JP2008064566A - 軌道推定方法とその装置 - Google Patents

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信弘 鈴木
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Abstract

【課題】既設置の発信局から移動体に到達する電波を用いることにより新規に送受信機を必要としない軌道推定方法とその装置を提供する。
【解決手段】軌道推定方法は、複数の送信局から複数の移動体に電波を同時に送信し、2局の受信局において、上記移動体に搭載された中継器により中継送信された電波を受信し、上記受信した電波から上記移動体に係わる到来時間の差およびドップラー周波数の差を検出し、上記複数の移動体の軌道を示す未知変数以上の到来時間の差およびドップラー周波数の差を得ることのできる局数の送信局が存在するとき、得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差から直接上記移動体の軌道を推定する。
【選択図】図3

Description

この発明は、移動体の軌道を推定する方法およびその装置に関するものである。
位置が未知の不法電波送信局などの位置を評定する方法では、2機の衛星を介して得られる電波の到来時間差(Time Difference of Arrival:TDOA)とドップラー周波数差(Frequency Difference of Arrival:FDOA)情報を用いて、位置を評定する方法が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。この方法では、位置が未知の送信局から衛星に向けて送信される送信電波は、メインローブの他にサイドローブなど、空間的に幅をもっているので、2機の衛星により受信することができる。そして、衛星は中継器を搭載しており、電波を地上の受信局へ送り返す中継送信機能を持っているため、受信局では衛星を介して送り返された電波を受信することができる。2局の受信局の受信信号処理を行うことにより、信号の到来時間差およびドップラー周波数差を得ることができる。
この位置が未知な送信局の位置を評定するためには、衛星の位置および速度からなる軌道情報が必要となる。そこで、衛星の軌道を推定する従来の方法として、衛星の距離や方位角を観測し、その情報を用いて軌道推定を行っている。この方式では、光学望遠鏡により衛星からの光を観測したり、衛星との間で電波の送受信することにより、観測局から見た衛星の距離、仰角および方位角を測定したりしている(例えば、非特許文献1参照)。
有本好徳、他2名、「静止衛星測位システムにおける軌道決定精度について」、宇宙航行エレクトロニクス研究会資料、社団法人電子情報通信学会、1997年、SANE89−26、p.45−52 D.P.Haworth、他3名、「Interference Localization For EUTELSAT Satellites−The First European Transmitter Location System」、Internatinal Journal of Satellite Communications、Vol.15、p.155−183
しかし、衛星からの光を観測するためには、大型の光学望遠鏡を設置しなければならないし、衛星との間で電波の送受信を行う送受信機を別途必要になったりするので、装置全体の規模が大きくなるという問題がある。
この発明は、既設置の発信局から移動体に到達する電波を用いることにより新規に送受信機を必要としない軌道推定方法とその装置を提供することである。
この発明に係わる軌道推定方法は、複数の送信局から複数の移動体に電波を同時に送信し、2局の受信局において、上記移動体に搭載された中継器により中継送信された電波を受信し、上記受信した電波から上記移動体に係わる到来時間の差およびドップラー周波数の差を検出し、上記複数の移動体の軌道を示す未知変数以上の到来時間の差およびドップラー周波数の差を得ることのできる局数の送信局が存在するとき、得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差から直接上記移動体の軌道を推定するものである。
この発明に係わる移動体軌道推定によれば、位置、仰角、方位角情報ではなく、到来時間差とドップラー周波数差情報を用いるので、放送局などの正規な送信局からの電波を用いることができ、軌道推定のために新たに電波を送信する必要がなく、その結果、軌道推定用に送信局を設置する必要がない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置のブロック図である。図2は、実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置により2機の衛星の軌道を推定する様子を示す概念図である。
この発明の実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置1は、図1、2に示すように、2機の軌道が未知の衛星2の軌道を推定するために、6個の到来時間の差τ(mは1〜6の整数)と6個のドップラー周波数の差f(mは1〜6の整数)を用いているので、位置pr,mが既知の6つの送信局3、1つの基準送信局7、各送信局3、7から各衛星2に到来し、各衛星2で中継された電波を受信する2つの受信局4、到来時間の差τとドップラー周波数の差fを算出するTDOA/FDOA計算装置5、到来時間の差τとドップラー周波数の差fを用いて各衛星2の位置psi(iは衛星を示し、1または2である)および衛星2の速度vsiを推定する衛星軌道計算装置6を備える。この送信局3、7にはそれぞれ1台の発信機が設置され、受信局4にはそれぞれ1台の受信機が設置されている。なお、到来時間の差τとドップラー周波数の差fの算出は、一般的な方法であるので、説明は省略する。
図3は、実施の形態1に係わる衛星軌道計算装置6の機能ブロック図である。
実施の形態1に係わる衛星軌道計算装置6は、図3に示すように、収束条件、送信局3、7の位置、電波波長λ、電波伝搬速度cなど各種パラメータを入力する設定パラメータ入力部11、収束演算のための軌道の初期値を設定する軌道初期値設定部12、到来時間の差τとドップラー周波数の差fを用いて収束演算を行う収束演算部13、収束演算により得た軌道が収束条件を満たしているか否かを判定する収束条件判定部14を有する。
設定パラメータ入力部11は、収束条件のための設定パラメータε、ε、収束演算のための6つの送信局3の位置pr,m(mは1〜6)、基準送信局7の位置pr0、電波波長λ、電波伝搬速度cを入力する。
軌道初期値設定部12は、2機の衛星2の初期軌道χ(ハット)を設定する。
収束演算部13は、式(1)、式(2)に関する収束演算を行い、軌道χを算出する。このとき、G(χ(ハット)、m)は、式(3)にχ(ハット)を代入して算出する。
Figure 2008064566
また、式(3)の各要素は式(4)から式(9)により算出する。
Figure 2008064566
収束条件判定部14は、収束演算部13で算出した軌道χに関するステップ値Δχ(ハット)が式(10)、式(11)の条件式を満足するか否かを判定し、満足するときその軌道を衛星2の軌道とし、満足していないときには再度収束演算部13で収束演算を行う。
Figure 2008064566
図4は、実施の形態1に係わる衛星軌道計算装置6での軌道推定手順を示すフローチャートである。
軌道推定手順を開始すると、図4に示すように、ステップS101で、収束条件、送信局3の位置、基準送信局7の位置など各種パラメータを読み込む。
ステップS102で、TDOA/FDOA計算装置5から到来時間の差とドップラー周波数の差に関する観測値を読み込む。
ステップS103で、収束演算のための軌道初期値を読み込む。
ステップS104で、収束演算を式(1)〜式(9)に基づいて行い、軌道χ(ハット)を推定する。
ステップS105で、算出した軌道χ(ハット)について式(10)、式(11)の収束条件式を満足しているか否かを判断し、満足しているとき軌道推定手順を終了し、満足していないときステップS104に戻る。
次に、式(1)、式(2)で表される軌道の推定値χ(ハット)およびステップ値Δχ(ハット)を収束演算し、式(10)および式(11)の収束判定条件式で判定することにより衛星軌道χを推定できる根拠を説明する。
位置が既知の6つの送信局3から2機の衛星2に同時に送信を行い、衛星2を経由して得られる信号を各受信局4で受信し、到来時間の差τおよびドップラー周波数の差fを計算することにより、第1送信局3から第7送信局3それぞれから衛星2への到来時間の差τおよびドップラー周波数の差fを観測することができる。
送信局3の3次元位置pr,mを式(12)、2機の衛星2の3次元位置および速度を式(13)で表す。ここで、式(14)のpsiは衛星2の3次元位置で、式(15)のvsiは衛星2の3次元速度である。
このとき、到来時間の差τおよびドップラー周波数の差fは、それぞれ式(16)、式(17)で表される。
Figure 2008064566
ここで、||・||は、ベクトルのノルムを表し、物理的には距離を意味する。λは電波波長、cは電波伝播速度である。式(16)は、送信局3と衛星2の距離の差を電波伝播速度cで除算した量の差、すなわち、2機の衛星2への電波の到来時間の差を意味する。
また、式(17)は、送信局3と衛星2とを結ぶ線上への衛星速度の射影成分を電波波長λで除算した量の差、すなわち、2機の衛星2のドップラー周波数の差を意味する。
式(16)および式(17)に示すように、2機の衛星2の3次元位置および速度の未知変数は計12個あり、1つの送信局3による送信で、到来時間の差およびドップラー周波数の差の2本の方程式を立てることができる。よって、6つ以上の送信局3を用いて同時に送信を行い、到来時間の差およびドップラー周波数の差を用いてそれぞれ6本以上、計12本以上の方程式を立てれば、2機の衛星2の3次元位置psiおよび速度vsiを求めることができる。
また、実際の到来時間の差およびドップラー周波数の差の観測値には受信局4の時計時間誤差、受信局4でのローカル周波数シフト、衛星内部でのローカル周波数シフトなどの誤差要因が存在するので、これらをキャンセルするために既知位置の基準送信局7(位置:pr0)を用意し、基準送信局7による送信も同時に行う。そして、基準送信局7による到来時間の差およびドップラー周波数の差を基準とした到来時間の差およびドップラー周波数の差を用いることにする。すなわち、式(16)および式(17)の代わりに式(18)および式(19)を用いる。
Figure 2008064566
このように、6つ以上の送信局3と基準送信局7の計7局以上で2機の衛星2の3次元位置psiおよび3次元速度vsiを推定することができる。
次に、式(18)および式(19)の連立方程式を衛星2の位置psiおよび速度vsiについて解く方法を説明する。
第m送信局3による到来時間の差およびドップラー周波数の差の観測値をそれぞれτobs,m、fobs,mとおき、式(20)のようにベクトル状に表記する。
また、θ(χ)は、式(18)および式(19)で表す到来時間の差τ(χ)およびドップラー周波数の差f(χ)をベクトル状に表したものであり、式(21)のように定義できる。
Figure 2008064566
式(22)に表される観測誤差共分散行列Vは、受信機雑音などによる到来時間差観測雑音の分散値στ およびドップラー周波数差観測雑音の分散値σ を対角項にもつ。
Figure 2008064566
このように定義された値を用いると、推定問題を式(23)のように定式化できる。
すなわち、式(23)を評価関数として、衛星の軌道χについて最小化する最小二乗問題となる。
Figure 2008064566
次に、式(23)を評価関数とする最小二乗法の解を収束演算で求める方法を説明する。今、評価関数式(23)をF(χ)と呼ぶ。まず、式(24)に従って、θ(χ)の線形一次近似を行う。
Figure 2008064566
ここで、G(χ,m)は、式(25)に示すようにθm(χ)のχについての偏微分であり、ベクトル表示すると式(26)で表される。そして、G(χ,m)を数式により計算する場合、G(χ,m)は式(3)で表される。そして、▽ps1τ(χ)、▽ps2τ(χ)、▽ps1(χ)、▽ps1(χ)、▽vs1(χ)、▽vs1(χ)は、それぞれ式(4)、式(5)、式(6)、式(7)、式(8)、式(9)で求められる。
Figure 2008064566
すると、評価関数F(χ)は式(27)で表される。ここで、θtmp,mは式(28)で表される。
Figure 2008064566
評価関数F(χ)のχについての偏微分▽χF(χ)は、式(29)で表される。ここで▽χは、χについての偏微分を意味する。
Figure 2008064566
偏微分値▽χF(χ)=012×1としたものをχについて解くと最適解が得られ、このとき、χ(ハット)は式(1)、収束演算のステップ値Δχ(ハット)は式(2)で表される。よって、式(1)および式(2)の収束演算により最適な衛星の軌道χを推定することができる。なお、収束判定では、収束演算のステップ値Δχ(ハット)から、位置および速度に相当する要素をそれぞれ選択してベクトル上に並べた値に対し、式(10)、式(11)の判定条件で判定する。
なお、実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置1は、2機の衛星2の軌道を推定したが、衛星2の数はこれに限るものではない。例えば、衛星2の数をN機とし、d次元の衛星の位置と速度とを推定する場合、必要な方程式数は2×N×dである。次に、送信局数をMとし、M局の送信局3から同時送信することにより、2M(N−1)の方程式が得られる。これらから、方程式の数が未知数を上回るためには、2M(N−1)が2×N×d以上を満たす送信局数Mを用意すればよい。収束演算式の導出は、実施の形態1で説明した軌道推定方法と同様である。なお、基準送信局を用いる場合には、加えて1局必要となる。
このように位置が既知の既に電波を出射している放送局などの送信局3を用いて衛星2の軌道を推定することができるので、軌道推定のためだけに別途衛星2に電波を照射する必要がなく、移動体軌道推定装置1の新規な送信局の設置は不要となる。
なお、実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置1は、衛星2に限らず任意の移動体の軌道を推定することができる。
図5は、送信局位置評定装置に移動体軌道推定装置1を適用したときの構成図を示す。
次に、非特許文献2に記載されている位置が未知な送信局の位置を評定する送信局位置評定装置に実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置1を適用することを説明する。
このときは、図5に示すように、軌道推定用受信局4およびTDOA/FDOA計算装置5は、送信局位置評定装置10の位置評定用受信局およびTDOA/FDOA計算装置として兼用することができ、構成が簡単な送信局位置評定装置を提供することができる。
なお、実施の形態1ではG(χ,m)を数式を用いて導出しているが、近似的に求めてもよい。近似的に求める場合、まず、G(χ,m)を式(30)のように列ベクトルに分解する。このとき、各列ベクトルは式(31)で表され、Uは、第j要素だけが1であり、他の要素がすべて零であるような12次元ベクトルである。εはjに応じて十分小さい値に設定すればよい。
Figure 2008064566
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置のブロック図である。図7は、実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置により2機の衛星の軌道を推定する様子を示す概念図である。
この発明の実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置1Bは、実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置1と送信局3a〜3cの局数が必ずしも6局以上ではなく、それに伴って衛星軌道計算装置6Bが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置1では、2機の衛星2の12個の未知変数の解を求めるために、6つ以上の位置が既知の送信局3から同時に送信されている電波を用いて、12本以上の方程式を立てている。
しかし、実際に送信局3を多数設置することが難しい場合がある。そこで、実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置1Bでは、観測回数を増やすことにより必要な数以上の方程式をたてる。この場合、衛星2の位置および速度は時々刻々と変化するため、衛星2の位置および速度について、直接連立方程式を解くことはできない。そこで、衛星2の位置および速度を未知変数とするのではなく、ケプラリアン軌道6要素を未知変数として推定する。すなわち、2機の衛星2のケプラリアン軌道6要素のための12本の方程式を立てる。
実施の形態2においては、図7に示すように、3つの送信局3a〜3cが設置されているので、12本の方程式を立てる、すなわち、6回分の観測を得るには、例えば、各送信局3a〜3cが2回ずつ送信すればよい。例えば、時系列に1局ずつ送信するとすれば、3a、3b、3c、3a、3b、3cの順番で送信すればよい。なお、必ずしも1局ずつ時系列に送信する必要はなく、3つの送信局のうち複数を同時送信してもよいし、各送信機で均等に2回ずつにしなくてもよい。また、送信局は3である必要はなく、例えば、1つでもよく、その場合は、異なる時刻で6回観測することになる。ここで大切なのは、異なる時刻における到来時間の差及びドップラー周波数の差の観測値があること、すなわち、衛星の位置及び速度が時々刻々と変化するため、連立方程式を直接位置及び速度について解かず、ケプラリアン軌道6要素について解くことである。
例えば、時系列に1局ずつ3a、3b、3c、3a、3b、3cの順番で送信する場合、TDOA/FDOA計算装置5は、送信局3aからの1回目の送信によりτとf、送信局3bからの2回目の送信によりτとf、送信局3cからの3回目の送信によりτとf、送信局3aからの4回目の送信によりτとf、送信局3bからの5回目の送信によりτとf、送信局3cからの6回目の送信によりτとfを、時系列に遅延時間の差とドップラー周波数の差としての観測値を得る。
図8は、この発明の実施の形態2に係わる衛星軌道計算装置の機能ブロック図である。
実施の形態2に係わる衛星軌道計算装置6Bは、図8に示すように、収束条件、送信局3a〜3cの位置、電波波長λ、電波伝搬速度cなど各種パラメータを入力する設定パラメータ入力部11B、収束演算のためのケプラリアン軌道6要素の初期値を設定する軌道初期値設定部12B、到来時間の差τとドップラー周波数の差fを用いて収束演算を行う収束演算部13B、収束演算により得たケプラリアン軌道6要素が収束条件を満たしているか否かを判定する収束条件判定部14Bを有する。
設定パラメータ入力部11Bは、収束条件のための設定パラメータεM0、ε、ε、εω、εΩ0、εi0、収束演算のための3つの送信局3a〜3bの位置pr,m(mは1〜3)、電波波長λ、電波伝搬速度cを入力する。
軌道初期値設定部12Bは、2機の衛星2の初期ケプラリアン軌道6要素ξ(ハット)を設定する。
収束演算部13Bは、式(32)、式(33)に関する収束演算を行い、ケプラリアン軌道6要素ξ(ハット)を算出する。このとき、G(ξ(ハット),t)は、式(34)にξ(ハット)を代入して算出する。
Figure 2008064566
また、式(34)のGχ→θ,k、Gξ→χ,kは、それぞれ式(35)と式(36)から算出する。
Figure 2008064566
式(35)の▽χτ(χ,t)と▽χf(χ,t)は、それぞれ式(37)と式(38)から算出する。
Figure 2008064566
式(36)の位置に関する各要素は、式(39)と式(40)であり、式(39)と式(40)の各要素は、式(41)から算出する。なお、Ωsi,kは、式(42)から算出する。但し、Ω’は地球自転速度定数、terは恒星時である。
Figure 2008064566
また、式(36)の速度に関する各要素は、式(43)と式(44)であり、式(43)と式(44)の各要素は、式(45)から算出する。
Figure 2008064566
また、式(41)、式(45)の▽ξsiorb,si,k、▽ξsiorb,si,kは、式(46)と式(47)の要素であり、式(46)と式(47)の各要素は、式(48)から算出する。
Figure 2008064566
また、式(45)の▽ξsix(ドット)orb,si,k、▽ξsiy(ドット)orb,si,kは、式(49)と式(50)の要素であり、式(49)と式(50)の各要素は、式(51)から算出する。
Figure 2008064566
また、式(48)、式(51)の▽ξs1,k、▽ξs2,k、は、それぞれ式(52)、式(53)であり、式(52)と式(53)の各要素は式(54)から算出する。
Figure 2008064566
また、式(51)の▽ξE(ドット)s1,k、▽ξE(ドット)s2,kは、それぞれ式(55)、式(56)であり、式(55)と式(56)の各要素は式(57)から算出する。
Figure 2008064566
収束条件判定部14Bは、収束演算部13Bで算出したケプラリアン軌道6要素ξに関するステップ値Δξ(ハット)が式(58)、式(59)、式(60)、式(61)、式(62)、式(63)の条件式を満足するか否かを判定し、満足するときそのケプラリアン軌道6要素を衛星2の軌道とし、満足していないときには再度収束演算部13Bで収束演算を行う。
Figure 2008064566
図9は、実施の形態2に係わる衛星軌道計算装置6Bでの軌道推定手順を示すフローチャートである。
軌道推定手順を開始すると、図9に示すように、ステップS201で、収束条件、送信局3の位置など各種パラメータを読み込む。
ステップS202で、TDOA/FDOA計算装置5から到来時間の差とドップラー周波数の差に関する観測値を読み込む。
ステップS203で、収束演算のためのケプラリアン軌道6要素の初期値を読み込む。
ステップS204で、収束演算を式(32)〜式(57)に基づいて行い、ケプラリアン軌道6要素ξ(ハット)を推定する。
ステップS205で、算出したケプラリアン軌道6要素ξ(ハット)について式(58)から式(63)の収束条件式を満足しているか否かを判断し、満足しているとき軌道推定手順を終了し、満足していないときステップS204に戻る。
次に、式(32)と式(33)で表されるケプラリアン軌道6要素の推定値ξ(ハット)およびステップ値Δξ(ハット)を収束演算し、式(58)から式(63)の収束判定条件式で判定することによりケプラリアン衛星6要素ξを推定できる根拠を説明する。
衛星2の軌道は、ケプラー則と呼ばれる軌道式に基づいて、軌道式の設定パラメータであるケプラリアン軌道6要素(M、e、A、ω、Ω、i)を決定することにより決定される。ここで、Mは平均近点離角、eは離心率、Aは軌道長半径、ωは近地点引数、Ωは昇交点赤径、iは軌道傾斜角である。
次に、ケプラリアン軌道6要素を推定するアルゴリズムの定式化を説明する。
ξを2機の衛星2のケプラリアン軌道6要素を含むベクトル値とし、式(64)、式(65)で定義する。
Figure 2008064566
時刻tにおける到来時間の差およびドップラー周波数の差の観測値をそれぞれτobs,k、fobs,kとおく。τobs,k、fobs,kは、既知の基準送信局7と、時刻tに使用する送信局3(位置:pr,k)により得られたとする。また、時刻tにおける2機の衛星2の位置および速度を式(66)とおく。ここで、式(67)で表されるpsi,kは3次元位置、式(68)で表されるvsi,kは3次元速度である。
Figure 2008064566
ケプラリアン軌道6要素ξと衛星の軌道χは、ケプラーの法則で対応付けられており、χ=χ(ξ,t)と表すことができる。このとき、時刻tにおける到来時間の差τ(χ,t)およびドップラー周波数の差f(χ,t)の観測モデルはそれぞれ式(69)、式(70)で与えられる。
Figure 2008064566
ここで、χはξの関数、すなわちχ=χ(ξ,t)であるため、τ(χ,t)およびf(χ,t)をそれぞれτ(ξ,t)およびf(ξ,t)と表すことができる。
次に、θobs,kは時刻tで得られた到来時間の差の観測値τobs,kおよびドップラー周波数の差の観測値fobs,kを格納したベクトル値で、式(71)で定義する。
また、kを観測回数、θ(ξ,t)を、式(69)および式(70)に示した数学モデルをベクトル状に表したものとし、式(72)で定義する。
Figure 2008064566
以上の定義から、推定問題を式(73)のように定式化することができる。
Figure 2008064566
式(73)は、上記評価関数を2機の衛星2のケプラリアン軌道6要素ξについて最小化する最小二乗問題である。
次に、式(73)の最小二乗問題の解を収束演算で求める方法を説明する。
評価関数式(73)をF(ξ)と呼び、θ(ξ,t)の線形一次近似を式(74)に基づいて行う。ここで、G(ξ,t)は、式(34)であり、計算式について式(35)から式(57)である。
Figure 2008064566
すると、式(73)は、式(75)となる。ここで、θtmp,kは、式(76)である。
Figure 2008064566
F(ξ)の偏微分▽F(ξ)は、式(77)で表される。
Figure 2008064566
そして、式(77)を012×1に等しいとしたものをξについて解くと、式(32)で表されるケプラリアン軌道6要素の最適解ξ(ハット)と式(33)で表されるステップ値Δξ(ハット)が得られる。よって、式(32)および式(33)の収束演算により最適なケプラリアン軌道6要素を推定することができる。なお、収束判定では、収束演算のステップ値Δξ(ハット)から、同じ種類のケプラリアン軌道6要素を選択してベクトル上に並べた値に対し、式(58)から式(63)に基づいて判定する。
このように実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置1Bは、利用できる送信局3の局数が衛星2の軌道に関する全ての未知変数の解を求めるために必要な局数より少なくても、電波を送信局3から時系列的に送信し、得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差を用いてケプラリアン軌道6要素を推定できるので、その得られたケプラリアン軌道6要素の推定値からケプラー則により任意の時刻の衛星軌道を推定することができる。
また、実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置1Bは、既に放送している放送局を送信局3として利用することができるので、軌道推定のために別途衛星2に電波を照射する必要がなく、構成が簡素化できる。
なお、実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置1Bは、衛星2に限らず任意の移動体の軌道を推定することができる。
また、実施の形態1と同様に、軌道を推定できる衛星の機数は2機に限るものではなく、任意の機数の衛星の任意の次元の軌道推定も可能である。例えば、移動体の数をN機とし、d次元の位置と速度を推定するとき、ケプラーの法則のケプラリアン軌道6要素のように、任意時刻におけるd次元の軌道位置と速度を表すことができる数式法則があると仮定する。この法則におけるパラメータ要素が2d個であるとすると、必要な方程式数は2Ndである。次に、送信局数をMとし、観測タイミング数をKとする。例えば、各タイミングにおいてM局の送信局による同時送信を行うとすると、2M(N−1)K個の方程式が得られる。これらの定義から、方程式の数が未知数を上回るためには、2M(N−1)K≧2Ndを満たす送信局数Mおよび観測タイミング数Kを用意すればよい。なお、基準送信局を用いる場合には、加えて1局必要となる。収束演算式の導出は、上記の導出に沿って容易に拡張できるため、ここでは説明を省略する。
また、実施の形態2ではG(ξ,t)を数式を用いて導出しているが、近似的に求めてもよい。近似的に求める場合、まず、G(ξ,t)を式(78)のように列ベクトルに分解する。このとき、各列ベクトルは式(79)で表され、Uは、第j要素だけが1であり、他の要素がすべて零であるような12次元ベクトルである。εはjに応じて十分小さい値に設定すればよい。
Figure 2008064566
この発明の実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置のブロック図である。 実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置により2機の衛星の軌道を推定する様子を示す概念図である。 実施の形態1に係わる衛星軌道計算装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係わる衛星軌道計算装置での軌道推定手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係わる移動体軌道推定装置を未知位置送信局位置評定装置に適用したときの全体のブロック図である。 この発明の実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置のブロック図である。 実施の形態2に係わる移動体軌道推定装置により2機の衛星の軌道を推定する様子を示す概念図である。 実施の形態2に係わる衛星軌道計算装置の機能ブロック図である。 実施の形態2に係わる衛星軌道計算装置での軌道推定手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1B 移動体軌道推定装置、2 衛星、3、3a〜3c 送信局、4 受信局、5 TDOA/FDOA計算装置、6、6B 衛星軌道計算装置、7 基準送信局、10 送信局位置評定装置、11、11B 設定パラメータ入力部、12、12B 軌道初期値設定部、13、13B 収束演算部、14、14B 収束条件判定部。

Claims (6)

  1. 複数の送信局から複数の移動体に電波を同時に送信し、
    2局の受信局において、上記移動体に搭載された中継器により中継送信された電波を受信し、
    上記受信した電波から上記移動体に係わる到来時間の差およびドップラー周波数の差を検出し、
    上記複数の移動体の軌道を示す未知変数以上の到来時間の差およびドップラー周波数の差を得ることのできる局数の送信局が存在するとき、得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差から直接上記移動体の軌道を推定することを特徴とする軌道推定方法。
  2. 少なくとも1つの送信局から複数の移動体に電波を時系列に送信し、
    2局の受信局において、上記移動体に搭載された中継器により中継送信された電波を受信し、
    上記受信した電波から上記移動体に係わる到来時間の差およびドップラー周波数の差を検出して、
    上記送信局の同時の送信では上記複数の移動体の軌道を示す未知変数以上の到来時間の差およびドップラー周波数の差を得ることができない局数の送信局が存在するとき、得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差からケプラリアン軌道6要素を推定することを特徴とする軌道推定方法。
  3. 複数の移動体に電波を同時に送信する複数の送信局と、
    上記移動体に搭載された中継器により中継送信された電波を受信する複数の受信局と、
    上記受信した電波から上記移動体に係わる到来時間の差およびドップラー周波数の差を検出するTDOA/FDOA計算装置と、
    上記複数の移動体の軌道を示す未知変数以上の到来時間の差およびドップラー周波数の差を得ることのできる局数の送信局が存在するとき、得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差から直接上記移動体の軌道を推定する移動体軌道計算装置と、
    を備えることを特徴とする移動体軌道推定装置。
  4. 複数の移動体に電波を時系列に送信する少なくとも1つの送信局と、
    上記移動体に搭載された中継器により中継送信された電波を受信する複数の受信局と、
    上記受信した電波から上記移動体に係わる到来時間の差およびドップラー周波数の差を検出するTDOA/FDOA計算装置と、
    上記送信局の同時の送信では上記複数の移動体の軌道を示す未知変数以上の到来時間の差およびドップラー周波数の差を得ることができない局数の送信局が存在するときにも、得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差からケプラリアン軌道6要素を推定し、上記推定されたケプラリアン軌道6要素から任意の時刻の上記移動体の3次元の位置および3次元の速度を推定することを特徴とする移動体軌道推定装置。
  5. 上記移動体の機数は2であり、上記送信局の局数は6以上であり、
    上記移動体軌道計算装置は、同時に送信された電波により得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差より、上記移動体の3次元の位置および3次元の速度を推定することを特徴とする請求項3に記載する移動体軌道推定装置。
  6. 上記移動体の機数は2であり、上記送信局の局数は1局以上であり、
    上記移動体軌道計算装置は、時系列に送信された電波により得られた到来時間の差およびドップラー周波数の差より、上記移動体のケプラリアン軌道6要素を推定し、上記推定されたケプラリアン軌道6要素から任意の時刻の上記移動体の3次元の位置および3次元の速度を推定することを特徴とする請求項4に記載する移動体軌道推定装置。
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