JP2008064919A - 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

電気光学装置、及びこれを備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶装置等の電気光学装置において、画像の明るさを維持しつつ、動画ボケを低減する。
【解決手段】電気光学装置は、表示領域(10a)に配列された複数の画素部(10p)を有する表示部(10c)と、表示領域に表示されるべき動画像を構成する一連のフレーム画像(P(i)(但し、iは自然数))の各々に対応して予め設定されたフレーム期間(F(i))を分割した一のサブフレーム期間(SF1(i))において、フレーム画像が表示領域に表示されるように、且つ、フレーム期間を分割した他のサブフレーム期間(SF2(i))において、フレーム画像(P(i))の階調を反転したネガ画像RP(i)が表示領域に表示されるように、複数の画素部に画像信号を供給することによって、前記表示部を駆動する駆動手段(101、104及び170)とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば液晶装置等の電気光学装置、及び該電気光学装置を備えた、例えば液晶プロジェクタ等の電子機器の技術分野に関する。
ホールドモードで表示を行う液晶装置等の電気光学装置では、CRT(Cathode Ray Tube)の如きインパルスモードで表示を行う表示装置と比べて、動画表示時において人間の視覚上の残像が顕著に見られ、表示画像内における移動物体像のエッジがぼけて見える動画ボケが生じてしまうことが多い。このような動画ボケを低減するために、電気光学装置を駆動する駆動波形に手を加えることで、擬似的にインパルスモードにする技術がある(例えば特許文献1及び非特許文献1参照)。具体的には、例えば特許文献1では、バックライトの点灯及び消灯の繰り返しを制御することで、動画表示時における残像を低減する技術が開示されている。例えば非特許文献1では、表示すべき1画面分の原画像を、原画像よりも明るい画像と暗い画像との2つの画像として表示することで、明るさを低減させることなく擬似的にインパルスモードを実現する技術が開示されている。
特開2003−50569号公報 株式会社日立ディスプレイズ ニュースリリース2006年4月10日「デジタルテレビ用IPS液晶パネルにおける動画対応新技術「フレキシブルBI」を開発」(http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/04/0410a.html)
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、バックライトの点灯及び消灯を繰り返すため、動画ボケが低減される反面、画像を表示する各画素の輝度を犠牲にせざるを得ないという技術的問題点がある。また、非特許文献1に開示された技術によれば、明るさ(輝度)の異なる2つの画像の平均的な輝度を、原画像の輝度と同一になるように表示するため、原画像から2つの画像を生成する処理が複雑になってしまうおそれがあるという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、画像全体の明るさを低下させることなく、動画ボケを低減できる電気光学装置、及びそのような電気光学装置を具備してなる各種電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気光学装置は上記課題を解決するために、表示領域に配列された複数の画素部を有する表示部と、前記表示領域に表示されるべき動画像を構成する一連のフレーム画像の各々に対応して予め設定されたフレーム期間を分割した一のサブフレーム期間において、前記フレーム画像が前記表示領域に表示されるように、且つ、前記フレーム期間を分割した他のサブフレーム期間において、前記フレーム画像の階調を反転した階調反転画像が前記表示領域に表示されるように、前記複数の画素部に画像信号を供給することによって、前記表示部を駆動する駆動手段とを備える。
本発明の電気光学装置では、表示部は、例えば電気光学物質の一例である液晶を一対の基板間に挟持してなる液晶パネルである。表示部は、例えば基板上の表示領域に例えばマトリクス状に平面配列された複数の画素部を備えている。複数の画素部の各々は、例えば、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)等の電子素子や画素電極等を含んでなる。
本発明の電気光学装置によれば、その動作時には、駆動手段により、複数の画素部は駆動され、表示領域において画像信号に応じて、ホールドモードによる画像表示が行われる。
このような駆動の際、本発明では特に、動画像を構成する一連のフレーム画像の各々に対応して予め設定されたフレーム期間(例えば1/60秒など)を分割した一のサブフレーム期間において、フレーム画像が表示領域に表示され、且つ、フレーム期間を分割した他のサブフレーム期間において、フレーム画像の階調を反転した階調反転画像が表示領域に表示される。即ち、表示領域には、フレーム期間のうち一のサブフレーム期間においてフレーム画像が表示され、該フレーム期間のうち他のサブフレーム期間において階調反転画像が表示される。
尚、本発明に係る「階調反転画像」とは、フレーム画像の階調或いは輝度を反転した画像、即ち、いわゆるネガ画像であるが、フレーム画像の階調を反転した画像よりも全体的に明るい或いは暗い画像を含む趣旨である。
より具体的には、動画像が第1のフレーム画像、第2のフレーム画像、……の一連のフレーム画像から構成される場合、表示領域には、例えば、第1のフレーム画像、第1のフレーム画像の階調を反転した第1の階調反転画像、第2のフレーム画像、第2のフレーム画像の階調を反転した第2の階調反転画像、……のように、フレーム画像及び階調反転画像が交替で表示される。つまり、相前後するフレーム画像間に階調反転画像が挿入されつつ、一連のフレーム画像が表示される。
ここで、仮に、表示領域に各フレーム画像をそのまま表示した場合には、例えば表示領域に表示された動画像における移動物体像のエッジ、即ち複数の画素部のうち当該エッジに対応する位置に配置されている画素部の輝度が、相前後するフレーム画像間で大きく変化し、動画ボケ(即ち、視覚上の残像)が生じてしまう。このような動画ボケを低減するために、例えば、相前後するフレーム画像間に黒画像を挿入して表示した場合、画素部の輝度を犠牲にすることとなり、一連のフレーム画像によって構成される動画像の明るさが相対的に低下してしまう。更に、このような動画像の明るさの相対的な低下に伴って、動画像のコントラストも相対的に低下してしまう。
しかるに、本発明では特に、駆動手段によって、相前後するフレーム画像間に階調反転画像が挿入されつつ、一連のフレーム画像が表示される。よって、上述の如く相前後するフレーム画像間に黒画像を挿入して表示する場合と比較して、動画像の明るさやコントラストを相対的に殆ど低下させることなく、動画ボケを低減できる。即ち、相前後するフレーム画像間に挿入された階調反転画像の存在によって、上述の如く相前後するフレーム画像間に黒画像を挿入して表示する場合と同様に、擬似的なインパルスモードによる表示を実現でき、動画ボケを低減できる。更に、階調反転画像は、フレーム画像が完全な白画像である場合を除き、黒画像よりも明るいため、上述の如く相前後するフレーム画像間に黒画像を挿入して表示する場合と比較して、動画像の明るさやコントラストの低下を抑制できる。
従って、本発明の電気光学装置によれば、ホールドモードで表示動作を行った場合であっても、動画像の明るさやコントラストを維持しつつ動画ボケを低減でき、高品位な動画像を表示可能である。
本発明の電気光学装置の一態様では、前記一のサブフレーム期間は、前記他のサブフレーム期間よりも長い。
この態様によれば、各フレーム期間において、表示領域には、フレーム画像が、階調反転画像よりも長い時間表示される。よって、階調反転画像が表示領域に表示されることによって、表示すべき動画像の階調が反転して見えてしまう等の動画像の乱れを殆ど或いは実践上全く発生させることなく、動画ボケを低減できる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記駆動手段は、前記画像信号を、前記フレーム期間毎に、所定電位に対して高位側の正極性と低位側の負極性とで極性反転させる。
この態様によれば、画像信号は、各フレーム期間において、該画像信号のうちフレーム画像に対応するフレーム信号成分と階調反転画像に対応する階調反転信号成分とが互いに同じ極性とされつつ、フレーム期間毎に極性反転される。よって、フレーム画像毎或いは階調反転画像毎に極性の偏りが生じてしまうのを抑制或いは防止できる。
本発明の電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置(但し、その各種態様も含む)を具備してなる。
本発明の電子機器によれば、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、高品位な動画像表示を行うことが可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置、電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)、これら電気泳動装置、電子放出装置を用いた表示装置を実現することも可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本発明に係る電気光学装置を、TFTアクティブマトリクス駆動形式の液晶装置に適用したものである。
<第1実施形態>
先ず、本実施形態に係る電気光学装置の全体に係る構成及び動作について、図1及び図2を参照して説明する。ここに図1は、本実施形態に係る電気光学装置のブロック図であり、図2は、そのうち電気光学装置の表示領域たる画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素部における各種素子、配線等の等価回路である。
図1において、本実施形態に係る電気光学装置は、表示部10c及び画像信号処理回路170を備えており、映像ソース180から画像データDATA及び同期信号Ssが入力されるように構成されている。表示部10cは、電気光学パネル100P、走査線駆動回路104及びデータ線駆動回路101を備えている。尚、走査線駆動回路104、データ線駆動回路101及び画像信号処理回路170は、本発明に係る「駆動手段」の一例を構成している。
複数の画素部10pは、電気光学パネル100Pにおける、本発明に係る「表示領域」の一例としての画像表示領域10aに、マトリクス状に平面配列されている。
図2に示すように、電気光学パネル100Pの複数の画素部の各々に、画素電極9aと当該画素電極9aをスイッチング制御するためのTFT30とが形成されている。画像信号S1、S2、…、Snが供給されるデータ線6aが、当該TFT30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
また、TFT30のゲートにゲート電極が電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線3a及びゲート電極にパルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。
画素電極9aを介して電気光学物質の一例としての液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、対向基板に形成されると共に共通電位LCCOMとされた対向電極との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として電気光学装置からは画像信号に応じたコントラストをもつ光が出射する。
ここで保持された画像信号がリークするのを防ぐために、画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70を付加する。蓄積容量70の一方の電極は、走査線3aに並んで設けられ、共通電位LCCOMとされた容量線300と電気的に接続されており、固定電位側容量電極として機能する。蓄積容量70の他方の電極は、画素電極9aと電気的に接続されており、画素電位側容量電極として機能する。
再び図1において、走査線駆動回路104は、上述の如く走査信号G1、G2、…、Gmを所定タイミングで走査線3aに供給し(図2参照)、データ線駆動回路101は、上述の如く画像信号S1、S2、…、Snを所定タイミングでデータ線6aに供給する(図2参照)。尚、データ線駆動回路101は、画像信号処理回路170から画像信号線上に供給される画像信号VIDを、画像信号S1、S2、…、Snとしてサンプリングするサンプリング回路と該サンプリング回路に対してサンプリングパルスを供給するシフトレジスタ等を含んで構成されている。
画像信号処理回路170は、例えばDVDビデオプレーヤ、ビデオレコーダ、映像チューナ等の映像ソース180から入力される画像データDATA及び同期信号Ssに基づいて、走査線駆動回路104に対して、走査線駆動の基準となる、クロック信号(Yクロック)や反転クロック信号、走査開始の基準となるスタートパルス信号(Yスタートパルス)、電源信号等の各種信号Scを供給することで、走査線駆動回路104を駆動する。更に、データ線駆動回路101に対して、データ線駆動の基準となる、クロック信号(Xクロック)や反転クロック信号、走査開始の基準となるスタートパルス信号(Xスタートパルス)、電源信号等の各種信号Sd、及び画像信号VIDを供給することで、データ線駆動回路101を駆動するように構成されている。
次に、本実施形態に係る電気光学装置の表示部の全体構成について、図3及び図4を参照して説明する。ここに、図3は、TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た表示部の平面図であり、図4は、図3のH−H´線断面図である。
図3及び図4において、本実施形態に係る電気光学装置の表示部10cでは、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
シール材52は、両基板を貼り合わせるための、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布された後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたものである。また、シール材52中には、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔(基板間ギャップ)を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラスビーズ等のギャップ材が散布されている。即ち、本実施形態の電気光学装置は、プロジェクタのライトバルブ用として小型で拡大表示を行うのに適している。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。但し、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。この額縁遮光膜53より以遠の周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域に、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。また、走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺に沿い、且つ、前記額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。更に、このように画像表示領域10aの両側に設けられた二つの走査線駆動回路104間をつなぐため、TFTアレイ基板10の残る一辺に沿い、且つ、前記額縁遮光膜53に覆われるようにして複数の配線105が設けられている。
また、対向基板20の4つのコーナー部には、両基板間の上下導通端子として機能する上下導通材106が配置されている。他方、TFTアレイ基板10にはこれらのコーナーに対向する領域において上下導通端子が設けられている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
図4において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に配向膜が形成されている。液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
尚、図3及び図4に示したTFTアレイ基板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査線駆動回路104等に加えて、画像信号線上の画像信号をサンプリングしてデータ線に供給するサンプリング回路、複数のデータ線に所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
次に、本実施形態に係る電気光学装置の動作について、図1から図4に加えて、主に図5を参照して詳細に説明する。図5は、連続した2フレーム期間において画像表示領域に表示されるフレーム画像及びネガ画像の一例を、画像信号の極性と共に、順を追って示す模式図である。尚、ここでは、60Hzのフレーム周波数(即ち、1/60秒のフレーム期間)で表示されるべき一連のフレーム画像P(i)(但し、iは自然数)によって構成される動画像に応じた画像データDATAが、映像ソース180から画像信号供給回路170に供給されるものとして説明する。また、図5において、一連のフレーム画像P(i)によって構成される動画像として、黒く表示された移動物体像Mが、背景B中を左側から右側に移動する動画像を例にとる。
図1及び図5に示すように、画像信号処理回路170は、フレーム期間F(i)(但し、iは自然数)を分割した一のサブフレーム期間SF1(i)(但し、iは自然数)において、フレーム画像P(i)が画像表示領域10aに表示され、且つ、フレーム期間F(i)を分割した他のサブフレーム期間SF2(i)(但し、iは自然数)において、フレーム画像P(i)の階調を反転したネガ画像RP(i)(但し、iは自然数)が画像表示領域10aに表示されるように、各種信号Sc、Sd及び画像信号VIDを表示部10cに供給する。
具体的には、図5に示すように、第i番目(但し、iは自然数)のフレーム期間であるフレーム期間F(i)において、先ず、始めの2/3フレーム期間(即ち、1/60秒であるフレーム期間の2/3倍の期間、つまり、1/90秒)に相当するサブフレーム期間SF1(i)中は、フレーム画像P(i)が画像表示領域10aに表示される。続く1/3フレーム期間(即ち、1/60秒であるフレーム期間の1/3倍の期間、つまり、1/180秒)に相当するサブフレーム期間SF2(i)中は、フレーム画像P(i)の階調反転画像であるネガ画像RP(i)が画像表示領域10aに表示される。ここで、ネガ画像RP(i)は、フレーム画像P(i)の各画素部の階調値が反転された階調反転画像として表示される。即ち、ネガ画像RP(i)の各画素部の階調値は、最大階調値−(フレーム画像P(i)の階調値)とされる。つまり、例えば、フレーム画像P(i)において黒く表示された移動物体像Mは、ネガ画像RP(i)において白く表示された移動物体Mrとして表示され、フレーム画像P(i)において比較的明るく表示された背景Bは、ネガ画像RP(i)において比較的暗く表示された背景Brとして表示される。
つまり、映像ソース180から入力される画像データDATAの動画像が一連のフレーム画像P(i)(但し、iは自然数)から構成される場合、画像表示領域10aには、フレーム画像P(1)、ネガ画像RP(1)、……、フレーム画像P(i)、ネガ画像RP(i)、フレーム画像P(i+1)、ネガ画像RP(i+1)、……のように、フレーム画像及びネガ画像が交替で表示される。言い換えれば、相前後するフレーム画像P(i)及びP(i+1)間にネガ画像P(i)が挿入されつつ、一連のフレーム画像P(i)(但し、iは自然数)が表示される。
ここで、仮に、画像表示領域10aに各フレーム画像P(i)をそのまま連続的に表示した場合には、画像表示領域10aに表示された動画像における移動物体像MのエッジMe、即ち複数の画素部10pのうち当該エッジMeに対応する位置に配置されている画素部10pの輝度が、相前後するフレーム画像間で大きく変化し、動画ボケが生じてしまう。このような動画ボケを低減するために、仮に、相前後するフレーム画像間に黒画像を挿入して表示した場合、画素部の輝度を犠牲にすることとなり、一連のフレーム画像によって構成される動画像の明るさやコントラストが相対的に低下してしまう。
しかるに、本実施形態では特に、上述したように、相前後するフレーム画像P(i)及びP(i+1)間にネガ画像RP(i)が挿入されつつ、一連のフレーム画像P(i)(但し、iは自然数)が表示される。よって、上述の如く相前後するフレーム画像間に黒画像を挿入して表示する場合と比較して、動画像の明るさやコントラストを相対的に殆ど低下させることなく、動画ボケを低減できる。即ち、ホールドモードで表示動作を行った場合であっても、相前後するフレーム画像P(i)及びP(i+1)間に挿入されたネガ画像の存在によって、擬似的なインパルスモードによる表示を実現でき、動画ボケを低減できる。更に、ネガ画像RP(i)は、フレーム画像P(i)が完全な白画像である場合を除き、黒画像よりも明るいため、上述の如く相前後するフレーム画像間に黒画像を挿入して表示する場合と比較して、動画像の明るさやコントラストの低下を抑制できる。
尚、ネガ画像RP(i)は、フレーム画像P(i)の各画素部の階調値が反転された後に階調値が全体的に高められた或いは低められた画像としてもよい。即ち、ネガ画像RP(i)を全体的に明るく或いは暗くしてもよい。いずれの場合にも、動画ボケを低減できる。更に、ネガ画像RP(i)を全体的に明るくした場合には、動画像の明るさの低下をより確実に抑制できる。ネガ画像RP(i)を全体的に暗くした場合には、動画像の動画ボケをより確実に低減できる。
本実施形態では特に、サブフレーム期間SF1(i)(但し、iは自然数)は、サブフレーム期間SF2(i)(但し、iは自然数)よりも長く設定されている。より具体的には、上述したように、サブフレーム期間SF1(i)は2/3フレーム期間であり、サブフレーム期間SF2(i)は1/3フレーム期間である。よって、各フレーム期間F(i)において、画像表示領域10aには、フレーム画像P(i)が、ネガ画像R(i)よりも長い時間表示される。従って、ネガ画像RP(i)が画像表示領域10aに表示されることによって動画像の階調が反転して見えてしまう等の動画像の乱れを殆ど或いは好ましくは全く発生させることなく、動画ボケを低減できる。
尚、サブフレーム期間SF1(i)及びSF2(i)は互いに同じ長さの期間として設定されてもよい。即ち、サブフレーム期間SF1(i)及びSF2(i)はそれぞれ1/2フレーム期間(即ち、フレーム期間の1/2倍の期間)であってもよい。この場合にも、上述の如く相前後するフレーム画像間に黒画像を挿入して表示する場合と比較して、動画像の明るさやコントラストを相対的に殆ど低下させることなく、動画ボケを低減できる。但し、動画像の階調が反転して見えてしまう等の動画像の乱れを低減するという観点からは、本実施形態のように、サブフレーム期間SF1(i)をサブフレーム期間SF2(i)よりも長く設定するのが好ましい。
更に、図5に示すように、本実施形態では特に、画像信号処理回路170は、画像信号VIDを、フレーム期間F(i)毎に、共通電位LCCOMに対して高位側の正極性(図中「+」で示す)と低位側の負極性(図中「−」で示す)とで極性反転させる。即ち、フレーム期間毎に交互に画像信号VIDの電位が反転する反転駆動が行われる。よって、画像信号VIDは、各フレーム期間F(i)において、該画像信号VIDのうちフレーム画像P(i)に対応するフレーム信号成分とネガ画像RP(i)に対応するネガ信号成分とが互いに同じ極性とされつつ、フレーム期間F(i)毎に極性反転される。従って、フレーム画像P(i)毎或いはネガ画像RP(i)毎に極性の偏りが生じてしまうのを抑制或いは防止できる。この結果、画像信号VIDの電位(言い換えれば、画像信号Siの電位)が供給される画素電極9aと、共通電位LCCOMが供給される対向電極21との間に生じる電界が印加される液晶層50(図4参照)の焼付きや劣化を防ぐことができる。
加えて、ネガ画像RP(i)に対応するネガ信号成分は、フレーム画像P(i)に対応するフレーム信号成分の階調値を反転することによって生成することができるので、本実施形態の如き簡易な構成によって、動画像の明るさやコントラストを維持しつつ動画ボケを低減できる。
以上説明したように、本実施形態に係る電気光学装置によれば、ホールドモードで表示動作を行った場合であっても、動画像の明るさやコントラストを維持しつつ動画ボケを低減でき、高品位な動画像を表示可能である。
<電子機器>
次に、上述した電気光学装置である液晶装置を各種の電子機器に適用する場合について説明する。
先ず、この液晶装置をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。図6は、プロジェクタの構成例を示す平面図である。この図6に示されるように、プロジェクタ1100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット1102が設けられている。このランプユニット1102から射出された投射光は、ライトガイド1104内に配置された4枚のミラー1106及び2枚のダイクロイックミラー1108によってRGBの3原色に分離され、各原色に対応するライトバルブとしての液晶パネル1110R、1110B及び1110Gに入射される。
液晶パネル1110R、1110B及び1110Gの構成は、上述した液晶装置と同等であり、画像信号処理回路から供給されるR、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものである。そして、これらの液晶パネルによって変調された光は、ダイクロイックプリズム1112に3方向から入射される。このダイクロイックプリズム1112においては、R及びBの光が90度に屈折する一方、Gの光が直進する。従って、各色の画像が合成される結果、投射レンズ1114を介して、スクリーン等にカラー画像が投写されることとなる。
ここで、各液晶パネル1110R、1110B及び1110Gによる表示像について着目すると、液晶パネル1110Gによる表示像は、液晶パネル1110R、1110Bによる表示像に対して左右反転することが必要となる。
尚、液晶パネル1110R、1110B及び1110Gには、ダイクロイックミラー1108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設ける必要はない。
尚、図6を参照して説明した電子機器の他にも、モバイル型のパーソナルコンピュータや携帯電話、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
また本発明は、上述の実施形態で説明した液晶装置以外にも、シリコン基板上に素子を形成する反射型液晶装置(LCOS)、プラズマディスプレイ(PDP)、電界放出型ディスプレイ(FED、SED)、有機ELディスプレイ、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、電気泳動装置等にも適用可能である。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気光学装置及び該電気光学装置を備えてなる電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
第1実施形態に係る電気光学装置の全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る電気光学装置の複数の画素部の等価回路図である。 第1実施形態に係る電気光学装置の表示部の平面図である。 図3のH−H´線断面図である。 第1実施形態に係る電気光学装置の表示領域に表示されるフレーム画像及びネガ画像を説明するための模式図である。 電気光学装置を適用した電子機器の一例たるプロジェクタの構成を示す平面図である。
符号の説明
3a…走査線、6a…データ線、9a…画素電極、10…TFTアレイ基板、10a…画像表示領域、10p…画素部、10c…表示部、20…対向基板、21…対向電極、50…液晶層、100P…電気光学パネル、101…データ線駆動回路、104…走査線駆動回路、F(i)…フレーム期間、P(i)…フレーム画像、RP(i)…ネガ画像、SF1(i)、SF2(i)…サブフレーム期間

Claims (4)

  1. 表示領域に配列された複数の画素部を有する表示部と、
    前記表示領域に表示されるべき動画像を構成する一連のフレーム画像の各々に対応して予め設定されたフレーム期間を分割した一のサブフレーム期間において、前記フレーム画像が前記表示領域に表示されるように、且つ、前記フレーム期間を分割した他のサブフレーム期間において、前記フレーム画像の階調を反転した階調反転画像が前記表示領域に表示されるように、前記複数の画素部に画像信号を供給することによって、前記表示部を駆動する駆動手段と
    を備えたことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記一のサブフレーム期間は、前記他のサブフレーム期間よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記駆動手段は、前記画像信号を、前記フレーム期間毎に、所定電位に対して高位側の正極性と低位側の負極性とで極性反転させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の電気光学装置を具備してなる電子機器。
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