JP2008063912A - 落下物防止柵及び落下物防止柵の製造方法 - Google Patents

落下物防止柵及び落下物防止柵の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】要求される強度が向上しても、大幅な設計の変更の必要が小さい落下物防止柵、及び落下物防止柵の製造方法を提供する。
【解決手段】面板1に衝突した積み荷が面板1の表面及び面板押さえ材2の表面を滑動するようになされていることで、面板1や面板押さえ材2に負荷がかかるのは衝突の瞬間においてのみであり、その後の運動エネルギーErへの対応は殆ど無視できるようになることから、要求される強度が向上しても、面板1、面板押さえ材2及び支柱3といった構成する部材における大幅な設計の変更を行う必要を小さいものとすることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、高速道路等に沿って設けられ、積み荷が車両から落下した際に、道路の外側に転落するのを防止する落下物防止柵及び落下物防止柵の製造方法に関するものである。
道路を走行する車両に積載された積み荷が何らかの原因により車両の荷台等から落下した場合、道路の外側に転落してしまうと、道路の外側に歩道や民家があった場合には極めて重大な事故に繋がる恐れがある。更に、道路が高架道路であり、その下に鉄道や交差する道路が存在する場合、転落した積み荷が列車や対向してくる車に衝突し、一層重大な事故に繋がる恐れがある。
このような道路の側縁に設置されるための落下物防止柵に要求される性能として最も代表的なものとして、日本道路公団の設計要領(平成16年12月)の落下物防止柵基準が挙げられる。この落下物防止柵基準としては「路面より3mの高さに重量300kgの積み荷が時速60kmで防止柵へπ/12rad(15°)の角度で水平に衝突したものとする」という基準をクリヤーする性能が要求される。
かかる基準を満足させるために用いられる落下物防止柵としては、例えば、支柱に支持される落下物防止柵であって、上下一対の横枠、左右一対の縦枠、および係る横枠と縦枠とに周辺を挟持される格子網からなり、上記横枠および縦枠は、それぞれ内外一対の内枠および外枠から形成され、上記格子網は、複数の水平線と複数の垂直線とから形成され、上記各水平線の両端付近にカールを設けるか、各水平線の最左右に接合される垂直線との接合部をTIGまたはMIGによる溶接ビードで補強溶接し、上記各垂直線の両端付近にカールを設けるか、各垂直線の最上下に接合される水平線との接合部をTIG又はMIGによる溶接ビードで補強溶接すると共に、上記カールまたは上記接合部を上記内枠と外枠との間に形成される中空部に挿入し、上記カールまたは上記接合部の格子網の中央寄りに隣接する線部分を上記内枠と外枠とで挟持している落下物防止柵が開示されている(例えば特許文献1)。
また、道路に沿って一定の間隔で建てられた複数の支柱と、前記支柱間へ取り付けられた透光型遮音パネルとから成る透光型遮音壁において、前記透光型遮音パネルは、合成樹脂製の透光板と、該透光板の左右の縦辺に配置した縦枠材、及び上下の横辺に配置した横枠材、並びに透光板を縦枠材、横枠材へ固定した押縁とで構成され、透光板の各周辺部は縦枠材及び横枠材に必要十分に深い挟み代で固定・支持されていること、前記縦枠材は、前記支柱の前面へ当てがわれる基板部と、前記基板部の内側縁部から背面方向へ略直角に屈曲され前記支柱の側面部に沿って延びる側辺部とからなり、前記基板部の前面側に、透光板の縦辺を挿入でき、且つ前記押縁の透光板押さえ側端部を止める受け溝部、及び押縁の他端を止める支持溝部が形成されていること、前記遮音パネルは、前記縦枠材の基板部を貫通させたボルトにより前記支柱の前面部へ固定されている落下防止機能付き道路用透光型遮音壁が開示されている(例えば特許文献2)。
特開2003−321817号公報 特開2003−328325号公報
しかしながら、昨今の車両の高速化に伴い、従前の時速60kmでの衝突を仮定した基準に基づき強度を設計するのでは、時代の趨勢に照らして強度が不十分となる恐れがある。また特許文献1に記載のような従来の落下物防止柵では、横枠と縦枠とに周囲を支持される格子網を用いており、衝突した重量300kgの積み荷の運動エネルギーにより格子網が大きく変形することから、衝突の瞬間のみならず、その後暫くに亘って格子網により全て受け止める必要があり、従前の速度より高速で積み荷が衝突する場合の強度を満足させようとすれば、格子網を形成する水平線及び垂直線全体を太くする等、要求される強度に応じて大幅な設計の変更が必要となるものであった。
また、特許文献2に記載の従来の落下物防止柵では、面板の周囲を枠体により支持して形成した遮音パネルを用いていることで、面板と枠体との間に大きな段差が生じているものであり、面板に衝突した積み荷がこの段差に衝突することで、衝突の瞬間のみならず、その後衝突した重量300kgの積み荷の運動エネルギーを枠体により受け止めるようになることから、枠体ひいては支柱に大きな衝撃がかかり、こちらも更に高速で積み荷が衝突する場合の強度を満足させようとすれば、枠体や支柱の強度を大幅に向上させる等、要求される強度に応じて大幅な設計の変更が必要となるものであった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、要求される強度が向上しても、大幅な設計の変更の必要が小さい落下物防止柵、及び落下物防止柵の製造方法を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる落下物防止柵は、車道に沿って延設され、立設された支柱と、支柱の前面側に設けられた面板と、該面板の前面側に設けられ、支柱との間に面板を挟持するように設けられた面板押さえ材とを備え、前記面板の車道側に15゜の角度で水平に衝突した積み荷が、前記面板の前面及び面板押さえ材の前面を滑動するようになされていることを特徴とするものである。
本発明に係わる落下物防止柵によれば、面板に衝突した積み荷が面板の表面及び面板押さえ材の表面を滑動するようになされていることで、面板や面板押さえ材に負荷がかかるのは衝突の瞬間においてのみであり、その後の運動エネルギーへの対応は殆ど無視できるようになることから、要求される強度が向上しても、面板、面板押さえ材及び支柱といった構成する部材における大幅な設計の変更を行う必要を小さいものとすることができる。
積み荷を面板の前面及び面板押さえ材の前面において滑動させるには、面板の前面及び面板押さえ材の前面が共に積み荷の滑動に支障を来さない程度に平滑になされると共に、面板が積み荷の衝突の瞬間における運動エネルギーを支承し且つ面板自体がそれ程変形することなくある程度積み荷を逆方向に反発させる必要がある。かかる面板としては、金属板を用いてもよいが、重量が大きくなることと、また金属材料では比較的早期に塑性変形が起こりやすいことから、塑性変形が起こりにくい合成樹脂板を用いるのが好ましく、また用いる合成樹脂板としては衝撃に対して割れが起こりにくいポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリアミド、ABS、AAS等の合成樹脂を用い、要求される強度に応じた板厚としたものを好適に用いることができる。
また、前記面板の前面及び面板押さえ材の前面は、各前面同士により形成される段差高さが15mm以内となされていれば、該段差により積み荷が引っかかる恐れを小さくして、積み荷の滑動を更に円滑なものとでき好ましい。
また本発明に係わる落下物防止柵の製造方法は、車道に沿って延設され、立設された支柱と、支柱の前面側に設けられた面板と、該面板の前面側に設けられ、支柱との間に面板を挟持するように設けられた面板押さえ材とを備えた落下物防止柵の製造方法であって、前記面板の車道側に15゜の角度で水平に衝突した積み荷が、前記面板の前面及び面板押さえ材の前面を滑動させるのに十分な強度の材質及び厚みの、面板、面板押さえ材及び支柱を選択して形成することを特徴とするものである。
本発明に係わる落下物防止柵の製造方法によれば、落下物防止柵を面板に衝突した積み荷が面板の表面及び面板押さえ材の表面を滑動するものとすることで、衝突の瞬間においてのみ面板や面板押さえ材に負荷をかけるものとしてその後の運動エネルギーへの対応は殆ど無視できるようにできることから、要求される強度が向上しても、面板、面板押さえ材及び支柱といった構成する部材における大幅な設計の変更を行う必要の小さい落下物防止柵とすることができる。
本発明に係わる落下物防止柵によれば、面板に衝突した積み荷が面板の表面及び面板押さえ材の表面を滑動するようになされていることで、面板や面板押さえ材に負荷がかかるのは衝突の瞬間においてのみであり、その後の運動エネルギーへの対応は殆ど無視できるようになることから、要求される強度が向上しても、面板、面板押さえ材及び支柱といった構成する部材における大幅な設計の変更を行う必要を小さいものとすることができる。
また本発明に係わる落下物防止柵の製造方法によれば、落下物防止柵を面板に衝突した積み荷が面板の表面及び面板押さえ材の表面を滑動するものとすることで、衝突の瞬間においてのみ面板や面板押さえ材に負荷をかけるものとしてその後の運動エネルギーへの対応は殆ど無視できるようにできることから、要求される強度が向上しても、面板、面板押さえ材及び支柱といった構成する部材における大幅な設計の変更を行う必要の小さい落下物防止柵とすることができる。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明に係わる落下物防止柵の実施の一形態を示す正面図である。落下物防止柵10は、壁高欄K上から2mのピッチで複数立設された断面H形鋼の支柱(正面図においては後述する面板押さえ材2に隠されている)の前面側に、ポリカーボネート樹脂板である面板1が設けられ、面板1の前面側には鋼製の板状体である面板押さえ材2が取り付けられている。面板1は支柱間に一体ずつ設けられており、面板1の両側縁の前面側に面板押さえ材2が取り付けられると共に、面板押さえ材2は前面側から取付ボルト21により支柱に取り付けられている。
図2は、図1におけるA−A断面の詳細を示す断面図である。ここで面板押さえ材2が配置された側が車道のある前面側αとなされる。支柱3は断面H形の鉄鋼材であり、全体がJIS−G3101に規定されるSS400材を用いて形成されており、前側フランジ31及び後側フランジ33の幅は200mm、厚みは12mmのものが用いられ、前側フランジ31と後側フランジ33との間を繋ぐウエーブ32は厚み8mmの鋼材が用いられ、これらが形鋼として一体に外寸200mm×200mmの断面H形支柱が形成されている。面板押さえ材2は同じくSS400材の厚み9mmのものを用いて形成されており、前側フランジ31と面板押さえ材2との間に、厚み12mmのポリカーボネート樹脂板である面板1の両側端が配置され、面板押さえ材2の前面側αから取付ボルト21が挿通され、挿通された取付ボルト21が支柱3の前側フランジ31に予め設けられたねじ孔に螺着されると共に締め込まれることで、面板押さえ材2と前側フランジ31との間に面板1が挟持されるようになされている。尚、面板1と面板押さえ材2及び前側フランジ31との間には硬質のゴム材料からなるパッキン材Pが挟み込まれている。
ここで、前面側αの斜め前方から積み荷が衝突した場合、積み荷が面板1及び面板押さえ材2上を滑動できるよう、面板1及び面板押さえ材2の前面側は平坦且つ平滑となされると共に、面板押さえ材2の前面と面板1の前面とにより形成される段差高さtは極力小さくなされている。段差高さtは小さいほどよいが、面板押さえ材2の強度を確保する必要があることを考慮して15mm以下程度としておくのが好ましい。また面板押さえ材2の前面側端部22を曲面として積み荷が滑動し易いようにしているが、曲面の他に傾斜面として、極力面板1の前面と面板押さえ材2の側面とがなす角度を大きいものとしておくのが好ましい。更にまた面板押さえ材2は、要求される強度が確保できるのであれば、SS400の鋼材等に限定されるものではなく、アルミニウム押出形材等を用いることもできる。
図3は落下物防止柵10の側面図である。支柱3はアンカーボルトAにより壁高欄K上に強固に固定され、断面H形鋼の支柱3の、前側フランジ31と面板押さえ材2との間に面板1の両側端が挟持されて取り付けられている。支柱3間の上端付近には断面円形の笠木Gが差し渡されて取り付けられており、笠木Gが面板1を背面側から支持する胴縁を兼ねるものとなされている。また支柱3のウエーブ32には落下防止用索条Cが挿通され、落下防止用索条Cは支柱3を挟んで各々設けられた面板1に取り付けられて、アクシデント等により万一面板1が面板押さえ材2と支柱3との間から外れた場合に落下するのを防止している。
図4は、上記実施形態に示した落下物防止柵の、製造方法の一例を説明するための平面図である。支柱3の前面に設けられた面板1に対して、15゜の角度で水平に300kgの積み荷Tが時速100kmで飛来した場合、積み荷Tの運動エネルギーErは衝突方向においては、
Er=1/2×3.0/9.8×(27.78)=118.1kN・mとなる。
この運動エネルギーを、落下物防止柵の延設方向と、延設方向と直交する延設直角方向に分割すると、延設方向の運動エネルギーErxは、
Erx=1/2×3.0/9.8×(27.78×cos15゜)=110.2kN・m
延設直角方向の運動エネルギーEryは、
Ery=1/2×3.0/9.8×(27.78×sin15゜)=7.9kN・m
となる。
ここで、図5に示す如く、300kgの重量の鉄球Wを6.56mの高さから、落下物防止柵の延設方向に対して15゜の角度で水平に面板押さえ材2上に落下させ、支柱1に最大の負荷がかかるような状況における実験により支柱1の変形量を測定し、当該変形量から実際に落下物防止柵の延設方向に作用する運動エネルギーの割合を算出した。尚、当該実験において、鉄球Wは面板押さえ材2への衝突後、面板押さえ材2及び面板1上を滑動して転落しており、最終的な支柱3の変形量は、延設方向に対して8.0mmであった。
落下物防止柵に対して鉄球Wが持ち込むエネルギーは、
Er=(W/g)・g・h=3.0×6.56=19.68(kN・m)
ここで、W:鉄球の重量(3.0kN)、h:落下高さ(6.56m)、g:重力加速度(9.8m/s)。
このエネルギーの内、延設方向に持ち込まれるエネルギーは、
Erx=Er・cos15゜=18.36(kN・m)となる。
断面H形の支柱が延設方向に塑性ヒンジを形成するのに要する外力をFx1とし、鉄球が
Fx1=σy・Z’y/h=235×41.2×10/1350×10−3=7.17(kN)となる。
ここで、σy:支柱に用いられる鋼材(SS400)の基準降伏点(235N/mm)、Z’y:延設方向の塑性断面係数(41.2cm)、h:支柱高さ(1350mm)。
すると、支柱が吸収した延設方向のエネルギーEsxは、
Esx=Fx1・Δx=7.17×8.0×10−3=0.06(kN・m)
ここで、Δx:実験による延設方向の変形量(8.0mm)
従って、実際に落下物防止柵の延設方向に作用する運動エネルギーの割合は、
Esx/Erx=0.06/18.36=1/306
従って、実際に落下物防止柵の延設方向に作用する運動エネルギーの割合は、積み荷(鉄球)により持ち込まれる運動エネルギーの1/300程度であると判断される。この様に、面板1及び面板押さえ材2上を鉄球が滑落されることで、
延設直角方向において、落下物防止柵に作用する運動エネルギーは、積み荷が水平方向に15゜という浅い角度で衝突することから考慮する余地は少ないが、仮に最大に見積もって全ての運動エネルギーの内、15%が作用すると仮定すると、300kgの積み荷の衝突の瞬間に落下物防止柵に作用する運動エネルギーは、
延設方向に作用する運動エネルギー:Ex=1/300×Erx=0.35(kN・m)
延設直角方向に作用する運動エネルギー:Ey=(1−0.15)×Ery=6.7(kN・m)
となる。この衝突の瞬間における運動エネルギーに対して、支承可能な面板、面板押さえ材及び支柱に係わる材料を選択して落下物防止柵を形成することで、面板に衝突した積み荷をある程度逆方向に反発させて面板及び面板押さえ材上で積み荷を滑動させ、車道と反対側への積み荷の転落を防ぐようにできる。
上記、支柱、面板及び面板押さえ材が、延設方向に作用する運動エネルギーEx及び延設直角方向に作用する運動エネルギーEyに対して支承可能なものとなされていることで、積み荷の転落を防止できることが示されると共に、積み荷を面板及び面板押さえ材の前面で滑動させることができるものであることが示されている。これらの部材を、要求される強度に応じて選択し、それぞれ積み荷の衝突時に作用する運動エネルギーに対して支承可能なものとすることで、車両から落下した積み荷を面板及び面板押さえ材の前面で滑動させることができ、その滑動によりひいては上記部材へ作用する延設方向への運動エネルギーを大幅に低減させて構造設計時における強度を低く見積もることができる。
本発明に係わる落下物防止柵の、実施の一形態を示す正面図である。 図1のA−A断面の詳細を示す断面図である。 本発明に係わる落下物防止柵の、実施の一形態を示す側面図である。 本発明に係わる落下物防止柵の、製造方法の一例を説明するための平面図である。 本発明に係わる落下物防止柵に作用する運動エネルギーを検証する実験の概略を示す側面図である。
符号の説明
1 面板
2 面板押さえ材
3 支柱
10 落下物防止柵

Claims (3)

  1. 車道に沿って延設され、立設された支柱と、支柱の前面側に設けられた面板と、該面板の前面側に設けられ、支柱との間に面板を挟持するように設けられた面板押さえ材とを備え、前記面板の車道側に15゜の角度で水平に衝突した積み荷が、前記面板の前面及び面板押さえ材の前面を滑動するようになされていることを特徴とする落下物防止柵。
  2. 前記面板の前面及び面板押さえ材の前面は、各前面同士により形成される段差高さが15mm以内となされていることを特徴とする請求項1に記載の落下物防止柵。
  3. 車道に沿って延設され、立設された支柱と、支柱の前面側に設けられた面板と、該面板の前面側に設けられ、支柱との間に面板を挟持するように設けられた面板押さえ材とを備えた落下物防止柵の製造方法であって、前記面板の車道側に15゜の角度で水平に衝突した積み荷が、前記面板の前面及び面板押さえ材の前面を滑動させるのに十分な強度の材質及び厚みの、面板、面板押さえ材及び支柱を選択して形成することを特徴とする落下物防止柵の製造方法
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