JP5744464B2 - 粉体の空気輸送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体、特にかさ密度の小さい粉体の輸送に有効な、粉体の空気輸送装置に関する。
容器内の粉体を、容器に備えた吸引ノズルによって吸引し輸送管を通して輸送先の容器に送る粉体の空気輸送装置が実用されている(例えば、特許文献1参照)。この空気輸送装置は、真空装置によって輸送管を通してノズルに吸引力を発生させ、輸送管により輸送した粉体を真空装置の上流側に備えたフィルタによって分離し輸送先の容器に取出すものである。
特開2000−289853号公報(図1)
上述したとおりの形態の従来の粉体の空気輸送装置には、特にかさ密度の小さい粉体を扱う場合において、次のとおりの解決すべき課題がある。
すなわち、粉体は空気とともに吸引輸送されるので、空気輸送後の粉体のかさ密度はさらに小さくなり、粉体の種類によっては体積(かさ)が例えば倍近くまでに大きくなる。したがって、輸送先の容器の容量を大きくする必要がある。また、粉体の吸引量を多くすると輸送管、フィルタなどが閉塞され空気輸送ができなくなる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その主たる技術的課題は、空気輸送装置の輸送管、フィルタなどを閉塞させることなく、かさ密度の減少を抑え、輸送先での体積の増加も小さくすることができる、粉体の空気輸送装置を提供することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決する粉体の空気輸送装置として、容器内の粉体を吸引するノズルと、このノズルを粉体内に上方から出し入れするノズル送り手段と、このノズルに接続され容器内の粉体を吸引しフィルタを介し分離して取出す吸引取出手段と、吸引取出手段のフィルタ下流側の負圧力を検出する圧力センサと、圧力センサの検出負圧力がフィルタ上流側の閉塞状態を示す予め設定した第1の負圧力にならないようにノズルの送りを制御する制御手段と、を備え、制御手段は、圧力センサの検出負圧力に応じて、(1)検出負圧力が前記の第1の負圧力に近づくまではノズルを下降させ、(2)検出負圧力が第1の負圧力に近づいたときにはノズルを上昇させ、(3)検出負圧力が減少し予め設定した第2の負圧力になったときにはノズルを下降させる、ことを特徴とする粉体の空気輸送装置が提供される。
本発明に従って構成された粉体の空気輸送装置は、粉体を吸引し取出す手段のフィルタの下流側の吸引負圧力を検出して、検出負圧力がフィルタ上流側の閉塞状態を示す予め設定した負圧力にならないようにノズルの送りを制御する。
したがって、輸送管、フィルタなどを閉塞させることのない状態でノズルを粉体内に速く、深く差込むことができるので、かさ密度の減少を抑え、輸送先での体積増加も小さくすることができる。
本発明に従って構成された粉体の空気輸送装置の構成説明図。 ノズル送り制御の一例の概念説明図。
以下、本発明に従って構成された粉体の空気輸送装置について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図1を参照して説明する。全体を番号2で示す粉体の空気輸送装置は、容器4内の粉体Hを吸引するノズル6と、このノズル6を粉体H内に上方から出し入れするノズル送り手段8と、このノズル6に接続され容器4内の粉体Hを吸引しフィルタFを介し分離して取出す吸引取出手段10と、吸引取出手段10のフィルタFの下流側の負圧力を検出する圧力センサ12と、圧力センサ12の出力に応じてノズル6の送りを制御する制御手段14を備えている。
容器4は、カセット5に上方を開封して収容された粉体Hの入った袋である。
ノズル送り手段8は、立設した支柱8aと、この支柱8aに電動モータ8bによって昇降動自在に設けられたノズル支持腕8cを備えている。電動モータ8bは制御手段14からの信号によって駆動制御される。なお、ノズル送り手段8は、ノズル支持腕8cを昇降動させる電動モータ8bの他に、水平動させる電動モータ(図示していない)を備えている。
ノズル6は真直円筒状に形成され一端(下端)に吸引口6aが形成され、他端(上端)に可撓性を有した輸送管16が連結され、輸送管16は吸引取出手段10に接続されている。
ノズル送り手段8を始動させると、ノズル6は、容器4の上方から粉体Hに向けて、吸引する粉体の種類、性状などに応じて可能な限りの高速で下降される。
吸引取出手段10は、例えばバグフィルタとして周知のものであり、円筒状の下部が円錐状に細くなった容器本体10aと、容器本体10aの下部側面に形成された輸送管16の接続口10bと、容器本体10a内の上部に設置された前記のフィルタFと、フィルタFを介した容器本体10aの上部空間10cに接続した真空を生成する真空装置10dを備えている。
容器本体10aの下端には、排出口10eが形成され、排出口10eは開閉自在な弁板10fによって閉じられている。
上部空間10cの外側には、この空間の負圧力を検出する、前記の圧力センサ12が備えられている。
排出口10eの下方には、上部が開口した粉体Hの受け容器であるコンテナ18が位置している。
吸引取出手段10の真空装置10dを作動させると、容器本体10a内および輸送管16内は負圧になり、ノズル6により容器4内の粉体Hを吸引する空気の流れが発生する。容器本体10a内に吸引された粉体HはフィルタFによって分離され容器本体10a内に溜まる。真空装置10dの作動を止めて排出口10eの弁板10fを開けると、この粉体Hは下方のコンテナ18に落下する。
制御手段14は周知のPLC(プログラマブルロジックコントローラ)によって構成されている。
図1とともに図2を参照して、制御手段14によるノズル6の送り制御について説明する。
図2は、圧力センサ12による検出負圧力とノズル6の粉体Hへの送り深さの関係を示している。制御手段14は、圧力センサ12の検出負圧力に応じて、(1)検出負圧力が第1の負圧力P1に近づくP2まではノズル6を下降させ、(2)検出負圧力が第1の負圧力P1に近づいたP2のときにはノズル6を上昇させ、(3)検出負圧力が減少し予め設定した第2の負圧力P3になったときにはノズル6を下降させる。
すなわち、ノズル6の下降を開始(点A)させ、ノズル6の吸引口6aが粉体H中に入る(点B)と下降とともに検出負圧力が徐々に大きくなり、吸引を続け検出負圧力が負圧力P1に近づくP2(点C)までノズル6が下降すると、ノズル6は上昇され、検出負圧力は減少し、負圧力P3(点D)になるとノズル6は再び下降される。
圧力設定P1、P2、P3は、粉体の種類、性状、ノズル形状、ノズル送り手段および吸引取出手段の形状、性能などによって、試験、経験によって設定される。負圧力P1はフィルタF上流側の閉塞状態を示す負圧力である。負圧力P2は、検出負圧力がP1を超えないように制御するために設定した負圧力である。負圧力P3は負圧力が小さくなりノズル6を再び下降させるために設定した(点B)と(点C)の間の(点C)に近い負圧力である。
上述したとおりの粉体の空気輸送装置2の作用効果について説明する。
本発明に従って構成された粉体の空気輸送装置2は、粉体Hを吸引し取出す手段10のフィルタFの下流側の吸引負圧力を検出して、検出負圧力がフィルタF上流側の閉塞状態を示す予め設定した負圧力にならないようにノズル6の送りを制御する。
したがって、輸送管16、フィルタFなどを閉塞させることのない状態でノズル6を粉体H内に速く、深く差込むことができるので、かさ密度の減少を抑え、輸送先での体積増加も小さくすることができる。
さらに、制御手段14は、圧力センサ12の検出負圧力に応じて、(1)検出負圧力が第1の負圧力P1に近づくP2まではノズル6を下降させ、(2)検出負圧力が第1の負圧力P1に近づいたP2のときにはノズル6を上昇させ、(3)検出負圧力が減少し予め設定した第2の負圧力P3になったときにはノズル6を下降させることにより、例えばかさ密度の小さい粉体の輸送能力を容易に確保することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
本発明の実施の形態においては、制御手段は、圧力センサの検出負圧力によってノズルの送り深さを制御したが、ノズルの送り速度を制御するようにしてもよい。
本発明の実施の形態においては、制御手段は、圧力センサの検出負圧力に応じて、ノズルを下降、上昇させるようにしたが、空気輸送する粉体の性状によって、例えばかさ密度の大きい場合には、ノズルを下降させるだけにしてもよい。
2:粉体の空気輸送装置
4:容器
6:ノズル
8:ノズル送り手段
10:吸引取出手段
12:圧力センサ
14:制御手段
H:粉体
F:フィルタ
P1:第1の負圧力
P2:第1の負圧力に近づいた圧力
P3:第2の負圧力

Claims (1)

  1. 容器内の粉体を吸引するノズルと、
    このノズルを粉体内に上方から出し入れするノズル送り手段と、
    このノズルに接続され容器内の粉体を吸引しフィルタを介し分離して取出す吸引取出手段と、
    吸引取出手段のフィルタ下流側の負圧力を検出する圧力センサと、
    圧力センサの検出負圧力がフィルタ上流側の閉塞状態を示す予め設定した第1の負圧力にならないようにノズルの送りを制御する制御手段と、を備え、
    制御手段は、圧力センサの検出負圧力に応じて、
    (1)検出負圧力が前記の第1の負圧力に近づくまではノズルを下降させ、
    (2)検出負圧力が第1の負圧力に近づいたときにはノズルを上昇させ、
    (3)検出負圧力が減少し予め設定した第2の負圧力になったときにはノズルを下降させる、
    ことを特徴とする粉体の空気輸送装置。
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