JP2008064443A - 貯水タンクの製造方法、及び貯水タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】自由なデザインのタンク本体を優れた品質で製造できる貯水タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】第1の工程では、互いの周縁部61a、62a同士を重ね合わせることでタンク本体60の完成形状となる第1、第2のパーツ61、62を個々に射出成形によって製作する。第2の工程では、第1の工程を経て製作された第1、第2のパーツ61、62をその周縁部61a、62a同士を重ね合わせた状態で射出成形用の第1、第2の金型71、72内に装填し、その第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aの周囲に、溶融した樹脂を加圧注入して硬化させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、室内の空気を加湿する加湿機に着脱可能に取り付けられる貯水タンクの製造方法、及びその貯水タンクに関する。
一般に、加湿機は、本体の正面にエアフィルタが取り付けられ、本体の内部には、経路中に送風機を配された通気路が形成されている。通気路は本体正面の開口から本体上部の吹出し口に至り、エアフィルタの下流にあたる送風機の上流に、水分を含んだ加湿フィルタが配される。このような加湿機は、送風機の回転に従い、外部の空気である室内の空気をエアフィルタを通じて通気路内に吸い込み、吸い込んだ空気を加湿フィルタを通じて加湿して外部である室内へ吹出し口より吹き出す。その際、空気中に含まれる有害物質はエアフィルタによって取り除かれ、これにより空気が浄化される。エアフィルタを通じて浄化された空気は、加湿フィルタを通じる際に水分を取り込み、これにより加湿される。こうして、室内の空気が特に異常乾燥しているとき等は、その空気を加湿して快適な状態に調節することができる。
このような加湿機においては、加湿フィルタを通じる空気によって加湿フィルタから水分が奪われていくことから、適時加湿フィルタに水を供給する必要があり、そのために貯水タンクを備える。貯水タンクは、加湿機本体の側部に着脱可能に収納されて取り付けられる。ここでの貯水タンクについて、実質的に水を貯留にするタンク本体は、ブロー成形により製作されるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−263710号公報
しかし、従来の貯水タンクでは、そのタンク本体の製作にブロー成形が用いられ、そのブロー成形は完成形状の外表面のみを金型で規制して中空の製品を製作する手法であるため、次のような問題がある。先ず、複雑な形状への対応が困難であることから、デザイン面での制約がある。また、製品の肉厚に差が生じてその薄肉部で強度が不足したり、ピンホールが発生したりすることから、品質面での心配がある。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、自由なデザインのタンク本体を優れた品質で製造できる貯水タンクの製造方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明による貯水タンクの製造方法は、加湿機に着脱可能に取り付けられる貯水タンクの製造方法であって、次の第1の工程と第2の工程を含む。第1の工程では、互いの周縁部同士を重ね合わせることでタンク本体の完成形状となる第1のパーツと第2のパーツを個々に射出成形によって製作する。第2の工程では、第1の工程を経て製作された第1のパーツと第2のパーツをその周縁部同士を重ね合わせた状態で射出成形用の金型内に装填し、その第1のパーツと第2のパーツの周縁部の周囲に、溶融した樹脂を加圧注入して硬化させる。
このような構成にすれば、最終的にタンク本体となる第1のパーツと第2のパーツについては、その製作手法が射出成形であるため、個々の製作段階では、デザインの自由度が高い。しかも、寸法精度が良好であり、薄肉部やピンホールの発生がほとんどなく、品質に優れる。そして、そのような第1のパーツと第2のパーツは、最終的には、その周縁部の周囲が樹脂によって包み込まれることと、その周縁部同士が溶融樹脂の熱で溶着されることとで2重に接合されてタンク本体となるため、タンク本体の水漏れに対する信頼性は著しく高い。
本発明の貯水タンクの製造方法によれば、自由なデザインのタンク本体を優れた品質で製造することができる。
以下に、本発明の一実施形態について図面を参照しながら詳述する。ここでは、貯水タンクが取り付けられる対象の加湿機として、選択によって空気清浄機としても成り立つもの、更にイオン放出機能も併せ持つものを例に挙げて説明する。図1は本発明の一実施形態である製造方法で製作された貯水タンクを備えた加湿機の外観を示す正面視での斜視図である。図2、図3はその空気清浄機の内部構造を示す側面視での断面図であって、図2は可動板が第2の通気路を閉ざした状態を示し、図3は可動板が第2の通気路を開いた状態を示している。図4〜図7はその貯水タンクの外観を示す図であって、図4は貯水タンクをその四側面のうちで加湿機に取り付けられた際に表出する正面から見た平面図、図5は貯水タンクを上面から見た平面図、図6は貯水タンクをその四側面のうちの背面から見た平面図、図7は貯水タンクを分解しつつ残りの二側面のうちの一側面から見た平面図である。
加湿機1は、運転時には室内の適所で床上に置かれたり壁に掛けられたりするものであり、大きくは、加湿機本体2と、前パネル3とより外殻が構成される。加湿機本体2は、全体として概ね扁平な箱を垂直に立てたような外形であって、その正面には、直方体状に大きく凹んだエアフィルタ収納部が形成されている。このエアフィルタ収納部には、その正面側の開口より順に、エアフィルタとして脱臭フィルタ4と集塵フィルタ5が重ね合わされた状態で収納される。
脱臭フィルタ4は、長方形の枠にポリエステル製の不織布を取り付け、その上に活性炭を均一に分散配置し、その上から更にポリエステル製の不織布をかぶせたものである。脱臭フィルタ4は空気中の臭い成分であるアセトアルデヒドやアンモニアや酢酸等を吸着する役割を担う。一方、集塵フィルタ5は、いわゆるHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタであって、ポリエステル/ビニロン系不織布からなる骨材に電石加工したメルトブロー不織布を合わせて濾材とし、これを折り畳んだ上、その上下面にハイドロキシアパタイト加工した不織布からなる抗菌シートを重ねて熱圧着し、ホットメルト付き不織布からなる枠を溶着したものである。集塵フィルタ5は微細な塵埃を捕集する役割を担う。
エアフィルタ収納部に収納された脱臭フィルタ4と集塵フィルタ5は、エアフィルタ収納部の開口に装着されたフィルタ押さえ枠6によって、エアフィルタ収納部からの脱落が防止される。フィルタ押さえ枠6は、概ね矩形の形状をしており、マトリクス状に多数の通気口が形成されている。
脱臭フィルタ4と集塵フィルタ5が収納されてフィルタ押さえ枠6が装着された加湿機本体2の正面に対し、前パネル3が、所定の隙間をあけて取り付けられ、脱臭フィルタ4と集塵フィルタ5を含めてフィルタ押さえ枠6を完全に覆い隠す。ここでの前パネル3は、加湿機本体2へ向けて折れ曲がった上部からのフック(不図示)を加湿機本体2の上部に引掛けられて支持されるとともに、左右両側の下部を係止部7によって固定される。前パネル3の裏面と加湿機本体2の正面との隙間は、その左右と下が外部に開放しており、ここから外部の空気が導入される。
加湿機本体2には、エアフィルタ収納部の奥に、隔壁21を挟んで、送風機8が配置される。ここでの送風機8は、ファンモータ9とファン10から成り、その正面側をその隔壁21によって隔離され、その下側を隔壁22によって隔離され、その背面側を隔壁23によって隔離されている。このうち正面側の隔壁21にファンモータ9が固定され、背面側の隔壁23には、送風機8に通じる多数の通気孔が形成されている。ファン10としては、ターボファンを採用しているが、ファンの種類はこれに限定されない。プロペラファンを採用することも、クロスフローファンを採用することも可能である。ターボファンの場合、ファン径に比較して厚さを大きくとり、騒音レベルを下げる工夫がなされている。ファンモータ9としては、制御の容易性を重視して直流モータを採用することが好ましい。
また、加湿機本体2には、送風機8の上方に相当する上部に、上向きに開口する第1の吹出し口11と、前方上向きに開口する第2の吹出し口12と、が形成され、電源のオン/オフや運転設定を行うための操作ボタン、及び運転状態を表示する表示ランプ等より成る操作・表示部13が設けられている。
送風機8の駆動すなわちファンモータ9によるファン10の回転に従い、前パネル3と加湿機本体2との隙間から外部の空気である室内の空気が導入される。導入された空気は、フィルタ押さえ枠6の通気口を通じてエアフィルタに達し、脱臭フィルタ4及び集塵フィルタ5によって臭いや塵埃のない空気に浄化される。浄化された空気は、エアフィルタ収納部の奥の隔壁21の下部に形成された開口24を経て加湿機本体2の背面壁25に達し、隔壁23と背面壁25との間を上昇した後、隔壁23の通気孔からファン10の中心に吸い込まれる。ファン10の中心に吸い込まれた空気は、ファンブレード同士の間を通りファン10の外周から吐出され、上方に導かれて第1の吹出し口11、第2の吹出し口12より外部である室内へ吹き出される。このような空気の流れが通気路に対応する。
ここでは、エアフィルタ収納部の奥の隔壁21に形成された開口24から隔壁22に沿って奥に延びる通気路が、仕切り壁27によって上下に仕切られ、下から順に第1の通気路31、第2の通気路32となっている。つまり、エアフィルタから送風機8までの通気路が、第1の通気路31と第2の通気路32に一旦分岐した後互いに合流している。
第1の通気路31には、その断面領域のほぼ全域を遮るように加湿フィルタ14が配されている。具体的には、加湿機本体2の下部には、一方の側部から着脱可能なトレイ15が収納され、このトレイ15内に一定の水位に水が貯められる。加湿フィルタ14は、ジグザグに折り畳まれた吸水材から成り、トレイ15内に差し込まれて下部が水に浸され、その水を吸い上げて水分を含んだ状態になる。トレイ15には、水を貯留した貯水タンク16が連結され、その貯水タンク16から水が適時供給される。貯水タンク16は、トレイ15の着脱がなされる側の加湿機本体2の側部に着脱可能に収納されて取り付けられている。
ここで、本実施形態の貯水タンク16は、図1、図4〜図7に示すように、大きくは、タンク本体60と、キャップ65と、カバー66と、より構成される。タンク本体60は、全体として概ね扁平な箱を垂直に立てたような中空の形状であって、実質的に水を貯留する役割を担う。ここでのタンク本体60は、詳細は後述する手法によって製作される。
タンク本体60の下面からは、注水口60aが突出していて、この注水口60aよりタンク本体60の内部に水道等から水が注ぎ込まれる。注水口60aには、キャップ65がねじ込まれて取り付けられる。キャップ65には弁が内蔵されていて、この弁は、貯水タンク16が加湿機本体2に取り付けられてトレイ15に連結された際に開き、貯水タンク16が加湿機本体2から取り外された際に閉じる。そして、トレイ15には、タンク本体60内の水がその注水口60a、キャップ65を通じて供給される。
タンク本体60の上面には、これを覆うカバー66がネジ67で固定されている。カバー66には、貯水タンク16の着脱がなされる側となる加湿機本体2の一側(タンク本体60の四側面のうちの正面に相当)に開放された取っ手68が設けられている。その取っ手68は、上下に回動可能に支持されている。タンク本体60には、その取っ手68に下から手を差し込むことができるように凹部60bが形成されている。
取っ手68には、手が差し込まれる側と反対側の端に、上方へ突出する突起68aが形成されていて、その突起68aが加湿機本体2側の穴に係合することで、貯水タンク16が加湿機本体2に取り付けられた状態でロックされる。取っ手68を引き上げると、取っ手68が回動して突起68aが下がり、これにより突起68aが加湿機本体2側の穴から外れてロックが解除される。そのまま取っ手68を掴んで手前に引けば、貯水タンク16がキャップ65を支点に手前に倒れ、貯水タンク16を加湿機本体2から取り外すことができるようになる。
一方、第2の通気路32には、この第2の通気路32を開閉する可動板35が設けられている。ここでの可動板35は、第2の通気路32のやや上方に配置された左右方向に沿った支軸36に支持され、その支軸36を中心として円弧状に湾曲した湾曲板であって、支軸36を支点に回動するようになっている。可動板35の回動の駆動は、ステッピングモータ等のデジタル制御モータによってなされる。従って、可動板35の回動位置は常時認識される。
可動板35は回動の限界位置が規定されており、図2に示すように、可動板35の奥側の縁から外方に突出する突起37が仕切り壁27の奥側の端面に当接することで、可動板35の最も手前に回動した姿勢が規定され、この姿勢のとき、可動板35が第2の通気路32を閉ざす。この状態で、送風機8が駆動されると、エアフィルタを通じて浄化された空気は、第2の通気路32が可動板35によって閉ざされているため、第1の通気路31に流入し、加湿フィルタ14に至る。その空気は、加湿フィルタ14を通じる際に加湿フィルタ14から水分を取り込んで加湿され、その後、隔壁23と背面壁25との間を上昇し、最終的に第1の吹出し口11、第2の吹出し口12より外部へ吹き出される。そうすると、このときには、空気の浄化は勿論のこと、効率よく加湿も行われる。
これとは逆に、図3に示すように、可動板35の突起37が背面壁25から突出する突片26に当接することで、可動板35の最も奥に回動した姿勢が規定され、この姿勢のとき、可動板35が第2の通気路32を開くとともに第1の通気路31からの合流口を閉ざす。この状態で、送風機8が駆動されると、エアフィルタを通じて浄化された空気は、第1の通気路31の合流口が可動板35によって閉ざされているため、第1の通気路31には結局は流入せず、他方第2の通気路32が開かれているため、第2の通気路32に流入する。その空気は、可動板35に沿って案内され、その後、隔壁23と背面壁25との間を上昇し、最終的に第1の吹出し口11、第2の吹出し口12より外部へ吹き出される。そうすると、このときには、加湿はほとんど行われず、空気の浄化が主体的に行われる。
従って、本実施形態の加湿機1においては、第2の通気路32に対し必要に応じて可動板35を開閉させれば、加湿の効率を調整することができ、その結果として、空気の浄化と加湿を効率よく有効に行える。
なお、本実施形態では、第2の吹出し口12と送風機8の間に、正負のイオンを同時に又は一方を個別に発生するイオン発生器17が配設されている。イオン発生器17が駆動されると、ファン10から主として第2の吹出し口12へ向かう空気に、イオン発生器17からイオンが放出され、浄化された空気、更には加湿された空気が、イオンを含んで主に第2の吹出し口12より室内に吹き出される。
続いて、図8、図9に、貯水タンク16を構成するタンク本体60の製造手順を(a)〜(f)の順に断面図で示す。なお、図9は図8の要部を拡大して示したものであり、図9の(a)〜(f)それぞれは図8の(a)〜(f)それぞれに対応している。本実施形態でのタンク本体60を製作する手法は、大まかに言えば、タンク本体60の完成形状をブロー成形でのようにいきなり一体で得るものではなく、先ずはタンク本体60の完成形状を2つのパーツに分けて準備しておき、後からその2つのパーツを接合することでタンク本体60の完成形状を得るというものである。
具体的には、先ず、図8、図9の(a)に示すように、第1のパーツ61、第2のパーツ62を個々に射出成形によって製作して準備する。第1、第2のパーツ61、62は、タンク本体60の完成形状を射出成形による製作が可能な形状に切り分けたようなものであり、言い換えれば、それぞれの周縁部61a、62aを互いに重ね合わせることでタンク本体60の完成形状となるようなものである(図8、図9の(b)参照)。ここでの第1のパーツ61は、タンク本体60の完成形状の一側面(タンク本体60の四側面のうちの背面に相当)の部分に対応する。他方の第2のパーツ62は、タンク本体60の完成形状の残りの部分に対応し、この第2のパーツ62に、取っ手68への手挿入のための凹部60bや、注水口60a(図8、図9では不図示)が形成されている。第1、第2のパーツ61、62の材質は、射出成形で一般に用いられるPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)等の樹脂である。
次に、図8、図9の(c)に示すように、第1のパーツ61、第2のパーツ62それぞれの外表面が嵌まり込む彫刻部を有する第1の金型71、第2の金型72を準備し、第1、第2のパーツ61、62をその周縁部61a、62a同士を互いに重ね合わせた状態で、第2の金型72に収納する。そのまま、図8、図9の(d)に示すように、第1、第2の金型71、72を閉じ、これで第1、第2の金型71、72への第1、第2のパーツ61、62の装填が完了する。
ここで、第1、第2の金型71、72は射出成形用の金型であって、本実施形態では、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aの周囲に、第1の金型71の彫刻部との間で隙間75が形成されている。その隙間75は、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aを一周にわたって形成されている。また、第1の金型71には、溶融樹脂の受入れ口となる湯口71aが形成されていて、その湯口71aは隙間75の部分につながっている。
続いて、第1、第2のパーツ61、62が装填された第1、第2の金型71、72に対し、図8、図9の(e)に示すように、射出成形のような要領で、加熱されて溶融したPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)等の樹脂を湯口71aから隙間75に加圧注入する。これにより、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aがその周囲を一周にわたって樹脂63で包み込まれる。これと合わせて、互いに重なり合う第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62a同士が、溶融した樹脂63の保有する熱によって、一周にわたる互いの接触面で溶け合う。
その後、第1、第2の金型71、72を第1、第2のパーツ61、62ごと冷却すると、樹脂63が第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aを一周にわたって包み込んだまま硬化するとともに、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62a同士が一周にわたって溶着する。こうして、第1、第2のパーツ61、62が接合される。そして、第1、第2の金型71、72を外すと、図8、図9の(f)に示すように、第1、第2のパーツ61、62が接合されて完成形状となったタンク本体60が得られる。
このような手法によれば、最終的に互いに接合されてタンク本体60となる第1、第2のパーツ61、62については、その製作手法が射出成形であるため、個々の製作段階では、デザインの自由度が高い。しかも、寸法精度が良好であり、薄肉部やピンホールの発生がほとんどなく、品質に優れる。そして、そのような第1、第2のパーツ61、62は、最終的には、その周縁部61a、62aの周囲が樹脂63によって包み込まれることと、その周縁部61a、62a同士が溶融樹脂の熱で溶着されることとで2重に接合されてタンク本体60となるため、タンク本体60の水漏れに対する信頼性は著しく高い。その結果、自由なデザインのタンク本体60を優れた品質で製造できる。
もっとも、射出成形によって個々に準備しておく第1、第2のパーツ61、62については、その周縁部61a、62aにおけるそれぞれの肉厚が、他の部分(標準部分)におけるそれぞれの肉厚よりも薄くなっていることが好ましい(特に図9参照)。第1、第2のパーツ61、62の接合の際、互いに重なり合う第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62a同士の接触面に、溶融樹脂の熱が伝わり易くなるため、溶着の確実性がより一層増すからである。例えば、第1、第2のパーツ61、62の肉厚がその標準部分で2mm程度である場合、その周縁部61a、62aでは、0.8〜1mm程度が好ましい。
また、射出成形によって個々に準備しておく第1、第2のパーツ61、62について、先ずは第2のパーツ62については、その周縁部62aとして、第2のパーツ62の周壁(タンク本体60で言う上面と下面と二側面)に沿って延び出す延出部62bが形成されていることが好ましい。他方の第1のパーツ61については、その周縁部61aとして、第2のパーツ62の延出部62bの内周面に近接して対向する対向部61bと、この対向部61bの先端から外方に折れ曲がり第2のパーツ62の延出部62bの先端に当接する当接部61cと、が形成されていることが好ましい(特に図9参照)。第1、第2のパーツ61、62の接合の際、両者の位置決めを確実に行えるからである。
また、射出成形によって個々に準備しておく第1、第2のパーツ61、62のうちの第1のパーツ61については、その周縁部61aである対向部61bの内側に、その対向部61bに沿って一周にわたって凹部61dが形成されていることが好ましい。この場合、第1の金型71にその凹部61dに嵌まり込む彫刻部を形成しておけば、第1、第2のパーツ61、62の接合の際に、第1のパーツ61の凹部61dに金型があてがわれることになるため、第1の金型71と第1のパーツ61との位置決めを確実に行える点で有利である。
また、射出成形によって個々に準備しておく第1、第2のパーツ61、62に関し、第1のパーツ61については非透光性にし、第2のパーツ62については透過性にしておくことが好ましい。第1のパーツ61と対応している加湿機本体の凸部分あるいはコーナー部分などの凸凹段差が第2のパーツ62を介して見えにくくなるため、全体として見栄えがよくなるし、第2のパーツ62を通じて見える貯水タンク内の水の水位が、背面にあたる第1のパーツ61を非透光性にすることにより見やすくなるからである。
ところで、このように第1、第2のパーツ61、62を接合されて成るタンク本体60に関して、通常の使用状況においてはその品質、機能にまったく問題がないものの、次のような事態に配慮しておけばなおよい。貯水タンクに水を満たしたまま不用意に落下させる等してタンク本体60に強い衝撃が加えられた結果、第1のパーツ61の周縁部61a(対向部61b及び当接部61c)と第2のパーツ62の周縁部62a(延出部62b)との接合面に過大なせん断力が作用した場合、第1のパーツ61と第2のパーツ62とがその接合面を境に互いにずれてしまう。その結果として、樹脂63の領域も含め第1のパーツ61の周縁部61aや第2のパーツ62の周縁部62aに亀裂が生じ、場合によっては破損する。これは水漏れにつながる。
そこで、このような事態を引き起こさないようにする対策として、タンク本体60の構造の変形例1〜変形例5を以下に例示する。
先ず、変形例1について図10、図11を参照しながら説明する。図10は変形例1でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図、図11はその一部分の断面図である。なお、図10では樹脂(2点鎖線で図示)を透過して示す。変形例1では、互いに重ね合わされた第1のパーツ61の周縁部61a(対向部61b及び当接部61c)と第2のパーツ62の周縁部62a(延出部62b)のうち、その両方について、その周縁部61a、62aに沿うところどころに、第1のパーツ61の対向部61bから第2のパーツ62の延出部62bまで貫通する穴81が形成されている。これらの穴81は、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aに沿って所定の間隔をあけながら一周にわたり形成されている。穴81の断面形状は、図10、図11に示すような円形や四角形やその他多角形等、特に限定はないが、第1、第2のパーツ61、62個々の製作の容易性や、タンク本体60を製作する際の樹脂の湯まわりの安定性を踏まえると、円形が望ましい。
本変形例1では、溶融した樹脂が穴81の中にも充満する。つまり、穴81が樹脂の受入れ部となる。穴81に充満した樹脂63aは、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aの周囲を包み込む樹脂63と一体で硬化する。これと合わせて、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aで互いに接触し合う部分同士が溶着して接合され、更には第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aと樹脂63、63aとで互いに接触し合う部分同士が固着する。
このような変形例1のタンク本体60では、穴81のある部分(対向部61bのない部分であって樹脂塊が存在)と穴81のない部分(対向部61bのある部分)とが交互に配置された格好になるため、第1のパーツ61の周縁部61aと第2のパーツ62の周縁部62aとの接合面に過大なせん断力が作用しても、穴81内で硬化した樹脂63aの塊でそのせん断力を負担できるため、そのせん断方向での強度が増し、第1のパーツ61と第2のパーツ62とがその接合面を境にそう簡単にずれることはない。従って、より一層貯水タンクの品質、機能の信頼性が高まる。
続いて、変形例2について図12、図13を参照しながら説明する。図12は変形例2でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図、図13はその一部分の断面図である。なお、図12では樹脂(2点鎖線で図示)を透過して示す。変形例2では、互いに重ね合わされた第1のパーツ61の周縁部61a(対向部61b及び当接部61c)と第2のパーツ62の周縁部62a(延出部62b)のうち、その一方である第1のパーツ61の周縁部61aについて、その周縁部61aに沿うところどころに、第1のパーツ61の当接部61cが欠けた切欠き82が形成されている。これらの切欠き82は、第1のパーツ61の周縁部61aに沿って所定の間隔をあけながら一周にわたり形成されている。
本変形例2では、溶融した樹脂が切欠き82の中にも充満する。つまり、切欠き82が樹脂の受入れ部となる。切欠き82に充満した樹脂63bは、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aの周囲を包み込む樹脂63と一体で硬化する。これと合わせて、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aで互いに接触し合う部分同士が溶着して接合され、更には第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aと樹脂63、63bとで互いに接触し合う部分同士が固着する。
このような変形例2のタンク本体60では、切欠き82のある部分(当接部61cのない部分であって樹脂塊が存在)と切欠き82のない部分(当接部61cのある部分)とが交互に配置された格好になるため、第1のパーツ61の周縁部61aと第2のパーツ62の周縁部62aとの接合面に過大なせん断力が作用しても、切欠き82内で硬化した樹脂63bの塊でそのせん断力を負担できる。そのため、そのせん断方向での強度が増し、第1のパーツ61と第2のパーツ62とがその接合面を境にそう簡単にずれることはない。従って、本変形例2でも、より一層貯水タンクの品質、機能の信頼性が高まる。
続いて、変形例3について図14、図15を参照しながら説明する。図14は変形例3でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図、図15はその一部分の断面図である。なお、図14では樹脂(2点鎖線で図示)を透過して示す。変形例3は、変形例2を更に変形したものであって、第1のパーツ61の周縁部61aについて、その周縁部61aに沿うところどころに、第1のパーツ61の対向部61b及び当接部61cが欠けた切欠き83が形成されている。これらの切欠き83は、変形例2と同様に、第1のパーツ61の周縁部61aに沿って所定の間隔をあけながら一周にわたり形成されている。
本変形例3でも、溶融した樹脂が切欠き83の中にも充満する。つまり、切欠き83が樹脂の受入れ部となる。切欠き83に充満した樹脂63cは、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aの周囲を包み込む樹脂63と一体で硬化する。勿論、これと合わせて、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aで互いに接触し合う部分同士が溶着して接合され、更には第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aと樹脂63、63cとで互いに接触し合う部分同士が固着する。
このような変形例3のタンク本体60でも、切欠き83のある部分(対向部61b及び当接部61cのない部分であって樹脂塊が存在)と切欠き83のない部分(対向部61b及び当接部61cのある部分)とが交互に配置された格好になるため、変形例2と同様に、第1のパーツ61と第2のパーツ62とがその接合面を境にそう簡単にずれることはない。特に、本変形例3では、対向部61bを欠いた分樹脂塊が大きくなるため、変形例2よりもせん断強度が高くなるが、第1のパーツ61と第2のパーツ62と接合面が小さくなるため、接合強度の点で変形例2よりも不利である。
続いて、変形例4について図16、図17を参照しながら説明する。図16は変形例4でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図、図17はその一部分の断面図である。なお、図16では樹脂(2点鎖線で図示)を透過して示す。変形例4は、変形例3を更に変形したものであって、第1のパーツ61の周縁部61aについて、その周縁部61aに沿うところどころに、第1のパーツ61の対向部61b及び当接部61cが欠けた切欠き83と、この切欠き83がそのまま延長されたように凹む凹所84が形成されている。これらの切欠き83と凹所84は、変形例2、変形例3と同様に、第1のパーツ61の周縁部61aに沿って所定の間隔をあけながら一周にわたり形成されている。
本変形例4では、溶融した樹脂が切欠き83から更に凹所84の中にも充満する。つまり、切欠き83及び凹所84が樹脂の受入れ部となる。切欠き83及び凹所84に充満した樹脂63は、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aの周囲を包み込む樹脂63と一体で硬化する。勿論、これと合わせて、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aで互いに接触し合う部分同士が溶着して接合され、更には第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aと樹脂63、63dとで互いに接触し合う部分同士が固着する。
このような変形例4のタンク本体60では、切欠き83及び凹所84のある部分(対向部61b及び当接部61cのない部分であって樹脂塊が存在)と切欠き83及び凹所84のない部分(対向部61b及び当接部61cのある部分)とが交互に配置された格好になるため、変形例2、変形例3と同様に、第1のパーツ61と第2のパーツ62とがその接合面を境にそう簡単にずれることはない。特に、本変形例4では、変形例2、変形例3よりもせん断強度が高くなるが、第1のパーツ61と第2のパーツ62と接合面がより小さくなるため、接合強度の点で変形例2、変形例3よりも不利である。
そして、変形例5について図18、図19を参照しながら説明する。図18は変形例5でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図、図19はその一部分の断面図である。なお、図18では樹脂(2点鎖線で図示)を透過して示す。変形例5は、変形例2を変形したものであって、第1、第2のパーツ61、62の両方の周縁部61a、62aについて、その周縁部61a、62aに沿うところどころに、第1のパーツ61の当接部61c及び対向部61bの先端部分が欠けた切欠き85と、この切欠き85に対応して第2のパーツ62の延出部62bの先端部分が欠けた切欠き86が形成されている。これらの切欠き85、86は、変形例2と同様に、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aに沿って所定の間隔をあけながら一周にわたり形成されている。
本変形例5では、溶融した樹脂が切欠き85、86の中にも充満する。つまり、切欠き85、86が樹脂の受入れ部となる。切欠き85、86に充満した樹脂63eは、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aの周囲を包み込む樹脂63と一体で硬化する。勿論、これと合わせて、第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aで互いに接触し合う部分同士が溶着して接合され、更には第1、第2のパーツ61、62の周縁部61a、62aと樹脂63、63eとで互いに接触し合う部分同士が固着する。
このような変形例5のタンク本体60では、切欠き85、86のある部分(対向部61b、当接部61c及び延出部62bのない部分であって樹脂塊が存在)と切欠き85、86のない部分(対向部61b、当接部61c及び延出部62bのある部分)とが交互に配置された格好になるため、変形例2と同様に、第1のパーツ61と第2のパーツ62とがその接合面を境にそう簡単にずれることはない。特に、本変形例5では、変形例2よりもせん断強度が高くなり、第1のパーツ61と第2のパーツ62と接合面も僅かに小さくなるだけであるため、接合強度の低下も抑えられる。
その他本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本発明は、加湿機用の貯水タンクに有用である。
本発明の一実施形態である加湿機の外観を示す正面視での斜視図である。 図1の加湿機の内部構造について可動板が第2の通気路を閉ざした状態を示す側面視での断面図である。 図1の加湿機の内部構造について可動板が第2の通気路を開いた状態を示す側面視での断面図である。 貯水タンクをその四側面のうちで加湿機に取り付けられた際に表出する正面から見た平面図である。 貯水タンクを上面から見た平面図である。 貯水タンクをその四側面のうちの背面から見た平面図である。 貯水タンクを分解しつつ残りの二側面のうちの一側面から見た平面図である。 本発明の一実施形態であるタンク本体の製造手順を示す断面図である。 図8での要部を拡大してタンク本体の製造手順を示す断面図である。 変形例1でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図である。 図10のタンク本体要部の一部分の断面図である。 変形例2でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図である。 図12のタンク本体要部の一部分の断面図である。 変形例3でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図である。 図14のタンク本体要部の一部分の断面図である。 変形例4でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図である。 図16のタンク本体要部の一部分の断面図である。 変形例5でのタンク本体の要部を拡大して示す斜視図である。 図18のタンク本体要部の一部分の断面図である。
符号の説明
1 加湿機
2 加湿機本体
3 前パネル
4 脱臭フィルタ
5 集塵フィルタ
8 送風機
11 第1の吹出し口
12 第2の吹出し口
14 加湿フィルタ
15 トレイ
16 貯水タンク
24 開口
27 仕切り壁
31 第1の通気路
32 第2の通気路
35 可動板
36 支軸
60 タンク本体
60a 注水口
60b 凹部
61 第1のパーツ
61a 周縁部
61b 対向部
61c 当接部
61d 凹部
62 第2のパーツ
62a 周縁部
62b 延出部
63、63a、63b、63c、63d、63e 樹脂
65 キャップ
66 カバー
67 ネジ
68 取っ手
68a 突起
71 第1の金型
71a 湯口
72 第2の金型
75 隙間
81 穴
82、83、85、86 切欠き
84 凹所

Claims (8)

  1. 着脱可能に取り付けられる貯水タンクの製造方法であって、
    互いの周縁部同士を重ね合わせることでタンク本体の完成形状となる第1のパーツと第2のパーツを個々に射出成形によって製作する第1の工程と、
    第1の工程を経て製作された第1のパーツと第2のパーツをその周縁部同士を重ね合わせた状態で射出成形用の金型内に装填し、その第1のパーツと第2のパーツの周縁部の周囲に、溶融した樹脂を加圧注入して硬化させる第2の工程と、を含むことを特徴とする貯水タンクの製造方法。
  2. 前記第1の工程では、前記第1のパーツと第2のパーツの周縁部におけるそれぞれの肉厚を予め薄く形成しておくことを特徴とする請求項1に記載の貯水タンクの製造方法。
  3. 前記第1のパーツがタンク本体の完成形状の一側面の部分に対応し、前記第2のパーツがタンク本体の完成形状の残りの部分に対応することを特徴とする請求項1又は2に記載の貯水タンクの製造方法。
  4. 前記第1の工程では、前記第2のパーツの周縁部として、前記第2のパーツの周壁に沿って延び出す延出部を予め形成しておき、前記第1のパーツの周縁部として、前記延出部の内周面に近接して対向する対向部と、この対向部の先端から外方に折れ曲がり前記延出部の先端に当接する当接部と、を予め形成しておくことを特徴とする請求項3に記載の貯水タンクの製造方法。
  5. 前記第1の工程では、前記第1のパーツの周縁部の内側に、前記対向部に沿って凹部を予め形成しておき、
    前記第2の工程では、前記凹部に金型をあてがうことを特徴とする請求項4に記載の貯水タンクの製造方法。
  6. 前記第1の工程では、前記第1のパーツと第2のパーツの周縁部それぞれのうちの少なくとも一方について、その周縁部に沿った複数個所に、前記第2の工程での樹脂を受け入れる受入れ部を形成しておくことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の貯水タンクの製造方法。
  7. 請求項1〜請求項6に記載の製造方法にて製造されたことを特徴とする貯水タンク。
  8. 前記第1のパーツを非透光性にし、前記第2のパーツを透光性にしたことを特徴とする請求項7記載の貯水タンク。
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