JPH0252824A - 粉粒体輸送装置 - Google Patents
粉粒体輸送装置Info
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- JPH0252824A JPH0252824A JP20237988A JP20237988A JPH0252824A JP H0252824 A JPH0252824 A JP H0252824A JP 20237988 A JP20237988 A JP 20237988A JP 20237988 A JP20237988 A JP 20237988A JP H0252824 A JPH0252824 A JP H0252824A
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Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、粉粒体状の薬品や食品等を輸送する粉粒体
輸送装置に関するものである。
輸送装置に関するものである。
一般に、粉粒体状の薬品や食品等は、−旦、供給容器に
収容され、この供給容器から輸送パイプ等を介して分包
機に輸送されたのち、小分けされてバッキングされてい
る。そして、このような粉粒体の輸送に、第4図に示す
ような輸送装置が用いられている。すなわち、図におい
て、1は粉粒体が収容された供給容器であり、輸送管2
を介して密封耐圧容器3の中央部に連通している。上記
密封耐圧容器3は、下端が大径の開口4に形成され、そ
の間口4に、開口4を閉塞できる密封排出弁5が進退自
在に設けられている。6は密封排出弁5の上面に固定さ
れた駆動軸であり、密封耐圧容器3内を、上方に向かっ
て延び、密封耐圧容器3の上方に設けられた駆動装置7
に連結されている。したがって、この駆動装置7を作動
させることにより、密封排出弁5を上下移動させ開口4
を開閉することができる。8は密封耐圧容器3内を上下
に区分するようにして設けられた布製のフィルターであ
り、枠体で支持された状態で密封耐圧容器3の上部側に
取り付けられている。このフィルター8は気体のみを通
過させ粉粒体を通過させないようになっている。9は密
封耐圧容器3の略中央部に設けられた上限センサーであ
り、10は密封耐圧容器3の下部側に設けられた下限セ
ンサーである。11は密封耐圧容器3の上端面に一端が
連通された吸引管であり、その他端が真空ポンプ12に
連結されている。13は密封耐圧容器3の下側に配設さ
れたホッパーである。
収容され、この供給容器から輸送パイプ等を介して分包
機に輸送されたのち、小分けされてバッキングされてい
る。そして、このような粉粒体の輸送に、第4図に示す
ような輸送装置が用いられている。すなわち、図におい
て、1は粉粒体が収容された供給容器であり、輸送管2
を介して密封耐圧容器3の中央部に連通している。上記
密封耐圧容器3は、下端が大径の開口4に形成され、そ
の間口4に、開口4を閉塞できる密封排出弁5が進退自
在に設けられている。6は密封排出弁5の上面に固定さ
れた駆動軸であり、密封耐圧容器3内を、上方に向かっ
て延び、密封耐圧容器3の上方に設けられた駆動装置7
に連結されている。したがって、この駆動装置7を作動
させることにより、密封排出弁5を上下移動させ開口4
を開閉することができる。8は密封耐圧容器3内を上下
に区分するようにして設けられた布製のフィルターであ
り、枠体で支持された状態で密封耐圧容器3の上部側に
取り付けられている。このフィルター8は気体のみを通
過させ粉粒体を通過させないようになっている。9は密
封耐圧容器3の略中央部に設けられた上限センサーであ
り、10は密封耐圧容器3の下部側に設けられた下限セ
ンサーである。11は密封耐圧容器3の上端面に一端が
連通された吸引管であり、その他端が真空ポンプ12に
連結されている。13は密封耐圧容器3の下側に配設さ
れたホッパーである。
この構成において、駆動装置7を作動させて密封排出弁
5で密封耐圧容器3の開口4を閉塞し、その状態で、真
空ポンプ12を作動させる。その結果、密封耐圧容器3
内が減圧され、圧力差によって、供給容器1内の粉粒体
が輸送管2を通って密封耐圧容器3内に運ばれる。そし
て、密封耐圧容器3内の粉粒体が増加しその上面が上限
センサー9の位置に達すると、真空ポンプ12の作動を
停止させて密封耐圧容器3内を常圧にし、ついで、駆動
装置7を作動させて密封排出弁5を降下させる。その結
果、密封耐圧容器3内の粉粒体が、ホッパー13内に流
下していく。そして、密封耐圧容器3内の粉粒体の上面
が下限センサー10の位置以下になると、再び開口4を
閉塞し、真空ポンプ12を作動させる。このような動作
を連続的に行うことにより、供給容器1内の粉粒体を間
歇的にホッパー13に輸送できるというものである。
5で密封耐圧容器3の開口4を閉塞し、その状態で、真
空ポンプ12を作動させる。その結果、密封耐圧容器3
内が減圧され、圧力差によって、供給容器1内の粉粒体
が輸送管2を通って密封耐圧容器3内に運ばれる。そし
て、密封耐圧容器3内の粉粒体が増加しその上面が上限
センサー9の位置に達すると、真空ポンプ12の作動を
停止させて密封耐圧容器3内を常圧にし、ついで、駆動
装置7を作動させて密封排出弁5を降下させる。その結
果、密封耐圧容器3内の粉粒体が、ホッパー13内に流
下していく。そして、密封耐圧容器3内の粉粒体の上面
が下限センサー10の位置以下になると、再び開口4を
閉塞し、真空ポンプ12を作動させる。このような動作
を連続的に行うことにより、供給容器1内の粉粒体を間
歇的にホッパー13に輸送できるというものである。
なお、この際、フィルター8によって、粉粒体が真空ポ
ンプ12側に侵入することが防止される。
ンプ12側に侵入することが防止される。
しかしながら、上記のような輸送装置は、密封排出弁5
を上下移動させるために、駆動装置7等を要し大掛かり
な装置になるという問題を有しているうえに、開口4と
密封排出弁5との高密封性を得るためにその構造が複雑
になるという問題を有している。
を上下移動させるために、駆動装置7等を要し大掛かり
な装置になるという問題を有しているうえに、開口4と
密封排出弁5との高密封性を得るためにその構造が複雑
になるという問題を有している。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、空
気圧の制御だけで粉粒体の輸送および排出を行うことに
より、駆動装置等の省略および構造の簡素化を可能にで
きる粉粒体輸送装置の提供をその目的とする。
気圧の制御だけで粉粒体の輸送および排出を行うことに
より、駆動装置等の省略および構造の簡素化を可能にで
きる粉粒体輸送装置の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の粉粒体輸送装置
は、密封耐圧容器内を、濾過体で上部および下部に区分
し、上記下部に輸送管を介して供給容器を連結するとと
もに、上記上部に吸引管を介して減圧装置を連結し、上
記密封耐圧容器の下端側から、漏斗状の排出部を斜め下
方に延設し、この排出部の下端開口を略水平方向に向け
て形成するとともに、上記開口の縁部上端側からその開
口を閉塞できる板状の垂れ蓋を揺動自在に設けたという
構成をとる。
は、密封耐圧容器内を、濾過体で上部および下部に区分
し、上記下部に輸送管を介して供給容器を連結するとと
もに、上記上部に吸引管を介して減圧装置を連結し、上
記密封耐圧容器の下端側から、漏斗状の排出部を斜め下
方に延設し、この排出部の下端開口を略水平方向に向け
て形成するとともに、上記開口の縁部上端側からその開
口を閉塞できる板状の垂れ蓋を揺動自在に設けたという
構成をとる。
すなわち、この発明の粉粒体輸送装置は、粉粒体を供給
容器から分包機等に輸送するためのものであり、減圧装
置を作動させて密封耐圧容器内を減圧することにより、
垂れ蓋を密封耐圧容器の開口縁部に密着させるとともに
、その状態で、供給容器から密封耐圧容器内に粉粒体を
供給するようになっている。そして、密封耐圧容器内に
粉粒体が所定量溜まると、減圧装置の作動を停止させて
密封耐圧容器内を常圧にし、粉粒体の自重で垂れ蓋を押
し上げ、上記開口から粉粒体を分包機等に排出するよう
にしている。したがって、従来例のような駆動装置等が
不要になるとともに、密封耐圧容器の開口縁部が板状の
垂れ蓋に密着できるだけの簡単な構造ですむようになり
、大幅な簡素化を実現できる。
容器から分包機等に輸送するためのものであり、減圧装
置を作動させて密封耐圧容器内を減圧することにより、
垂れ蓋を密封耐圧容器の開口縁部に密着させるとともに
、その状態で、供給容器から密封耐圧容器内に粉粒体を
供給するようになっている。そして、密封耐圧容器内に
粉粒体が所定量溜まると、減圧装置の作動を停止させて
密封耐圧容器内を常圧にし、粉粒体の自重で垂れ蓋を押
し上げ、上記開口から粉粒体を分包機等に排出するよう
にしている。したがって、従来例のような駆動装置等が
不要になるとともに、密封耐圧容器の開口縁部が板状の
垂れ蓋に密着できるだけの簡単な構造ですむようになり
、大幅な簡素化を実現できる。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
。
。
第1図はこの発明の一実施例を示している。すなわち、
図において、15は粉粒体が収容された密封型の供給容
器であり、上面にステンレス類の供給パイプ16が突出
している。17は一端が供乞 給バイブ16に連結さ7た輸送ホースであり、他端が密
封耐圧容器18の中央部に連通している。密封耐圧容器
18は胴部が円筒形に形成され、その下端から漏斗状の
排出部19が斜め下方に向かつて延設されている。この
排出部19の開口19aは、第2図に示すように、やや
上方を向いて形成され、その縁部が面一に形成されてい
るとともに、その上端に取付片20が上方に向けて突設
されている。21は上記開口を閉塞できる楕円状の本体
(第3図参照)21aと、その上端から突出している取
付部21bとからなる板状の垂れ蓋であり、取付部21
bが、取付片20に固定されたボルト22とナツト23
によって取付片20に固定されている。この垂れ蓋21
は、鎖線aで示す本体21aと取付部21bとの境界部
が屈折自在になっており、そのため、本体21aが揺動
自在になっている。24は密封耐圧容器18の下部側か
ら垂設されたセンサーであり、下端が、密封耐圧容器1
8の下方に設置された分包機ホッパー25内に延びてい
る。26は密封耐圧容器18の上部側に設けられた布製
のフィルターであり、27は密封耐圧容器18の上面に
設けられた圧力計である。
図において、15は粉粒体が収容された密封型の供給容
器であり、上面にステンレス類の供給パイプ16が突出
している。17は一端が供乞 給バイブ16に連結さ7た輸送ホースであり、他端が密
封耐圧容器18の中央部に連通している。密封耐圧容器
18は胴部が円筒形に形成され、その下端から漏斗状の
排出部19が斜め下方に向かつて延設されている。この
排出部19の開口19aは、第2図に示すように、やや
上方を向いて形成され、その縁部が面一に形成されてい
るとともに、その上端に取付片20が上方に向けて突設
されている。21は上記開口を閉塞できる楕円状の本体
(第3図参照)21aと、その上端から突出している取
付部21bとからなる板状の垂れ蓋であり、取付部21
bが、取付片20に固定されたボルト22とナツト23
によって取付片20に固定されている。この垂れ蓋21
は、鎖線aで示す本体21aと取付部21bとの境界部
が屈折自在になっており、そのため、本体21aが揺動
自在になっている。24は密封耐圧容器18の下部側か
ら垂設されたセンサーであり、下端が、密封耐圧容器1
8の下方に設置された分包機ホッパー25内に延びてい
る。26は密封耐圧容器18の上部側に設けられた布製
のフィルターであり、27は密封耐圧容器18の上面に
設けられた圧力計である。
28は密封耐圧容器18の上面から延びている吸引ホー
スであり、先端が濾過部29に通じている。
スであり、先端が濾過部29に通じている。
この濾過部29内にはカートリッジ式のフィルターが内
蔵されており、濾過部29内を通過する空気中の異物を
捕集するようになっている。30は吸引ホース28に設
けられた真空破壊弁であり、吸引ホース28内の圧力が
異状高圧になると自動的に弁が開き空気を外部に逃がす
ようになっている。31は吸引ホース28aを介して濾
過部29に連結された真空ポンプであり、32は吸引ホ
ース28aに設けられた風量調節バルブである。また、
33は分包機ホッパー25の下部に設けられた開閉バル
ブである。なお、上記真空ポンプ3工およびセンサー2
4は制御装置(図示せず)に連結されており、その制御
装置がセンサー24から送られてくる信号を検知し、そ
の検知信号により真空ポンプ31を作動させるようにな
っている。
蔵されており、濾過部29内を通過する空気中の異物を
捕集するようになっている。30は吸引ホース28に設
けられた真空破壊弁であり、吸引ホース28内の圧力が
異状高圧になると自動的に弁が開き空気を外部に逃がす
ようになっている。31は吸引ホース28aを介して濾
過部29に連結された真空ポンプであり、32は吸引ホ
ース28aに設けられた風量調節バルブである。また、
33は分包機ホッパー25の下部に設けられた開閉バル
ブである。なお、上記真空ポンプ3工およびセンサー2
4は制御装置(図示せず)に連結されており、その制御
装置がセンサー24から送られてくる信号を検知し、そ
の検知信号により真空ポンプ31を作動させるようにな
っている。
また、この制御装置には、予めデータが入力されており
、そのデータにより上記真空ポンプ31の作動は一定時
間毎に、作動・停止を間歇的に繰り返すようになってい
る。
、そのデータにより上記真空ポンプ31の作動は一定時
間毎に、作動・停止を間歇的に繰り返すようになってい
る。
この構成において、まず、密封耐圧容器18および分包
機ホッパー25を空の状態にし、その状態で、制御装置
および真空ポンプ31の電源を入れ、制御装置をオンに
する。その結果、センサー24が供給信号を発信し、こ
れを受信した制御装置が真空ポンプ31を作動させる。
機ホッパー25を空の状態にし、その状態で、制御装置
および真空ポンプ31の電源を入れ、制御装置をオンに
する。その結果、センサー24が供給信号を発信し、こ
れを受信した制御装置が真空ポンプ31を作動させる。
これにより、密封耐圧容器1日内が減圧し、垂れ蓋21
が排出部19の開口縁部に密着すると同時に、供給容器
I5内の粉粒体が密封耐圧容器18内に運ばれてくる。
が排出部19の開口縁部に密着すると同時に、供給容器
I5内の粉粒体が密封耐圧容器18内に運ばれてくる。
そして、一定時間経過し、密封耐圧容器18内の粉粒体
が一定量に達すると、真空ポンプ31の作動が停止し、
密封耐圧容器18内が常圧になる。その結果、粉粒体の
自重により垂れ1I21が押し上げられ、密封耐圧容器
18内の粉粒体が分包機ホッパー25内に流下してい(
。このような動作を数回連続的に行い分包機ホッパー2
5内に、粉粒体を充填していく。そして、センサー24
に接触するまで分包機ホッパー25内に粉粒体が充填さ
れると、センサー24が停止信号を発信し、制御装置が
真空ポンプ31の作動を一時的に停止させる。ついで、
開閉バルブ33を開けて分包機ホッパー25内の粉粒体
の一部が外部に取り出され、その上面がセンサー24よ
りも下方の位置になると、再び、センサー24が供給信
号を発信し、上記の粉粒体供給動作が繰り返される。こ
の際、圧力計27の指示値を見ながら、風量調節バルブ
32を調節することにより吸引の強さを適正にすること
が行われる。また、吸引ホース28内が異状高圧になっ
たときは、真空破壊弁30が自動的に開いて装置の破壊
等の危険を防止する。
が一定量に達すると、真空ポンプ31の作動が停止し、
密封耐圧容器18内が常圧になる。その結果、粉粒体の
自重により垂れ1I21が押し上げられ、密封耐圧容器
18内の粉粒体が分包機ホッパー25内に流下してい(
。このような動作を数回連続的に行い分包機ホッパー2
5内に、粉粒体を充填していく。そして、センサー24
に接触するまで分包機ホッパー25内に粉粒体が充填さ
れると、センサー24が停止信号を発信し、制御装置が
真空ポンプ31の作動を一時的に停止させる。ついで、
開閉バルブ33を開けて分包機ホッパー25内の粉粒体
の一部が外部に取り出され、その上面がセンサー24よ
りも下方の位置になると、再び、センサー24が供給信
号を発信し、上記の粉粒体供給動作が繰り返される。こ
の際、圧力計27の指示値を見ながら、風量調節バルブ
32を調節することにより吸引の強さを適正にすること
が行われる。また、吸引ホース28内が異状高圧になっ
たときは、真空破壊弁30が自動的に開いて装置の破壊
等の危険を防止する。
さらに、フィルター26および濾過部29が、粉粒体や
異物等を濾過し、これらの真空ポンプ31内への侵入を
防止する。なお、密封耐圧容器18内にある程度粉粒体
が収容された状態でも、垂れlI21の排出部19の開
口縁部への密着状態が維持されるのは、粉粒体の自重と
真空ポンプ31の吸引力とのバランスによるものであり
、粉粒体の粒子間を通じて垂れ蓋21に加わる吸引力が
、自重により下方に移動しようとする粉粒体の重力より
も大であるためである。また、排出部19の開口19a
側を細径に形成するとともに、開口19aを水平方向よ
りもやや上方に向けて形成し、垂れ蓋21に加わる粉粒
体の重力が小さくなるようにしている。
異物等を濾過し、これらの真空ポンプ31内への侵入を
防止する。なお、密封耐圧容器18内にある程度粉粒体
が収容された状態でも、垂れlI21の排出部19の開
口縁部への密着状態が維持されるのは、粉粒体の自重と
真空ポンプ31の吸引力とのバランスによるものであり
、粉粒体の粒子間を通じて垂れ蓋21に加わる吸引力が
、自重により下方に移動しようとする粉粒体の重力より
も大であるためである。また、排出部19の開口19a
側を細径に形成するとともに、開口19aを水平方向よ
りもやや上方に向けて形成し、垂れ蓋21に加わる粉粒
体の重力が小さくなるようにしている。
このように、この発明の粉粒体輸送装置は9.真空ポン
プ31を作動させて密封耐圧容器18内を減圧すること
により、垂れ蓋21を密封耐圧容器1日の開口縁部に密
着させ、同時に供給容器15の粉粒体を密封耐圧容器1
日内に吸引するようになっている。そして、密封耐圧容
器18内に粉粒体が所定量溜まると、真空ポンプ31の
作動を停止させて密封耐圧容器18内を常圧にし、粉粒
体を開口19aから排出するようにしている。したがっ
て、従来例のような駆動装置等が不要になるとともに、
密封耐圧容器18の開口縁部が板状の垂れ蓋に密着でき
るだけの簡単な構造ですむ。また、センサー24が分包
機ホッパー25内の粉粒体の量を検知するようになって
いるため、適宜、粉粒体の必要量を分包機ホッパー25
内に輸送でき装置全体の流れがスムーズになる。さらに
、圧力計27および風量調節バルブ32を設けて吸引の
強さを適正にできるようにするとともに、真空破壊弁3
0を設けて、装置の破壊等の危険を防止できるようにし
ている。また、フィルター26および濾過部29によっ
て、真空ポンプ31内に粉粒体や異物等が侵入すること
を防止し、真空ポンプ31が破損することを回避してい
る。
プ31を作動させて密封耐圧容器18内を減圧すること
により、垂れ蓋21を密封耐圧容器1日の開口縁部に密
着させ、同時に供給容器15の粉粒体を密封耐圧容器1
日内に吸引するようになっている。そして、密封耐圧容
器18内に粉粒体が所定量溜まると、真空ポンプ31の
作動を停止させて密封耐圧容器18内を常圧にし、粉粒
体を開口19aから排出するようにしている。したがっ
て、従来例のような駆動装置等が不要になるとともに、
密封耐圧容器18の開口縁部が板状の垂れ蓋に密着でき
るだけの簡単な構造ですむ。また、センサー24が分包
機ホッパー25内の粉粒体の量を検知するようになって
いるため、適宜、粉粒体の必要量を分包機ホッパー25
内に輸送でき装置全体の流れがスムーズになる。さらに
、圧力計27および風量調節バルブ32を設けて吸引の
強さを適正にできるようにするとともに、真空破壊弁3
0を設けて、装置の破壊等の危険を防止できるようにし
ている。また、フィルター26および濾過部29によっ
て、真空ポンプ31内に粉粒体や異物等が侵入すること
を防止し、真空ポンプ31が破損することを回避してい
る。
なお、垂れ蓋21として、柔軟性を有するゴム板等を用
いてもよく、この場合、本体と取付部との境界部を屈折
自在にする必要はない。
いてもよく、この場合、本体と取付部との境界部を屈折
自在にする必要はない。
以上のように、この発明の粉粒体輸送装置は、密封耐圧
容器の下端側から、漏斗状の排出部を斜め下方に延設し
、この排出部の下端開口に板状の垂れ蓋を揺動自在に設
けている。したがって、密封耐圧容器内を減圧すること
により、垂れ蓋を密封耐圧容器の開口縁部に密着させた
状態で、供給容器の粉粒体を密封耐圧容器内に供給する
ことができる。そして、減圧装置の作動を停止させて密
封耐圧容器内を常圧にすることにより、粉粒体を排出す
ることができる。したがって、従来例のような駆動装置
等が不要になるとともに、密封耐圧容器の開口縁部が板
状の垂れ蓋に密着できるだけの簡単な構造ですむように
なり、大幅な簡素化が図れる。
容器の下端側から、漏斗状の排出部を斜め下方に延設し
、この排出部の下端開口に板状の垂れ蓋を揺動自在に設
けている。したがって、密封耐圧容器内を減圧すること
により、垂れ蓋を密封耐圧容器の開口縁部に密着させた
状態で、供給容器の粉粒体を密封耐圧容器内に供給する
ことができる。そして、減圧装置の作動を停止させて密
封耐圧容器内を常圧にすることにより、粉粒体を排出す
ることができる。したがって、従来例のような駆動装置
等が不要になるとともに、密封耐圧容器の開口縁部が板
状の垂れ蓋に密着できるだけの簡単な構造ですむように
なり、大幅な簡素化が図れる。
第1図はこの発明の一実施例の構成図、第2図はその要
部の側面図、第3図はその正面図、第4図は従来例の構
成図である。 15・・・供給容器 17・・・輸送ホース 18・・
・密封耐圧容器 19・・・排出部 19a・・・開口
21・・・垂れ蓋 26・・・フィルター 28.2
8a・・・吸引ホース 31・・・真空ポンプ 特許出願人 鐘 紡 株 式 会 社代理人 弁
理士 西 藤 征 彦第1図 第 図 第 図
部の側面図、第3図はその正面図、第4図は従来例の構
成図である。 15・・・供給容器 17・・・輸送ホース 18・・
・密封耐圧容器 19・・・排出部 19a・・・開口
21・・・垂れ蓋 26・・・フィルター 28.2
8a・・・吸引ホース 31・・・真空ポンプ 特許出願人 鐘 紡 株 式 会 社代理人 弁
理士 西 藤 征 彦第1図 第 図 第 図
Claims (1)
- (1)密封耐圧容器内を、濾過体で上部および下部に区
分し、上記下部に輸送管を介して供給容器を連結すると
ともに、上記上部に吸引管を介して減圧装置を連結し、
上記密封耐圧容器の下端側から、漏斗状の排出部を斜め
下方に延設し、この排出部の下端開口を略水平方向に向
けて形成するとともに、上記開口の縁部上端側からその
開口を閉塞できる板状の垂れ蓋を揺動自在に設けたこと
を特徴とする粉粒体輸送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20237988A JPH0252824A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 粉粒体輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20237988A JPH0252824A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 粉粒体輸送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252824A true JPH0252824A (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=16456522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20237988A Pending JPH0252824A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 粉粒体輸送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0252824A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007283253A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 充填剤充填装置 |
JP2012086935A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Nec Energy Devices Ltd | 粉体の空気輸送装置 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP20237988A patent/JPH0252824A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007283253A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 充填剤充填装置 |
JP2012086935A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Nec Energy Devices Ltd | 粉体の空気輸送装置 |
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