JP2008062520A - 既製ライニング管挿入装置及び該装置を用いた既製ライニング管挿入工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】先頭部が該既製ライニング管40の端部から突出するように既製ライニング管40内に挿入される可撓性を有する長尺本体部12と、長尺本体部12の前記突出した部分から挿入方向後方に向けて流体を圧縮噴射させるための流体噴射機構と、長尺本体部12の所定位置に固定され既製ライニング管40にその内方から係止され該係止部で長尺本体部12と既製ライニング管40とを固定する係止部20と、を備えている。
【選択図】図1
Description
予め既設管内に挿入可能に製造された既設管補修用の既製ライニング管を既設管内に挿入する既製ライニング管挿入装置において、
前記既製ライニング管内に先頭部が該既製ライニング管の端部から突出するように挿入される可撓性を有する長尺本体部と、該長尺本体部の前記突出した部分から前記挿入方向後方に向けて流体を圧縮噴射させるための流体噴射機構と、前記長尺本体部の所定位置に固定され前記既製ライニング管にその内方から係止され該係止部で前記長尺本体部と前記既製ライニング管とを固定する係止部と、を備えることを特徴とする。
前記流体噴射機構が、前記長尺本体部の突出部分に設けられ噴射口を前記挿入方向後方に向けて配置された複数の噴射通路と、前記長尺本体部に内装され前記複数の噴射通路に連通された流体送りホースと、前記流体送りホースを介して前記各噴射通路から流体を圧縮噴射させる圧縮流体供給部と、を含むことを特徴とする。
前記流体送りホースは、前記噴射通路毎にそれぞれ独立して設けられ、前記圧縮流体供給部から各送りホースを介して前記各噴射通路へ供給される流体の供給量を変化させる供給量可変機構を有することを特徴とする。
前記係止部が、外部からの操作により前記外径を変化させることのできる外径可変機構を有し、外径を拡大することにより前記既製ライニング管に係止され、縮小することにより係止解除されることを特徴とする。これにより、複雑な構成を伴うことなく、簡単な動作で係止部の既製ライニング管への係止固定が可能となる。また、既製ライニング管側の構成に修正を加える必要もない。
前記長尺本体部が、ねじれ方向のへの剛性を有する構成とされ、前記長尺本体部には、前記既設管への挿入方向の後方側の前記既設管外部にて、前記長尺本体部に対してその長手方向中心軸を中心に回転方向への力を加えるハンドル部が設けられ、該ハンドル部の操作により、前記長尺本体部に付与した前記回転方向の力を前記係止部を介して既製ライニング管に伝達可能としたことを特徴とする。
前記流体送りホースが長尺本体部内に装填された構成に代え、前記長尺本体部が、1本の前記流体送りホース自体又は複数の前記流体送りホースの束自体によって構成されたことを特徴とする。
前記請求項1から6に記載の既製ライニング管挿入装置を用いて既製ライニング管を既設管補修のために既設管内に挿入する既製ライニング管挿入工法において、前記既製ライニング管の一端側から該既製ライニング管内に前記長尺本体部を挿入して先端部を所定長さ前記既設管から突出させる工程と、前記長尺本体部の係止部を前記既製ライニング管の挿入方向の先端部近傍の所定位置に係止させ該係止部にて前記長尺本体部と前記既製ライニング管とを固定する係止工程と、前記流体噴射機構により前記長尺本体部の前記突出した先端部近傍から前記挿入方向後方に向けて流体を圧縮噴射させる流体噴射工程と、を含み、前記流体噴射工程により生じる前記長尺本体の推進力により、既製ライニング管を前記挿入方向に移動させることを特徴とする。
前記流体噴射機構が、前記長尺本体部の突出部分に設けられ、噴射口を前記挿入方向後方に向けて配置された噴射通路と、該噴射通路に連通された流体送りホースと、該流体送りホースを介して前記噴射通路から流体を圧縮噴射させる圧縮流体供給部と、を有し、前記流体噴射工程は、前記噴射通路からの流体噴射量に急速な変化を与えることにより前記長尺本体部に前記挿入方向の前後方向の振動を生じさせつつ行われることを特徴とする。
前記長尺本体部が、ねじれ方向への剛性を有し、且つ、前記挿入方向の後方側の前記既製ライニング管外から当該長尺本体部に対してその長手方向中心軸を中心に回転方向への力を加えるためのハンドル部を有し、前記係止工程では、前記係止部を既製ライニング管の前記挿入方向先頭近傍位置にて係止させ、前記流体噴射工程は、前記ハンドル部の操作により前記長尺本体部に付与した前記回転方向の力を前記係止部を介して既製ライニング管に伝達しつつ行われることを特徴とする。
12 長尺本体部
16 噴射ヘッド
20 係止部
22 移動体
24 油圧ホース
32 ハンドル
40 ライニング用組管
42 組管ピース
60 外筒材
Claims (9)
- 予め既設管内に挿入可能に製造された既設管補修用の既製ライニング管を既設管内に挿入する既製ライニング管挿入装置において、
前記既製ライニング管内に先頭部が該既製ライニング管の端部から突出するように挿入される可撓性を有する長尺本体部と、
該長尺本体部の前記突出した部分から前記挿入方向後方に向けて流体を圧縮噴射させるための流体噴射機構と、
前記長尺本体部の所定位置に固定され前記既製ライニング管にその内方から係止され該係止部で前記長尺本体部と前記既製ライニング管とを固定する係止部と、
を備えたことを特徴とする既製ライニング管挿入装置。 - 前記流体噴射機構は、
前記長尺本体部の突出部分に設けられ噴射口を前記挿入方向後方に向けて配置された複数の噴射通路と、
前記長尺本体部内に内装され前記複数の噴射通路に連通された流体送りホースと、
前記流体送りホースを介して前記各噴射通路から流体を圧縮噴射させる圧縮流体供給部と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の既製ライニング管挿入装置。 - 前記流体送りホースは、前記噴射通路毎にそれぞれ独立して設けられ、
前記圧縮流体供給部から各送りホースを介して前記各噴射通路へ供給される流体の供給量を変化させる供給量可変機構を有することを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の既製ライニング管挿入装置。 - 前記係止部は、
外部からの操作により前記外径を変化させることのできる外径可変機構を有し、外径を拡大することにより前記既製ライニング管に係止され、縮小することにより係止解除されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の既製ライニング管挿入装置。 - 前記長尺本体部は、ねじれ方向のへの剛性を有する構成とされ、
前記長尺本体部には、前記既設管への挿入方向の後方側の前記既設管外部にて、前記長尺本体部に対してその長手方向中心軸を中心に回転方向への力を加えるハンドル部が設けられ、
該ハンドル部の操作により、前記長尺本体部に付与した前記回転方向の力を前記係止部を介して既製ライニング管に伝達可能としたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の既製ライニング管挿入装置。 - 前記流体送りホースが長尺本体部に内装された構成に代え、
前記長尺本体部が、1本の前記流体送りホース自体又は複数の前記流体送りホースの束自体によって構成されたことを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載の既製ライニング管挿入装置。 - 前記請求項1から6に記載の既製ライニング管挿入装置を用いて既製ライニング管を既設管補修のために既設管内に挿入する既製ライニング管挿入工法において、
前記既製ライニング管の一端側から該既製ライニング管内に前記長尺本体部を挿入して先端部を所定長さ前記既設管から突出させる工程と、
前記長尺本体部の係止部を前記既製ライニング管の挿入方向の先端部近傍の所定位置に係止させ該係止部にて前記長尺本体部と前記既製ライニング管とを固定する係止工程と、
前記流体噴射機構により前記長尺本体部の前記突出した先端部近傍から前記挿入方向後方に向けて流体を圧縮噴射させる流体噴射工程と、
を含み、前記流体噴射工程により生じる前記長尺本体の推進力により、既製ライニング管を前記挿入方向に移動させることを特徴とする既製ライニング管挿入方法。 - 前記流体噴射機構は、
前記長尺本体部の突出部分に設けられ、噴射口を前記挿入方向後方に向けて配置された噴射通路と、該噴射通路に連通された流体送りホースと、該流体送りホースを介して前記噴射通路から流体を圧縮噴射させる圧縮流体供給部と、を有し、
前記流体噴射工程は、
前記噴射通路からの流体噴射量に急速な変化を与えることにより前記長尺本体部に前記挿入方向の前後方向の振動を生じさせつつ行われることを特徴とする請求項7に記載の既製ライニング管挿入方法。 - 前記長尺本体部は、
ねじれ方向への剛性を有し、且つ、前記挿入方向の後方側の前記既製ライニング管外から当該長尺本体部に対してその長手方向中心軸を中心に回転方向への力を加えるためのハンドル部を有し、
前記係止工程では、前記係止部を既製ライニング管の前記挿入方向先頭近傍位置にて係止させ、
前記流体噴射工程は、
前記ハンドル部の操作により前記長尺本体部に付与した前記回転方向の力を前記係止部を介して既製ライニング管に伝達しつつ行われることを特徴とする請求項7又は8の何れか1項に記載の既製ライニング管挿入方法。
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