JP2008064840A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】両面画像の位置を合わせるための基準マークとしてトンボマークを用いる場合、トンボマークを検出するには高解像度で、且つ、高速読み取り可能なラインセンサが必要であり、装置の製造コストが増加してしまう。
【解決手段】基準マークA11は、直線A121と直線A122とにより構成されており、記録材搬送方向Kと平行である中心線Dに対して対称となるV字形状を有している。すなわち、第1の直線としての直線A121は中心線Dに対して角度αを有し、また、第2の直線としての直線A122は中心線Dに対して角度β(=−α)を有しており、これら直線A121と直線A122は中心線D上の交点Cで交差している。
【選択図】図3
【解決手段】基準マークA11は、直線A121と直線A122とにより構成されており、記録材搬送方向Kと平行である中心線Dに対して対称となるV字形状を有している。すなわち、第1の直線としての直線A121は中心線Dに対して角度αを有し、また、第2の直線としての直線A122は中心線Dに対して角度β(=−α)を有しており、これら直線A121と直線A122は中心線D上の交点Cで交差している。
【選択図】図3
Description
本発明は、記録材の表裏に形成される画像の位置合わせを行う画像形成装置に関する。
近年、POD(Print On Demand)、BOD(Book On Demand)と呼ばれる印刷方法が普及してきている。POD、BODとは、例えば、雑誌の掲載記事や小説等の電子化された出版物データをデータベース等で管理し、利用者の要望に応じて必要部数だけデジタル画像形成装置により印刷・製本し、提供するものである。この印刷方法によれば、従来の印刷機による印刷方法と比較して、製版・刷版工程を必要としないため小ロットの印刷でコストダウンを実現することができ、また納期を短縮することも可能となる。
こういった分野においては、画像形成を終えて排出された記録材を製本したり綴じたりする需要が非常に多いため、基本的に、記録材の両面に画像形成が可能な画像形成装置を必要とする。
画像形成装置で記録材の両面に画像を形成する工程は、例えばトナーにより画像を形成するものとして、まず、像担持体上にトナー像を形成して当該トナー像を記録材に転写し、当該トナー像を熱定着することにより記録材の表面に画像を形成する。そして、表面に画像が形成された記録材を反転搬送経路に搬送して記録材の表裏を反転させ、再度、上記の画像形成工程を記録材の裏面に対して行うことにより、記録材の両面に画像を形成する。
このような工程では、表面に画像が形成された記録材を反転搬送経路で搬送中に、記録材の位置が基準位置から搬送方向に対して直交する方向にずれてしまい、基準位置からずれたまま記録材の裏面に画像が形成されることで、記録材の表裏に形成される画像の位置ずれが生じる。また、表面に転写されたトナー像を熱定着する際、熱により記録材の水分が蒸発して記録材自体が膨張・収縮するため、これにより記録材の表裏に形成される画像の位置が記録材の搬送方向や搬送方向に対して直交する方向にずれてしまう。
記録材の表裏画像の位置がずれると、画像によっては余白が残ってしまったり、断裁後に画像が欠けてしまったりするなどの問題が生じる。特に、上述したPOD/BODの分野においては、この表裏画像の位置ずれは大きな問題となるため、これまで以上に確実な位置合わせ性能が要求されている。
この要求に対して、例えば、表裏画像の位置合わせのための基準マークとして断裁用のマークであるトンボマークを用いる技術が提供されている(特許文献1参照)。この特許文献1に示された表裏画像の位置合わせ方法を、図10を用いて説明する。
図10に示すように、まず、記録材Sの表面に原稿画像を形成するとともに、4隅にトンボマークM1〜M4を形成する。次に、記録材Sの裏面に画像を形成する際、記録材Sの搬送方向の先端側に形成されたトンボマークM1(またはM2)をラインセンサ(図示せず)で検出し、このトンボマークM1(M2)から画像書き出し基準M5までの距離L3を演算する。また、トンボマークM1(M2)から記録材Sの先端までの距離L4を演算する。そして、この距離L3、距離L4に基づいて裏面画像の書き出し開始位置及び裏面画像の書き出し開始タイミングを制御することにより、記録材Sの裏面に形成される画像の位置を表面に形成された画像の位置と合わせる。
特開2003−156974号公報
しかしながら、上述したようなトンボマークを検出するには、高解像度で、且つ、高速読み取り可能なラインセンサを用いる必要があり、例えば、安価なCIS(Contact Image Sensor)方式を用いた、読み取り画像がぼけやすく、読み取り速度の遅いラインセンサではトンボマークを高精度に検出できない。すなわち、トンボマークは記録材の搬送方向に延びる直線と搬送方向に対して直交する方向に延びる直線とを交差させて形成されるが、搬送方向に延びる直線を低解像度のセンサで読み取ると、読み取り誤差が大きくなってしまい高精度に検出することができない。また、複写速度の高速化にともない記録材の搬送速度も高速化しており、低速読み取りのセンサでは、搬送方向に対して直交する方向に延びる直線が当該センサの読み取り周期に合致しない可能性が高くなり、検出が困難となる。
したがって、特許文献1においては、位置合わせの基準マークであるトンボマークを高精度に検出するためには、高解像度で高速読み取りが可能である高価なセンサを用いなければならず、結果として、装置の製造コストが増加してしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、低解像度で低速読み取りのセンサを用いた場合であっても、高精度で、確実に基準マークを検出し、表裏画像の位置を正確に合わせることができる画像形成装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の画像形成装置は、原稿画像及び基準マークを記録材の第1面に形成する画像形成部と、該画像形成部により前記記録材の第1面に形成された基準マークを検出する検出部と、該検出部により検出された基準マークの位置を演算する演算部と、該演算部により演算された前記基準マークの位置に基づいて、前記記録材の第2面に形成される原稿画像の位置が前記第1面に形成された原稿画像の位置に合わさるように補正する位置補正手段と、を有する画像形成装置であって、前記基準マークは、少なくとも、記録材の搬送方向に対して所定の角度αを備える第1の直線(但し、前記搬送方向に直交する方向は除く)と、前記搬送方向に対して前記角度αとは異なる角度βを備える第2の直線(但し、前記搬送方向に直交する方向は除く)と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、低解像度で低速読み取りであるセンサを用いた場合であっても、基準マークを高精度で確実に検出することが可能となる。したがって、装置の製造コストを低減しつつも、記録材の表裏画像を正確に位置合わせできる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態の説明における記載により、本発明の技術的範囲が限定されることはない。
図1は本発明に係る画像形成装置の搬送経路を模式的に表す模式図、図2は図1の画像形成装置における制御系のブロック図、図3は図1の画像形成装置の動作を説明するための説明図である。
図1に示すように、本発明に係る画像形成装置は、記録材Pにトナー画像を形成する画像形成装置であって、搬送部10、補正部20、画像形成部30、二次転写部40、定着部50、反転部60、及び排紙部70を備えている。そして、これら各部を、図2に示す制御部110が制御している。また、図2における実線は情報の流れを表しており、点線は制御系を表している。
まず、本実施の形態に係る各部の構成を図1、図2及び図3を参照して順次説明する。なお、以下の説明で各部を主語にして説明することが多いが、実効的に各部の動作を指示し実行させて管理しているのは、制御部110である。
図1において、搬送部10は、記録材Pの表面に画像を形成する場合、給紙トレイ(不図示)から記録材Pを受けて給紙経路13に送り、その後、ループローラ11及び給紙ローラ12により記録材Pを補正部20に送る。また、搬送部10は、記録材Pの裏面に画像を形成する場合、反転部60から記録材Pを受けて反転搬送経路14に送り、ループローラ11及び給紙ローラ12により記録材Pを再度、補正部20に送る。ここで、記録材Pの表面とは、最初に画像が転写される記録材Pの第1面を指し、記録材Pの裏面とは、画像が転写された表面に対して反対側である記録材Pの第2面を指す。
補正部20は、レジストローラ21、記録材基準マーク検出センサ22、第1の先端検出センサ23A及び第2の先端検出センサ23Bで構成されている。レジストローラ21は、記録材Pを挟持し、搬送可能なローラ対で構成されており、図3(C)に示すように、記録材搬送方向Kに直交する方向(記録材Pの幅方向J)に配置されている。また、レジストローラ21は、記録材Pを挟持したままモータMにより幅方向Jにシフト可能であり、これにより記録材Pの幅方向Jにおける位置を補正する。すなわち、本実施の形態においては、レジストローラ21とモータMが本発明の位置補正手段に相当する。
検出部としての記録材基準マーク検出センサ22は、搬送方向Kに対してレジストローラ21よりも下流側で、記録材搬送経路の下方に配置されている。この記録材基準マーク検出センサ22は、図3(C)に示すように、幅方向Jに長さ方向を有し、長さ方向に光学的センサが複数配列されたCIS(Contact Image Sensor)方式のラインセンサであり、記録材Pの表面に形成された基準マークA11をライン毎に検出するように構成されている。また、装置に設定された基準位置(例えば、図3(C)のセンター)から各センサまでの距離が予め記憶されている。したがって、何れかのセンサが基準マークA11を検出すると、検出したセンサの位置を基に、演算部80が基準マークA11から基準位置(センター)までの距離として位置Xを演算することができる。なお、後述するように、基準マークA11(A12)とは、トンボマークとは別に形成された表裏画像の位置合わせのための基準となるマークであり、2本の直線から構成されるV字形状を有する。
図1に戻り、第1の先端検出センサ23A及び第2の先端検出センサ23Bは、搬送方向Kに対して記録材基準マーク検出センサ22よりも下流側にそれぞれ配置されており、レジストローラ21に狭持された記録材Pの先端を検出する。
補正部20は、搬送部10から記録材Pを受けると、記録材Pの先端の辺をレジストローラ21に一時的に突き当てて一旦停止させることで、記録材Pにループ(たわみ)を形成させ、記録材Pの搬送方向に対する記録材Pの斜行や曲がりを矯正する。この矯正は、記録材Pの表面及び裏面に画像を形成する場合の何れに対しても行う。
さらに、レジストローラ21は、裏面を上にした(表面に画像の形成された)記録材Pを受けると、基準マークA11から基準位置までの距離に基づいて記録材Pを幅方向Jにシフトさせることで、記録材Pの幅方向Jの位置を補正する。つまり、記録材Pが反転している場合には、レジストローラ21で搬送方向Kに記録材Pの先端部分を送り出し、第1の先端検出センサ23Aで記録材Pの先端部の所定位置への到達を検出し、所定位置に到達後、記録材Pの搬送を一時停止し、レジストローラ21で記録材Pの幅方向Jの位置を補正する。
画像形成部30は、トナー画像形成部31、中間転写体基準マーク検出センサ32及び中間転写体としての中間転写ベルト33により構成されている。像担持体である中間転写ベルト33は、無端状のベルトからなり、図1において、移動方向Rに沿って移動可能なように複数のローラにより張架されている。
トナー画像形成部31は、イエロートナー像、マゼンダトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像を形成可能であり、図1に示すように、少なくとも像担持体としての感光体、トナーを収納する現像器、一次転写のための一次転写部を含んで構成されている。トナー画像形成部31は、記録材Pの表面に画像を形成する場合は、感光体上に原稿画像Q1、トンボマークM11〜M14、基準マークA11をトナー像として形成し、また、記録材Pの裏面に画像を形成する場合は、感光体上に原稿画像Q2、トンボマークM21〜M24、基準マークA12をトナー像として形成する。そして、これらトナー像を一次転写部を介して中間転写ベルト33上に転写し、中間転写ベルト33により原稿画像Q1(Q2)、トンボマークM11〜M14(M21〜M24)、基準マークA11(A12)を二次転写部40に送る。
中間転写体基準マーク検出センサ32は、移動方向Rにおいてトナー画像形成部31の下流側で、二次転写部40の上流側に配置されている。この中間転写体基準マーク検出センサ32は、図3(B)に示すように、幅方向Jに長さ方向を有し、長さ方向に光学的センサが複数配列されたCIS方式のラインセンサであり、中間転写ベルト33上に形成された裏面用の基準マークA12をライン毎に検出するように構成されている。また、装置に設定された基準位置(例えば、図3(B)のセンター)から各センサまでの距離が予め記憶されている。したがって、何れかのセンサが基準マークA12を検出すると、検出したセンサの位置を基に、演算部80が基準マークA12から基準位置までの距離として位置Yを演算することができる。なお、中間転写ベルト33が表面画像を搬送している場合に、当該中間転写ベルト33に形成された基準マークA11を検出する必要はない。
ここで、記録材基準マーク検出センサ22及び中間転写体基準マーク検出センサ32は、転写部40の近くに配置されるのが好ましい。つまり、詳細は後述するが、記録材基準マーク検出センサ22及び中間転写体基準マーク検出センサ32の検出結果に基づいて、記録材Pの幅方向Jの位置が補正されるので、検出されたときから実際に転写されるまでの距離及び時間は短い方が良いからである。
なお、画像形成部30が本発明における画像形成部に相当する。この点、本実施の形態では、画像形成部30により原稿画像Q1(Q2)、基準マークA11(A12)及びトンボマークM11〜M14(M21〜M24)を同時に形成しているが、複数の画像形成部を備え、原稿画像Q1(Q2)、基準マークA11(A12)及びトンボマークM11〜M14(M21〜M24)をそれぞれ別々に形成するように構成しても構わない。
二次転写部40は、中間転写ベルト33により運ばれてきたトナー像を補正部20から送られてきた記録材Pへ、二次転写ローラ41を使用して二次転写し、その後、定着部50へ記録材Pを送る。
定着部50は、二次転写部40から受けた記録材P上に形成された画像を熱定着させた後、排出部70に送る。
排紙部70は、定着部50から記録材Pを受けて、裏面の画像形成が必要な場合には反転部60に送り、裏面の画像形成が不要な場合には記録材Pを排紙する。
反転部60は排紙部70から受けた記録材Pを反転ローラ61を使用して表裏を反転させた後、搬送部10の反転搬送経路14に送り出す。反転部60は主として反転ローラ61と前後の搬送経路で構成され、定着部50から表面に画像が形成された記録材Pを受けた後に、反転ローラ61を反転させて、反転搬送経路14へ送る。このとき反転された記録材Pは、裏面を上にしてレジストローラ21へ送られる。
図2に示す演算部80は、記録材基準マーク検出センサ22及び中間転写体基準マーク検出センサ32からの検出位置を受けて、次の様にして位置補正量を求めて補正部20へ送る。
〔幅方向への補正の詳細〕
ここで、レジストローラ21による記録材Pの幅方向Jにおける位置の補正動作について詳細に説明する。図3において、図3(A)は、既に原稿画像Q1、トンボマークM11〜M14、基準マークA11が形成された記録材Pの表面を表す。図3(B)は、記録材Pの裏面に形成する原稿画像Q2、トンボマークM21〜M24、基準マークA12が転写された中間転写ベルト33を表す。図3(C)は、表面に画像が転写された図3(A)の記録材Pが反転部60で反転された後、搬送部10で補正部20まで送られ、これから二次転写部40で裏面に転写されようとする状態の記録材Pの裏面を表している。
〔幅方向への補正の詳細〕
ここで、レジストローラ21による記録材Pの幅方向Jにおける位置の補正動作について詳細に説明する。図3において、図3(A)は、既に原稿画像Q1、トンボマークM11〜M14、基準マークA11が形成された記録材Pの表面を表す。図3(B)は、記録材Pの裏面に形成する原稿画像Q2、トンボマークM21〜M24、基準マークA12が転写された中間転写ベルト33を表す。図3(C)は、表面に画像が転写された図3(A)の記録材Pが反転部60で反転された後、搬送部10で補正部20まで送られ、これから二次転写部40で裏面に転写されようとする状態の記録材Pの裏面を表している。
ここで、本実施の形態の画像形成装置は、基準位置として搬送経路における幅方向Jの中心線であるセンターの位置(但し、ここでいう中心線とは、機械の誤差を含んで算出されたものである。)を記憶しており、基準マークA11、A12の位置は、上記センターを基準位置として演算することとする。なお、装置構成に応じて、例えば、センター以外の搬送経路上端などを基準位置として基準マークの位置A11、A12を演算することも可能である。
まず、トナー画像形成部31が中間転写ベルト33上に表面の原稿画像Q1、トンボマークM11〜M14、基準マークA11を転写し、中間転写ベルト33が二次転写部40方向に送られる。そして、二次転写部40は、中間転写ベルト33により運ばれてきたトナー像を記録材Pへ二次転写する(図3(A)参照)。その後、記録材Pは、定着部50、反転部60を介して搬送され、図3(C)の状態で一時停止となる。このとき、記録材基準マーク検出センサ22は、記録材Pの表面に形成された基準マークA11の位置Xを検出する。
次に、図3(B)に示すように、トナー画像形成部31が中間転写ベルト33上に裏面の原稿画像Q2、トンボマークM21〜M24、基準マークA12を転写し、その中間転写ベルト33が二次転写部40方向に送られる。このとき、中間転写体基準マーク検出センサ32は、中間転写体ベルト33上の基準マークA12の位置Yを検出する。
そして、演算部80が、基準マークA11の位置Xと基準マークA12の位置Yから、記録材Pの幅方向Jの位置補正量ΔZ=X−Yを演算する。
この位置補正量ΔZに基づいてモータMを稼動させ、レジストローラ21を幅方向Jに動かすことにより記録材Pを幅方向Jにシフトさせ、記録材Pの幅方向Jの位置を補正する。このとき記録材Pが搬送方向Kに長いサイズのものであるときは、給紙ローラ12(図1)を解除してから記録材Pのシフトを行う。
次に、記録材Pの搬送の一時停止を解除して、レジストローラ21で搬送方向Kに記録材Pを再度送り出し、第2の先端検出センサ23Bが、記録材Pの先端部が所定の位置へ到達したか否かを検出する。ここで、記録材Pはそれまで加速搬送されているため、中間転写ベルト33に比べ速い速度で送られている。そこで、搬送方向Kにおいて、記録材Pの表面に形成される画像の位置と裏面に形成される画像の位置とを合わせるため、記録材Pの搬送速度を調整する必要がある。レジストローラ21は、記録材Pの搬送速度を遅らせることで送り出しのタイミングを調整し、二次転写部40での搬送方向Kにおける表裏画像の転写位置を合わせる。
なお、本実施形態では表裏の画像形成のための最良の形態を考え、レジストローラ21でループを形成し斜行や曲がりを矯正しているが、矯正しない構成を採ることも可能である。
[基準マークの位置の演算方法]
次に、図4〜図7を参照しつつ、演算部80による基準マークA11の位置Xの演算方法を説明する。図4は、記録材基準マーク検出センサ22で基準マークA11を検出して得られる検出データを示す図であり、図5は、検出データの一部である重心演算エリアを示す図であり、図6は、基準マークA11の位置Xを演算するための説明図であり、図7は、基準マークA11の位置Xを演算するときの演算部80のフローチャートである。なお、中間転写ベルト33上に転写された基準マークA12の位置Yの演算方法は、基準マークA11の位置Xの演算方法と同様であるため、ここでは説明を省略する。
[基準マークの位置の演算方法]
次に、図4〜図7を参照しつつ、演算部80による基準マークA11の位置Xの演算方法を説明する。図4は、記録材基準マーク検出センサ22で基準マークA11を検出して得られる検出データを示す図であり、図5は、検出データの一部である重心演算エリアを示す図であり、図6は、基準マークA11の位置Xを演算するための説明図であり、図7は、基準マークA11の位置Xを演算するときの演算部80のフローチャートである。なお、中間転写ベルト33上に転写された基準マークA12の位置Yの演算方法は、基準マークA11の位置Xの演算方法と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図4に示すように、本実施の形態のおいて基準マークA11は、直線A121と直線A122とで構成されており、記録材搬送方向Kと平行する中心線Dに対して対称となるV字形状を有している。第1の直線である直線A121は中心線Dに対して角度αを有し、また、第2の直線である直線A122は中心線Dに対して角度β(=−α)を有しており、これら直線A121と直線A122は中心線D上の交点Cで交差している。なお、ここで交点Cは、直線A121の中心を通る線A121′と直線A122の中心を通る線A122′との交点とする。本実施の形態では、中心線Dからセンターまでの距離を基準マークA11の位置Xとして演算することとする。
以下、図7のフローチャートを主として説明する。
ステップS201:記録材Pが搬送されてくると(図3(C)の状態で)、記録材基準マーク検出センサ22は、記録材Pの表面に形成された基準マークA11を所定の検出周期でライン毎に3回検出し、この3回分の検出データを取得する。図4の下側において、(i)は、記録材基準マーク検出センサ22が1回目に基準マークA11を検出して得られる第1検出データ、(ii)は、2回目に検出して得られる第2検出データ、(iii)は、3回目に検出して得られる第3検出データを示している。
ステップS202:取得した検出データから、重心演算エリアG(パターン領域)を決定する。すなわち、図5に示すように、各検出データ(i)、(ii)、(iii)における凹部領域(基準マークA11に対応する領域)を、重心演算エリアGとして決定する。なお、図5においては、代表的な重心演算エリアのみを示しているが、他の検出データにおいても同様である。
ステップS203:次に、重心演算エリアG内における最大値Xmaxと最小値Xminとを求めた後、計算式、TH=(Xmax+Xmin)/2+K(Xmax−Xmin)、により閾値THを算出する。ここで、−0.5≦K≦0.5とする。
ステップS204:重心演算エリアG内における積分開始点X(a)と積分終了点X(b)を演算する。なお、X(a)は、X(a−1)>TH、且つ、TH≧X(a)を満たす点であり、X(b)は、X(b+1)>TH、且つ、TH≧X(b)を満たす点である。
ステップS205:演算された積分開始点X(a)及び積分終了点X(b)と、積分データV(i)=TH−X(i)から、重心演算エリアGの総面積Sを演算する。総面積Sは、計算式、S=∫V(i)、から求めることができる。ここでは、a≦i≦b、である。
ステップS206:得られた総面積Sに基づいて重心位置X(w)を演算する。すなわち、S(i)≦1/2×S<S(i+1)を満たすX(i)を重心位置X(w)として決定する。
ステップS207:上述したステップS202〜ステップS206に示す重心位置の演算を、各検出データ(i)、(ii)、(iii)における重心演算エリアに対して行い、それぞれの重心演算エリアにおける重心位置を演算する。図6に示すように、検出データ(i)において、センター側の重心演算エリアG11の重心位置を重心位置X11、他方の重心演算エリアG12における重心位置を重心位置X12とする。また、検出データ(ii)において、センター側の重心演算エリアG21の重心位置を重心位置X21、他方の重心演算エリアG22における重心位置を重心位置X22とする。また、検出データ(iii)において、センター側の重心演算エリアG31の重心位置を重心位置X31、他方の重心演算エリアG32における重心位置をX32とする。
ステップS208:重心位置X11、X12、X21、X22、X31、X32に基づいて、中心線Dからセンターまでの距離である位置Xを演算する。具体的には、各検出データ(i)、(ii)、(iii)のそれぞれについて重心位置と重心位置との中心を演算し、各検出データ(i)、(ii)、(iii)の中心位置を平均化することにより位置Xを演算する。すなわち、計算式、X=[(X11+X12)/2+(X21+X22)/2+(X31+X32)/2]/3、により演算することができる。
そして、中間転写ベルト33上に形成された基準マークA12の位置Yも、上記と同様の演算方法により導くことができる。これらから、位置補正量ΔZ=X−Yを演算し、この位置補正量ΔZに基づいてレジストローラ21を幅方向Jに動かすことにより、記録材Pをシフトさせて記録材Pの幅方向Jの位置を補正する。
図8は、画像形成装置が記録材Pの両面に画像を形成するときの制御部110のフローチャートである。このフローチャートを参照して、本実施の形態における画像形成の流れを説明する。
ステップS101:給紙トレイ(不図示)から記録材Pを給紙し、給紙経路13を経由して、ループローラ11と給紙ローラ12とにより記録材Pをレジストローラ21へ送り出す。
ステップS102:記録材Pをレジストローラ21に一時的に突き当てることで、記録材Pにループを形成させ、記録材Pの搬送方向Kに対する記録材Pの斜行や曲がりを矯正する。
ステップS103:中間転写ベルト33上に形成された表面用のトナー画像を二次転写部40により記録材Pの表面に転写し、記録材Pの表面に原稿画像Q1、トンボマークM11〜M14、基準マークA11を形成する。
ステップS104:定着部20により記録材Pにトナー画像を熱定着し、反転部60により反転させた後、反転搬送経路14へ搬送させる。
ステップS105:ループローラ11と給紙ローラ12により記録材Pをレジストローラ21へ送り出し、レジストローラ21で記録材Pの斜行や曲がりを矯正する。
ステップS106:レジストローラ21が記録材Pを搬送し、第1の先端検出センサ23Aにより記録材Pの先端を検出するまで搬送方向Kへ送り出す。このとき、中間転写ベルト33が回転し、トナー画像形成部31が中間転写ベルト33上に裏面用の原稿画像Q2、トンボマークM21〜M24、基準マークA12を転写する。
ステップS107:第1の先端検出センサ23Aが記録材Pの先端を検出する(ステップS206でYES)と、レジストローラ21は記録材Pの搬送を一時停止させるとともに、記録材基準マーク検出センサ22が記録材Pの表面に形成された基準マークA11を検出する。このとき、上述したステップS202〜ステップS208の手順により、演算部80が記録材基準マークA11の位置Xを演算する。
ステップS108:中間転写ベルト33が二次転写ローラ41方向に送られ、中間転写体基準マーク検出センサ32が中間転写ベルト33上に転写された基準マークA12を検出する。このとき、上述したステップS202〜ステップS208の手順により、演算部80が基準マークA12の位置Yを算出する。
ステップS109:演算部80が計算式、ΔZ=X−Yから、記録材Pの幅方向Jの位置補正量ΔZを演算する。
ステップS110:レジストローラ21がこの位置補正量ΔZ分だけ記録材Pをシフトさせ、記録材Pの幅方向Jの位置を補正する。このとき、記録材Pが搬送方向に長いサイズのものであれば、給紙ローラ12を解除してから記録材Pの位置を補正する。
ステップS111:レジストローラ21が記録材Pを搬送し、第2の先端検出センサ23Bが記録材Pの先端を検出するまで搬送方向Kへ送り出す。
ステップS112:レジストローラ21は、先端タイミングを合わせて二次転写部40へ向けて記録材Pを送り出す。
ステップS113:中間転写ベルト33上に形成された裏面用のトナー画像を二次転写部40により記録材Pの裏面に転写し、記録材Pの裏面に原稿画像Q2、トンボマークM21〜M24、基準マークA12を形成する。
ステップS114:定着部50が、記録材Pの裏面にトナー画像を熱定着した後、排紙部70が記録材Pを排紙して、画像形成を終了する。
このように、本実施の形態における画像形成装置では、位置補正量ΔZを転写の直前で演算して記録材Pの幅方向Jの位置補正を行うことで、記録材Pの位置補正をした後に再度位置ずれが発生するのを極力抑えることができる。
また、基準マークA11を構成する直線A121及びA122が搬送方向K、幅方向Jのそれぞれに対して所定の角度を有するため、記録材基準マーク検出センサ22として低解像度で低速対応のラインセンサを用いたとしても、基準マークA11を確実に検出するとともに、演算部80が基準マークA11の位置Xを高精度に演算できる。このため、装置の製造コストを低減させることができ、表裏画像の位置を正確に合わせることが可能となる。
また、中間転写ベルト33上に形成される基準マークA12は基準マークA11と同様の形状であり、位置Xと同様の演算方法により位置Yを演算することができる。したがって、中間転写体基準マーク検出センサ32として低解像度で低速対応のラインセンサを用いたとしても、基準マークA12を確実に検出するとともに、演算部80が基準マークA12の位置Yを高精度に演算できる。このため、更に装置の製造コストを低減させることができ、表裏画像の位置を正確に合わせることが可能となる。
また、図4において、基準マークA11の搬送方向Kにおける長さLは、記録材Pの搬送速度V、記録材基準マーク検出センサ22の検出周期T、記録座基準マーク検出センサ22における基準マークA11の検出回数N(本実施の形態では3回とした)とすると、L≧V×T×(N+1)、で決められる。基準マークA11がこのような長さLを有することにより、記録材基準マーク検出センサ22は基準マークA11を確実に検出することが可能となる。ここで、基準マークA11の長さLとは、搬送方向Kにおいて直線A121と直線A122とが重なる領域を除いた長さのことをいう。
また、基準マークA11(A12)がトンボマークM11〜M14(M21〜M24)よりも記録材Pの端部側に形成されるので、例えば、トンボマークM11〜M14(M21〜M24)に基づいて記録材Pを断裁して冊子を作成する場合に、冊子に基準マークA11(A12)が残らないので好ましい。
なお、本実施の形態においては、記録材Pに形成する表裏画像の幅方向Jにおける位置を補正するにあたり、基準マークが中心線Dに対して対称のV字形状であるため、中心線Dからセンターまでの距離を基準マークの位置とした。これ以外に、例えば、直線A121と直線A122とが交差する交点Cからセンターまでの距離を基準マークの位置とすることも可能である。交点Cの演算方法は、直線A121上の少なくとも2点と直線A122上の少なくとも2点とが分かれば演算できるので、上述した各検出データにおける重心演算エリアの重心位置を直線A121、直線A122上の点として直線A121及び直線A122を導き、交点Cを演算する。これにより、基準マークが搬送方向Kに対して対称となるV字形状を有していない場合であっても、交点Cからセンターまでの距離を基準マークの位置として用いることができる。
本発明における基準マークは、中心線Dに対して対称となるV字形状である以外に様々な形状を採用することが可能である。例えば、図9に示すようなものがあげられ、図9(a)は、直線の一方を交点Cから延長して形成されるY字形状の基準マークを示し、図9(b)は、幅方向Jと平行する中心線Eに対して対称となるV字形状の基準マークを示し、図9(c)は、レ点である基準マークを示し、図9(d)は、基準マークをトンボマークに重ね合わせた形態を示し、図9(e)は、直線A121と直線A122とが直接には交差していない基準マークを示している。
このように、基準マークを構成する少なくとも2本の直線A121、直線A122それぞれが、搬送方向K及び幅方向Jに対して所定の角度を有するものであれば、基準マークとしては様々な形状を採用することが可能である。なお、図9(b)、または、図9(c)に示すものを基準マークとして使う場合は、搬送方向Kに対して対称の形状ではないため、交点Cからセンターまでの距離を基準マークの位置として演算すれば良い。また、図9(d)は、基準マークをトンボマークと重ねることにより、記録材Pの端部に必要なスペースを極力小さくした形態である。この場合、例えば、トンボマークをカラー、基準マークをブラックで形成したり、トンボマークをブラック、基準マークをカラーで形成したりするなど、トンボマークと基準マークとを異なる色で形成すると、基準マークの検出が容易となるので好ましい。また、図9(e)に示すように、本発明における基準マークは、2本の直線が直接交差していない場合であっても、少なくともどちらか一方の直線を延長することにより交差するものであれば適用可能である。
また、上記の説明では、レジストローラ21により記録材Pを幅方向Jにシフトさせることで、記録材Pの表面に形成された画像の位置と裏面に形成される画像の位置を合わせる例を説明した。他の例として、記録材Pを幅方向Jにシフトさせず、トナー画像形成部31による感光体への画像書き出し開始位置を幅方向Jにシフトさせることで、表裏画像の位置合わせを行うように構成しても良い。また、記録材Pのシフトと画像書き出し開始位置のシフトを組み合わせて行っても良い。
また、本発明の画像形成装置は、像担持体上にトナー画像を形成して記録材に転写する、所謂電子写真方式に限定されず、インクジェット方式、熱転写方式など、他の方式を用いても構わないことはいうまでもない。
10 搬送部
20 補正部
21 レジストローラ
22 記録材基準マーク検出センサ
23A 第1の先端検出センサ
23B 第2の先端検出センサ
30 画像形成部
32 中間転写体基準マーク検出センサ
50 定着部
60 反転部
80 演算部
110 制御部
A11、A12 基準マーク
A121 第1の直線
A122 第2の直線
C 交点
M11〜M14、M21〜M24 トンボマーク
P 記録材
20 補正部
21 レジストローラ
22 記録材基準マーク検出センサ
23A 第1の先端検出センサ
23B 第2の先端検出センサ
30 画像形成部
32 中間転写体基準マーク検出センサ
50 定着部
60 反転部
80 演算部
110 制御部
A11、A12 基準マーク
A121 第1の直線
A122 第2の直線
C 交点
M11〜M14、M21〜M24 トンボマーク
P 記録材
Claims (12)
- 原稿画像及び基準マークを記録材の第1面に形成する画像形成部と、
該画像形成部により前記記録材の第1面に形成された基準マークを検出する検出部と、
該検出部により検出された基準マークの位置を演算する演算部と、
該演算部により演算された前記基準マークの位置に基づいて、前記記録材の第2面に形成される原稿画像の位置が前記第1面に形成された原稿画像の位置に合わさるように補正する位置補正手段と、
を有する画像形成装置であって、
前記基準マークは、少なくとも、記録材の搬送方向に対して所定の角度αを備える第1の直線(但し、前記搬送方向に直交する方向は除く)と、前記搬送方向に対して前記角度αとは異なる角度βを備える第2の直線(但し、前記搬送方向に直交する方向は除く)と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記検出部は、前記搬送方向に直交する方向に延びるラインセンサであり、ライン毎に前記基準マークを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記検出部は前記基準マークをライン毎に複数回検出し、
前記演算部は、複数回分の検出データのそれぞれにおいて前記基準マークに対応する領域の重心位置を演算し、当該重心位置から前記第1の直線及び第2の直線を演算し、当該第1の直線及び第2の直線が交差する交点に基づいて基準マークの位置を演算することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記角度β=−αであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記検出部は前記基準マークをライン毎に複数回検出し、
前記演算部は、複数回分の検出データのそれぞれにおいて前記基準マークに対応する領域の重心位置を演算し、各検出データの重心位置と重心位置との中心位置をそれぞれ演算し、前記複数回分の検出データにおける中心位置の平均値に基づいて基準マークの位置を演算することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記位置補正手段は、前記記録材の位置を前記搬送方向に直交する方向にシフトさせることにより、前記記録材の第2面に形成される原稿画像の位置が前記第1面に形成された原稿画像の位置に合わさるように補正することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記位置補正手段は、前記画像形成部における画像の書き出し開始位置をシフトさせることにより、前記記録材の第2面に形成される原稿画像の位置が前記第1面に形成された原稿画像の位置に合わさるように補正することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記基準マークの前記搬送方向における長さLは、前記記録材の搬送速度V、前記検出部の検出周期T、前記検出部による基準マークの検出回数Nとすると、L≧V×T×(N+1)、であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は前記記録材の第1面にトンボマークを形成することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は前記トンボマークよりも記録材の端部側に前記基準マークを形成することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は前記トンボマークと前記基準マークとを重ねて形成することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は前記基準マークと前記トンボマークとを異なる色で形成することを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006239961A JP2008064840A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006239961A JP2008064840A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | 画像形成装置 |
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JP2008064840A true JP2008064840A (ja) | 2008-03-21 |
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Family Applications (1)
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JP2006239961A Pending JP2008064840A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | 画像形成装置 |
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-
2006
- 2006-09-05 JP JP2006239961A patent/JP2008064840A/ja active Pending
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