JP2008062940A - 粉体の充填方法、及び粉体の充填装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】粉体の充填方法、及び粉体の充填装置において、確実に袋が保持されていることを確認するとともに、袋の上部を完全に開口させることができ、確実に粉体を所定量充填することができるようにする。
【解決手段】袋の保持が確実に行われているかどうかを吸着盤の圧力を計測することにより確認できるため、その後の粉体の充填を確実に行うことができる。また、この場合、袋が適正に開口されたかどうかを特定の位置でサブシリンダに当接させて確認できるため、より確実に吸着盤の圧力計測を行うことができる。
【選択図】図10
【解決手段】袋の保持が確実に行われているかどうかを吸着盤の圧力を計測することにより確認できるため、その後の粉体の充填を確実に行うことができる。また、この場合、袋が適正に開口されたかどうかを特定の位置でサブシリンダに当接させて確認できるため、より確実に吸着盤の圧力計測を行うことができる。
【選択図】図10
Description
本発明は、粉体の充填方法、及び粉体の充填装置に関する。
従来から粉体を袋に自動的に充填するために、粉体の充填装置が知られている。この粉体の充填装置は上部にホッパーを備えた粉体供給部と、粉体供給部の下部に配置され粉体を袋に充填する誘導筒を設けている。誘導筒の内部にはスクリューがモータにより回転自在に支持されており、このモータの駆動により粉体供給部に供給された粉体がスクリューの回転に沿って誘導筒の下部まで圧送され、袋内に挿入した誘導筒から粉体を所定量充填するようにしている。
ところが、粉体は粒子径が小さく非常に軽い粉末のため嵩密度が低く、したがって、粉体充填時に空気が多量に混入されてしまい充填量が減少してしまう。また、粉体充填後、袋を段積み保管する際、袋内に空気が多量同伴しているため、袋の段積みが難しく、単位面積当たりの積載量が低下するため、保管効率の低下や輸送コスト増大を招く。さらに、下段の袋の破裂等が生じてしまう。
そのため、粉体の充填装置の誘導筒の内周壁全体で減圧脱気を行い、粉体供給部から供給された粉体を誘導筒の上部から下部に向けて減圧脱気しながら、嵩密度を徐々に上げて回転するスクリューにより誘導筒から袋内に粉体を圧送させるような提案がされている。ここで、粉体充填時に粉体が袋以外に飛散することを防止し、粉体を確実に所定量充填するために、充填開始時には誘導筒を下降して袋開口部フランジに密着させるようにしている。また、ノズルから気体を噴射させる動作と排気する動作とを繰返す振落し工程を有し口綴じ時の粉体飛散を防いでいる。(特許文献1参照)
特開2001−154402
しかしながら、前述した従来技術においては、粉体を充填する袋が、粉体を充填する所定位置で正常に開口していることを前提にしているが、袋が確実に開口していない状態で袋を粉体の充填を行う所定位置まで移動してしまうと、袋の先端部が閉じた状態や、袋が下側で湾曲している状態で充填を開始してしまう問題がある。
すなわち、袋が確実に開口していない状態で、粉体の充填を行う所定位置まで移動させてしまうと、袋の上部と粉体の供給部との間に干渉が生じて袋が破袋してしまう。また、袋に粉体を充填するにあたっては、袋の下側が閉じた状態、湾曲している状態で充填を開始してしまうと、湾曲部に粉体が充填されないため、粉体を所定量充填することができず、粉体が周囲に飛散してしまうという問題がある。
そこで本発明は確実に袋が保持されていることを確認するとともに、袋の上部を完全に開口させることができ、確実に粉体を所定量充填することができる粉体の充填方法、及び粉体の充填装置を提供する。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、先端部に吸着部を備えた少なくとも一対の対向するシリンダの各吸着部により袋を吸引保持し、シリンダを縮退駆動させて前記袋の上部開口部を開口し、袋上方の誘導筒を挿入して袋内に粉体を計量しながら充填する粉体の充填方法において、前記シリンダの縮退動作の際にシリンダの駆動を一時停止し、前記袋の保持確認を行うことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記袋の保持確認は、前記シリンダの各々に併設されたサブシリンダに対して、前記シリンダの縮退駆動により上部が開口する袋の外面が当接して、各シリンダの縮退動作の停止を確認することにより行われることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記袋上部の開口初期に、前記袋に対してエアーを吹出すことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記袋上部を開口させた後に、粉体を充填する前に予め少量の粉体を供給することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、粉体を供給する供給装置と、前記供給装置の下方に配置され袋を保持すると共に、袋の上部開口部を開口して供給装置からの粉体を袋内に導かせる袋保持装置を備えた粉体の充填装置であって、前記袋保持装置が先端部に吸着部を備え、各吸着部により袋を吸引保持する少なくとも一対の対向するシリンダと、各シリンダに併設され、前記シリンダの縮退駆動により上部が開口する袋の外面の当接を検知して各シリンダを一時停止させるサブシリンダとを備えたことを特徴とする。
このような構成にすることで、シリンダを縮退動作させる際に、このシリンダの吸着部によって完全に袋の外面が吸着された状態で、袋の上部が開口することをサブシリンダによって検知して袋の保持確認を確実に行うことができる。
請求項1に記載した発明によれば、シリンダの駆動を一時停止させて、袋を完全に保持したことを検知した後に充填開始するため、誘導筒挿入時における破袋を防ぎ、袋を確実に吸着した状態で充填を開始することができる。
請求項2に記載した発明によれば、シリンダの駆動を一時停止させて、袋を完全に保持したことをサブシリンダを利用して検知した後に充填開始するため、誘導筒挿入時における破袋を防ぎ、袋を確実に吸着した状態で充填を開始することができる。
請求項3に記載した発明によれば、袋が適正な形状になっていない場合であっても、袋の上部を、開口初期にエアーの供給によって粉体を供給するための最適な形状に保持させることができるため、誘導筒挿入時における破袋を防ぎ、粉体を確実に充填することができる。
請求項4に記載した発明によれば、袋の下部の形状が湾曲した状態においても、予め少量の粉体を充填することで袋を適正な形状に保持させることができるため、誘導筒挿入時における破袋を防ぎ、粉体を確実に充填することができる。
請求項5に記載した発明によれば、シリンダを縮退動作させる際に、このシリンダの吸着部によって、完全に袋の上部開口部の外面が吸着された状態で、袋の上部開口部が開口することをサブシリンダによって検知させ袋の保持確認を確実に行うことができるため、粉体を確実に充填することができる。
次に、本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態の粉体の充填装置の全体説明図である。この粉体の充填装置は、供給装置1と袋保持装置30を備えている。この供給装置1はメインホッパー2と、このメインホッパー2の下部に下方向に延出する筒状の誘導筒3とを備えている。メインホッパー2の上部には、サブホッパー4が設けられ、サブホッパー4内へも粉体を充填しておくことで粉体の充填圧の微調整を行えるものである。
誘導筒3の内部には、螺旋状に形成されたスクリュー5が設けられ、このスクリュー5はメインホッパー2内に充填された粉体を下方へ圧送させるものである。スクリュー5の上部には、スクリュー5を回転自在に駆動させるモータ(M)6が設けられている。また、誘導筒3に隣接して、後述する袋7の上部をエアーの噴出によって開口するためのエアー噴出パイプ8が隣接配置されている。尚、本実施形態における粉体として、アクリル系樹脂の微粉体を用い充填を行う。
7は袋を示し、紙製のもので外周部分を筒状に形成し、その筒状物の下部を縫製等により閉塞したものである。尚、本実施形態において、この袋7は充填容量が20kgのものを用いる。袋7の上部開口部7aの両側には、センサーS1を備えたロードセル9が取り付けられ、袋7内に充填された粉体の重量を連続的に計測して図示しないコントローラに信号を送るものである。つまり、これにより単位時間における充填量である充填速度が計測できることとなる。そして、この袋7は図示しない積載部に貯留された状態で後述するクリップによって挟まれ、前述した誘導筒3の下側に配置されるもので、誘導筒3の下方に搬送された際には畳まれた状態で上部開口部7aが綴じられたこの袋7は、後述する一対のメインシリンダ10によって吸着され上部を開放し、メインシリンダ10の脇に設けられたサブシリンダ11によって開放状態を確認して粉体を充填するようになっている。
ここで、図2に示すのは、前述した誘導筒3のA部拡大断面図である。誘導筒3は円筒状の筒本体20の内部に、前述したスクリュー5(スクリューは模式的に記載する)が回転自在に支持されたもので、この誘導筒3の先端部3aには、ホルダ21が差し込み固定されている。そして、このホルダ21と筒本体20の先端部20aとの間が吸気部22として開口形成されている。この吸気部22には、網あるいはフィルター等から成るメッシュ材が設けられていて、前述した筒本体20内の粉体が外部に流出しないようになっている。ホルダ21は、下部が先細り形状で筒本体20と同様の内径に形成され、上部は筒本体20とややラップするようにして筒本体20を囲むように配置されている。
この筒本体20とホルダ21の上部との間には周囲に複数の吸引用のホース23が配索され、このホース23が図示しない負圧源に接続されている。したがって、図2に示すように、ホルダ21と筒本体20との間に形成された吸気部22により脱気を行って粉体を嵩密度が高い状態にすることができる。ここで図1に示すように、誘導筒3の先端部3aの吸気部22は、誘導筒外径をφ、誘導筒長さをLとする時、φ/Lが0.5〜6.0の範囲(例えば、φ=120mm、L=30mm,60mm,100mmの時、φ/L=1.2,2.0,1.2となる)の範囲に設定されている。
次に図3に基づいて袋保持装置30の構成を説明する。図3に示すように、袋7の両側縁部分7bにはクリップ31が各々配置され、図示しない袋の積載部から袋7をクランプして前述した供給装置1の下方で保持するようになっている。袋7の上部開口部7aの外面7cに対応する部位には各々先端部10aに吸着盤38を備えた一対のメインシリンダ10が対向配置されている。吸着盤38は、袋7の上部開口部7aを開口するためのものであって、メインシリンダ10のシリンダロッド32の先端に取り付けた金具33にゴム製の吸着盤38が取り付けられたもので、金具33には吸引ポート34が接続され、この吸引ポート34に図示しない負圧源に供給されたチューブ35が接続されている。吸引ポート34には吸着盤38内部の圧力を検出する負圧センサーS2が設けられている。
一方、メインシリンダ10のシリンダ本体36にはシリンダロッド32のシリンダ本体36に対する移動状態を検出するストロークセンサーS3が設けられている。尚、前述したロードセル9に備えられたセンサーS1、負圧センサーS2、及びストロークセンサーS3はともに図示しないコントローラに接続されている。
メインシリンダ10の両脇には、各々サブシリンダ11が取り付けられている。サブシリンダ11は先端部分に出没自在のピストン37が備えられ、前述したメインシリンダ10によって吸着された袋7の上部開口部7aが、メインシリンダ10の縮退駆動により徐々に開いていくと、この袋7の外面7cにサブシリンダ11のピストン37が当接して袋7のそれ以上の開口動作を規制するものである。尚、このサブシリンダ11は袋7が更に開いて行くと後退して袋7の開口動作に影響を与えないようになっている。
次に、作用について説明する。図1に示すように、前述したクリップによって袋7を挟みこんだ状態で、袋7を誘導筒3の下方に案内する。その後、メインシリンダ10によって袋7の上部開口部7aを広げ、サブシリンダ11により袋7の開口状態を確認した後、袋7を上昇させて供給装置1の誘導筒3の先端部3aが袋7の内部に臨まされるような位置まで袋7を案内する。これにより、誘導筒3が袋7内に挿入されることとなる。
次に、アクリル系樹脂の微粉体が予め供給されたメインホッパー2内でモータ(M)6によりスクリュー5を回転させると徐々にスクリュー5により粉体が下方に圧送され、袋7の上部開口部7aを支持しているロードセル9によって重量を計測しながら充填を開始する。そして、袋7内の粉体が所定量になると、この袋7を先程とは逆の操作で下方に下降し、袋7の上部開口部7aを閉塞して充填作業を終了する。
ここで、誘導筒3から供給される粉体の充填速度を、ロードセル9に備えられたセンサーS1からの信号に基づいて、図示しないコントローラによって監視している際、充填速度が一定以上となった場合には、吸気部22からの真空脱気操作を断続的に行う断続運転により、図2に示すように、嵩密度の高い部分24を断続的に形成して落下を抑え、粉体の充填速度を適正な状態に維持する。よって、充填された袋7内の粉体はどの袋7のものでも均一な重量増加で充填されることとなる。
次に、図10のフローチャートに基づいて袋保持装置30の作用について説明する。ステップS1において、クリップ31によって所定の位置まで運ばれた袋7に対してメインシリンダ10が伸張駆動する。これにより、メインシリンダ10の先端の吸着盤38は袋7の上部開口部7aの外面7cに当接し、ステップS2において、メインシリンダ10を停止させる。ステップS3において、吸着盤38に図示しない負圧源からエアーを吸引して吸着盤38に負圧を印加させる。これによって、袋7の上部開口部7aの外面7cは吸着盤38によって吸着される状態となる(図3参照)。そして、ステップS4において、メインシリンダ10を縮退駆動させる。この間、メインシリンダ10が縮退していることをストロークセンサーS3により検出する。
そして、徐々に袋7の上部開口部7aが広がっていき、袋7の外面7cの両脇部分がサブシリンダ11のピストン37に当接すると、メインシリンダ10は移動を規制されるため、ストロークセンサーS3がこれを検出してメインシリンダ10が停止しているか否かを判定する(ステップS5)。すなわち、ステップS5において、メインシリンダ10が停止したことが検知された場合には、ステップS6において、吸着盤38の圧力を負圧センサーS2により計測する(図4参照)。ステップS5でメインシリンダ10が停止していないと判定された場合には、ステップS4に戻りメインシリンダ10の縮退駆動を継続する。
ステップS6で吸着盤38の圧力を計測した結果、その圧力が所定の圧力Pより小さい場合(例えば、P=−40kpa)には、吸着盤38は確実に袋7を吸着していると判定されたことを意味しているため、袋7の保持が確認されるのでステップS8において、袋7を全開位置まで開くべくメインシリンダ10の縮退駆動を継続させる(図5参照)。その後、所定の位置でステップS9において、供給装置1のモータ(M)6を駆動し、スクリュー5を回転させて誘導筒3から粉体の充填を開始する。充填時にはロードセル9とセンサーS1とによって重量を計測しながら所定量(本実施形態においては20kg)になった時点で供給を停止して処理を終了する。そして、袋7の上部開口部7aを閉塞する工程に移行する。一方、ステップS7で、一定の負圧が得られていないと判定された場合には、吸着盤38によって袋7が確実に吸着されていないことを意味しているため、吸着盤38の保持が適正になされていない。したがって、この場合、このままでは粉体供給ができないため、ステップS10において、吸着盤38の負圧を全て解除して処理を終了する。これにより袋7は吸着盤38の拘束から開放され、粉体の充填は行われない。
したがって、本実施形態によれば、袋7の保持が確実に行われているかどうかを吸着盤38の圧力を計測することにより確認できるため、その後の粉体の充填を確実に行うことができる。また、この場合、袋7が適正に開口されたかどうかを特定の位置でサブシリンダ11に当接させて確認できるため、より確実に吸着盤38の圧力計測を行うことができる。
次に、図6,7に基づいて本発明の第2実施形態を前述実施形態の主として図3〜図5を援用して説明する。本実施形態では、袋7の上部開口部7aの開口初期に、袋7の下側が何らかの原因で確実に開いた状態でない場合に粉体を充填すると、適正な量の粉体の充填が行えない場合があるため、これを改善するためになされたものである。本実施形態では、メインシリンダ10を縮退駆動させてサブシリンダ11に袋7の上部開口部7aの外面7cを当接させた状態で、袋7の上部開口部7aから供給装置1の誘導筒3に併設されたエアー噴出パイプ8によってエアーを噴出させ、図6に示すように、下側が先細りになっていた袋7を、図7に示すように、確実に開口させるものである。つまり、図4に示す状態でエアー噴出パイプ8によりエアーを噴出させるものである。尚、他の構成,作用については第1実施形態と同様であるので同一部材に同一符号を付して説明は省略する。
本実施形態によれば、本来ならば袋7の下側が完全に開いていない状態で所定の粉体を供給すると、所定量充填できずに袋7の上部開口部7aから溢れてしまうようなことが生じるが、このようにエアーを供給することで袋7を完全に開口させ、粉体を所定量確実に充填することができる。尚、本実施形態では、前述実施形態の図4に示す状態、すなわちメインシリンダ10を縮退駆動させてサブシリンダ11に袋7の上部開口部7aの外面7cを当接させた状態でエアー噴出パイプ8よりエアーを噴出させていたが、これに限らず袋7の上部開口部7aの外面7cがサブシリンダ11に当接する以前にエアーを噴出させることも可能である。
次に、図8,9に基づいて本発明の第3実施形態を前述実施形態の主として図3〜図5を援用して説明する。本実施形態では、前述実施形態においてエアー噴出パイプ8を用いることで袋7の下側を広げるようにしたが、本実施形態ではメインシリンダ10の縮退駆動により袋7の上部開口部7aを開口後、粉体を充填する前に予め少量の粉体を誘導筒3から袋7内に供給することで、その粉体の重量によって、図8に示すように袋7の下側が先細りしていたものが粉体を供給した瞬間に、図9に示すように広がるようにしたものである。ここで、この場合には図8,9における、エアー噴出パイプ8は省略してもよい。尚、他の構成,作用については第1実施形態と同様であるので同一部材に同一符号を付して説明は省略する。
本実施形態によれば、前述実施形態同様に本来ならば袋7の下側が完全に開いていない状態で所定の粉体を供給すると、所定量充填できずに袋7の上部開口部7aから溢れてしまうようなことが生じるが、このように予め少量の粉体を供給することで、袋7を完全に開口させ、粉体を所定量確実に充填することができる。また、予め供給する粉体を有効利用して袋7を開口するため、その後に供給装置1から供給される粉体の量をその分だけ少なくすることができると共に、充填時間を短縮することができる。
尚、本実施形態では、一対のメインシリンダ10を設け、その両側にサブシリンダ11を設けた場合について説明したが、2対のメインシリンダを設け、片側のメインシリンダの1つにサブシリンダを1体で取り付けた格好としても良い。
1…供給装置
3…誘導筒
3a…先端部
7…袋
7a…上部開口部
7c…外面
10…シリンダ(メインシリンダ)
11…サブシリンダ
30…袋保持装置
38…吸着部(吸着盤)
3…誘導筒
3a…先端部
7…袋
7a…上部開口部
7c…外面
10…シリンダ(メインシリンダ)
11…サブシリンダ
30…袋保持装置
38…吸着部(吸着盤)
Claims (5)
- 先端部に吸着部を備えた少なくとも一対の対向するシリンダの各吸着部により袋を吸引保持し、シリンダを縮退駆動させて前記袋の上部開口部を開口し、袋上方の誘導筒を挿入して袋内に粉体を計量しながら充填する粉体の充填方法において、前記シリンダの縮退動作の際にシリンダの駆動を一時停止し、前記袋の保持確認を行うことを特徴とする粉体の充填方法。
- 前記袋の保持確認は、前記シリンダの各々に併設されたサブシリンダに対して、前記シリンダの縮退駆動により上部が開口する袋の外面が当接して、各シリンダの縮退動作の停止を確認することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の粉体の充填方法。
- 前記袋上部の開口初期に、前記袋に対してエアーを吹出すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粉体の充填方法。
- 前記袋上部を開口させた後に、粉体を充填する前に予め少量の粉体を供給することを特徴とする請求項2に記載の粉体の充填方法。
- 粉体を供給する供給装置と、前記供給装置の下方に配置され袋を保持すると共に、袋の上部開口部を開口して供給装置からの粉体を袋内に導かせる袋保持装置を備えた粉体の充填装置であって、前記袋保持装置が先端部に吸着部を備え、各吸着部により袋を吸引保持する少なくとも一対の対向するシリンダと、各シリンダに併設され、前記シリンダの縮退駆動により上部が開口する袋の外面の当接を検知して各シリンダを一時停止させるサブシリンダとを備えたことを特徴とする粉体の充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006239507A JP2008062940A (ja) | 2006-09-04 | 2006-09-04 | 粉体の充填方法、及び粉体の充填装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106829002A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-06-13 | 安徽信远包装科技有限公司 | 一种高温液体大袋自动上袋称重灌装系统及其控制方法 |
CN112046857A (zh) * | 2020-08-17 | 2020-12-08 | 盐城工学院 | 一种自动装袋机 |
-
2006
- 2006-09-04 JP JP2006239507A patent/JP2008062940A/ja not_active Withdrawn
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