがその他形状を有すれば、開口713もまた、対応するその他形状を有することになる。さらに、開口713の直径はレンズ40の辺縁がレンズ固定スロット710A中で開口713の内面、突状の輪郭筋715および突リブ716によって嵌め込み固定され、開口713から離脱しないようにレンズ40の直径よりも略小さくなっている。
以下に、下ホルダーランプセクション720について紹介する。
図30および図32〜図34を参照すると、下ホルダーランプセクション720と下ホルダーレンズセクション710とは一体成形化されている。本発明の最も好ましい実施の形態において、下ホルダー70はポリマー材料(合成樹脂が最適である)によって製造され、下ホルダー70の下ホルダーランプセクション720と下ホルダーレンズセクション710とは溶解したプラスチックを型に流し込んで成形する方式で一体成形される。このほか、機械加工、はんだ付け、溶接等その他の加工方式によって形成することも可能である。図示のように、下ホルダーランプセクション720はランプを固定するためのランプ固定スロットとしての用途に限定される。下ホルダー70は樹脂等のポリエチレン化合物材料による成形が最適であるが、下ホルダー70もまた、金属、合金、無機材料等のその他材料により成形することが可能である。
下ホルダーランプセクション720に相対する両側壁には開口722が設けられ、開口722を設置する目的はランプ100の通風放熱のためである。該開口は任意のサイズおよび形状で側壁に位置し、ランプ100の通風に役立つように、下ホルダーランプセクション720が適当な強度と剛性を備えるようにしさえすれば良い。当然、開口722の数量は二つに限られたものではなく、各側壁に一つ以上の開口を設けることもできる。
以下に、図30および図31を参照し、上ホルダー80について説明する。
図示のとおり、上ホルダー80はランプ100をカバーするようにトップ部と片側部に側部を設け、組立てられた状態で下ホルダー70と連接している。上ホルダー80は天面セクション81と側面セクション82とを含み、天面セクション81はランプ100の上方に設置され、側面セクション82はランプ100の片側に設置される。上ホルダー80はプラスチック製を最適とし、天面セクション81と側面セクション82は鋳型成形によって一体化されているが、溶接等その他方式によって固定し、互いに連接することも可能である。天面セクション81には開孔811と突柱812を設けている。突柱812の作用とは、ネジまたはその他固定部材を用い、天面セクション81と下ホルダー70とが相対する部位を突柱812で固定できることである。このほか、側面セクション82にもまた、一つもしくは複数の開孔821を設けており、開孔811、821は上方の防護カバーと天板64とが対応する部位の嵌合のために用いられる。
以下に、図30〜図34を参照し、本発明の金属ホルダー50について詳しく述べる。レンズと光源は組立て公差を有するため、弾性を備えた金属ホルダーを用い、両者を固定する必要がある。
図30が示すところでは、金属ホルダー50の全体がはっきりと見て取れる。金属ホルダー50はステンレス、アルミニウム、一般的な銅等もしくは合金などの薄い金属片材料が機械加工(プレスやベンディングなど)の技術を経て、製造されたものである。金属ホルダー50は天面バネ板50a、二つの相対する側面ばね板50b、正面板50c、底面ばね板50eおよび二つの弾性接合片50dを有する。このほか、正面板50cにはランプ100が発する光が前記開口5を通過し、レンズ40に到達するための開口55が形成されている。
天面バネ板50a、二つの側面ばね板50b、底面ばね板50eは互いに部分的に分離しているが、いずれも正面板50cと一体化し連接し、さらに正面板50cに相対し折れ曲がり、略90度に等しい(略大きいのが最適)角度を形成する。こうしてランプケース110に用いるための弾性フレームが形成され、前記フレームはその形状およびサイズがランプ100のランプケース110と基本的に一致するものとなる。しかしながら、前記フレームはランプケースの開口端の近くにあり、そのサイズはランプケース110より略大きく、正面板50cに近い方の一端のサイズがランプケース110よりも略小さいのが良い。ゆえに、組立て時においてランプ100のランプケース110が前記フレームの光源に近いランプケース110の開口端から正面板50cに近い方の一端に向けて挿入される時、この四つの弾性片50a、50b、50eの弾性により変形し、ランプケース110の固定状態を保持することができる。
図30を参照すると、二つの弾性接合片50dはいずれも金属ホルダー50と一体成形化され、正面板50cで連接する。その作用により該弾性接合片50dは弾性を備えた金属片材であるため、金属ホルダー50がランプ固定スロットに挿入される時、同時に突リブ176に沿ってレンズ固定スロット710Aに挿入される。弾性接合片50dはわずかに弾性的に変形させる方式でレンズ40にしっかりと押し当てられ、弾力によってレンズ40に密着する。
金属ホルダー50の二つの側面ばね板50bには、組立てられた状態において、開口722が相対する位置に複数の通気孔520を設ける。これらの通気孔の目的は通風及び放熱と、開口722を経た気流が通気孔520を通過させるために役立ち、有効的に放熱効果を生み出す。通気孔520の数量とサイズ、形状に対する制限はなく、通気孔520は円形、多辺形、楕円形、スリット形等を有することができる。本発明の好ましい実施の形態において、通気孔520の形状は円形としている。このほか、本分野の技術者にとって周知の通り、必要に応じて本明細書図面に示した通気孔の設置の他、金属ホルダー50のその他部位に通気孔を設置することも可能であり、通気孔を備えてさえいれば、通風放熱の効果に役立つ。
図中からわかるように、金属ホルダー50はレンズと光源を固定し通風放熱の効果を有する他、金属ホルダー50は光源からの光放射の作用を遮断する効果も備える。こうして、光学が上・下部フレーム上で直接照射されて高温になり、効果が失われるのを防ぐことができる。
これより、本発明のランプ固定構造の組立てについて紹介する。例として以下のような順序に従い組立てることができる。先ず、レンズ40を下ホルダー70のレンズ固定スロット710Aに挿入し、金属ホルダー50をレンズ固定スロット710A両辺の突リブ716に沿って下ホルダー70に押し入れ、金属ホルダー50の弾性片50dを密着させ、レンズ40にしっかりと嵌め込む。次に、ランプ100のランプケース110を金属ホルダー50に挿入し、金属ホルダー50と共に下ホルダー70のランプ固定スロット20Aに押し入れる。次に、上ホルダー80にカバーをし、ネジまたはその他固定構造によって下部フレームに固定する。こうして、本発明のランプ固定構造の組立てが完了する。
本発明の固定構造には多くの明らかな長所を備える。例えば、固定構造の全体的な成形は加工および組立て工程の簡易化、製造および組立てコストの低減、さらに組立て時間の節約を可能とする。さらに金属ホルダーの一体成形化によって、従来技術における複数の構成部品によるランプとレンズを固定する方法に比べ、加工および組立て工程の簡易化、コストの低減を果たし、加えてランプの交換とメンテナンス時間を短縮することができると同時に、ランプとレンズの位置を安定して固定することが可能となる。
つまり、本発明のプロジェクタ装置のランプ固定構造の部品は少なくてすみ、組立ても簡単である。その上、構造も精巧であり、各部品はいずれもランプとレンズとの固定についてを考慮されている。この点が、従来技術におけるプロジェクタ装置のランプ固定構造には見られない長所である。
光源防護カバー
図21を参照すると、図中に示すプロジェクタ装置の内部構造は電源装置9、光源4を含んでいる。図21および図27が示すように、ランプを冷却するための作用として、第1ファン6は電源装置9から送風し、送られた風を光源4に向けて吹付け、光源4を経て排気口631、611から排出するために用いられる。より良く光源を冷却するために、光源4は第1ファン6の排気ダクトに露出している。
図21〜図23および図29を参照すると、光源4の片側およびそのトップ部は「L字形」の防護カバー60でカバーされている。防護カバー60は一体式の構造であり、側版60aと天板64より構成される。側版60aは光源4の第1ファン6が設けられていない側に設置され、天板64は光源4のトップ部をカバーしている。側版60aと天板64との間は基本的に互いに垂直となり、防護カバー60の横断面から見て略「L字形」の形状とするのが最適である。
先ず、防護カバー60の側版60aについて説明する。
図24〜図25および図28〜図29を参照すると、図中には防護カバー60a、第1ファン6および光源4の設置状態が詳しく説明されている。光源4は作動時において大量の光と放射熱を発生し、これより、光源の熱量を排出する。また、光源4の正常な動作を保証するため、光源4の排気ダクトを通り抜ける方向に第1ファン6を設けている。側板60aは第1ファン6と光源4との間に設けられ、光源4のダクトを通り抜ける場所に置かれている。側板60aは複数の垂直方向に延伸する開口600aを設けている。図24が示すように、各開口600a間は縦ストリップ601aと横ストリップ602aによって隔たれており、側板60aは格子状の構造として成形される。開口600aの幅サイズは、組立て・分解・メンテナンス時(光源の分解および組立て時等)または無意識のうちに、作業関係者が指を光源4と側版60aとの間に挿入してしまった場合、指が側版の開口600aを貫通しないようにしなければならず、これより、指が無意識のうちに格子構造を通過し、運転中の第1ファンと接触して指に損傷を負うことを回避することができる。開口600aの幅d1は通常6〜8mmの範囲内に設定され、8mmの幅が最適である。縦ストリップ601aの幅d2は通常3mmに設定される。
このほか、図24〜図26および図34を参照すると、側板60aの中心位置に中央遮光部603aを設け、前記中央遮光部603aは略円形である。さらに、その位置と組立てられた状態にある第1ファン6のモータ6aとの位置は相対し、モータ6aをちょうど覆い隠している。中央遮光部603aには同一サイズ、同一形状の遮光片604aが取り付けられており、前記遮光片は黒色とするのが最も望ましく、光源からの光を吸収するために用いられる。前記中央遮光部603aを設置する目的の一つは、黒色の遮光片604aが光源4から漏れ出た第1ファンのモータ6aを照射する光を吸収することによって、光(および熱)が直接第1ファンのモータ6aを放射し、第1ファンのモータ6aが高温となり正常な連続動作が行えなくなるのを回避することである。当然、本分野の技術者は図中に示すようなサイズおよび形状の他、中央遮光部603aもまた、第4ファンのモータ6aを遮蔽できる如何なるサイズと形状を考案することができるが、同様に本分野の技術者もまた、図中に示した開口600aの形状と設置状態の他、円形、多辺形、スリット形状等その他形状を有し、水平方向に沿って延伸することができる開口600aを考案することができる。即ち、このような開口形状と設置状態とが第1ファンが排出した風を良好に通過させることができれば、指を貫通させないようにすることが可能となる。
これより、防護カバー60の天板64について説明する。図23、図24および図25を参照するが、図中では防護カバー60の天板64を示している。
天板64は光源4のトップ部上方に設置されている。天板64はリブ片641、642を設け、これらのリブ片は天板64の固定のため、周囲の構造と連接して形成するために用いられる。天板64を設置する目的の一つは、直接外面のプロジェクタ装置カバーケースに放射するのを防ぐために、光源4から漏れ出た光と放射熱を遮蔽することである。このほか、天板64の金属遮蔽特性により天板64はさらに電磁放射を遮蔽することが可能であり、これより、プロジェクタ装置はEMC規格方面の要求を満たすことができる。
防護カバー60の天板64と側版60aは金属板を用いてプレスし、折り曲げて一体成形とするのが望ましい。よって加工が簡単となるばかりでなく、組立て工程も簡易化され、コストも低減することができる。当然、天板64と側版60aは単独の部品とし、連接させて防護カバー60を組立てることもできる。防護カバーは鋼、アルミニウム、ステンレスまたはその他合金の金属によって製造されるが、防護カバーの材料にはその他の耐熱ポリマーまたは無機材料の表面に層を拡散(電気めっき、化学めっき、ブラッシング等の技術)させる金属拡散の方式を選択することも可能であり、同様の熱伝導および電磁遮蔽効果を実現することができる。
本発明を取り入れれば、光が漏れ出ることを防げる他、開放式の冷却設計を実現できると同時に、モータ等第1ファンの重要部位の温度が高温となるのを防ぐこともできる。こうして、使用寿命を保証するという前提の下、価格が高い耐高温ファンの使用を回避し、コストの低減を図ることができる。
上述に基づき、本分野の技術者は前記防護カバー60が光源4からの光(および熱)を有効的に遮蔽および吸収できるようにするだけでなく、所定の放熱効果を備えさせることを可能とし、これより、プロジェクタ装置はEMC規格の要求を満たすことができる。
本発明における液晶プロジェクタ装置の斜視図。 前記液晶プロジェクタ装置の上半ケースを取り外した状態を示す斜視図である。 前記液晶プロジェクタ装置の上半ケースを取り外した状態を示す分解斜視図である。 前記液晶プロジェクタ装置の上半ケースを示し、電源および部分的な光学系を取り外した状態を示す斜視図である。 前記液晶プロジェクタ装置の光学系を示す図である。 前記液晶プロジェクタ装置の映像合成装置を示す斜視図である。 前記液晶プロジェクタ装置の映像合成装置を示す斜視図である。 前記液晶プロジェクタ装置の映像合成装置を示す分解斜視図である。 プリズム、プリズム台および液晶パネルホルダーを示す分解斜視図である。 プリズム、プリズム台および液晶パネルホルダーを示す分解斜視図である。 前記液晶プロジェクタ装置のケーシングの上半ケース取り外し後、その内部状態の俯瞰図である。 前記液晶プロジェクタ装置を後方側面から見た場合の分解斜視図であり、映像合成装置下方の冷却ユニットを示す。 光源下方にある第1ファンの排気ダクトの空気流動構造を示す斜視図である。 プロジェクタ装置中心部にある第2ファンの冷却ダクトの分布を示す平面図である。 光源上方の金属板構造を示す斜視図である。 電源装置の電源回路基板とフレームを示す側面から見た平面斜視図である。 電源回路基板の固定構造を示す斜視図である。 電源装置のフレームの側面から上方を見た斜視図である。 図18中の固定部材部分の局部拡大図である。 電源回路基板をフレームに取り付けた後、固定部材によって弾性的に固定された状態の図である。 プロジェクタ装置の内部構造の斜視図であり、本発明の光源防護カバーと関連する設備を示す。 プロジェクタ装置の光源の片側に設置された防護カバー側板の正面図であり、第1ファンと光源が側板の両側に設置されていることを示す。 防護カバーと光源を同時に組立てた状態を示す斜視図である。 防護カバーと第1ファンの分解斜視図を示す。 防護カバーと光源の分解斜視図を示す。 第1ファンの局部投影図を示す。 プロジェクタ装置の光源に関連する排気口の設置について示す。 防護カバーと第1ファンの分解斜視図を示す。 組立てられた状態にある光源防護カバーの正投影図を示す。 ランプ固定構造の分解斜視図であり、ランプ、レンズ、固定構造の各組成部品およびその組立て関係を示す。 ランプ固定構造をもう一方の側から見た場合の別の斜視図である。 ランプの固定構造を水平方向に沿って切断した所の断面図である。 別の角度から見たランプの固定構造を水平方向に沿って切断した所の斜視断面図である。 別の角度から見たランプの固定構造を水平方向に沿って切断した所の斜視断面図である。 後方から見た液晶プロジェクタ装置の斜視図である。
符号の説明
4 光源
6 第1ファン
9 電源装置
10 第2ファン
52 第3ファン
53 第4ファン
100ランプ

Claims (18)

  1. ケーシング内部に、光学系を経て映像合成装置で合成された映像光を投射するため、前記光学系に光を供給する光源と、各部電気部品に電源を供給する電源装置とを備えたプロジェクタ装置において、
    前記光源と前記電源装置との間に第1のファンを設け、その吸気方向が電源装置に向き、その排気方向が光源に向くように設置したことを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 前記第1のファンの排気面を前記光源の光軸に相対し5度〜30度の範囲の傾斜角に設置したことを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ装置。
  3. 前記傾斜角は12度であることを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ装置。
  4. 前記第1のファンの排気側に、前記光源の冷却を行うための排気ダクトを設け、該排気ダクトの排気面と前記光源の光軸との間の角度を5度〜30度の範囲内に設定したことを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ装置。
  5. 前記排気ダクトの排気面と前記光源の光軸との間の角度を12度に設定したことを特徴とする請求項4記載のプロジェクタ装置。
  6. 前記第1のファンは、前記光源に対し前記ケーシングの側壁方向に向けて設置位置を変更し、前記第1のファンの排気面から排出された気体の一部を前記光源と接触した後に排出し、それ以外の気体を前記光源を回避する方向に沿って排出することを特徴とする請求項4記載のプロジェクタ装置。
  7. 前記第1のファンの設置位置を調節し、前記第1のファンの排気量の略半分を前記光源を回避する方向に沿って排出させることを特徴とする請求項6記載のプロジェクタ装置。
  8. 前記第1のファンの外形サイズを前記光源よりも大きく設定し、組立て後の前記第1のファンの外部輪郭が前記光源を覆い隠すようにしたことを特徴とする請求項7記載のプロジェクタ装置。
  9. 前記電源装置内の空気を排出するため電源装置のフレーム側壁に開口部を設けて前記第1のファンと連通し、前記電源装置は、前記第1のファンの吸気面と前記電源装置フレーム側壁が所定の傾斜角となるように設置したことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  10. 前記傾斜角度は10度であることを特徴とする請求項9記載のプロジェクタ装置。
  11. 前記プロジェクタ装置中央部に、前記プロジェクタ装置の内部から吸気を行う第2のファンを備え、且つその排気側に前記光源と前記光学系を冷却するための冷却ダクトを備えることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  12. 前記冷却ダクトは複数の分枝冷却ダクトを含み、前記第2のファンは該複数の分枝冷却ダクトによって、前記光源と前記光学系内の異なる部品を冷却することを特徴とする請求項11記載のプロジェクタ装置。
  13. 前記複数の分枝冷却ダクトは、それぞれ前記第2のファンの排気の一部を利用し、前記光源を冷却する第1分枝冷却ダクトと、前記光学系内の偏光プリズム基板を冷却する第2分枝冷却ダクトを備えることを特徴とする請求項12記載のプロジェクタ装置。
  14. 前記第2のファンは前記第1分枝冷却ダクトを経由し、空気を前記光源を構成するランプユニットに吹付け、第2分枝冷却ダクトを経由し、空気を前記プロジェクタ装置の本体底部と平行に偏光プリズム基板に吹付けることを特徴とする請求項13記載のプロジェクタ装置。
  15. 前記プロジェクタ装置の映像合成装置の下方には、該映像合成装置を冷却するための冷却ユニットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  16. 前記映像合成装置は赤色、緑色および青色の3枚の液晶パネルユニットを含み、前記冷却ユニットは、前記緑色および赤色液晶パネルユニットを冷却するための第3のファンと、前記青色および赤色液晶パネルユニットを冷却するための第4のファンとを含み、前記第3のファンと第4のファンはその空気の吹出し方向が互いに交叉する方式で設置されていることを特徴とする請求項15に記載のプロジェクタ装置。
  17. 前記光源の光の強度を調節する調節機構を備え、前記光源の光の強度に基づき、第3のファンと第4のファンの回転速度を調節することを特徴とする請求項16記載のプロジェクタ装置。
  18. 前記第1のファンの排気量は、前記第3のファンと第4のファンとの排気量の和の3.2倍以上に設定されていることを特徴とする請求項17記載のプロジェクタ装置。
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